JPH09230883A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH09230883A
JPH09230883A JP8040009A JP4000996A JPH09230883A JP H09230883 A JPH09230883 A JP H09230883A JP 8040009 A JP8040009 A JP 8040009A JP 4000996 A JP4000996 A JP 4000996A JP H09230883 A JPH09230883 A JP H09230883A
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保夫 蔭山
Shuichi Matsumoto
秀一 松本
Takahiro Kawashima
隆宏 川嶋
Hiroki Anada
啓樹 穴田
Takahiro Tanaka
孝浩 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のマイクによって得られるボーカル音に
コーラス音を付加することができ、かつ、このコーラス
音に濁りが生じないカラオケ装置を提供する。 【解決手段】 マイクM1およびM2には、歌唱パート
を指定するスイッチS1およびS2が設けられている。
制御情報発生部302は、各スイッチによって指定され
た歌唱パートを検知し、これと重複しない付加パートを
選択する。記憶媒体から楽曲と共にメロディデータが再
生されると、制御情報発生部302は付加パートに対応
したメロディデータを取り込み、付加パートのコーラス
音の生成に必要なピッチシフト量を求めてDSP10に
送る。DSP10では、マイクM1およびM2を介して
得られた各ボーカル信号に対し、上記ピッチシフト量に
基づくピッチシフトが行われ、各ピッチシフタ103,
203から得られる信号がボーカル信号と加算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歌唱音声ととも
に協和音を構成するコーラス音を生成し、いわゆるハモ
リ効果を歌唱に付与するカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロホン(以下、マイク
という)より取り込まれた歌唱音声(以下、ボーカル音
という)と、メロディ、伴奏等の音楽ソースの再生信号
をミキシングしてスピーカより放音するカラオケ装置が
知られている。
【0003】また、近年では、ボーカル音ともに協和音
を構成するコーラス音を生成し、これによってボーカル
音にいわゆるハモリ効果を付与するカラオケ装置が各種
開発されている。この種のカラオケ装置として、出願人
は、例えば特願平7−16181号を既に提案してい
る。この出願に開示されたカラオケ装置では、マイクよ
り取り込まれるボーカル音をピッチシフトする(すなわ
ち、音階を上下させる)ことにより該ボーカル音ととも
に協和音を構成するコーラス音を生成し、このコーラス
音を元のボーカル音に付加することによりハモリ効果を
実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のカラ
オケ装置は、通常2つ以上のマイク入力端子を備えてお
り、複数のマイクを用いて複数の歌い手が同時に歌うこ
とができるようになっている。ところが、従来のカラオ
ケ装置においては、2つ以上のマイクを用いて同時に歌
った場合、各マイクによって収音されるボーカル音が混
合され、この各ボーカル音の混合体に基づいてコーラス
音が生成されるため、コーラス音が濁った感じのものに
なってしまうという問題があった。ここで、コーラス音
を濁ったものにしないためには、1人のみがマイクを使
用し、その者が発するボーカル音のみに基づいてコーラ
ス音を発生すればよいのであるが、やはり、コーラスは
1人よりは2人以上で行った方が楽しいものである。2
人以上がハモリ機能を利用してコーラスに参加すること
ができ、しかもその場合にコーラス音に濁りが生じない
カラオケ装置が望まれていたが、かかる要求を満たすカ
ラオケ装置は提供されていなかった。
【0005】本発明は、まさにこの要求を満たすカラオ
ケ装置を提供することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
楽曲および該楽曲における複数の歌唱パートの各々に対
応したメロディデータを記憶し、楽曲の演奏に従って読
み出す読出手段と、複数のマイクロホンを使用して行わ
れる歌唱において各マイクロホンの歌唱パートを指定す
る歌唱パート指定手段と、前記複数のマイクロホンによ
って収音された各ボーカル音について、前記メロディデ
ータに基づき、前記歌唱パート指定手段によって指定さ
れた歌唱パートと重複しない付加パートに対応したコー
ラス音の信号を生成するコーラス音生成手段と、前記マ
イクロホンを介して入力されるボーカル音の信号および
前記コーラス音生成手段によって生成されるコーラス音
の信号を混合して出力するミキシング手段とを具備する
ことを特徴とするカラオケ装置を要旨とする。
【0007】請求項2に係る発明は、前記コーラス音発
生手段は、前記複数の歌唱パートの各々の優先順位を示
す情報に基づいて前記付加パートを決定することを特徴
とする請求項1記載のカラオケ装置を要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、実施の形態について説明する。かかる実施の
形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0009】図1はこの発明の一実施形態の構成を示す
ブロック図である。本実施形態は、予めハードディスク
等に蓄えられたMIDI情報を読み出して楽曲を再生す
ると共にこの楽曲再生に合わせて使用者が発するボーカ
ル音に必要に応じてコーラス音を付加して出力するカラ
オケ装置に関するものである。
【0010】ここで、記憶媒体から再生されるMIDI
情報には、楽曲を構成する楽音の発生等を指示する情報
の他、楽曲のメインメロディを示すメインメロディデー
タとメインメロディに付ける第1〜第Nのコーラスメロ
ディを示すコーラスメロディデータが含まれている。ま
た、上記MIDI情報には、上記各コーラスメロディを
どのような優先順位で取扱うべきかを示す優先順位情報
がさらに含まれている。
【0011】以上の各情報のうち楽音の発生等を指示す
る情報は図示しない音源等へ送られ、楽曲の再生のため
の制御に使用される。一方、メインメロディデータおよ
びコーラスメロディデータ並びに優先順位情報は、コー
ラス音の付加のための制御に使用される。図1は本実施
形態に係るカラオケ装置のうちこのコーラス音の付加の
ための構成を主として表すものである。
【0012】図1において、M1は第1マイク、M2は
第2マイクであり、各々使用者が発するボーカル音を収
音し、ボーカル音の電気信号(アナログ信号)に変換す
る。本実施形態においては、これらのマイクM1および
M2を使用して歌唱が行われる際に各マイクによって収
音されるボーカル音の両方に各々独立した適切なコーラ
ス音を付加することが可能である。ただし、各ボーカル
音に適切なコーラス音を付加するに当たっては、各マイ
クの使用者によって歌唱されるパートが楽曲のメインメ
ロディであるかコーラスメロディであるか検知する必要
があるため、この歌唱パートを指定するための歌唱パー
ト指定スイッチS1およびS2が設けられている。
【0013】歌唱パート指定スイッチS1およびS2の
取り付け態様については各種考えられるが、図2はこの
カラオケ装置の本体50のパネル面に歌唱パート指定ス
イッチS1およびS2を設けた構成例を、図3は各マイ
クM1およびM2に歌唱パート指定スイッチS1および
S2を設けた構成例を示している。図2に示す構成にお
いては各使用者は自分が持っているマイクM1(M2)
の歌唱パート指定スイッチS1(S2)を操作してパー
トを指定すればよいので操作が容易であるという利点が
あり、一方、図3に示す構成は任意のマイクを使用する
ことができるという利点がある。図1では図3に示す構
成が採用されている。
【0014】図1において、101および201は、各
々第1マイクM1および第2マイクM2から出力される
ボーカル音の電気信号をデジタル信号(以下、ボーカル
信号という)に変換するA/D変換器である。
【0015】10はDSP(Digital Signal Processo
r)であり、時分割制御の下、A/D変換器101およ
び201から供給される各ボーカル信号に対し、使用者
からの指定に応じてコーラス音のデジタル信号(以下、
コーラス信号という)を付加する機能および残響を付与
する機能を主に営むものである。
【0016】このDSP10を表す破線のボックス内に
は各々符号102〜107および202〜207を付し
た各要素が示されているが、これらはDSP100が時
分割制御の下で実行する演算処理のうちコーラス信号の
発生および残響付与に関連したものをハードウェア的に
示したものである。また、要素102〜107からなる
部分は第1マイクM1およびA/D変換器101によっ
て得られたボーカル信号を、要素202〜207からな
る部分は第2マイクM2およびA/D201によって得
られたボーカル信号を各々処理対象とするものである
が、前者の部分と後者の部分は全く同じ内容のものであ
る。従って、前者の部分についてその内容を説明する。
【0017】まず、フィルタ102は、A/D変換器1
01から供給されるボーカル信号からノイズ等の不要な
成分を除去する。ピッチシフタ103は、このフィルタ
102を通過したボーカル信号のピッチ(周波数)をシ
フトすることにより、該ボーカル信号と協和音を構成す
るコーラス信号を発生する。このピッチをシフトする際
のピッチシフト量は後述する制御情報発生部302から
このピッチシフタ103に供給される。
【0018】ピッチシフタ103の出力端には、スイッ
チ104が接続されている。このスイッチ104は、こ
のカラオケ装置の操作パネル(図示略)に設けられたキ
ーの操作によりオン/オフの切り替えが行われる。加算
器105は、A/D変換器101から出力されるボーカ
ル信号に対し、ピッチシフタ103からスイッチ104
を介して供給されるコーラス信号を付加して出力する。
従って、使用者は上記操作パネルのキーの操作によりス
イッチ104のオン/オフ切り換えを行うことで、ボー
カル信号にコーラス信号を付加するか否かを任意に切り
換えることができる。
【0019】残響付与部106は、この加算器105か
ら出力されるデジタル信号に対して残響を付与し、加算
器107は加算器105が出力するデジタル信号と残響
付与部106が出力するデジタル信号を加算する。
【0020】以上が第1マイクM1およびA/D変換器
101によって得られるボーカル信号を対象としたDS
P10の演算処理の内容であり、これと全く同様な演算
処理が第2マイクM2およびA/D変換器201によっ
て得られるボーカル信号に対しても施される。そして、
これらの各演算処理の結果を示すデジタル信号がDSP
10から出力される。
【0021】D/A変換器108および208は、以上
のようにしてDSP10から出力される各デジタル信号
を各々アナログ信号に変換する。これらのアナログ信号
は図示しないサウンドシステムから音声として出力され
る。
【0022】次に、301はスイッチ状態検出部であ
り、上記歌唱パート指定スイッチS1およびS2の状態
を検知し、各マイクM1およびM2の使用者が歌唱しよ
うとするパートを示すパート指定信号を出力する。
【0023】制御情報発生部302は、このカラオケ装
置内の各部の動作を制御するための制御情報を発生する
回路であるが、上記DSP10によって行われるコーラ
ス音の付与に関しては次の処理を行う。 a.上記パート指定信号に基づいて各マイクM1および
M2によって収音される各ボーカル音のパートを検知す
る処理 b.上記検知結果に基づいて各ボーカル音に付加すべき
音のパート(以下、付加パートという)を決定する処理 c.上記メインメロディデータおよび上記第1〜第Nコ
ーラスメロディデータを参照することにより、上記各ボ
ーカル音から上記付加パートに対応した音を生成するの
に必要なピッチシフト量を演算しDSP10へ供給する
処理
【0024】また、制御情報発生部302は、上記歌唱
パート指定スイッチS1およびS2の操作があった場合
に、各マイクの使用者が歌唱するパートがメインメロデ
ィパートであるかコーラスメロディパートであるか示す
情報を表示制御部303に送り、スイッチ操作後10秒
程度の間、ディスプレイ20にその表示を行われる。図
4は、この場合の表示例を示すものである。これらの図
に示すように、各マイク毎の歌唱パートが歌詞表示画面
にスーパーインポーズで表示される。なお、図中、“ハ
モリ”とはコーラスメロディパートの意味である。MI
DI情報にメインメロディパートとコーラスメロディパ
ートを歌う各アーティスト名の情報が含まれている場合
には、図4に示すように、パートの名称の表示に代えて
これらのアーティスト名(図4では“AAA”および
“BBB”)を表示するようにしてもよい。
【0025】以下、本実施形態の動作を説明する。本実
施形態においては、1人の使用者が歌唱する場合のみな
らず、2人の使用者が歌唱する場合においても、各歌唱
者のボーカル音に対し協和音を構成する適切な音を付加
することができる。すなわち、次の通りである。
【0026】(1)1人の使用者がマイクM1またはM
2の一方を使用して歌唱する場合 この場合、使用者は、例えば第1マイクM1の歌唱パー
ト指定スイッチS1によりメインメロディパートを指定
する。この結果、第1マイクM1によりメインメロディ
パートの歌唱が行われる旨を示すパート指定信号がスイ
ッチ状態検出部301から制御情報発生部302へ送ら
れる。制御情報発生部302は、このパート指定信号に
基づいて、第1マイクM1に対応したパート名(メイン
メロディパート)またはアーティスト名をディスプレイ
20に表示させる。
【0027】また、制御情報発生部302は、第1〜第
Nコーラスメロディパートの中から最も優先順位の高い
コーラスメロディパートを付加パートとして選択する。
そして、制御情報発生部302は、この付加パートに対
応したコーラスメロディデータとメインメロディデータ
との音高差を求め、この音高差を上記ピッチシフタ10
3に適用すべきピッチシフト量としてDSP10に送
る。
【0028】この結果、DSP10においては、ピッチ
シフタ103により、第1マイクM1およびA/D変換
器101によって得られるボーカル信号のピッチを上記
ピッチシフト量だけシフトさせる処理が行われる。この
処理によって得られるコーラス信号と元のボーカル信号
が加算器105によって加算され、この加算結果に残響
を付与した信号が加算器107から出力され、D/A変
換器108によってアナログ信号に変換される。そし
て、このアナログ信号がサウンドシステムに送られ、音
声として放音される。
【0029】また、使用者は、歌唱パート指定スイッチ
S1によりコーラスメロディパートの歌唱を指定しても
よい。この場合、制御情報発生部302は、第1マイク
M1によりコーラスメロディパートの歌唱が行われる旨
を示すパート指定信号をスイッチ状態検出部301から
受け取ると、メインメロディパートを付加パートとして
選択する。
【0030】次いで制御情報発生部302は、上記優先
順位情報に基づき最も優先度の高いコーラスメロディパ
ートを選択する。そして、使用者がこのコーラスメロデ
ィパートを歌唱するものとみなし、メインメロディデー
タとこのコーラスメロディパートに対応したコーラスメ
ロディデータとの音高差を求め、この音高差を上記ピッ
チシフタ103に適用すべきピッチシフト量としてDS
P10に送る。従って、この場合、使用者が第1マイク
M1を使用して最も優先度の高いコーラスメロディパー
トを歌唱すると、DSP10では使用者が歌唱するコー
ラスメロディに基づいてメインメロディのボーカル信号
が発生され、両者を含んだボーカル音がサウンドシステ
ムから放音されることとなる。
【0031】(2)2人の使用者がマイクM1およびM
2を各々使用して歌唱する場合 例えば第1マイクM1の使用者・甲が歌唱パート指定ス
イッチS1によりメインメロディパートを指定し、第2
マイクM2の使用者・乙が歌唱パート指定スイッチS2
によりコーラスメロディパートを指定したものとする。
この結果、第1マイクM1および第2マイクM2により
各々メインメロディパートおよびコーラスメロディパー
トの歌唱が行われる旨を示す各パート指定信号がスイッ
チ状態検出部301から出力され、制御情報発生部30
2へ送られる。制御情報発生部302は、これらのパー
ト指定信号に基づいて、甲乙の歌唱する各メロディパー
トに付加すべき各付加パートを選択し、これらの付加パ
ートに対応したコーラス音を得るのに必要なピッチシフ
ト情報を求める。
【0032】この制御情報発生部302の処理の内容を
図6を参照し説明する。まず、第1〜第Nコーラスメロ
ディパートのうち最も優先度の高いパートが第4コーラ
スメロディパートであり、2番目に優先度が高いのが第
2コーラスメロディパートであり、3番目に優先度が高
いのが第5コーラスメロディパートであるとする。この
場合、制御情報発生部302は、最も優先度の高い第4
コーラスメロディパートが第2マイクM2の使用者・乙
の歌唱するパートであるものとみなす。また、制御情報
発生部302は、メインメロディパートに対応した付加
パートとして2番目に優先度が高い第2コーラスメロデ
ィパートを選択し、第4コーラスメロディパートに対応
した付加パートとして3番目に優先度が高いのが第5コ
ーラスメロディパートを選択する。
【0033】そして、制御情報発生部302は、第2コ
ーラスメロディデータとメインメロディデータとの音高
差Aおよび第5コーラスメロディデータと第4コーラス
メロディデータとの音高差Bを求め、これらの音高差A
およびBを上記ピッチシフタ103および203に適用
すべきピッチシフト量としてDSP10に送る。
【0034】従って、この場合、第1マイクM1の使用
者・甲がメインメロディパートを歌唱し、第2マイクM
2の使用者・乙が最も優先度の高い第4コーラスメロデ
ィパートを歌唱すると、DSP10では使用者・甲の歌
唱に基づいてピッチシフタ103により第2コーラスメ
ロディのボーカル信号が発生されると共に、使用者・乙
の歌唱に基づいてピッチシフタ203により第5コーラ
スメロディのボーカル信号が発生され、これらを含んだ
ボーカル音がサウンドシステムから放音されることとな
る。
【0035】このように、本実施形態においては、2本
のマイクM1およびM2を使用して歌唱が行われる場合
に、各マイクによって収音されるボーカル音に対し、歌
唱パートと重複しないメロディパートのコーラス音が付
加されるので、コーラス音を濁った感じのものとするこ
となく、2人でコーラスを楽しむことができる。
【0036】なお、上記実施形態では、記憶媒体から再
生される優先順位情報に基づいて各コーラスメロディパ
ートの優先順位を判断するようにしたが、第1コーラス
メロディパートが最優先、第2コーラスメロディパート
が2番目、…という具合に、各コーラスメロディパート
の優先順位を固定しておいてもよい。また、上記実施形
態においては、2本のマイクM1およびM2を使用する
場合を例に挙げたが、マイクの本数はこれに限定される
ものではない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るカ
ラオケ装置によれば、2人以上がマイクロホンを使用し
て歌唱を行う場合に、各マイクロホンによって収音され
るボーカル音に対し、他の重複しない歌唱パートのコー
ラス音を付加することができるので、コーラス音を濁っ
た感じのものとすることなく複数人でコーラスを楽しむ
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態であるカラオケ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態におけるマイクロホンおよび歌唱
パート指定スイッチを示す図である。
【図3】 同実施形態におけるマイクロホンおよび歌唱
パート指定スイッチを示す図である。
【図4】 同実施形態における歌唱パートの表示例を示
す図である。
【図5】 同実施形態における歌唱パートの表示例を示
す図である。
【図6】 同実施形態の動作を示す図である。
【符号の説明】
M1……第1マイク、M2……第2マイク、10……D
SP、103,203……ピッチシフタ、302……制
御情報発生部(以上、コーラス音生成手段)、105,
205……加算器(ミキシング手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穴田 啓樹 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 田中 孝浩 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲および該楽曲における複数の歌唱パ
    ートの各々に対応したメロディデータを記憶し、楽曲の
    演奏に従って読み出す読出手段と、 複数のマイクロホンを使用して行われる歌唱において各
    マイクロホンの歌唱パートを指定する歌唱パート指定手
    段と、 前記複数のマイクロホンによって収音された各ボーカル
    音について、前記メロディデータに基づき、前記歌唱パ
    ート指定手段によって指定された歌唱パートと重複しな
    い付加パートに対応したコーラス音の信号を生成するコ
    ーラス音生成手段と、 前記マイクロホンを介して入力されるボーカル音の信号
    および前記コーラス音生成手段によって生成されるコー
    ラス音の信号を混合して出力するミキシング手段とを具
    備することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記コーラス音発生手段は、前記複数の
    歌唱パートの各々の優先順位を示す情報に基づいて前記
    付加パートを決定することを特徴とする請求項1記載の
    カラオケ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036866A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Brother Ind Ltd カラオケ装置

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