JP5499899B2 - 回転電機の保持リングの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータのコアに通電することによりロータを駆動する回転電機のコアを保持する保持リングの製造方法に関する。
保持リングの内周面に、それぞれコイルが巻回された複数のコアが円環状に保持されて形成されたステータと、ステータと半径方向に対向するように形成されたロータとを備えた回転電機に関する従来技術が、例えば、特許文献1に開示されている。これは、主にハイブリッド車両の車輪駆動用のモータとして使用されるもので、複数のコアを円環状に並べた状態で保持リングに固定し、その後、該保持リングの回転軸方向(以下、単に軸方向という)の端部に設けられている取付フランジ部をボルトを介してモータハウジングに締結することにより、コアが固定された保持リングをモータハウジング内に取り付けている。
特許第3666727号公報
上述した特許文献1に開示された回転電機においては、複数のコアが保持リングの内周面に圧入固定されている。したがって、保持リング上にコアを移動不能に保持するため、複数のコアが円環状に並んだコア列の外径と、保持リングの内径との間には、所定の締め代(コア列の外径−保持リングの内径)を必要としていた。しかしながら、回転電機の各々の部材には寸法上のばらつきがあり、このばらつきによって上述した締め代も変動する。寸法上のばらつきを考慮して、最悪の場合でも上述した所定の締め代が維持されるように各部材の寸法を設定すると、締め代が多めになった場合、保持リングの内周面からコア列の外周面に加えられる面圧が増大する。各々のコアは、構成要素として多数の薄い電磁鋼板が積層されて形成されており、外周面に加えられた面圧によって座屈しやすい。すなわち、コアの外周部分が軸方向に折れ曲がりやすい。
コア列を保持リングに固定する方法として、上述した常温による圧入以外に焼き嵌めがある。これは、保持リングを加熱して、その内径を拡張させた状態でコア列を嵌め込み、その後、保持リングを冷却して、その内径を収縮させることにより、保持リングにコア列を固定する方法である。しかしながら、この方法によっても、冷却後の保持リングとコア列との間の締め代が大きい場合には、外周面に加えられた面圧によって電磁鋼板が座屈しやすい点については、圧入による場合と同様であった。
ここで、保持リングから受ける面圧によって発生するダメージは、コア上の各部位において一様ではなかった。すなわち、本願発明者の調査研究により、コアの軸方向の端面においては、印加された面圧を少数の電磁鋼板で受け止めるため、コアの軸方向の中央部位に比較して、電磁鋼板の座屈が発生しやすくなることが分かった。さらに、保持リングの軸方向端部において、コア列の保持リング内への挿入を容易にするための外周フランジ部が全周に形成されている場合、該外周フランジ部がリインフォースメントの働きをするので、保持リングの軸方向端部の剛性が過大となる。このため、コアの軸方向の端面に位置する電磁鋼板の座屈は、いっそう著しくなる。
また、保持リングの製造方法としては、プレス加工により板金を絞って有底の円筒部を形成し、該円筒部の底部分を打ち抜いて貫通した円筒部を形成すると共に該円筒部の開口縁部を打ち抜いて外周フランジ部および取付フランジ部を形成して最終的な保持リングとする方法が一般的である。しかしながら、絞り加工は加圧方向の寸法精度、すなわち円筒部の軸方向の寸法精度を出すことが困難であるため、最終的な保持リングの軸方向の寸法に高精度を要求するモータハウジングには、上述の製造方法により製造された保持リングを取り付けることができない。また、有底の円筒部の底部分は打ち抜く必要があるため、板金の材料歩留まりが悪く、保持リングがコスト高となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、軸方向の寸法精度が高く、材料歩留りの高い回転電機の保持リングの製造方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、円環状に並設された複数のコアと、複数の前記コアの外周面に面圧が掛かるように複数の前記コアを内周面に保持可能な保持リングと、を有するステータと、該ステータの内径側に複数の前記コアと半径方向に対向して設けられ、前記ステータに対し回転可能なロータと、を備えた回転電機の保持リングの製造方法において、前記保持リングの外周面における軸方向中央部に、ハウジングに対し取付可能なフランジ部が突設されており、前記保持リングは、該保持リングの外周面における軸方向中央部において分割された一対の分割保持リングで構成され、一対の前記分割保持リングは、該分割保持リングの外周面における軸方向端部にハウジングに対し取付可能な前記フランジ部が夫々突設され、一対の前記分割保持リングの前記フランジ部同士が重畳されて構成されている回転電機の保持リングの製造方法であって、帯板材をロール加工し、前記帯板材の端部同士を接合してリング体を形成する工程と、前記リング体の軸方向端部をロール加工し、前記リング体の端部から半径方向外方へと延びる円板状の突縁部を形成する工程と、前記突縁部をプレス加工し、前記フランジ部を形成する工程と、一対の前記リング体の前記フランジ部同士を重畳する工程と、を含むことである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、一対の前記分割保持リングの前記フランジ部同士は、スポット溶接されていることである。
請求項1に係る発明によれば、保持リングは、従来のように絞り加工によらずロール加工により形成されているので、帯板材の幅寸法を保持リングの軸方向の寸法に予め合わせておくことにより、保持リングの軸方向の寸法精度が必要なハウジングであっても保持リングを取り付けることができる。また、保持リングは、従来のように有底の円筒部の底部分を打ち抜く必要がないため、板材の材料歩留まりを高めることができコスト高となることを抑えることができる。
そして、請求項1に係る発明の製造方法により製造された保持リングは、該保持リングの外周面における軸方向中央部にフランジ部が突設されているので、従来のように保持リングの軸方向端部の剛性が過大となることはない。このため、積層された鋼板でなるコアの軸方向の端面に位置する鋼板に加わる面圧を低減でき、該鋼板の座屈を防止してコアの損傷を低減することができる。また、フランジ部が、リインフォースメントの働きをした場合は、保持リングの軸方向中央部の剛性が高くなるが、コアの軸方向の端面から中央部位にいくほど積層された鋼板の枚数が増加し、該鋼板の座屈耐力が上昇するので、該鋼板の座屈を防止してコアの損傷を低減することができる。また、保持リングの軸方向中央部にフランジ部を形成したことにより保持リングの重心が軸方向中央部になるので、外乱による振動に対する安定性を高めることができる。
さらに、保持リングは、一対の分割保持リングのフランジ部同士が重畳されて構成されているので、フランジ部の厚さが分割保持リングの厚さよりも厚くなるように構成できる。よって、例えば車両衝突によってハウジングに衝撃力が加わっても、フランジ部が変形しないように構成できる。また、分割保持リングの厚さはフランジ部の厚さよりも薄くなるので、コアに加わる面圧が過大となることはなく、特にコアの軸方向の端面に位置する鋼板の座屈を防止してコアの損傷を低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、保持リングは、一対の分割保持リングのフランジ部同士がスポット溶接されているので、一対の分割保持リングを一体の保持リングとして取り扱うことができ、該保持リングをハウジングに取り付ける際に容易に位置決めすることができる。また、フランジ部の剛性を高めることができ、例えば車両衝突によってハウジングに衝撃力が加わっても、フランジ部の変形を抑制できる。
本発明の実施の形態の回転電機を備えたハイブリッド車両の車輪駆動系を示す断面図である。 本実施形態の回転電機の保持リングにコアが保持された状態を示す部分斜視図である。 図2の平面図である。 本実施形態の回転電機の保持リングの全体を示す斜視図である。 従来および本実施形態の回転電機の保持リングから受けるコアの軸方向の面圧分布を示す図である。 本実施形態の保持リングの第1の製造方法を説明するための工程図であり、(A)は、保持リングの材料となる帯板材の斜視図、(B)は、ロール加工により形成したリング体の斜視図、(C)は、ロール加工により形成した突縁部を有するリング体の斜視図、(D)は、プレス加工により形成したフランジ部を有するリング体の斜視図、(E)は、一対のリング体を重畳して形成した保持リングの斜視図である。 本実施形態の保持リングの第2の製造方法を説明するための工程図であり、(A)は、保持リングの材料となる帯板材および板材の斜視図、(B)は、ロール加工により形成したリング体およびプレス加工により形成したフランジ部の斜視図、(C)は、リング体の軸方向端部にフランジ部を接合する前の状態を示す斜視図、(D)は、リング体の軸方向端部にフランジ部を接合した後の状態を示す斜視図、(E)は、一対のリング体を重畳して形成した保持リングの斜視図である。 本実施形態の保持リングの第3の製造方法を説明するための工程図であり、(A)は、保持リングの材料となる帯板材および板材の斜視図、(B)は、ロール加工により形成したリング体およびプレス加工により形成したフランジ部の斜視図、(C)は、リング体の軸方向中央部にフランジ部を接合する前の状態を示す斜視図、(D)は、リング体の軸方向中央部にフランジ部を接合した保持リングの斜視図である。
本発明の実施の形態による回転電機について図1乃至図4を参照して説明する。この回転電機1は、ハイブリッド車両の車輪駆動用の同期モータである。なお、図1において、左方を回転電機1およびクラッチ装置3の前方といい、右方を後方ということがあるが、実際の車両上における方向とは無関係である。また、説明中において回転軸方向または軸方向という場合、特に断らなければ、回転電機1の回転軸Cに沿った方向、すなわち図1における左右方向を意味する。また、図2および図3において、コア16のボビン162,163およびコイル164は省略されている。
図1に示すように、モータハウジング11(本発明の「ハウジング」に該当する)は、回転電機1を構成するロータ13およびステータ14を内蔵した状態で、前方をモータカバー12により封止されている。モータカバー12の前方には、図示しない車両のエンジンが取り付けられ、モータハウジング11の後方には、図示しないトランスミッションが配設されている。また、ロータ13とエンジンとの間には、湿式多板クラッチであるノーマリクローズタイプのクラッチ装置3が介装されている。さらに、回転電機1は、トランスミッションを介して図示しない車両の駆動輪と接続されており、回転電機1による駆動力が駆動輪に入力される。
回転電機1が搭載された車両は、エンジンにより走行する場合、エンジンがトランスミッションを介して駆動輪を回転させる。また、回転電機1により走行する場合、回転電機1がトランスミッションを介して駆動輪を回転させる。この時、クラッチ装置3をレリーズさせて、エンジンと回転電機1との間の接続を解除している。さらに、回転電機1は、クラッチ装置3を介してエンジンにより駆動され、発電機としても機能する。
モータカバー12の内周端には、軸受31を介してクラッチ装置3のインプットシャフト32が、回転軸Cを中心に回転可能に取り付けられている。回転軸Cは、エンジン、回転電機1およびトランスミッションのタービンシャフト2の回転軸でもある。インプットシャフト32は、エンジンのクランクシャフトと接続されている。また、インプットシャフト32は、クラッチ装置3の係合部33を介して、クラッチアウタ34と接続されている。係合部33が係脱することにより、インプットシャフト32とクラッチアウタ34との間が断続される。クラッチアウタ34は、回転電機1のロータ13に連結されるとともに、半径方向内方へと延びて、内端においてタービンシャフト2とスプライン嵌合している。また、クラッチアウタ34とモータハウジング11の固定壁111との間には、双方の間の相対回転が可能なように、ベアリング装置35が介装されている。
回転電機1のロータ13は、クラッチアウタ34を介して、モータハウジング11に回転可能に取り付けられている。ロータ13は、積層された複数の電磁鋼板131を一対の保持プレート132a,132bにより挟み、これに固定部材133を貫通させて端部をかしめることにより形成されている。また、ロータ13の円周上には、図示しない複数の界磁極用マグネットが設けられている。一方の保持プレート132bは、クラッチアウタ34に取り付けられ、これにより、ロータ13はクラッチアウタ34と連結されている。
また、モータハウジング11の内周面には、ロータ13と半径方向に対向するように、回転電機1のステータ14が取り付けられている。ステータ14は、保持リング15の内周面に、回転磁界発生用の複数のコア16が円環状に並ぶように取り付けられて形成されている(図2,3示)。各々のコア16は、およそT字状を呈した複数のケイ素鋼板(電磁鋼板)が積層されることにより形成されたティース161を備えている(図2,3示)。それぞれのティース161の外周縁には、各々円周方向に延びる一対のバックヨーク部161aが形成されている(図2,3示)。
ティース161には一対のボビン162,163が装着され、ボビン162,163は、ティース161の外周面を囲むように互いに嵌合している。さらに、ボビン162,163の回りには、回転磁界を発生させるためのコイル164が巻回されている。保持リング15の内周面と対向する各々のティース161の外周面には凹部161bが形成されている(図2,3示)。凹部161bは、コイル164に通電することにより発生する磁束が、ティース161外に漏れることを防止するために設けられている。コア16の周囲に巻回されたコイル164は、図示しないバスリングを介して外部のインバータと接続される。コイル164には、例えば三相の交流電流が供給される。これによりステータ14において回転磁界が発生し、回転磁界に起因する吸引力または反発力によって、ステータ14に対しロータ13が回転される。
保持リング15は、該保持リング15の外周面における軸方向中央部において分割された同一形状の一対の分割保持リング151,151で構成されている(図2,4示)。この分割保持リング151は、該分割保持リング151の外周面における軸方向端部に全周に亘って半径方向外方に延びる外周フランジ部152(本発明の「フランジ部」に該当する)が形成されている(図2〜4示)。この外周フランジ部152の円周上の3箇所には、それぞれ半径方向外方にさらに延びる取付フランジ部153(本発明の「フランジ部」に該当する)が形成されている(図2〜4示)。
取付フランジ部153は、ステータ14をモータハウジング11に取り付けるために形成されており、それぞれ1個の取付穴154、あるいは1個の取付穴154および1個の位置決め用穴155が貫通している(図2〜4示)。分割保持リング151は、詳細は後述するが、帯状の鋼板をロール加工およびプレス加工することにより形成されている。保持リング15は、一対の分割保持リング151,151の取付フランジ部153,153同士が重畳されて構成されている(図2,4示)。このとき、取付フランジ部153,153同士は、例えば、2箇所の点Qにおいてスポット溶接されて接合される(図4示)。
このような構成の保持リング15の内周面には、複数のコア16が焼き嵌めにより取り付けられる。すなわち、保持リング15は、所定温度に加熱されて、その内径が拡張される。一方、複数のコア16は、ティース161のバックヨーク部161aが互いに当接されて円環状に並設される。そして、円環状に並設された複数のコア16は、内径が拡張された保持リング15に挿入される。その後、保持リング15は、冷却されて収縮するので、各々のコア16を強固に保持することができる。そして、コア16が取り付けられた保持リング15は、モータハウジング11に固定される。すなわち、重畳された取付フランジ部153,153をモータハウジング11のボス部112に当接させた後、取付ボルト17を取付穴154,154に挿通してボス部112に螺合させる。
ここで、図5に示すように、コア16の軸方向の座屈耐力Pは、図示一点鎖線で示すように、軸方向の両端面(軸方向端部X1,X3)が電磁鋼板の積層開始面であるため最も小さい面圧Pminとなり、軸方向の中央部位(軸方向中央部X2)にいくほど電磁鋼板の積層枚数が増加するため上昇し、軸方向の中央部位が最も大きい面圧Pmaxとなる。従来の保持リング25から受けるコア16の軸方向の面圧Pは、図示破線で示すように、外周フランジ部252および取付フランジ部253が形成された一方側の軸方向端部X1が最も大きい面圧P1となり、一方側の軸方向端部X1を外れると急激に小さくなって他方側の軸方向端部X3直前まで続き、他方側の軸方向端部X3において大きな面圧P3(<P1)に上昇する。このように、従来の保持リング25では、外周フランジ部252および取付フランジ部253が形成された一方側の軸方向端部X1の面圧P1は、コア16の軸方向端部X1の座屈耐力Pminを超えていたため、コア16の軸方向の端部X1の電磁鋼板は座屈していた。すなわち、コア16の軸方向の端部X1の電磁鋼板の外周部分が軸方向に折れ曲がっていた。
一方、本実施形態の保持リング15から受けるコア16の軸方向の面圧Pは、図示実線で示すように、外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153が形成された軸方向中央部X2が最も大きい面圧P2となり、軸方向中央部X2を外れると急激に小さくなって軸方向両端部X1,X3直前まで続き、軸方向両端部X1,X3において従来の他方側の軸方向端部X3の面圧P3と同一の面圧P3(<P2)に上昇する。このように、本実施形態の保持リング15から受けるコア16の軸方向の面圧Pも上記座屈耐力と同様な傾向を示すため、コア16の軸方向中央部X2の面圧P2が座屈耐力Pmaxを超えず、軸方向両端部X1,X3の面圧P3が座屈耐力Pminを超えないように設定することにより、コア16の特に軸方向の両端面の電磁鋼板の座屈を防止することができる。
次に、本実施形態の保持リング15の第1の製造方法について図6を参照して説明する。先ず、保持リング15の円周と同一寸法の長さを有し、且つ保持リング15の軸方向の長さの2分の1の長さと外周フランジ部152および取付フランジ部153の半径方向の長さとを加えた長さ以上の幅を有する帯板材41を用意する(図6(A))。そして、帯板材41をロール加工し、帯板材41の端部同士を例えば溶接により接合してリング体42を形成する(図6(B))。
そして、リング体42の一方の軸方向端部(図示上端)をロール加工し、リング体42の端部から半径方向外方へと延びる円板状の突縁部43を形成する(図6(C))。このときのリング体42の軸方向の長さは保持リング15の軸方向の長さの2分の1となるようにする。そして、突縁部43をプレス加工し、外周フランジ部152、取付フランジ部153、取付穴154および位置決め用穴155を打ち抜いて分割保持リング151を形成する(図6(D))。最後に、一対の分割保持リング151の取付フランジ部153,153同士を重畳し、取付フランジ部153,153同士をスポット溶接して接合することにより、最終的な保持リング15が完成する(図6(E))。
次に、本実施形態の保持リング15の第2の製造方法について図7を参照して説明する。先ず、保持リング15の円周と同一寸法の長さを有し、且つ保持リング15の軸方向の長さの2分の1の長さと外周フランジ部152の半径方向の長さとを加えた長さ以上の幅を有する帯板材44を用意する。さらに、取付フランジ部153が打ち抜き形成可能な大きさの板材45を用意する(図7(A))。そして、帯板材44をロール加工し、帯板材44の端部同士を例えば溶接により接合してリング体46を形成し、さらにリング体46の一方の軸方向端部(図示上端)をロール加工し、リング体46の端部から半径方向外方へと延びる円板状の外周フランジ部152を形成する。このときのリング体46の軸方向の長さは保持リング15の軸方向の長さの2分の1となるようにする。
さらに、板材45をプレス加工して取付フランジ部153、取付穴154および位置決め用穴155を打ち抜き形成する(図7(B))。そして、リング体46の一方の軸方向端部に形成した外周フランジ部152の所定位置(例えば、円周上3等配の位置)に取付フランジ部153を位置合わせし(図7(C))、外周フランジ部152に取付フランジ部153を例えば溶接により接合して分割保持リング151を形成する(図7(D))。最後に、一対のリング体46の取付フランジ部153,153同士を重畳し、取付フランジ部153,153同士をスポット溶接して接合することにより、最終的な保持リング15が完成する(図7(E))。
次に、本実施形態の保持リング15の第3の製造方法について図8を参照して説明する。先ず、保持リング15の円周と同一寸法の長さを有し、且つ保持リング15の軸方向の長さと同一寸法の長さの幅を有する帯板材47を用意する。さらに、取付フランジ部153が打ち抜き形成可能な大きさであって、帯板材47の厚さよりも厚い板材48、好ましくは帯板材47の厚さの1.5倍〜2倍の厚さの板材48を用意する(図8(A))。そして、帯板材47をロール加工し、帯板材47の端部同士を例えば溶接により接合してリング体49を形成する。
さらに、板材45をプレス加工して取付フランジ部153、取付穴154および位置決め用穴155を打ち抜き形成する。なお、リング体49の両方の軸方向端部(図示上下端)をロール加工し、リング体49の端部から半径方向外方へと延びる円板状の外周フランジ部152を形成するようにしてもよく、その場合は帯板材47は外周フランジ部152の半径方向の長さを加えた幅とする(図8(B))。そして、リング体49の軸方向中央部の円周上の所定位置(例えば、円周上3等配の位置)に取付フランジ部153を位置合わせし(図8(C))、リング体49に取付フランジ部153を例えば溶接により接合することにより、最終的な保持リング15が完成する(図8(D))。
以上説明したように、本実施形態の回転電機1によれば、保持リング15は、該保持リング15の外周面における軸方向中央部に外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153又は取付フランジ部153のみが突設されているので、従来のように保持リング15の軸方向端部の剛性が過大となることはない。このため、積層された電磁鋼板でなるコア16の軸方向の端面に位置する電磁鋼板に加わる面圧を低減でき、該鋼板の座屈を防止してコア16の損傷を低減することができる。
また、外周フランジ部152,152が、リインフォースメントの働きをした場合は、保持リング15の軸方向中央部の剛性が高くなるが、コア16の軸方向の端面から中央部位にいくほど積層された電磁鋼板の枚数が増加し、該電磁鋼板の座屈耐力が上昇するので、該電磁鋼板の座屈を防止してコア16の損傷を低減することができる。また、保持リング15の軸方向中央部に外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153又は取付フランジ部153のみを形成したことにより保持リング15の重心が軸方向中央部になるので、外乱による振動に対する安定性を高めることができる。
また、本実施形態の回転電機1によれば、保持リング15は、一対の分割保持リング151,151の外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153同士が重畳されて構成されているので、外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153の厚さが分割保持リング151の厚さよりも厚くなるように構成できる。よって、例えば車両衝突によってモータハウジング11に衝撃力が加わっても、外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153が変形しないように構成できる。また、分割保持リング151の厚さは外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153の厚さよりも薄くなるので、コア16に加わる面圧が過大となることはなく、特にコア16の軸方向の端面に位置する電磁鋼板の座屈を防止してコア16の損傷を低減することができる。
また、本実施形態の回転電機1によれば、保持リング15は、一対の分割保持リング151,151の外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153同士がスポット溶接されているので、一対の分割保持リング151,151を一体の保持リング15として取り扱うことができ、該保持リング15をモータハウジング11に取り付ける際に容易に位置決めすることができる。また、外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153の剛性を高めることができ、例えば車両衝突によってモータハウジング11に衝撃力が加わっても、外周フランジ部152,152および取付フランジ部153,153の変形を抑制できる。
また、第1の実施形態の保持リング15の製造方法によれば、保持リング15は、従来のように絞り加工によらずロール加工により形成されているので、帯板材41の幅寸法を保持リング15の軸方向の寸法に予め合わせておくことにより、保持リング15の軸方向の寸法精度が必要なモータハウジング11であっても保持リング15を取り付けることができる。また、保持リング15は、従来のように有底の円筒部の底部分を打ち抜く必要がないため、帯板材41の材料歩留まりを高めることができコスト高となることを抑えることができる。
また、第2の実施形態の保持リング15の製造方法によれば、取付フランジ部153,153は、別に用意した板材45を打ち抜いて形成しているので、帯板材44の材料歩留まりをさらに高めることができコスト高となることを抑えることができる。
また、第3の実施形態の保持リング15の製造方法によれば、保持リング15は、最終的な形状に直接形成されるので、製造工程を簡略化することができ、工数低減を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。コア16を保持リング15内に取り付ける方法として、焼き嵌め方法を適用したが、常温における圧入方法を適用してもよい。さらに、圧入によりコア16を保持リング15内に保持させる場合、コア16と保持リング15との間に接着剤を介在させ、その保持力を増大させてもよい。
また、一対の分割保持リング151,151の取付フランジ部153,153同士をスポット溶接により接合するようにしたが、取付フランジ部153,153の間に接着剤を介在させて接合するようにしてもよい。また、保持リング15をモータハウジング11に取り付ける際は、取付フランジ部153,153の取付穴154,154に取付ボルト17を挿通してのボス部112に螺合して締結するので、取付フランジ部153,153同士を接合しないで単に重畳させるのみでもよい。
また、回転電機1は、同期モータ、誘導モータ、直流モータ等の家庭用電器に設けられるモータあるいは一般的な産業用機械を駆動するモータに適用可能である。
1:回転電機、11:モータハウジング(ハウジング)、13:ロータ、14:ステータ、15:保持リング、16:コア、41,44,47:帯板材、42,46:リング体、43:突縁部、45,48:板材、151:分割保持リング、152:外周フランジ部(フランジ部)、153:取付フランジ部。

Claims (2)

  1. 円環状に並設された複数のコアと、複数の前記コアの外周面に面圧が掛かるように複数の前記コアを内周面に保持可能な保持リングと、を有するステータと、
    該ステータの内径側に複数の前記コアと半径方向に対向して設けられ、前記ステータに対し回転可能なロータと、を備えた回転電機の保持リングの製造方法において、
    前記保持リングの外周面における軸方向中央部に、ハウジングに対し取付可能なフランジ部が突設されており、
    前記保持リングは、該保持リングの外周面における軸方向中央部において分割された一対の分割保持リングで構成され、
    一対の前記分割保持リングは、該分割保持リングの外周面における軸方向端部にハウジングに対し取付可能な前記フランジ部が夫々突設され、一対の前記分割保持リングの前記フランジ部同士が重畳されて構成されている回転電機の保持リングの製造方法であって、
    帯板材をロール加工し、前記帯板材の端部同士を接合してリング体を形成する工程と、
    前記リング体の軸方向端部をロール加工し、前記リング体の端部から半径方向外方へと延びる円板状の突縁部を形成する工程と、
    前記突縁部をプレス加工し、前記フランジ部を形成する工程と、
    一対の前記リング体の前記フランジ部同士を重畳する工程と、を含むことを特徴とする回転電機の保持リングの製造方法。
  2. 請求項において、
    一対の前記分割保持リングの前記フランジ部同士は、スポット溶接されていることを特徴とする回転電機の保持リングの製造方法
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