JPH1168827A - 電子メール受信装置および同装置に適用されるメール分類方法 - Google Patents

電子メール受信装置および同装置に適用されるメール分類方法

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JPH1168827A
JPH1168827A JP9223768A JP22376897A JPH1168827A JP H1168827 A JPH1168827 A JP H1168827A JP 9223768 A JP9223768 A JP 9223768A JP 22376897 A JP22376897 A JP 22376897A JP H1168827 A JPH1168827 A JP H1168827A
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JP9223768A
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English (en)
Inventor
Junji Kawai
淳司 川合
Yukihiko Shibata
行彦 柴田
Koji Takagi
幸治 高木
Koji Kinoshita
幸二 木下
Yutaka Ueno
豊 上野
Hiroyuki Takeda
弘之 武田
Masaya Tomono
将也 伴野
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバ計算機から利用者宛ての電子メールを取
り込んだときに、それらを効率的に分類する電子メール
受信装置を提供する。 【解決手段】メール転送制御部26は、利用者宛ての電
子メールをメールサーバ10から受け取ったときに、分
類情報リスト27に格納された分類情報に基づいて、そ
の電子メールをメール受信部21に引き渡すか(表示対
象とするか)、メール格納制御部28に引き渡すか(非
表示対象とするか)のいずれかに振り分ける。メール受
信部21に引き渡された電子メールは、メール保持用ワ
ーク領域22に格納され、利用者から内容表示の要求が
あったときに、メール表示部23によってディスプレイ
6に表示される。一方、メール格納制御部28に引き渡
された電子メールは、非表示メール格納領域210に格
納され、必要に応じて格納メール表示部29によってデ
ィスプレイ6に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバ計算機に
保有された利用者宛ての電子メールを取り込む電子メー
ル受信装置に係り、特にサーバ計算機から利用者宛ての
電子メールを取り込んだときに、それらを効率的に分類
する電子メール受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどを中心とした
情報インフラストラクチャの整備が急速に進んできてお
り、この整備に伴なって、文書や画像などの各種データ
を電子的なメッセージとして転送することのできる電子
メールシステムの利用が急増してきている。それととも
に、一人当たりの電子メール受信件数も増加の一途をた
どっており、電子メールの受信を行なう電子メール受信
装置(メール受信プログラム)は、「大量のメールを効
率よく処理する」機能を中心に、高機能化および多機能
化が日々図られている。
【0003】たとえば、図9に示したような構成をもつ
メール受信装置20では、メール受信部21が、利用者
宛てのメールの有無をメールサーバ10に問い合わせ
る。メールサーバ10は、該当するメールが存在すれ
ば、そのメールをメール受信部21に転送する。メール
受信部21は、メールサーバ10からメールの転送を受
けた後、そのメールをメール保持用ワーク領域22に格
納しておく。そして、利用者から内容表示の要求があっ
たときには、メール表示部23が、メール保持用ワーク
領域22に格納されたメールをディスプレイ6に表示す
る。この表示したメールは、利用者の指定によって破棄
または指定の場所に保存される。その保存場所は、予め
定められたメール格納領域24ただ一か所に限られる。
このような構成をもつメール受信装置20は、電子メー
ルシステムが開発された初期の部類に属するものであ
る。
【0004】一方、図10に示したような構成をもつメ
ール受信装置20は、図9に示したメール受信装置20
を改良したものであり、メール分類格納部25を設ける
ことによって、メールの格納場所、すなわちメール格納
領域24をユーザの設定に応じて分類できるようにした
ものである。この分類には、メールそれぞれのヘッダ部
に記述された特定のキーワードが利用される。そして、
このキーワードは、ユーザが任意に指定することができ
る。この図10に示したメール受信装置20の構成の場
合には、利用者が、メールを読んだ後、メールを所望の
場所に分類することが可能となる。このようなメール受
信装置20は、現在主流になっているインターネット対
応の電子メールプログラムのほとんどが該当している。
【0005】また、図11に示したような構成をもつメ
ール受信装置20は、図10に示したメール受信装置2
0をさらに改良したものであり、メール送信装置(メー
ル送信プログラム)30側で、メール作成部31により
作成されたメールをメール送信部33により送信する際
に、重用度付加部32によって重要度を示す特定のキー
をそのメールに付加するようにしたものである。一方、
メール受信装置20側では、新設されたメール分類部2
6が、メール受信部21により受信されたメールを、そ
の付加された重要度を示すキーをもとにメールを順序づ
けし、その順序づけにしたがってメール保持用ワーク領
域22に格納していく。これにより、メール表示部23
によってディスプレイ6に表示される際には、重要度の
高いものから順に表示されることになる。すなわち、こ
の図11に示したメール受信装置20の構成の場合に
は、大量のメールが一度に到着したときであっても、表
示面での分類を適切に実行して、より重要度の高いメー
ルを優先的に表示することになる。なお、この場合に
は、メール送信装置30とメール受信装置20との双方
で同一の重要度解釈を行なう必要が生じることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した構成のメール受信装置20では、すべてのメール
が到着順に表示され、かつこれらのメールは予め定めら
れた唯一の格納領域24に格納されるため、メールを分
類する作業は利用者自らが(人手で)行なう必要があっ
た。また、図10に示した構成のメール受信装置20で
は、メールの分類はメール分類格納部25に行なわせる
ことができるが、メールの表示はそのすべてが到着順に
行なわれてしまい、また、分類の指定方法がメール受信
装置20の種類によって異なるため、別の種類のメール
受信装置20に変更した場合、分類の指定をすべてやり
直さなければならないといった問題があった。さらに、
図11に示した構成のメール受信装置20では、重要度
を付加することによって重要度の高いメールを優先的に
表示させることが可能であるが、メール送信装置30側
で特定の重要度をその都度指定しなければならないため
に、重要度のデータを持たない不特定の人から送られて
くるメールに対しては、この重要度に基づく順位づけと
いう機能はまったく意味のないものとなってしまう。ま
た、メール送信装置30とメール受信装置20との双方
で同一の重要度解釈を行なう必要が生じてしまうといっ
た問題があった。
【0007】たとえば、特願平4−265820号で開
示される電子メール受信通知システムでは、取り込んだ
メールの受信通知レベルを認識し、その認識した受信通
知レベルごとに定められた受信通知方法で利用者に対し
て受信の通知を実行しているが、メール本体の分類は行
なわれることはなく、また、特願平7−35025号で
開示されるテキスト情報フィルタリングシステムでは、
利用者の操作履歴からその利用者の興味を学習していく
とともに、取り込んだメール本文の内容についての解析
を行ない、その学習結果と解析結果とから破棄・転送・
返却などの処理の振り分けを実行しているが、このよう
な大掛かりなシステムを比較的安価な個人利用向けのコ
ンピュータ上に構築するのは困難であった。
【0008】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、サーバ計算機に保有された利用者宛ての
新着メールを取り込んだときに、それらを効率的に分類
する電子メール受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、サーバ計算機から取り込んだ利用
者宛ての電子メールを表示対象および非表示対象のいず
れかに分類するための分類情報を、たとえばリスト化し
て記憶装置内に保持させておき、この分類情報により非
表示対象として分類される電子メールについては、表示
処理される電子メールが格納される格納領域とは異なる
格納領域(非表示メール格納領域)に格納するようにし
たものである。この発明においては、たとえばなんらか
の通知を目的とするのではなく、ファイルの転送などを
目的とした電子メールなどを、いちいち利用者向けに表
示することを回避することができるため、通知を目的と
した重要な電子メールを通知を目的としない大量の電子
メール中に埋もれさせることなどを防止する。
【0010】また、この非表示メール格納領域に格納さ
れた電子メールを利用者向けに表示する手段を設けるこ
とにより、利用者は、所望のタイミングでこれらの非表
示対象として分類された電子メールを確認することがで
きるようになる。
【0011】また、この発明は、さらに、非表示対象と
して分類される電子メールの格納先を示す格納情報を保
持しておくことにより、たとえばファイルの転送などを
目的とする電子メールなどを任意の格納領域に直接に転
送することが可能となる。さらに、非表示対象として分
類される電子メールの格納部分を示す格納情報を保持し
ておくことにより、たとえば電子メール本体ではなく、
添付ファイルのみを任意の格納領域に転送させることな
どが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。 (第1実施形態)まず、この発明の第1実施形態を説明
する。図1は第1実施形態に係るメール受信装置の機器
構成を示す図である。
【0013】図1に示したように、この第1実施形態の
メール受信装置20は、メールサーバ10とネットワー
ク9を介して接続されるものであり、このメール受信装
置20は、メモリ2に格納されたオペレーティングシス
テムやユーティリティを含む各種アプリケーションプロ
グラムを実行制御するCPU1と、CPU1によって実
行制御されるオペレーティングシステムやユーティリテ
ィを含む各種アプリケーションプログラムおよびこれら
の実行に用いられるデータなどを格納するメモリ2と、
メモリ2との間でデータが送受信される大容量の補助記
憶装置3と、ネットワーク9に接続するためのネットワ
ークアダプタ4と、ディスプレイ6にデータを表示する
ためのディスプレイアダプタ5とからなる。
【0014】図2にこのような機器構成をもつ第1実施
形態のメール受信装置20の機能ブロックを示す。図2
に示すように、このメール受信装置20は、メール受信
部21、メール保持用ワーク領域22、メール表示部2
3およびメール格納領域24といった従来の構成(破線
で囲まれた部分)に加えて、さらにメール転送制御部2
6、分類情報リスト27、メール格納制御部28、非表
示メール格納領域210および格納メール表示部29を
備えてなる。
【0015】メール転送制御部26は、メールサーバ1
0とメール受信部21との間に介在し、メール受信部2
1からの要求に応じてメールサーバ10が保有する利用
者宛てのメールを取り込むとともに、この取り込んだメ
ールを分類情報リスト27に基づいてメール受信部21
(表示対象)およびメール格納制御部28(非表示対
象)のいずれに引き渡すかの振り分けを行なう。そし
て、この分類情報リスト27には、図3(a)に示す転
送モードと図3(b)に示す分類情報とが格納されてい
る。
【0016】図3(a)に示す転送モードは、メールの
取り込みに関する現在の動作モードが、「バッチモー
ド」および「順次モード」のいずれであるのかを示すも
のであり、メール転送制御部26は、メール受信部21
からメールの取り込みを要求されたときに、「順次モー
ド」であった場合には、その時点で即座にメールサーバ
10が保有する利用者宛てのメールの取り込み処理を実
行し、一方、「バッチモード」であった場合には、前回
のメール取り込み処理実行時からの経過時間が「指定時
間」を越えているときにのみ、メールの取り込み処理を
実行する(経過時間が「指定時間」を越えていなかった
ときには、メール受信部21に対してメール無しを返答
する)。
【0017】また、図3(b)に示す分類情報は、取り
込んだメールをメール受信部21およびメール格納制御
部28のいずれかに引き渡す際の振り分けに用いられる
情報であり、メール転送制御部26は、「参照」で示さ
れる項目内に「キーワード」で示される文字列が存在
し、かつ「モードフラグ」がONであったときに、その
メールをメール格納制御部28に引き渡す(すなわち、
非表示対象として分類する)。なお、図3(b)中、
「キーワード」として「ポート番号*5」なる文字列が
指定されたものが存在するが、この「*5」は、「参
照」で示される項目内に「ポート番号」という文字列が
5つ以上存在したときに該当する旨を示すものである。
したがって、「*1」は省略時解釈値ということにな
る。また、「モードフラグ」は、非表示対象とする条件
を一時的に無効化するときなどのために設けられたもの
である(「モードフラグ」をOFFにするのみで無効化
することができ、また、その後の有効化への復帰も容易
である)。
【0018】メール転送制御部26によってメール受信
部21に引き渡されたメールは、メール保持用ワーク領
域22に格納され、利用者から内容表示の要求があった
ときに、メール表示部23によってディスプレイ6に表
示され、さらに、利用者の指定によって破棄またはメー
ル格納領域24に保存される。すなわち、従来と同様の
手順で処理される。一方、メール転送制御部26によっ
てメール格納制御部28に引き渡されたメールは、非表
示メール格納領域210に格納され、必要に応じて格納
メール表示部29によってディスプレイ6に表示され
る。
【0019】ここで、この第1実施形態のメール受信装
置20の動作手順を図4を参照して説明する。メール転
送制御部26は、メール受信部21からメールサーバ1
0が保有する利用者宛てのメールの取り込みが要求され
ると、まず、現在の転送モードが「バッチモード」およ
び「順次モード」のいずれであるのかを判定する(ステ
ップA1)。「バッチモード」であった場合(ステップ
A1の“バッチ”)、メール転送制御部26は、前回の
メール取り込み処理実行時からの経過時間が「指定時
間」を越えているかどうかをさらに判定し(ステップA
2)、「指定時間」を越えていなかったときには(ステ
ップA2のNO)、メール受信部21に対して「メール
無し」のステータスを返却して(ステップA3)、この
処理を終了する。
【0020】一方、転送モードが「順次モード」であっ
た場合(ステップA1の“順次”)、および「バッチモ
ード」であって、前回のメール取り込み処理実行時から
の経過時間が「指定時間」を越えていた場合には(ステ
ップA1の“バッチ”,ステップA2のYES)、メー
ルサーバ10からのメールの読出しを実行する(ステッ
プA5)。なお、「バッチモード」であった場合には、
その前にタイマの再設定を行なっておく(ステップA
4)。
【0021】そして、メールが読出された場合には(ス
テップA6のYES)、そのメールに対して分類情報の
「参照」で示される項目内に「キーワード」で示される
文字列が存在するかどうか、およびその「モードフラ
グ」がONであるかどうかといった分離判別処理を施し
(ステップA7)、表示対象として分類した場合には
(ステップA8の“表示”)、そのメールをメール受信
部21に引き渡し(ステップA9)、一方、非示対象と
して分類した場合には(ステップA8の“非表示”)、
そのメールをメール格納制御部29に引き渡す(ステッ
プA10)。これらの処理は、読出されるメールが無く
なるまで(ステップA6のNO)、繰り返される。
【0022】すなわち、この実施形態のメール受信装置
20によれば、たとえばファイルの転送などを目的とし
た表示させる必要のないメールを、分類情報リスト27
の設定によって簡単に非表示対象とすることができると
ともに、表示対象のメールとは異なる格納領域に分類し
て格納することができることになる。
【0023】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態を説明する。この第2実施形態に係るメール受信
装置20は、第1実施形態のメール受信装置20と比較
して、非表示対象として分類するメール全体から任意の
部分のみを抽出して任意の記憶領域に転送するようにし
た点で異なっている。なお、この第2実施形態のメール
受信装置20の機器構成は、図1で示した第1実施形態
のメール受信装置20と同様である。図5にこの第2実
施形態に係るメール受信装置20の機能ブロックを示
す。
【0024】この第2実施形態のメール格納制御部28
は、メール転送制御部26から非表示対象として分類さ
れたメールを受け取ると、分類情報情報リスト27に格
納された分類情報を参照し、そのメール中から予め指定
された部分を抽出して、その抽出した部分のみを予め指
定された記憶領域211に転送する。図6にはこの第2
実施形態の分類情報が示されている。
【0025】図6に示す分類情報のうち、「参照」、
「キーワード」および「モードフラグ」は第1実施形態
と同様にメール転送制御部26が行なうメールの振り分
けに用いられる情報である。そして、「格納フィール
ド」および「格納場所」が第2実施形態固有の情報であ
り、これらはメール格納制御部28による非表示対象メ
ールの格納制御に用いられる情報である。
【0026】メールサーバ10から転送される利用者宛
てのメールは、図7に示すようなフォーマットを有して
いる。一方、利用者にとっては、ヘッダを含めたすべて
の情報(メール全体)が常に必要であるとは限らない。
たとえば本文部分のみを受け取れれば良い場合や、添付
ファイルのみを受け取れれば良い場合もある。したがっ
て、この第2実施形態のメール格納制御部28は、「格
納フィールド」で示される部分のみをメールから抽出
し、その抽出した部分を「格納場所」で示される格納領
域211に転送する。なお、図6中、「格納フィール
ド」として「Altr(*)」や「Altr(2)」な
どといった指定が存在するが、この「Altr()」は
添付ファイルを示すものであり、括弧内の値は何番目の
添付ファイルかを示すものである。また、この値が
「*」であった場合には、添付ファイルすべてを示して
いる。
【0027】ここで、この第2実施形態のメール受信装
置20の動作手順を図8を参照して説明する。メール転
送制御部26は、メール受信部21からメールサーバ1
0が保有する利用者宛てのメールの取り込みが要求され
ると、まず、現在の転送モードが「バッチモード」およ
び「順次モード」のいずれであるのかを判定する(ステ
ップB1)。「バッチモード」であった場合(ステップ
B1の“バッチ”)、メール転送制御部26は、前回の
メール取り込み処理実行時からの経過時間が「指定時
間」を越えているかどうかをさらに判定し(ステップB
2)、「指定時間」を越えていなかったときには(ステ
ップB2のNO)、メール受信部21に対して「メール
無し」のステータスを返却して(ステップB3)、この
処理を終了する。
【0028】一方、転送モードが「順次モード」であっ
た場合(ステップB1の“順次”)、および「バッチモ
ード」であって、前回のメール取り込み処理実行時から
の経過時間が「指定時間」を越えていた場合には(ステ
ップB1の“バッチ”,ステップB2のYES)、メー
ルサーバ10からのメールの読出しを実行する(ステッ
プB5)。なお、「バッチモード」であった場合には、
その前にタイマの再設定を行なっておく(ステップB
4)。
【0029】そして、メールが読出された場合には(ス
テップB6のYES)、そのメールに対して分類情報の
「参照」で示される項目内に「キーワード」で示される
文字列が存在するかどうか、およびその「モードフラ
グ」がONであるかどうかといった分離判別処理を施し
(ステップB7)、表示対象として分類した場合には
(ステップB8の“表示”)、そのメールをメール受信
部21に引き渡し(ステップB9)、一方、非示対象と
して分類した場合には(ステップB8の“非表示”)、
そのメールをメール格納制御部29に引き渡す。
【0030】このメールを受け取ったメール格納制御部
29では、分類情報情報リスト27に格納された分類情
報に基づいて、そのメール中から予め指定された部分の
みを抽出し(ステップB10)、その抽出した部分を予
め指定された記憶領域211に転送する(ステップB1
1)。
【0031】すなわち、この第2実施形態のメール受信
装置20によれば、たとえば添付ファイルの転送などを
目的とした表示させる必要のないメールを、分類情報リ
スト27の設定によって簡単に非表示対象とすることが
できるとともに、非表示対象のメールの任意の部分のみ
を抽出して任意の記憶領域211に直接転送させること
が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、サーバ計算機が保有する利用者宛ての電子メールを
取り込んだときに、その電子メールを予め設定された分
類情報に基づいて表示対象および非表示対象のいずれか
に分類し、かつ非表示対象として分類された電子メール
を表示対象の電子メールが格納される格納領域とは異な
る格納領域に格納するため、たとえばファイルの転送な
どを目的とした電子メールなどをいちいち利用者向けに
表示することを回避することができ、通知を目的とした
重要な電子メールを通知を目的としない大量の電子メー
ル中に埋もれさせることなどを防止する。
【0033】また、抽出部分および格納先を示した格納
情報に基づいて非表示対象として分類された電子メール
から任意の部分のみを抽出し、その抽出した部分を任意
の記憶領域に転送するようにしたことにより、その使い
勝手を飛躍的に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るメール受信装置
の機器構成を示す図。
【図2】同第1実施形態のメール受信装置の機能ブロッ
クを示す図。
【図3】同第1実施形態の転送モードと分類情報とを例
示する図。
【図4】同第1実施形態のメール受信装置の動作手順を
説明するためのフローチャート。
【図5】この発明の第2実施形態に係るメール受信装置
20の機能ブロックを示す図。
【図6】同第2実施形態の分類情報を例示する図。
【図7】メールサーバから転送される利用者宛てのメー
ルのフォーマットを示す図。
【図8】同第2実施形態のメール受信装置の動作手順を
説明するためのフローチャート。
【図9】従来のメール受信装置の第1の構成を示す図。
【図10】従来のメール受信装置の第2の構成を示す
図。
【図11】従来のメール受信装置の第3の構成を示す
図。
【符号の説明】
1…CPU、2…メモリ、3…補助記憶装置、4…ネッ
トワークアダプタ、5…ディスプレイアダプタ、6…デ
ィスプレイ、9…ネットワーク、10…メールサーバ、
20…メール受信装置、21…メール受信部、22…メ
ール保持用ワーク領域、23…メール表示部、24…メ
ール格納領域、25…メール分類格納部、26…メール
分類部、27…分類情報リスト、28…メール格納制御
部、29…格納メール表示部、210…非表示メール格
納領域、211…指定記憶領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 行彦 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 高木 幸治 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 木下 幸二 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 上野 豊 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 武田 弘之 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 伴野 将也 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュ―タエンジニアリング株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置に
    おいて、 前記電子メールを表示対象および非表示対象のいずれか
    に分類するための分類情報を格納する制御情報格納領域
    と、 非表示対象として分類された電子メールを格納するため
    の非表示メール格納領域と、 前記サーバ計算機とメール受信手段との間に介在させて
    設けられ、前記サーバ計算機から前記メール受信手段に
    対して転送される電子メールを前記制御情報格納領域の
    分類情報に基づいて前記メール受信手段に引き渡すか前
    記非表示メール格納領域に格納するかのいずれかに振り
    分けるメール振分手段と、 を具備してなることを特徴とする電子メール受信装置。
  2. 【請求項2】 前記非表示メール格納領域に格納された
    電子メールを利用者向けに表示する格納メール表示手段
    をさらに具備してなることを特徴とする請求項1記載の
    電子メール受信装置。
  3. 【請求項3】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置に
    おいて、 前記電子メールを表示対象および非表示対象のいずれか
    に分類するための分類情報と非表示対象として分類され
    た電子メールの格納先を示す格納情報とを格納する制御
    情報格納領域と、 前記サーバ計算機とメール受信手段との間に介在させて
    設けられ、前記サーバ計算機から前記メール受信手段に
    対して転送される電子メールを前記制御情報格納領域の
    分類情報および格納情報に基づいて前記メール受信手段
    に引き渡すか前記格納情報で示される格納領域に格納す
    るかのいずれかに振り分けるメール振分手段と、 を具備してなることを特徴とする電子メール受信装置。
  4. 【請求項4】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置に
    おいて、 前記電子メールを表示対象および非表示対象のいずれか
    に分類するための分類情報と非表示対象として分類され
    た電子メールの格納部分を示す格納情報とを保持する制
    御情報格納領域と、 非表示対象として分類された電子メールを格納するため
    の非表示メール格納領域と、 前記サーバ計算機とメール受信手段との間に介在させて
    設けられ、前記サーバ計算機から前記メール受信手段に
    対して転送される電子メールを前記制御情報格納領域の
    分類情報および格納情報に基づいて前記メール受信手段
    に引き渡すか前記格納情報で示される部分を抽出して前
    記メール格納領域に格納するかのいずれかに振り分ける
    メール振分手段と、 を具備してなることを特徴とする電子メール受信装置。
  5. 【請求項5】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置に
    おいて、 前記電子メールを表示対象および非表示対象のいずれか
    に分類するための分類情報と非表示対象として分類され
    た電子メールの格納先および格納部分を示す格納情報と
    を保持する制御情報格納領域と、 前記サーバ計算機とメール受信手段との間に介在させて
    設けられ、前記サーバ計算機から前記メール受信手段に
    対して転送される電子メールを前記制御情報格納領域の
    分類情報および格納情報に基づいて前記メール受信手段
    に引き渡すか前記格納情報で示される部分を抽出して前
    記格納情報で示される格納領域に格納するかのいずれか
    に振り分けるメール振分手段と、 を具備してなることを特徴とする電子メール受信装置。
  6. 【請求項6】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置で
    あって、前記電子メールを表示対象および非表示対象の
    いずれかに分類するための分類情報を保持する制御情報
    格納領域と、非表示対象として分類された電子メールを
    格納するための非表示メール格納領域とを具備した電子
    メール受信装置に適用されるメール分類方法において、 前記サーバ計算機から前記メール受信手段に対して転送
    される電子メールを前記制御情報格納領域の分類情報に
    基づいて前記メール受信手段に引き渡すか前記非表示メ
    ール格納領域に格納するかのいずれかに振り分けること
    を特徴とするメール分類方法。
  7. 【請求項7】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置で
    あって、前記電子メールを表示対象および非表示対象の
    いずれかに分類するための分類情報と非表示対象として
    分類された電子メールの格納先を示す格納情報とを保持
    する制御情報格納領域を具備した電子メール受信装置に
    適用されるメール分類方法において、 前記サーバ計算機から前記メール受信手段に対して転送
    される電子メールを前記制御情報格納領域の分類情報お
    よび格納情報に基づいて前記メール受信手段に引き渡す
    か前記格納情報で示される格納領域に格納するかのいず
    れかに振り分けることを特徴とするメール分類方法。
  8. 【請求項8】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置で
    あって、前記電子メールを表示対象および非表示対象の
    いずれかに分類するための分類情報と非表示対象として
    分類された電子メールの格納部分を示す格納情報とを保
    持する制御情報格納領域と、非表示対象として分類され
    た電子メールを格納するための非表示メール格納領域と
    を具備した電子メール受信装置に適用されるメール分類
    方法において、 前記サーバ計算機から前記メール受信手段に対して転送
    される電子メールを前記制御情報格納領域の分類情報お
    よび格納情報に基づいて前記メール受信手段に引き渡す
    か前記格納情報で示される部分を抽出して前記メール格
    納領域に格納するかのいずれかに振り分けることを特徴
    とするメール分類方法。
  9. 【請求項9】 サーバ計算機に保有された利用者宛ての
    電子メールを取り込むメール受信手段と、このメール受
    信手段により取り込まれた電子メールを利用者向けに表
    示するメール表示手段とを備えた電子メール受信装置で
    あって、前記電子メールを表示対象および非表示対象の
    いずれかに分類するための分類情報と非表示対象として
    分類された電子メールの格納先および格納部分を示す格
    納情報とを保持する制御情報格納領域を具備した電子メ
    ール受信装置に適用されるメール分類方法において、 前記サーバ計算機から前記メール受信手段に対して転送
    される電子メールを前記制御情報格納領域の分類情報お
    よび格納情報に基づいて前記メール受信手段に引き渡す
    か前記格納情報で示される部分を抽出して前記格納情報
    で示される格納領域に格納するかのいずれかに振り分け
    ることを特徴とするメール分類方法。
JP9223768A 1997-08-20 1997-08-20 電子メール受信装置および同装置に適用されるメール分類方法 Pending JPH1168827A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721402B2 (en) 2001-04-20 2004-04-13 Nec Corporation Apparatus, method, and record medium for automatically categorizing received mail messages
JP2005236825A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Aruze Corp 電子メールシステム
JP2009288652A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Bmb Corp カラオケシステム

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