JP2009029548A - トレイ保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品入りのトレイを供給できるとともにトレイの供給ミスを抑制でき、かつ、同じ構造でトレイを回収できる機能を有するトレイ保持装置を提供する。
【解決手段】トレイ供給装置80は、アーム82と、分離機構83と、昇降装置84と、制御装置110とを備える。アーム82は、複数積み重ねられたトレイ26の集積体25を保持する。分離機構83は、集積体25の最下段に位置するトレイ26を集積体25から分離する。昇降装置84は、集積体25の下方に位置する所定位置と集積体25との間を昇降することによって、分離されたトレイ26を所定位置に移動する第1の動作と、所定位置にあるトレイ26を集積体25に移動する第2の動作とを行う。制御装置110は、分離機構83と昇降装置84との動作を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、保持していたトレイを供給する、または、回収したトレイを保持するトレイ保持装置に関する。
従来、例えば液晶パネルなどの電子部品は、実装装置によって、各種部品が実装される。例えば、実装装置は、液晶パネルに、順次、半導体チップやフレキシブル基板を実装する。
この種の実装装置は、液晶パネルを供給するユニット、半導体チップを実装するユニットに半導体チップを供給するユニット、液晶パネルに半導体チップを実装するユニット、フレキシブル基板を実装するユニットにフレキシブル基板を供給するユニット、半導体チップが実装された液晶パネルにフレキシブル基板を実装するユニット、上記各種実装作業が施された液晶パネルを回収するユニットとなどを備えている。液晶パネルは、順次、半導体チップを実装するユニット、フレキシブル基板を実装するユニット、回収するユニットへ送られ、各種作業が施される。
各ユニットでは、当該ユニットで用いられる部品は、複数組ずつトレイに収容されて保持されている。例えば、液晶パネルを供給するユニットでは、まだ処理が施されていない液晶パネルが、複数組ずつでトレイに収容されている。そして、トレイ内から液晶パネルが取り出されて作業が施されている。各種部品が収容されたトレイが空になると、部品が収容されている別のトレイが用意される。
一方、複数のトレイを保持するとともに、順次トレイを供給する装置が提案されている。この種のトレイ供給装置で供給されるトレイは、複数重ねられた状態で配置されている。装置は、重ねられたトレイのうち最下段のトレイを支持することによって、複数重ねられたトレイを保持するとともに、トレイを供給する際には、最下段のトレイを落とすなどして当該トレイを供給している。
しかしながら、トレイは、周縁部(周縁やその辺)が立ち上がる断面凹状の形状をしており、それゆえ、上に位置するトレイが下に位置するトレイ内に嵌ってしまうことが考えられる。このような場合では、最下段のトレイがその上のトレイから分離することができず、それゆえ、最下段のトレイが供給されない状態が生じることが考えられる。
このため、この種の装置では、最下段のトレイを分離する分離部を備えている。この種の分離部は、爪状の分離部材を備えている。この分離部材が最下段のトレイを引っ掛けるとともに、下方に向かって分離する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−239298
しかしながら、特許文献1に開示されている装置は、最下段のトレイを下方に向かって落とす構造である。それゆえ、特許文献1に開示されている装置を用いて電子部品などの部品が収容されているトレイを供給すると、トレイの落下に伴って、収容された部品が散乱してしまうことが考えられる。トレイ内の部品が散乱することは好ましくない。
また、特許文献1に開示されている装置の構造では、最下段のトレイを下方に向かって落とす構造であるので、空になったトレイを再び保持収容することが求められる場合であっても、当該処理を施す機能は開示されていない。
したがって、本発明の目的は、部品入りのトレイを供給できるとともにトレイの供給ミスを抑制でき、かつ、同じ構造でトレイを回収できる機能を有するトレイ保持装置を提供することである。
本発明のトレイ保持装置は、保持部と、分離部と、昇降部と、制御部とを備える。前記保持部は、複数積み重ねられたトレイの集積体を保持する。前記分離部は、前記集積体の最下段に位置するトレイを前記集積体から分離する。前記昇降部は、前記集積体の下方に位置する所定位置と前記集積体との間を昇降することによって、前記分離されたトレイを前記所定位置に移動する第1の動作と、前記所定位置にあるトレイを前記集積体に移動する第2の動作とを行う。前記制御部は、前記分離部と前記昇降部との動作を制御する。
この構造により、トレイは、供給される際には昇降部によって供給される。このことによって、トレイに部品が収容されていても当該トレイは安全に供給される。また、分離機構によって、トレイが供給されないというトレイ供給ミスの発生が抑制される。また、昇降部によってトレイを集積体まで導くとともに当該トレイを集積体に組み込んで保持できる。
本発明の好ましい形態では、前記トレイは、内側に被収容物を収容可能なトレイ本体と、前記トレイ本体の上端縁から周方向に延びるフランジ部とを備える。前記保持部は、一対のアームを備える。前記アームは、前記フランジ部を支持可能な支持用爪を有する。前記アームは、前記支持用爪が前記フランジ部を下方から支持する第1の位置と、前記集積体の側方へ離れて前記支持用爪が前記フランジ部から離れる第2の位置との間で回動自由に支持される。前記分離部は、分離用爪と、駆動装置とを備える。前記分離用爪は、前記アームに支持される。前記分離爪は、前記アームが前記第1の位置にある状態において前記支持用爪が支持するトレイのフランジ部と当該トレイの下方に位置するトレイのフランジ部との間に収容可能である。前記分離爪は、前記アームが前記第1の位置にある状態において前記支持用爪に対して下方に移動可能である。前記駆動装置は、前記アームにおいて回動軸を挟んで前記支持用爪と反対側に連結される。前記駆動装置は、前記アームを前記第1の位置と前記第2の位置との間で駆動する。
この構造により、分離機構としてエア配管を備える吸着部材などを用いることがない。それゆえ、当該吸着部材を用いることに起因する配管の配索問題がなくなる。
本発明の好ましい形態では、前記駆動装置は、前記アームの下方に配置される。
本発明によれば、部品入りのトレイを供給できるとともにトレイの供給ミスを抑制でき、かつ、同じ構造でトレイを回収できる機能を有するトレイ保持装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るトレイ保持装置を、図1〜18を用いて説明する。本実施形態のトレイ保持装置は、例えば、図1に示される実装装置10に用いられている。図1は、実装装置10を示す概略図である。実装装置10は、例えば電子部品の一例である液晶パネル21に各種電子部品を実装する。
図1に示すように、実装装置10は、液晶パネル21を供給する液晶パネル供給ユニット20と、液晶パネル21を洗浄する洗浄ユニット30と、液晶パネル21に半導体チップ(以降、IC)41を実装するIC実装ユニット40と、バッファユニット50と、液晶パネル21にフレキシブル基板(以降、FPC)61を実装するFPC実装ユニット60と、IC実装ユニット40にIC41を供給するIC供給ユニット40´と、FPC実装ユニット60にFPC61を供給するFPC供給ユニット60´と、上記各処理が施された液晶パネル21を回収する液晶パネル回収ユニット70とを備えている。
液晶パネル供給ユニット20は、図中左側に配置されている。洗浄ユニット30、IC実装ユニット40、バッファユニット50、FPC実装ユニット60、液晶パネル回収ユニット70は、図中、液晶パネル供給ユニット20から順に右側に配置されている。IC供給ユニット40´は、IC実装ユニット40の側方(図中上側)に配置されている。FPC供給ユニット60´は、FPC実装ユニット60の側方(図中上側)に配置されている。
洗浄ユニット30は、液晶パネル供給ユニット20より供給された液晶パネル21を洗浄する。IC実装ユニット40は、洗浄ユニット30によって洗浄された液晶パネル21に、IC供給ユニット40´から供給されたIC41を実装する。バッファユニット50は、IC実装ユニット40でIC41が実装された液晶パネル21を、後述されるFPC実装ユニット60での加工点に空きができるまで滞留させる。そして、バッファユニット50は、FPC実装ユニット60の加工点に空きができると、液晶パネル21をFPC実装ユニット60に順次投入する。FPC実装ユニット60は、バッファユニット50を通過した液晶パネル21に、FPC供給ユニット60´から供給されたFPC61を実装する。液晶パネル回収ユニット70は、FPC61が実装された液晶パネル21を回収する。
各ユニット20〜70には、図示しないロボットアームなどの移動装置が備えられている。当該移動装置によって、液晶パネル21は、隣り合うユニット間を移動される。
図2は、液晶パネル供給ユニット20を概略的に示す斜視図である。図2に示すように、液晶パネル供給ユニット20は、基部130と、トレイ供給装置80と、トレイ回収装置140と、ベルトコンベア100、制御装置110(図3に示す)と、エアポンプ120(図3に示す)とを備えている。
トレイ供給装置80によって、部品が収容されたトレイ26が供給されて、当該トレイ26内の部品が取り出される。そして、空になったトレイ26がトレイ回収装置140によって回収される。ベルトコンベア100は、トレイ供給装置80とトレイ回収装置140との間に渡って設けられており、トレイ26は、ベルトコンベア100によって、トレイ供給装置80からトレイ回収装置140に移動する。
なお、IC供給ユニット40´と、FPC供給ユニット60´と、液晶パネル回収ユニット70との構成は、液晶パネル供給ユニット20と略同じ構造であってよい。それゆえ、各ユニット20,70,40´,60´の構造は、液晶パネル供給ユニット20を代表して説明する。
図1,2に示すように、トレイ供給装置80は、複数積み重ねられたトレイ26の集積体25を保持している。トレイ供給装置80が保持するトレイ26には、液晶パネル21が複数収容されている。
図3は、図2中に示されるF3の方向から見た液晶パネル供給ユニット20を、一部切欠いて示す断面図である。図3は、トレイ供給装置80を正面から見た状態を、一部切り欠いて示している。
トレイ26の形状を具体的に説明すると、図2に示すように、トレイ26は、トレイ本体22と、フランジ部23とを有している。トレイ本体22は、プレート状である。トレイ本体22には、複数の収容凹部24が形成されている。
収容凹部24は、トレイ本体22が断面凹状に切欠かれることによって形成されている。収容凹部24には、液晶パネル21が1つずつ収容されている。図1に示すように、IC実装ユニット40では、収容凹部24には、IC41が収容される。
IC供給ユニット40´で用いられるトレイ26では、収容凹部24内にサブトレイ(図示せず)が収容されている。サブトレイは、複数の溝を有しており、当該溝内にIC41が収容されている。FPC供給ユニット60´で用いられるトレイ26では、収容凹部24は形成されていない。FPC61は、サブトレイ(図示せず)に収容されており、このサブトレイがトレイ26に保持されている。液晶パネル回収ユニット70では、収容凹部24には、回収された液晶パネル21が収容される。
図2に示すように、フランジ部23は、トレイ本体22の周縁に一体に形成されており、トレイ本体22の周方向外側に延びている。フランジ部23の上面とトレイ本体22の上面との間には、所定隙間が規定されている。言い換えると、トレイ26は、周縁から内側に向かって一段堀下がるとともに、複数の収容凹部24が形成される構造である。
トレイ26が上記構造であるため、図3に示すように、トレイ26が積み重ねられると、トレイ26の下面26a(トレイ本体22の下面)は、直ぐ下に位置するトレイ26のフランジ部23に囲まれる範囲に嵌る。このように、複数のトレイ26が積み重なることによって、集積体25が形成されている。
図2,3に示すように、基部130上に、ベルトコンベア100と、トレイ供給装置80と、トレイ回収装置140とが配置されている。
図3に示すように、ベルトコンベア100は、後述されるトレイ供給装置80とトレイ回収装置140との間に渡って設けられている。ベルトコンベア100は、一対のレール101を備えている。各レール101は、レール本体102と、ベルト103とを備えている。
図2に示すように、レール本体102は、壁状であって互いに平行に並んでおり、トレイ供給装置80からトレイ回収装置140まで延びている。各レール101は、基部130の外縁131(各レール101に沿って延びる縁)から略同じ距離の位置に配置されている。
ベルト103は、レール本体102の上端に配置されている。レール本体102には、図示しないベルト移動機構が収容されている。ベルト103は、ベルト移動機構によって、レール本体102の上端を移動する。
ベルトコンベア100は、トレイ供給装置80によって供給されたトレイ26を、液晶パネル21を供給する位置(ロボットアームなどの移動装置によってトレイ26から液晶パネル21が取り出される位置)まで移動する。そして、トレイ26内の液晶パネル21がなくなると、当該トレイ26をトレイ回収装置140まで移動する。
トレイ供給装置80は、本発明のトレイ保持装置の一例である。図2,3に示すように、トレイ供給装置80は、一対のアーム82と、ガイド部材150と、分離機構83と、昇降装置84とを備えている。
図2に示すように、ガイド部材150は、断面略L字状のレール部材である。ガイド部材150は、基部130に固定されており、集積体25の4隅を保持している。なお、ガイド部材150は、集積体25の上下移動を阻害するものではなく、それゆえ、ガイド部材150と集積体25との間には大きな摩擦が生じないように考慮されている。ガイド部材150は、本発明で言う保持部の一例である。なお、図3中には、ガイド部材150は、省略されている。
図4は、一方のアーム82を拡大して示す斜視図である。図3,4に示すように、アーム82は、略L字状である。図3に示すように、一方のアーム82は、一方のレール101のレール本体102に回動自由に支持されている。他方のアーム82は、他方のレール101のレール本体102に回動自由に支持されている。各アーム82は、互いに向かい合う位置に配置されている。
各アーム82は、トレイ26の集積体25を保持している。この点について具体的に説明する。各アーム82は、トレイ26の集積体25を保持する第1の位置P1と、集積体25を保持しない第2の位置P2との間で回動自由である。
アーム82は、レール101のレール本体102の外面に回動自由に支持されている。具体的には、ベルトコンベア100の内側から外側に向かう方向および外側から内側に向かう方向(ベルトコンベア100が延びる方向を横切る方向)に回動自由に支持されている。
アーム82は、第1の位置P1にある状態において、略上下方向に延びるアーム本体86と、ベルトコンベア100の内側に向かって突出して集積体25を支持する支持用爪87とを有している。アーム本体86の下端は、レール101のレール本体102に回動支持部88によって、回動軸88a回りに回動自由に支持されている。支持用爪87は、アーム本体86の上端から突出するように形成されている。
アーム82が第1の位置P1にある状態では、図3に示すように、互いに向かい合うアーム82の支持用爪87が、集積体25の最下段に位置するトレイ26のフランジ部23を下から支持する。また、図中2点鎖線で示すように、アーム82が第2の位置P2まで回動することによって、支持用爪87は、トレイ26のフランジ部23を支持しなくなる。
なお、アーム82の第1,2の位置P1,P2は、互いに同じであってよいので、図中一方(図中右側)のアーム82における第1,2の位置P1,P2を2点鎖線で代表して示している。アーム82は、本発明で言う保持部の一例である。
分離機構83は、本発明で言う分離部の一例である。分離機構83は、集積体25から最下段に位置するトレイ26を分離する分離装置90と、アーム82を回動する回動装置91とを備えている。分離装置90は、アーム82のアーム本体86に固定されている。図4は、アーム82から分離装置90が分離された状態を示している。
図4に示すように、分離装置90は、分離用シリンダ92と、分離用ロッド93と、分離用爪94とを備えている。分離用シリンダ92は、アーム本体86に固定されている。分離用ロッド93は、分離用シリンダ92内に収容されている。分離用ロッド93は、アーム82が第1の位置P1にある状態において、分離用シリンダ92に対して上下に移動可能である。
分離用爪94は、分離用ロッド93の先端に設けられている。分離用爪94は、例えばアーム82の支持用爪87の直ぐ下方に位置している。図3に示すように、分離用シリンダ92は、例えばエアポンプ120に配管95を介して連結されている。分離用シリンダ92には、配管95を介して作動流体の一例としてエアが供給される。エアポンプ120から供給されるエアによって、分離用ロッドは、分離用シリンダ92に対して進退運動する。このことによって、分離用爪94が移動する。
回動装置91は、本発明で言う駆動装置の一例である。図4に示すように、回動装置91は、回動用シリンダ97と回動用ロッド98とを備えている。回動用シリンダ97は、基部130の側面132に固定されている。回動用ロッド98は、回動用シリンダ97内に収容されており、上下方向に移動可能である。回動用ロッド98は、アーム82に連結されている。
この点について具体的に説明する。アーム82において回動軸88aを挟んで支持用爪87と反対側の端部82aは、アーム82が第1の位置P1にある状態において基部130の外側に突出している。つまり、端部82aは、アーム本体86に対して略90度折れ曲がっている。そして、端部82aは、回動装置91の略上方まで延びている。回動用ロッド98は、アーム82の端部82aに回動自由に連結されている。
図3に示すように、回動用シリンダ97は、配管99を介してエアポンプ120に連結されている。回動用シリンダ97には、配管99を介してエアが供給される。回動用ロッド98は、エアポンプ120によって供給されるエアによって上下方向に移動する。
回動用ロッド98が上下方向に移動することによって、アーム82が回動軸88a周りに回動する。このことによって、アーム82は、第1の位置P1と第2の位置P2との間を回動することができるようになる。
回動装置91には、アーム82の位置を検出するセンサ89が設けられている。センサ89は、例えばリミットセンサである。センサ89は、例えば回動用シリンダ97に一対設けられている。各センサ89は、上下方向に互いに離間して配置されている。各センサ89は、回動用ロッド98が第1,2の位置P1,P2にある状態を検出する。なお、センサ89は、リミットセンサに限定されるものではない。例えば、回動支持部88に設けられるロータリーエンコーダやポテンショメータなどであって、アーム82の回転を検出するようにして、アーム82の位置を検出するようにしてもよい。要は、アーム82の位置を検出できればよい。
図2に示すように、昇降装置84は、各アーム82間に配置されている。図3に示すように、昇降装置84は、ハウジング84aと、モータ84bと、昇降用ロッド84cと、プレート84dと、伝達機構84eとを備えている。ハウジング84aは、基部130に固定されている。
モータ84bは、ハウジング84a内に収容されている。モータ84bは、図中点線で示されている。昇降用ロッド84cは、一部がハウジング84a内に収容されており、ハウジング84aに対して上下方向に移動可能に支持されている。昇降用ロッド84cにおいてハウジング84a内に収容されている部分は、点線で示されている。
プレート84dは、昇降用ロッド84cの先端に設けられている。伝達機構84eは、ハウジング84a内に収容されている。伝達機構84eは、例えば図示しない複数の歯車を備えており、モータ84bの回転を昇降用ロッド84cの上下移動に変更する機能を有している。伝達機構84eは、図中点線で示されている。
制御装置110は、本発明で言う制御部である。図3に示すように、制御装置110は、ベルトコンベア100と、エアポンプ120と、昇降装置84と、センサ89とに、配線100a,120a,84f,89aを介して電気的に接続されている。
制御装置110は、ベルトコンベア100の動作を制御する。また、制御装置110は、エアポンプ120によるエアの供給を制御する。また、制御装置110は、昇降装置84のモータ84bの駆動を制御する。制御装置110は、モータ84bの回転を管理しており、それゆえ、昇降用ロッド84cの位置は、制御装置110に把握されている。
なお、昇降用ロッド84cの位置は、別途にセンサなどを用いて検出されてもよい。制御装置110は、センサ89によって検出されたアーム82の位置と昇降用ロッド84cの位置とに基づいて、上記各制御を行う。
なお、図3中左側に配置されている分離装置90と回動装置91とセンサ89とに接続された配線100a,120a,84f,89aと配管95,99とが図示されており、図中右側に配置される分離装置90と回動装置91とセンサ89とに接続される配線と配管とは、図中2点差線で示されているアーム82の動きを説明するために、省略されている。しかしながら、図中右側に配置されている分離装置90と回動装置91センサ89とにも、同様に、配線と配管とが接続されている。
トレイ回収装置140は、トレイ供給装置80と略同様の構造でよいので、説明を省略する。
つぎに、液晶パネル供給ユニット20の動作を説明する。まず、液晶パネル21が収容されたトレイ26が、ロボットアームなどの移動装置の作業位置まで移動される。
このため、まず、トレイ供給装置80がトレイ26を供給する。トレイ供給装置80では、まず、集積体25の最下段に位置するトレイ26が分離される。図5は、昇降装置84の昇降用ロッド84cが、最下段に位置するトレイ26の位置まで延びた状態を示している。図5に示すように、制御装置110は、最下段に位置するトレイ26を分離するために、昇降用ロッド84cを、プレート84dが最下段に位置するトレイ26の下面26aと当接する位置まで移動する。
図6は、アーム82の支持用爪87が最下段に位置するトレイ26から離れる位置まで昇降用ロッド84cが移動した状態を示している。図6に示すように、制御装置110は、支持用爪87が第1の位置P1から第2の位置P2まで回動できるように、支持用爪87が最下段のトレイ26のフランジ部23に当接しなくなる位置まで、集積体25を持ち上げる。アーム82は、第1,2の位置P1,P2間を回動するため、支持用爪87の先端の移動軌跡は、円弧状になる。それゆえ、制御装置110は、最下段のトレイ26のフランジ部23が支持用爪87の移動軌跡から外れる位置まで集積体25を持ち上げる。
集積体25が支持用爪87の移動軌跡から外れる位置まで持ち上げられると、図7に示すように、制御装置110は、エアポンプ120を介して回動用ロッド98を駆動する。回動用ロッド98が下方に移動することによって、アーム82の端部82aが下方に移動する。このため、図に示すように、アーム82は、第2の位置P2まで回動する。
アーム82の位置は、センサ89によって検出される。制御装置110は、センサ89の検出結果に基づいて、アーム82の位置を把握するとともに、エアポンプ120の駆動を制御している。
アーム82が第2の位置P2まで回動すると、制御装置110は、モータ84bを駆動して、昇降用ロッド84cを下方に移動することによって、集積体25を下方に移動する。このとき、集積体25は、図8に示すように、アーム82が第1の位置P1まで戻った際に、アーム82の支持用爪87と分離装置90の分離用爪94とが、最下段のトレイ26のフランジ部23と当該トレイ26の直ぐ上に配置されるトレイ26のフランジ部23との間に規定される隙間L内に収容される位置まで移動される。
この点について具体的に説明する。上記されたように、積み重ねられたトレイ26のフランジ部23間には、所定の隙間Lが規定されている。支持用爪87と分離用爪94とは、この隙間L内に収容可能な厚みを有する。また、支持用爪87と分離用爪94との厚みは、当該支持用爪87と分離用爪94とが第2の位置P2から第1の位置P1に戻る際の移動軌跡がフランジ部23に干渉しないように考慮されている。それゆえ、支持用爪87と分離用爪94との厚みの合計L1は、隙間Lよりも小さく設定されている。
図8に示すように、集積体25が、支持用爪87と分離用爪94とが最下段のトレイ26のフランジ部23とその上に位置するトレイ26のフランジ部23との間の隙間Lに収容可能な位置まで下がると、制御装置110は、図9に示すように、エアポンプ120を介して回動用ロッド98を駆動してアーム82を第1の位置P1に戻す。
図9に示すように、アーム82が第2の位置P2から第1の位置P1まで戻った状態では、支持用爪87と上方に位置するトレイ26のフランジ部23との間には、若干の隙間が規定されている。それゆえ、この状態では、集積体25は、まだ、昇降装置84の昇降用ロッド84cによって支持されている。
アーム82が第1の位置P1まで戻ると、制御装置110は、モータ84bを駆動して昇降用ロッド84cを下方に移動する。図10に示すように、昇降用ロッド84c下がると、最下段に位置するトレイ26の直ぐ上に位置するトレイ26のフランジ部23が支持用爪87に当接する。
昇降用ロッド84cがさらに下方に移動すると、集積体25において最下段のトレイ26よりも上方のトレイ26のみがアーム(支持用爪87)によって支持され、最下段のトレイ26のみがプレート84dに支持されるようになる。それゆえ、プレート84dによって支持されるトレイ26のみが昇降用ロッド84cの下方への移動にともなって下方に移動する。
しかしながら、トレイ26は、トレイ本体22の下端が下方に位置するトレイ26の内側に嵌っている。それゆえ、昇降用ロッド84cが下方に移動しても、最下段のトレイ26は、上方に位置するトレイ26にくっついている場合がある。
それゆえ、制御装置110は、昇降用ロッド84cが所定距離下方に移動すると、具体的には最下段のトレイ26がその上方のトレイ26から離れる予定位置まで移動すると、エアポンプ120を介して分離用ロッド93を下方に移動する。なお、予定位置とは、最下段のトレイ26がその上方のトレイ26にくっついていない場合において、最下段のトレイ26がその上方のトレイ26から離れる位置である。
このことによって、分離用爪94は、支持用爪87に対して下方に移動する。この結果、分離用爪94によって最下段のトレイ26のみが下方に移動される。
図11に示すように、このような分離用爪94の動作によって、最下段のトレイ26は、その上方のトレイ26から分離される。分離されたトレイ26は、プレート84d上に落下する。なお、このとき、落下直前の分離されたトレイ26とプレート84dの間の距離は小さいので、当該落下によるトレイ26への影響は小さい。
その後、昇降用ロッド84cが下方に移動することによって、分離されたトレイ26も下方に移動する。
図12に示すように、さらに昇降用ロッド84cが下方に移動することによって、分離されたトレイ26がベルトコンベア100上に配置される。制御装置110は、分離されたトレイ26がベルトコンベア100上に置かれるとベルトコンベア100を駆動する。
なお、トレイ26がベルトコンベア100に配置されたとの判断は、例えば昇降用ロッド84cの位置によって判断されてもよい。この場合、トレイ26がベルトコンベア100上に配置される際の昇降用ロッド84cの位置を予め求めておくとよい。
ベルトコンベア100においてトレイ供給装置80の下方に位置する部位104(図2に示す)は、本発明で言う所定位置の一例である。
分離されたトレイ26が移動装置の作業位置(例えば図2に示される位置)まで移動されると、ベルトコンベア100の駆動が停止される。トレイ26が当該作業位置まで到達したとの判断は、図示しないセンサなどによって判断される。この位置でトレイ26内の液晶パネル21が取り出される。
トレイ26内の液晶パネル21が全て取り出されると、制御装置110は、ベルトコンベア100を駆動して、空になったトレイ26をトレイ回収装置140まで移動する。上記されたように、トレイ回収装置140の構造は、トレイ供給装置80と略同じである。
図13に示すように、空になったトレイ26がトレイ回収装置140の下方まで移動されると、制御装置110は、ベルトコンベア100の動作を停止する。ベルトコンベア100においてトレイ回収装置140の下方に位置する部位105は、本願で言う所定位置の一例である。
ついで、制御装置110は、トレイ回収装置140の昇降装置84のモータ84bを介して、昇降用ロッド84cを上方に移動する。このことによって、空になったトレイ26は、昇降用ロッド84cによって上方に移動される。トレイ回収装置140は、空になったトレイ26を互いに重ねた集積体25を保持している。
図14に示すように、昇降用ロッド84cによって上方に移動されたトレイ26は、集積体25に当接するまで移動される。さらに、昇降用ロッド84cは、集積体25の最下段のトレイ26のフランジ部23と支持用爪87とが離れるとともに支持用爪87の移動軌跡がフランジ部23から外れる位置まで集積体25を上方まで移動する。
図15に示すように、支持用爪87の移動軌跡がフランジ部23から外れる位置まで集積体25が移動されると、制御装置110は、エアポンプ120を介して回動用ロッド98を駆動して、アーム82を第2の位置P2まで回動する。
アーム82が第2の位置P2まで回動されると、回収されたトレイ26と集積体25とは、プレート84dによって支持される。このことによって、回収されたトレイ26は、集積体25に重ねられて集積体25の一部になる。
図16に示すように、アーム82が第2の位置P2まで回動されると、制御装置110は、モータ84bを駆動して昇降用ロッド84cを上方に移動する。集積体25の最下段のトレイ26が支持用爪87の移動軌跡から外れる位置まで上方に移動されると、制御装置110は、昇降用ロッド84cの駆動を停止する。
図17に示すように、集積体25が支持用爪87の移動軌跡から外れる位置まで上方に移動されると、制御装置110は、回動用ロッド98を駆動してアーム82を第1の位置P1まで回動する。
図18に示すように、アーム82が第1の位置P1まで回動されると、制御装置110は、支持用爪87が集積体25を支持するように、昇降用ロッド84cを下方に移動する。このとこによって、最下段のトレイ26のフランジ部23が支持用爪87によって支持されるようなる。
このように、トレイ26は、トレイ供給装置80によって供給されてトレイ回収装置140によって回収される。なお、トレイ回収装置140では、分離機構83の動作は必要ではないので、取り外されてもよい。本実施形態では、トレイ回収装置140では、分離機構83は、取り付けられていない。
また、トレイ回収装置140によってトレイ26が回収されているときに、同時にトレイ供給装置80によってトレイ26が供給されてもよい。このとき、トレイ供給装置80でのモータ84bの駆動とトレイ回収装置140でのモータ84bの駆動とは、シンクロしていなくてもよい。トレイ供給装置80とトレイ回収装置140での昇降用ロッド84cの駆動速度は、制御装置110によって調整可能である。例えば、制御装置110には、入力部が設けられており、操作者が当該入力部よりモータ84bの駆動速度の調整を行うことができるようになっていてもよい。
また、トレイ供給装置80での昇降装置84の動作は、本発明で言う第1の動作である。トレイ回収装置140での昇降装置84の動作は、本発明で言う第2の動作である。
図5〜18では、ガイド部材150と、配線100a,120a,84f,89aと、配管95,99と、制御装置110と、エアポンプ120とは、省略されている。
このように構成されるトレイ供給装置80は、昇降装置84を備えている。それゆえ、トレイ26を供給する際に、供給されるトレイ26は昇降装置84によって移動される。
つまり、供給されるトレイ26が、ただ落下される構造ではないので、トレイ26内に液晶パネル21、IC41、FPC61などの部品が収容されていても、トレイ26を安全に供給することができる。
さらに、トレイ供給装置80が分離機構83を備えているので、トレイ26が供給されないといった供給ミスの発生が抑制される。
さらに、トレイ供給装置80が昇降装置84を備える構造であることによって、トレイ供給装置80は、トレイ回収装置140としても用いることができる。
このように、トレイ供給装置80は、部品入りのトレイを供給できるとともにトレイの供給ミスを抑制でき、かつ、同じ構造でトレイを回収できる機能を有するようになる。
また、分離装置90がアーム82に固定されるとともに、分離用爪94を用いてトレイ26を分離する構造であるため、トレイ供給装置80の配線と配管とを配索を比較的容易にすることができる。
この点について具体的に説明する。分離装置90がアーム82に固定されるとともに、分離用爪94を備える構造によって、配線や配管がアーム82の近傍に集約される。さらに、トレイ26を吸着部材などによって分離するといったことがないので、吸着部材に用いられる配管などがプレート84dの移動範囲、言い換えるとベルトコンベア100の内側に配置されることもない。このようなことにより、配線、配管の配索が容易になる。
また、アーム82が回動軸88a周りに回動するとともに、アーム本体86に対して端部82aが略90度折れ曲がる形状である。そして、回動装置91は、端部82aの下方に配置されている。このため、トレイ供給装置80は、アーム82が互いに向かい合う方向の大きさを抑えることができる。つまり、トレイ供給装置80は、コンパクトに構成される。
本発明の一実施形態に係るトレイ供給装置が用いられる実装装置を示す概略図。 図1に示された液晶パネル供給ユニットを概略的に示す斜視図。 図2中に示されるF3の方向から見た液晶パネル供給ユニットを、一部切欠いて示す正面図。 図3に示された一方のアームを拡大して示す斜視図。 図3に示された昇降装置の昇降用ロッドが、最下段に位置するトレイの位置まで延びた状態を一部切欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 図5に示されたアームの支持用爪が最下段に位置するトレイから離れる位置まで昇降用ロッドが移動した状態を一部切欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 図6に示された回動用ロッドが第2の位置まで回動した状態を一部切欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 図7に示された昇降用ロッドが下方に移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 図8に示されたアームが第1の位置に移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 図9に示された最下段に位置するトレイの直ぐ上に位置するトレイのフランジ部が支持用爪に当接するまで下がった状態を一部切り欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 図10に示された分離用爪の動作によって、最下段のトレイが分離された状態を一部切り欠いてトレイ供給装置の正面図。 図11に示された分離されたトレイがベルトコンベア上に配置されるまで下方に移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ供給装置の正面図。 空になったトレイがトレイ回収装置の下方まで移動された状態を一部切り欠いて示すトレイ回収装置の正面図。 図13に示されたトレイが集積体に当接するまで上方に移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ回収装置の正面図。 図14に示されたアームが第2の位置まで移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ回収装置の正面図。 図15に示された集積体が上方に移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ回収装置の正面図。 図16に示されたアームが第1の位置に移動した状態を一部切り欠いて示すトレイ回収装置の正面図。 図1に示された支持用爪が集積体を支持するように、集積体が下方に移動された状態を一部切り欠いてトレイの回収装置の正面図。
符号の説明
22…トレイ本体、23…フランジ部、80…トレイ供給装置(トレイ保持部)、82…アーム(保持部)、82…分離機構(分離部)、84…昇降装置(昇降部)、87…支持用爪、91…回動装置(駆動装置)、94…分離用爪、104…部位(所定位置)、110…制御装置(制御部)、P1…第1の位置、P2…第2の位置。

Claims (3)

  1. 複数積み重ねられたトレイの集積体を保持する保持部と、
    前記集積体の最下段に位置するトレイを前記集積体から分離可能な分離部と、
    前記集積体の下方に位置する所定位置と前記集積体との間を昇降することによって、前記分離されたトレイを前記所定位置に移動する第1の動作と、前記所定位置にあるトレイを前記集積体に移動する第2の動作とが可能な昇降部と、
    前記分離部と前記昇降部との動作を制御する制御部と
    を具備することを特徴とするトレイ保持装置。
  2. 前記トレイは、内側に被収容物を収容可能なトレイ本体と、前記トレイ本体の上端縁から周方向に延びるフランジ部とを具備し、
    前記保持部は、前記フランジ部を支持可能な支持用爪を有して前記支持用爪が前記フランジ部を下方から支持する第1の位置と、前記集積体の側方へ離れて前記支持用爪が前記フランジ部から離れる第2の位置との間で回動自由に支持される一対のアームを具備し、
    前記分離部は、前記アームに支持されるとともに前記アームが前記第1の位置にある状態において前記支持用爪が支持するトレイのフランジ部と当該トレイの下方に位置するトレイのフランジ部との間に収容可能であって前記支持用爪に対して下方に移動可能な分離用爪と、前記アームにおいて回動軸を挟んで前記支持用爪と反対側に連結されて前記アームを前記第1の位置と前記第2の位置との間で駆動する駆動装置とを具備することを特徴とする請求項1に記載のトレイ保持装置。
  3. 前記駆動装置は、前記アームの下方に配置されることを特徴とする請求項2に記載のトレイ保持装置。
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