JP2013039002A - 積層コア、積層コアの製造方法及び回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層時間を短縮して効率よく製造することのできる積層コアを提供する。
【解決手段】積層コア(1)は、積層された複数のリング状コアプレート(2)を備えている。リング状コアプレート(2)は、それぞれ方向性電磁鋼板により形成され、複数のティース(31)が所定間隔をあけて並設された分割コア(3)を環状に複数配置した構成である。分割コア(3)は、前記方向性電磁鋼板の磁化容易方向(M)に沿った仮想中心線(M0)を有し、各ティース(31)の共通の半径中心から、仮想中心線(M0)を挟んで左右にそれぞれ所定角度で振って規定された長さを有する。
【選択図】図2

Description

開示の実施形態は、積層コア、積層コアの製造方法及び回転電機に関する。
従来、コイルが巻回される複数のティースからなるティース部を備えたステータを複数枚、厚さ方向に積層・固定した積層コアに関し、ティース部を方向性電磁鋼板により形成するとともに、方向性電磁鋼板の磁化容易方向を径方向としたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
かかる構成により、ティース部に無方向性電磁鋼板を用いた従来のものと較べ、鉄損を格段に低減することができるという効果を奏するとされる。
特開平7−67272号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、環状のステータを構成する場合、ティース部を構成するティースの数だけティースを環状に連結していかなければならないため、時間を要してしまう。したがって、かかるステータを複数積層していくとなると、積層コアの製造効率は著しく低下してしまうおそれがある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、鉄損を低減させるとともに、製造効率の向上を可能とした積層コア、積層コアの製造方法及び回転電機を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る積層コアは、積層された複数のリング状コアプレートを備えている。前記リング状コアプレートは、それぞれ方向性電磁鋼板により形成され、複数のティースが所定間隔をあけて並設された分割コアが環状に複数配置された構成である。前記分割コアは、前記方向性電磁鋼板の磁化容易方向に沿った仮想中心線を定義したときに、前記各ティースの共通の半径中心から、前記仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ所定角度で振って規定された周長さを有する。
本願の開示する積層コア、積層コアの製造方法及び回転電機の各一態様によれば、積層コアや、同積層コアを用いた回転電機などの鉄損を低減させて電気機械の効率を高めつつ、製造効率を向上させることが可能となる。
図1は、実施形態に係る積層コアの斜視図である。 図2は、実施形態に係る積層コアの1つの層を構成するリング状コアプレートの説明図である。 図3は、積層コア製造装置の模式的説明図である。 図4Aは、同積層コアの第1の層を示す平面図である。 図4Bは、同積層コアの第2の層を示す平面図である。 図5は、同積層コアの製造方法の一例を示す説明図である。 図6は、同積層コアにおける分割コアの積層態様をコア外側から見た説明図である。 図7は、同積層コアにおける分割コアの積層態様をコア内側から見た説明図である。 図8は、同積層コアの第1の層及び第2の層における各ティースの磁化容易方向を示す説明図である。 図9は、同積層コアを適用したモータを示す模式的説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する積層コア及び回転電機の実施形態を詳細に説明する。ただし、以下の実施形態における例示で本発明が限定されるものではない。
[積層コアの概要]
まず、実施形態に係る積層コアの概要について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施形態に係る積層コアの斜視図、図2は、実施形態に係る積層コアの1つの層を構成するリング状コアプレートの説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係る積層コア1は、それぞれ方向性電磁鋼板により形成された複数枚のリング状コアプレート2が積層されて構成される。
リング状コアプレート2は、例えば、三相同期モータなどのモータのステータのティース部として機能するものであり(図9を参照)、複数のティース31が所定間隔をあけて並設された分割コア3を環状に複数配置した構成を有する。
図2に示すように、本実施形態に係る分割コア3には、2つのティース31,31が所定間隔をあけて設けられている。そして、かかる分割コア3を環状に6つ連ねることにより、12個のティース31が放射状に延出するリング状コアプレート2が構成される。
また、分割コア3には、方向性電磁鋼板の磁化容易方向に沿った仮想中心線が定義されている。すなわち、図示するように、分割コア3は、方向性電磁鋼板の磁化容易方向Mに沿った仮想中心線M0を定義した場合、各ティース31の共通の半径中心Cから、仮想中心線M0を挟んで左右にそれぞれ所定角度θで振って規定された円弧長さを有する。
分割コア3の構成を、より具体的に説明する。本実施形態に係る分割コア3は、仮想中心線M0を挟んで左右にそれぞれ30度(所定角度θ)で振った位置を左右の各端部3aとする円弧状のティース連結体32を備えている。すなわち、分割コア3の長さとして規定される円弧長さは、ティース連結体32の円弧長さLである。
また、2つのティース31は、仮想中心線M0と左右の端部3aとの間において、ティース連結体32から径方向外側にそれぞれ延在している。
すなわち、本実施形態に係る分割コア3は、仮想中心線M0を挟んで左右にそれぞれ30度振った位置を左右の端部3aとする円弧状のティース連結体32と、このティース連結体32から径方向外側に延在し、仮想中心線M0に対して左右にそれぞれ15度(θ/2)振った方向に中心線を有する2個のティース31とを備えている。
つまり、分割コア3に形成されている2つのティース31,31の延出する向きは、磁化容易方向Mに対して15度ずれている。したがって、本実施形態に係る分割コア3を円環状に配置してリング状コアプレート2を形成し、このリング状コアプレート2を複数積層して積層コア1を構成した場合、この積層コア1における各ティース31の中心線も磁化容易方向Mに対して15度ずれることになる。
しかし、かかる積層コア1を、例えば、モータのステータに用いる場合であっても、各ティース31の中心線の磁化容易方向Mに対するずれが略20度以内であれば、磁束の流れを効率化することは可能である。
したがって、上述の本実施形態に係る積層コア1をモータのステータに用いた場合、鉄損を格段に低減することができる。しかも、本実施形態に係る分割コア3を用いれば、方向性電磁鋼板から1つのティース31を個別に形成するのではなく、2つのティース31,31を同時に形成することができるので、積層コア1の製造効率を向上させることが可能となる。
また、各ティース31の共通の半径中心Cは、リング状コアプレート2の中心と同じなので、分割コア3の円弧長さ、すなわち、ティース連結体32の円弧長さL(図2参照)は、リング状コアプレート2における中心角60度の円弧長さとなる。つまり、分割コア3の長さとして規定されるティース連結体32の円弧長さLは、リング状コアプレート2の周長の1/6となる。
なお、各ティース連結体32は、積層コア1をモータのステータとして用いる場合、モータのロータ外周面と対向することになるが、対向面積を確保して所定のトルクが得られるように、各ティース連結体32の左右端部3aはティース31よりも外側へ突出している。
[積層コアの製造方法]
図3は積層コア製造装置を示しており、上述した積層コア1は、この積層コア製造装置4により製造される。
積層コア製造装置4は、材料送り装置41と、金型装置42と、制御装置43とを備えており、方向性電磁鋼板からなる帯状部材5は、材料送り装置41によって金型装置42に送られる。帯状部材5の送られる方向と磁化容易方向Mとは同じ方向である。
制御装置43は、材料送り装置41及び金型装置42の動作を制御するもので、プログラムに従って演算処理を行うCPUや製造プログラムなどの各種動作プログラムを格納したROMや作業領域などを有するRAMなどのメモリなどを備えている。
金型装置42は、分割コア抜き打ち穴42aを備えており、この分割コア抜き打ち穴42aは、ティース形成部と、帯状部材5の磁化容易方向Mに沿った仮想中心線を有する(図2参照)。そして、リング状コアプレート2の中心に相当する位置から、仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ30度で振って規定された長さのティース連結体形成部とから形成されている。ティース形成部が2つのティース31に対応し、ティース連結体形成部がティース連結体32に対応している。
すなわち、制御装置43は、材料送り装置41から帯状部材5を所定タイミングで供給させ、金型装置42において、図示しないパンチで分割コア抜き打ち穴42aから分割コア3を回転受台44へ抜き落とさせる。
こうして形成された分割コア3は、図2に示すように、帯状部材5である方向性電磁鋼板の磁化容易方向Mに沿った仮想中心線M0を定義したときに、各ティース31の共通の半径中心Cから、仮想中心線M0を挟んで左右にそれぞれ30度で振って規定された円弧長さLを有することになる。
そして、抜き落とされた分割コア3を受け止めた回転受台44を1ピッチ分(2θ:回転角度60度)回動し、2つ目の分割コア3が抜き落とされるまで待機させる。
このようにして、抜き落とされた分割コア3を受け止めた回転受台44を、1ピッチ分ずつ回動させ、6つの分割コア3を円環状に配置することによって1層目のリング状コアプレート2を形成する。図4Aに積層コア1の第1の層、すなわち、1層目のリング状コアプレート2を示す。
また、図4Bに積層コア1の第2の層、すなわち、2層目のリング状コアプレート2を示す。図示するように、2層目以降のリング状コアプレート2を積層する際には、回転受台44を、半ピッチ分(θ:回転角度30度)だけ周方向にずらした状態で待機させ、2層目の最初に抜き落とされる分割コア3を受け止めさせる。
その後は、1層目同様に、回転受台44を1ピッチ分(2θ:回転角度60度)回動させ、2つ目以降、順次、抜き落とされる分割コア3を受け止めて2層目のリング状コアプレート2を形成する。
このようにして、リング状コアプレート2を順次、所定数積層することにより、ブロック状の積層コア1が製造される。
リング状コアプレート2は、放射状に延在する12個の同形のティース31を有する。本実施形態に係る製造方法では、各ティース31を方向性電磁鋼板からなる帯状部材5から個別に12回打ち抜くのではなく、6回の打ち抜きによって各2つのティース31,31を有する6つの分割コア3を得るようにしている。
このように、2つのティース31,31を有する6つの分割コア3によって1つのリング状コアプレート2を形成しているため、積層コア1の製造効率を大きく向上させることができる。
図5は、積層コア1の製造方法の一例を示す説明図である。各層のリング状コアプレート2は、同じ層内では、隣り合う分割コア3,3同士は連結されていない。
そこで、本実施形態に係る積層コア1の製造方法では、リング状コアプレート2を積層する際に、図5に示すように、互いに周方向に半ピッチずれて板厚方向に重なり合う分割コア3同士を、各ティース31の略中央部に形成されているカシメ部33同士で凹凸嵌合している。こうして、積層コア1は、積層される2枚の分割コア3,3同士が板厚方向に接続され、結果的に、積層された複数のリング状コアプレート2全体が一体化される。
上述してきたことから明らかなように、本実施形態においては、以下の工程を有する積層コア1の製造方法が実行されることになる。
(1)環状に配置することによりリング状コアプレート2を形成可能とした分割コア3を、方向性電磁鋼板からなる帯状部材5から打ち抜く打抜工程。
(2)打ち抜かれた分割コア3を受け止めるとともに、回転角度60度の一定角度からなる1ピッチ分(2θ)だけ回転させて環状に配置する配置工程。
(3)分割コア3が環状に配置されて形成されるリング状コアプレート2を、重なり合う層同士間で、半ピッチ分(θ:回転角度30度)だけ周方向にずらした状態で複数層に積層する積層工程。
かかる製造方法により、図6及び図7に示すように、重なり合うリング状コアプレート2,2の間では、分割コア3同士が、あたかもレンガ積みされたように半ピッチずつ周方向にずれた状態の積層コア1が構成される。なお、図6は、積層コア1における分割コア3の積層態様をコア外側から見た説明図、図7は、同分割コア3の積層態様をコア内側から見た説明図である。
このように、分割コア3がレンガ積みの態様となるようにリング状コアプレート2を積層しているため、各分割コア3の厚みにばらつきがあったとしても、これらが互い違いに積層されることでそのばらつきが結果的に吸収され、積層コア1としての厚み精度が向上する。
また、図8は、積層コア1の第1の層及び第2の層における各ティース31の磁化容易方向を示す説明図であり、点線の矢印M1は第1の層のティース31における磁化容易方向を、実線の矢印M2は第2の層におけるティース31の磁化容易方向を示している。
図示するように、第1の層のティース31の磁化容易方向M1と第2層のティース31の磁化容易方向M2とでは、その方向が互いにクロスするように異なっている。すなわち、第1の層のティース31と第2の層のティース31とでは、磁化容易方向が半径方向に対して互いに逆向きに15度ずれている。
つまり、重なり合う第1の層のティース31と第2の層のティース31とで、互いの磁化容易方向のずれを、層間で打ち消し合うことになる。したがって、複数のティース31が積層されているティース部分においては、磁化容易方向が半径方向に平準化されることが期待できる。
[積層コアを適用したモータ]
次に、上述してきた積層コア1を、回転電機としての三相同期モータ(以下、単に「モータ10」とする)のステータに適用した場合について説明する。図9は、積層コア1を適用した回転電機としてのモータ10を示す模式的説明図である。
図示するように、モータ10は、周方向に回転する円筒状のロータ6と、空隙を介してロータ6の外周側に設けられ、ロータ6を回転させる磁界を発生させるステータ11とを備えるとともに、これらロータ6とステータ11とを収納するケース12を備えている。
ロータ6は、その外周面に90度間隔で4箇所の突極61を形成するとともに、かかる4箇所の突極61間にそれぞれ永久磁石7を設けている。また、ロータ6の中心にはケース12に軸支された回転軸60を嵌挿している。
ステータ11は、上述してきた積層コア1(図1を参照)、すなわち、方向性電磁鋼板により形成された複数の分割コア3が環状に配置されたリング状コアプレート2を複数積層した積層コア1が適用された内コアと、この内コアの外側に連接された筒状の外コア34とから構成されている。
そして、分割コア3は、方向性電磁鋼板の磁化容易方向Mに沿った仮想中心線M0を定義したときに、各ティース31の共通の半径中心Cから、仮想中心線M0を挟んで左右にそれぞれ30度(所定角度θ)で振って規定された円弧長さLを有する構成である。また、各ティース31には、ステータコイル8がそれぞれ巻回されている。
このように、本実施形態においては、ステータ11を、12個のティース31が形成された積層コア1からなる内コアの外側に外コア34を設けた構成としているため、放射状形状の内コアの外側からステータコイル8を巻装することができる。したがって、巻線占積率を高くすることができ、モータ特性を向上させることが可能となる。
上記構成により、ステータ11のステータコイル8に電流を流すことによってステータ11の内側に回転磁界が発生し、かかる回転磁界とロータ6の永久磁石7が発生する磁界との相互作用によりロータ6が回転するとともに、このロータ6の回転に伴って回転軸60が回転してモータ10として機能する。
このように、本実施形態に係るモータ10では、ステータ11における鉄損を低減させて電気機械としての効率を高めることができるとともに、ステータ11として、2つのティース31,31を有する分割コア3を円環状に配置したリング状コアプレート2を複数枚積層して構成しているため、製造効率を向上させることも可能となる。
ところで、外コア34は、薄板からなるリング状の外コアプレートを複数枚積層して構成することができる。本実施形態では、外コアプレートは、リング状に一体形成したものを、カシメ部35で連結して構成している。しかし、かかる構成に限らず、例えば、方向性電磁鋼板から複数の分割コアを形成し、磁化容易方向が周方向になるように、これら複数の分割コアを円環状に連結して構成することもできる。
また、本実施形態に係るロータ6は、ロータプレートを複数枚積層して構成したものとしている。なお、ロータプレートとしては、例えば、無方向性電磁鋼板を打ち抜いて成形することができる。
上述した実施形態の変形例や、さらなる効果などは当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、本発明の実施態様は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
例えば、回転電機をモータ10として説明したが、モータ10のみならず発電機とすることもできる。発電機とした場合、ロータ6にロータコイルを巻装しておき、モータ10とは逆の動作をさせることになる。すなわち、回転軸60の回転に伴ってロータ6が回転し、このロータ6のロータコイルに電流が発生するのである。
1 積層コア
2 リング状コアプレート
3 分割コア
3a 端部
4 積層コア製造装置
5 帯状部材
6 ロータ
10 モータ
31 ティース
32 ティース連結体
41 材料送り装置
42 金型装置
43 制御装置
M 磁化容易方向
M0 仮想中心線

Claims (7)

  1. 積層された複数のリング状コアプレートを備え、
    前記リング状コアプレートは、
    それぞれ方向性電磁鋼板により形成され、複数のティースが所定間隔をあけて並設された分割コアが環状に複数配置された構成であり、
    前記分割コアは、
    前記方向性電磁鋼板の磁化容易方向に沿った仮想中心線を定義したときに、前記各ティースの共通の半径中心から、前記仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ所定角度で振って規定された長さを有すること
    を特徴とする積層コア。
  2. 前記分割コアは、
    前記仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ所定角度で振った位置を左右の端部とする円弧状のティース連結体を備え、
    前記ティースは、前記ティース連結体から径方向外側に延在していること
    を特徴とする請求項1に記載の積層コア。
  3. 前記分割コアは、
    前記仮想中心線と前記左右の端部との間に前記ティースをそれぞれ設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の積層コア。
  4. 前記分割コアは、
    前記仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ30度振った位置を左右の端部とする円弧状のティース連結体と、
    このティース連結体から径方向外側に延在し、前記仮想中心線に対して左右にそれぞれ15度振った方向に中心線を有する2個のティースと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の積層コア。
  5. 積層された前記リング状コアプレートは、
    重なり合う各層同士間で、前記長さの半分だけ周方向にずらした状態で連結されて積層されていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の積層コア。
  6. 所定間隔をあけて複数のティースが並設され、環状に配置することによりリング状コアプレートを形成可能とした分割コアを、方向性電磁鋼板からなる帯状部材から打ち抜く打抜工程と、
    打ち抜かれた前記分割コアを受け止めるとともに、一定角度からなる1ピッチ分だけ回転させて環状に配置する配置工程と、
    前記分割コアが環状に配置されて形成されるリング状コアプレートを、重なり合う層同士間で、半ピッチ分だけ周方向にずらした状態で複数層に積層する積層工程と、
    を有し、
    前記分割コアは、
    前記方向性電磁鋼板の磁化容易方向に沿った仮想中心線を定義したときに、前記各ティースの共通の半径中心から、前記仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ所定角度で振って規定された長さを有すること
    を特徴とする積層コアの製造方法。
  7. 周方向に回転する円筒状のロータと、
    空隙を介して前記ロータの外周側に設けられ、前記ロータを回転させる磁界を発生させるステータと、
    を備え、
    前記ステータは、方向性電磁鋼板により形成された複数の分割コアが環状に配置されたリング状コアプレートを複数積層した積層コアを備え、
    前記分割コアは、
    前記方向性電磁鋼板の磁化容易方向に沿った仮想中心線を定義したときに、前記各ティースの共通の半径中心から、前記仮想中心線を挟んで左右にそれぞれ所定角度で振って規定された長さを有すること
    を特徴とする回転電機。
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