JP2009022408A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホッパー装置の補助メダル容器に設定変更のための操作手順に関わる役割を持たせて、不正な設定変更操作を抑制する。
【解決手段】設定変更操作部90の少なくとも1つを、筐体1内部であって補助メダル容器7を定位置に設置したときに当該補助メダル容器7によって覆い隠される部分に配置するとともに、補助メダル容器7の外面又は前記筐体の内面には、設定変更操作部90を収納可能な凹部78を設け、補助メダル容器7を定位置から移動させないと凹部78に収納されている設定変更操作部90を操作することができないようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、メダルを貯留するとともに払い出すための払い出し貯留装置及び補助メダル容器を備えるとともに、設定変更スイッチにより遊技の仕様を複数段階に設定することができる遊技機に関するものである。
従来のこの種の遊技機、例えばスロットマシンにおける設定変更のための操作スイッチは、通常、筐体内に設置されている電源装置に設けられていた。具体的には、図11に示すように、電源装置の正面には、電源スイッチ、設定キースイッチ、設定変更スイッチが設けられており、これらのスイッチ類と、スロットマシンのスタートスイッチを用いて、設定変更の操作が行われていた。
この設定変更の操作は、通常は遊技場の管理者などが、開店前、閉店後などに行うものであるが、遊技中に遊技機の前扉を僅かに開き、針金などの不正器具を挿入して設定変更装置のスイッチを操作し、当選確率を不正に高めるという、いわゆる設定変更ゴトと呼ばれる不正行為が知られている。このような不正行為を防止するため、特許文献1に示すように、設定変更装置を遊技者の目に触れにくい場所に設ける発明がなされている。
一方、スロットマシンなどメダルを用いて遊技を行う遊技機の払い出し貯留装置(ホッパー装置)は、メダルタンクが満杯になったときにメダルがオーバーフローしないよう、所定の容量以上にメダルが貯留された場合には補助メダル容器にメダルが移送されるように形成されている(特許文献2参照)。
特開2003−339938号公報 特開2005−177177号公報
ここで、例えばスロットマシンにおいては、払い出し貯留装置と電源装置は筐体の底板の上に近接して載置されているが、従来の払い出し貯留装置の補助メダル容器は、ホッパーから溢れたメダルを貯留する役割しかなかった。
そこで、本発明は、この点に着目してなされたものであり、以下のような目的を有する。
すなわち、請求項1記載の発明は、補助メダル容器に設定変更のための操作手順に関わる役割を持たせて、不正な設定変更操作を抑制することを目的とし、請求項2記載の発明は、上記目的に加え、設定変更のための操作手順をさらに面倒にして不正操作の抑制効果を高めることを目的とする。
また、請求項3記載の発明は、設定変更時に補助メダル容器内部のメダルが遊技機外部に飛散するようにして不正操作を周囲に報知し、不正の抑制効果をより高めることを目的とし、請求項4記載の発明は、上記した目的に加え、メダル飛散が効果的に行われるようにすることを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、メダルを投入して遊技を行い、当選か否かの当選判定の抽選の結果が当選の場合に入賞する可能性が与えられ、入賞によりメダルを払い出す遊技機であって、正面側が開口する筐体(1)と、この筐体(1)の開口部(11)を閉塞可能かつ開閉自在な前扉(3)と、前記筐体(1)内に設置され、メダルを貯留するとともに払い出し可能な払い出し貯留装置(ホッパーユニット5)と、この払い出し貯留装置(5)に隣接して設置され、前記払い出し貯留装置(5)から溢れたメダルを受け入れるための補助メダル容器(補助メダルタンク7)と、遊技機の想定払い出し量に関する設定を変更するための設定変更操作部(90)と、前記当選判定の抽選を行い遊技機の作動を制御するとともに、前記設定変更操作部(90)の操作に基づいて遊技機の設定を変更するための制御装置(6)と、を少なくとも備える遊技機に係る。
本発明は、例えばスロットマシンなどの遊技機に適している。
ここで、「抽選結果が当選の場合に入賞する可能性が与えられる」とは、当選しなければ入賞することが無く、当選しても必ず入賞するとは限らないという意味である。スロットマシンを例にすると、当選時に当選図柄を所定の入賞ライン上に揃えて停止させれば入賞するが、そのように停止させることができなかった場合には当選であっても入賞しない。逆に、当選していない場合には、入賞の態様に図柄を揃えられない。
前記前扉(3)は、筐体(1)の正面に位置する板状の扉体であって、遊技機の作動を操作するための操作部(41)や遊技内容を表示したり演出を行ったりするための表示部などが設けられていてもよい。
前記払い出し貯留装置(5)は、例えば回転ディスク式ホッパーとすることができ、遊技機のメダル投入口(42)から投入されたメダルを貯留しておき、入賞時等に、メダル送り出し装置により貯留しているメダルを払い出すように形成されている。そして、この払い出し貯留装置(5)は、投入されるメダルよりも払い出されるメダルが少ないことなどが原因で、ある一定量のメダルが貯まると、補助メダル容器(7)にメダルが移送されるように形成されている。例えば、貯留メダルが所定の高さに達するとメダルが補助メダル容器(7)に移動して落下するような通路(溢れメダル通路52)を有していてもよい。
また、前記補助メダル容器(7)は、箱形の容器とすることができ、払い出し貯留装置(5)から溢れたメダルを受け入れ可能な受け口を有している。この受け口は、例えば上面に形成された開口で部であってもよいし、側面上方に形成された開放孔であってもよい。
前記制御装置(6)は、CPUを中心にROM、RAM等の電子部品を搭載したプリント基板であって、当選判定の抽選や、遊技機内部の装置の作動を制御するためのものである。当選判定の抽選は、乱数と当選判定テーブルを用いて行うことことができる。
またここで、「遊技機の想定払い出し量に関する設定」とは、いわゆる出玉率の設定のことである。設定は、具体的には、当選判定の抽選において当選となる確率(当選確率)をランク分けしたものであり、設定を変更するとは、当選判定に用いる当選判定テーブルを変更することと同義である。そして、当選確率の高い当選判定テーブルを用いる設定にすれば(設定値を高くすれば)、当選する確率が高いので結果として入賞の可能性が増え、出玉率(相対的払い出し量)が高くなる。逆に、当選確率の低い当選判定テーブルを用いる設定にすれば(設定値を低くすれば)、当選する確率が低いので結果として入賞の可能性が減り、出玉率(相対的遊技媒体払い出し量)が低くなる。
前記設定変更操作部(90)は、設定変更を行うために人が操作する対象であって、ボタンスイッチなどの直接操作する操作スイッチや、操作(物の移動を含む)に基づいて反応するセンサを含むものである。設定変更操作部(90)は、複数あってもよい。設定変更操作部(90)としては、入力操作によって設定値を変更するための設定変更入力操作部(設定変更スイッチ91)を少なくとも設けることができ、これ以外にも、設定変更入力操作部(91)により入力した設定値を確定するための設定変更確定入力操作部(設定変更確定スイッチ93)や、遊技機の状態を遊技モードから設定変更モードに変更するための操作部、設定変更モードから遊技モードに戻すための操作部や、モード変更とは別に、設定変更操作を可能とするための設定変更許可操作部を有していてもよい。なお、設定変更操作部(90)は、専用の操作スイッチであってもよいし、遊技機が遊技モードの時には遊技機の操作に用いられる操作スイッチと兼用になっていてもよい。
遊技機としては、上記以外にも、複数の図柄を表示した回転リール(20)を有するリールユニット(2)や、遊技機の主電源を入れるための電源装置(4)などを備えていてもよい。
さらに、本発明においては、前記設定変更操作部(90)の少なくとも1つを、前記筐体(1)内部であって前記補助メダル容器(7)を定位置に設置したときに当該補助メダル容器(7)によって覆い隠される部分に配置するとともに、前記補助メダル容器(7)の外面又は前記筐体(1)の内面には、前記設定変更操作部(90)を収納可能な凹部(78)を設け、前記補助メダル容器(7)を定位置から移動させないと前記凹部(78)に収納されている設定変更操作部(90)を操作することができないように形成したことを特徴とする。
前記「凹部」は、筐体(1)と補助メダル容器(7)との間に位置する設定変更操作部(90)を収納可能な収納空間(77)を形成するためのものであり、筐体(1)の底板(15)、側板(16)、又は裏板(18)の筐体内側に設けられた凹みや段部、又は補助メダル容器(7)の側面板(71)、背面板(72)、又は底面板(73)の外面に設けられた凹みや段部とすることができる。
(作用)
本発明によれば、設定変更を行う場合には、前扉(3)を開放するだけでなく、補助メダル容器(7)を筐体(1)から取り出す必要がある。このような目立つ行為を周囲に気づかれずに行うのは極めて困難であり、不正な設定変更を躊躇させることができる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記補助メダル容器(7)と前記筐体(1)とを固定するための固定手段(80)を設け、前記固定手段(80)の固定を解除しないと前記補助メダル容器(7)を筐体(1)内から取り出せないようにしたことを特徴とする。
本発明は、補助メダル容器(7)を容易に取り出せないようにして、より不正行為が行い難くなるようにしたものである。
ここで、前記固定手段(80)は、補助メダル容器(7)と筐体(1)とを固定することができればどのような構成を有していてもよく、例えば固定ピン(82)や、互いに係合するフック(84)とクリップ(83)などを含む。
本発明によれば、設定変更を行う場合には、まず補助メダル容器(7)と筐体(1)とを固定している固定手段(80)の固定を解除してから、補助メダル容器(7)を取り出して、設定変更操作部(90)を操作しなければならない。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記補助メダル容器(7)は、正面に開放部(正面開口76)を有し、前記固定手段(80)として、前記開放部(76)を閉塞可能な閉塞板(塞ぎ板81)を設け、前記閉塞板(81)を取り外さないと前記補助メダル容器(7)を筐体(1)内から取り出せないようにしたことを特徴とする。
ここで、前記補助メダル容器(7)の「開放部」は、補助メダル容器(7)の正面側を全部開口させたものとすることができるが、正面側の一部(例えば正面下側)を開口させたものであってもよい。この場合には、開放部(76)が閉塞板(81)によって閉塞されていないときには、内部に貯留されているメダルが開放部(76)から流下するような位置及び大きさに形成するのが望ましい。
前記閉塞板(81)は、補助メダル容器(7)の開放部(76)を塞ぐと同時に補助メダル容器(7)を筐体(1)に固定可能な板部材であり、例えば、補助メダル容器(7)の上側から差し込んで開放部(76)を塞ぐとともに、差し込み側の端部が筐体(1)の底板(15)に設けられたスリット溝などの受け部(150)に嵌り込んで、補助メダル容器(7)の前後及び左右方向への移動を阻止可能なものとすることができる。
(作用)
本発明において、補助メダル容器(7)が筐体(1)に固定されている場合には、閉塞板(81)が補助メダル容器(7)の開放部(76)を塞いでいる。しかし、補助メダル容器(7)の内部にメダルがたくさん溜まっている状態で閉塞板(81)を取り外すと、開放部(76)が開放されて補助メダル容器(7)の内部のメダルが流出する。このメダルは遊技機外部に飛散するので、不正行為を行う者をあわてさせることができる。また、補助メダル容器(7)の内部のメダルが少なくても、中のメダルをこぼさないように補助メダル容器(7)を取り出すのは面倒であり、不正行為を躊躇させることができる。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、上記した請求項3記載の記載の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記補助メダル容器(7)は、その底面板(73)が背面側から正面側に向かって下り傾斜して形成されていることを特徴とする。
本発明は、補助メダル容器(7)の内部にあるメダルを、閉塞板(81)の取り外しによって確実に飛散させるようにしたものである。本発明によれば、補助メダル容器(7)に貯留されているメダルが少量であっても、傾斜部を転動又は滑落して必ず容器外に流出する。
また、本発明においては、下り傾斜する底面板(73)の下方を中空にして、設定変更操作部(90)が収納される凹部(78)とすることができる。
本発明によれば、補助メダル容器(7)を取り出すために閉塞板(81)を抜き取った途端にメダルが散らばって周囲にも目立ち、不正行為を行う者をあわてさせることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、補助メダル容器に設定変更のための操作手順に関わる役割を持たせて、不正な設定変更操作を抑制することができ、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、設定変更のための操作手順をさらに面倒にして不正操作の抑制効果を高めることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、設定変更時に補助メダル容器内部のメダルが遊技機外部に飛散して不正操作を周囲に報知して、不正の抑制効果をより高めることができ、請求項4記載の発明によれば、上記した目的に加え、メダル飛散を効果的に行わせることができる。
本発明を実施するための最良の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1乃至図3はスロットマシンSの斜視図、図4はスロットマシンSの断面図、図5は設置確認スイッチ92を示す断面図、図6は固定手段80の他の例を示す斜視図、図7はスロットマシンSの制御装置6の入力出力の概略を示すブロック図、図8は設定変更操作の手順を示す流れ図である。なお、図9は本実施の形態の変形例を示す斜視図である。
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1と、筐体1に着脱自在に取り付けられるリールユニット2と、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらにこの前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30、筐体1の開口下部14を開閉可能に塞ぐ上扉30とから構成されている。
(筐体1)
筐体1は、底板15及び側板16及び天板17及び裏板18(図3参照)からなる正面側に開口する箱であり、図1に示すように、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。この中板12の下側である開口下部14には、底板15の上に電源装置4及びホッパーユニット5が載置されており、ホッパーユニット5の隣には補助メダルタンク7が設置されている。また、上記側板16の正面左側には、前扉3を係合させ、回転自在に支持するためのヒンジが設けられている。
ここで、電源装置4は、特に図示しないが電源基板が内装されていると共に、正面側にはスロットマシンSの主電源を入れるための電源スイッチ4Aが設けられている。
前記ホッパーユニット5は、図1に示すように、メダルを貯留するための箱形のメダルタンク50の底部に、複数のメダル孔を有しホッパーモータ(図示せず)により回転する回転ディスク51を備えており、ホッパーモータの駆動で回転ディスク51が回転することにより、メダル孔に嵌入したメダルが順次1枚ずつメダル排出口53から排出されるようになっている。メダル排出口53から排出されたメダルは、図2に示す下扉40の下部に設けられたメダル払い出し口45からメダル皿43に払い出される。また、前記メダルタンク50の側面上側には、メダルタンク50に貯留されているメダルが一定以上の高さになると、隣接する補助メダルタンク7に落下するように形成された溢れメダル通路52が設けられている。
補助メダルタンク7は、前記メダルタンク50から溢れたメダルを受け入れるための補助容器であり、本実施の形態においては、正面側が開放するように形成されているものであるが、この補助メダルタンク7の構成の詳細については後述する。
(リールユニット2)
リールユニット2は、図1に示すように、支持枠に固定された3個のリールモータ(図示せず)と、このリールモータの駆動軸に軸着された3個の回転リール20を有している。また、リールユニット2の支持枠には、制御装置6が取り付けられている。前記回転リール20は、円筒形のリールドラムの表面に複数の図柄を表示したリールテープを貼付したものである。また、前記制御装置6は、スロットマシンSの遊技及び演出を制御するためのものであるが、これについては後述する。
リールユニット2は、筐体1の中板12の上に乗せ、開口上部13内部に収納固定されるものである。そして、スロットマシンSの機種交換の際には、制御装置6とともに筐体1から取り出して、新たな機種に対応したリールユニット2と交換することができる。
(上扉30)
上扉30は、筐体1の側板16に回動自在かつ着脱自在に取り付けられた板状の扉であり、図示しないロック機構により筐体1に対してロック可能に形成されている。そして、上扉30は、図2に示すように、略中央部に前記回転リール20の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、図柄表示窓31の周囲には、報知などを行うためのランプ33が形成されている。そして、図柄表示窓31の下方には、7セグメント表示器や液晶表示装置を用いて、遊技に関する数字その他を表示するための数値表示部32が設けられている。さらに、図柄表示窓31の上方には、液晶表示装置やCRT、ドットマトリックスなどを用いて遊技に付随する演出を行うための画像表示部34が設けられている。
また、上扉30の裏面上部には、図1に示すように、音声を出力するためのスピーカ35が設けられている。このスピーカ35は、前記ランプ33及び画像表示部34とともに、演出表示装置66を構成する。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回動自在に固定されているとともに、図示しないロック機構により筐体1に対してロック可能に形成されているものである。
下扉40の上部は、図2に示すように、スロットマシンを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。ここで、前記操作部41としては、遊技メダルを投入するためのメダル投入口42、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ41A、貯留した投入メダルを払い出すための精算スイッチ41D、回転リール20の回転を開始させるためのスタートスイッチ41B、回転リール20の回転を停止させるためのストップスイッチ41Cが設けられている。
また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル皿43が形成されており、前記操作部41とメダル皿43との間には、遊技内容その他の表示をするための表示パネルが取り付けられている。さらに、図3に示すように、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター44が設けられている。
ここで、下扉40のロック機構は、下扉40を閉めることにより自動的にロックされ、前記操作部41の正面右側に設けられた鍵穴に所定の鍵を差し込んで回すことによりロック解除されるようになっている。さらに、前記上扉30のロック機構も下扉40のロック機構とほぼ同様の構成を有しているが、上扉30のロック機構は、下扉40を開放してロック解除操作を行うようになっている。すなわち、上扉30は、下扉40を開放しないと開くことができないものである。
(補助メダルタンク7)
次に、補助メダルタンク7について詳述する。
補助メダルタンク7は、図3に示すように、2枚の側面板71、底面板72及び背面板73及び正面板75を備えた箱形の容器である。前記正面板75の下側は正面開口76を形成する切り欠き部75Aとなっており、前記底面板73は、背面側から正面側に向かって下り傾斜して形成されている。
ここで、前記正面開口76は、補助メダルタンク7の横幅内寸すなわち2枚の側面板71の間の長さより若干短い横幅を有する塞ぎ板81を、上方から差し込むことにより塞がれるようになっている。塞ぎ板81は、補助メダルタンク7の高さ寸法よりも長い高さを有する平板状の部材であり、一方の端部には直角に屈曲して形成されたつまみ部81Aが設けられている。そして、このつまみ部81Aと反対側(下端部)の端部を、補助メダルタンク7の正面板75の裏面(容器内部側)に添って側面板71の間から挿入すると、塞ぎ板81の正面は正面板75の裏面に当接し、塞ぎ板81の背面は側面板71の正面(切り欠き部75A)と当接して、正面開口76を隙間無く塞ぐことができるものである。
補助メダルタンク7は、図4に示すように、塞ぎ板81で正面開口76が塞がれることにより、側面板71、背面板72、底面板73、塞ぎ板81によって囲まれた貯留部70にメダルを貯留することができる。一方、塞ぎ板81が正面開口76を塞いでいない場合、すなわち図3に示すように塞ぎ板81が抜き取られている場合には、底面板73が手前側に向かって傾斜しているため、メダルは斜面を滑り落ちて正面開口76から外に転がってしまい、貯留部70にはメダルを貯留することができない。
さらに、筐体1の底板15には、補助メダルタンク7を定位置に設置したときにちょうど補助メダルタンク7の底面板73の前端部の手前側となる位置に、横長溝状の受け部150が形成されている。受け部150は、前記塞ぎ板81の下端部を差し込み可能な内径寸法を有し、定位置に設置した補助メダルタンク7に前記塞ぎ板81を取り付けると、図4に示すように、塞ぎ板81の下端部が受け部150に嵌入し、塞ぎ板81が底板15に固定されるようになっている。塞ぎ板81が底板15に固定されることにより、補助メダルタンク7は前後方向及び左右方向への移動を規制され、塞ぎ板81を取り外さないと筐体1から取り出せないようになる。すなわち、塞ぎ板81は、補助メダルタンク7の正面開口76を塞ぐ閉塞部材として機能するとともに、補助メダルタンク7を筐体1に固定するための固定手段80として機能するものである。
ここで、図6に示すように、補助メダルタンク7の正面開口76を、塞ぎ板81によって側面側から塞ぐようにしてもよい。この場合には、正面板75の下端部に塞ぎ板81が嵌入可能な切り欠き75Bを設けるとともに、筐体1の側板16に、塞ぎ板81の端部を差し込み可能な縦長溝状の受け部160を設ける。このように形成しても、定位置に設置した補助メダルタンク7の正面開口76を塞ぎ板81が閉塞すると同時に、塞ぎ板81が側板16に固定され、結果として補助メダルタンク7を筐体1に固定することができる。
さて、補助メダルタンク7の底面板73の下側には、図4に示すように、側面板71及び背面板72及び底面板73とによって囲まれた側面視三角形状の収納空間77が形成されている。つまり補助メダルタンク7の底面に凹部78が形成されている。この凹部78により形成される収納空間77には、後述する設定変更操作部90としての設定変更スイッチ91が位置するようになっている。
また、前記側面板71の背面側上部には、相対向して設けられた開口部であるセンサ孔74が設けられており、このセンサ孔74は、補助メダルタンク7を筐体1内の定位置に設置したとき、筐体1の裏板18に設けられたオーバーフローセンサ60の検知部61の位置と合致する位置に形成されている。
ここで、オーバーフローセンサ60は、図4に示すように、平面視略コ字型の遮光センサであって、受光部及び発光部からなる検知部61を有している。そして、検知部61の間に置かれた補助メダルタンク7の貯留部70のメダルが、センサ孔74の高さまで溜まると発光部からの光線がメダルによって遮られ、受光部がそれ(遮光)を検知するものである。スロットマシンSは、受光部が遮光を検知した場合には、補助メダルタンク7の満杯を知らせる所定の報知を、例えば満杯ランプの点灯や警報音の出力などにより行うことかできるようになっている。
なお、オーバーフローセンサ60の構成は、上記したものに限られない。例えば、特に図示しないが、筐体1の側板16に、底面板73の正面側端部(傾斜の最下部)と奥側端部(傾斜の最上部)に補助メダルタンク7の側面側から突出する金属棒を設け、メダルが底面板73の上部まで溜まると通電して満杯を検知する接触センサであってもよい。
そして、本実施の形態においては、補助メダルタンク7を定位置から取り除かないと、設定変更操作部90によるスロットマシンSの設定変更操作ができないようになっている。
(設定変更操作部90)
以下、設定変更操作部90について説明する。
設定変更操作部90は、スロットマシンSの設定変更を行う場合の操作を行うための操作部である。
ここで、スロットマシンSの設定は、設定値1から設定値6までにランク分けされていて、設定値の違いにより、当選役が当選する確率(当選確率)が異なるようになっている。例えば、設定値1よりも設定値6の方が、「あたり」となる確率が大きくなるように形成されているものである。具体的には、当選確率が高ければ、当然入賞の可能性も増えるので、設定値を調整することにより、その遊技機の相対的払い出しメダルの量が変わってくる。
そして、本実施の形態においては、設定変更操作部90として、操作に基づいて設定値の変更を行うための設定変更入力操作部としての設定変更スイッチ91と、スロットマシンSの遊技機モードを遊技モードから設定変更モードに変更するとともに設定変更モードから遊技モードに戻すための設定変更許可操作部及び遊技開始許可操作部としての設置確認スイッチ92と、前記設定変更スイッチ91によって変更した設定値を確定させるための設定変更確定入力操作部としての設定変更確定スイッチ93とが設けられている。
なお、「遊技モード」とは、メダル投入及びスタートスイッチ41Bの操作によって回転リール20を回転開始させることができる遊技機状態のことであり、「設定変更モード」とは、遊技を行うことはでず、設定変更に係る操作が有効化する遊技機状態のことである。スロットマシンSが遊技モードのときに設定変更スイッチ91や設定変更確定スイッチ93を操作しても無効である。
(設定変更スイッチ91)
設定変更スイッチ91は、スロットマシンの設定値を変更するためのスイッチである。具体的には、図4及び図5に示すように、筐体1の底板15に設けられた押しボタン式のスイッチであり、スイッチを押圧する毎に設定値が変更されるように形成されている。なお、変更された設定値は、スロットマシンSが設定変更モードの場合には、上扉30の数字表示部32に表示される。
設定変更スイッチ91は、図1及び図4に示すように、補助メダルタンク7によって覆い隠される位置に設置されているので、補助メダルタンク7を定位置から移動させないと操作することができない。
なお、設定変更スイッチ91の設置位置は、底板15に限られない。図6に示すように筐体1の裏板18に設けてもよいし、側板16に設けてもよい。要は、補助メダルタンク7を定位置に設置したとき、収納空間77に覆われる位置にあればよい。
(設置確認スイッチ92)
設置確認スイッチ92は、補助メダルタンク7が定位置にないことを検知することにより、スロットマシンSの遊技機モードを設定変更モードに変更し、前記設定変更スイッチ91や設定変更確定スイッチ93の操作を有効化するためのスイッチである。
具体的には、設置確認スイッチ92は、図3に示すように、裏板18のオーバーフローセンサ60の下側に設けられたボタンスイッチであって、図5に示すように、裏板18の内部に形成された空間部から正面側に突出する押圧ボタン92Aと、押圧ボタン92Aを突出方向に付勢するバネ92Bと、接触により通電する接点92C,92C'とを備えている。
押圧ボタン92Aは、円柱状の突部が裏板18から突出し、突出側の反対側に設けられたフランジ部によって裏板18の内部に係止されている。また、前記フランジ部には一方の接点92Cが設けられているとともに、裏板18には他方の接点92C'が設けられている。接点92C及び接点92C'はそれぞれ電源装置4と制御装置6に接続されており、両者が接触することにより所定の信号が制御装置6に出力されるようになっている。
そして、押圧ボタン92Aは、図4に示すように補助メダルタンク7が筐体1の定位置に有る場合、すなわちセンサ孔74とオーバーフローセンサ60の検知部61が合致している場合には、図5(A)に示すように、補助メダルタンク7の背面板72によって裏板18内部に押入されており、接点92Cと接点92C'が離れている(設置確認スイッチ92はOFFである)。
一方、図3に示すように補助メダルタンク7が筐体1から取り出されている場合や、筐体1の内部にあっても定位置でない場合には、押圧ボタン92Aは、図5(B)に示すように、バネ92Bの反発力によって裏板18内部から押し出され、接点92Cと接点92C'が接触する(設置確認スイッチ92がONになる)。
そして、本実施の形態では、この設置確認スイッチ92がONとなっていなければ、スロットマシンSが設定変更モードにならないので、設定変更操作が行えないようになっている。つまり、主電源投入後、設置確認スイッチ92がONになることによって、スロットマシンSが遊技モードから設定変更モードに切り替わり、設定変更スイッチ91の操作で数字表示部32に設定値の表示がされるように形成されている。すなわち、設置確認スイッチ92は、設定変更許可入力操作部として機能する。
さらに、以下に述べる設定変更確定スイッチ93によって設定変更確定後、補助メダルタンク7を定位置に戻して設置確認スイッチ92がOFFになることにより、スロットマシンSが設定変更モードから遊技モードに切り替わる。すなわち、設置確認スイッチ92は、遊技開始許可入力操作部としても機能するものである。
ところで、設置確認スイッチ92の設置位置は、裏板18に限られない。筐体1の底板15や側板16に設けてもよい。さらに、設置確認スイッチ92の構成は、上記したものに限られない。例えば、特に図示しないが、ヒンジ部を中心に揺動する断面略への字型の板状の揺動板を設け、これを補助メダルタンク7の底板73の下面に設けた突出棒によって押圧するように形成したものでもよい。あるいは、遮光センサなどを用いたものでもよいが、上記したような接触スイッチだと、補助メダルタンク7の設置時に電力消費がないという利点がある。
(設定変更確定スイッチ93)
設定変更確定スイッチ93は、設定変更スイッチ91の操作によって変更されたスロットマシンSの設定値を確定させるためのスイッチであり、本実施の形態においては、スタートスイッチ41Bと兼用させている(図2参照)。すなわち、スロットマシンSが設定変更モードになっている場合には、設定変更スイッチ91の操作後、スタートスイッチ41Bを操作することにより、設定変更スイッチ91によっていわば仮決定された設定値がスロットマシンSの設定値として確定するようになっているものである。
なお、設定変更確定スイッチ93を他の操作スイッチと兼用にせず、設定変更確定スイッチ93としての専用スイッチを設けても構わない。
(制御装置6)
ここで、制御装置6の概略を説明する。
制御装置6は、図7に示すように、スタートスイッチ41B及びストップスイッチ41Cの操作に基づき遊技を制御するための遊技制御装置6Aと、遊技制御装置6Aからの諸信号に基づいて演出を行わせるための演出制御装置6Bを有している。
そして、遊技制御装置6Aは、通常遊技及び特別遊技を制御するための遊技実行制御手段100、当選か否かの当選判定の抽選を行うための当選抽選手段110、遊技の設定を変更するための設定変更手段120を有している。遊技制御装置6Aとしては、上記以外の手段、例えば回転リール20の回転及び停止を制御するリール制御手段や、ホッパーユニット5の作動を制御するホッパー制御手段等を有していてもかまわない。
前記遊技実行制御手段100は、スタートスイッチ41Bの操作に基づき回転リール20を回転させ、当選抽選手段110の抽選結果及びストップスイッチ41Cの操作に基づき回転リール20の回転を停止させ、入賞の場合にはホッパーユニット5を作動させてメダルを払い出させたり、特別入賞の場合には通常遊技よりも有利な特別遊技(例えばレギュラーボーナスゲームやビッグボーナスゲーム)を開始させたりするための制御を行うものである。
前記演出制御装置6Bは、演出データに基づいて、当選時、入賞時、あるいは演出を行うか否かの抽選に当選したとき等に、演出用のランプ33や画像表示部34、スピーカ35等の演出表示装置36を作動させて、報知その他の遊技に付随する演出の実行を制御するためのものである。
(入力段)
前記制御装置6の入力段には、図7に示すように、メタルセンサ44A、ベットスイッチ41A、スタートスイッチ41B、ストップスイッチ41C、精算スイッチ41D、設定変更スイッチ91、設置確認スイッチ92、電源スイッチ4A、の8つのパーツが接続されている。なお、入力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
(出力段)
前記制御装置6の出力段には、図7に示すように、リールユニット2、ホッパーユニット5、数値表示部32、演出表示装置36(ランプ33及び画像表示部34及びスピーカ35)、の4つのパーツが接続されている。なお、出力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
以下、遊技制御装置6Aの各手段のうち、当選抽選手段110、設定変更手段120について、詳細に説明する。
(当選抽選手段110)
当選抽選手段110は、乱数を用いて当選に関する抽選を行うものである。そして、当選抽選手段110による抽選の結果、所定の当選役に当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール20の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞の態様と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
上記当選抽選手段110は、図7に示すように、大別すると、以下の手段を有している。
(1)抽選テーブル111
(2)判定手段112
(3)設定値対応抽選テーブル取得手段113
なお、当選抽選手段110としては、上記手段に限定されるものではない。
(抽選テーブル111)
抽選テーブル111は、乱数発生手段が発生する乱数の全領域中に、各当選項目の当選領域を有するものである。すなわち、各当選役についての「当選」の領域と、「ハズレ」の領域を有している。
そして、この抽選テーブル111は、特に図示しないが、各々の設定毎に、遊技状態例えば通常遊技か特別遊技かに応じた複数の抽選テーブル111が設けられていて、これらの抽選テーブル111の当選確率を平均したものが、各設定の当選確率となる。従って、設定を変更するときには、設定毎に設けられた前記複数の抽選テーブル111のグループをまるごと変更することになる。
(判定手段112)
判定手段112は、特に図示しない乱数抽出手段が抽出した抽出乱数データと、前記抽選テーブル111を対比し、当選の判定を行うためのものである。具体的には、乱数発生手段がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データと、前記抽出乱数データとを照合し、当該抽出乱数データが所定の当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、当該抽出乱数データがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をするものである。
(設定値対応抽選テーブル取得手段113)
設定値対応抽選テーブル取得手段113は、設定値に応じた抽選テーブル111のグループからなる設定値対応抽選テーブルを取得するためのものである。すなわち、以下に述べる設定変更手段120からの出力信号に応じ、各設定値毎に設けられた設定値対応抽選テーブルを選択可能に形成されている。そして、設定値対応抽選テーブル取得手段113の取得した設定値対応抽選テーブルに係る抽選テーブル111を用いて前記判定手段112が当選判定を行う。
(設定変更手段120)
設定変更手段120は、設定変更操作部90からの操作信号に基づき、遊技の設定を変更するためのものである。そして、設定変更手段120は、図7に示すように、以下の手段を有している。
(1)設定変更許可手段121
(2)設定値変更手段122
(3)設定値確定手段123
(4)遊技開始許可手段124
なお、設定変更手段120としては、上記(1)乃至(4)の手段に限られない。
(設定変更許可手段121)
設定変更許可手段121は、設定変更許可処理を行うための手段、すなわち、設置確認スイッチ92からの信号に基づき、設定変更操作や操作に基づく設定変更に関する制御を可能とさせるためのものである。
具体的には、設定変更許可手段121は、スロットマシンSの主電源投入時(電源スイッチ4AのON時)に設置確認スイッチ92がONである信号を受信した場合に、スロットマシンの状態を遊技モードから設定変更モードに切り替え、設定変更スイッチ91の操作により実際に設定変更が可能となるように制御を行う。また、設定値の数値表示部32への表示も可能とさせる。
なお、設置確認スイッチ92は、スロットマシンSの主電源がONのときに補助メダルタンク7を取り出して図5(B)に示すように接点92C,92C'が接触してもスイッチONにならず、接点92C,92C'が接触している状態で主電源がOFFからONになったときのみ、スイッチONになる。
(設定値変更手段122)
設定値変更手段122は、設定変更処理を行うための手段、すなわち、設定変更スイッチ91からの出力信号に基づき、設定に係る数値を変更するためのものである。
具体的には、設定変更スイッチ91が操作され、その操作信号を受信した場合に、1乃至6までの数値のなかから一の数値を決定し、記憶するものである。例えば、設定変更スイッチ91の操作信号を受信するたびに記憶されている数値を順次インクリメントしてゆく。すなわち、設定変更前の記憶値が例えば「3」であった場合、設定変更スイッチ91の押圧毎に、「4」「5」「6」と記憶する数値を変え、「6」の次には「1」を記憶する。また、設定値変更手段122が記憶した数値は、数値表示部32に表示される。
(設定値確定手段123)
設定値確定手段123は、設定変更確定処理を行うための手段、すなわち、設定変更確定入力操作部としてのスタートスイッチ41Bのからの出力信号に基づき、設定に係る数値を確定するためのものである。
具体的には、スタートスイッチ41Bが操作され、その操作信号を受信した場合に、前記設定値変更手段122が記憶している設定値を、設定に係る数値として決定し、当該数値データを当選抽選手段110に送出する。なお、この数値データに基づいて、設定値対応抽選テーブル取得手段113が設定値に対応する設定値対応抽選テーブルを選択し、使用可能とすることにより、設定変更が行われたものとなる。
(遊技開始許可手段124)
遊技開始許可手段124は、前記設定値確定手段123が設定に係る数値データを出力後、設置確認スイッチ92がOFFとなることにより、スロットマシンSの状態を設定変更モードから遊技モードに切り替えるためのものである。
(設定変更操作手順)
本実施の形態に係るスロットマシンSの設定変更の操作手順を、図8に基づき説明する。
(1)設定変更許可処理(S1〜S5)
まず、下扉40を開放して、電源スイッチ4AをOFFにする(S1)。それから補助メダルタンク7を筐体1から取り出すのであるが、補助メダルタンク7は、図4に示すように、塞ぎ板81によって筐体1に固定されており、取り出すことができない。そこで、塞ぎ板81のつまみ部81を上方に引き上げ、塞ぎ板81を取り外す。このとき、補助メダルタンク7に溢れメダルが貯留されている場合には、スロットマシンSの正面側に内部のメダルが飛散してしまう。従って、底板15の下方にあらかじめ容器をあてがっておき、補助メダルタンク7から流れ出るメダルを受け止めるようにするとよい。そして、補助メダルタンク7を筐体内の定位置から取り出す(S2)。補助メダルタンク7を取り出すことにより、図5(B)に示すように、設置確認スイッチ92がON位置になる。そして、電源スイッチ4Aを再びONにする(S3)ことにより、設置確認スイッチ92がONになる(S4)。このとき、スロットマシンSが設定変更モードに切り替わり、複数の数値表示部32のうちいずれかの数値表示部32に、現在の設定値が、例えば「−3−」のように表示される(S5)。
(2)設定変更処理(S6〜S7)
次に、補助メダルタンク7を取り出したことにより筐体1の底板15に表出した設定変更スイッチ91を押圧操作する(S6)。操作の度に設定値が変更され、変更後の設定値は、数値表示部32に表示される(S7)。
(3)設定変更確定処理(S8〜S9)
数値表示部32に設定したい数値が表示されたら、スタートスイッチ41Bを押下することにより設定値が確定し(S8)、数値表示部32の表示が、例えば「5」のように、設定が確定されたことを示す表示に変わる(S9)。
(4)遊技開始許可処理(S10〜S12)
最後に、再び補助メダルタンク7を筐体内の定位置に設置(S10)することにより、設置確認スイッチ92がOFFになる(S11)。これにより、設定変更モードが遊技モードに切り替わり、数値表示部32に表示されていた設定値が消灯する(S12)。その後、下扉40を閉じてロックすれば、遊技が開始可能な状態となる。
このように、本実施の形態によれば、設定変更操作を行うためには補助メダルタンク7を取り出さなければならないので、設定変更操作が困難になり、不正な設定変更操作を行い難くすることができる。
また、補助メダルタンク7と筐体1との固定を解除するために塞ぎ板81を外すと、内部に貯留されているメダルが流れ出るように形成されているので、遊技場の店員などが設定変更をするつもりで塞ぎ板81を外す場合にはそれなりの準備ができるが、そうでない者が遊技中などに塞ぎ板81を外すと補助メダルタンク7のメダルが飛散して大変なことになり、不正な扉開放がすぐに発覚してしまう。
さらに、設置確認スイッチ92は、いったん電源をOFFにしてからでないと補助メダルタンク7を位置移動させても(接点92C,92C'が接触しても)ONにならないので、補助メダルタンク7を取り出す場合、誤って設定変更スイッチ91に触れてしまっても、意図せず設定が変更されてしまうというトラブルを防ぐことができる。
ちなみに、オーバーフローセンサ60が補助メダルタンク7の満杯を検知した場合には、塞ぎ板81を取り外すだけで貯留部70のメダルが流れ出てくるので、これをあらかじめ用意しておいた容器で受け止めればよく、補助メダルタンク7を筐体1から取り出す面倒がない。なお、貯留部70にメダルが無ければ、塞ぎ板81の取り外し時のメダル飛散の効果を得られないので、貯留部70には、ある程度のメダルが常時滞留しているようにしておくのが望ましい。
なお、上記した実施の形態では、補助メダルタンク7の収納空間77の内部に設定変更スイッチ91を隠してあったが、設定変更スイッチ91以外の設定変更操作部90をそのような場所に設置してもよい。例えば、設置確認スイッチ92の代わりに設けた操作によってスイッチONとなる設定変更許可スイッチや、設定変更確定スイッチ93を、補助メダルタンク7の収納空間77に位置するように設置してもよい。これ以外の操作部であっても、設定変更の流れの中で操作される操作部であって当該操作が設定変更のために必須の条件となっている操作部であれば、どのような種類の操作部を設置してもよい。要は、補助メダルタンク7を取り出さないと結果的に設定変更が行えなくなるのであればよい。
(本発明の実施の形態の変形例)
ところで、上記した実施の形態おいて、補助メダルタンク7の底面板73に傾斜を設けない場合でも、傾斜を設けたと比べると劣るものの、貯留部70に貯留されたメダルの飛散に関し、近似した効果をもたらすことができる。すなわち、塞ぎ板81の取り外しによって補助メダルタンク7の正面開口76が開放されることから、補助メダルタンク7の貯留部70にメダルがある程度溜まっていた場合は、底面板73が下り傾斜していなくても内部のメダルが流れ出てくるからである。
この場合には、図9に示すように、設定変更スイッチ71を筐体1の側板16に設け、補助メダルタンク7の側面板71には、図9(B)に示すような外側が凹んだ凹部78を設けて、収納空間77を形成することができる。なお、図9(A)では設置確認スイッチ92を省略しているが、これは筐体1の底板15に設けてもよいし側板16あるいは裏板18に設けてもよい。また、設定変更スイッチ91を底板15又は裏板18に設け、補助メダルタンク7の対応する底面板73又は背面板72に凹部78を形成してもよい。また、補助メダルタンク7に凹部78を設けず、筐体1側に凹部を設けてもよい。例えば、底板15や側板16、裏板18に凹部を設け、この中に設定変更操作部90を設置してもよい。
なお、図9の例では、補助メダルタンク7に正面板を設けず、塞ぎ板81を補助メダルタンク7の側面板71に設けた溝部71Aに嵌め込んで正面開口76を塞ぐようにしてある。また、塞ぎ板81の下端部に設けた脚部81Bを底面板73に形成した貫通孔73Aを貫通させ、かつ筐体1の底板15に設けた角孔状の受け部150にはめ込んで、塞ぎ板81が底板15に固定されるようにしてある。図3又は図6の例においても、塞ぎ板81及び受け部150(又は受け部160)をこのように形成してもよい。
また、図9の例では、オーバーフローセンサ60として、上下に並べて設けられた金属棒62を補助メダルタンク7の背面板72に設けられたセンサ孔74に貫通させ、通電によりメダルの満杯を検知する接触センサを設けてある。オーバーフローセンサ60としては、図3に示すような遮光センサを設けてもよい。
(本発明の別実施の形態)
上記した実施の形態は、補助メダルタンク7に正面開口76を設け、固定手段80としての塞ぎ板81を取り外すことにより貯留部70の内部のメダルが飛散するように形成してあったが、本発明は、補助メダルタンク7に正面開口76を有しないものも含むものである。すなわち、補助メダルタンク7が筐体1に固定されていて、この固定を解除しないと設定変更操作ができないようになっていればよいのである。
例えば、図10(A)に示すように、補助メダルタンク7に上下に貫通するピン孔170を設け、ここに固定ピン82を挿入してその先端部を筐体1の底板15に設けた孔である受け部150に差し込み、補助メダルタンク7を筐体1に固定することができる。なお、ピン孔170を補助メダルタンク7の左右に貫通するように形成し、筐体1の側板16に固定ピン82が嵌入可能な孔である受け部を設けてもよい。
あるいは図10(B)に示すように、補助メダルタンク7にクリップ83を設け、筐体1の底板15にフック84を設け、このフック84に前記クリップ83を係合させて補助メダルタンク7を筐体1に固定するようにしてもよい。なお、側板16に設けたフック84と補助メダルタンク7に設けたクリップ83を係合させるようにしてもよい。また、補助メダルタンク7にフック84を設け、筐体1側にクリップ83を設けてもよい。
なお、図10では補助メダルタンク7の収納空間77及び凹部78、設定変更スイッチ91などの設定変更操作部90を省略しているが、筐体1の定位置に設置した補助メダルタンク7によって隠される位置にいずれかの設定変更操作部90が配置され、補助メダルタンク7にはその設定変更操作部90を覆い収納可能な凹部78が設けられていればよい。
また、固定手段80は上記した例に限られず、補助メダルタンク7を筐体1に固定できるものであればよく、補助メダルタンク7を取り出す手順を一手間でも多くして、容易に設定変更操作を行えないようにするものであればよい。
本発明は、前扉3が上扉30と下扉40に分割されていないスロットマシンにも利用できる。また、スロットマシン以外のメダル遊技機にも応用できる。
本発明の実施の形態であって、前扉を開いたスロットマシンの斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの正面斜視図である。 本発明の実施の形態であって、補助メダルタンクの設置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの部分縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、設置確認スイッチの拡大図である。 本発明の実施の形態であって、固定手段の他の例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの入力、制御、出力を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、設定変更手順を示す流れ図である。 本発明の実施の形態の変形例であって、補助メダルタンクの設置を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施の形態であって、補助メダルタンクを示す斜視図である。 従来の遊技機における電源装置の正面図である。
符号の説明
S スロットマシン
1 筐体 2 リールユニット
3 前扉 4 電源装置
4A 電源スイッチ
5 ホッパーユニット(払い出し貯留装置)6 制御装置
7 補助メダルタンク(補助メダル容器)
11 開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
17 天板 18 裏板
20 回転リール
30 上扉 31 図柄表示窓
32 数値表示部 33 飾り部
34 画像表示部 35 スピーカ
36 演出表示装置
40 下扉 41 操作部
41A ベットスイッチ 41B スタートスイッチ
41C ストップスイッチ 41D 精算スイッチ
42 メダル投入口 43 メダル皿
44 メダルセレクター 44A メダルセンサ
45 メダル払い出し口
50 メダルタンク 51 回転ディスク
52 溢れメダル通路 53 メダル排出口
60 オーバーフローセンサ 61 検知部
62 金属棒
70 貯留部 71 側面板
72 背面板 73 底面板
74 センサ孔 75 正面板
76 正面開口(開放部) 77 収納空間
78 凹部
80 固定手段 81 塞ぎ板
81A つまみ部 81B 脚部
82 固定ピン 83 クリップ
84 フック
90 設定変更操作部 91 設定変更スイッチ
92 設置確認スイッチ 92A 押圧ボタン
92B バネ 92C 接点
93 設定変更確定スイッチ
100 遊技実行制御手段 110 当選抽選手段
120 設定変更手段 150,160 受け部
170 ピン孔

Claims (4)

  1. メダルを投入して遊技を行い、当選か否かの当選判定の抽選の結果が当選の場合に入賞する可能性が与えられ、入賞によりメダルを払い出す遊技機であって、
    正面側が開口する筐体と、この筐体の開口部を閉塞可能かつ開閉自在な前扉と、
    前記筐体内に設置され、メダルを貯留するとともに払い出し可能な払い出し貯留装置と、
    この払い出し貯留装置に隣接して設置され、前記払い出し貯留装置から溢れたメダルを受け入れるための補助メダル容器と、
    遊技機の想定払い出し量に関する設定を変更するための設定変更操作部と、
    前記当選判定の抽選を行い遊技機の作動を制御するとともに、前記設定変更操作部の操作に基づいて遊技機の設定を変更するための制御装置と、を少なくとも備える遊技機において、
    前記設定変更操作部の少なくとも1つを、前記筐体内部であって前記補助メダル容器を定位置に設置したときに当該補助メダル容器によって覆い隠される部分に配置するとともに、前記補助メダル容器の外面又は前記筐体の内面には、前記設定変更操作部を収納可能な凹部を設け、
    前記補助メダル容器を定位置から移動させないと前記凹部に収納されている設定変更操作部を操作することができないように形成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記補助メダル容器と前記筐体とを固定するための固定手段を設け、
    前記固定手段の固定を解除しないと前記補助メダル容器を筐体内から取り出せないようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記補助メダル容器は、正面に開放部を有し、
    前記固定手段として、前記開放部を閉塞可能な閉塞板を設け、
    前記閉塞板を取り外さないと前記補助メダル容器を筐体内から取り出せないようにしたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記補助メダル容器は、その底面板が背面側から正面側に向かって下り傾斜して形成されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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JP2018167074A (ja) * 2018-07-10 2018-11-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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