JP2017058525A - カラオケ装置及びカラオケ用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラオケ装置は、演奏情報に基づき演奏を行う演奏処理と、操作装置の配置に関する配置情報を検出する検出処理と、表示部に表示される背景映像中、検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置し、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を歌詞表示オブジェクト61に表示する表示処理と、を実行する。
【選択図】図11
Description
演奏情報に基づき演奏を行う演奏処理と、
操作装置の配置に関する配置情報を検出する検出処理と、
表示部に表示される背景映像中、検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置し、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を歌詞表示オブジェクトに表示する表示処理と、を実行することを特徴とする。
表示部は、ヘッドセットに配置され、
検出処理によって検出された配置情報は、ヘッドセットに対する操作装置の相対方向を含むことを特徴とする。
検出処理によって検出された配置情報は、ヘッドセットと操作装置間の距離を含み、
表示処理は、検出処理によって検出された配置情報中の距離に対応する大きさで歌詞表示オブジェクトを配置することを特徴とする。
検出処理によって検出された配置情報は、ヘッドセットに対する操作装置の傾きを含み、
表示処理は、検出処理によって検出された配置情報中の傾きに対応して歌詞表示オブジェクトを傾けて配置することを特徴とする。
表示処理は、検出処理によって検出された配置情報中の傾きが所定値を超えた場合、歌詞表示オブジェクトの傾きを規制する。
表示処理は、
検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置する追従モードと、
表示部に表示される背景映像の座標系上の所定箇所に歌詞表示オブジェクトを配置する固定モードと、を選択可能とすることを特徴とする。
表示処理は、検出処理によって検出された配置情報に対応して操作装置を示す操作オブジェクトを配置示することを特徴とする。
検出処理によって検出された配置情報が所定範囲を外れた場合、歌詞表示オブジェクトを背景映像に配置しないことを特徴とする。
表示処理は、歌詞表示オブジェクトの透過状態を変更可能であって、演奏情報の進行状況に応じて、歌詞表示オブジェクトの透過状態を変更することを特徴とする。
演奏情報に基づき演奏を行う演奏処理と、
操作装置の配置に関する配置情報を検出する検出処理と、
表示部に表示される背景映像中、検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置し、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を歌詞表示オブジェクトに表示する表示処理と、を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
前述した実施形態では、実空間におけるコントローラ4の配置に追従して、仮想空間に歌詞表示オブジェクト61配置する形態(追従モード時)を採用している。この形態では、HMD3に対してコントローラ4が所定の傾き以上となった場合、歌詞表示オブジェクト61の歌詞が読み取りにくくなってしまう。図15は、HMD3に対してコントローラ4を傾けたときの視野映像60である。この視野映像60から分かるように、コントローラ4を傾けることで歌詞表示オブジェクト61も傾くこととなり、歌詞表示オブジェクト61に表示される歌詞文字が読み難くなってしまう。真横に傾けた場合には、歌詞表示オブジェクト61を側面から観察することになり歌詞文字は読めない状態となる。そのため、第1変形例では、HMD3に対してコントローラ4が所定の傾き以上となった場合、歌詞表示オブジェクト61の傾きをコントローラ4に追従しないように規制することとしている。このような構成により、コントローラ4が必要以上に傾いた場合であっても、歌詞表示オブジェクト61の歌詞文字を表示する面を観察できる側に向け、ユーザーに歌詞を確認させることが可能となる。なお、コントローラ4が所定の傾きよりも小さくなった場合、規制は解除され、歌詞表示オブジェクト61の傾きはコントローラ4に追従することになる。
前述した実施形態では、ユーザーの操作により、歌詞表示オブジェクト61の透過、非透過を切り替えることとしているが、歌詞表示オブジェクト61の透過、非透過を自動で切り替えるようにしてもよい。例えば、前奏、間奏、後奏といった歌唱しない区間では、歌詞表示オブジェクト61を透過状態に自動で切り替えることで、ユーザーは、当該区間中、歌詞表示オブジェクト61に阻害されない視野映像を楽しむことが可能となる。このような区間は、図6で説明した楽曲情報中の区間識別情報で判定することが可能である。あるいは、マイクロホン33に入力される歌唱音声の有無で、ユーザーが歌唱していない期間を判定し、歌詞表示オブジェクト61を透過状態に切り替えてもよい。
前述した実施形態では、背景映像情報はカメラで撮影した実際の映像を使用した形態であるが、背景映像をコンピュータグラフィックによる3次元オブジェクトとして形成することとしてもよい。このような形態では、形成された仮想空間内を自由に移動することも可能である。前述の実施形態は固定の視点であるのに対し、第3変形例では自由な視点で仮想空間を体験することが可能となる。視点の移動は、例えば、コントローラ4の左アナログスティック43Lを仮想空間内の移動用に割り当て、左アナログスティック43Lを倒した方向に仮想空間を移動すること、あるいは、再生進行に伴って所定の経路でユーザーの視点を移動させること等が考えられる。なお、第3変形例について、前段落に記載の第2変形例を適用する場合、歌詞表示オブジェクト61を透過状態とする対象は、所定領域ではなく、所定の3次元オブジェクトとなる。例えば、歌詞表示オブジェクト61が、3次元オブジェクトで形成された歌手の映像に重畳した場合、歌詞表示オブジェクト61を透過状態に切り替えることで、観察対象となる3次元オブジェクトを視認しやすい状態とすることが可能となる。
前述の実施形態では、HMD3に対するコントローラ4の相対的な方向、HMD3とコントローラ4間の距離、HMD3に対するコントローラ4の傾きを使用して、歌詞表示オブジェクト61、コントローラオブジェクト62を表示させているが、歌詞表示オブジェクト61、コントローラオブジェクト62の表示には、HMD3に対するコントローラ4の相対的な方向のみを使用することでもよい。視野映像60中、HMD3に対するコントローラ4の相対的な方向に対応した位置に歌詞表示オブジェクト61、コントローラオブジェクト62を表示することが可能である。さらに、距離を加えることで大きさを変更することが可能であり、さらに傾きを加えることで見え方を変更することが可能となり、仮想現実性の向上を図ることが可能となる。
前述の実施形態では、HMD3を使用した形態として説明したが、本発明は必ずしもHMD3を使用する形態に限られるものではない。例えば、従来のようにモニタに背景映像、歌詞を表示するカラオケにも適用することが可能である。図17は、第5変形例について説明する図であって、モニタ22(本発明の「表示部」に相当)に表示される画面を見ながら歌唱を行う形態である。モニタ22の表示面に平行な面をXY面、奥行き方向をZ軸にとっている。このような形態においても、コントローラ4の配置を検出し、コントローラ4の配置に応じて、モニタ22に表示する歌詞表示オブジェクト61の表示位置を変更する。検出するコントローラ4の配置としては、少なくともモニタ面に平行な面(XY面)での位置を使用することで、モニタ22に表示する背景映像内において、歌詞表示オブジェクト61を自由に移動させることが可能である。このようなコントローラ4の位置に加え、コントローラ4のZ軸方向の位置、あるいは、コントローラ4のX軸回り,Y軸回り,Z軸回りの回転量の何れかを検出して、モニタ22に表示する歌詞表示オブジェクト61の表示形態に反映してもよい。
前述の実施形態では、HMD3、及び、コントローラ4の配置検出について、カメラ21で撮影した映像を使用した形態としているが、HMD3、及び、コントローラ4の配置検出はこのような形態に限られるものではなく、ジャイロ等、各種センターを利用して検出する形態を採用してもよい。また、前述の実施形態では、操作装置として、ゲーム装置1用のコントローラ4を使用しているが、操作装置はコントローラ4に限られるものではなく、ゲーム装置1(情報処理装置)に対して各種指令を出すことのできるデバイスを採用することが可能である。例えば、ユーザーが手に装着して使用するグローブ状のデバイス等を操作装置として使用してもよい。
3:HMD 35、36:LED
4:コントローラ(操作装置) 37:HMD筐体
5:サーバ装置 41:ルータ
10:CPU 41L:左グリップ
11:メモリ 41R:右グリップ
12:ビデオRAM 42:接続部
13:映像再生部 43L:左アナログスティック
14:映像制御部 43R:アナログスティック
15:音響制御部 44:十字キー
16:第1無線通信部 45:ボタン群
17:第2無線通信部 46L1:左第1ボタン
18:LAN通信部 46L2:左第2ボタン
19:ハードディスク 46R1:右第1ボタン
20:媒体再生部 46R2:右第2ボタン
21:カメラ 47:LED
22:モニタ 51:サーバ装置
31L:左目用ディスプレイ 60:視野映像
31R:右目用ディスプレイ 61:歌詞表示オブジェクト
32(32R、32L):ヘッドホン 62:コントローラオブジェクト
33:マイクロホン
Claims (10)
- 演奏情報に基づき演奏を行う演奏処理と、
操作装置の配置に関する配置情報を検出する検出処理と、
表示部に表示される背景映像中、検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置し、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を歌詞表示オブジェクトに表示する表示処理と、を実行することを特徴とする
カラオケ装置。 - 表示部は、ヘッドセットに配置され、
検出処理によって検出された配置情報は、ヘッドセットに対する操作装置の相対方向を含むことを特徴とする
請求項1に記載のカラオケ装置。 - 検出処理によって検出された配置情報は、ヘッドセットと操作装置間の距離を含み、
表示処理は、検出処理によって検出された配置情報中の距離に対応する大きさで歌詞表示オブジェクトを配置することを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置。 - 検出処理によって検出された配置情報は、ヘッドセットに対する操作装置の傾きを含み、
表示処理は、検出処理によって検出された配置情報中の傾きに対応して歌詞表示オブジェクトを傾けて配置することを特徴とする
請求項2から請求項4の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、検出処理によって検出された配置情報中の傾きが所定値を超えた場合、歌詞表示オブジェクトの傾きを規制する
請求項4に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、
検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置する追従モードと、
表示部に表示される背景映像の座標系上の所定箇所に歌詞表示オブジェクトを配置する固定モードと、を選択可能とすることを特徴とする
請求項1から請求項5の何れか1項記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、検出処理によって検出された配置情報に対応して操作装置を示す操作オブジェクトを配置することを特徴とする
請求項1から請求項6の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 検出処理によって検出された配置情報が所定範囲を外れた場合、歌詞表示オブジェクトを背景映像に配置しないことを特徴とする
請求項1から請求項7の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、歌詞表示オブジェクトの透過状態を変更可能であって、演奏情報の進行状況に応じて、歌詞表示オブジェクトの透過状態を変更することを特徴とする
請求項1から請求項8の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 演奏情報に基づき演奏を行う演奏処理と、
操作装置の配置に関する配置情報を検出する検出処理と、
表示部に表示される背景映像中、検出処理によって検出された配置情報に対応して歌詞表示オブジェクトを配置し、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を歌詞表示オブジェクトに表示する表示処理と、を情報処理装置に実行させることを特徴とする
カラオケ用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015183488A JP6498090B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | カラオケ装置及びカラオケ用プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015183488A JP6498090B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | カラオケ装置及びカラオケ用プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6498090B2 JP6498090B2 (ja) | 2019-04-10 |
Family
ID=58391480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015183488A Active JP6498090B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | カラオケ装置及びカラオケ用プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110018571A (zh) * | 2018-12-31 | 2019-07-16 | 浙江理工大学 | 便携式虚拟现实ktv头盔 |
Citations (4)
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JP2006293253A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Tj Media Co Ltd | カラオケ装置の選曲機能とアンプ調節機能とが内臓されたデジタル無線マイク及びこれを用いたカラオケシステム。 |
JP2009036866A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Brother Ind Ltd | カラオケ装置 |
JP2015069043A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | カラオケ装置 |
JP2017010326A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | ヤマハ株式会社 | 画像データ生成装置およびコンテンツ再生装置 |
-
2015
- 2015-09-16 JP JP2015183488A patent/JP6498090B2/ja active Active
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