JP7223627B2 - カラオケシステム - Google Patents
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Description
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
図1~図4を参照して、本実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
カラオケ装置は、カラオケ演奏及び歌唱者がカラオケ歌唱を行うための装置である。カラオケ装置K1~カラオケ装置K4のハードウェア構成は同様であるため、以下、カラオケ装置K1について説明する。
図3はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。本実施形態において、カラオケ装置K1のカラオケ本体10は、設定部100、演奏制御部200、確認部300、演奏指示部400、及びクロスフェード制御部500として機能する。設定部100、演奏制御部200、確認部300、演奏指示部400、及びクロスフェード制御部500は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
設定部100は、予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、クロスフェード演奏モードを設定する。
演奏制御部200は、第1のカラオケ装置が備える音響処理部14を制御してカラオケ演奏を行わせる。
確認部300は、クロスフェード演奏モードが設定されている場合、第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、第2のカラオケ装置に対し、第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する。
演奏指示部400は、第2のカラオケ装置において第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ第1のトリガの入力を受けた場合、第2のカラオケ装置に対して第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を第1のカラオケ装置に送信するよう指示する。
クロスフェード制御部500は、第1のトリガの入力を受けた場合、且つ第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、音響処理部14を制御する。
次に、図4を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図4は、カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。
この例では、カラオケシステム1に含まれるカラオケ装置K1及びカラオケ装置K2を例に説明する。またカラオケ装置K2は、カラオケ演奏が可能な状態になっているとする。また歌唱者は、カラオケ装置K1において第1の楽曲及び第2の楽曲の順で楽曲の予約を行っているとする。
次に、第2実施形態に係るカラオケ装置について説明する。本実施形態では、クロスフェード制御が完了した後、第1のカラオケ装置において第2の楽曲のカラオケ演奏音を生成する例について述べる。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る演奏制御部200は、第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲の演奏時間を計測し、第2のタイミングに達した場合、第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に同期して、第2の楽曲のカラオケ演奏を第2のタイミングで開始するよう音響処理部14を制御し、且つ当該第2のタイミングに達したことを示す第2のトリガを出力する。
本実施形態に係るクロスフェード制御部500は、第2のトリガの入力を受けた場合、音響処理部14により生成された第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン、及び第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、音響処理部14を制御する。
次に、図5を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図5は、カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。
この例では、第1実施形態で述べたクロスフェード演奏が完了した後、カラオケ装置K1において、カラオケ装置K2から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に基づいて第2の楽曲のカラオケ演奏が行われているとする。また、この例では、第1実施形態と異なり、カラオケ装置K1において第2の楽曲の予約は取り消されていない(カラオケ装置K1の予約待ち行列に第2の楽曲の楽曲IDが登録されている状態)とする。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 制御部
100 設定部
200 演奏制御部
300 確認部
400 演奏指示部
500 クロスフェード制御部
K1 カラオケ装置(第1のカラオケ装置)
K2~K4 カラオケ装置(第2のカラオケ装置)
Claims (5)
- 第1のカラオケ装置、及び第2のカラオケ装置が通信可能に接続されたカラオケシステムであって、
前記第1のカラオケ装置は、
予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部と、
前記第1のカラオケ装置が備える音響処理部を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部であって、前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が前記第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部と、
前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、前記第2のカラオケ装置に対し、前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部と、
前記第2のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ前記第1のトリガの入力を受けた場合、前記第2のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を前記第1のカラオケ装置に送信するよう指示する演奏指示部と、
前記第1のトリガの入力を受けた場合、且つ前記第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、前記音響処理部を制御するクロスフェード制御部と、
を有するカラオケシステム。 - 前記確認部は、前記第2のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、前記第2の楽曲の予約を取り消すことを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
- 前記演奏制御部は、前記第2のカラオケ装置から受信した前記第2の楽曲の演奏時間を計測し、第2のタイミングに達した場合、前記第2のカラオケ装置から受信した第2の楽曲のカラオケ演奏音に同期して、前記第2の楽曲のカラオケ演奏を第2のタイミングで開始するよう前記音響処理部を制御し、且つ当該第2のタイミングに達したことを示す第2のトリガを出力し、
前記クロスフェード制御部は、前記第2のトリガの入力を受けた場合、前記音響処理部により生成された前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードイン、及び前記第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトを開始するよう、前記音響処理部を制御することを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。 - 前記演奏指示部は、前記第2のカラオケ装置から受信したカラオケ演奏音のフェードアウトが完了した後、前記第2のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を中止し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音の送信を停止するよう指示することを特徴とする請求項3記載のカラオケシステム。
- 予約された第1の楽曲及び第2の楽曲を連続してカラオケ演奏する際、当該第1の楽曲のカラオケ演奏が第1のタイミングに達した場合に当該第1の楽曲のカラオケ演奏音をフェードアウトさせつつ、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音をフェードインさせるクロスフェード演奏モードを設定する設定部と、
音響処理部を制御してカラオケ演奏を行わせる演奏制御部であって、前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が前記第1のタイミングに達したことを示す第1のトリガを出力する演奏制御部と、
前記クロスフェード演奏モードが設定されている場合、前記第1のトリガの入力を受けるまでの所定のタイミングで、他のカラオケ装置に対し、前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能かどうかを確認する確認部と、
前記他のカラオケ装置において前記第2の楽曲のカラオケ演奏が可能である場合、且つ前記第1のトリガの入力を受けた場合、前記他のカラオケ装置に対して前記第2の楽曲のカラオケ演奏を開始し、当該第2の楽曲のカラオケ演奏音を送信するよう指示する演奏指示部と、
前記第1のトリガの入力を受けた場合、且つ前記第2の楽曲のカラオケ演奏音を受信した場合、前記第1の楽曲のカラオケ演奏音のフェードアウト、及び前記第2の楽曲のカラオケ演奏音のフェードインを開始し、前記第1の楽曲のカラオケ演奏が終了するタイミングで当該フェードイン及び当該フェードアウトが完了するよう、前記音響処理部を制御するクロスフェード制御部と、
を有するカラオケ装置。
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