JP2010128138A - カラオケ歌詞表示配色システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の歌唱者が任意のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、各歌唱者の歌唱時間に偏りが生じることがないように、各歌唱者の歌唱範囲を指示する。
【解決手段】 所定の選曲手段22aをもって任意のカラオケ楽曲について予約を行う際に、当該選曲手段22aを構成する入出力手段22bにて入力設定された歌唱人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列33aに登録させる歌唱人数設定登録手段37と、予約待ち行列33aに登録されたカラオケ楽曲の歌唱時間を、当該カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲として分配する歌唱範囲分配手段38と、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定する歌詞文字配色設定手段39と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の歌唱者が任意のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、表示装置に表示される歌詞文字の表示色を、各歌唱者の歌唱範囲に対応させて配色するカラオケ歌詞表示配色システムに関するものである。
現在普及しているカラオケ演奏装置は、カラオケ楽曲の演奏に際して、表示装置に歌詞テロップが表示されるようになっている。この歌詞テロップ表示は、歌唱の補助を行うために、演奏の進行に合わせて色変わりする。また、デュエット曲のように男女二人が歌唱を行うカラオケ楽曲の場合には、パート毎にそれぞれ異なる表示色で歌詞テロップが表示される。具体的には、男声パートは青色で歌詞表示を行う一方、女声パートは赤色で歌詞表示を行うことにより、いずれのパートであるかを判断できるようになっている。
ところで、カラオケ演奏装置を用いて歌唱を楽しむ場合には、ソロで歌唱するか、デュエット曲を二人で歌唱する場合が多く、現在の歌詞テロップ表示も、このような歌唱方法に合わせて、1色表示、あるいは2色表示となっている。
従来、歌唱者の好みに応じて、歌詞テロップの表示色を設定することができる技術が開示されている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された技術は、演奏曲の音楽データに基づいて、当該演奏曲のカラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段と、演奏曲の対応する歌詞データに基づいて、当該演奏曲の歌詞テロップを表示する歌詞表示手段と、歌詞テロップの表示色を、予め定められた複数の表示色のいずれかに設定する歌詞表示色設定手段と、歌詞テロップを設定された表示色で表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えている。
特開平9−305185号公報
しかし、実際には、上述したソロ、デュエットのような従来の歌唱方法の他に、1つのカラオケ楽曲が演奏されている際に、当該カラオケ楽曲を3人以上で歌唱する場合もあった。例えば、複数の利用者が同一のカラオケルームに入室して、現在演奏されているカラオケ楽曲について、複数の歌唱者が交代で歌唱するような場合である。この際、1本又は2本以上のマイクロホンを歌唱者の間で手渡しながら交代で歌唱を行うが、一人の歌唱者が夢中になって歌唱を続け、他の歌唱者との間で歌唱時間に偏りが生じてしまうことがある。このような事態となると、歌唱者の間で反目が生じて、楽しいはずの歌唱がつまらなくなってしまうおそれがある。すなわち、現在、歌唱を行っている歌唱者にとってみれば、歌唱者間で不公平が生じないように、自らの歌唱時間を判断することは困難であり、客観的な時間配分が必要となる。
この点、従来の技術では、デュエット曲が演奏される場合に、パート毎にそれぞれ異なる表示色で歌詞テロップを表示することにより、歌唱を交代するようになっているが、これは時間的なバランスを考慮したものではなく、歌唱パートを明確なものとするためのものであり、上述した不都合を解消することはできない。
また、上述した特許文献1に記載された技術は、歌唱者の好みに応じて、歌詞テロップの表示色を設定するものであり、1つのカラオケ楽曲を複数の歌唱者が交代で歌唱する際に、適切な時間配分を行うことについては何ら言及されていない。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、複数の歌唱者が任意のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、各歌唱者の歌唱時間に偏りが生じることがないように、各歌唱者の歌唱範囲を指示することが可能なカラオケ歌詞表示配色システムを提供することを目的とする。
本発明のカラオケ歌詞表示配色システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明のカラオケ歌詞表示配色システムは、複数の歌唱者が任意のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、表示装置に表示される歌詞文字の表示色を、各歌唱者の歌唱範囲に対応させて配色するシステムであって、歌唱人数設定登録手段と、歌唱範囲分配手段と、歌詞文字配色設定手段と、を備えている。
歌唱人数設定登録手段は、所定の選曲手段をもって任意のカラオケ楽曲について予約を行う際に、当該選曲手段を構成する入出力手段にて入力設定された歌唱人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列に登録させるための手段である。歌唱範囲分配手段は、予約待ち行列に登録されたカラオケ楽曲の歌唱時間を、当該カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲として分配するための手段である。歌詞文字配色設定手段は、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定するための手段である。
一般的なカラオケ演奏装置では、カラオケリモコン装置等からなる選曲手段を用いてカラオケ楽曲の予約を行う。そこで、上述した構成からなるカラオケ歌詞表示配色システムでは、任意のカラオケ楽曲について予約を行う際に、選曲手段を用いて、カラオケ楽曲を特定するための楽曲ID等と共に、当該カラオケ楽曲を交代で歌唱する歌唱者の人数を入力する。続いて、歌唱人数設定登録手段により、選曲手段にて入力設定された歌唱人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列に登録させる。
そして、歌唱範囲分配手段により、予約待ち行列に登録されたカラオケ楽曲の歌唱時間を、当該カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲として分配する。例えば、総歌唱時間が4分のカラオケ楽曲を3人の歌唱者が交代で歌唱する場合には、各歌唱者の歌唱時間がそれぞれ1分20秒程度となるように歌唱範囲を分配する。
各歌唱者の歌唱範囲が決定されると、歌詞文字配色設定手段により、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定する。例えば、1つのカラオケ楽曲を3人の歌唱者が交代で歌唱する場合には、各歌唱者の歌唱範囲における歌詞文字の表示色としてそれぞれ赤色、青色、緑色を設定する。
複数の歌唱者が交代で歌唱を行うカラオケ楽曲が演奏されると、表示装置において歌詞テロップを表示する際に、各歌唱者の歌唱範囲別に設定された表示色を用いて歌詞文字が表示される。
また、上述した構成に加えて、ログイン利用者管理手段をさらに備えると共に、歌詞文字配色設定手段の機能として、入出力手段にて入力設定された利用者ID毎の表示色に基づき、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定する機能を付加することが可能である。ログイン利用者管理手段は、現にカラオケ演奏装置にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理するための手段である。
このような構成からなるカラオケ歌詞表示配色システムでは、利用者がカラオケ演奏装置にログインすると、ログイン利用者管理手段により、当該利用者を利用者IDに基づき特定して管理する。また、選曲手段を用いて利用者ID毎の表示色が設定されると、歌詞文字配色設定手段により、入力設定された利用者ID毎の表示色に基づき、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色が設定される。そして、利用者ID毎の表示色が設定されたカラオケ楽曲が演奏される際に、設定された表示色で歌詞文字が表示される。
本発明のカラオケ歌詞表示配色システムによれば、カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲を略均等に分配し、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定する。
したがって、複数の歌唱者が任意のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、歌詞文字の表示色に応じて歌唱者を交代すればよく、歌唱者の交代タイミングを客観的な時間配分に基づき指示することができる。このため、各歌唱者の歌唱時間に偏りが生じることがなく、カラオケ演奏装置を利用した歌唱の楽しさを十分に享有させることができる。
さらに、利用者IDに対応付けて表示色を設定した場合には、どの歌唱者がどの歌唱範囲を歌唱するかがより一層明確なものとなる。
以下、図面を参照して、本発明のカラオケ歌詞表示配色システムの実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係るカラオケ歌詞表示配色システムを適用するカラオケ演奏装置のブロック図である。また、図2は予約待ち行列の構成を示す説明図、図3は歌詞文字配色データテーブルの構成を示す説明図、図4は利用者対応文字配色データテーブルの構成を示す説明図である。また、図5は楽曲検索画面を示す模式図、図6は歌唱人数の設定画面を示す模式図、図7はパートナーと文字色の設定画面を示す模式図、図8は選曲画面を示す模式図である。
本発明の実施形態に係るカラオケ歌詞表示配色システムは、複数の歌唱者が一のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、表示装置に表示される歌詞文字の表示色を、各歌唱者の歌唱範囲に対応させて配色するためのシステムであり、カラオケ演奏装置の構成要素とされている。以下、本発明の実施形態に係るカラオケ歌詞表示配色システムを適用するカラオケ演奏装置について説明する。
<カラオケ演奏装置>
本発明の実施形態に係るカラオケ演奏装置11は、図1に示すように、カラオケ本体21、カラオケリモコン装置22、ミキシングアンプ23、スピーカ24、マイクロホン25、表示装置26を備えている。カラオケ本体21と表示装置26とは、有線方式又は無線方式により接続されている。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置22は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体21の送受信手段36に対して有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっている。このカラオケリモコン装置22は、選曲手段22aとして機能する機器及びプログラム、データの送受信を行うための回路基板及びプログラム、カードリーダ等からなる利用者ID取得手段22d、フラッシュメモリ等からなる記憶手段(図示せず)を備えている。
<選曲手段/楽曲索引データベース>
選曲手段22aは、入出力手段22b及び楽曲索引データベース22cを備えおり、選曲プログラムの機能により、入出力手段22bからの入力に基づき、楽曲索引データベース22cを参照して楽曲を検索する。楽曲索引データベース22cは、カラオケ演奏装置11で演奏に供される楽曲についての属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<入出力手段>
入出力手段22bは、タッチパネル式の液晶表示装置からなり、この入出力手段22bにタッチ入力することにより、利用者のログイン操作、楽曲検索操作、選曲指定操作、歌唱パートナー指定操作、文字配色指定操作等の種々の操作が可能となっている。
<利用者ID取得手段>
利用者ID取得手段22dは、利用者がカラオケ演奏装置11を利用する際に、利用者が所持するID媒体27から利用者IDを取得するための電子回路及びプログラムからなる。利用者ID取得手段22dで取得した利用者IDは、RAM33に一時的に記憶され、ログイン利用者管理手段40で管理される。ID媒体27は、例えば、非接触型のICカード、携帯電話、携帯情報端末等からなり、利用者IDを記憶して、利用者ID取得手段22dとの間でデータの送受信を行うことができるようになっている。
<カラオケ本体>
カラオケ本体21は、中央制御手段31、ROM32、RAM33、HDD34、予約管理手段35、送受信手段36、歌唱人数設定登録手段37、歌唱範囲分配手段38、歌詞文字配色設定手段39、ログイン利用者管理手段40、音楽再生制御手段41、映像再生制御手段42を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段31は、カラオケ本体21を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM32等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM32は、カラオケ本体21を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM33は、アプリケーションプログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM33を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM33を構成してもよい。本実施形態では、RAM33に、予約待ち行列33a、歌詞文字配色データテーブル33b、利用者対応文字配色データテーブル33cが格納されている。予約待ち行列33a、歌詞文字配色データテーブル33b、利用者対応文字配色データテーブル33cについては、後に詳述する。
<HDD/楽曲データベース/映像データベース>
HDD34には、楽曲データベース34a及び映像データベース34bが格納されている。なお、HDD34に替えて、あるいはHDD34と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
楽曲データベース34aは、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ格納したデータベースである。演奏データは各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期された楽曲の歌詞文字データである。なお、本発明では、表示装置26に表示される歌詞文字の文字色を変更可能となっているが、歌詞文字として表示可能な複数の文字色データは楽曲データベース34aに格納されている。映像データベース34bは、演奏される楽曲に対応した背景映像を、当該楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<予約管理手段>
予約管理手段35は、利用者により選曲手段22aの機能を用いて選曲され、送受信手段36を介して送信された当該選曲者の利用者情報(例えば利用者ID)及び選曲された楽曲IDを対応付けて予約待ち行列33aとしてRAM33に格納し、管理するためのプログラムである。この予約管理手段35は、予約待ち行列33aの登録に関連する手段として、歌唱人数設定登録手段37を含んでいる。なお、楽曲選択の表示や予約待ち行列33aの表示は、カラオケリモコン装置22の入出力手段22b及び表示装置26のいずれか一方、あるいは双方で行うことができる。
<歌唱人数設定登録手段>
歌唱人数設定登録手段37は、任意のカラオケ楽曲について予約を行う際に、選曲手段22aを構成する入出力手段22bにて入力設定された歌唱者の人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列33aに登録させるためのプログラムからなる。図2及び図6を参照して、歌唱人数の設定及び予約待ち行列について説明する。
図6に示すように、選曲に際して、カラオケリモコン装置22の入出力手段22bが操作されて歌唱者の人数が入力設定されると、歌唱人数設定登録手段37の機能により、入力設定された歌唱人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列33aに登録させる。予約待ち行列33aは、図2に示すように、演奏順に、楽曲ID、楽曲名、歌唱人数を記憶したデータテーブルである。カラオケ演奏装置11におけるカラオケ楽曲の演奏は、この予約待ち行列33aに従って順番に行われる。
なお、歌唱者に対応して歌詞文字の表示色を設定する機能を有する場合には、図7に示すように、パートナー及び文字色の設定画面が表示され、各歌唱者の文字色が設定可能となる。また、歌唱者に対応して歌詞文字の表示色を設定する機能を有しない場合には、図6に示す歌唱人数の設定画面において、パートナー及び文字色の設定ボタンは表示されない。
<歌唱範囲分配手段>
歌唱範囲分配手段38は、予約待ち行列33aに登録されたカラオケ楽曲の歌唱時間を、当該カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲として分配するためのプログラムからなる。すなわち、歌唱範囲分配手段38は、予約待ち行列33aに登録された歌唱人数に応じて、当該カラオケ楽曲の歌唱時間を人数で除すことにより、歌唱範囲を分配する。
この際、各歌唱者に割り当てられる歌唱時間は、完全に均等である必要はなく、略均等であればよい。すなわち、カラオケ楽曲は、Aメロ、Bメロ、サビ等の複数の歌詞フレーズからなり、各歌唱者の歌唱時間が完全に均等となるように分配すると、歌詞フレーズの途中で次の歌唱者に交代しなければならない。したがって、歌詞フレーズの区切りがよい箇所で歌唱者が交代できるように、各歌唱者の歌唱時間が略均等となる範囲で歌唱範囲が分配される。例えば、aさん、bさん、cさんの3人の歌唱者が交代で歌唱する場合には、1番はaさんが歌唱し、2番はbさんが歌唱し、3番はcさんが歌唱するように、歌唱範囲を分配することができる。また、aさんは、1番のAメロ、2番のBメロ、3番のサビを歌唱し、bさんは、1番のBメロ、2番のAメロ、3番のAメロを歌唱し、cさんは、1番のサビ、2番のサビ、3番のBメロを歌唱するように、歌唱範囲を分配してもよい。なお、歌唱範囲の分配は、各歌唱者の歌唱時間が略均等であり、かつ歌唱に不自然さを生じさせない範囲であれば、どのような区切り方をしてもかまわない。
<歌唱文字配色設定手段>
歌詞文字配色設定手段39は、歌唱範囲分配手段38により分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定するためのプログラムからなる。すなわち、歌詞文字配色設定手段39は、上述したように分配された各歌唱者の歌唱範囲について、歌唱者毎にそれぞれ異なる表示色となるように歌詞文字の色を設定し、歌詞文字配色データテーブル33bとしてRAM33に格納する。
また、歌唱者に対応して歌詞文字の表示色を設定する機能を有する場合には、歌詞文字配色設定手段39の機能として、入出力手段22bにて入力設定された利用者ID毎の表示色に基づき、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定するための機能が付加され、入力設定された利用者ID毎の表示色に基づいて、利用者対応文字配色データテーブル33cが作成される。なお、利用者ID毎の表示色は、選曲を行う際に設定してもよいし、選曲とは無関係に、予め利用者対応文字配色データテーブル33cを作成してRAM33に格納し、選曲を行う際に文字配色データを読み出してもよい。
図3を参照して、歌詞文字配色データテーブル33bについて説明する。歌詞文字配色データテーブル33bは、図3に示すように、楽曲IDと、各歌唱者の歌唱範囲に対応した歌詞文字の表示色とを対応付けて構成されている。図3に示す例では、楽曲IDが「11**−01」であるカラオケ楽曲は、2人の歌唱者で歌唱するように設定されており、例えば、aさんの歌唱範囲は赤色(R)で歌詞文字を表示し、bさんの歌唱範囲は緑色(G)で歌詞文字を表示するようになっている。また、楽曲IDが「10**−02」であるカラオケ楽曲は、3人の歌唱者で歌唱するように設定されており、例えば、aさんの歌唱範囲は赤色(R)で歌詞文字を表示し、bさんの歌唱範囲は緑色(G)で歌詞文字を表示し、cさんの歌唱範囲は青色(B)で歌詞文字を表示するようになっている。また、楽曲IDが「32**−02」であるカラオケ楽曲は、4人の歌唱者で歌唱するように設定されており、例えば、aさんの歌唱範囲は赤色(R)で歌詞文字を表示し、bさんの歌唱範囲は緑色(G)で歌詞文字を表示し、cさんの歌唱範囲は青色(B)で歌詞文字を表示し、dさんの歌唱範囲は白色(W)で歌詞文字を表示するようになっている。
歌唱者に対応して歌詞文字の表示色を設定する機能を有する場合には、図7に示すように、カラオケリモコン装置22の入出力手段22bに、パートナー及び文字色の設定画面が表示される。そして、パートナー及び各歌唱者の文字色が入力設定されると、歌詞文字配色設定手段39の機能により、入力設定された利用者ID毎の表示色に基づいて、利用者対応文字配色データテーブル33cが作成される。この際、歌唱者を特定するために、ログイン利用者管理手段40における管理データが使用される。利用者対応文字配色データテーブル33cは、図4に示すように、利用者IDと表示色とを対応付けたデータテーブルである。この場合、各歌唱者の表示色が重複しないように、既に入力設定された表示色と同一の表示色を選択することできないような制御が行われる。上述したように、利用者対応文字配色データテーブル33cは、選曲を行う際に作成してもよいし、選曲とは無関係に予め作成しておいてもよい。予め利用者対応文字配色データテーブル33cを作成する場合には、カラオケリモコン装置22の入出力手段22bに文字色の設定画面を表示させ、利用者ID毎の表示色を入力設定すればよい。
なお、歌唱者に対応して歌詞文字の表示色を設定しない場合には、図7に示すパートナー及び文字色の設定画面は表示されない。この場合には、利用者対応文字配色データテーブル33cを省略することができる。
<ログイン利用者管理手段>
ログイン利用者管理手段40は、現に当該カラオケ演奏装置11にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理するためのプログラムからなる。すなわち、ログイン利用者管理手段40では、利用者ID取得手段22dにより利用者IDが取得されると、この利用者IDに基づいてカラオケ演奏装置11にログインしている利用者を特定して管理する。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段41は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース34aから抽出された演奏データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ23に出力するための電子回路である。ミキシングアンプ23は、マイクロホン25から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段41から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ24より出力させるための装置である。なお、マイクロホン25の数は1本に限られず、2本以上であってもよい。
<映像再生制御手段/表示装置>
映像再生制御手段42は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース34bから抽出した映像データ、及び楽曲データベース34aから抽出した楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示装置26に出力するための電子回路である。本発明では、歌詞文字配色設定手段39により設定され、歌詞文字配色データテーブル33bに格納された歌詞文字配色データに基づく表示色により、歌詞文字が表示される。さらに、映像再生制御手段42は、カラオケリモコン装置22を介した利用者からの操作指示による予約楽曲リストの表示等を表示装置26に表示させる機能も有している。
表示装置26は、カラオケ演奏時の映像、歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。
<送受信手段>
送受信手段36は、カラオケリモコン装置22との間でデータの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。
<歌詞文字の配色>
次に、図5〜図8を参照して、歌詞文字の配色について、順を追って説明する。
本実施形態のカラオケ演奏装置11における選曲は、選曲手段22aの機能を用いて行われる。すなわち、図5に示すように、カラオケリモコン装置22の入出力手段22bに表示された楽曲検索画面において所望の楽曲を選択すると共に、歌唱人数の設定ボタンが操作されると、図6に示す歌唱人数の設定画面へ移行する。
この歌唱人数の設定画面において、歌唱人数を入力すると、歌唱範囲分配手段38の機能により、入力設定された歌唱人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列33aに登録させる。なお、予約待ち行列33aは、楽曲予約の操作が完了した際に作成されるため、入力設定された歌唱人数は、予約待ち行列33aを作成する際に登録される。また、歌唱者に対応して歌詞文字の表示色を設定する機能を有する場合には、図6に示す歌唱人数の設定画面において、パートナー及び文字色の設定ボタンが操作されると、図7に示すパートナー及び文字色の設定画面に移行し、パートナー及び各歌唱者の文字色を設定することができる。この場合には、歌詞文字配色設定手段39の機能により、歌唱者が所望する表示色で文字色が入力設定されて、利用者対応文字配色データテーブル33cが作成される。
そして、図6に示す歌唱人数の設定画面又は図7に示すパートナー及び文字色の設定画面において、設定ボタンが操作されると、図8に示す選曲画面に移行する。この選曲画面において、演奏キー等の設定が行われて転送ボタンが操作されると、楽曲予約の操作が完了し、当該カラオケ楽曲に関する予約待ち行列33aが作成される。
続いて、歌唱範囲分配手段38の機能により、予約待ち行列33aに登録されたカラオケ楽曲の歌唱時間を、当該カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲を分配する。さらに、歌詞文字配色設定手段39の機能により、分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、歌唱者毎にそれぞれ異なる表示色となるように歌詞文字の色を設定し、歌詞文字配色データテーブル33bを作成する。この際、歌唱者が所望する表示色で文字色を設定する機能を有している場合には、利用者対応文字配色データテーブル33cを参照して、歌詞文字の配色が行われる。
そして、複数の歌唱者が交代で歌唱を行うように設定されたカラオケ楽曲が演奏されると、表示装置26において歌詞テロップを表示する際に、各歌唱者の歌唱範囲別に設定された表示色を用いて歌詞文字が表示される。
<他の実施形態>
本発明のカラオケ歌詞表示配色システム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的等に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
また、上述した実施形態は、カラオケ演奏装置11をスタンドアロンで使用した例を示しているが、各カラオケ店舗等に設置されたカラオケ演奏装置11を端末装置とし、インターネット回線等を用いて、端末装置とホスト装置とをネットワーク接続した構成とすることもできる。この場合には、ホスト装置において、利用者情報である利用者ID等を集中管理することにより、ネットワーク接続されたカラオケ演奏端末であれば、どのカラオケ演奏端末を利用した場合であっても同様のサービスを提供することができる。
本発明の実施形態に係るカラオケ歌詞表示配色システムを適用するカラオケ演奏装置のブロック図。 予約待ち行列の構成を示す説明図。 歌詞文字配色データテーブルの構成を示す説明図。 利用者対応文字配色データテーブルの構成を示す説明図。 楽曲検索画面を示す模式図。 歌唱人数の設定画面を示す模式図。 パートナーと文字色の設定画面を示す模式図。 選曲画面を示す模式図。
符号の説明
11 カラオケ演奏装置
21 カラオケ本体
22 カラオケリモコン装置
22a 選曲手段
22b 入出力手段
22c 楽曲索引データベース
22d 利用者ID取得手段
23 ミキシングアンプ
24 スピーカ
25 マイクロホン
26 表示装置
27 ID媒体
31 中央制御手段
32 ROM
33 RAM
33a 予約待ち行列
33b 歌詞文字配色データテーブル
33c 利用者対応文字配色データテーブル
34 HDD
34a 楽曲データベース
34b 映像データベース
35 予約管理手段
36 送受信手段
37 歌唱人数設定登録手段
38 歌唱範囲分配手段
39 歌詞文字配色設定手段
40 ログイン利用者管理手段
41 音楽再生制御手段
42 映像再生制御手段

Claims (2)

  1. 複数の歌唱者が任意のカラオケ楽曲について交代で歌唱する際に、表示装置に表示される歌詞文字の表示色を、各歌唱者の歌唱範囲に対応させて配色するシステムであって、
    歌唱人数設定登録手段と、歌唱範囲分配手段と、歌詞文字配色設定手段と、を備え、
    前記歌唱人数設定登録手段は、所定の選曲手段をもって任意のカラオケ楽曲について予約を行う際に、当該選曲手段を構成する入出力手段にて入力設定された歌唱人数を、当該カラオケ楽曲に付帯させて予約待ち行列に登録させ、
    前記歌唱範囲分配手段は、前記予約待ち行列に登録されたカラオケ楽曲の歌唱時間を、当該カラオケ楽曲の歌唱人数に対応させて、各歌唱者の歌唱範囲として分配し、
    前記歌詞文字配色設定手段は、前記分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定する、
    ことを特徴とするカラオケ歌詞表示配色システム。
  2. ログイン利用者管理手段をさらに備え、
    前記ログイン利用者管理手段は、現にカラオケ演奏装置にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理し、
    前記歌詞文字配色設定手段は、前記入出力手段にて入力設定された利用者ID毎の表示色に基づき、前記分配された各歌唱者の歌唱範囲に対応させて、それぞれ異なる歌詞文字の表示色を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ歌詞表示配色システム。
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