JP2009033874A - 回転電機のステータおよびその製造方法、回転電機 - Google Patents

回転電機のステータおよびその製造方法、回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】コア部材の溶接部の強度を向上することを目的とする。
【解決手段】複数のコア片3a、4aが薄肉部3b、4bを介して連結された磁性板材3,4を複数枚積層したステータコア6を備え、磁性板材3,4の薄肉部3b、4bを屈曲してステータコア6を環状にすると共にステータコア6の両端部を溶接により接合した回転電機のステータ7において、磁性板材3,4の溶接部に絶縁被膜を形成せず、磁性板材3,4の溶接部以外に絶縁被膜を形成したので、溶接の際に絶縁被膜の不純物による気泡の発生が抑制されて、溶接強度を向上することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、磁性板材を積層して構成される回転電機のステータおよびその製造方法に関するものである。
従来より、特許文献1(例えば特許文献1の図7参照)、特許文献2(例えば特許文献2の図8、図9参照)に示すように、鋼板から帯状のコア部材を打ち抜いたものを積層し、巻線を巻回した後に上記帯状のコア部材を環状に変形し、両端部を溶接により接合した回転電機のステータ構造が知られている。
ここで、コア部材は、特許文献3に示すように、その表裏面に絶縁被膜が形成されている。コア部材の表裏面に絶縁被膜を形成することにより、積層した各コア部材間が絶縁され、交番磁界が発生した場合にも渦電流の発生を抑制することができる。そのため、コア部材の発熱による回転電機のエネルギー損失を低減することができる。
特開平9−191588号公報 特開平11−346447号公報 特開2005−323456号公報
上記のようにコア部材の表裏面に絶縁被膜がコーティングされていると、コア部材を環状に変形した後、コア部材の端部を溶接する際に、絶縁被膜に含まれる不純物から気泡が発生し、溶接部の強度を損なうという問題があった。
積層されたコア部材をステータフレームに装着する場合は、外部からの負荷がステータフレームに加わるのでコア部材の溶接部にかかる荷重は小さい。しかし、コア部材がステータフレームに装着されない場合には、外部からの負荷は直接、コア部材に加わり、溶接部に大きな荷重がかかる。
そして、溶接部に気泡が存在すると、繰り返しかかる大きな荷重によって溶接部が破損するという問題が発生する。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、コア部材の溶接部の強度を向上することを目的とする。
この発明に係る回転電機のステータは、複数のコア片が薄肉部を介して連結された磁性板材を複数枚積層したステータコアを備え、磁性板材の薄肉部を屈曲してステータコアを環状にすると共にステータコアの両端部を溶接により接合した回転電機のステータにおいて、磁性板材の溶接部には絶縁被膜を形成せず、磁性板材の溶接部以外に絶縁被膜を形成したものである。
この発明に係る回転電機のステータの製造方法は、磁性板材の両端部近傍に絶縁被膜が存在しない非絶縁被膜部を有し、非絶縁被膜部以外は絶縁被膜が形成された鋼板を用意し、この鋼板から複数のコア片が薄肉部を介して連結された形状の磁性板材を打ち抜く工程と、複数枚の磁性板材を積層してステータコアを形成する工程と、磁性板材の薄肉部を屈曲してステータコアを環状にすると共にステータコアの両端部を溶接により接合する工程を備えたものである。
この発明によれば、磁性板材の溶接部に絶縁被膜を形成せず、磁性板材の溶接部以外に絶縁被膜を形成したので、溶接部の溶接強度が向上できることに加え、磁束の通路である磁性板材の断面積の割合を増加することができ、回転電機の性能を向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による回転電機のステータの構成を示す平面図、図2は本実施の形態の磁性板材をプレス打ち抜きにより形成する工程を示す図、図3は図2により形成された磁性板材が積層された状態を示す平面図、図4は図3に示す磁性板材に巻線が施された状態を示す平面図、図5は本実施の形態の磁性板材の薄肉連結部の構成を示す断面図である。
図において、第1の磁性板材3は複数のコア片3aが薄肉部3bを介して連結されることにより形成され、第2の磁性板材4は各コア片4aが薄肉部4bを介して連結されることにより形成されている。第1の磁性板材3の薄肉部3bの平面形状と第2の磁性板材4の薄肉部4bの平面形状は左右対称であり、これら第1および第2の磁性板材3、4は順次交互に積層されることによりステータコア6を構成する。図5に示すように、各薄肉部3b、4bを挟んで相対向する各コア片3a、4aの縁部同士は、互い違いに重なり合った状態になっている。そして、図4に示すように、第1および第2の磁性板材3、4が積層されたステータコア6の各コア片3a、4aには巻線5が巻回されている。
図1に示すように、ステータコア6は、各磁性板材3、4の各薄肉部3b、4bを折曲することによって環状に形成される。ステータコア6の両端部は、当接部100において相互に当接され、溶接接合されて、回転電機のステータ7を形成する。
本実施の形態においては、図1に示すように、各磁性板材3,4の表裏面の当接部100近傍、つまり、図1の囲み点線部分に、絶縁被膜が形成されていない非絶縁被膜部101を形成する。そして、各磁性板材3,4の当接部100近傍以外、つまり図1の囲み点線の非絶縁被膜部101以外の部分に絶縁被膜が形成されている。ここで、絶縁被膜は、有機材料若しくは無機材料で構成されている。
次に、上記のように構成された実施の形態1の回転電機のステータの製造方法について説明する。図2において、まず、プレス機により各磁性板材3,4を打ち抜くための鋼板106を用意する。鋼板106はその表裏面に絶縁被膜がコーティングされているが、鋼板106の各磁性板材3,4の両端部に相当する箇所には、絶縁被膜が存在しないライン状の非絶縁被膜部107を設けている。このような一部絶縁被膜のない鋼板106は、事前に鋼板106の全面に絶縁被膜をコーティングしておいてから、上記非絶縁被膜部107のみ絶縁被膜を除去することにより作成することができる。絶縁被膜の除去の方法は、削り取り、薬品による化学変化、加熱によって炭化させてからふき取る等の方法により除去する。この場合、絶縁被膜の除去は鋼板106の表裏面とも実施する必要がある。
図2では、鋼板106にライン状の非絶縁被膜部107を設けている例を示したが、図6に示すように、鋼板106の各磁性板材3,4の両端部に相当する箇所のみに、絶縁被膜が存在しない非絶縁被膜部108を設けてもよい。
また、絶縁被膜が全面に形成された鋼板106をプレス機に投入しておいて、プレス機内に設置したコーティング除去装置によって絶縁被膜を除去してもよい。
次に、図2の矢印Aで示す位置において、第1の磁性板材3を加工する第1段階として、図中ハッチングで示す部分をプレス打ち抜きすることにより薄肉部3b周辺を形成する。又、矢印Bで示す位置においては、第2の磁性板材4を加工する第1段階として、図中ハッチングで示す部分をプレス打ち抜きすることにより薄肉部4b周辺を形成する。なお、図2の鋼板106に設けられたパイロット穴105は、鋼板106のプレス機金型に対する位置決め基準のためのものである。そして、鋼板106は、パイロット穴105間のピッチに従ってプレス機内で順次送られ、順次加工が施される。
次に、矢印Cで示す位置において、薄肉部3bが形成された部分と薄肉部4bが形成された部分を順次交互に、図中ハッチングで示す部分をプレス打ち抜きすることにより、それぞれ第1および第2の磁性板材3、4が形成される。そして、これら第1および第2の磁性板材3、4はプレス金型内で順次積層され、これと同時に打ち抜きかしめがなされて図3に示すように一体化されたステータコア6が形成される。次に、積層された第1および第2の磁性板材3、4の各コア片3a、4aに図4に示すように巻線5を施した後、各薄肉部3b、4bを折曲させることにより、環状のステータコア6を形成する。そして、ステータコア6の両端部を相互に当接し、溶接接合して回転電機のステータ7を形成する。
以上のように、本実施の形態によれば、複数のコア片3a、4aが薄肉部3b、4bを介して連結された磁性板材3,4を複数枚積層したステータコア6を備え、磁性板材3,4の薄肉部3b、4bを屈曲してステータコア6を環状にすると共にステータコア6の両端部を溶接により接合した回転電機のステータ7において、磁性板材3,4の表裏面の溶接部に絶縁被膜を形成せず、磁性板材3,4の表裏面の溶接部以外に絶縁被膜を形成したので、溶接の際に絶縁被膜の不純物による気泡の発生が抑制されて、溶接強度を向上することができる。
また、磁束の通路である磁性板材3,4の断面積の割合を増加することができ、回転電機の性能を向上することができる。また、絶縁被膜の材料を少なくできるので、経済的であり、特に、絶縁材料が有機材料で構成されている場合は、地球環境負荷となる有機物質の使用量を低減することができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による回転電機のステータの構成を示す平面図、図8は本実施の形態による磁性板材を積層したステータコアを示す平面図、図9は図8のステータコアにコイルを巻線した状態を示す平面図である。
図8に示すように、磁性板材10は、複数のコア片11が薄肉部12を介して連結されることにより形成されている。そして、磁性板材10が複数枚積層されて、相互にカシメ等により固定されることにより、ステータコア15を構成している。そして、図9に示すように、磁性板材10を積層したステータコア15の各コア片11に巻線13が巻回されている。
図7に示すように、ステータコア15は、積層された各磁性板材10の各薄肉部12を折曲させることによって環状に形成される。各磁性板材10の両端部は、当接部100において相互に当接されて、溶接により接合される。
本実施の形態においては、図7に示すように、各磁性板材10の表裏面の当接部100近傍、つまり、図7の囲み点線部に、絶縁被膜が形成されいない非絶縁被膜部101を形成する。そして、各磁性板材10の当接部100近傍以外、つまり図7の囲み点線の非絶縁被膜部101以外の部分には絶縁被膜が形成されている。
上記のように構成された実施の形態2の回転電機のステータの製造方法は、上記実施の形態1で説明した方法と同様であるので、その説明は省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、複数のコア片11が薄肉部12を介して連結された磁性板材10を複数枚積層したステータコア15を備え、各磁性板材10の薄肉部12を屈曲してステータコア15を環状にすると共にステータコア15の両端部を溶接により接合した回転電機のステータ16において、各磁性板材10の表裏面の溶接部に絶縁被膜を形成せず、各磁性板材10の表裏面の溶接部以外に絶縁被膜を形成したので、溶接の際に絶縁被膜の不純物による気泡の発生が抑制されて、溶接強度を向上することができる。
また、磁束の通路である磁性板材10の断面積の割合を増加することができ、回転電機の性能を向上することができる。また、絶縁被膜の材料を少なくできるので、経済的であり、特に絶縁材料が有機材料で構成されている場合は、地球環境負荷となる有機物質の使用量を低減できる。
実施の形態3.
実施の形態3は、上記実施の形態により製作されたステータをステータフレームに固定せずに回転電機に使用した場合について説明する。
図10はこの発明のステータを車載用発電機に取り付けた例を示す構造断面図である。図10において、回転電機30は、フロントブラケット31及びリヤブラケット32からなるケースと、当該ケースにベアリング33を介して回転自在に取り付けられているシャフト34と、このシャフト34に固定されると共に界磁巻線35を有するロータ36と、前記ケースに固定されてロータ36を囲むように配設されると共に巻線37を有するステータ38と、シャフト34のフロント側の端部に固着されたプーリ39と、シャフト34のリヤ側外周に位置するようにリヤブラケット32に取り付けられたブラシホルダ40と、シャフト34のリヤ側に装着された一対のスリップリング(図示せず)に摺接するようにブラシホルダ40内に配設された一対のブラシ41を備えている。そして、この回転電機30はプーリ39及び図示しないベルトを介して図示しないエンジンの回転軸に連結されている。
ステータ38は、上記実施の形態で説明した構造のものであり、複数のコア片が薄肉部を介して連結された磁性板材を複数枚積層したステータコアを備え、各磁性板材の薄肉部を屈曲してステータコアを環状にすると共にステータコアの両端部を溶接により接合しものであり、各磁性板材の溶接部に絶縁被膜を形成せず、各磁性板材の溶接部以外に絶縁被膜を形成している。
さらに、ステータ38は軸方向の両サイドをフロントブラケット31及びリアブラケット32で挟持している。そして、当該ブラケット31及び32をボルト42により止めることによりステータ38が当該ブラケットに固定している。また、ブラケット33及び34は、そのフランジ部43を介してボルト等により図示しないエンジンに固定される。
上記構造の回転電機のステータ38には、ステータフレームが装着されておらず、ブラケット31及び32に直接取り付けられているので、ロータ36を回転させるトルクの反作用の力が外力として直接ステータ38に付加される。そして、外部からのトルクに対応してステータ38の溶接部に負荷がかかる。しかしながら、ステータ38を構成している各磁性板材の溶接部に絶縁被膜を形成せず、各磁性板材の溶接部以外に絶縁被膜を形成しているので、溶接の際に絶縁被膜の不純物による気泡の発生が抑制されて、溶接強度が向上しており、外部からのトルクに対して上記溶接部は十分な強度を有する。
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4を説明したものであり、鋼板に絶縁被膜を形成する動作を示す模式図である。図11に示すように、絶縁被膜141を塗布ローラ142によって鋼板106上に付着させる。一部に絶縁被膜のない非絶縁被膜部を形成するには、鋼板106の一部の塗布を実施しないことで実現可能である。すなわち、上記で説明した図2の場合は、鋼板106に対してライン状の非絶縁被膜部107の箇所は塗布ローラ142による塗布を中断すれば良く、また、図6の場合は、鋼板106に対して非絶縁被膜部108の箇所のみで塗布ローラ142による塗布を中断すれば良い。また、鋼板106から複数のコア片が薄肉部を介して連結された磁性板材を打ち抜いた後に、磁性板材に対してそれぞれ絶縁被膜141を塗布ローラ142によって付着させても良い。また、絶縁被膜の塗布は鋼板106若しくは磁性板材の一方の面、つまり鋼板若しくは磁性板材の一方の面にだけに施せばよい。
図12は絶縁被膜を塗布によって形成した磁性板材を積層して製作したステータコアの一部の断面図を示す。図において、各磁性板材10の表面の当接部100近傍、つまり非絶縁被膜部101には絶縁被膜141が形成されておらず、各磁性板材10の当接部100近傍以外、つまり非絶縁被膜部101以外の部分には絶縁被膜141が形成されている。
以上のように、本実施の形態によれば、鋼板若しくは磁性板材に塗布により絶縁被膜を施すことによって、絶縁被膜が付着している部分と付着していない部分を容易に分離して形成することができる。
また、鋼板の両面に絶縁被膜が存在する場合は、積層した場合に絶縁被膜の厚さが2倍になり、磁気の通路として有効な磁性板材の断面積の割合が低下することになる。しかし、本実施の形態の塗布工法によれば鋼板の片面のみ、すなわち、鋼板の積層する方向の統一した側の一面に絶縁被膜を付着できるので、積層した際に磁性板材の断面積の割合を増加することができる。
また、鋼板において全面に渡ってでなく、コアとして使用される部分だけに絶縁被膜を塗布してもよい。この場合、使用する絶縁被膜の量を必要最小限に減らすことができるので経済的であり、材料使用量が少ないので資源の有効活用につながる。
また、プレス機の中に塗布装置を設置することにより、磁性板材を打ち抜く位置と絶縁被膜を塗布する位置のずれを軽減することができる。また、有機物質の使用量をさらに削減でき、経済効果と資源の有効活用の効果をより獲得することができる。
この発明の実施の形態1による回転電機のステータの構成を示す平面図である。 実施の形態1の磁性板材をプレス打ち抜きにより形成する工程を示す図である。 実施の形態1の磁性板材が積層された状態を示す平面図である。 実施の形態1の磁性板材に巻線が施された状態を示す平面図である。 実施の形態1の磁性板材の薄肉連結部の構成を示す断面図である。 実施の形態1の磁性板材をプレス打ち抜きにより形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態2による回転電機のステータの構成を示す平面図である。 実施の形態2による磁性板材を積層したステータコアを示す平面図である。 実施の形態2によるステータコアにコイルを巻線した状態を示す平面図である。 この発明のステータを車載用発電機に取り付けた例を示す構造断面図である。 この発明の実施の形態4による鋼板に絶縁被膜を形成する動作を示す模式図である。 実施の形態4による磁性板材を積層して製作したステータコアの一部の断面図を示す。
符号の説明
3 第1の磁性板材、4 第2の磁性板材、3a,4a コア片、
3b,4b 薄肉部、5 巻線、6 ステータコア、7 ステータ、10 磁性板材、
11 コア片、12 薄肉部、13 巻線、15 ステータコア、16 ステータ、
30 回転電機、31,32 ブラケット、34 シャフト、36 ロータ、
38 ステータ、100 当接部、101 非絶縁被膜部、106 鋼板、
141 絶縁被膜、142 塗布ローラ。

Claims (6)

  1. 複数のコア片が薄肉部を介して連結された磁性板材を複数枚積層したステータコアを備え、上記磁性板材の薄肉部を屈曲して上記ステータコアを環状にすると共に上記ステータコアの両端部を溶接により接合した回転電機のステータにおいて、
    上記磁性板材の溶接部には絶縁被膜を形成せず、上記磁性板材の上記溶接部以外に絶縁被膜を形成したことを特徴とする回転電機のステータ。
  2. 上記絶縁被膜が上記磁性板材の表裏面に形成されている請求項1に記載の回転電機のステータ。
  3. 上記絶縁被膜が上記磁性板材の積層間の一方の面に形成されている請求項1に記載の回転電機のステータ。
  4. ブラケットに回転自在に取り付けられているシャフトと、上記シャフトに固定されているロータと、上記ブラケットに直接固定されて上記ロータを囲むように配設されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のステータを備えた回転電機。
  5. 磁性板材の両端部近傍に絶縁被膜が存在しない非絶縁被膜部を有し、上記非絶縁被膜部以外は絶縁被膜が形成された鋼板を用意し、上記鋼板から複数のコア片が薄肉部を介して連結された形状の磁性板材を打ち抜く工程、
    複数枚の上記磁性板材を積層してステータコアを形成する工程、
    上記磁性板材の薄肉部を屈曲して上記ステータコアを環状にすると共に上記ステータコアの両端部を溶接により接合する工程からなる回転電機のステータの製造方法。
  6. 上記鋼板に塗布により絶縁被膜を付着させ、上記磁性板材の上記両端部近傍に絶縁被膜が存在しない非絶縁被膜部を形成し、上記非絶縁被膜部以外に絶縁被膜を形成する請求項5に記載の回転電機のステータの製造方法。
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