JP7250132B2 - 録音再生装置 - Google Patents
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Description
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、ループごとに楽音信号を異なる記憶領域に記録し、演奏後に自由に選択することができる録音再生装置が開示されている。
一方、既存のルーパーでは、一つのセクションに対する録音および再生しか行うことができないため、ヴァース-コーラス形式のように、異なるセクションを含んで構成される楽曲を演奏することができなかった。
具体的には、入力された音声を記憶する録音手段と、記憶された音声を再生する再生手段と、順次取得した指示をトリガとしてタイミングを決定する決定手段と、第一のタイミングから第二のタイミングまでの間に入力された音声を第一音声として録音し、かつ、第三のタイミングから第四のタイミングまでの間に入力された音声を第二音声として録音する録音制御手段と、前記第一音声のループ再生を、前記第二のタイミングから開始すると共に前記第三のタイミングで停止し、かつ、前記第二音声のループ再生を、前記第四のタイミングから開始する再生制御手段と、を有することを特徴とする。
第一および第三のタイミングが録音を開始するタイミングで、第二および第四のタイミングがループ再生を開始するタイミングである。第一および第二のタイミングでは、第一音声の録音/再生を開始し、第三および第四のタイミングでは、第二音声の録音/再生を開始する。このように、第一音声と第二音声を分離し、それぞれに対して録音開始および再生開始のタイミングを指示可能にすることで、ヴァースとブリッジ、ヴァースとコーラスなど、異なるセクションを有する楽曲を録音し、再生することが可能になる。
かかる構成によると、ヴァース部とコーラス部など、異なるセクションを往復することが可能になる。
第一音声の再生と同期して第三音声の録音を行うことで、音声の重ね合わせを行うことが可能になる。録音した第三音声は、第一音声と混合してループ再生させてもよい。
第一のフレーズ音声をイントロとして演奏を開始する場合、第一のフレーズ音声の長さに基づいて第一のタイミングを決定することで、イントロの再生が完了し、メインフレーズが始まるタイミングで録音をスタートさせるといった動作が可能になる。
また、前記再生制御手段は、前記第三のタイミングから前記第四のタイミングまでの時間間隔よりも、前記第二のフレーズ音声の長さの方が短い場合に、少なくとも前記第四のタイミングが到来するまでの間、前記第二のフレーズ音声をループ再生することを特徴としてもよい。
第二のフレーズ音声の長さが、ユーザによって指定されたループの長さと一致するとは限らない。この場合、ユーザの指示を優先させて全体のループ長を設定することで、よりユーザの意図に沿った演奏を行うことができる。
また、第三のフレーズ音声を予め記憶し、前記再生制御手段は、前記エンドタイミングにおいて、前記第三のフレーズ音声の再生を開始することを特徴としてもよい。
かかる構成によると、任意のタイミングで演奏を終了させることができる。第三のフレーズ音声は、例えば、エンディングに対応するフレーズとすることができる。
操作態様とは、例えば、シングルプッシュ、ダブルプッシュ、長押しなどであるが、これらに限られない。異なる態様によって操作を区別することで、単一のインタフェースで複数の指示を行うことが可能になる。
本実施形態に係る録音再生装置100は、入力された楽音信号を記録し、再生する装置である。また、録音再生装置100は、ユーザ(奏者)による操作に基づいてループ区間を設定し、当該ループ区間に対して、楽音信号の録音と再生を繰り返し行う。録音は、新規に行うこともでき、記録された楽音信号に対して新たな楽音信号を重ねる(ミックス,オーバーダビング等とも呼ぶ)こともできる。
図2は、本実施形態に係る録音再生装置100が扱うリズムトラックとユーザトラックの関係を示した図である。
リズムトラックは、パーカッション等によって構成されるリズムパターンを再生するトラックである。リズムトラックは、図示したように、イントロ部、ヴァース部、コーラス部、エンディング部のいずれかに対応するリズムパターンを再生する(図中の矢印は遷移方向を表す)。録音再生装置100は、図3に示したように、各セクションに対応するリズムパターン(具体的にはMIDIデータ)を複数記憶しており、ユーザによって選択されたパターンを再生する。
本実施形態に係る録音再生装置100は、ユーザが指示したタイミングに基づいて、セクション間の遷移、および、トラック間の同期を行う。詳細な動作については後述する。
入出力部104は、例えば、装置の状態に関する情報を出力する表示装置を含んで構成される。また、入出力部104は、例えば、音量やテンポの指定、リズムトラックにおいて再生するリズムパターンの選択などを行う入力装置を含んで構成される。
さらに、入出力部104は、ユーザが装置に対してタイミングを指示するためのインタフェース(例えば、フットスイッチ等)を含んで構成される。
本実施形態では、入出力部104は、ループスイッチ104A、リズムスイッチ104B、表示部104C、操作ボタン104D、ループインジケータ104E、リズムインジケータ104Fを含んで構成される。
ループスイッチ104Aおよびリズムスイッチ104Bは、ユーザが足で操作するフットスイッチであり、それぞれ、ユーザトラックおよびリズムトラックに対する制御を行うために利用される。詳細な制御の内容については後述する。
操作ボタン104Dは、各種設定を行うための物理キーである。
リズムインジケータ104Fは、現在のリズムトラックの状態を表すインジケータである。リズムインジケータ104Fは、再生を行っているセクション(イントロ/ヴァース/コーラス/エンディング)を表すランプと、ループ中における現在位置を表すランプを含んで構成される。
音源ユニット105は、MIDIデータを楽音信号に変換して出力するユニットである。音源ユニット105で生成された楽音信号は、音声出力部106へ供給される。
音声出力部106は、楽音信号の出力を行うインタフェースである。制御部101から出力されたデジタル信号は、D/Aコンバータによってアナログ信号に変換され、アンプやスピーカ等を介して放音される。
音声入力部107は、楽音信号の入力を行うインタフェースである。入力された楽音信号は、A/Dコンバータによってデジタル信号に変換され、制御部101に供給される。
制御部101は、リズムトラック制御部1011、ユーザトラック制御部1012、同期制御部1013の各機能ブロックを有して構成される。これらの機能ブロックは、対応するプログラムモジュールがCPUにおいて実行されることで実現されてもよい。
また、ユーザトラック制御部1012は、ヴァース部およびコーラス部の二つに対して、それぞれ独立して録音/再生処理を行うことができる。すなわち、ユーザトラック制御部1012は、二つの論理的なルーパーを包含しており、ユーザの指示に基づいてそれらを切り替えることができる。
また、同期制御部1013は、ユーザトラック制御部1012から、ユーザによって指定されたループ長に関する情報(ループ長情報)を取得し、リズムトラック制御部1011に通知する。これにより、ユーザが所望するループ長に合わせてリズムフレーズを再生することが可能になる。
図7は、リズムトラックにおけるセクションの遷移を説明する図である。リズムトラック制御部1011は、図示した流れによって、イントロ部、ヴァース部、コーラス部、エンディング部に対応するMIDIデータの再生を順次行う。
なお、テンポの設定、リズムセットの選択等は、事前に完了しているものとする。以降の説明においては、スイッチを一回押下する操作を第一アクション、スイッチを長押しする操作を第二アクション、所定の時間内にスイッチを二回押下する操作を第三アクションと称するが、操作を区別することができれば、操作内容は例示したもの以外であってもよい。
リズムトラック制御部1011は、リズムスイッチ104Bの第一アクションが検出された場合に、指定されたリズムセットに対応するMIDIデータを読み込み、設定されたパラメータ(テンポ等)に従って、音源ユニット105によってイントロ部の再生を開始する(ステップS11)。
イントロ部の再生が完了すると、リズムトラック制御部1011は、ヴァース部の再生を自動的に開始する(ステップS12)。
ヴァース部の再生中において、リズムトラック制御部1011は、ユーザによってリズムスイッチ104Bの操作があったか否かを監視する(ステップS13)。
ヴァース部の再生中に、ユーザによるリズムスイッチ104Bの操作が行われなかった場合、リズムトラック制御部1011は、再生ポインタをヴァース部の先頭に戻し、再生を継続する。すなわち、ユーザが操作を行わなかった場合、ヴァース部がループ再生される。
コーラス部の再生中に、ユーザによるリズムスイッチ104Bの操作が行われなかった場合、リズムトラック制御部1011は、再生ポインタをコーラス部の先頭に戻し、再生を継続する。すなわち、ユーザが操作を行わなかった場合、コーラス部がループ再生される。
エンディング部の再生が完了すると、リズムトラック制御部1011は、リズムトラックの再生を停止する。
図9は、ユーザトラック制御部1012が実行する処理のフローチャートである。また、図10は、録音および再生中におけるバッファの状態を説明する図である。
なお、前述したように、ユーザトラック制御部1012は、ヴァース部およびコーラス部の二つに対して、それぞれ独立して録音/再生処理を行うことができるが、説明を簡単にするため、ここでは、共通する動作のみを説明する。
録音中において、ユーザトラック制御部1012は、ユーザによってループスイッチ104Aの操作があったか否かを監視する(ステップS22)。
次に、ユーザトラック制御部1012が、ループスイッチ104Aの第一アクションを検出したタイミングに基づいてループ区間を設定する(ステップS23)。図示した例の場合、t1の長さを持つループ区間が設定される。
なお、ループ区間を設定する際に、クォンタイズを行ってもよい。例えば、事前に設定されたテンポ情報に基づき、拍が到来するタイミングを決定し、ループスイッチ104Aの第一アクションがあった後で到来する拍のタイミングまでをループ区間としてもよい。
再生中において、ユーザトラック制御部1012は、ユーザによってループスイッチ104Aの操作があったか否かを監視する(ステップS25)。
2回目のステップS21の処理において、ユーザトラック制御部1012は、録音済みのバッファ(バッファ1)の内容を再生しながら、新たな楽音信号を記録する(図10(C))。オーバーダビングにおいては、図10(A)と同様に、取得した楽音信号が主記憶装置内に随時蓄積されるが、1回目のループで録音したバッファの内容は変更されない。
オーバーダビング中においても、ユーザトラック制御部1012は、ユーザによってループスイッチ104Aの操作があったか否かを監視する(ステップS22)。
なお、二回目以降のループ(オーバーダビングを行うフェーズ)では、ステップS23の処理はスキップされる。
これに加え、本実施形態に係る録音再生装置は、図6に示したように、同期制御部1013が、リズムトラックとユーザトラックを同期させる処理を行う。
t1は、ユーザが第一の操作を行ったタイミングである。当該タイミングでは、リズムトラック制御部1011が、イントロ部の再生を開始する。イントロ部の再生が終わると、ユーザトラック制御部1012が、ヴァース部の録音を開始する。当該タイミングが、第一のタイミングである。すなわち、第一のタイミングは、第一の操作に基づいて設定されたタイミングであるといえる。
なお、図1において、数字が書かれたマスは拍子を表す。黒い背景のマスは録音動作を表し、白い背景のマスは再生動作を表す。
第二のタイミングが到来すると、ユーザトラック制御部1012は、第一のタイミングから第二のタイミングまでに取得された楽音信号(ヴァース部に対応するバッファ)を、メモリ内の第一の領域に記憶させる。
第二のフェーズは第三のタイミングまで継続する。第三のタイミングは、第三の操作(t3)に基づいて設定されたタイミングであり、本実施形態では、ステップS25で説明したように、ループスイッチの第一アクションをトリガとして設定される。第三のタイミングが到来すると、ヴァース部に対する再生が終了し、コーラス部に対する録音を行うフェーズ(第三のフェーズ)が開始される。この際、バッファのセットが読み書きされる領域が、第一の領域から第二の領域に切り替わる。
第四のフェーズにおいて第五の操作(t5)があった場合、ユーザトラック制御部1012は、第一のタイミングを設定する。
第四のフェーズにおいて第一のタイミングが到来すると、コーラス部に対するループ再生が終了し、ヴァース部に対する録音を行うフェーズ(第一のフェーズ)が開始される。この際、バッファのセットが読み書きされる領域が、第二の領域から第一の領域に切り替わる。
図示したt5のタイミングでは、ユーザトラック制御部1012は、第二のフェーズ、すなわち、ヴァース部のループ再生を開始する。その後、第三の操作(t6)があると、ユーザトラック制御部1012は、第四のフェーズ、すなわち、コーラス部のループ再生を開始する。
演奏を終了する操作(t7)があると、ユーザトラック制御部1012は再生を停止し、これと同期したタイミングで、リズムトラック制御部1011がエンディング部を再生し、演奏は終了する。
図11~図14は、リズムトラック制御部1011およびユーザトラック制御部1012と、同期制御部1013との関係を示した図である。リズムトラック制御部1011およびユーザトラック制御部1012が実行するステップは、図8および図9において説明したものに対応する。
ヴァース部の録音を開始するタイミングは、イントロ部の演奏が終了するタイミングに基づいて決定することができる。タイミングは、例えば、制御部101が生成し、リズムトラック制御部1011とユーザトラック制御部1012によって共有されるクロックによって指定することができる。
同期モードにおいては、リズムトラックとユーザトラックが同時に進行する。すなわち、双方のトラックでループの長さを同一にする必要がある。しかし、リズムトラックにおいて再生されるリズムパターンの長さと、ユーザが所望するループの長さが必ずしも一致するとは限らない。
図12(A)は、ループ再生されるリズムパターンが4拍であり、ユーザによって指定されたループ長が4拍分の長さであるケースを示した図である。この場合、双方の長さが同一であるため、リズムトラック制御部1011は、4拍のパターンをそのままループ再生すればよい。
ユーザによって指定されたループ長が、リズムパターンのループ長と一致していなかった場合、リズムトラック制御部1011は、指定されたループ長に基づいて、リズムパターンのループ長を変更する。これにより、ユーザ(奏者)の意図に沿った演奏を行うことが可能になる。
いずれの場合においても、ユーザトラックが、リズムトラックによって表される音楽的なタイミング(例えば、拍と一致したタイミング)を待ってループするよう、ループ区間の長さを確定する際にクォンタイズを実施してもよい。
ステップS24においてループ再生が開始されると、ユーザトラック制御部1012は、前述した通り、ループスイッチ104Aの操作を待つ。
ループスイッチ104Aの第一アクションを検出すると、ユーザトラック制御部1012は、前述した通り、処理をステップS21へ遷移させる。これにより、オーバーダビングが開始される。
なお、二回目以降の録音(オーバーダビング)を行う場合、ステップS23,S34,S12Aの処理はスキップされる。ループ区間の長さが既に確定しているためである。
また、ステップS21において、既にヴァース部に対応する楽音信号が記録されている場合、処理をステップS24へ遷移させ、ループ再生から開始してもよい。
同期制御部1013が、リズムスイッチ104Bの第二アクション(すなわち、ヴァース部とコーラス部の切り替えを行う操作)を検出した場合(ステップS35)、同期制御部1013は、当該操作があった旨をリズムトラック制御部1011に通知する(ステップS36)。これにより、リズムトラック制御部1011は、ステップS13の判定を経て、コーラス部のループ再生を開始する(ステップS14)。
コーラス部の開始タイミングは、ヴァース部の演奏が終了するタイミングに基づいて決定することができる。タイミングの指定方法は、ステップS33と同様であってもよい。
なお、ステップS21Bにおいて、既にコーラス部に対応する楽音信号が記録されている場合、処理をステップS24Bへ遷移させ、ループ再生から開始してもよい。
コーラス部の録音/再生中において、同期制御部1013が、リズムスイッチ104Bの第三アクション(すなわち、演奏終了を指示する操作)を検出した場合(ステップS38)、同期制御部1013は、ユーザトラック制御部1012に対して、演奏終了を通知する(ステップS39)。これにより、ユーザトラック制御部1012は、図9に示した処理を中断し、ループの終了を待って、処理を終了させる(ステップS26)。
さらに、ユーザによって指定されたループ長をリズムトラックにも適用する。これにより、奏者の意図に沿って楽曲を進行させることが可能になる。
第一の実施形態では、リズムスイッチ104Bの第三アクションを検出した場合に、リズムトラック制御部1011が、コーラス部におけるループ再生の完了を待ってエンディング部の再生を行った。しかし、演奏形態によっては、ループの再生完了を待つことなくエンディング部へ遷移させたい場合がある。これに対応するため、エンディング部へ遷移するタイミングを変更してもよい。
(1)第三アクションを検出後、すぐにエンディング部へ遷移する
(2)第三アクションを検出後、次の拍が到来するタイミングでエンディング部へ遷移する
(3)第三アクションを検出後、ループ再生が完了したタイミングでエンディング部へ遷移する
これらの選択肢をユーザに提供し、入出力部104を介して、いずれの動作を行うかを指定させるようにしてもよい。
第一の実施形態では、リズムスイッチ104Bの第一アクションを、演奏開始を指示する操作としたが、演奏開始後において、リズムスイッチ104Bの第一アクションを別の機能に割り当ててもよい。例えば、ヴァース部またはコーラス部の再生中においてリズムスイッチ104Bの第一アクションを検出した場合に、事前に記憶された即興的なリズムパターン(フィルイン)を挿入するようにしてもよい。
さらに、リズムスイッチ104Bの第一アクション、第二アクション、第三アクション(第一ないし第四の操作)を、ユーザの嗜好によって、任意の機能に自由に割り当て可能にしてもよい。例えば、各アクションについて、「フィルインの再生」「ヴァース部/コーラス部の切り替え」「エンディング部への遷移」といった機能をそれぞれ割り当てられるようにしてもよい。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
同期モードと非同期モードの切り替えは、ユーザに行わせてもよい。例えば、入出力部104(104D)を介して行った操作に基づいて、同期モードと非同期モードを切り替えてもよい。
101:制御部
102:補助記憶装置
103:主記憶装置
104:入出力部
105:音源ユニット
106:音声出力部
107:音声入力部
1011:リズムトラック制御部
1012:ユーザトラック制御部
1013:同期制御部
Claims (9)
- 入力された音声を記憶する録音手段と、
記憶された音声を再生する再生手段と、
順次取得した指示をトリガとしてタイミングを決定する決定手段と、
第一のタイミングから第二のタイミングまでの間に入力された音声を第一音声として録音し、かつ、第三のタイミングから第四のタイミングまでの間に入力された音声を第二音声として録音する録音制御手段と、
前記第一音声のループ再生を、前記第二のタイミングから開始すると共に前記第三のタイミングで停止し、かつ、前記第二音声のループ再生を、前記第四のタイミングから開始する再生制御手段と、
を有し、
前記再生制御手段は、第五のタイミングで、前記第二音声のループ再生を停止し、かつ、前記第一音声のループ再生を開始する
ことを特徴とする、録音再生装置。 - 前記決定手段は、ユーザが操作子に対して行った操作を前記指示として取得する
ことを特徴とする、請求項1に記載の録音再生装置。 - 前記録音制御手段は、前記第一音声のループ再生中に入力された音声を、少なくとも前記第一音声のループ再生が一回行われるまで間、第三音声として録音する
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の録音再生装置。 - 所定長の第一のフレーズ音声を予め記憶し、
前記決定手段は、前記取得した指示と、前記第一のフレーズ音声の長さと、に基づいて前記第一のタイミングを決定する
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の録音再生装置。 - 所定長の第二のフレーズ音声を予め記憶し、
前記再生制御手段は、前記第三のタイミングにおいて、前記第二のフレーズ音声の再生を開始する
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の録音再生装置。 - 前記再生制御手段は、前記第三のタイミングから前記第四のタイミングまでの時間間隔よりも、前記第二のフレーズ音声の長さの方が短い場合に、少なくとも前記第四のタイミングが到来するまでの間、前記第二のフレーズ音声をループ再生する
ことを特徴とする、請求項5に記載の録音再生装置。 - 前記決定手段は、前記第一ないし第四のタイミングを決定する指示のいずれとも異なる指示があった場合にエンドタイミングを決定し、
前記再生制御手段は、前記エンドタイミングにおいて前記ループ再生を停止する
ことを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の録音再生装置。 - 第三のフレーズ音声を予め記憶し、
前記再生制御手段は、前記エンドタイミングにおいて、前記第三のフレーズ音声の再生を開始する
ことを特徴とする、請求項7に記載の録音再生装置。 - 前記決定手段は、前記第三のタイミングを決定する指示と前記エンドタイミングを決定する指示とを、ユーザが行った一の操作子に対する操作から取得し、当該一の操作子への操作態様に基づいて、前記第三のタイミングまたは前記エンドタイミングのいずれかを決定する
ことを特徴とする、請求項7または8に記載の録音再生装置。
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