JP7223627B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケシステムに関する。
一般的なカラオケ装置には、利用時間内に多くの楽曲をカラオケ歌唱できるよう、演奏中の楽曲(前曲)と次に演奏される楽曲(次曲)との間の待ち時間を短くし、切れ目なく楽曲を演奏する連続演奏モードという設定がある。
しかし、従来の連続演奏モードは、歌詞が割り当てられていない前曲の後奏区間や次曲の前奏区間のカラオケ演奏も行われるため、カラオケ歌唱の待ち時間が生じる。
ここで、特許文献1には、複数の楽曲をメドレー演奏するとき、曲のつなぎ目で曲が途切れることがないようにする技術が開示されている。具体的に、特許文献1には、一のカラオケ装置にある二系統の楽曲演奏部を使用して、一方の楽曲演奏部にて前曲を演奏している間に、他方の楽曲演奏部にて次曲をセットアップしておき、前曲の演奏が終了する直前に、他方の楽曲演奏部が次曲の演奏を開始させる技術が開示されている。
特開2004-110060号公報
しかし、特許文献1の技術はメドレー演奏を目的としたものである。一方、連続演奏モードは、メドレー演奏のような楽曲の一部を繋ぎ合わせたようなカラオケ演奏を目的とするものではない。よって、特許文献1の技術では、利用者が希望するような連続演奏を行うことは困難である。また、特許文献1の技術では、楽曲の一部を繋ぎ合わせたカラオケ演奏となるため、楽曲によってはカラオケ演奏を切り替えた際に利用者が違和感を生じる可能性もある。
本発明の目的は、複数の楽曲を連続してカラオケ演奏する際に、カラオケ演奏をスムーズに切り替えつつ、楽曲間の待ち時間を短縮することが可能なカラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための発明は、第1のカラオケ装置、及び第2のカラオケ装置が通信可能に接続されたカラオケシステムであって、前記第1のカラオケ装置は、予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部と、前記第1のカラオケ装置が備える音響処理部を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部であって、前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が前記第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部と、前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、前記第2のカラオケ装置に対し、前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部と、前記第2のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ前記第1のトリガの入力を受けた場合、前記第2のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を前記第1のカラオケ装置に送信するよう指示する演奏指示部と、前記第1のトリガの入力を受けた場合、且つ前記第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、前記音響処理部を制御するクロスフェード制御部と、を有するカラオケシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、複数の楽曲を連続してカラオケ演奏する際に、カラオケ演奏をスムーズに切り替えつつ、楽曲間の待ち時間を短縮することができる。
第1実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ本体のソフトウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1~図4を参照して、本実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
カラオケシステム1は、複数のカラオケ装置を有する。図1では、4つのカラオケ装置K1~カラオケ装置K4を示す。各カラオケ装置は、たとえば同じカラオケ店舗において異なるカラオケルームに設置されている。各カラオケ装置は、カラオケ店舗内のLANを介して互いに通信可能となっている。なお、全てのカラオケ装置が同じカラオケ店舗にある必要はなく、たとえばカラオケ装置K2~カラオケ装置K4が別のカラオケ店舗にあってもよい。この場合、各カラオケ装置は、公衆電話回線網やインターネット回線等を介して互いに通信可能となっている。本実施形態において、カラオケ装置K1が「第1のカラオケ装置」に相当し、カラオケ装置K2~カラオケ装置K4が「第2のカラオケ装置(他のカラオケ装置)」に相当する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置は、カラオケ演奏及び歌唱者がカラオケ歌唱を行うための装置である。カラオケ装置K1~カラオケ装置K4のハードウェア構成は同様であるため、以下、カラオケ装置K1について説明する。
図2に示すように、カラオケ装置K1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
スピーカ20は、各種音声を放音する。表示装置30は、カラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を表示する。マイク40は、歌唱者の歌唱音声をアナログの信号に変換してカラオケ本体10に入力する。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。歌唱者は、リモコン装置50を用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の選曲等を行うことができる。リモコン装置50は、選曲された楽曲を識別するための識別情報(たとえば楽曲ID)を予約待ち行列に登録する。リモコン装置50の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図2に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15、及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部13は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々のカラオケ楽曲を特定するための楽曲IDが付与されている。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ等を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるデータである。リファレンスデータは、歌唱者によるカラオケ歌唱を採点するためのデータであり、採点時の基準として用いられるデータである。
また、記憶部13は、各カラオケ楽曲に対応する歌詞テロップをカラオケ演奏に合わせて表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ、カラオケ演奏時に表示装置30等に表示される背景画像等の背景画像データ、及び楽曲の属性情報(歌手名、作詞・作曲者名、ジャンル等の当該楽曲に関する情報)を記憶する。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、楽曲のカラオケ演奏、及びマイク40を通じて入力された歌唱音声に基づく信号の処理を行う。
音響処理部14は、音源、ミキサ、アンプ等を含む。音源は、伴奏データに基づいてカラオケ演奏音に対応する音声信号を生成する。ミキサは、入力された音声信号等をミキシングする。たとえば、ミキサは、生成されたカラオケ演奏音に対応する音声信号、及び歌唱者の歌唱音声に基づく歌唱音声信号が入力された場合、2つの信号をミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサから出力された信号を増幅し、カラオケ演奏音及び歌唱音声としてスピーカ20から放音させる。また、本実施形態において、音響処理部14は、制御部11の制御に基づいてクロスフェード演奏を行う(詳細は後述)。
表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30やリモコン装置50における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、楽曲のカラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、歌唱者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
(ソフトウェア構成)
図3はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。本実施形態において、カラオケ装置K1のカラオケ本体10は、設定部100、演奏制御部200、確認部300、演奏指示部400、及びクロスフェード制御部500として機能する。設定部100、演奏制御部200、確認部300、演奏指示部400、及びクロスフェード制御部500は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
[設定部]
設定部100は、予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、クロスフェード演奏モードを設定する。
第1の楽曲は、先に予約された楽曲であり、第2の楽曲は、第1の楽曲の次に予約された楽曲である。たとえば、楽曲X、楽曲Yの順で予約されている場合、楽曲Xが第1の楽曲であり、楽曲Yが第2の楽曲となる。
クロスフェード演奏モードは、一般的なカラオケ演奏のモードとは異なるモードである。具体的に、クロスフェード演奏モードは、第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏を行うモードである。
カラオケ演奏音のフェードアウトは、スピーカ20から放音されるカラオケ演奏音を設定された音量から徐々に小さくして音量ゼロとする処理である。一方、カラオケ演奏音のフェードインは、スピーカ20から放音されるカラオケ演奏音を音量ゼロから徐々に大きくして設定された音量とする処理である。
第1のタイミングは、第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるタイミングである。第1のタイミングは、たとえば、「楽曲の演奏時間の残りが20秒」のように、予め一のタイミングが設定されている。この場合、第1の楽曲の後奏と第2の楽曲の前奏は、それぞれ20秒以上続く事が望ましい。
歌唱者は、リモコン装置50等を介してクロスフェード演奏モードの選択を行う。設定部100は、当該選択に基づいて、クロスフェード演奏モードを設定する。
[演奏制御部]
演奏制御部200は、第1のカラオケ装置が備える音響処理部14を制御してカラオケ演奏を行わせる。
たとえば、予約待ち行列に楽曲Xの楽曲IDが登録されている場合、演奏制御部200は、その楽曲IDを読み出し、対応する伴奏データを記憶部13から取得する。そして、演奏制御部200は、取得した伴奏データを音響処理部14に出力し、カラオケ演奏を行わせる。
また、演奏制御部200は、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する。
たとえば、第1の楽曲として楽曲Xのカラオケ演奏が行われているとする。ここで、第1のタイミングが「演奏時間の残りが20秒」である場合、演奏制御部200は、楽曲Xのカラオケ演奏開始から演奏時間を計測し、楽曲Xの総演奏時間と比較することで第1のタイミングを特定する。なお、楽曲の総演奏時間は楽曲データに含まれている。
楽曲Xのカラオケ演奏が第1のタイミングに達したことを特定した場合、演奏制御部200は、第1のトリガを確認部300、演奏指示部400、及びクロスフェード制御部500に出力する。
[確認部]
確認部300は、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、第2のカラオケ装置に対し、第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する。
所定のタイミングは、たとえば、「カラオケ演奏開始から30秒後」のように、第1のトリガの入力を受けるまでの間に、予め一のタイミングが設定されている。なお、第1のトリガは、第1のタイミングに達した場合に出力されるものである。すなわち、所定のタイミングは、少なくとも第1のタイミングよりも前のタイミングとして設定される。
たとえば、第1の楽曲として楽曲Xのカラオケ演奏が行われているとする。確認部300は、所定のタイミングで、カラオケ装置K2~カラオケ装置K4に対し、第2の楽曲として予約されている楽曲Yのカラオケ演奏が可能かどうかを確認する。
各カラオケ装置は、楽曲Yのカラオケ演奏が可能な場合、その旨の信号を確認部300に送信する。なお、楽曲Yのカラオケ演奏が可能な場合とは、カラオケ装置が使用可能な状態(他の歌唱者が使用していない、電源が入っている等)であり、且つ記憶部13に楽曲Yの楽曲データを記憶している場合である。
ここで、カラオケ装置K2から楽曲Yのカラオケ演奏が可能である旨の信号を受信した場合、確認部300は、演奏指示部400に対し、カラオケ装置K2を識別するための情報(たとえば、装置ID)を出力する。装置IDは、各カラオケ装置に固有の識別子であって、各カラオケ装置の記憶部13に記憶されている。なお、複数のカラオケ装置から演奏可能である旨の信号を受けた場合、確認部300は、そのうちいずれか一つのカラオケ装置を選択する。
なお、確認部300は、第2のカラオケ装置において第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、第2の楽曲の予約を取り消してもよい。上記例において、確認部300は、カラオケ装置K2から楽曲Yのカラオケ演奏が可能である旨の信号を受信した場合、カラオケ装置K1の予約待ち行列に登録されている楽曲Yの予約を取り消すことができる。
[演奏指示部]
演奏指示部400は、第2のカラオケ装置において第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ第1のトリガの入力を受けた場合、第2のカラオケ装置に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を第1のカラオケ装置に送信するよう指示する。
たとえば、カラオケ装置K2において楽曲Yのカラオケ演奏が可能であることが確認された場合、演奏指示部400は、装置IDに基づき、カラオケ装置K2に対して、楽曲Yの予約を行うよう指示する。カラオケ装置K2は、楽曲Yの楽曲IDを予約待ち行列に登録し、演奏待機の状態とする。
その後、演奏制御部200から第1のトリガの入力を受けた場合、演奏指示部400は、装置IDに基づき、カラオケ装置K2に対して楽曲Yのカラオケ演奏を開始し、楽曲Yのカラオケ演奏音をカラオケ装置K1に送信するよう指示する。カラオケ装置K2は、演奏指示部400からの指示に基づき、楽曲Yのカラオケ演奏を開始し、カラオケ演奏音に対応する音声信号をカラオケ装置K1に送信する。
[クロスフェード制御部]
クロスフェード制御部500は、第1のトリガの入力を受けた場合、且つ第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、音響処理部14を制御する。
たとえば、楽曲Xのカラオケ演奏中、演奏制御部200から第1のトリガの入力を受け、且つカラオケ装置K2から楽曲Yのカラオケ演奏音を受信した場合、クロスフェード制御部500は、音響処理部14を制御し、楽曲Xのカラオケ演奏音のフェードアウト、及び楽曲Yのカラオケ演奏音のフェードインを開始する。音響処理部14は、カラオケ演奏中の楽曲Xのカラオケ演奏音を徐々に小さくしつつ、楽曲Yのカラオケ演奏音を徐々に大きくする。クロスフェード制御部500は、楽曲Xのカラオケ演奏が終了するタイミングでフェードイン及びフェードアウトが完了するよう、音響処理部14を制御する。
楽曲Xのカラオケ演奏音のフェードアウト、及び楽曲Yのカラオケ演奏音のフェードインが完了した後、演奏制御部200は、カラオケ装置K2から送信されるカラオケ演奏音に基づいてカラオケ演奏を行うよう、音響処理部14を制御する。
==カラオケシステムにおける処理について==
次に、図4を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図4は、カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。
この例では、カラオケシステム1に含まれるカラオケ装置K1及びカラオケ装置K2を例に説明する。またカラオケ装置K2は、カラオケ演奏が可能な状態になっているとする。また歌唱者は、カラオケ装置K1において第1の楽曲及び第2の楽曲の順で楽曲の予約を行っているとする。
歌唱者は、カラオケ装置K1のリモコン装置50を介してクロスフェード演奏モードを選択する。設定部100は、当該選択に応じて、予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する(クロスフェード演奏モードの設定。ステップ10)。
演奏制御部200は、音響処理部14を制御して、第1の楽曲のカラオケ演奏を開始させる(第1の楽曲のカラオケ演奏を開始。ステップ11)。歌唱者は、カラオケ演奏に合わせてカラオケ歌唱を行う。
確認部300は、第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、カラオケ装置K2に対し、第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する(第2の楽曲のカラオケ演奏の可否を確認。ステップ12)。
カラオケ装置K2は、カラオケ演奏が可能である旨の信号を確認部300に送信する(カラオケ演奏が可能である旨の信号を送信。ステップ13)。カラオケ装置K2は、第2の楽曲のカラオケ演奏の予約を行い、演奏待機の状態とする(演奏待機。ステップ14)。
確認部300は、第2の楽曲の予約を取り消す(第2の楽曲の予約取り消し。ステップ15)。
第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合、演奏制御部200は、第1のトリガを出力する(第1のトリガを出力。ステップ16)。
第1のトリガの入力を受けた場合、演奏指示部400は、カラオケ装置K2に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をカラオケ装置K1に送信するよう指示する(第2の楽曲のカラオケ演奏音の送信を指示。ステップ17)。カラオケ装置K2は、第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、カラオケ装置K1にカラオケ演奏音に対応する音声信号を送信する(第2の楽曲のカラオケ演奏音の送信。ステップ18)。
第1のトリガの入力を受けた場合、且つ第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、クロスフェード制御部500は、第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、前記音響処理部14を制御する(クロスフェード演奏の実施。ステップ19)。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケシステム1は、カラオケ装置K1、及びカラオケ装置K2~カラオケ装置K4が通信可能に接続されている。カラオケ装置K1は、予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部100と、カラオケ装置K1が備える音響処理部14を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部200であって、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部200と、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、カラオケ装置K2~カラオケ装置K4に対し、第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部300と、カラオケ装置K2~カラオケ装置K4のいずれかにおいて第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ第1のトリガの入力を受けた場合、第2の楽曲のカラオケ演奏が可能であるカラオケ装置に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をカラオケ装置K1に送信するよう指示する演奏指示部400と、第1のトリガの入力を受けた場合、且つ第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、音響処理部14を制御するクロスフェード制御部500と、を有する。
このように、クロスフェード演奏モードを設定することにより、カラオケ演奏音を切り替える際に歌唱者が感じる違和感を低減させ、カラオケ演奏の切り替えをスムーズに行うことができる。また、クロスフェード演奏モードでカラオケ演奏を行うことにより、第1の楽曲のカラオケ演奏の終了を待って、第2の楽曲のカラオケ演奏を始める必要が無いため(第1の楽曲のカラオケ演奏中に第2の楽曲のカラオケ演奏を開始できるため)、カラオケ歌唱の待ち時間を少なくすることができる。また、クロスフェード演奏は、一の音響処理部14により実施可能であるため、待ち時間を短縮する目的で複数の音響処理部を設ける必要もない。すなわち、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、複数の楽曲を連続してカラオケ演奏する際に、カラオケ演奏をスムーズに切り替えつつ、楽曲間の待ち時間を短縮することができる。
また、本実施形態において、確認部300は、カラオケ装置K2~カラオケ装置K4において第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、第2の楽曲の予約を取り消すことができる。このようにカラオケ装置K1において第2の楽曲の予約を取り消すことにより、カラオケ装置K1において第2の楽曲のカラオケ演奏が開始されることはない。よって、カラオケ装置K1は、カラオケ装置K2~カラオケ装置K4のいずれかから送信されるカラオケ演奏音に対応する音声信号に基づいて、カラオケ演奏を行うことができる。
更に、本実施形態において、カラオケ装置K1は、予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部100と、音響処理部14を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部200であって、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部200と、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、他のカラオケ装置に対し、第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部300と、他のカラオケ装置において第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ第1のトリガの入力を受けた場合、他のカラオケ装置に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を送信するよう指示する演奏指示部400と、第1のトリガの入力を受けた場合、且つ第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、音響処理部14を制御するクロスフェード制御部500と、を有する。このようなカラオケ装置によれば、複数の楽曲を連続してカラオケ演奏する際に、カラオケ演奏をスムーズに切り替えつつ、楽曲間の待ち時間を短縮することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係るカラオケ装置について説明する。本実施形態では、クロスフェード制御が完了した後、第1のカラオケ装置において第2の楽曲のカラオケ演奏音を生成する例について述べる。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
[演奏制御部]
本実施形態に係る演奏制御部200は、第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲の演奏時間を計測し、第2のタイミングに達した場合、第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に同期して、第2の楽曲のカラオケ演奏を第2のタイミングで開始するよう音響処理部14を制御し、且つ当該第2のタイミングに達したことを示す第2のトリガを出力する。
第2のタイミングは、第2のカラオケ装置から送信される第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、第1のカラオケ装置で生成される第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるタイミングである。第2のタイミングは、たとえば、第2の楽曲のカラオケ演奏開始から40秒経過後のように、予め一のタイミングが設定されている。
第1実施形態で述べたように、カラオケ装置K1は、カラオケ装置K2から送信されるカラオケ演奏音に基づいて楽曲Yのカラオケ演奏を行っているとする。本実施形態において、演奏制御部200は、楽曲Yのカラオケ演奏開始からの演奏時間を計測する。また、演奏制御部200は、予約待ち行列に登録されている楽曲Yについて、第2のタイミングが到来したらカラオケ装置K2から送信された音声信号に基づく楽曲Yのカラオケ演奏音に同期してカラオケ演奏が開始できるよう、カラオケ演奏の待機状態としておく。より具体的には、たとえば第2のタイミングがカラオケ装置K2における楽曲Yのカラオケ演奏開始から40秒経過後であった場合、カラオケ装置K1は楽曲Yについて曲頭から40秒の位置からカラオケ演奏を開始できるよう先送りし、カラオケ演奏の待機状態としておく。
第2のタイミングとなった場合、演奏制御部200は、カラオケ装置K2から送信された音声信号に基づく楽曲Yのカラオケ演奏音に同期して、待機状態にある楽曲Yのカラオケ演奏を開始するよう音響処理部14を制御する。また、演奏制御部200は、第2のタイミングに到達したことを示す第2のトリガをクロスフェード制御部500に出力する。
[クロスフェード制御部]
本実施形態に係るクロスフェード制御部500は、第2のトリガの入力を受けた場合、音響処理部14により生成された第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン、及び第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、音響処理部14を制御する。
たとえば、第2のトリガの入力を受けた場合、クロスフェード制御部500は、音響処理部14により生成された第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインしつつ、カラオケ装置K2から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、音響処理部14を制御する。
なお、本実施形態において、演奏指示部400は、第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトが完了した後、第2のカラオケ装置に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を中止するよう指示してもよい。
たとえば、音響処理部14により生成された楽曲Yのカラオケ演奏音のフェードイン、及びカラオケ装置K2から受信した楽曲Yのカラオケ演奏音のフェードアウトが完了した場合、演奏指示部400は、カラオケ装置K2に対して楽曲Yのカラオケ演奏を中止し、楽曲Yのカラオケ演奏音の停止をするよう指示する。カラオケ装置K2は、楽曲Yのカラオケ演奏を中止する。よって、それ以降、カラオケ装置K2から楽曲Yのカラオケ演奏音が送信されることはない。
==カラオケシステムにおける処理について==
次に、図5を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図5は、カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。
この例では、第1実施形態で述べたクロスフェード演奏が完了した後、カラオケ装置K1において、カラオケ装置K2から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に基づいて第2の楽曲のカラオケ演奏が行われているとする。また、この例では、第1実施形態と異なり、カラオケ装置K1において第2の楽曲の予約は取り消されていない(カラオケ装置K1の予約待ち行列に第2の楽曲の楽曲IDが登録されている状態)とする。
演奏制御部200は、第2の楽曲のカラオケ演奏開始からの演奏時間を計測する(第2の楽曲の演奏時間を計測。ステップ20)。
第2のタイミングとなった場合、演奏制御部200は、カラオケ装置K2から送信された音声信号に基づく第2の楽曲のカラオケ演奏音に同期して、第2の楽曲のカラオケ演奏を開始するよう音響処理部14を制御する(カラオケ装置K1において、第2の楽曲のカラオケ演奏を開始。ステップ21)。また、演奏制御部200は、第2のタイミングに到達したことを示す第2のトリガをクロスフェード制御部500に出力する(第2のトリガを出力。ステップ22)。
クロスフェード制御部500は、第2のトリガの入力を受けた場合、音響処理部14により生成された第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン、及びカラオケ装置K2から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、音響処理部14を制御する(第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン及びフェードアウト。ステップ23)。
演奏指示部400は、カラオケ装置K2から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトが完了した後、カラオケ装置K2に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を中止するよう指示する(カラオケ演奏の中止を指示。ステップ24)。
カラオケ装置K2は、第2の楽曲のカラオケ演奏を中止する(カラオケ演奏の中止。ステップ25)。
このように、本実施形態に係る演奏制御部200は、第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲の演奏時間を計測し、第2のタイミングに達した場合、第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に同期して、第2の楽曲のカラオケ演奏を第2のタイミングで開始するよう音響処理部14を制御し、且つ当該第2のタイミングに達したことを示す第2のトリガを出力する。クロスフェード制御部500は、第2のトリガの入力を受けた場合、音響処理部14により生成された第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン、及び第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、音響処理部14を制御する。このように、第1の楽曲と第2の楽曲とのクロスフェード演奏が完了した後には、第1のカラオケ装置において生成した第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインすることにより、第2のカラオケ装置からカラオケ演奏音を利用することなくカラオケ演奏が可能となる。
また、本実施形態に係る演奏指示部400は、第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトが完了した後、第2のカラオケ装置に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を中止するよう指示する。このような場合、第2のカラオケ装置は、第2の楽曲のカラオケ演奏音を生成、送信する必要が無くなる。よって、第2のカラオケ装置を別の歌唱者が利用することが可能となる。
<その他>
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
11 制御部
100 設定部
200 演奏制御部
300 確認部
400 演奏指示部
500 クロスフェード制御部
K1 カラオケ装置(第1のカラオケ装置)
K2~K4 カラオケ装置(第2のカラオケ装置)

Claims (5)

  1. 第1のカラオケ装置、及び第2のカラオケ装置が通信可能に接続されたカラオケシステムであって、
    前記第1のカラオケ装置は、
    予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部と、
    前記第1のカラオケ装置が備える音響処理部を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部であって、前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が前記第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部と、
    前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、前記第2のカラオケ装置に対し、前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部と、
    前記第2のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ前記第1のトリガの入力を受けた場合、前記第2のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を前記第1のカラオケ装置に送信するよう指示する演奏指示部と、
    前記第1のトリガの入力を受けた場合、且つ前記第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、前記音響処理部を制御するクロスフェード制御部と、
    を有するカラオケシステム。
  2. 前記確認部は、前記第2のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、前記第2の楽曲の予約を取り消すことを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
  3. 前記演奏制御部は、前記第2のカラオケ装置から受信した前記第2の楽曲の演奏時間を計測し、第2のタイミングに達した場合、前記第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に同期して、前記第2の楽曲のカラオケ演奏を第2のタイミングで開始するよう前記音響処理部を制御し、且つ当該第2のタイミングに達したことを示す第2のトリガを出力し、
    前記クロスフェード制御部は、前記第2のトリガの入力を受けた場合、前記音響処理部により生成された前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン、及び前記第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、前記音響処理部を制御することを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
  4. 前記演奏指示部は、前記第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトが完了した後、前記第2のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を中止し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音の送信を停止するよう指示することを特徴とする請求項3記載のカラオケシステム。
  5. 予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部と、
    音響処理部を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部であって、前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が前記第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部と、
    前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、他のカラオケ装置に対し、前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部と、
    前記他のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ前記第1のトリガの入力を受けた場合、前記他のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を送信するよう指示する演奏指示部と、
    前記第1のトリガの入力を受けた場合、且つ前記第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、前記音響処理部を制御するクロスフェード制御部と、
    を有するカラオケ装置。
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