JP2023064385A - カラオケ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一の聴取者が、歌唱者にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲について、当該歌唱者がカラオケ歌唱を行う可能性を高めることが可能なカラオケ装置を提供する。【解決手段】一の利用者により選曲されたある楽曲の楽曲識別情報を、当該一の利用者の利用者識別情報と対応付けて予約待ち行列に登録する予約登録部、ある楽曲のカラオケ演奏中に、他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲識別情報を受信した場合、当該ある楽曲の楽曲識別情報に対応付けられている利用者識別情報に対し、受信した当該リクエスト楽曲の楽曲識別情報を対応付けて記憶させるリクエスト受付部、一の利用者の歌唱履歴、及び当該一の利用者の利用者識別情報に対応付けられたリクエスト楽曲の楽曲識別情報に基づいて、推奨楽曲のリストを生成し、当該一の利用者に対して提示するリスト提示部を有するカラオケ装置。【選択図】図3
Description
本発明はカラオケ装置に関する。
カラオケ装置は、複数の利用者で利用することができる。この場合、一の利用者は、自らが選曲した楽曲のカラオケ歌唱を行い、他の利用者は、一の利用者のカラオケ歌唱を聴取する。一の利用者は「歌唱者」に相当し、他の利用者は「聴取者」に相当する。
ここで、ある聴取者が歌唱者にカラオケ歌唱を行って欲しいと考える楽曲を予約することができる技術が提案されている。たとえば、特許文献1には、他の利用者のために奉唱として歌唱する奉唱楽曲を奉唱者が歌唱可能であり、かつ奉唱対象者が望む楽曲を正確かつ容易に予約登録可能なカラオケ装置が開示されている。
ところで、複数の聴取者のうち一の聴取者が、歌唱者にある楽曲のカラオケ歌唱を行って欲しいと考えたとする。しかしながら、利用者間の関係性や場の雰囲気等の理由により、一の聴取者が歌唱者に対して直接希望を伝え難いことがある。
本発明の目的は、一の聴取者が、歌唱者にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲について、当該歌唱者がカラオケ歌唱を行う可能性を高めることが可能なカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための一の発明は、利用者が所有する携帯端末と通信可能であるカラオケ装置であって、一の利用者により選曲されたある楽曲の楽曲識別情報を、当該一の利用者の利用者識別情報と対応付けて予約待ち行列に登録する予約登録部と、前記ある楽曲のカラオケ演奏中に、前記一の利用者以外の他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲識別情報を受信した場合、当該ある楽曲の楽曲識別情報に対応付けられている利用者識別情報に対し、受信した当該リクエスト楽曲の楽曲識別情報を対応付けて記憶させるリクエスト受付部と、前記一の利用者の歌唱履歴、及び当該一の利用者の利用者識別情報に対応付けられた前記リクエスト楽曲の楽曲識別情報に基づいて、推奨楽曲のリストを生成し、当該一の利用者に対して提示するリスト提示部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、一の聴取者が、歌唱者にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲について、当該歌唱者がカラオケ歌唱を行う可能性を高めることができる。
<実施形態>
図1~図4を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
図1~図4を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
==カラオケ装置と携帯端末==
カラオケ装置Kは、利用者が選曲した楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図1の例において、カラオケ装置Kは、3名の利用者U1~利用者U3で利用されている。なお、カラオケ装置Kの利用者は4名以上であってもよい。
カラオケ装置Kは、利用者が選曲した楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図1の例において、カラオケ装置Kは、3名の利用者U1~利用者U3で利用されている。なお、カラオケ装置Kの利用者は4名以上であってもよい。
携帯端末は、利用者が所有するスマートフォン等である。図1に示すように、携帯端末M1は利用者U1が所有し、携帯端末M2は利用者U2が所有し、携帯端末M3は利用者U3が所有している。携帯端末には、カラオケ装置に対して各種操作入力を行うための専用アプリケーションソフトウェア(以下、「カラオケアプリ」)がインストールされている。カラオケアプリは、利用者がリクエスト楽曲(後述)を選曲する際の操作画面を提供する。カラオケアプリは、サーバ装置(図示無し)や、サーバ装置が提供するWebサイトからダウンロードすることで入手できる。なお、利用者のうち、携帯端末を所有していない者がいてもよい。
カラオケ装置Kは、たとえば、カラオケ装置Kが設置されている店舗内のLANを介し、カラオケアプリを起動した携帯端末と通信可能となる。
==カラオケ装置の詳細==
図2に示すように、カラオケ装置Kは、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
図2に示すように、カラオケ装置Kは、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ演奏やカラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者のカラオケ歌唱の歌唱音声をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。マイク40は集音手段の一例である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。
図3に示すように、本実施形態に係るカラオケ本体10は、記憶手段10a、通信手段10b、入力手段10c、演奏手段10d、及び制御手段10eを備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶手段]
記憶手段10aは、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶手段10aは、楽曲データを記憶する。
記憶手段10aは、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶手段10aは、楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々の楽曲を特定するための楽曲識別情報が付与されている。楽曲識別情報は、楽曲を識別するための楽曲ID等、各楽曲に固有の情報である。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ等を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるデータである。リファレンスデータは、カラオケ演奏された楽曲の主旋律を示すデータである。
記憶手段10aは、各楽曲に対応する歌詞テロップをカラオケ演奏に合わせて表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ、カラオケ演奏時に表示装置30等に表示される背景映像等の背景映像データ、及び楽曲の属性情報を記憶する。
また、記憶手段10aは、歌唱履歴を記憶する。歌唱履歴は、利用者が行ったカラオケ歌唱の情報を、利用者毎に記録した情報である。歌唱履歴は、利用者識別情報、カラオケ歌唱を行った楽曲の楽曲識別情報、カラオケ歌唱の採点結果、カラオケ歌唱を行った日時、場所等を含む。利用者識別情報は、利用者を識別するための利用者IDや利用者の顔を撮影して得られた顔画像等、各利用者に固有の情報である。採点結果は、カラオケ装置が備える公知の採点機能により得られた情報である。採点結果は、たとえば100点を満点とする数値として得ることができる。
[通信手段・入力手段]
通信手段10bは、各携帯端末との通信を行うためのインターフェースを提供する。入力手段10cは、利用者が各種の指示入力を行うための構成である。入力手段10cは、カラオケ本体10に設けられたボタン等である。或いは、リモコン装置50が入力手段10cとして機能してもよい。
通信手段10bは、各携帯端末との通信を行うためのインターフェースを提供する。入力手段10cは、利用者が各種の指示入力を行うための構成である。入力手段10cは、カラオケ本体10に設けられたボタン等である。或いは、リモコン装置50が入力手段10cとして機能してもよい。
[演奏手段]
演奏手段10dは、制御手段10eの制御に基づき、楽曲のカラオケ演奏、及びマイク40を通じて入力された歌唱音声に基づく信号の処理を行う。演奏手段10dは、音源、ミキサ、アンプ等を含む(いずれも図示なし)。
演奏手段10dは、制御手段10eの制御に基づき、楽曲のカラオケ演奏、及びマイク40を通じて入力された歌唱音声に基づく信号の処理を行う。演奏手段10dは、音源、ミキサ、アンプ等を含む(いずれも図示なし)。
[制御手段]
制御手段10eは、カラオケ装置Kにおける各種の制御を行う。制御手段10eは、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
制御手段10eは、カラオケ装置Kにおける各種の制御を行う。制御手段10eは、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
本実施形態においてはCPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御手段10eは、予約登録部100、リクエスト受付部200、及びリスト提示部300として機能する。
(予約登録部)
予約登録部100は、一の利用者により選曲されたある楽曲の楽曲識別情報を、当該一の利用者の利用者識別情報と対応付けて予約待ち行列に登録する。
予約登録部100は、一の利用者により選曲されたある楽曲の楽曲識別情報を、当該一の利用者の利用者識別情報と対応付けて予約待ち行列に登録する。
カラオケ歌唱を希望する利用者は、リモコン装置50を操作し、選曲画面を介してカラオケ歌唱を希望する楽曲を選曲する。併せて、利用者は、リモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力する。リモコン装置50は、利用者が選曲した楽曲の楽曲ID及び当該利用者の利用者IDをカラオケ装置Kに送信する。
予約登録部100は、受信した楽曲ID及び利用者IDを対応付けて、予約待ち行列に登録することで楽曲のカラオケ演奏の予約を行う。
カラオケ装置Kは、予約待ち行列に登録されている楽曲IDを元に、楽曲の伴奏データを記憶手段10aから取得する。そして、カラオケ装置Kは、取得した伴奏データを演奏手段10dに出力し、カラオケ演奏を行わせる。
(リクエスト受付部)
リクエスト受付部200は、ある楽曲のカラオケ演奏中に、一の利用者以外の他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲識別情報を受信した場合、当該ある楽曲の楽曲識別情報に対応付けられている利用者識別情報に対し、受信した当該リクエスト楽曲の楽曲識別情報を対応付けて記憶させる。
リクエスト受付部200は、ある楽曲のカラオケ演奏中に、一の利用者以外の他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲識別情報を受信した場合、当該ある楽曲の楽曲識別情報に対応付けられている利用者識別情報に対し、受信した当該リクエスト楽曲の楽曲識別情報を対応付けて記憶させる。
リクエスト楽曲は、他の利用者が、一の利用者にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲である。
リクエスト楽曲を本人(一の利用者)に直接伝え難い場合、他の利用者は、自己が所有する携帯端末を操作し、カラオケアプリを起動する。カラオケアプリが起動されることにより、携帯端末とカラオケ装置Kとのペアリングが行われる。ペアリングが完了した携帯端末とカラオケ装置Kとは、通信可能となる。ペアリングの方法は公知の技術を用いることができる。
その後、一の利用者により選曲されたある楽曲のカラオケ演奏中に、他の利用者は、カラオケアプリを起動した携帯端末を操作し、カラオケアプリが提供する選曲画面を介してリクエスト楽曲に対応する情報(たとえば楽曲名)を入力する。携帯端末は、入力されたリクエスト楽曲に対応する情報に基づいて、リクエスト楽曲の楽曲IDを特定し、当該楽曲IDをカラオケ装置Kに送信する。なお、他の利用者は、リクエスト楽曲に対応する情報として楽曲IDを直接入力してもよい。
ある楽曲のカラオケ演奏中に、他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲IDを受信した場合、リクエスト受付部200は、予約待ち行列を参照し、カラオケ演奏中のある楽曲の楽曲IDに対応付けられている利用者IDを特定する。リクエスト受付部200は、特定した利用者IDに対し、受信したリクエスト楽曲の楽曲IDを対応付けて、記憶手段10a等に一時的に記憶させる。
(リスト提示部)
リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴、及び当該一の利用者の利用者識別情報に対応付けられたリクエスト楽曲の楽曲識別情報に基づいて、推奨楽曲のリストを生成し、当該一の利用者に対して提示する。
リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴、及び当該一の利用者の利用者識別情報に対応付けられたリクエスト楽曲の楽曲識別情報に基づいて、推奨楽曲のリストを生成し、当該一の利用者に対して提示する。
推奨楽曲は、利用者に対してカラオケ歌唱を推奨する楽曲である。
たとえば、一の利用者がリモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力して推奨楽曲のリストを要求したとする。
この場合、リスト提示部300は、入力された一の利用者の利用者IDに基づいて、記憶手段10aから一の利用者の歌唱履歴を読み出す。リスト提示部300は、歌唱履歴の中から所定条件に基づいて、複数の楽曲を推奨楽曲として抽出し、リストを生成する。所定条件は、たとえば、直近1か月のなかで歌唱回数が多い順に5曲のように、予め一の条件が設定されている。
リスト提示部300は、生成したリストを、たとえばリモコン装置50の表示画面に表示させることで、一の利用者に対して推奨楽曲のリストを提示する。
一方、一の利用者の利用者IDに対応付けられたリクエスト楽曲の楽曲IDが記憶されている場合、リスト提示部300は、読み出した歌唱履歴の中から所定条件に基づいて抽出した推奨楽曲のうち、一の楽曲をリクエスト楽曲に置き換えて、リストを生成する。この場合、リスト提示部300は、一の利用者に対して、他の利用者のリクエスト楽曲を含むリストを提示する。
なお、推奨楽曲のリストを提示するタイミングは、一の利用者からの要求があった場合に限られない。たとえば、一の利用者のカラオケ歌唱中にリクエスト楽曲の楽曲IDを受信した場合、リスト提示部300は、一の利用者のカラオケ歌唱が終了後、自動的に推奨楽曲のリストを生成し、一の利用者に対して提示してもよい。
また、リスト提示部300は、入力された一の利用者の利用者IDを外部のサーバ装置(図示なし)に送信し、外部のサーバ装置から直接歌唱履歴を取得してもよい。この場合、記憶手段10aに予め歌唱履歴を記憶させておく必要はない。
また、読み出した歌唱履歴の中から所定条件に基づいて抽出した推奨楽曲の中にリクエスト楽曲が含まれている場合、リスト提示部300は、楽曲の置き換えをすることなく、そのままリストを生成する。
==カラオケ装置Kの動作について==
次に、図4を参照して本実施形態におけるカラオケ装置Kの動作の具体例について述べる。図4は、カラオケ装置Kの動作例を示すフローチャートである。なお、この例では、図1に示した利用者U1~利用者U3の3名でカラオケ装置Kを利用するとする。また、利用者U2は、利用者U1を接待する立場であり、利用者U3は、利用者U2の上司であるとする。このような場合、利用者U2は、利用者U1にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲があったとしても、そういった要望を利用者U1及び利用者U3には気づかれたくない。
次に、図4を参照して本実施形態におけるカラオケ装置Kの動作の具体例について述べる。図4は、カラオケ装置Kの動作例を示すフローチャートである。なお、この例では、図1に示した利用者U1~利用者U3の3名でカラオケ装置Kを利用するとする。また、利用者U2は、利用者U1を接待する立場であり、利用者U3は、利用者U2の上司であるとする。このような場合、利用者U2は、利用者U1にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲があったとしても、そういった要望を利用者U1及び利用者U3には気づかれたくない。
利用者U1は、リモコン装置50を操作し、選曲画面を介してカラオケ歌唱を希望する楽曲Xを選曲する。併せて、利用者U1は、リモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力する。リモコン装置50は、利用者U1が選曲した楽曲Xの楽曲ID及び利用者U1の利用者IDをカラオケ装置Kに送信する。
予約登録部100は、受信した楽曲ID及び利用者IDを対応付けて、予約待ち行列に登録することで楽曲Xのカラオケ演奏の予約を行う(利用者U1が選曲した楽曲Xのカラオケ演奏を予約。ステップ10)。
カラオケ装置Kは、楽曲Xの楽曲IDを元に、楽曲Xの伴奏データを記憶手段10aから取得する。そして、カラオケ装置Kは、取得した伴奏データを演奏手段10dに出力し、楽曲Xのカラオケ演奏を開始する(楽曲Xのカラオケ演奏開始。ステップ11)。利用者U1は、楽曲Xのカラオケ演奏に併せてカラオケ歌唱を行う。
ここで、利用者U2が、利用者U1にリクエスト楽曲Rのカラオケ歌唱を行って欲しいと考えたとする。この場合、利用者U2は、携帯端末M2を操作し、カラオケアプリを起動する。その後、楽曲Xのカラオケ演奏中に、利用者U2は、携帯端末M2を操作し、カラオケアプリが提供する選曲画面を介してリクエスト楽曲Rの楽曲IDを入力する。携帯端末M2は、リクエスト楽曲Rの楽曲IDをカラオケ装置Kに送信する。
リクエスト受付部200は、楽曲Xのカラオケ演奏中(すなわち、利用者U1のカラオケ歌唱中)に、利用者U2の携帯端末M2からリクエスト楽曲Rの楽曲IDを受信する(リクエスト楽曲Rの楽曲IDを受信。ステップ12)。
リクエスト受付部200は、予約待ち行列を参照し、カラオケ演奏中の楽曲Xの楽曲IDに対応付けられている利用者U1の利用者IDを特定する。そして、リクエスト受付部200は、特定した利用者IDに対し、受信したリクエスト楽曲Rの楽曲IDを対応付けて記憶させる(利用者U1の利用者IDにリクエスト楽曲RのIDを対応付けて記憶。ステップ13)。
リスト提示部300は、利用者U1の歌唱履歴、及び利用者U1の利用者IDに対応付けられたリクエスト楽曲Rの楽曲IDに基づいて、推奨楽曲のリストを生成する(利用者U1の歌唱履歴及びリクエスト楽曲Rの楽曲IDに基づいて、推奨楽曲のリストを生成。ステップ14)。リスト提示部300は、ステップ14で生成した推奨楽曲のリストを利用者U1に対して提示する(利用者U1に対して推奨楽曲のリストを提示。ステップ15)。
たとえば、利用者U1が楽曲Xのカラオケ歌唱を終了した後、リモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力して推奨楽曲のリストを要求したとする。
この場合、リスト提示部300は、入力された利用者U1の利用者IDに基づいて、記憶手段10aから利用者U1の歌唱履歴を読み出す。リスト提示部300は、歌唱履歴の中から所定条件に基づいて、複数の楽曲を推奨楽曲として抽出し、そのうち一の楽曲をリクエスト楽曲Rに置き換えて、リストを生成する。リスト提示部300は、利用者U1に対して、利用者U2のリクエスト楽曲Rを含むリストを提示する。この例において、利用者U1は「一の利用者(歌唱者)」に相当し、利用者U2は「他の利用者(聴取者)」に相当する。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置Kは、利用者が所有する携帯端末と通信可能である。カラオケ装置Kは、一の利用者により選曲されたある楽曲の楽曲識別情報を、当該一の利用者の利用者識別情報と対応付けて予約待ち行列に登録する予約登録部100と、ある楽曲のカラオケ演奏中に、一の利用者以外の他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲識別情報を受信した場合、当該ある楽曲の楽曲識別情報に対応付けられている利用者識別情報に対し、受信した当該リクエスト楽曲の楽曲識別情報を対応付けて記憶させるリクエスト受付部200と、一の利用者の歌唱履歴、及び当該一の利用者の利用者識別情報に対応付けられたリクエスト楽曲の楽曲識別情報に基づいて、推奨楽曲のリストを生成し、当該一の利用者に対して提示するリスト提示部300と、を有する。
このようなカラオケ装置Kによれば、歌唱者(一の利用者)が選曲した楽曲のカラオケ演奏中に、聴取者(他の利用者)によりリクエスト楽曲の選曲が行われた場合、当該リクエスト楽曲を含む推奨楽曲のリストを生成し、歌唱者に対して提示することができる。リクエスト楽曲の選曲は聴取者の所有する携帯端末を介して行われる。よって、聴取者は、歌唱者及び他の聴取者に気づかれることなく、リクエスト楽曲の選曲が可能となる。また、歌唱者に対して提示されるリストにリクエスト楽曲が含まれている場合、歌唱者がリクエスト楽曲を選曲する可能性が生じる。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置Kによれば、一の聴取者が、歌唱者にカラオケ歌唱を行って欲しい楽曲について、当該歌唱者がカラオケ歌唱を行う可能性を高めることができる。
<変形例1>
リスト提示部300は、リクエスト楽曲が一の利用者の歌唱履歴に含まれる場合、当該リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
リスト提示部300は、リクエスト楽曲が一の利用者の歌唱履歴に含まれる場合、当該リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
実施形態と同様、一の利用者がリモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力して推奨楽曲のリストを要求したとする。この場合、リスト提示部300は、入力された一の利用者の利用者IDに基づいて、記憶手段10aから一の利用者の歌唱履歴を読み出す。
ここで、一の利用者の利用者IDに対応付けられたリクエスト楽曲の楽曲IDが記憶されている場合、リスト提示部300は、読み出した歌唱履歴の中に、リクエスト楽曲が含まれているかどうかを判定する。
リクエスト楽曲が一の利用者の歌唱履歴に含まれる場合、リスト提示部300は、リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成する。
一方、リクエスト楽曲が一の利用者の歌唱履歴に含まれない場合、リスト提示部300は、歌唱履歴の中から所定条件に基づいて、複数の楽曲を推奨楽曲として抽出し、リストを生成する。なお、リクエスト楽曲が一の利用者の歌唱履歴に含まれない場合、リスト提示部300は、リクエスト楽曲の楽曲識別情報を送信した携帯端末に対し、一の利用者の歌唱履歴にはリクエスト楽曲が含まれていない旨の通知を送信してもよい。
一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲は、一の利用者が少なくとも1回はカラオケ歌唱を行ったことがある楽曲である。よって、リクエスト楽曲が歌唱履歴に含まれる場合に、リクエスト楽曲を推奨楽曲としてリストに加えることにより、一の利用者がリクエスト楽曲を選曲する可能性(すなわち、一の利用者がカラオケ歌唱を行う可能性)をより高めることができる。
<変形例2>
変形例1の場合において、リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、リクエスト楽曲よりも歌唱回数の少ない楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
変形例1の場合において、リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、リクエスト楽曲よりも歌唱回数の少ない楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
リスト提示部300は、歌唱履歴を参照し、リクエスト楽曲の歌唱回数をカウントする。同様に、リスト提示部300は、歌唱履歴に含まれる他の楽曲についても歌唱回数をカウントする。そして、リスト提示部300は、リストを生成する際、リクエスト楽曲を推奨楽曲とすると共に、リクエスト楽曲の歌唱回数よりも歌唱回数が少ない楽曲を抽出し、推奨楽曲としてリストに含める。
たとえば、歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、歌唱回数が多い順に、楽曲Y1(40回)、楽曲Y2(35回)、リクエスト楽曲R(30回)、楽曲Y3(25回)、楽曲Y4(20回)、楽曲Y5(20回)、楽曲Y6(15回)であったとする。また、所定条件として「歌唱回数の多い順に5曲」が設定されているとする。
この場合、リスト提示部300は、リクエスト楽曲Rよりも歌唱回数が少ない4曲(楽曲Y3~楽曲Y6)を抽出し、リクエスト楽曲Rと併せて推奨楽曲とし、リストを生成する。なお、所定条件として「歌唱回数の多い順に」が設定されていない場合には、リスト提示部300は、リクエスト楽曲Rよりも歌唱回数が少ない4曲をランダムに抽出し、リクエスト楽曲Rと併せて推奨楽曲とし、リストを生成してもよい。
楽曲の歌唱回数は、利用者の得意・不得意や好みを反映している。よって、歌唱回数が最も多い楽曲をリクエスト楽曲とするリストを提示することにより、一の利用者がリクエスト楽曲を選曲する可能性(すなわち、一の利用者がカラオケ歌唱を行う可能性)をより高めることができる。
<変形例3>
変形例1の場合において、リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、リクエスト楽曲よりも採点結果の低い楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
変形例1の場合において、リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、リクエスト楽曲よりも採点結果の低い楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
リスト提示部300は、歌唱履歴を参照し、リクエスト楽曲の採点結果を特定する。同様に、リスト提示部300は、歌唱履歴に含まれる他の楽曲についても採点結果を特定する。そして、リスト提示部300は、リストを生成する際、リクエスト楽曲を推奨楽曲とすると共に、リクエスト楽曲の採点結果よりも採点結果が低い楽曲を抽出し、推奨楽曲としてリストに含める。なお、各楽曲について複数回のカラオケ歌唱が行われている場合、採点結果も楽曲毎に複数ある。この場合、リスト提示部300は、楽曲毎の採点結果の統計量(平均値、中央値等)を求め、統計量に基づいてリクエスト楽曲よりも採点結果の低い楽曲を特定してもよい。
たとえば、歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、採点結果の平均値が高い順に、楽曲Z1(90.3点)、楽曲Z2(89.8点)、リクエスト楽曲R(88.5点)、楽曲Z3(87.4点)、楽曲Z4(83.1点)、楽曲Z5(80.6点)、楽曲Z6(78.9点)であったとする。また、所定条件として「採点結果の高い順に5曲」が設定されているとする。
この場合、リスト提示部300は、リクエスト楽曲Rよりも採点結果の平均値が低い4曲(楽曲Z3~楽曲Z6)を抽出し、リクエスト楽曲Rと併せて推奨楽曲とし、リストを生成する。なお、所定条件として「採点結果の高い順に」が設定されていない場合には、リスト提示部300は、リクエスト楽曲Rよりも採点結果の平均値が低い4曲をランダムに抽出し、リクエスト楽曲Rと併せて推奨楽曲とし、リストを生成してもよい。
楽曲の採点結果は、利用者の得意・不得意を反映している。よって、採点結果が最も高い楽曲をリクエスト楽曲とするリストを提示することにより、一の利用者がリクエスト楽曲を選曲する可能性(すなわち、一の利用者がカラオケ歌唱を行う可能性)をより高めることができる。
なお、リスト提示部300は、変形例2と変形例3の処理を組み合わせて行ってもよい。すなわち、リスト提示部300は、一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、リクエスト楽曲よりも歌唱回数が少なく且つ採点結果の低い楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を前記推奨楽曲として含むリストを生成することができる。
<その他>
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 予約登録部
200 リクエスト受付部
300 リスト提示部
K カラオケ装置
M1~M3 携帯端末
200 リクエスト受付部
300 リスト提示部
K カラオケ装置
M1~M3 携帯端末
Claims (4)
- 利用者が所有する携帯端末と通信可能であるカラオケ装置であって、
一の利用者により選曲されたある楽曲の楽曲識別情報を、当該一の利用者の利用者識別情報と対応付けて予約待ち行列に登録する予約登録部と、
前記ある楽曲のカラオケ演奏中に、前記一の利用者以外の他の利用者の携帯端末からリクエスト楽曲の楽曲識別情報を受信した場合、当該ある楽曲の楽曲識別情報に対応付けられている利用者識別情報に対し、受信した当該リクエスト楽曲の楽曲識別情報を対応付けて記憶させるリクエスト受付部と、
前記一の利用者の歌唱履歴、及び当該一の利用者の利用者識別情報に対応付けられた前記リクエスト楽曲の楽曲識別情報に基づいて、推奨楽曲のリストを生成し、当該一の利用者に対して提示するリスト提示部と、
を有するカラオケ装置。 - 前記リスト提示部は、前記リクエスト楽曲が前記一の利用者の歌唱履歴に含まれる場合、当該リクエスト楽曲を前記推奨楽曲として含むリストを生成することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
- 前記リスト提示部は、前記一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、前記リクエスト楽曲よりも歌唱回数の少ない楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を前記推奨楽曲として含むリストを生成することを特徴とする請求項2記載のカラオケ装置。
- 前記リスト提示部は、前記一の利用者の歌唱履歴に含まれる楽曲のうち、前記リクエスト楽曲よりも採点結果の低い楽曲を特定し、特定した楽曲及び当該リクエスト楽曲を前記推奨楽曲として含むリストを生成することを特徴とする請求項2または3記載のカラオケ装置。
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