JP4222999B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、設定変更装置により遊技の仕様を複数段階に設定することができる遊技に関するものである。
従来、スロットマシンなどの遊技機においては、遊技の設定を変更する場合、すなわち、当選抽選において当選となる確率を異なるものとすることにより、そのスロットマシンが払い出し可能なメダル枚数を調節する場合には、筐体内部に設けられた設定変更装置を操作して行っていた。
前記設定は、例えば設定値1から設定値6までにランク分けされていて、この設定値の違いにより、当選役が当選する確率(当選確率)が異なるようになっている。例えば、設定値1よりも設定値6の方が、「あたり」となる確率が大きくなるように形成されているものである。
ここで、従来の遊技機としてスロットマシンを例に、設定を変更する場合の操作の一例を、図2を用いて説明する。なお、図2は本発明の実施の形態に係る電源ユニットの正面図であるが、従来のスロットマシンと共通している部分のみを説明に用いる。
従来のスロットマシンにおける設定変更のための操作は、図2に示す電源スイッチ63、設定キースイッチ62、設定変更スイッチ61及び、特に図示しないがスロットマシンのスタートスイッチを用いて行っていた。
前記電源スイッチ63は、スロットマシンの主電源の入切を行うためのものである。前記設定キースイッチ62は、スロットマシンを設定変更モードに切り替えるためのものであり、鍵穴を有していてここに所定のキーを差し込んで回すことによりスイッチを入切する。前記設定変更スイッチ61は、遊技の設定値を決定するためのもので、押圧する毎に設定値を変更可能に形成したものである。具体的には、スロットマシンが設定変更モードなっているときには、遊技時においては払い出し枚数などを表示する表示部に、設定値が表示されるようになる。そして、設定変更スイッチ61を押圧すると、設定値を示す数字が順次インクリメントされて表示される。
スタートスイッチは、遊技時には回転リールの回転を開始させるための操作スイッチとして機能するが、設定変更モード状態では、前記設定変更スイッチ61の操作により表示部に表示されている設定値を、そのスロットマシンの設定として確定させるため手段として機能する。
そして、設定変更操作は、以下のような手順で行う。
まず、電源スイッチ63をOFFにし、設定キースイッチ62に所定のキーを差し込んでスイッチをONにする。しかる後に、電源スイッチ63をONにする。ここまでの操作により、スロットマシンの制御が、遊技モードから設定変更モードに切り替わる。次に、設定変更スイッチ61を押圧して、希望の設定値を表示部に表示させる。希望の設定値が表示されたら、スタートスイッチを一回押下する。この操作により、表示されていた設定値がそのスロットマシンの設定として確定する。その後、設定キースイッチ62をOFFにしてキーを抜き取り、スロットマシンを遊技モードに戻す。このようにして設定変更作業を終了する。
この設定変更の操作は、通常は遊技場の管理者などが、開店前、閉店後などに行うものであるが、遊技中に遊技機の前扉を僅かに開き、針金などの不正器具を挿入して設定変更装置のスイッチを操作し、当選確率を不正に高めるという、いわゆる設定変更ゴトと呼ばれる不正行為が知られている。このような不正行為を防止するため、特許文献1に示すように、設定変更装置を遊技者の目に触れにくい場所に設ける発明がなされている。
特開2003−339938号公報
しかし、遊技機の前扉を開けることができてしまえば、スイッチに触れることも可能であり、従来の単純なスイッチ操作による設定変更のやり方では、上述したような不正行為を効果的に防止するには不十分である。
そこで、本願発明は、設定変更のための操作スイッチを、所定の操作タイミングで操作しないと設定変更ができず、その操作タイミングを指示する表示は、遊技機の前扉を開けないと視認不可能とすることにより、不正な設定変更を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
本願発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面側に開口する筐体(1)と、筐体(1)の正面開口を閉塞可能かつ開閉自在とする前扉(3)と、遊技機の制御を行うための制御装置(20)と、遊技の設定を変更するために操作する入力操作装置とを少なくとも有する遊技機に係る。
本発明は、例えばスロットマシン等の遊技機に適している。
前記筐体(1)は、正面側に開口する箱型の筐体であり、内部には、制御装置(20)が少なくとも収納されている。遊技機としては、上記の他にも、表面に複数の図柄が表示された回転リールなどの図柄表示手段や、メダルなどの遊技媒体を払い出すための払い出し装置を有していてもよい。
前記前扉(3)は、ヒンジを介して筐体(1)の開口部(11)を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めると遊技機の正面構造の上側となるように形成されているものである。前扉(3)は、筐体(1)のの開口上部(13)を塞ぐ上扉(30)と、開口下部(14)を塞ぐ下扉(40)とに分かれていてもよい。
前記制御装置(20)は、種々の電子部品を搭載したいわゆる制御基板であり、遊技に関する制御を行う遊技制御装置(20A)や、遊技に付随する演出を行わせるための演出制御装置(20B)を含む。
前記入力操作装置は、制御装置が遊技機の設定を変更するために必要な外部入力を行うための装置であって、複数の操作スイッチとすることができる。この入力操作装置と、その他の設定変更操作を行うために必要な装置を含めて設定変更装置(60)を構成することができる。
ここで、遊技の設定について、スロットマシンを一例として説明すると、設定は、設定値1から設定値6までにランク分けされていて、この設定値の違いにより、当選役が当選する確率(当選確率)が異なるようになっている。例えば、設定値1よりも設定値6の方が、「あたり」となる確率が大きくなるように形成されているものである。当選確率が高ければ、当然入賞の可能性も増えるので、設定値を調整することにより、その遊技機の相対的払い出しメダルの量が変わってくる。
そして、本発明においては、前記入力操作装置として、設定変更可能な状態にするための設定変更許可入力装置(設定キースイッチ(62))、設定変更許可後に設定変更を行うための設定変更入力装置(設定変更スイッチ(61))、設定変更入力装置により入力した設定値を確定するための設定変更確定入力装置(スタートスイッチ(47))、設定変更処理を終了させ遊技機を遊技可能な状態とするための遊技開始許可入力装置(設定キースイッチ(62))を備え、前記筐体(1)内部には、表示部に所定の表示を表示させることにより前記入力操作装置の操作タイミングを視覚により報知するための指示表示装置(66)を備えている。また、前記制御装置(20)は、前記入力操作装置の入力に基づいて遊技の設定を変更するための設定変更手段(110)と、前記指示表示装置(66)の作動を制御するための指示表示制御手段(100)とを備えている。
そして、前記設定変更手段(110)は、前記入力操作装置のうちいずれか1つ又は複数の入力操作装置の操作タイミングが、前記指示表示装置(66)の表示する指示に合致した場合には、前記入力操作装置の操作入力に基づいて設定変更に関する処理を行い、前記入力操作装置の操作タイミングが、前記指示表示装置(66)の表示する指示と合致しない場合には、当該操作入力を無効にするように形成されていることを特徴とする。
ここで、前記各入力操作装置は、設定変更の各ステップ(設定変更許可、設定変更、設定確定、遊技開始許可)を担当するスイッチが、ステップ毎にそれぞれ設けられていてもよく、複数のステップを担当可能な単一のスイッチが設けられていてもよい。あるいは、複数のスイッチ操作の組み合わせでひとつのステップを担当するように形成されていてもよい。さらに、「入力操作装置」には、設定変更時以外は他の機能を果たすもの(例えば遊技時に回転リール(23)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(47))が含まれていても構わない。すなわち、「入力操作装置」は、すべてが筐体(1)の内部に設置されていなくてもよい。
一方、前記指示表示装置(66)は、筐体(1)の内部に設けられている。指示表示装置(66)は、「表示部」を有しており、ここに、入力操作装置の操作タイミングの報知となり得る所定の指示表示を行うためののものである。この指示表示は、視覚によるものである。従って「表示部」は、例えば、タイミングランプ(64)や、回胴表示装置(68)のように、視認することによりその表示を認識可能なものである。そして、「表示部」により表示される「指示表示」としては、ランプの点灯、点滅パターンによりスイッチ押圧を示唆したり、回転体を回転させてスイッチのON、OFFの文字を表示させることなどが挙げられる。「指示表示」の内容は、予め固定的に設定されていてもよいし、抽選などにより、設定変更毎に決定されるようにしてもよい。これら表示部の表示の制御は、指示表示制御手段(100)が行うものである。
なお、「設定変更に関する処理」とは、具体的には、設定変更許可入力装置による設定変更許可処理、設定変更入力装置による設定変更処理、設定変更確定入力装置による設定変更確定処理、遊技開始許可入力装置による遊技開始許可処理を含むものである。
(作用)
本発明においては、遊技機の設定変更を行う場合には、まず設定変更許可入力装置を操作して遊技機を設定変更モードにし、設定変更入力装置を操作して設定値を変更する。そして、設定変更確定入力装置を操作して変更された設定値を確定し、最後に遊技開始許可入力装置を操作して遊技機を遊技モードに戻す。これらの操作は、指示表示装置(66)が表示部により表示する指示に合わせて行わなければ、各操作が有効な操作として扱われない。例えば、タイミングランプ(64)の点灯中にスイッチ操作をすると操作が有効となるよう設定されている場合、ランプ消灯時にスイッチを操作しても、当該操作は無かったものとして扱われ、設定変更を行うことができない。
なお、指示に従う入力操作は、前記設定変更許可、設定変更、設定確定、遊技開始許可のすべてのステップに適用されるものとしてもよいし、上記のうちいずれか1つ又は複数のステップで適用されるものとしてもよい。
本発明によれば、筐体(1)の内部に設置されている指示表示装置(66)の表示を見ながら入力操作装置を操作しないと、当該操作が有効なものとして扱われないので、表示を視認するためには必然的に前扉(3)を開けた操作が求められ、前扉(3)を僅かに開けて設定変更スイッチを操作する不正行為を防止することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記指示表示制御手段(100)は、前記入力操作装置の操作タイミングに係る複数の報知態様の中から、実行すべき一の態様を抽選により決定することを特徴とする。
ここで、「操作タイミングに係る報知態様」とは、指示表示のパターンのことであって、ランプを例にすると、例えばランプの点灯又は点滅時間、複数のランプの点灯順番などが含まれる。そして、「複数の報知態様」とは、前記したランプの点滅時間や点灯順番について、時間や順番の異なる複数のパターンがあることを意味している。
また、抽選の契機は、設定変更ごと(例えば設定変更許可入力装置の操作有効化ごと)に行うようにしたり、一回の表示パターン終了ごとに行うものでもよい。
本発明によれば、指示表示の態様がランダムに変化するので、必ず指示表示装置(66)を視認する必要があり、指示表示パターンを習得して不正に設定変更を行う行為を防止することができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記指示表示装置(66)の表示部は、前記前扉(3)の略全開時にその表示が視認可能となる場所に設けられていることを特徴とする。
ここで、「略全開」とは、前扉(3)を限界まで開いた状態の八割程度までの開放状態を含むものである。
本発明は、前扉(3)をほぼ全開しないと指示表示が見えないような筐体(1)内の位置、例えば片開きの前扉(3)のヒンジ側などに、指示表示装置(66)の表示部が設けてあることのほか、例えば「表示部」を覆うカバー(65)を設け、そのカバー(65)は前扉(3)を全開しないと開かないように形成されているようなものも含むものである。
本発明によれば、前扉(3)を大きく開かないと指示表示装置(66)の表示が見えず、正しい操作入力が行えないので、扉を僅かに開けての設定変更ゴトを抑制することかできる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記指示表示装置(66)に、開閉により前記表示部を露出又は隠蔽可能なカバー(65)と、このカバー(65)の開閉を検知するためのカバー開閉検知装置(69)とを設け、前記指示表示装置(66)は、前記カバー開閉検知装置(69)のカバー開放検知時に、前記表示部の表示を行うことを特徴とする。
本発明は、カバー(65)が開いていないと、正確にはカバー開閉検知装置(69)がカバー(65)が開いていることを検知しないと、指示表示が行われず、結果として入力操作装置による設定変更のための操作が行えないように形成したものである。カバー開閉検知装置(69)を設ける位置により、カバー(65)が僅かに開いただけでは指示表示が行われないようにすることもできる。
カバー(65)は、開くと「表示部」を正面側から視認でき、閉じると「表示部」を隠蔽できるように形成されていればよく、その形態は問わない。例えば「表示部」の近傍に設けられた縦方向の回転軸に沿って回動自在な板状の蓋とすることができる。
本発明は、設定変更のための操作スイッチを、所定の操作タイミングで操作しないと設定変更ができず、その操作タイミングを指示する表示は、遊技機の前扉を開けないと視認不可能なので、前扉を僅かに開けての不正な設定変更を防止することができる。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシンSを示す分解斜視図、図2は設定変更装置の正面図及び平面図、図3は指示表示装置を示す斜視図、図4はスロットマシン制御装置の入力出力の概略を示すブロック図、図5乃至図9は設定変更制御を示すフローである。
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に設けられる交換ユニット2、筐体ユ1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらにこの前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30、筐体ユニット1の開口下部14を開閉可能に塞ぐ上扉30とから構成されている。
(筐体1)
筐体1は、底板15及び側板16及び天板及び裏板からなる正面側に開口する箱であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。そして、底板15には電源ユニット4及びホッパーユニット5が載置されている。また、上記側板16の正面左側には、下扉40を係合させ、回転自在に支持するためのヒンジが設けられている。
ここで、電源ユニット4は、特に図示しないが電源装置が内装されていると共に、正面側にはスロットマシンSの主電源を入れるための電源スイッチ63等よりなる店操作部200を有している。店操作部200は、スロットマシンSの設定変更をする際の設定変更装置60として機能するものであるが、これについては後述する。電源ユニット4及びホッパーユニット5は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には筐体1に設置されたままにしておけるようになっているものである。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体21と、この支持体21に固定されたリールユニット22及び基板ユニット24とから形成されている。また、前記支持体21の正面縦枠には、上扉30を係合させ、回転自在に支持するためのヒンジが設けられている。
ここで、リールユニット22は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リール23と、特に図示しないが、回転リール23を回転させるための駆動モータを有している。また、前記基板ユニット24は、特に図示しないが、基板ケースに電子基板を内装したものであり、スロットマシンSの遊技及び演出を制御するための制御装置20として機能する。
交換ユニット2は、筐体1の中板12の上に乗せ、開口上部13内部に収納されるものである。そして、固定装置10により筐体ユニット1に固着される。
(上扉30)
上扉30は、交換ユニット2の支持体21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、図柄表示窓31の周囲には、報知などを行うためのランプ33が形成されている。そして、図柄表示窓31の下方には、7セグメント表示器や液晶表示装置を用いて、遊技に関する数字その他を表示するための数値表示部32が設けられている。さらに、図柄表示窓31の上方には、液晶表示装置やCRT、ドットマトリックスなどを用いて遊技に付随する演出を行うための画像表示部34が設けられている。
なお、特に図示しないが、上扉30の裏面には、前記支持体21に設けられたヒンジに係合可能な上扉係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。そして、交換ユニット2を筐体1に収納固定した状態で上扉30を閉めロックすることにより、筐体1の開口上部13を密閉することができるものである。
なお、上扉30を筐体1の側板16に取り付けるように形成してもよい。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
下扉40の上部は、スロットマシンを作動させるための操作部となっており、下扉40の上面は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。
ここで、前記操作部としては、図1に示すように、遊技メダルを投入するためのメダル投入口42、メダル投入口42の下方に内蔵され投入された遊技メダルを検知するための投入スイッチ41、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ45、貯留した投入メダルを払い出すための精算スイッチ46、回転リール23の回転を開始させるためのスタートスイッチ47、回転リール23の回転を停止させるためのストップスイッチ48が設けられている。
また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されており、前記操作部とメダル受け皿43との間には、遊技内容その他の表示をするための表示パネルが取り付けられている。下扉40の上部右端には、鍵穴44が設けられている。鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40のロックが解除されるものである。そして、下扉40が解錠されることにより、上扉30も解放可能に形成されている。
さらに、特に図示しないが、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクターが設けられている。そして、下扉40の裏面下部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ49が設けられている。また、特に図示しないが、下扉40の裏面には、筐体1に設けられたヒンジと係合可能な下扉係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。
(設定変更装置60)
設定変更装置60は、スロットマシンSの設定変更を行う場合の操作に関する手段である。本実施の形態においては、各操作手段の操作は、操作タイミングを報知する指示表示装置66の表示に従って行わないと、有効な操作として取り扱われないように形成されている。
ここで、スロットマシンSの設定は、設定値1から設定値6までにランク分けされていて、設定値の違いにより、当選役が当選する確率(当選確率)が異なるようになっている。例えば、設定値1よりも設定値6の方が、「あたり」となる確率が大きくなるように形成されているものである。具体的には、当選確率が高ければ、当然入賞の可能性も増えるので、設定値を調整することにより、その遊技機の相対的払い出しメダルの量が変わってくる。
設定変更装置60は、図2(B)に示すように、電源ユニット4の店操作部200等に設けられた入力操作装置である操作スイッチ及び表示部であり、以下の構成を有する。
(1)設定変更スイッチ61
(2)設定キースイッチ62
(3)電源スイッチ63
(4)設定変更確定スイッチ(スタートスイッチ47)
(5)指示表示装置66
(設定変更スイッチ61)
設定変更スイッチ61は、設定変更入力装置であって、スロットマシンの設定を変更するためのスイッチである。具体的には、押しボタン式のスイッチであり、スイッチを押圧する毎に設定値が変更されるように形成されている。なお、変更された設定値は、上扉30の数字表示部32に表示されるようにすることができるが、設定変更スイッチ61の近傍に別の表示部を設けてもよいものである。あるいは、設定変更スイッチ61をダイヤル式又はスライド式のスイッチに形成し、設定値の表示された目盛りにつまみを合わせることにより、設定がその数値に変更されるように形成してもよい。
(設定キースイッチ62)
設定キースイッチ62は、前記設定変更スイッチ61による設定変更を有効化するためのスイッチであり、鍵穴にキーを差し込んで回転させることでON、OFFの切り替えができるようになっている。そして、この設定キースイッチ62がONとなっていなければ、設定変更スイッチ61による設定変更ができない。
具体的には、設定キースイッチ62をONとすることにより、スロットマシンSが遊技モードから設定変更モードに切り替わり、その後の電源スイッチ63ONにより、設定変更スイッチ61の操作で数字表示部32に設定値の表示がされたり、設定変更スイッチ61が物理的に作動可能となったりするように形成されている。すなわち、設定キースイッチ62は、設定変更許可入力装置として機能する。
さらに、設定変更確定後、設定キースイッチ62をOFFとすることにより、スロットマシンSが設定変更モードから遊技モードに切り替わる。すなわち、設定キースイッチ62は、遊技開始許可入力装置としても機能する。
(電源スイッチ63)
電源スイッチ63は、スロットマシンSの主電源を入れるためのものであるが、設定変更時においては、設定変更許可入力装置としても機能する。具体的には、電源スイッチ63をOFFとした後、前記設定キースイッチ62をONにし、その後電源スイッチ63をONとすることにより、設定変更操作を行うことができるようになっている。
(設定変更確定スイッチ)
ここで、本実施の形態においては、設定変更スイッチ61により変更した設定値をスロットマシンSの設定として確定させるための、設定変更確定入力装置としての設定変更確定スイッチを、スタートスイッチ47と兼用させている。すなわち、スロットマシンSが設定変更モードになっている場合には、設定変更スイッチ61の操作後、スタートスイッチ47を操作することにより、設定変更が確定するようになっているものである。
なお、店操作部200に、設定変更確定スイッチとしての専用スイッチを設けても構わない。
(指示表示装置66)
指示表示装置66は、上記設定変更スイッチ61、設定キースイッチ62、及び設定変更確定入力装置としてのスタートスイッチ47の操作タイミングを、表示部に表示して報知するためのものである。
具体的には、指示表示装置66は、図2(B)に示すように、表示部としてのタイミングランプ64を有し、タイミングランプ64を覆い隠すことができるカバー65が設けられている。
タイミングランプ64は、縦に並んだ3つのランプから成り、下から順に小ランプ64A、中ランプ64B、大ランプ64Cが設けられている。このタイミングランプ64は、カバー65の開放により、所定の間隔で点滅を繰り返すように形成されており、設定変更を行う者が、この点滅のタイミングに合わせてスイッチ操作を行わないと、エラー扱いとなる。タイミングランプ64の点滅制御は、後述する指示表示制御手段100が行うものであり、これについては後述する。なお、図3(A)に示すように、タイミングランプ64を単数設けるようにしてもよい。
カバー65は、電源ユニット4の外箱に、タイミングランプ64の側方に設けられた回転軸67を中心に水平方向に回動可能に取り付けられた遮蔽部材であり、タイミングランプ64を正面側から被覆可能な正面板65aと、正面板65aの上端部に形成された扇形の上覆蓋板64bと、正面板65aの下端部に形成された扇形の下覆蓋板64cとから構成されている。そして、カバー65は、正面板65aがタイミングランプ64を正面側から被覆している状態(閉じた状態)では、上覆蓋板64b及び下覆蓋板64cは電源ユニット4の外箱内部に収納され(図2(A)の二点差線参照)、正面板65aがタイミングランプ64を正面側から視認可能な位置にある状態(開いた状態)では、上覆蓋板64b及び下覆蓋板64cは、タイミングランプ64を上側又は下側から覗き見ることができないよう視界を遮るものとなっている(図3参照)。
また、カバー65は、図2(A)に示すように、開く方向が、下扉40とは逆向きになるように取り付けられている。このため、下扉40を一定角度以上開放しないと、カバー65が下扉40に衝突してしまう。従って、カバー65を全開してタイミングランプ64を正面側から視認するためには、下扉40を全開するか、全開に近い状態まで開く必要があり(図2(A)の一点鎖線参照)、不正に扉を開けての操作は行い難くなる。
さらに、特に図示しないが、電源ユニット4の内部には、カバー65の開閉を検知するためのカバー開閉検知装置69(図4参照)が設けられている。このカバー開閉検知装置69は、例えば上覆蓋板64b又は下覆蓋板64cの、正面板65aと反対側の端部が、最も奥側に位置したとき(閉じたとき)、あるいは逆に最も外側に位置したとき(開いたとき)にこれを検知するリミットスイッチやフォトセンサなどの検知装置とすることができる。すなわち、カバー65が予め定められた角度だけ開いた場合に、カバー開閉検知装置69がカバーの開放を検知するようになっている。カバー65の回動角度は、少なくとも、正面板65aの裏面(閉じたときタイミングランプ64と対向する面)が電源ユニット4の正面と面一(平行)状態から、電源ユニット4の正面に対して直角若しくは鈍角となる位置まで回動する程度とするのが好ましい。そして、カバー開放検知がなされると、タイミングランプ64の点滅が開始される。
ところで、前記カバー65は、設定変更時に手動で開くものとしてもよいが、下扉40の開放と連動して自動的に開放するように形成してもよいものである。例えば、回転軸67にコイルバネを設けて常時カバー65を開く方向に付勢しておき、閉扉時は扉に当接してカバー65は閉じているが、下扉40をある程度開くと、バネの反発力によりカバー65が回動して開き、タイミングランプ64が視認可能となるようにすることができる。
さらに、指示表示装置66の「表示部」としては、前記タイミングランプ64に限られない。例えば、図3(B)に示すように、ドラム状の回転体の表面に、ON、OFFなどの表示がなされている回胴表示装置68を設けてもよい。そして、正面側に表示される文字に合わせてスイッチ操作を行うように形成してもよいものである。この他にも、スイッチ操作のタイミングを視覚で報知可能な形態であれば、どのような表示部を設けても構わない。
(設定変更操作手順)
本実施の形態に係るスロットマシンSの設定変更の操作手順を説明する。
(1)設定変更許可処理(設定変更の開始)
まず、電源スイッチ63をOFFにして、設定キースイッチ62に所定のキーを差し込んでONにする。それから電源スイッチ63をONにすることにより、スロットマシンSが設定変更モードに切り替わる。このとき、複数の数値表示部32のうちいずれかの数値表示部32に、現在の設定値が、例えば「−3−」のように表示される。
(2)設定変更処理(設定値の選択)
次に、カバー65を所定位置まで開くと、タイミングランプ64が所定のパターンで点滅を開始する。そこで、その点滅パターンの示す操作タイミングに合わせて、設定変更スイッチ61を操作することにより、設定値が変更される。タイミングがずれていると、エラーになる。変更後の設定値は、数値表示部32に表示される。
(3)設定変更確定処理(設定値の確定)
数値表示部32に設定したい数値が表示されたら、スタートスイッチ47を押下する。このスタートスイッチ47の操作は、タイミングランプ64の点滅に合わせて行わなければならない。これにより、設定値が確定し、数値表示部32の表示が、例えば「5」のように、設定が確定されたことを示す表示に変わる。
(4)遊技開始許可処理(設定変更の終了)
最後に、設定キースイッチ62をOFFに戻す。この設定キースイッチ62の操作も、タイミングランプ64の点滅パターンに合わせて行わなければならない。これにより、設定変更モードが遊技モードに切り替わり、数値表示部32に表示されていた設定値が消灯する。
(スロットマシンの設定変更制御)
次に、スロットマシンSの設定変更制御について説明する。
本実施の形態においては、スロットマシンSの設定変更は、設定変更装置60の操作又は作動に基づいて、制御装置20に設けられた設定変更手段110が制御する。
(制御装置20)
ここで、制御装置20の概略を説明する。
制御装置20は、スタートスイッチ47及びストップスイッチ48の操作により、回転リール23の回転及び停止を制御するための遊技制御装置20Aと、遊技制御装置20Aからの諸信号に基づいて演出を行わせるための演出制御装置20Bを有している。
そして、遊技制御装置20Aは、通常遊技を制御するための通常遊技制御手段70、特別遊技を制御するための特別遊技制御手段80、当選に係る抽選を行うための当選抽選手段90、指示表示装置66を制御するための指示表示制御手段100、遊技の設定を変更するための設定変更手段110を有している。遊技制御装置20Aとしては、上記以外の手段を有していてもかまわない。
演出制御装置20Bは、演出用のランプ33やスピーカ49等の表示装置を制御するためのものである。
(入力段)
前記制御装置20の入力段には、図4に示すように、投入スイッチ41、ベットスイッチ45、精算スイッチ46、スタートスイッチ47、ストップスイッチ48、設定キースイッチ62、設定変更スイッチ61、電源スイッチ63、カバー開閉検知装置68、の9つのパーツが接続されている。なお、入力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
(出力段)
前記制御装置20の出力段には、図4に示すように、リールユニット23、ホッパーユニット5、数値表示部32、タイミングランプ64、演出表示装置50(ランプ33及びスピーカ49及び画像表示部34)、の5つのパーツが接続されている。なお、出力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
以下、遊技制御装置20Aの各手段のうち、当選抽選手段90、指示表示制御手段100、設定変更手段110について、詳細に説明する。
(当選抽選手段90)
当選抽選手段90は、乱数を用いて当選に関する抽選を行うものである。そして、当選抽選手段90による抽選の結果、所定の当選役に当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール23の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞の態様と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
上記当選抽選手段90は、図4に示すように、大別すると、以下の手段を有している。
(1)抽選テーブル91
(2)判定手段92
(3)設定値対応抽選テーブル取得手段93
なお、当選抽選手段90としては、上記手段に限定されるものではない。
(抽選テーブル91)
抽選テーブル91は、乱数発生手段が発生する乱数の全領域中に、各当選項目の当選領域を有するものである。すなわち、各当選役についての「当選」の領域と、「ハズレ」の領域を有している。
そして、この抽選テーブル91は、特に図示しないが、各々の設定毎に、通常遊技用、特別遊技用などの複数の抽選テーブル91が設けられていて、これらの抽選テーブル91の当選確率を平均したものが、各設定の当選確率となる。従って、設定を変更するときには、設定毎に設けられた前記複数の抽選テーブル91のグループをまるごと変更することになる。
(判定手段92)
判定手段92は、乱数抽出手段が抽出した抽出乱数データと、前記抽選テーブル91を対比し、当選の判定を行うためのものである。具体的には、乱数発生手段がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データと、前記抽出乱数データとを照合し、当該抽出乱数データが所定の当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、当該抽出乱数データがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をするものである。
(設定値対応抽選テーブル取得手段93)
設定値対応抽選テーブル取得手段93は、設定値に応じた抽選テーブル91のグループからなる設定値対応抽選テーブルを取得するためのものである。すなわち、以下に述べる設定変更手段110からの出力信号に応じ、各設定値毎に設けられた設定値対応抽選テーブルを選択可能に形成されている。そして、設定値対応抽選テーブル取得手段93の取得した設定値対応抽選テーブルに係る抽選テーブル91を用いて前記判定手段92が当選判定を行う。
(指示表示制御手段100)
指示表示制御手段100は、カバー開閉検知装置69からの信号に基づいて、タイミングランプ64の点滅を制御するためのものである。すなわち、指示表示制御手段100は、操作スイッチの操作タイミングを決定するためのものである。そして、特に図示しないが、タイミングランプ64による複数のタイミング表示パターンを記憶していると共に、これらの中からいずれか1の点滅パターンを抽選により決定するためのパターン抽選手段を有している。そして、カバー開閉検知装置69がカバー65の開放を検知した場合には、カバー開放フラグを成立させ、前記パターン抽選手段が抽選により決定した点滅パターンで、タイミングランプ64を点滅させるものである。
ここで、カバー開放フラグとは、カバー65が開いていることを記憶しておくためのメモリに立てたビットであり、カバー開放フラグが成立している場合に限り、タイミングランプ64の点滅を行うようになっている。
次に、タイミングランプ64の点滅パターンの抽選の一例を示す。
図2(B)に示す3つのタイミングランプ64A,64B,64Cは、この順序で点灯するものであり、大ランプ64Cが点灯している間に設定変更装置60のいずれかのスイッチ操作がなされると、当該操作は有効なものとして扱われることが予め定められている。そして、指示表示制御手段100は、その点灯間隔のパターンとして、「1秒」、「1.5」秒、「2秒」のデータを記憶しており、この中から1の点灯間隔をランダムに抽選する。そして、まず小ランプ64Aを例えば3秒間点灯させた後、抽選で決定した点灯間隔をあけて中ランプ64Bを3秒間点灯させる。さらに、抽選で決定した点灯間隔をあけた後、大ランプ64Cを5秒間点灯させる。一回の点滅パターン終了後は、終了毎に再度抽選を行い、所定の遊技開始許可処理(設定キースイッチ62OFF)がなされるまで点滅パターンをループさせる。
この他、各ランプの点灯順番や、点灯時間などを抽選により決定するようにしてもよい。図3(A)に示すようにタイミングランプ64を一つ設けた場合も、点灯時間、点滅間隔を抽選により決定することかできる。
このように、点滅パターンを固定しないことにより、実際にタイミングランプ64を視認しながらスイッチ操作をしないと設定変更ができず、前扉3を僅かに開けて異物を挿入してスイッチ操作を行うことは、ほとんど不可能となる。
なお、指示表示装置66の表示部として、図3(B)に示す回胴表示装置68を設けた場合のタイミング表示パターンとしては、カバー65の開放検知とともに回胴表示装置68が回転し、「ON」の文字が正面に位置したところで、例えば設定変更スイッチ61や設定変更確定入力装置としてのスタートスイッチ47を操作すると、当該操作が有効となり、「OFF」の文字が正面に位置したところで、設定キースイッチ62を操作すると、設定変更モードが終了するように形成することができる。そして、この「ON」「OFF」の表示順序や停止時間を、抽選により決定するようにしてもよい。
(設定変更手段110)
設定変更手段110は、設定変更装置60からの操作信号に基づき、遊技の設定を変更するためのものである。そして、設定変更手段110は、図4に示すように、以下の手段を有している。
(1)操作信号有効化手段111
(2)設定変更許可手段112
(3)設定値変更手段113
(4)設定値確定手段114
なお、設定変更手段110としては、上記(1)乃至(4)の手段に限られない。
(操作信号有効化手段111)
操作信号有効化手段111は、操作スイッチの操作信号を受信すると共に、その操作スイッチが前記指示表示制御手段100の決定した操作タイミングで操作されたか否かを判定し、所定のタイミングで操作された場合には当該操作を有効とし、そうでない場合には当該操作を無効にすると共に、所定のエラー表示を行わせるためのものである。
例えば、前述の例で、タイミングランプ64の大ランプ64Cが点灯中に行うスイッチ操作を有効なものとして扱う設定となっている場合、設定スイッチ61、設定キースイッチ62、あるいはスタートスイッチ47の操作信号を、大ランプ64Cの点灯中に受信したかどうかを判定する。それらのスイッチが所定のタイミングで操作されたと判断した場合には、操作信号有効化手段111は、上記(3)(4)の各手段に当該操作信号を出力し、上記(3)(4)の各手段は、各スイッチの操作信号に基づき所定の設定変更制御を行う。一方、所定のタイミングでスイッチ操作がなされなかったと判断した場合には、操作信号を上記(3)(4)の各手段に出力しない(無効にする)ので、上記(3)(4)の各手段は設定変更制御を行わない。また、所定のタイミングでスイッチ操作がなされなかった場合には、操作信号有効化手段111は、エラー要請信号を出力し、これに基づいて数値表示部32や、演出表示装置50が所定のエラー表示を行う。
(設定変更許可手段112)
設定変更許可手段112は、設定変更許可処理を行うための手段、すなわち、設定キースイッチ62からの信号に基づき、設定変更操作や操作に基づく設定変更に関する制御を可能とさせるためのものである。
具体的には、設定キースイッチ62がONである信号を受信した場合に、スロットマシンの状態を遊技モードから設定変更モードに切り替え、設定変更スイッチ61の操作により実際に設定変更が可能となるように制御を行う。また、設定値の数値表示部32への表示も可能とさせる。
なお、設定変更許可手段112は、設定キースイッチ62がOFFとなることにより設定変更モードを遊技モードに切り替える、遊技開始許可処理を行うための手段としても機能するものである。だだしこの場合、設定変更許可手段112は、カバー開放フラグが成立していない場合には作動しない。すなわち、指示表示装置66のカバー65が閉じたまま、あるいは十分に開放されていない状態(カバー開放検知装置69が開放検知していない状態)で設定キースイッチ62をOFFにしても、設定変更モードは終了しない。
(設定値変更手段113)
設定値変更手段113は、設定変更処理を行うための手段、すなわち、設定変更スイッチ61からの出力信号に基づき、設定に係る数値を変更するためのものである。
具体的には、設定変更スイッチ61が操作され、その操作信号を受信した場合に、1乃至6までの数値のなかから一の数値を決定し、記憶するものである。例えば、設定変更スイッチ61の操作信号を受信するたびに記憶されている数値を順次インクリメントしてゆく。すなわち、設定変更前の設定値が例えば「3」であった場合、設定変更スイッチ61の押圧毎に、「4」「5」「6」と記憶する数値を変え、「6」の次には「1」を記憶する。
また、設定値変更手段113が記憶した数値は、数値表示部32に表示される。
なお、設定値変更手段113は、カバー開放フラグが成立していない場合には作動しない。すなわち、指示表示装置66のカバー65が開いていない状態で設定変更スイッチ61を操作しても、設定変更はできない。
(設定値確定手段114)
設定値確定手段114は、設定変更確定処理を行うための手段、すなわち、設定変更確定入力装置としてのスタートスイッチ47のからの出力信号に基づき、設定に係る数値を確定するためのものである。
具体的には、スタートスイッチ47が操作され、その操作信号を受信した場合に、前記設定値変更手段113が記憶している設定値を、設定に係る数値として決定し、当該数値データを当選抽選手段90に送出する。なお、この数値データに基づいて、設定値対応抽選テーブル取得手段93が設定値に対応する設定値対応抽選テーブルを選択し、使用可能とすることにより、設定変更が行われたものとなる。
なお、設定値確定手段114は、カバー開放フラグが成立していない場合には作動しない。すなわち、指示表示装置66のカバー65が開いていない状態でスタートスイッチ47を操作しても、設定の確定はできない。
(設定変更制御)
次に、上記構成を有するスロットマシンSの、設定変更制御の流れを、図5乃至図9のフローに基づき説明する。
まず、電源スイッチ63をONにすることにより、設定変更制御がスタートする。
図5におけるステップ100において、設定キースイッチ62がONとなっているかどうかを判断する。設定キースイッチ62がONでない場合には、そのまま設定変更制御を終了する。すなわち、電源スイッチ63がOFF状態の時に設定キースイッチ62をONにしておかないと、設定変更モードに移行しない。設定キースイッチ62がONである場合には、次のステップ101に進む。
ステップ101において、数値表示部32に、スロットマシンSの現在の設定値を表示する。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、指示表示装置66のカバー65が開放されることにより、指示表示制御手段100に基づく指示表示処理が行われる。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、設定変更スイッチ61の操作に基づく設定変更処理が行われる。そして次のステップ104に進む。
ステップ104において、スタートスイッチ47の操作に基づく設定変更確定処理が行われる。そして次のステップ105に進む。
ステップ105において、確定した設定値を数値表示部32に表示する。そして次のステップ106に進む。
ステップ106において、設定キースイッチ62の操作に基づく遊技開始許可処理が行われる。そして次のステップ107に進む。
ステップ107において、数値表示部32の設定値の表示を消灯する。そして設定変更制御を終了する。
上記ステップ102の指示表示処理について、図6のフローに基づき説明する。指示表示処理は、設定キースイッチ62がON状態で電源スイッチ63がONとなることにより開始される。
図6のステップ200において、カバー開閉検知装置69がカバー開放検知をしているかどうかを判断する。カバー開放検知がされない場合には、ステップ200に戻る。カバー開放検知がされている場合には、次のステップ201に進む。
ステップ201において、カバー開放フラグを成立させる。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、タイミングランプ64の点灯間隔の抽選を行う。そして次のステップ203に進む。
ステップ203において、抽選により決定した点灯間隔で、タイミングランプ64の点滅を行う。そして、所定の点滅パターンを一回終了したら、次のステップ204に進む。
ステップ204において、カバー閉鎖検知があるか、すなわちカバー開閉検知手段69がカバー65が閉じたことを検知したかどうか(開放検知が無くなったかどうか)を判断する。カバー閉鎖検知が無い場合には、ステップ202に戻る。すなわち、カバー65が閉じられない限り、タイミングランプ64に、一回ごとに異なるパターンで点滅表示を行わせる。一方、カバー閉鎖検知がある場合には、次のステップ205に進む。
ステップ205において、カバー開放フラグの取り消しを行う。そして、指示表示処理を終了する。
上記ステップ103の設定変更処理について、図7のフローに基づき説明する。設定変更処理は、上記指示表示処理と同様に、設定キースイッチ62がON状態で電源スイッチ63がONとなることにより開始される。
図7のステップ300において、設定変更スイッチ61が操作されたかどうかを判断する。設定変更スイッチ61が操作されない場合には、ステップ300に戻る。設定変更スイッチ61が操作された場合には、次のステップ301に進む。
ステップ301において、カバー開放フラグが成立しているかどうかを判断する。カバー開放フラグがない場合には、所定のエラー処理を行うと共に、設定変更制御を終了する。すなわち、カバー65を閉じたまま設定変更スイッチ61を操作しても、設定変更操作はできない。一方、カバー開放フラグがある場合、すなわちカバー65が十分開いている場合には、次のステップ302に進む。
ステップ302において、前記設定変更スイッチ61の操作は、指示表示装置66に指示表示された時間内になされたかどうかを判断する。そして、表示された所定のタイミングで操作されていた場合には、次のステップ303に進む。
ステップ303において、設定変更スイッチ61の操作を有効化する。すなわち、操作信号有効化手段111が設定値変更手段112に設定変更スイッチ61の操作信号を出力する。そしてステップ305に進む。
ステップ305において、変更された設定値を数値表示部32に表示させる。そしてステップ306に進む。
前記ステップ302において、設定変更スイッチ61の操作が、指示表示装置66に指示表示された時間内になされていないと判断した場合には、ステップ304に進む。
ステップ304において、所定のエラー処理がなされる。この場合のエラーは、設定変更スイッチ61の操作タイミングがずれているため、設定値の変更ができないことを知らせるための報知、つまり、やり直し警告である。そして、ステップ306に進む。
ステップ306において、設定変更スイッチ61が操作されたかどうかを判断する。設定変更スイッチ61が操作された場合には、ステップ302に戻る。すなわち、スイッチ操作が無効になってやり直す場合には、数値表示部32の表示が変更されないまま、次のスイッチ操作の有無を判断するものとなる。一方、設定変更スイッチ61が操作されない場合には、次のステップ307に進む。
ステップ307において、設定変更確定スイッチ、すなわちスタートスイッチ47が操作されたかどうかを判断する。スタートスイッチ47の操作がされない場合には、ステップ306に戻る。つまり、設定の確定の意思表示をしない限り、設定変更制御が継続する。スタートスイッチ47が操作された場合には、設定変更制御を終了する。
上記ステップ104の設定変更確定処理について、図8のフローに基づき説明する。設定変更確定処理は、設定変更確定スイッチとしてのスタートスイッチ47の操作により開始される。
図8のステップ400において、カバー開放フラグが成立しているかどうかを判断する。カバー開放フラグがない場合には、所定のエラー処理を行うと共に、設定変更制御を終了する。すなわち、カバー65を閉じたままスタートスイッチ47のを操作しても、設定の確定操作はできない。一方、カバー開放フラグがある場合、すなわちカバー65が十分開いている場合には、次のステップ401に進む。
ステップ401において、前記ステップ307のスタートスイッチ47の操作は、指示表示装置66に指示表示された時間内になされたかどうかを判断する。そして、表示された所定のタイミングで操作されていた場合には、ステップ402に進む。
ステップ402において、スタートスイッチ47の操作を有効化する。すなわち、操作信号有効化手段111が設定値変更確定手段113にスタートスイッチ47の操作信号を出力する。これにより、変更された設定値が、スロットマシンSの設定値として確定される。そして、設定変更確定処理を終了する。
前記ステップ401において、スタートスイッチ47の操作が、指示表示装置66に指示表示された時間内になされていなかった場合には、ステップ403に進む。
ステップ403において、所定のエラー処理(やり直し警告)がなされる。そして次のステップ404に進む。
ステップ404において、スタートスイッチ47が操作されたかどうかを判断する。スタートスイッチ47が操作されない場合には、ステップ404に戻る。一方、スタートスイッチ47が操作された場合には、ステップ401に戻る。すなわち、スタートスイッチ47が指示表示通りに操作されない限り、スタートスイッチ47を操作しても設定変更が確定しない。
次に、上記ステップ106の遊技開始許可処理について、図9のフローに基づき説明する。遊技開始許可処理は、前記ステップ404の設定変更確定スイッチ有効化に基づき開始される。
図9のステップ500において、設定キースイッチ62がOFFになったかどうかを判断する。設定キースイッチ62がOFFでない場合には、ステップ500に戻る。設定キースイッチ62がOFFになった場合には、次のステップ501に進む。
ステップ501において、カバー開放フラグが成立しているかどうかを判断する。カバー開放フラグがない場合には、所定のエラー処理を行うと共に、設定変更制御を終了する。すなわち、カバー65を閉じたまま設定キースイッチ62の操作をしても、遊技モードに切り替わらない。一方、カバー開放フラグがある場合、すなわちカバー65が十分開いている場合には、次のステップ502に進む。
ステップ502において、設定キースイッチ62の操作は、指示表示装置66に指示表示された時間内になされていたかどうかを判断する。そして、表示された所定のタイミングで操作されていた場合には、ステップ503に進む。
ステップ503において、カバー開放フラグの取り消し、及び指示表示装置66による指示表示を停止させる。この場合、カバー65を閉じていなくても、カバー開放フラグを取り消して、指示表示のループを終了させる。そして、遊技開始許可処理を終了する。
前記ステップ502において、設定キースイッチ62の操作が、指示表示装置66に指示表示された時間内になされていない場合には、ステップ504に進む。
ステップ504において、所定のエラー処理(やり直し警告)がなされる。そして次のステップ505に進む。
ステップ505において、設定キースイッチ62がONからOFFにされたかどうかを判断する。設定キースイッチ62が操作されない場合には、ステップ505に戻る。一方、設定キースイッチ62が操作されてOFFになった場合には、ステップ502に戻る。すなわち、設定キースイッチ62が指示表示通りにOFFにされない限り、設定キースイッチ62を操作しても設定変更モードは終了しない。
このように、本実施の形態によれば、設定変更のためのスイッチ操作は、指示表示装置66の表示に従わないと有効な操作として扱われず、その指示表示装置66は、前扉3開放しかつカバー65を開放しないと視認できないように形成されている。従って、前扉3を僅かに開いて不正に設定変更操作をしようとしても、指示表示装置66が見えず、そもそもカバー65が開放されなければスイッチ操作も有効化しないため、いわゆる設定変更ゴトを行うことはほぼ不可能である。
なお、本実施の形態では、指示表示装置66の表示に従うスイッチ操作を、設定変更処理、設定変更確定処理、遊技開始許可処理の3つのステップで要求されるものとしたが、これらのうちいずれか1つあるいは2つのステップで、指示表示が行われるようにしてもよい。さらに、上記の他に、設定変更許可処理について、指示に従うスイッチ操作を要求してもよいものである。この場合には、スロットマシンSの電源スイッチ63をOFFにした後、カバー65を開き、次に電源スイッチ63をONにするとカバー開放フラグが成立してタイミングランプ64の点滅が開始するので、設定キースイッチ62をONとするタイミングをそれにあわせて行うこととなる。このように、設定変更操作のうちいずれかの段階で、指示に従う操作を要求するだけでも、ゴト防止効果は十分得られるので、正規の設定変更作業をいたずらに煩雑にすることもない。
本発明は、分離型スロットマシンに限らず、分離型でないスロットマシンにも使用できるものである。また、スロットマシン以外の遊技機、例えば、遊技メダルの代わりにパチンコ球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に利用することができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、電源ユニットの平面図及び正面図である。 本発明の実施の形態であって、指示表示装置の斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御装置の入力及び出力の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御のうち、設定変更制御の概略を示すフローである。 本発明の他の実施の形態であって、設定変更制御のうち、指示表示処理を示すフローである。 本発明の他の実施の形態であって、設定変更制御のうち、設定変更処理を示すフローである。 本発明の他の実施の形態であって、設定変更制御のうち、設定変更確定処理を示すフローである。 本発明の他の実施の形態であって、設定変更制御のうち、遊技開始許可処理を示すフローである。
符号の説明
S スロットマシン 1 筐体
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット
10 固定装置 11 開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板
20 制御装置 20A 遊技制御装置
20B 演出制御装置 21 支持体
22 リールユニット 23 回転リール
30 上扉 31 図柄表示窓
32 数値表示部 33 ランプ
34 画像表示部
40 下扉 41 投入スイッチ
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 鍵穴 45 ベットスイッチ
46 精算スイッチ 47 スタートスイッチ
48 ストップスイッチ 49 スピーカ
50 演出表示装置 60 設定変更装置
61 設定変更スイッチ 62 設定キースイッチ
63 電源スイッチ 64 タイミングランプ
65 カバー 66 指示表示装置
67 回転軸 68 回胴表示装置
69 カバー開閉検知装置 70 通常遊技制御手段
80 特別遊技制御手段 90 当選抽選手段
91 抽選テーブル 92 判定手段
93 設定値対応抽選テーブル取得手段 100 指示表示制御手段
110 設定変可手段 111 操作信号有効化手段
112 設定変更許可手段 113 設定値変更手段
114 設定値確定手段 200 店操作部

Claims (4)

  1. 正面側に開口する筐体と、
    筐体の正面開口を閉塞可能かつ開閉自在とする前扉と、
    遊技機の制御を行うための制御装置と、
    遊技の設定を変更するために操作する入力操作装置とを少なくとも有する遊技機において、
    前記入力操作装置として、
    設定変更可能な状態にするための設定変更許可入力装置、
    設定変更許可後に設定変更を行うための設定変更入力装置、
    設定変更入力装置により入力した設定値を確定するための設定変更確定入力装置、
    及び設定変更処理を終了させ遊技機を遊技可能な状態とするための遊技開始許可入力装置を備え、
    前記筐体内部には、表示部に所定の表示を表示させることにより前記入力操作装置の操作タイミングを視覚により報知するための指示表示装置を備え、
    前記制御装置は、前記入力操作装置の入力に基づいて遊技の設定を変更するための設定変更手段と、前記指示表示装置の作動を制御するための指示表示制御手段とを備え、
    前記設定変更手段は、前記入力操作装置のうちいずれか1つ又は複数の入力操作装置の操作タイミングが、前記指示表示装置の表示する指示に合致した場合には、前記入力操作装置の操作入力に基づいて設定変更に関する処理を行い、前記入力操作装置の操作タイミングが、前記指示表示装置の表示する指示と合致しない場合には、当該操作入力を無効にするように形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記指示表示制御手段は、前記入力操作装置の操作タイミングに係る複数の報知態様の中から、実行すべき一の態様を抽選により決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記指示表示装置の表示部は、前記前扉の略全開時にその表示が視認可能となる場所に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記指示表示装置に、開閉により前記表示部を露出又は隠蔽可能なカバーと、このカバーの開閉を検知するためのカバー開閉検知装置とを設け、
    前記指示表示装置は、前記カバー開閉検知装置のカバー開放検知時に、前記表示部の表示を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
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