JP5349171B2 - 演奏条件設定機能付きカラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ利用者の嗜好に合わせて演奏条件を設定可能なカラオケシステムに関するものである。
カラオケボックス等に設置されたカラオケ演奏装置は、音量、エコー、音域音量の高低バランス等の演奏条件について、デフォルトの演奏条件から歌唱者の嗜好に合った演奏条件に変更するための機能を有しているのが一般的である。通常のカラオケ演奏装置では、デフォルトの演奏条件が設定されているため、カラオケ楽曲が演奏される毎に、歌唱者の嗜好に合わせて演奏条件の設定を変更しなければならず、設定作業が面倒であるという問題があった。
そこで、演奏条件の設定作業を容易に行うための技術が開発されている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された技術は、利用者ID別に、カラオケ楽曲毎の演奏条件を管理し、任意の利用者が所望のカラオケ楽曲を歌唱する際に、管理されている演奏条件が存在すると、その演奏条件を当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定するようにしたものである。これにより、利用者がカラオケ楽曲に合わせて歌唱する際に、カラオケ演奏装置の操作性を向上させることができるとしている。
特開平11−52966号公報
ところで、カラオケボックス等に設置されたカラオケ演奏装置は、2人以上のグループで利用するのが一般的である。この際、歌唱者の嗜好に合わせて演奏条件を設定しても、その設定が他の利用者の嗜好に合っているとはいえない場合がある。例えば、歌唱者の嗜好に合わせて、高音及び低音を強調した設定を行うと、リスナーである他の利用者には耳障りと感じる場合があり、これではグループ全員でカラオケ演奏を楽しむというカラオケシステム本来の利用目的を達成できなくなる。
この場合には、歌唱者の嗜好ではなく、リスナーの嗜好に合わせて演奏条件を設定すればよいが、上述したように、従来のカラオケ演奏装置は、歌唱者やリスナーが変わる毎にいちいち演奏条件の設定を変更しなければならず、設定操作が面倒となる。また、嗜好がそれぞれ異なるリスナーが多数いる場合には、どのリスナーの嗜好に合わせて設定を行うかを決めなければならず、設定された演奏条件についてリスナー間で反目が生じるおそれもある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、歌唱者と同時にカラオケ演奏を楽しむリスナーの嗜好を反映した演奏条件を、容易に設定可能なカラオケシステムを提供することを目的とする。
本発明の演奏条件設定機能付きカラオケシステムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明の演奏条件設定機能付きカラオケシステムは、任意の利用者がリスナーとなった場合に所望する演奏条件を利用者ID別に格納した利用者別演奏条件データベースを有してなり、リスナーとなる利用者の嗜好に合わせて演奏条件を設定可能なカラオケシステムであって、利用者ID取得手段と、ログイン利用者管理手段と、演奏条件設定手段と、を備えたことを特徴としている。
利用者ID取得手段は、任意の利用者が当該システムにログインする際に、当該利用者の利用者IDを取得するための手段である。ログイン利用者管理手段は、現に当該システムにログインしている利用者を、取得された利用者IDに基づき特定して管理するための手段である。演奏条件設定手段は、利用者IDが付帯されて選曲予約されたカラオケ楽曲が演奏される際に、利用者別演奏条件データベースを参照して、当該楽曲に付帯された利用者IDを除いたログイン利用者IDに対応する演奏条件の平均値を、当該楽曲の演奏条件として設定するための手段である。
このような構成からなる演奏条件設定機能付きカラオケシステムでは、任意の利用者がリスナーとなった場合に所望する演奏条件が、利用者別演奏条件データベースに格納されている。演奏条件とは、例えば、音量、エコー、音域音量の高低バランスのことである。
任意の利用者がカラオケシステムにログインすると、利用者ID取得手段の機能により、当該利用者の利用者IDが取得される。また、ログイン利用者管理手段の機能により、現に当該カラオケシステムにログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理する。例えば、各利用者の利用者IDは、各利用者が所持するIDカードに記憶されており、カードリーダ等によりIDカードに記憶された利用者IDを読み込むことにより、カラオケシステムにログインしている利用者が管理される。
そして、演奏条件設定手段の機能により、利用者IDが付帯されて選曲予約されたカラオケ楽曲が演奏される際に、利用者別演奏条件データベースを参照して、当該楽曲に付帯された利用者IDを除いたログイン利用者IDに対応する演奏条件を取得して、その平均値を、当該楽曲の演奏条件として設定する。すなわち、歌唱者の他にリスナーとなる利用者が存在する場合には、当該カラオケシステムの利用者は2名以上であり、本発明では、この場合に、リスナーの嗜好に合わせて演奏条件を設定するようになっている。
本発明の演奏条件設定機能付きカラオケシステムによれば、歌唱者以外にリスナーが存在する場合に、利用者別に管理されている演奏条件を参照し、当該カラオケ楽曲の歌唱者を除いたリスナーの演奏条件の平均値を求めて当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定するため、歌唱者と同時にカラオケ演奏を楽しむリスナーの嗜好を反映することができる。また、リスナーが変わる毎に、いちいち手動で演奏条件の設定を変更する必要がなく、設定操作を容易に行うことができる。さらに、嗜好がそれぞれ異なるリスナーが多数いる場合であっても、すべてのリスナーの嗜好の平均値を採用するので、設定された演奏条件について利用者間の公平を確保することができる。したがって、グループでカラオケシステムを利用する際に、聴く側の嗜好が反映されるので、グループ全員でカラオケ演奏を楽しむというカラオケシステム本来の利用目的を達成することができる。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示すブロック図。 利用者別演奏条件データベースの構成例を示す説明図。 本発明の実施形態に係るカラオケシステムにおける演奏条件の設定処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るカラオケシステムにおける演奏条件の設定の手順を示す説明図。
以下、本発明の実施形態に係る演奏条件設定機能付きカラオケシステム(以下、カラオケシステムという)について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示すブロック図である。
<カラオケシステム>
本発明の実施形態に係るカラオケシステム11は、図1に示すように、カラオケ本体21、カラオケリモコン装置22、マイクロホン23、スピーカ24、ミキシングアンプ25、表示装置26を備えている。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置22は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体21の送受信手段45に対して有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっている。このカラオケリモコン装置22は、楽曲検索手段22aとして機能するプログラム、楽曲索引データベース22b、利用者ID取得手段22cとして機能する電子回路及びプログラム、データの送受信を行うための電子回路及びプログラム、フラッシュメモリ等からなる記憶手段(図示せず)を備えている。このカラオケリモコン装置22に付帯するスイッチ類や、入出力表示部(図示せず)に表示される各種のアイコン等を操作することにより、選曲操作、演奏条件入力操作等が行われる。
<楽曲検索手段/楽曲索引データベース>
楽曲検索手段22aは、利用者の指示に基づき、楽曲索引データベース22bを参照して楽曲を検索するためのプログラムからなる。楽曲索引データベース22bは、カラオケシステム11で演奏に供されるカラオケ楽曲についての属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<利用者ID取得手段>
利用者ID取得手段22cは、任意の利用者が当該カラオケシステムにログインする際に、当該利用者の利用者IDを取得するための電子回路及びプログラムからなる。本実施形態では、利用者がカラオケシステム11を利用する際に、利用者が所持するID媒体31から利用者IDを取得するようになっている。利用者ID取得手段22cで取得した利用者IDは、RAM43に一時的に記憶され、ログイン利用者管理手段47で管理される。ID媒体31は、例えば、非接触型のIDカード、携帯電話、携帯情報端末等からなり、利用者IDを記憶して、利用者ID取得手段22cとの間でデータの送受信を行うことができるようになっている。
<カラオケ本体>
カラオケ本体21は、中央制御手段41、ROM42、RAM43、HDD44、送受信手段45、予約管理手段46、ログイン利用者管理手段47、利用者別演奏条件管理手段48、演奏条件設定手段49、音楽再生制御手段50、映像再生制御手段51を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段41は、カラオケ本体21を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM42等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM42は、カラオケ本体21を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM43は、アプリケーションプログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM43を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM43を構成してもよい。本実施形態では、RAM43に、予約待ち行列43a、演奏条件設定データ43b、ログイン利用者ID43cが記憶されるようになっている。後に詳述するが、予約待ち行列43aは、予約管理手段46により管理され、演奏条件設定データ43bは、演奏条件設定手段49により設定された演奏条件の設定データであり、ログイン利用者ID43cは、利用者ID取得手段22cにより取得され、ログイン利用者管理手段47により管理される。
<HDD>
HDD44は、大容量記憶装置として機能するもので、楽曲データベース44a、映像データベース44b、利用者別演奏条件データベース44cが格納されている。なお、HDD44に替えて、あるいはHDD44と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
楽曲データベース44aは、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ格納したデータベースである。演奏データは各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期されたカラオケ楽曲の歌詞文字データである。なお、歌詞文字データには、歌詞文字の表示色データ、色変わりデータ等が含まれている。映像データベース44bは、演奏されるカラオケ楽曲に対応した背景映像を、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。利用者別演奏条件データベース44cについては、後に詳述する。
<送受信手段>
送受信手段45は、カラオケ本体21とカラオケリモコン装置22との間で、データの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。本実施形態では、赤外線通信により、カラオケ本体21とカラオケリモコン装置22との間で、データの送受信が行われる。
<予約管理手段>
予約管理手段46は、利用者により楽曲検索手段22aの機能を用いて選曲され、送受信手段45を介して受信した当該選曲者の利用者情報(利用者ID)及び選曲された楽曲IDを対応付けて予約待ち行列43aとしてRAM43に格納し、管理するためのプログラムからなる。なお、楽曲選択の表示や予約待ち行列43aの表示は、カラオケリモコン装置22の入出力表示部(図示せず)及び表示装置26のいずれか一方、あるいは双方で行うことができる。
<ログイン利用者管理手段>
ログイン利用者管理手段47は、現に当該カラオケシステム11にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理するためのプログラムからなる。すなわち、ログイン利用者管理手段47では、利用者ID取得手段22cにより利用者IDが取得された場合に、この利用者IDに基づいてカラオケシステム11にログインしている利用者を特定して管理する。取得した利用者IDは、選曲予約を行う際や利用者別演奏条件データベース44cを構築する際に利用される。
<利用者別演奏条件管理手段>
利用者別演奏条件管理手段48は、各利用者がそれぞれリスナーとなった場合に所望する演奏条件を、利用者別演奏条件データベース44cにて利用者別に管理するためのプログラムからなる。本実施形態では、音量、エコー、音域音量の高低バランスを演奏条件として管理するが、これら条件に他の条件を加えてもよいし、あるいはこれらの条件とは別に他の条件を演奏条件としてもよい。例えば、演奏条件を楽曲別やジャンル別に細分化して管理することができる。この場合、楽曲別やジャンル別に対応して演奏条件が設定される。
図2に、利用者別演奏条件データベース44cの構成例を示す。利用者別演奏条件データベース44cは、図2に示すように、利用者IDと、演奏条件である音量、エコー、音域音量の高低バランスの値とを紐付けして格納したデータベースである。利用者別演奏条件データベース44cの構築は、例えば、カラオケリモコン装置22を利用して行われる。すなわち、カラオケリモコン装置22に演奏条件入力機能を持たせ、演奏条件入力モードにおいて入出力画面を操作して所望の演奏条件を入力すると、利用者別演奏条件管理手段48の機能により、入力された演奏条件が利用者IDに紐付けされて、利用者別演奏条件データベース44cが構築される。
<演奏条件設定手段>
演奏条件設定手段49は、利用者IDが付帯されて選曲予約されたカラオケ楽曲が演奏される際に、利用者別演奏条件データベース44cを参照して、当該楽曲に付帯された利用者IDを除いたログイン利用者IDに対応する演奏条件の平均値を、当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定するためのプログラムからなる。すなわち、歌唱者以外にリスナーがいる場合に、聴く側であるリスナーの嗜好に合わせるために、利用者別演奏条件データベース44cを参照して、当該カラオケ楽曲の歌唱者を除いたログイン利用者の演奏条件の平均値を求め、この平均値を当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定するような構成となっている。この際、演奏条件の平均値は、単純な相加平均であってもよいし、利用者毎に重み付けを行った加重平均であってもよい。設定された演奏条件は、演奏条件設定データ43bとしてRAM43に格納される。
なお、利用者別演奏条件データベース44cにおいて演奏条件が管理されていない利用者がいる場合には、当該利用者の演奏条件としてデフォルトの演奏条件を利用すればよい。また、歌唱者が1人でカラオケシステム11を利用する場合には、利用者別演奏条件データベース44cを参照して、当該カラオケ楽曲の歌唱者が所望する演奏条件を、当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定するような構成としてもよい。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段50は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース44aから抽出された演奏データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ25に出力するための電子回路である。ミキシングアンプ25は、マイクロホン23から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段50から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ24より出力させるための装置である。
<映像再生制御手段>
映像再生制御手段51は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース44bから抽出した映像データ及び楽曲データベース44aから抽出した楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を、当該カラオケ楽曲の演奏データに同期させて表示装置26に出力するための電子回路である。この際、カラオケ楽曲の演奏進行に従って、歌詞文字が色変わりして表示される。
<表示装置>
表示装置26は、カラオケ演奏時の映像、歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。
<演奏条件の設定処理>
図3及び図4を参照して、本実施形態のカラオケシステムにおける演奏条件の設定処理を説明する。図3は、本実施形態のカラオケシステムにおける演奏条件の設定処理を示すフローチャート、図4は、本実施形態のカラオケシステムにおける演奏条件の設定の手順を示す説明図である。
なお、演奏条件の設定処理に先立ち、利用者別演奏条件管理手段48の機能により、利用者別演奏条件データベース44cが構築されて、利用者別の演奏条件が管理されているものとする。
図3に示すように、選曲予約されたカラオケ楽曲が存在すると(S1)、利用者別演奏条件データベース44cを参照して、予約待ち行列43aの先頭に登録されたカラオケ楽曲に付帯された利用者ID以外のログイン利用者の利用者IDに対応する演奏条件データ(リスナーの演奏条件データ)を取得する(S2)。そして、取得した演奏条件データの平均値を演算して(S3)、演算結果である平均値を、当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定し(S4)、設定された演奏条件でカラオケ演奏を行う(S5)。設定された演奏条件は、当該カラオケ楽曲の演奏が終了するまで(S6)、有効なものとなる。
具体的には、図4に示すように、利用者A、利用者B、利用者C、利用者Dの4人がログインしている場合に、利用者Aが選曲予約した(歌唱者となる)カラオケ楽曲が演奏されるとする。この場合には、図2に示す利用者別演奏条件データベース44cを参照し、リスナーである利用者B、利用者C、利用者Dの演奏条件データを取得し、これらの平均値を演算し、当該カラオケ楽曲の演奏条件として設定する。図4に示す例では、音量・エコー・高低バランスのそれぞれについて、利用者Bは「±0」「±0」「+2」であり、利用者Cは「−1」「−2」「−3」であり、利用者Dは「+3」「−1」「−2」となっている。したがって、利用者B、利用者C、利用者Dの3人について、音量・エコー・高低バランス平均値は、「+1」「−1」「−1」となり、この演奏条件で当該カラオケ楽曲の演奏が行われる。この場合、演奏条件として設定可能な数値となるように、設定数値の端数に対して四捨五入、切り上げ、切り捨て等の処理を行ってもよい。
なお、ログインした利用者のすべてがログアウトすると、演奏条件としてデフォルト値を設定することが好ましい。デフォルト値とは、音量・エコー・高低バランスのそれぞれについて、「±0」「±0」「±0」のことである。
<他の実施形態>
本発明のカラオケシステム11及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
<ネットワークカラオケシステム>
また、上述した実施形態は、カラオケシステム11をスタンドアロンで使用した例を示しているが、各カラオケ店舗等に設置されたカラオケシステム11を端末装置とし、インターネット回線等を用いて、端末装置とホスト装置とをネットワーク接続した構成とすることもできる。この場合には、ホスト装置において、利用者IDや利用者別の演奏条件等を集中管理することにより、ネットワーク接続された各カラオケシステム11において同様のサービスを提供することができる。
11 カラオケシステム
21 カラオケ本体
22 カラオケリモコン装置
22a 楽曲検索手段
22b 楽曲索引データベース
22c 利用者ID取得手段
23 マイクロホン
24 スピーカ
25 ミキシングアンプ
26 表示装置
31 ID媒体
41 中央制御手段
42 ROM
43 RAM
43a 予約待ち行列
43b 演奏条件設定データ
43c ログイン利用者ID
44 HDD
44a 楽曲データベース
44b 映像データベース
44c 利用者別演奏条件データベース
45 送受信手段
46 予約管理手段
47 ログイン利用者管理手段
48 利用者別演奏条件管理手段
49 演奏条件設定手段
50 音楽再生制御手段
51 映像再生制御手段

Claims (1)

  1. 任意の利用者がリスナーとなった場合に所望する演奏条件を利用者ID別に格納した利用者別演奏条件データベースを有してなり、リスナーとなる利用者の嗜好に合わせて演奏条件を設定可能なカラオケシステムであって、利用者ID取得手段と、ログイン利用者管理手段と、演奏条件設定手段と、を備え、
    前記利用者ID取得手段は、任意の利用者が当該システムにログインする際に、当該利用者の利用者IDを取得し、
    前記ログイン利用者管理手段は、現に当該システムにログインしている利用者を、前記取得された利用者IDに基づき特定して管理し、
    前記演奏条件設定手段は、利用者IDが付帯されて選曲予約されたカラオケ楽曲が演奏される際に、前記利用者別演奏条件データベースを参照して、当該楽曲に付帯された利用者IDを除いたログイン利用者IDに対応する演奏条件の平均値を、当該楽曲の演奏条件として設定する、
    ことを特徴とする演奏条件設定機能付きカラオケシステム。
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