JP7025920B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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本発明はカラオケ装置に関する。
複数人でカラオケ歌唱を行っている際に、終電の時間や急用のため、ある利用者が途中で退席をする場合がある。ここで、特許文献1には、現在時刻が退席の予定時刻となったときにカラオケ演奏を停止し、予定時刻である旨の報知をするカラオケ装置が開示されている。
また、特許文献2には、楽曲の予約時に当該楽曲の楽曲IDと演奏開始までの待機時間を設定することにより、待機時間経過後に楽曲を予約待ち行列の先頭に登録することができる技術が開示されている。特許文献2の技術によれば、利用者は自己の希望する時間に所望の楽曲をカラオケ歌唱することができる。
特開平10-301587号公報 特開2008-310265号公報
ところで、途中で退席する利用者の中には、退席前に一曲、カラオケ歌唱を行いたいと考える者もいる。
ここで、特許文献1の技術によれば、予定時刻が到来した場合にはカラオケ歌唱の途中であってもカラオケ演奏が停止されるため、カラオケ歌唱を十分に楽しむことが困難である。また、特許文献2の技術は、楽曲の予約時に待機時間を設定するため、急な退席に対応することができない。仮に急な退席が決まった時点で予約を行ったとしても、他の予約の状況により、予約した楽曲のカラオケ演奏が退席時刻までに完了するかどうかは分からない。従って、カラオケ歌唱の途中で退席しなければならない状況が生じる可能性がある。更に、特許文献2の技術のように、待機時間に基づいてカラオケ演奏が行われると、退席時刻を把握することができない。従って、退席時刻よりも早くカラオケ歌唱を終了してしまい、他の利用者と話し込んでいるうちに退席時刻を過ぎてしまうといった可能性もある。
本発明の目的は、カラオケ歌唱の場を途中で退席する利用者が、退席する直前までカラオケ歌唱を楽しみつつ、退席時刻の到来を把握可能なカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、ある利用者がカラオケ歌唱の場から退席する退席時刻の取得を契機に、当該退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲であって、当該利用者が最後にカラオケ歌唱を行うための最終曲を決定する決定部と、前記最終曲のカラオケ演奏の終了時が前記退席時刻と一致するように前記最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定する設定部と、前記開始時刻に前記最終曲のカラオケ演奏を行う演奏制御部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、カラオケ歌唱の場を途中で退席する利用者が、退席する直前までカラオケ歌唱を楽しみつつ、退席時刻の到来を把握できる。
実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る装置本体のソフトウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る携帯端末の表示画面を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
<実施形態>
図1~図4を参照して、本実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置1は、利用者が選曲した楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者の歌唱音声(マイク40への入力音声)をアナログの歌唱音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。
(カラオケ本体のハードウェア)
図1に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景画像等の表示制御、マイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部13は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々のカラオケ楽曲を特定するための識別情報(楽曲ID)が付与されている。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ、背景画像データ、歌詞データ及び属性情報を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるMIDI形式のデータである。リファレンスデータは、利用者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準として用いられるデータである。リファレンスデータは、ピッチ(音高)データ、音長データ、タイミングデータ等を含む。背景画像データは、カラオケ演奏時に合わせて表示装置30等に表示される背景画像に対応するデータである。歌詞データは、表示装置30等に表示させる歌詞(歌詞テロップ)に関するデータである。属性情報は、曲名、歌手名、作詞・作曲者名、演奏時間、及びジャンル等の当該楽曲に関する情報である。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。音響処理部14は、たとえばMIDI音源、ミキサ、アンプ(いずれも図示なし)を含む。制御部11は、予約された楽曲の伴奏データを、テンポクロック信号に基づいて順次読み出し、MIDI音源に入力する。MIDI音源は、当該伴奏データに基づいて楽音信号を生成する。ミキサは、当該楽音信号およびマイク40から出力される歌唱音声信号を適当な比率でミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサからのミキシング信号を増幅し、放音信号としてスピーカ20へ出力する。これにより、スピーカ20からは放音信号に基づくカラオケ演奏音およびマイク40からの歌唱音声が放音される。
表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景画像に歌詞や各種アイコンが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。
操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置50を用いて歌唱を希望する楽曲の予約等を行うことができる。
また、本実施形態に係るカラオケ装置1は、利用者が所有する携帯端末Mと通信可能となっている。携帯端末Mは、一般的なスマートフォンやタブレット端末等である。各携帯端末には、カラオケ装置1に対して各種入力を行うための専用アプリケーションソフトウェア(以下、「カラオケアプリ」)がインストールされている。カラオケアプリは、サーバ(図示無し)や、サーバが提供するWebサイトからダウンロードすることで入手できる。
携帯端末Mとカラオケ装置1は、互いに通信可能となるようにペアリングされている。ペアリングは公知の手法を利用することができる。ペアリングは、たとえば、カラオケ装置1が設置されたカラオケルームへの入室後、カラオケアプリを起動させた場合に実行される。利用者は、携帯端末M(カラオケアプリ)を利用してリモコン装置50と同様の操作(たとえば、楽曲の予約)を行うことができる。
(カラオケ本体のソフトウェア)
図2はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、決定部100、設定部200、及び演奏制御部300を備える。決定部100、設定部200、及び演奏制御部300は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
[決定部]
決定部100は、ある利用者がカラオケ歌唱の場から退席する退席時刻の取得を契機に、当該退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲であって、当該利用者が最後にカラオケ歌唱を行うための最終曲を決定する。
退席時刻は、退席する利用者によりカラオケ装置1に入力される。退席時刻は、リモコン装置50や利用者の携帯端末Mを介して入力できる。
たとえば、利用者A~利用者Cがカラオケ歌唱の場にいるとする。また、各利用者は、自己の携帯端末でカラオケアプリを起動している。ここで、利用者Cの携帯端末に外部から電話の着信があり、応答した利用者Cが電話を切った場合、カラオケアプリは、携帯端末Mの表示画面に退席時刻を選択できるアイコンを自動的に表示させる(図3参照)。図3の例では、現時点からの退席時刻として「5分後」、「10分後」、「30分後」の3つの時刻アイコン、及び「退席しない」のアイコンが表示されている。着信内容が退席を要するものであった場合、利用者Cは、退席までの残り時間に応じた時刻アイコンを選択する。携帯端末Mは、選択された退席時刻の情報を利用者Cの利用者IDと関連付けてカラオケ装置1に送信する。決定部100は、通信部12を介して送信された退席時刻の情報を取得する。一方、着信内容が退席を要するものでなかった場合、利用者Cは、「退席しない」アイコンを選択することにより、引き続きカラオケ歌唱を楽しむことができる。なお、退席時刻の入力は上記例に限られない。たとえば、アイコンを表示する代わりに、携帯端末のキーを利用して退席時刻を直接入力することでもよい。
退席時刻の取得を契機として、決定部100は、当該退席時刻に基づいて最終曲を決定する。
具体例として、決定部100は、利用者の歌唱履歴に含まれる一の楽曲を最終曲として決定する。決定部100は、利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲の演奏時間と、入力された退席時刻とを比較し、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲があるかどうかを判断する。退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲が1曲の場合、決定部100は、当該楽曲を最終曲として決定する。
一方、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲が複数あった場合、決定部100は、いずれか一の楽曲を最終曲として決定する。
退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な複数の楽曲の中から一の楽曲を決定する方法は様々である。たとえば、決定部100は、複数ある楽曲のうち、直近でカラオケ歌唱された楽曲(或いは最近カラオケ歌唱していない楽曲)を最終曲として決定することができる。或いは、決定部100は、いつも最後の楽曲として歌唱されている楽曲、歌唱頻度の高い楽曲や、歌唱履歴に十八番として登録されている楽曲を最終曲として決定してもよい。
また別の具体例として、決定部100は、利用者が予め予約した予約楽曲がある場合、当該予約楽曲を最終曲として決定することができる。決定部100は、退席する利用者が選曲した予約楽曲が予約待ち行列に登録されているかどうかを確認する。退席する利用者が選曲した予約楽曲が予約待ち行列に登録されている場合、決定部100は、当該予約楽曲の演奏時間と、入力された退席時刻とを比較し、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲があるかどうかを判断する。退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な予約楽曲が1曲の場合、決定部100は、当該予約楽曲を最終曲として決定する。
一方、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な予約楽曲が複数あった場合、決定部100は、いずれか一の予約楽曲を最終曲として決定し、他の予約楽曲の予約をキャンセルする。
退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な複数の予約楽曲の中から一の楽曲を決定する方法は様々である。たとえば、決定部100は、複数ある楽曲のうち、最前または最後に予約された楽曲を最終曲として決定することができる。
更に、上記具体例を組み合わせて最終曲を決定することもできる。たとえば、決定部100は、まず予約待ち行列に退席する利用者の予約楽曲が登録されているかどうかを確認する。予約楽曲が登録されている場合、決定部100は、予約楽曲の中から優先的に最終曲を決定する。予約楽曲の登録がされていない場合、或いは予約楽曲の中に退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲が無い場合、決定部100は、退席する利用者の歌唱履歴に含まれる一の楽曲を最終曲として決定する。逆に、決定部100は、まず退席する利用者の歌唱履歴を参照し、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲があるかどうかを確認する。退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲がある場合、決定部100は、当該楽曲の中から優先的に最終曲を決定する。一方、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲がない場合、決定部100は、予約待ち行列の確認を行い、予約待ち行列に登録された予約楽曲を最終曲として決定することでもよい。
なお、予約待ち行列に登録されている予約楽曲及び歌唱履歴に含まれる楽曲のいずれもが退席時刻までにカラオケ演奏の終了が不可能な場合等、最終曲を決定できない場合も存在する。この場合、決定部100は、表示装置30や利用者の携帯端末Mに対し、最終曲としてカラオケ演奏ができる楽曲が無い旨のメッセージを提供することができる。或いは、決定部100は、退席時刻が到来した時点で、表示装置30や利用者の携帯端末Mに退席時刻が到来した旨のメッセージを提供することでもよい。
[設定部]
設定部200は、最終曲のカラオケ演奏の終了時が退席時刻と一致するように最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定する。
たとえば、入力された退席時刻が「10分後」であり、最終曲として決定された楽曲Xの演奏時間が「4分00秒」であったとする。この場合、設定部200は、退席時刻に楽曲Xのカラオケ演奏の終了時を一致させることで、楽曲Xのカラオケ演奏の開始時刻「6分後」を設定する。設定された開始時刻は、退席時刻が入力された時点を「0」とした場合の時刻である。
[演奏制御部]
演奏制御部300は、カラオケ装置1における各種演奏制御を行う。たとえば、演奏制御部300は、予約待ち行列の先頭に登録されている楽曲の楽曲データを記憶部13から読み出し、音響処理部14を制御してカラオケ演奏を行う。
また、本実施形態に係る演奏制御部300は、開始時刻に最終曲のカラオケ演奏を行う。たとえば、演奏制御部300は、退席時刻が入力された場合、その時点から経過時間のカウントを開始する。そして、上記例で楽曲X(最終曲)に対して設定されたカラオケ演奏の開始時刻が到来した場合、演奏制御部300は、楽曲Xの楽曲データを記憶部13から読み出し、カラオケ演奏を開始する。このように最終曲の演奏制御を行うことで、最終曲のカラオケ演奏が終了した時点において、利用者が入力した退席時刻が到来することとなる。
なお、最終曲のカラオケ演奏の開始時刻において他の楽曲のカラオケ演奏が行われている場合がありうる。この場合、演奏制御部300は、当該他の楽曲のカラオケ演奏を中止する。その後、演奏制御部300は、最終曲のカラオケ演奏を開始する。
ここで、カラオケ演奏を中止した他の楽曲の取り扱いについては、様々な方法が可能である。たとえば、最終曲である楽曲Xのカラオケ演奏のため、楽曲Yのカラオケ演奏が中止されたとする。また、予約待ち行列には、楽曲Y、楽曲Zの順で登録されていたとする。
一例として、演奏制御部300は、楽曲Xのカラオケ演奏終了後、楽曲Zのカラオケ演奏を開始することができる。この場合、楽曲Yのカラオケ演奏は中止されたままであり、再度のカラオケ演奏がなされることが無い。
別の例として、演奏制御部300は、楽曲Xのカラオケ演奏終了後、楽曲Yのカラオケ演奏を改めて(最初から)行うことも可能である。或いは、演奏制御部300は、楽曲Yのカラオケ演奏が中止された時点を記憶しておき、楽曲Xのカラオケ演奏終了後、中止された時点からカラオケ演奏を再開してもよい。更に、演奏制御部300は、楽曲Yのカラオケ演奏が中止された時点における楽曲Yの残り演奏時間を算出し、算出された残り演奏時間が所定値以上の場合には、楽曲Xのカラオケ演奏終了後、楽曲Yのカラオケ演奏を再開し、算出された残り演奏時間が所定値よりも少ない場合には、楽曲Zのカラオケ演奏を開始することでもよい。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図4を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図4は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。この例では、複数人でカラオケ歌唱を行っている際に、利用者Cが10分後に退席しなければならなくなったとする。また、以下で述べる予約待ち行列に登録されている予約楽曲や歌唱履歴に含まれる楽曲は、退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲であるとする。
まず、利用者Cは、自己の携帯端末Mやリモコン装置50を介して退席時刻を入力する(退席時刻の入力。ステップ10)。決定部100は、入力された退席時刻の情報を取得する。
決定部100は、退席時刻を入力した利用者Cの予約楽曲が、予約待ち行列に登録されているかどうかを確認する。
退席時刻を入力した利用者Cの予約楽曲が、予約待ち行列に登録されている場合(ステップ11でYの場合)、決定部100は、予約待ち行列に登録されている楽曲が複数かどうかを確認する。
予約待ち行列に登録されている楽曲が一つの場合(ステップ12でYの場合)、決定部100は、当該予約楽曲を最終曲として決定する(予約楽曲を最終曲として決定。ステップ13)。一方、予約待ち行列に登録されている楽曲が複数の場合(ステップ12でNの場合)、決定部100は、一の予約楽曲を最終曲として決定し、他の予約楽曲の予約をキャンセルする(一の予約楽曲を最終曲として決定し、他の予約楽曲をキャンセル。ステップ14)。
退席時刻を入力した利用者Cの予約楽曲が、予約待ち行列に登録されていない場合(ステップ11でNの場合)、決定部100は、利用者Cの歌唱履歴を参照し、そこに含まれる一の楽曲を最終曲として決定する(歌唱履歴に基づいて最終曲を決定。ステップ15)。
設定部200は、ステップ13、ステップ14、またはステップ15で決定された最終曲のカラオケ演奏の終了時がステップ10で入力された退席時刻と一致するように最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定する(最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定。ステップ16)。
ここで、最終曲のカラオケ演奏の開始時刻が到来した時点で他の楽曲のカラオケ演奏が行われている場合(ステップ17でYの場合)、演奏制御部300は、当該他の楽曲のカラオケ演奏を中止し、その後、最終曲のカラオケ演奏を行う(他の楽曲のカラオケ演奏を中止した後、最終曲のカラオケ演奏。ステップ18)。一方、最終曲のカラオケ演奏の開始時刻が到来した時点で他の楽曲のカラオケ演奏が行われていない場合(ステップ17でNの場合)、演奏制御部300は、そのまま最終曲のカラオケ演奏を行う(最終曲のカラオケ演奏。ステップ19)。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置1は、ある利用者がカラオケ歌唱の場から退席する退席時刻の取得を契機に、当該退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲であって、当該利用者が最後にカラオケ歌唱を行うための最終曲を決定する決定部100と、最終曲のカラオケ演奏の終了時が退席時刻と一致するように最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定する設定部200と、開始時刻に最終曲のカラオケ演奏を行う演奏制御部300と、を有する。
このようなカラオケ装置1によれば、退席時刻までにカラオケ歌唱が可能な最終曲のカラオケ演奏を行うことができる。従って、退席する利用者は、最終曲のカラオケ歌唱を最後まで行うことができる。つまり、カラオケ演奏の途中で退席しなければならない等の状況が生じないため、カラオケ歌唱を楽しむことができる。また、カラオケ装置1は、最終曲のカラオケ演奏の終了時が退席時刻と一致するように最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定する。従って、退席する利用者は、最終曲のカラオケ演奏開始により退席時刻が近づいたことを把握でき、且つカラオケ演奏の終了により退席時刻の到来を把握できる。つまり、カラオケ演奏が終了した後、速やかに退席することができるため、退席時刻を過ぎてしまうといったことが生じない。以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、カラオケ歌唱の場を途中で退席する利用者が、退席する直前までカラオケ歌唱を楽しみつつ、離席時刻の到来を把握することができる。
また、決定部100は、利用者の歌唱履歴に含まれる一の楽曲を最終曲として決定することができる。このように退席する利用者の歌唱履歴に基づいて最終曲とすることにより、利用者は退席するまでにカラオケ歌唱したい楽曲を選曲する手間が省ける。特に、歌唱履歴に含まれている楽曲は過去にカラオケ歌唱を行ったものであり、利用者にとって馴染みの深い楽曲である。従って、利用者は当該楽曲のカラオケ歌唱をスムーズに行うことができる。
或いは、決定部100は、利用者が予約した予約楽曲がある場合、当該予約楽曲を最終曲として決定することができる。そして、決定部100は、予約楽曲が複数ある場合、一の予約楽曲を最終曲として決定し、他の予約楽曲の予約をキャンセルすることができる。このように退席する利用者の予約楽曲を最終曲とすることによっても、利用者は退席するまでにカラオケ歌唱したい楽曲を選曲する手間が省ける。また、予約楽曲は、退席する利用者がその日にカラオケ歌唱したいと考えて選曲した楽曲である。そのような楽曲を最後にカラオケ歌唱することで、急な退席が決まった利用者であっても満足してカラオケ歌唱を終えることができる。更に、カラオケ歌唱の機会がない予約楽曲をキャンセルすることにより、カラオケ歌唱する者がいない楽曲のカラオケ演奏が開始されるということが無い。よって、残された利用者のカラオケ歌唱の機会をスムーズに提供できる。
また、演奏制御部300は、最終曲のカラオケ演奏の開始時刻において他の楽曲のカラオケ演奏が行われている場合、当該他の楽曲のカラオケ演奏を中止することができる。このように、最終曲のカラオケ演奏を優先することにより、利用者は、退席するまでに確実に最終曲のカラオケ歌唱が可能となる。
<その他>
大勢の利用者でカラオケ歌唱を行っている場合、複数の利用者が途中で退席しなければならない状況が生じることがある。この場合、退席する利用者同士で最終曲のカラオケ演奏の演奏時間(開始時刻~終了時刻)が重複する可能性がある。この場合、演奏制御部300は、退席時刻を入力した順に、最終曲のカラオケ演奏を行い、当該最終曲のカラオケ演奏が終わった後、次の利用者の最終曲のカラオケ演奏を行う。
なお、この場合に既に退席時刻を過ぎている利用者が居る場合、カラオケ装置1は、当該利用者の最終曲のカラオケ演奏は行わず、表示装置30や利用者の携帯端末Mに退席時刻を過ぎている旨のメッセージを提供してもよい。或いは、カラオケ装置1は、退席時刻が到来した時点で、表示装置30や利用者の携帯端末Mに退席時刻が到来した旨のメッセージを提供することでもよい。
また、上記実施形態では、最終曲のカラオケ演奏の開始時刻において他の楽曲のカラオケ演奏が行われていた場合には、他の楽曲のカラオケ演奏を中止させる例について説明した。一方、演奏制御部300は、予約待ち行列に登録されている他の楽曲の演奏時間と最終曲のカラオケ演奏の開始時刻とに基づいて、当該開始時刻においてカラオケ演奏中となる他の楽曲を予め特定する。そして、演奏制御部300は、当該他の楽曲について、最終曲のカラオケ演奏が終了した後にカラオケ演奏を開始するようにしてもよい。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケ装置
100 決定部
200 設定部
300 演奏制御部

Claims (5)

  1. 複数の利用者の中のある利用者がカラオケ歌唱の場から途中で退席する退席時刻の取得を契機に、当該退席時刻までにカラオケ演奏の終了が可能な楽曲であって、当該利用者が最後にカラオケ歌唱を行うための最終曲を決定する決定部と、
    前記最終曲のカラオケ演奏の終了時が前記退席時刻と一致するように前記最終曲のカラオケ演奏の開始時刻を設定する設定部と、
    前記開始時刻に前記最終曲のカラオケ演奏を行う演奏制御部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 前記決定部は、前記ある利用者の歌唱履歴に含まれる一の楽曲を前記最終曲として決定することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記決定部は、前記ある利用者が予約した予約楽曲がある場合、当該予約楽曲を前記最終曲として決定することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  4. 前記決定部は、前記予約楽曲が複数ある場合、一の予約楽曲を前記最終曲として決定し、他の予約楽曲の予約をキャンセルすることを特徴とする請求項3記載のカラオケ装置。
  5. 前記演奏制御部は、前記最終曲のカラオケ演奏の開始時刻において他の楽曲のカラオケ演奏が行われている場合、当該他の楽曲のカラオケ演奏を中止することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
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