JP2022129284A - カラオケ装置 - Google Patents

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朗 永木
Akira Nagaki
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Abstract

【課題】利用者が選曲した楽曲の予約を強制的に取り消すことが可能なカラオケ装置を提供する。【解決手段】携帯端末から、当該携帯端末を操作する利用者により選曲された楽曲の楽曲識別情報及び当該利用者の利用者識別情報を受信した場合、当該楽曲のカラオケ演奏の予約を行う予約登録部、一の携帯端末以外の他の携帯端末の全てから、当該一の携帯端末を操作する利用者が選曲したある楽曲について予約取消の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す予約取消部を有するカラオケ装置。【選択図】図3

Description

本発明はカラオケ装置に関する。
カラオケ歌唱の途中でカラオケ演奏を中止させる技術が知られている。たとえば、特許文献1には、カラオケ歌唱を第三者によって評価させ、カラオケ中に、不評の評価が所定の条件を具備した場合に再生されたカラオケを中断する技術が開示されている。
特開2016-071253号公報
ここで、複数の利用者でカラオケ歌唱を行う際、一の利用者に対して、他の利用者が「ある楽曲のカラオケ歌唱を行って欲しくない」と考える場合がある。しかしながら、ある楽曲を選曲した利用者に対して、「その楽曲のカラオケ歌唱は止めて欲しい」とは言い難い。
本発明の目的は、利用者が選曲した楽曲の予約を強制的に取り消すことが可能なカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための一の発明は、複数の利用者それぞれが操作する携帯端末と通信可能に接続されたカラオケ装置であって、携帯端末から、当該携帯端末を操作する利用者により選曲された楽曲の楽曲識別情報及び当該利用者の利用者識別情報を受信した場合、当該楽曲のカラオケ演奏の予約を行う予約登録部と、一の携帯端末以外の他の携帯端末の全てから、当該一の携帯端末を操作する利用者が選曲したある楽曲について予約取消の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す予約取消部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、利用者が選曲した楽曲の予約を強制的に取り消すことができる。
第1実施形態に係るカラオケシステムを示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例2に係るカラオケ本体を示す図である。 第2実施形態の変形例3に係るカラオケ本体を示す図である。
<第1実施形態>
図1~図4を参照して、第1実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
==カラオケシステム==
図1に示すように、本実施形態に係るカラオケシステム1は、4つの携帯端末(携帯端末M1~携帯端末M4)及びカラオケ装置Kを含む。なお、カラオケシステム1において、携帯端末は2つ以上あればよい。
携帯端末は、利用者が所有するスマートフォン等である。図1の例において、携帯端末M1は利用者U1が所有し、携帯端末M2は利用者U2が所有し、携帯端末M3は利用者U3が所有し、携帯端末M4は利用者U4が所有している。携帯端末には、カラオケ装置Kに対して各種操作入力を行うための専用アプリケーションソフトウェア(以下、「カラオケアプリ」)がインストールされている。カラオケアプリは、利用者に対し、カラオケシステム1において利用する複数のメニューを提供する。カラオケアプリは、サーバ装置(図示無し)や、サーバ装置が提供するWebサイトからダウンロードすることで入手できる。
カラオケ装置Kは、利用者が選曲した楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。カラオケ装置Kと各携帯端末とは、たとえば、カラオケ装置Kが設置されている店舗内のLANを介して通信可能に接続される。
==カラオケ装置==
図2に示すように、カラオケ装置Kは、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ演奏やカラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者のカラオケ歌唱の歌唱音声をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。マイク40は集音手段の一例である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。なお、本実施形態においては、リモコン装置50の代わりとして、利用者が所有する携帯端末が用いられる。
図3に示すように、本実施形態に係るカラオケ本体10は、記憶手段10a、通信手段10b、入力手段10c、演奏手段10d、及び制御手段10eを備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶手段]
記憶手段10aは、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶手段10aは、楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々の楽曲を特定するための楽曲識別情報が付与されている。楽曲識別情報は、楽曲を識別するための楽曲ID等、各楽曲に固有の情報である。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ等を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるデータである。リファレンスデータは、カラオケ演奏された楽曲の主旋律を示すデータである。
記憶手段10aは、各楽曲に対応する歌詞テロップをカラオケ演奏に合わせて表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ、カラオケ演奏時に表示装置30等に表示される背景映像等の背景映像データ、及び楽曲の属性情報を記憶する。
[通信手段・入力手段]
通信手段10bは、各携帯端末との通信を行うためのインターフェースを提供する。入力手段10cは、利用者が各種の指示入力を行うための構成である。入力手段10cは、カラオケ本体10に設けられたボタン等である。或いは、各携帯端末が入力手段10cとして機能してもよい。
[演奏手段]
演奏手段10dは、制御手段10eの制御に基づき、楽曲のカラオケ演奏、及びマイク40を通じて入力された歌唱音声に基づく信号の処理を行う。演奏手段10dは、音源、ミキサ、アンプ等を含む(いずれも図示なし)。
[制御手段]
制御手段10eは、カラオケ装置Kにおける各種の制御を行う。制御手段10eは、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
本実施形態においてはCPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御手段10eは、予約登録部100、予約取消部200、及び演奏制御部300として機能する。
(予約登録部)
予約登録部100は、携帯端末から、当該携帯端末を操作する利用者により選曲された楽曲の楽曲識別情報及び当該利用者の利用者識別情報を受信した場合、当該楽曲のカラオケ演奏の予約を行う。
利用者識別情報は、利用者を識別するための利用者ID等、各利用者に固有の情報である。利用者識別情報は、各利用者が所有する携帯端末に予め記憶されている。
携帯端末は、利用者からの操作入力に基づいてカラオケアプリを起動する。カラオケアプリが起動されることにより、携帯端末とカラオケ装置Kとのペアリングが行われる。ペアリングが完了した携帯端末とカラオケ装置Kとは、通信可能となる。ペアリングの方法は公知の技術を用いることができる。
その後、利用者は、カラオケアプリが提供する選曲画面を介してカラオケ歌唱を希望する楽曲を選曲する。携帯端末は、利用者が選曲した楽曲の楽曲ID及び当該利用者の利用者IDをカラオケ装置Kに送信する。
予約登録部100は、受信した楽曲ID及び利用者IDを紐付けて、予約待ち行列に登録することで楽曲のカラオケ演奏の予約を行う。
(予約取消部)
予約取消部200は、一の携帯端末以外の他の携帯端末の全てから、当該一の携帯端末を操作する利用者が選曲したある楽曲について予約取消の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す。
利用者は、カラオケアプリが提供する予約取消画面を介して、予約されたある楽曲の取り消しを選択することができる。携帯端末は、ある楽曲を選曲した利用者の利用者ID、利用者が選択したある楽曲の楽曲ID及び予約取消の信号を、予約取消の指示としてカラオケ装置Kに送信する。
予約取消部200は、カラオケ装置Kとペアリングされている複数の携帯端末のうち、ある楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末以外の全ての携帯端末から、予約取消の指示を受信した場合、それぞれの予約取消の指示に共通する利用者ID及び楽曲IDに基づいて、予約待ち行列に登録されているある楽曲の楽曲ID及び利用者IDを特定する。そして、予約取消部200は、特定したある楽曲の楽曲ID及び利用者IDを削除することにより、ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す。
なお、ある楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末もカラオケアプリがインストールされている。すなわち、ある楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末からも予約取消の指示を送信することができる。予約取消部200は、ある楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末から予約取消の指示を受信した場合、予約待ち行列に登録されているある楽曲の楽曲ID及び利用者IDを削除することにより、ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す。
(演奏制御部)
演奏制御部300は、予約待ち行列に登録された楽曲識別情報に基づいて、楽曲のカラオケ演奏を行う。
演奏制御部300は、予約待ち行列に登録されている楽曲IDを元に、対応する伴奏データを記憶手段10aから取得する。そして、演奏制御部300は、取得した伴奏データを演奏手段10dに出力し、カラオケ演奏を行わせる。
==カラオケ装置Kの動作について==
次に、図4を参照して本実施形態におけるカラオケ装置Kの動作の具体例について述べる。図4は、カラオケ装置Kの動作例を示すフローチャートである。なお、この例では、図1に示した利用者U1~利用者U4の4名が、飲み会の後の2次会でカラオケ装置Kを利用するとする。また、利用者U1は他の利用者と比べて酔いが酷い状態であるとする。更に、各利用者が所有する携帯端末M1~携帯端末M4は、それぞれカラオケアプリを起動し、カラオケ装置Kとペアリングが完了しているとする。
利用者U1は、携帯端末M1を操作し、選曲画面を介してカラオケ歌唱を希望する楽曲Xを選曲する。携帯端末M1は、利用者U1が選曲した楽曲Xの楽曲ID及び利用者U1の利用者IDをカラオケ装置Kに送信する。
予約登録部100は、携帯端末M1から、利用者U1が選曲した楽曲Xの楽曲ID及び利用者U1の利用者IDを受信する(楽曲Xの楽曲ID及び利用者U1の利用者IDを受信。ステップ10)。
予約登録部100は、受信した楽曲ID及び利用者IDを紐付けて、予約待ち行列に登録することで楽曲Xのカラオケ演奏を予約する(楽曲Xのカラオケ演奏を予約。ステップ11)。
予約登録部100は、予約が完了した楽曲Xの情報を、たとえば表示装置30の表示画面に表示させる。各利用者は、利用者U1が選曲した楽曲Xのカラオケ演奏の予約がなされたことを把握できる。
ここで、利用者U2は、過去に、酔った利用者U1による楽曲Xのカラオケ歌唱を聴いて不愉快な思いをしたことがあるため、利用者U1に楽曲Xのカラオケ歌唱を行って欲しくないと考えたとする。
この場合、利用者U2は、カラオケアプリが提供する予約取消画面を介して、楽曲Xの取り消しを選択する。携帯端末M2は、楽曲Xを選曲した利用者U1の利用者ID、利用者U2が選択した楽曲Xの楽曲ID及び予約取消の信号を、予約取消の指示としてカラオケ装置Kに送信する。
また、利用者U3及び利用者U4は、酔いが酷い状態の利用者U1ではなく、他の利用者によるカラオケ歌唱を聴取したいと考えたとする。
この場合、利用者U3及び利用者U4は、それぞれ予約取消画面を介して、楽曲Xの取り消しを選択する。携帯端末M3及び携帯端末M4は、楽曲Xを選曲した利用者U1の利用者ID、利用者U3及び利用者U4が選択した楽曲Xの楽曲ID及び予約取消の信号を、予約取消の指示としてカラオケ装置Kに送信する。
このように、楽曲Xのカラオケ演奏が開始される前に(ステップ12でNの場合)、利用者U1が所有する携帯端末M1以外の携帯端末M2~携帯端末M4全てから、利用者U1が選曲した楽曲Xについて予約取消の指示を受信した場合(ステップ13でYの場合)、予約取消部200は、楽曲Xのカラオケ演奏の予約を取り消す(楽曲Xのカラオケ演奏の予約を取り消す。ステップ14)。なお、携帯端末M1は「一の携帯端末」の一例であり、携帯端末M2~携帯端末M4は「他の携帯端末」の一例である。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置Kは、複数の利用者それぞれが操作する携帯端末と通信可能に接続されている。カラオケ装置Kは、携帯端末から、当該携帯端末を操作する利用者により選曲された楽曲の楽曲識別情報及び当該利用者の利用者識別情報を受信した場合、当該楽曲のカラオケ演奏の予約を行う予約登録部100と、一の携帯端末以外の他の携帯端末の全てから、当該一の携帯端末を操作する利用者が選曲したある楽曲について予約取消の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す予約取消部200と、を有する。
このようなカラオケ装置Kによれば、ある楽曲を選曲した利用者が所有する一の携帯端末以外の他の携帯端末全てから予約取消の指示を受信した場合、ある楽曲を選曲した利用者の意思に関わらず、ある楽曲のカラオケ演奏の予約が取り消される。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置Kによれば、利用者が選曲した楽曲の予約を強制的に取り消すことができる。
なお、予約取消部200は、複数の楽曲のカラオケ演奏が予約されている場合、ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す代わりに、当該ある楽曲のカラオケ演奏が最後に行われるように予約を変更してもよい。たとえば、予約待ち行列に、楽曲Xの楽曲ID(及び利用者U1の利用者ID)、楽曲Yの楽曲ID(及び利用者U2の利用者ID)、楽曲Zの楽曲ID(及び利用者U3の利用者ID)の順番で登録されているとする。ここで、他の携帯端末の全てから楽曲Xについて予約取消の指示を受信した場合、予約取消部200は、楽曲Xの楽曲IDを、予約待ち行列の最後に移動させることで、楽曲Xの予約を変更する。この場合、予約待ち行列の登録は、楽曲Yの楽曲ID、楽曲Zの楽曲ID、楽曲Xの楽曲IDの順番に更新される。
<第2実施形態>
次に、図5を参照して、第2実施形態に係るカラオケ装置について説明する。本実施形態では、予約の取り消しを行わなかった場合において、カラオケ演奏を中止する例について述べる。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
(演奏制御部)
本実施形態に係る演奏制御部300は、ある楽曲のカラオケ演奏中に、他の携帯端末の全てから演奏中止の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏を中止させる。
演奏制御部300は、予約待ち行列に登録されている楽曲の楽曲IDを元に、楽曲の伴奏データを記憶手段10aから取得し、演奏手段10dに出力して楽曲のカラオケ演奏を行わせる。利用者は、楽曲のカラオケ演奏に合わせて、カラオケ歌唱を行うことができる。
ここで、カラオケ歌唱を聴取する利用者は、カラオケアプリが提供する演奏中止画面を介して、楽曲のカラオケ演奏の中止を選択することができる。この場合、携帯端末は、演奏中止の信号を、演奏中止の指示としてカラオケ装置Kに送信する。
演奏制御部300は、カラオケ装置Kとペアリングされている複数の携帯端末のうち、楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末以外の全ての携帯端末から、演奏中止の指示を受信した場合、演奏手段10dを制御し、現在行われている楽曲のカラオケ演奏を中止させる。
なお、楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末もカラオケアプリがインストールされている。すなわち、楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末からも演奏中止の指示を送信することができる。演奏制御部300は、楽曲を選曲した利用者が所有する携帯端末から、演奏中止の指示を受信した場合、演奏手段10dを制御し、現在行われている楽曲のカラオケ演奏を中止させる。
==カラオケ装置Kの動作について==
次に、図5を参照して本実施形態におけるカラオケ装置Kの動作の具体例について述べる。図5は、カラオケ装置Kの動作例を示すフローチャートである。
第1実施形態の例において、携帯端末M1以外の携帯端末M2~携帯端末M4全てから楽曲Xについて予約取消の指示を受信する前に、カラオケ装置Kが、楽曲Xのカラオケ演奏を開始したとする(楽曲Xのカラオケ演奏を開始。ステップ20)。利用者U1は、楽曲Xのカラオケ演奏に合わせてカラオケ歌唱を開始する。
ここで、利用者U1のカラオケ歌唱を聴取した利用者U2は、過去に、酔った利用者U1による楽曲Xのカラオケ歌唱を聴いて不愉快な思いをしたことを思い出したとする。
この場合、利用者U2は、カラオケアプリが提供する演奏中止画面を介して、楽曲Xの演奏中止を選択する。この場合、携帯端末M2は、演奏中止の指示をカラオケ装置Kに送信する。
また、利用者U3及び利用者U4は、酔いが酷い状態の利用者U1のカラオケ歌唱ではなく、他の利用者によるカラオケ歌唱を聴取したいと考えたとする。
この場合、利用者U3及び利用者U4は、それぞれ演奏中止画面を介して、楽曲Xの演奏中止を選択する。この場合、携帯端末M3及び携帯端末M4は、演奏中止の指示をカラオケ装置Kに送信する。
このように、楽曲Xのカラオケ演奏中に、利用者U1が所有する携帯端末M1以外の携帯端末M2~携帯端末M4全てから演奏中止の指示を受信した場合(ステップ21でYの場合)、演奏制御部300は、楽曲Xのカラオケ演奏を中止させる(楽曲Xのカラオケ演奏を中止。ステップ22)。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置Kは、予約待ち行列に登録された楽曲識別情報に基づいて、楽曲のカラオケ演奏を行う演奏制御部300を有する。演奏制御部300は、ある楽曲のカラオケ演奏中に、他の携帯端末の全てから演奏中止の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏を中止させる。このようなカラオケ装置Kによれば、楽曲の予約を取り消すことできなかった場合であっても、当該楽曲のカラオケ演奏を強制的に中止できる。
なお、演奏制御部300は、楽曲のカラオケ演奏を強制的に中止するだけでなく、所定期間、たとえば次の楽曲のカラオケ演奏が開始されるまでの間、マイク40を通じて入力された音声を放音しないよう演奏手段10dを制御してもよい。
<第2実施形態の変形例1>
演奏制御部300は、他の携帯端末の少なくとも一つから演奏中止を撤回する指示を受信した場合、ある楽曲のカラオケ演奏を継続することができる。
演奏中止を撤回する指示は、先に演奏中止の指示を送信した携帯端末からのみ送信できる。演奏中止を撤回する指示を受信した場合、演奏制御部300は、演奏中止の指示を取り消し、カラオケ演奏を継続する。また、演奏中止の指示を送信した携帯端末が複数ある場合、演奏制御部300は、そのうちの少なくとも一つの携帯端末から演奏中止を撤回する指示があれば、楽曲のカラオケ演奏を継続する。
たとえば、第2実施形態で述べたように、携帯端末M2が楽曲Xの演奏中止の指示をカラオケ装置Kに送信したとする。その後、楽曲Xのカラオケ演奏が中止される前に(すなわち、携帯端末M3及び携帯端末M4から楽曲Xの演奏中止の指示を受信する前に)、利用者U2が、カラオケアプリが提供する演奏中止画面を介して、楽曲Xの演奏中止の撤回を選択したとする。この場合、携帯端末M2は、演奏中止の撤回の指示をカラオケ装置Kに送信する。
このように、楽曲Xのカラオケ演奏中に、先に演奏中止の指示を送信した携帯端末M2から演奏中止の撤回の指示を受信した場合、演奏制御部300は、楽曲Xのカラオケ演奏を継続する。すなわち、一旦は演奏の中止を希望した利用者のうち、少なくとも一の利用者がカラオケ歌唱を聴取してもよいと考え直した場合、カラオケ装置Kは、引き続きカラオケ演奏を行うことができる。
<第2実施形態の変形例2>
第2実施形態の例において、カラオケ装置Kは、カラオケ演奏を中止する前に、利用者に対してカラオケ演奏が中止される可能性があることを報知することができる。
[制御手段]
本実施形態においてはCPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御手段10eは、予約登録部100、予約取消部200、演奏制御部300、及び報知部400として機能する(図6参照)。
(報知部)
報知部400は、他の携帯端末から受信した演奏中止の指示が所定条件を満たす場合、ある楽曲のカラオケ演奏を中止する前に所定の報知を行う。
所定条件は、所定の報知を行うかどうかを決定するための条件である。所定条件は、たとえば、「カラオケ装置Kとペアリングされている携帯端末のうち、半数以上から演奏中止の指示を受信した場合」等、予め一の条件が設定されている。
所定の報知は、利用者に対して、カラオケ演奏が中止される可能性を提示することである。所定の報知は、たとえば、「カラオケ演奏が中止される可能性があります」といったテキストを表示装置30の表示画面に表示させることや、同様の音声をスピーカ20から放音させることにより行われる。
たとえば、利用者U1~利用者U4が所有する携帯端末M1~携帯端末M4は、それぞれカラオケアプリを起動し、カラオケ装置Kとペアリングが完了しているとする。また、所定条件として「カラオケ装置Kとペアリングされている携帯端末のうち、半数以上から演奏中止の指示を受信した場合」が設定されているとする。
ここで、利用者U1のカラオケ歌唱を聴取した利用者U2が、カラオケアプリが提供する演奏中止画面を介して、楽曲Xの演奏中止を選択したとする。この場合、携帯端末M2は、演奏中止の指示をカラオケ装置Kに送信する。
報知部400は、携帯端末M2から受信した演奏中止の指示が所定条件を満たすかどうかを判断する。この段階において、演奏中止の指示は、ペアリングされている4つの携帯端末のうち、携帯端末M2からのみ受信している。従って、報知部400は、所定条件を満たさないと判断する。
その後、利用者U1のカラオケ歌唱を聴取した利用者U3が、カラオケアプリが提供する演奏中止画面を介して、楽曲Xの演奏中止を選択したとする。この場合、携帯端末M3は、演奏中止の指示をカラオケ装置Kに送信する。
報知部400は、携帯端末M3から受信した演奏中止の指示が所定条件を満たすかどうかを判断する。この段階において、演奏中止の指示は、ペアリングされている4つの携帯端末のうち、携帯端末M2及び携帯端末M3から受信している。従って、報知部400は、所定条件を満たすと判断する。報知部400は、楽曲Xのカラオケ演奏を中止する前に所定の報知を行う。
このようなカラオケ装置Kによれば、利用者は、楽曲のカラオケ演奏が中止される前に、その可能性を把握できる。
<第2実施形態の変形例3>
第2実施形態の例において、カラオケ装置Kは、過去にカラオケ演奏が強制的に中止された楽曲の予約を禁止することができる。
[制御手段]
本実施形態においてはCPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御手段10eは、予約登録部100、予約取消部200、演奏制御部300、及び記憶処理部500として機能する(図7参照)。
(記憶処理部)
記憶処理部500は、演奏中止の指示に基づいて楽曲のカラオケ演奏を中止させた場合、演奏が中止されたことを示す中止情報を、当該楽曲の楽曲識別情報、及び当該楽曲を選曲した利用者の利用者識別情報と紐付け、履歴情報として記憶手段10aに記憶させる。
たとえば、第2実施形態の例において、演奏制御部300が、楽曲Xのカラオケ演奏を中止させたとする。この場合、記憶処理部500は、中止情報を、楽曲Xの楽曲ID、及び楽曲Xを選曲した利用者U1の利用者IDと紐付け、履歴情報として記憶手段10aに記憶させる。
(予約登録部)
本変形例に係る予約登録部100は、ある携帯端末から受信した楽曲識別情報及び利用者識別情報と、中止情報とが紐付けられた履歴情報が記憶手段10aに記憶されている場合、受信した楽曲識別情報に対応する楽曲のカラオケ演奏の予約を禁止する。
カラオケ演奏の予約の禁止とは、予約待ち行列に楽曲識別情報及び利用者識別情報を登録しないことである。予約登録部100は、楽曲のカラオケ演奏の予約を禁止する場合、表示装置30にエラーメッセージを表示させてもよい。
たとえば、上述の履歴情報として、「楽曲Xの楽曲ID、利用者U1の利用者ID、及び中止情報」が記憶手段10aに記憶されているとする。
ここで、利用者U1が、カラオケアプリが提供する選曲画面を介してカラオケ歌唱を希望する楽曲X1を選曲する。携帯端末M1は、利用者U1が選曲した楽曲Xの楽曲ID及び利用者U1の利用者IDをカラオケ装置Kに送信する。
予約登録部100は、記憶手段10aを参照し、受信した楽曲Xの楽曲ID及び利用者U1の利用者IDの組み合わせと、中止情報とが紐付けられた履歴情報が記憶されているかどうかを判断する。この例では、同様の履歴情報が記憶されている。よって、予約登録部100は、受信した楽曲IDに対応する楽曲Xのカラオケ演奏の予約を禁止する。
一方、携帯端末から受信した楽曲ID及び利用者IDと、中止情報とが紐付けられた履歴情報が記憶手段10aに記憶されていない場合、予約登録部100は、受信した楽曲IDに対応する楽曲のカラオケ演奏の予約を行う。
このようなカラオケ装置Kによれば、楽曲の予約を取り消すことできなかった場合であっても、当該楽曲のカラオケ演奏が行われることはない。なお、本変形例において、カラオケ装置Kは、報知部400の機能を有していてもよい。
<その他>
カラオケ装置Kは、第1実施形態と第2実施形態の処理を組み合わせて実施してもよい。
たとえば、第1実施形態の例において、カラオケ装置Kは、携帯端末M1以外の携帯端末M2からのみ楽曲Xについて予約取消の指示を受信したとする。この場合、カラオケ装置Kは、楽曲Xのカラオケ演奏を開始する。
その後、利用者U1のカラオケ歌唱を聴取した利用者U3及び利用者U4が、利用者U1のカラオケ演奏を中止し、他の利用者によるカラオケ歌唱を聴取したいと考えたとする。
この場合、利用者U3及び利用者U4は、それぞれ演奏中止画面を介して、楽曲Xの演奏中止を選択する。この場合、携帯端末M3及び携帯端末M4は、演奏中止の指示をカラオケ装置Kに送信する。
このように、ペアリングされている携帯端末の全てから、予約取消または演奏中止の指示を受けた場合、カラオケ装置Kは、楽曲のカラオケ演奏を中止させることができる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
100 予約登録部
200 予約取消部
300 演奏制御部
400 報知部
500 記憶処理部
K カラオケ装置
M1~M4 携帯端末

Claims (5)

  1. 複数の利用者それぞれが操作する携帯端末と通信可能に接続されたカラオケ装置であって、
    携帯端末から、当該携帯端末を操作する利用者により選曲された楽曲の楽曲識別情報及び当該利用者の利用者識別情報を受信した場合、当該楽曲のカラオケ演奏の予約を行う予約登録部と、
    一の携帯端末以外の他の携帯端末の全てから、当該一の携帯端末を操作する利用者が選曲したある楽曲について予約取消の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏の予約を取り消す予約取消部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 前記予約待ち行列に登録された楽曲識別情報に基づいて、楽曲のカラオケ演奏を行う演奏制御部を有し、
    前記演奏制御部は、前記ある楽曲のカラオケ演奏中に、前記他の携帯端末の全てから演奏中止の指示を受信した場合、当該ある楽曲のカラオケ演奏を中止させることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記演奏制御部は、前記他の携帯端末の少なくとも一つから演奏中止を撤回する指示を受信した場合、前記ある楽曲のカラオケ演奏を継続することを特徴とする請求項2記載のカラオケ装置。
  4. 前記他の携帯端末から受信した演奏中止の指示が所定条件を満たす場合、前記ある楽曲のカラオケ演奏を中止する前に所定の報知を行う報知部を有することを特徴とする請求項2または3記載のカラオケ装置。
  5. 演奏中止の指示に基づいて楽曲のカラオケ演奏を中止させた場合、演奏が中止されたことを示す中止情報を、当該楽曲の楽曲識別情報、及び当該楽曲を選曲した利用者の利用者識別情報と紐付け、履歴情報として記憶手段に記憶させる記憶処理部を有し、
    前記予約登録部は、ある携帯端末から受信した楽曲識別情報及び利用者識別情報と、中止情報とが紐付けられた履歴情報が前記記憶手段に記憶されている場合、受信した楽曲識別情報に対応する楽曲のカラオケ演奏の予約を禁止することを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
JP2021027950A 2021-02-24 2021-02-24 カラオケ装置 Pending JP2022129284A (ja)

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