JP6749201B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明はカラオケシステムに関する。
カラオケ装置においては、カラオケ演奏の途中で演奏変更が可能となっている。演奏変更とは、カラオケ演奏を中止したり、テンポやキーを変更する等、現在行われているカラオケ演奏の演奏状態を変えることをいう。
演奏変更の操作は、カラオケ本体や、付属するリモコン装置を介して行う。
一方、カラオケ本体やリモコン装置は誰でも操作可能である。従って、ある歌唱者がカラオケ歌唱を行っている最中に、歌唱者以外の者により、歌唱者が意図しない演奏変更の操作(いたずら目的でカラオケ演奏のテンポを変える、楽曲を検索している最中に誤って演奏中止のボタンを押してしまう等)がなされる可能性がありうる。このような場合、歌唱者はカラオケ歌唱を十分に楽しむことができない。
ここで、特許文献1には、楽曲検索を行う際に誤って演奏変更がなされないよう、楽曲の検索モードでは演奏変更用のボタンを表示させないカラオケリモコン装置が開示されている。
特許3643072号
しかし、特許文献1のカラオケリモコン装置を用いた場合、楽曲検索時の誤操作を防止することはできても、それ以外の場面(たとえば、テーブルの上に置いたリモコン装置に誤って触れてしまった場合)での誤操作や、いたずら目的での操作を防止することはできない。更に、演奏変更の操作はカラオケ本体でも可能であるため、歌唱者以外の者が直接カラオケ本体で当該操作を行う可能性は排除できない。
本発明の目的は、歌唱者の意図しない演奏変更を防止できるカラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、歌唱を希望する楽曲の予約操作が可能な携帯端末と、予約された楽曲のカラオケ演奏を行うためのカラオケ装置を含むカラオケシステムであって、前記携帯端末は、歌唱を希望する楽曲の識別子に対して自己の携帯端末の識別子を関連付けて前記カラオケ装置に送信する予約情報送信部と、前記カラオケ演奏の演奏状態を変更させる演奏変更コマンドが入力された場合に、当該演奏変更コマンドに対して自己の携帯端末の識別子を関連付けて前記カラオケ装置に送信するコマンド情報送信部と、を有し、前記カラオケ装置は、ある携帯端末で予約されたある楽曲のカラオケ演奏中に演奏変更コマンドの入力があった場合、当該楽曲に関連付けられている携帯端末の識別子と、当該演奏変更コマンドを入力した携帯端末の識別子とが一致する場合にのみ、当該演奏変更コマンドに基づいて演奏状態の変更を行う演奏制御部を有するカラオケシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、歌唱者の意図しない演奏変更を防止できる。
実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る携帯端末の表示画面を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ本体のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
図1〜図6を参照して、実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
==カラオケシステム==
本発明に係るカラオケシステムは携帯端末及びカラオケ装置から構成される。図1に示すように、本実施形態では、2つの携帯端末(携帯端末M1、携帯端末M2)及び1つのカラオケ装置2で構成されるカラオケシステム1について述べる。携帯端末M1及び携帯端末M2は、カラオケ装置2と赤外線通信等により通信可能となっている。
なお、携帯端末及びカラオケ装置の通信は、サーバ(図示なし)を介して間接的に行うことでもよい。この際、サーバは携帯端末とカラオケ装置とを通信可能とする認証を行うことも可能である。カラオケシステムは、このようなサーバ含む構成であってもよい。
==携帯端末==
携帯端末は、歌唱者それぞれが個人的に所有する機器である。携帯端末は、一般的なスマートフォン、タブレット端末等である。本実施形態に係る携帯端末M1及び携帯端末M2は同様の構成であるため、以下では携帯端末M1について説明を行う。
図2は携帯端末M1のハードウェア構成例を示す図である。携帯端末M1は、記憶部10、通信部11、操作部12、表示部13、及び制御部14を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
記憶部10は、カラオケ装置2で歌唱できる楽曲リスト(曲名、歌手名等)及び各楽曲固有の識別子(楽曲ID)や、表示部13に表示される表示画面のレイアウトデータ等、各種のデータを記憶する記憶装置である。また、本実施形態に係る記憶部10は、携帯端末固有の識別子(識別ID)を記憶している。たとえば、携帯端末M1及び携帯端末M2の識別子は異なっている。従って、当該識別子を参照することにより個々の携帯端末を特定することが可能となる。
通信部11は、携帯端末M1とカラオケ装置2とを接続するためのインターフェースを提供する。操作部12は、携帯端末M1に各種の操作入力を行うためのボタンやGUIである。表示部13は、レイアウトデータに基づいて、各種の情報を表示させる表示画面を提供する。
制御部14は、カラオケ装置2に対して送信する情報処理や、表示部13における表示処理等、携帯端末M1の各種処理を制御する。
制御部14はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係る予約処理部14a、表示制御部14b及びコマンド処理部14cは、制御部14のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。動作プログラムは、たとえば、携帯端末M1に予めインストールされたアプリケーションを立ち上げることにより実行される。
[予約処理部]
予約処理部14aは、通信部11を介し、歌唱を希望する楽曲の識別子に対して自己の携帯端末の識別子を関連付けてカラオケ装置2に送信する。
携帯端末M1を所有する歌唱者がカラオケ装置2に対して楽曲の予約を行う場合、歌唱者は楽曲検索画面において歌唱を希望する楽曲を検索する。歌唱を希望する楽曲が確定したら、歌唱者は予約画面から歌唱を希望する楽曲の予約操作を行う。なお、楽曲検索画面や予約画面は、表示制御部14bが記憶部10に記憶されているレイアウトデータに基づいて表示部13に表示させる。
予約処理部14aは、歌唱を希望する楽曲の楽曲ID及び携帯端末M1の識別子を記憶部10から読み出し、互いに関連付けてカラオケ装置2に送信する。歌唱を希望する楽曲の識別子及び当該楽曲の予約操作を行った携帯端末の識別子は「予約情報」に相当する。このように、携帯端末M1は歌唱を希望する楽曲の予約操作が可能である。予約処理部14a及び通信部11は、「予約情報送信部」の一例である。
[表示制御部]
表示制御部14bは、携帯端末M1における各種表示制御を行う。たとえば、表示制御部14bは、演奏変更コマンドを入力するためのコマンド入力画面を表示させる。
図3は、コマンド入力画面の一例である。コマンド入力画面には、カラオケ演奏されている楽曲名、演奏中止アイコンI1、一時停止アイコンI2、テンポコントローラーI3、キーコントローラーI4及びボリュームコントローラーI5が表示されている。たとえば、携帯端末M1の所有者が自己の歌唱中にカラオケ演奏を中止したいと考えた場合、演奏中止アイコンI1を選択する。演奏中止アイコンI1の選択は、「演奏変更コマンドの入力」の一例である。
なお、コマンド入力画面に表示される対象は図3の例に限られない。たとえば、ガイドメロディの有無や歌詞表示の有無を選択するアイコンであったり、ボイスチェンジャーを使用するためのアイコン等、演奏変更に関するコマンドを入力するための他のアイコンが表示されてもよい。また、カラオケシステム1に、これまでにない新たなファンクションが追加された場合であっても、対応するアイコンを表示することができる。或いは、携帯端末M1の識別子や、携帯端末M1を介してカラオケシステム1にログインした歌唱者(携帯端末M1の所有者)の歌唱者IDといった付加情報が表示されてもよい。
[コマンド処理部]
コマンド処理部14cは、カラオケ演奏の演奏状態を変更させる演奏変更コマンドが入力された場合に、通信部11を介して、当該演奏変更コマンドに対して自己の携帯端末の識別子を関連付けてカラオケ装置2に送信する。
携帯端末M1を所有する歌唱者がカラオケ装置2で現在行われているカラオケ演奏の演奏状態を変更させる意図でコマンド入力画面から演奏変更コマンドCを入力したとする。
コマンド処理部14cは、演奏変更コマンドCに対して記憶部10から読み出した携帯端末M1の識別子を関連付けてカラオケ装置2に送信する。演奏変更コマンド及び当該演奏変更コマンドの入力を行った携帯端末の識別子は「コマンド情報」に相当する。コマンド処理部14c及び通信部11は、「コマンド情報送信部」の一例である。
==カラオケ装置==
(ハードウェア構成)
カラオケ装置2は、歌唱者が選曲した楽曲のカラオケ演奏及び歌唱者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図4に示すように、カラオケ装置2は、カラオケ本体20、スピーカ30、表示装置40、マイク50、及びリモコン装置60を備える。
スピーカ30は、カラオケ本体20からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置40はカラオケ本体20からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク50は入力される歌唱者の声(歌唱音声)等をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体20に入力するための構成である。リモコン装置60は、カラオケ本体20に対する各種操作をおこなうための装置である。リモコン装置60のディスプレイには各種操作の指示入力を行うためのGUIが表示される。
カラオケ本体20は、予約された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク50を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ演奏やカラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図5はカラオケ本体20のハードウェア構成例を示す図である。カラオケ本体20は、記憶部21、通信部22、操作部23、及び制御部24を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
記憶部21は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部21は、カラオケ装置2によりカラオケ演奏を行うための楽曲データを記憶する。楽曲データは、楽曲毎に所定の識別子(楽曲ID)が付与されている。また、記憶部21は、カラオケ楽曲に対応する歌詞テロップを表示装置40等に表示させるための歌詞テロップデータ、及びカラオケ演奏時に表示装置40等に表示される背景画像等の背景画像データを記憶する。
また、記憶部21の記憶領域一部は、予約情報記憶部21aとして機能する。予約情報記憶部21aは、各携帯端末から送信された予約情報(歌唱を希望する楽曲の識別子及び当該楽曲の予約操作を行った携帯端末の識別子)を時系列に記憶する。
通信部22は、カラオケ装置2と携帯端末とを接続するためのインターフェースを提供する。操作部23は、カラオケ本体20に各種の操作入力を行うためのボタンやGUI(表示装置40に表示される)である。
制御部24はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係る演奏制御部24aは、制御部24のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
[演奏制御部]
演奏制御部24aは、予約された楽曲のカラオケ演奏等に関する各種制御を行う。たとえば、演奏制御部24aは、予約情報記憶部21aから順に予約情報を読み出す。そして演奏制御部24aは、予約情報に含まれる楽曲の識別子に基づいて対応する楽曲データを記憶部21から読み出してカラオケ演奏を行う。或いは、演奏制御部24aは、操作部23等からの演奏中止の指示入力に基づいて現在行われているカラオケ演奏を中止させる。
本実施形態に係る演奏制御部24aは、ある携帯端末で予約されたある楽曲のカラオケ演奏中に演奏変更コマンドの入力があった場合、当該楽曲に関連付けられている携帯端末の識別子と、当該演奏変更コマンドを入力した携帯端末の識別子とが一致する場合にのみ、当該演奏変更コマンドに基づいて演奏状態の変更を行う。
たとえば、予約情報記憶部21aに楽曲Xの識別子及び楽曲Xの予約操作を行った携帯端末M1の識別子が記憶されているとする。演奏制御部24aは、楽曲Xの演奏順になった場合、楽曲Xの識別子に基づいて記憶部21から楽曲Xの楽曲データを読み出し、カラオケ演奏を開始させる。楽曲Xを予約した歌唱者α(携帯端末M1の所有者)は、カラオケ歌唱を行う。
ここで、歌唱者αが楽曲Xの歌唱中にカラオケ演奏を中止したいと考えたとする。この場合、歌唱者αは、携帯端末M1において演奏中止のコマンドCの入力を行う。携帯端末M1は、コマンドCに対して自己の携帯端末M1の識別子を関連付けてカラオケ装置2に送信する。
演奏制御部24aは、楽曲Xに関連付けられている携帯端末の識別子と、コマンドCと入力した携帯端末の識別子が一致するかどうかを判断する。この例においては、いずれの識別子も携帯端末M1に対応するものである。この場合、演奏制御部24aは、コマンドCに基づいて演奏を中止させる。
一方、歌唱者αと一緒にカラオケ装置2でカラオケ歌唱を行っている歌唱者βがいる例について述べる。そして、歌唱者αが楽曲Xを歌唱している最中に、歌唱者βが自己の携帯端末M2を操作しているうちに誤って演奏中止のコマンドC´を入力してしまったとする。この場合、携帯端末M2のコマンド情報送信部14cは、自己の識別子と演奏中止のコマンドC´を関連付けてカラオケ装置2に送信する。演奏制御部24aは、楽曲Xに関連付けられている携帯端末M1の識別子と、コマンドC´を入力した携帯端末の識別子とを比較する。この場合、携帯端末の識別子は一致しない。従って、演奏制御部24aはコマンドC´に基づく演奏中止の処理を実行しない。
更に、歌唱者αと一緒にカラオケ装置2でカラオケ歌唱を行っている歌唱者γがいる例について述べる。そして、歌唱者αが楽曲Xを歌唱している最中に、歌唱者γが誤ってリモコン装置60で演奏中止のコマンドC´´を入力してしまったとする。この場合、リモコン装置60は、コマンドC´´をカラオケ装置2に送信する。演奏制御部24aは、楽曲Xに関連付けられている携帯端末M1の識別子と、コマンドC´´を入力した携帯端末の識別子とを比較する。この場合、コマンドC´´には携帯端末の識別子自体が関連付けられていない(すなわち、携帯端末の識別子が一致することはない)。この場合にも、演奏制御部24aはコマンドC´´に基づく演奏中止の処理を実行しない。
==カラオケ装置の動作について==
次に、図6を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1の動作の具体例について述べる。図6は、カラオケシステム1の動作例を示すフローチャートである。
歌唱者αは、自己の所有する携帯端末M1を用いてカラオケ装置2に対して歌唱を希望する楽曲Xの予約操作を行う(楽曲の予約。ステップ10)。
予約処理部14aは、ステップ10で選ばれた楽曲Xの楽曲ID及び携帯端末M1の識別子を記憶部10から読み出して互いに関連付け、通信部11を介してカラオケ装置2に送信する(予約情報の送信。ステップ11)。
カラオケ装置2の予約情報記憶部21aは、ステップ11で送信された予約情報を記憶する(予約情報の記憶。ステップ12)。
楽曲Xの演奏順になった場合、演奏制御部24aは、予約情報記憶部21aに記憶されている予約情報に基づいて楽曲Xの楽曲データを記憶部21から読み出し、カラオケ演奏を開始する(カラオケ演奏の開始。ステップ13)。
ここで、楽曲Xのカラオケ演奏が行われている間に、歌唱者αが携帯端末M1で演奏中止のコマンドを入力したとする(コマンド入力。ステップ14)。
コマンド処理部14cは、通信部11を介して、ステップ14で入力された演奏中止のコマンドに対して携帯端末M1の識別子を関連付けてカラオケ装置2に送信する(コマンド情報の送信。ステップ15)。
演奏制御部24aは、現在カラオケ演奏中の楽曲Xに関連付けられている携帯端末の識別子と、ステップ15で送信されたコマンド情報に含まれる携帯端末の識別子が一致するかどうかを判断する。識別子が一致する場合(ステップ16でYの場合)、演奏制御部24aは、ステップ14で入力された演奏中止のコマンドに基づいて楽曲Xのカラオケ演奏を中止させる(コマンドの実行。ステップ17)。なお、携帯端末M2等、楽曲Xの予約を行った携帯端末M1以外からコマンド入力があった場合には識別子が一致しないため(ステップ16でNの場合)、演奏制御部24aは入力されたコマンドを実行しない。なお、当然のことながらリモコン装置やカラオケ本体より演奏中止のコマンド入力があった場合にも、携帯端末の識別子が付帯されないためコマンドを実行されない。
このように本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、カラオケ演奏が行われている楽曲を予約した歌唱者のみが自己の携帯端末から演奏変更の指示入力が可能となる。一般的に、個人の所有する携帯端末はその本人しか触ることが無いため、他人が当該携帯端末を介して演奏変更のコマンド入力を行う可能性は極めて低い。更に、カラオケシステム1によれば、他人が所有する携帯端末やカラオケ本体からの演奏変更のコマンド入力があってもそのコマンドが実行されることが無い。すなわち、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、歌唱者の意図しない演奏変更を防止できる。
<変形例>
上記実施形態では、コマンド入力画面の表示タイミングについては特に言及していないが、たとえば、コマンド入力を受け付け可能な時間帯のみコマンド入力画面を表示させることも可能である。
この場合、演奏制御部24aは、ある楽曲をカラオケ演奏する際に、演奏変更コマンドの入力を許可する許可信号を当該楽曲に関連付けられている識別子に対応する携帯端末に送信し、当該楽曲の演奏が終了した際に、演奏変更コマンドの入力を禁止する禁止信号を当該楽曲に関連付けられている識別子に対応する携帯端末に送信する。
また、表示制御部14bは、カラオケ装置2からの許可信号に基づいてコマンド入力画面を表示させ、カラオケ装置2からの禁止信号に基づいてコマンド入力画面を消去する。
たとえば、携帯端末M1において楽曲Xが予約されたとする。この場合、演奏制御部24aは、楽曲Xをカラオケ演奏する際に、演奏変更コマンドの入力を許可する許可信号を携帯端末M1に送信する。携帯端末M1の表示制御部14bは、当該許可信号に基づいてコマンド入力画面(図3参照)を表示させる。
一方、楽曲Xのカラオケ演奏が終了した場合、演奏制御部24aは、演奏変更コマンドの入力を禁止する禁止信号を携帯端末M1に送信する。携帯端末M1の表示制御部14bは、当該禁止信号に基づいてコマンド入力画面を消去する。
このように、演奏変更が可能な携帯端末にのみコマンド入力画面を表示させることにより、歌唱者は演奏変更の可否を容易に判断できる。
或いは、任意のタイミングでコマンド入力画面の表示ができる場合であっても、演奏変更が可能でない場合(現在カラオケ演奏されている楽曲を予約した携帯端末でない場合)、表示制御部14bが「現在は演奏変更の入力ができません」といった警告メッセージをコマンド入力画面上に重ねて表示させることも可能である。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
2 カラオケ装置
11 通信部
14a 予約処理部
14b 表示制御部
14c コマンド処理部
24a 演奏制御部
M1、M2 携帯端末

Claims (1)

  1. 歌唱を希望する楽曲の予約操作が可能な携帯端末と、予約された楽曲のカラオケ演奏を行うためのカラオケ装置を含むカラオケシステムであって、
    前記携帯端末は、
    歌唱を希望する楽曲の識別子に対して自己の携帯端末の識別子を関連付けて前記カラオケ装置に送信する予約情報送信部と、
    前記カラオケ演奏の演奏状態を変更させる演奏変更コマンドが入力された場合に、当該演奏変更コマンドに対して自己の携帯端末の識別子を関連付けて前記カラオケ装置に送信するコマンド情報送信部と、
    前記演奏コマンドを入力するためのコマンド入力画面を前記携帯端末の表示部に表示させる表示制御部と、
    を有し、
    前記カラオケ装置は、
    ある携帯端末で予約されたある楽曲のカラオケ演奏中に演奏変更コマンドの入力があった場合、当該楽曲に関連付けられている携帯端末の識別子と、当該演奏変更コマンドを入力した携帯端末の識別子とが一致する場合にのみ、当該演奏変更コマンドに基づいて演奏状態の変更を行う演奏制御部を有し、
    前記演奏制御部は、前記ある楽曲をカラオケ演奏する際に、演奏変更コマンドの入力を許可する許可信号を前記ある携帯端末に送信し、且つ当該ある楽曲のカラオケ演奏が終了した際に、演奏変更コマンドの入力を禁止する禁止信号を当該ある携帯端末に送信し、
    前記ある携帯端末の前記表示制御部は、前記許可信号に基づいてコマンド入力画面を表示させ、且つ前記禁止信号に基づいてコマンド入力画面を消去するカラオケシステム。

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