JP4721187B2 - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン Download PDF

Info

Publication number
JP4721187B2
JP4721187B2 JP2006214870A JP2006214870A JP4721187B2 JP 4721187 B2 JP4721187 B2 JP 4721187B2 JP 2006214870 A JP2006214870 A JP 2006214870A JP 2006214870 A JP2006214870 A JP 2006214870A JP 4721187 B2 JP4721187 B2 JP 4721187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control means
sub
slot machine
opening
front mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006214870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008036158A (ja
Inventor
純一 吉野
和也 潮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Original Assignee
Sammy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2006214870A priority Critical patent/JP4721187B2/ja
Publication of JP2008036158A publication Critical patent/JP2008036158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4721187B2 publication Critical patent/JP4721187B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、不正操作が行われたときには、迅速に、その旨を出力(報知ないし警告)するスロットマシンに関するものである。
従来より、スロットマシンに対して、不正操作が行われてしまう場合がある。例えば、スロットマシンの出玉率を定める設定値を変更されてしまう場合がある。
この対策として、例えば特許文献1に記載されているように、前面扉が閉状態のときに設定変更が行われたときは、その設定変更を無効とする技術が知られている。
特開2004−135843号公報
しかし、前述の従来の技術において、設定変更を無効にするだけでは、不正操作の抑制にはならないという問題がある。すなわち、不正操作が発見されなければ、何度でも不正操作を行うことができてしまうという問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、不正操作が行われたときには、その不正を発見しやすくすることで、不正操作を抑制することである。
請求項1の発明は、遊技機器を内部に収容した基体部と、前記基体部の前面を覆うように取り付けられるとともに、前記基体部の前面を開閉可能としたフロントマスク部と、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、遊技中における演出の出力を制御するサブ制御手段と、前記フロントマスク部の開閉を検知する開閉検知手段と、前記基体部内に配置されており、前記フロントマスク部を開放した状態で操作されるものであって、スロットマシンの出玉率を定める設定値を設定するときに操作される設定値操作手段とを備え、前記メイン制御手段は、前記設定値操作手段の所定の操作が行われ、かつ、電源を切断して再投入された場合において、これらの操作が前記開閉判別手段により前記フロントマスク部が開状態であると検知された場合に行われたときは、設定変更可能な設定変更モードでの立ち上げ処理を行うように制御し、前記設定値操作手段の所定の操作が行われ、かつ、電源を切断して再投入されたが、これらの操作が前記開閉判別手段により前記フロントマスク部が閉状態であると検知された場合に行われたときは、前記設定変更モードには移行せずに、通常の電源立上げ処理を行って通常遊技状態に移行するように制御するとともに、不正操作が行われた旨の不正検出コマンドを前記サブ制御手段に送信し、前記サブ制御手段は、前記不正検出コマンドを受信したときは、不正操作が行われた旨の情報を出力するように制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記開閉検知手段は、前記フロントマスク部の開閉を検知する開閉検知センサを備え、前記開閉検知センサのオン/オフの状態に基づいて、前記フロントマスク部の開閉を検知することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記開閉検知手段は、前記フロントマスク部の開閉を検知する開閉検知センサと、前記開閉検知センサの検知結果を記憶するメモリとを備え、前記開閉検知手段は、前記開閉検知センサのオン/オフの状態、及び前記メモリに記憶されている検知結果に基づいて、前記フロントマスク部の開閉を検知することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記サブ制御手段は、不正操作が行われた旨の情報を出力するときは、所定時間継続して出力するように制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記メイン制御手段は、前記サブ制御手段に対し、出力すべき演出に応じた演出コマンドを前記サブ制御手段に送信し、前記サブ制御手段は、不正操作が行われた旨の情報を出力しているときに前記演出コマンドを受信したときは、その演出コマンドに基づく処理を行うが、不正操作が行われた旨の情報の出力を継続するように制御することを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、フロントマスク部が開状態であるときに設定値操作手段の所定の操作が行われ、かつ、電源を切断して再投入されたときは、設定変更モードでの立ち上げ処理を行うが、フロントマスク部が閉状態であるときに設定値操作手段の所定の操作が行われ、かつ、電源を切断して再投入されたときは、設定変更モードには移行せずに通常の電源立上げ処理を行って通常遊技状態に移行するとともに、不正操作が行われた旨の不正検出コマンドをサブ制御手段に送信する。そして、サブ制御手段は、不正検出コマンドを受信したときは、不正操作が行われた旨の情報を出力するように制御する。
なお、本発明における設定値操作手段は、以下の実施形態では、設定キー挿入口101bに挿入された設定キー15に相当し、設定値操作手段の操作は、設定キー挿入口101bに挿入された設定キー15を回転させる操作に相当する。
さらに、以下の実施形態において、設定値の変更操作については、設定キー挿入口101bに挿入された設定キー15の回転のほか、電源スイッチ101aのオン/オフ、設定変更スイッチ45の操作、及びスタートスイッチ41の操作が必要である。
本発明によれば、フロントマスク部が閉状態のときに設定変更が行われたときは、設定変更モードには移行せずに通常の電源立上げ処理を行って通常遊技状態に移行するとともに、不正操作が行われた旨の情報を出力するので、フロントマスク部が閉状態のままでは設定変更を行うことができないようにし、さらに、不正操作が行われたことを周囲に知らしめることができる
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
なお、本明細書(及び特許請求の範囲)において、「不正」とは、正しくないこと、正義に反することを意味し、「異常」とは、正常に反する語であって、通常とは違っている(異なっている)ことを意味する。
また、「エラー」とは、不正と異常との双方を含む意味で使用する。
さらにまた、本明細書(及び特許請求の範囲)において、「遊技中」とは、スタートスイッチ41が操作されてから、全てのリール31が停止するまで(役が入賞した場合にあっては、メダルの払出しが終了するまで)を意味する。
図1は、本実施形態のスロットマシン10の全体を示す前面の正面図である。また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられたフロントマスク部12とから構成されている。
基体部11は、木材等を組み立てて、前面を開口した箱形に形成したものであり、内部に遊技機器を収納したものである。本実施形態では、基体部11内部の下方部には、電源ユニット101と、メダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置102とが設けられている。そして、電源ユニット101及びメダル払出し装置102の上方部に支持板103が設けられ、この支持板103上にリール31が搭載されている。
各リール31の回転中心部には、それぞれ(ステッピング)モータ32(図示せず)が連結されており、このモータ32の駆動制御によって各リール31が個別に回転するようになっている。
一方、フロントマスク部12は、基体部11の前面を覆うようにして、基体部11に開閉可能に取り付けられたものである。そして、このフロントマスク部12には、図1に示すように、その前面側(遊技者側)に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42や、メダル投入口43、メダル受け皿14等が配置されている。
また、フロントマスク部12のほぼ中央部には、透明な表示窓13が設けられている。そして、この表示窓13から、基体部11の内部のリール31が透視できるようになっている。
さらに、各リール31の外周面には、複数の図柄(役を構成する図柄等)を印刷したリールテープがそれぞれ貼り付けられている(図1参照)。各リール31には、リールテープによって21個の図柄が表示されており、図1に示すフロントマスク部12の表示窓13からは、各リール31において上下に連続する3つの図柄が見えるようになっている。そのため、表示窓13からは、3つのリール31の合計9個の図柄が透視できることとなる(図1参照)。
また、図1に示すように、各リール31の停止時における図柄の組合せラインとなる有効ラインは、水平方向上段、中段、及び下段と、右下がり及び右上がりの斜め方向の各ラインの合計5本となっている(図1中、2点鎖線部)。
また、フロントパネル部12の上方部には、画像表示装置23が取り付けられているとともに、その両側に、スピーカ22が配置されている。さらに、フロントパネル部12の略中央部の両端部及び最上部には、ランプ(LED)21が取り付けられている。
また、基体部11の内部において、リール31の上方部には、メイン制御基板104が配置されている。このメイン制御基板104は、遊技の進行等の全体を統括制御する制御基板であり、図示しないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技用等のデータを一時的に記憶するRAM等を備えたものである。なお、メイン制御基板104は、不正を防止するため、ケース内に収容された後にかしめされ、封印されている。
一方、フロントマスク部12の裏面側には、サブ制御基板105が設けられている。サブ制御基板105は、遊技中における演出を制御する基板であって、ランプ21の点灯、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23による画像の表示等の制御を行うものであり、演算等を行うCPU、演出プログラム及び演出用のデータを記憶したROM、各種のデータを一時的に記憶するRAM等を備えている。なお、サブ制御基板105は、メイン制御基板104の下位に属する基板であり、メイン制御基板104とは、図示しないハーネスによって電気的に接続されている。そして、メイン制御基板104からサブ制御基板105に対して信号やコマンドが送信されるようになっている。
図3は、本実施形態のスロットマシン10による制御の概略を示すブロック図である。図3において、スロットマシン10は、役の抽選、各リール31の駆動制御、入賞時の払出し等といった遊技の進行を制御するメイン制御手段60と、演出の出力を制御するサブ制御手段80とを備えている。
メイン制御手段60は、上述のメイン制御基板104上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。また、サブ制御手段80は、上述のサブ制御基板105上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。
そして、メイン制御手段60の入力側(図3中、左側)には、第1に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチである。
また、スタートスイッチ41は、各リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
また、メイン制御手段60の入力側には、第2に、メダル検知センサ44、設定変更スイッチ45、及び開閉検知センサ61aが電気的に接続されている。
メダル検知センサ44は、メダル投入口43から投入されたメダルの通路に配置されており、1枚ずつ、メダルの通過を検知することで、メダルが投入されたことを検知するものである。
また、設定変更スイッチ45は、ボタン状に形成され、スロットマシン10の設定値を変更するときに操作されるものである(図2参照)。設定値は、設定1から設定6までの6段階有し、設定値が高くなるほど特別役の当選確率が高くなるように(出玉率が高くなるように)設定されている。
さらにまた、開閉検知センサ61aは、後述する開閉検知手段61の一部を構成するものであり、フロントマスク部12の開閉を検知するセンサである。例えば、フロントマスク部12が開状態であるときはオフとなり、フロントマスク部12が閉状態であるときはオンとなるように配置されている。
さらに、メイン制御手段60の出力側(図3中、右側)には、第1に、モータ32、及びクレジット表示部33が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであって、各リールごとに3つ設けられている。モータ32は、リール31の軸部に連結されている。
また、クレジット表示部33は、メダルの貯留枚数をセブンセグメントによって表示するものである。メダルの貯留枚数は、0枚から50枚までの間で表示される(図1参照)。
さらにまた、メイン制御手段60の出力側(図3中、右側)には、第2に、メモリ61b、設定値表示部46、及びメダル検知センサ102aが電気的に接続されている。
メモリ61aは、後述する開閉検知手段61の一部を構成するものであり、電源がオフにされたときに、その時の開閉検知センサ61aの検知結果(オン/オフ)を記憶しておくものである。
また、設定値表示部46は、設定変更時に、現在の設定値を、例えばセブンセグメント表示するものである(図2参照)。
さらにまた、メダル検知センサ102aは、メダル払出し装置102の一部を構成するものであり、メダル払出し装置102から実際にメダルが払い出されたときに、メダルを1枚ずつ検知するものである。
また、サブ制御手段80の出力側(図3中、右側)には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23を備える。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、役の入賞時等の所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、図1で示したランプ21以外に、各リール31の内周側に配置されたバックライト(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらに、画像表示装置23は、本実施形態では液晶を用いた画像表示装置であり、演出の出力や、所定の遊技情報を画像表示するものである。
以下に、遊技の概要を説明する。
遊技者によって、図1に示すメダル投入口43からメダルが投入されるか、又はベットスイッチ40が操作され、次に、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60に入力され、リール制御手段64(後述)は、この信号に基づいてモータ32を駆動することで、全てのリール31が回転するように制御する。これにより、スタートスイッチ41の操作によって全リール31が回転し、表示窓13内において、各リール31の図柄が所定の速度で上下方向に移動表示される。
さらに、メイン制御手段60は、スタートスイッチ41が操作されたときは、スタートスイッチ41が操作された旨の信号をサブ制御手段80に送信する。これにより、サブ制御手段80は、この信号を受信し、サブ制御手段80の出力側(図3中、右側)に電気的に接続されたランプ21等を制御する(ランプ21の点灯の制御、スピーカ22からのサウンドの出力、及び画像表示装置23の画像制御を行う)。
また、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60に入力され、リール制御手段64は、モータ32を駆動して、操作されたストップスイッチ42に対応するリール31を停止させるように制御する。さらにまた、メイン制御手段60は、ストップスイッチ42が操作された旨の信号を受信すると、その旨の信号をサブ制御手段80に送信する。サブ制御手段80は、この受信した信号に基づいて、演出の出力を制御する。
そして、全てのリール31の停止時に、各リール31における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときに、成立役に応じたメダルの払出し等が行われることとなる。
続いて、電源ユニット101、メイン制御手段60、サブ制御手段80の詳細について説明する。
図3において、電源ユニット101は、メイン制御手段60及びサブ制御手段80と電気的に接続され、メイン制御手段60及びサブ制御手段80に電力を供給するものである。
また、電源ユニット101において、電源スイッチ101aは、電源のオン/オフを行うスイッチである(図2参照)。
さらにまた、電源ユニット101には、設定キー挿入口101bが形成されている(図2参照)。設定キー挿入口101bは、設定変更時(後述)に設定キー15が挿入される鍵穴である。
メイン制御手段60は、図3に示すように、以下の開閉検知手段61等を備える。
開閉検知手段61は、フロントマスク部12が開状態にあるか閉状態にあるかを検知するものである。開閉検知手段61は、電源がオンであるときは、開閉検知センサ61aのオン/オフ状態によって、フロントマスク部12の開閉を判別する。具体的には、開閉検知センサ61aがオフであるときは、フロントマスク部12開状態であると検知し、開閉検知センサ61aがオンであるときは、フロントマスク部12閉状態であると検知する。
また、電源が切断されたときは、その時点での開閉検知センサ61aの状態を、メモリ61bに記憶する。そして、電源が投入されたときは、メモリ61bに記憶されている情報(開閉情報)に基づいて、フロントマスク部12の開閉を検知する。
投入検知手段62は、メダルが投入されたことを検知するものであり、以下の2通りの方法で検知する。
先ず第1に、メダル投入口43からメダルが投入されたときは、メダル検知センサ44を通過するように形成されている。そして、メダル検知センサ44がメダルを検知すると、投入信号が投入検知手段62に送信される。これにより、投入検知手段62は、メダルが投入されたことを検知する。
また、第2に、ベットスイッチ40が操作されたときは、投入信号が投入検知手段62に送信される。これにより、投入検知手段62は、メダルが投入されたことを検知する。なお、ベットスイッチ40は、例えば、1枚投入用、2枚投入用、3枚(最大)投入用の3つが設けられており、いずれかのベットスイッチ40が操作されると、操作されたベットスイッチ40に対応する枚数の投入信号が投入検知手段62に送信される。
役抽選手段63は、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数又はソフトウェア乱数)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に対応する値を、役の当選確率を定めた役抽選テーブル63aと照合し、その値が属する範囲に対応する当選役(非当選を含む)を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で1〜65536)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが1〜65536の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオン(操作)された時に抽出する。そして、判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値が属する範囲に対応する役を当選役に決定する。
役抽選テーブル63aは、抽選される役の種類と各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル63aは、遊技状態(通常遊技の非内部中、通常遊技の内部中、特別遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル63aが設けられている。
各役抽選テーブル63aは、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
なお、図示しないが、各役の当選領域及び非当選領域は、出玉率の設定値(設定1〜設定6の6段階)ごと、及びメダルの投入枚数ごとに定められている。
リール制御手段64は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、停止位置決定テーブル64a(ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、リール31の停止位置、すなわちリール31の停止時における有効ライン上の図柄を定めたもの)を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段64は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
いいかえれば、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に対応する図柄の組合せができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、役の非当選時に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
払出し手段65は、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、メダルを自動投入するように制御する。
払出し手段65は、役が入賞すると、その入賞に対応する枚数のメダルの払出しを行う。この場合、クレジットが50未満である場合には、クレジットが50に到達するまでは、クレジットとして払い出す。払出し手段65は、所定枚数(役の入賞に対応する枚数)に到達するまでクレジットの加算処理を行う。これにより、クレジット表示部33の値が更新される。
また、クジレットが50に到達した後は、メダル払出し装置102を駆動して、実際にメダルを(メダル受け皿14に)払い出すように制御する。メダル払出し装置102を駆動すると、1枚のメダルが払い出されるごとに、メダル検知センサ102aによって検知される。そして、メダル検知センサ102aによって検知された(払い出された)メダルが、所定枚数(役の入賞に対応する枚数)に到達すると、メダル払出し装置102の駆動を停止するように制御する。
設定変更手段66は、スロットマシンの出玉率を定める設定値を変更・決定するためのものである。
本実施形態では、電源スイッチ101aを操作してオフにし、設定キー挿入口101aに設定キー15を差し込んで、時計回りに90度回転させる。この状態でオンとなり、電源を投入すると、設定変更モードとなる。したがって、この場合には、通常の立ち上げ処理が行われない。なお、設定キー挿入口101bに設定キー15を差し込んで、時計回りに90度回転させ、この状態で電源を一旦オフにした後、電源を再投入しても良い。
そして、設定変更モードでは、設定値表示部46に、現在の設定値が表示される。
設定値を変更するときは、設定変更スイッチ45を押す操作を行う。設定変更スイッチ45を1回押すごとに、設定値の表示が、・・・→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・・と順次変化する。設定変更スイッチ45を押すことで、所望の設定値となった場合には、本実施形態ではスタートスイッチ41をオンする。この操作で設定値が確定するとともに、設定値が確定したことを示すため、設定値表示部46には「0」と表示される。
そして、設定変更手段66には、設定値を記憶するためのメモリ(RAM等)66aが設けられており、確定した設定値をメモリ66aに記憶する。
次に、電源をオフにし、設定キー15を半時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キー15を半時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
不正検知手段67は、不正操作が行われたときに、それを検知するためのものであり、本実施形態では、不正な設定値の変更、不正なメダルの投入、及び不正なメダルの払出しを検知する。
先ず第1に、不正な設定値の変更については、フロントマスク部12の開閉との関係をみることで、不正であるか否かを検知する。設定値が変更されるときは、常に、フロントマスク部12が開状態で行われるはずである。ところが、フロントマスク部12が閉状態であるのに、設定変更操作、すなわち、設定キー15が設定キー挿入口101bから挿入されて回転操作されたり、電源がオン/オフされたときは、不正検知手段66は、フロントマスク部12が閉状態で設定変更操作が行われ、不正であると検知する。この場合、メイン制御手段60は、設定変更手段66による設定値の変更を無視するように制御するとともに、通常の電源立上げ処理を行うように制御する。
第2に、少なくとも1つのリール31の回転中であるにもかかわらず、メダル投入が行われたときは、不正操作が行われたと検知する。
メダルの投入は、遊技の開始前、すなわちリール31の停止中に行われる。リール31の回転中は、ベットスイッチ40の操作が無効になるとともに、メダル投入口43からメダルが投入されたときは、メダル検知センサ44に到達する前に、メダル受け皿14に返却される構造となっている。このため、リール31の回転中に、メダル検知センサ44がメダルを検知することはない。
しかし、これに反し、不正操作が行われ、リール31の回転中にメダル検知センサ44がメダルや異物を検知したときは、不正検知手段66は、不正操作が行われたと検知する。
また、第3に、少なくとも1つのリール31の回転中であるにもかかわらず、メダルの払出しが行われたときは、不正操作が行われたと検知する。
メダルの払出しは、遊技の終了時、すなわち全てのリール31が停止して、役の入賞となったとき(役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき)に行われる。したがって、当該遊技で、有効ライン上の図柄の組合せが未だ定まっていないときに、メダルが払い出されるということは、不正操作が行われたことになるからである。
具体的には、少なくとも1つのリール31の回転中に、クレジットによる払出しが行われたとき、又は少なくとも1つのリール31の回転中に、メダル払出し装置102が駆動してメダルが払い出されたとメダル検知センサ102aが検知したときは、不正検知手段66は、不正操作が行われたと検知する。
この場合、メイン制御手段60は、不正操作が行われたときであっても、遊技を中断することなく、遊技を継続するように制御する。
異常検知手段68は、スロットマシン10の遊技を進行することができなくなった状況が発生したときに、異常を検知するものであり、例えば下記の状況が生じたときは、異常を検知する。
(1)メダル払出し装置102内のメダルが無くなった場合
(2)メダル払出し装置102のメダル出口にメダルが詰まったと判断した場合
(3)メダル収納庫(メダル払出し装置102の隣に設置されており、メダル払出し装置102のメダルが満杯になったときに、その後のメダルが収納される収納庫)が満杯であると判断した場合
(4)投入されたメダルが滞留したと判断した場合
(5)電源断復帰が正常に行えない場合
(6)RWNの読み書きが正常に行えない場合
(7)プログラムが正常に動作していない場合
(8)ROMのチェックサムが異常の場合
(9)リール31の全停止時の図柄の組合せが異常の場合
(10)設定値が範囲外の場合
等である。
コマンド送信手段69は、第1に、不正検知手段67により不正操作が検知されたとき、及び異常検知手段68により異常が検知されたときは、それぞれ、不正操作が行われた旨の不正検出コマンド、及び異常を検出した旨の異常検出コマンドをサブ制御手段80に送信するものである。
各不正操作に対してそれぞれ不正検出コマンドが割り当てられており、不正操作が行われたときに、対応する不正検出コマンドをサブ制御手段80に送信する。同様に、各異常に対してそれぞれ異常検出コマンドが割り当てられており、異常が検出されたときに、対応する異常検出コマンドをサブ制御手段80に送信する。
また、コマンド送信手段69は、第2に、スロットマシン10が不正から復帰したとき、及び異常から復帰したときは、それぞれ、復帰コマンドをサブ制御手段80に送信する。
さらにまた、コマンド送信手段69は、第3に、役抽選手段61で役の抽選が行われると、役の抽選結果に対応する演出コマンドを、サブ制御手段80に送信する。
さらに、メイン制御手段60は、上記コマンドに限られず、ベットスイッチ40が操作されたとき又はメダル投入口43からメダルが投入されたときは、投入信号をサブ制御手段80に送信する。また、スタートスイッチ41が操作されたときは、その旨の信号をサブ制御手段80に送信する。同様に、各ストップスイッチ42が操作されたときは、その旨の信号をサブ制御手段80に送信する。さらにまた、役が入賞したときは、入賞信号をサブ制御手段80に送信し、メダルの払出しがあったときは、払出し信号をサブ制御手段80に送信する。
次に、サブ制御手段80について説明する。サブ制御手段80は、図3に示すように、以下のコマンド受信手段81等を備える。
コマンド受信手段81は、メイン制御手段60のコマンド送信手段69から送信されてくる、各コマンドを受信するものである。さらに、サブ制御手段80は、メイン制御手段60から送信された、上述した各信号を受信する。
演出制御手段82は、コマンド受信手段81が受信した演出コマンドに基づいて、上述したランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段82は、遊技ごとに、受信した演出コマンドに基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段82は、演出コマンドを受信したときに、その演出コマンドに対応するいずれか1つの演出パターンを、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段82は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
不正報知手段83は、コマンド受信手段81が不正検出コマンドを受信したときに、不正である旨の情報を報知(出力)するものである。
ここで、不正検出コマンドは、リール31の回転中(遊技中)にも受信するため、遊技中であっても、不正である旨の情報を報知する。
不正が行われた旨の情報の報知は、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23を用いて行われる。例えばランプ21を全点灯させ、スピーカ22から警報音を発し、画像表示装置23には、「不正操作発生!」等の画像を表示する。
また、不正報知手段83は、不正である旨の情報を報知するときは、所定時間継続して出力するように制御する。このため、不正報知手段83は、不正が行われた旨の情報を報知している時間をカウントする時間カウント手段83aを備える。そして、不正報知手段83は、時間カウント手段83aにより所定時間(本実施形態では30秒)がカウントされたことを条件として、不正である旨の情報の報知を停止するように制御する。特に本実施形態では、不正報知手段83により不正が行われた旨の情報が報知された後は、コマンド受信手段81が復帰コマンドを受信し、かつ、時間カウント手段83aにより所定時間がカウントされるまで、不正である旨の情報を報知し続けるように制御する。
また、不正報知手段83により不正である旨の情報を報知しているときに、コマンド受信手段81が演出コマンドを受信したときは、演出制御手段82は、その演出コマンドに基づく処理を行うが(ただし、演出の出力はしない)、不正報知手段83は、不正操作が行われた旨の情報の報知を継続するように制御する。これにより、不正操作が行われた旨の情報の報知が停止したときは、すぐに、現時点での演出状態に復帰することができる。
異常報知手段84は、コマンド受信手段81が異常検出コマンドを受信したときは、異常が発生した旨の情報を報知するように制御するものである。異常が発生した旨の情報の報知は、不正報知手段83と同様に、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23を用いて行われる。例えばランプ21を点滅させ、スピーカ22から異常時の音を発し、画像表示装置23には、どのような異常が生じたか、例えば「メダル切れ」等の画像を表示する。
ただし、異常が発生した旨の情報の報知は、不正が発生した旨の情報の報知と、少なくとも一部が異なるように(例えば、スピーカ22からの音が異なるように)する。
ここで、不正報知手段83により不正である旨の情報を報知しているときにコマンド受信手段81が異常検出コマンドを受信したときは、不正操作が行われた旨の情報の報知の少なくとも一部を継続するように制御する。例えば、最初にランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23を用いて不正操作が行われた旨の情報を報知しているときに、異常検出コマンドを受信したときは、ランプ21及び画像表示装置23を用いて異常が発生した旨の情報を報知するとともに、スピーカ22からの警報音(不正操作が行われた旨の情報の報知)は継続するように制御する。このようにすれば、不正操作が行われた後、すぐに異常が発生しても、不正操作が行われた旨の情報の報知を継続することができる。
図4は、設定キー15のオン/オフ、電源のオン/オフ、及び不正操作が行われた旨の情報の報知との関係を示すタイムチャートである。
先ず、フロントマスク部12が開状態(開閉センサ61aの検知が開)で設定キー15がオンにされ(本実施形態では、時計回りに90度回転され)、電源が投入されると、メイン制御手段60は、設定変更モードとなる。この場合、サブ制御手段80では、設定変更中である旨の表示を行う。
そして、設定変更が行われ、設定キー15がオフにされると(本実施形態では、反時計回りに90度回転されると)、メイン制御手段60は、通常遊技の状態となり、サブ制御手段80は、デモンストレーション画面表示となる。
次に、フロントマスク部12が閉じられるとともに、電源がオフにされると、メイン制御手段60及びサブ制御手段80は、それぞれオフの状態となる。
この状態、すなわちフロントマスク部12が閉状態であるにもかかわらず、設定キー15がオンにされ、電源が投入されると、メイン制御手段60は、設定変更モードに行かずに通常遊技状態に移行するが、サブ制御手段80では、不正操作が行われた旨の報知を(本実施形態では30秒間)行う。その後、通常の表示に復帰する。
以上より、フロントマスク部12が開状態で、設定キー15のオン/オフ、及び電源のオン/オフが行われたときは、設定変更モードとなるが、フロントマスク部12が閉状態で、設定キー15のオン/オフ、及び電源のオン/オフが行われたときは、不正操作が行われた旨の情報が報知される。
図5は、遊技中/非遊技中と、メダル検知センサ44のエラーと、メイン制御手段60及びサブ制御手段80の処理との関係を示すタイムチャートである。
先ず、非遊技中(全リールの停止中)において、メダル検知センサ44がエラー(不正又は異常)を検知したときは、メイン制御手段60は、遊技の進行を停止する。したがって、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42が操作されてもその操作は無効とされる。また、サブ制御手段80は、エラーが発生した旨の報知を行う。そして、エラーが解除されると、メイン制御手段60は、遊技が可能な状態に移行するとともに、サブ制御手段80は、エラーが発生した旨の報知を停止する。
次に、遊技が開始された後(遊技中)に、メダル検知センサ44がエラーを検知したとき、すなわち、遊技中であるにもかかわらずメダル検知センサ44がメダルを検知したときは、メイン制御手段60は、遊技を継続するが、サブ制御手段80は、直ちにエラーが発生した旨の報知を行う。サブ制御手段60のエラーの報知は、エラーが解除されるまで継続する。
これに対し、メイン制御手段60は、当該遊技を終了した後は、それ以降の遊技の進行を停止する。そして、エラーが解除されると、メイン制御手段60は、遊技可能な状態に復帰する。
図6は、エラーの発生及び解除と、メイン制御手段60及びサブ制御手段80の処理との関係を示すタイムチャートである。
先ず、エラー(図6の場合は、不正)が発生すると、メイン制御手段60は、遊技の進行を停止する。遊技中にエラーが発生した場合には、当該遊技の終了後に遊技の進行を停止する。また、エラーが発生すると、サブ制御手段80は、直ちに、エラーが発生した旨を報知する。ここで、図5の例では、エラーが解除されたと同時にエラーの報知を停止したが、図6の例では、エラーの報知が開始されてから一定時間(本実施形態では、30秒)は、エラーが解除されたとしても、エラーの報知を継続するようにしたものである。図5のように、エラーのうち異常である場合の報知は、異常が解除されるまで続ければ足りるが、エラーのうち不正である場合の報知は、エラーの報知が開始されてから一定時間は(エラーが解除されたとしても)続けることが好ましい。
なお、エラーが解除されてから、一定時間は、エラーの報知を続けるようにしても良い。また、エラーが発生してから、一定時間は、エラーの解除を受け付けないようにしても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)設定値操作手段として、設定キー挿入口101bに挿入された設定キー15を例に挙げたが、これに限定されることなく、どのような操作手段を用いても良い。
(2)また、設定変更スイッチ45を設定値操作手段としても良い。したがって、フロントマスク部12が閉状態で設定変更スイッチ45が操作されたときは、不正操作が行われたと検知しても良い。
本実施形態のスロットマシンの全体を示す前面の正面図である。 図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、基体部の内部が見えるように図示した正面図である。 本実施形態のスロットマシンによる制御の概略を示すブロック図である。 設定キーのオン/オフ、電源のオン/オフ、及び不正操作が行われた旨の情報の出力との関係を示すタイムチャートである。 遊技中/非遊技中と、メダル検知センサのエラーと、メイン制御手段及びサブ制御手段の処理との関係を示すタイムチャートである。 エラーの発生及び解除と、メイン制御手段及びサブ制御手段の処理との関係を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
11 基体部
12 フロントマスク部
13 表示窓
14 メダル受け皿
15 設定キー
21 ランプ
22 スピーカ
31 リール
32 モータ
33 クレジット表示部
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル検知センサ
45 設定変更スイッチ
46 設定値表示部
60 メイン制御手段
61 開閉検知手段
61a 開閉検知センサ
61b メモリ
62 投入検知手段
63 役抽選手段
63a 役抽選テーブル
64 リール制御手段
64a 停止位置決定テーブル
65 払出し手段
66 設定変更手段
66a メモリ
67 不正検知手段
68 異常検知手段
69 コマンド送信手段
80 サブ制御手段
81 コマンド受信手段
82 演出制御手段
83 不正報知手段
83a 時間カウント手段
84 異常報知手段
101 電源ユニット
101a 電源スイッチ
101b 設定キー挿入口101b
102 メダル払出し装置
102a メダル検知センサ
103 支持板
104 メイン制御基板
105 サブ制御基板

Claims (5)

  1. 遊技機器を内部に収容した基体部と、
    前記基体部の前面を覆うように取り付けられるとともに、前記基体部の前面を開閉可能としたフロントマスク部と、
    遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
    遊技中における演出の出力を制御するサブ制御手段と、
    前記フロントマスク部の開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記基体部内に配置されており、前記フロントマスク部を開放した状態で操作されるものであって、スロットマシンの出玉率を定める設定値を設定するときに操作される設定値操作手段と
    を備え、
    前記メイン制御手段は、
    前記設定値操作手段の所定の操作が行われ、かつ、電源を切断して再投入された場合において、これらの操作が前記開閉判別手段により前記フロントマスク部が開状態であると検知された場合に行われたときは、設定変更可能な設定変更モードでの立ち上げ処理を行うように制御し、
    前記設定値操作手段の所定の操作が行われ、かつ、電源を切断して再投入されたが、これらの操作が前記開閉判別手段により前記フロントマスク部が閉状態であると検知された場合に行われたときは、前記設定変更モードには移行せずに、通常の電源立上げ処理を行って通常遊技状態に移行するように制御するとともに、不正操作が行われた旨の不正検出コマンドを前記サブ制御手段に送信し、
    前記サブ制御手段は、前記不正検出コマンドを受信したときは、不正操作が行われた旨の情報を出力するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記開閉検知手段は、前記フロントマスク部の開閉を検知する開閉検知センサを備え、前記開閉検知センサのオン/オフの状態に基づいて、前記フロントマスク部の開閉を検知する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記開閉検知手段は、
    前記フロントマスク部の開閉を検知する開閉検知センサと、
    前記開閉検知センサの検知結果を記憶するメモリと
    を備え、
    前記開閉検知手段は、前記開閉検知センサのオン/オフの状態、及び前記メモリに記憶されている検知結果に基づいて、前記フロントマスク部の開閉を検知する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記サブ制御手段は、不正操作が行われた旨の情報を出力するときは、所定時間継続して出力するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記メイン制御手段は、前記サブ制御手段に対し、出力すべき演出に応じた演出コマンドを前記サブ制御手段に送信し、
    前記サブ制御手段は、不正操作が行われた旨の情報を出力しているときに前記演出コマンドを受信したときは、その演出コマンドに基づく処理を行うが、不正操作が行われた旨の情報の出力を継続するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
JP2006214870A 2006-08-07 2006-08-07 スロットマシン Expired - Fee Related JP4721187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006214870A JP4721187B2 (ja) 2006-08-07 2006-08-07 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006214870A JP4721187B2 (ja) 2006-08-07 2006-08-07 スロットマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008036158A JP2008036158A (ja) 2008-02-21
JP4721187B2 true JP4721187B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=39171871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006214870A Expired - Fee Related JP4721187B2 (ja) 2006-08-07 2006-08-07 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4721187B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036159A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Samii Kk スロットマシン
JP2008036160A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Samii Kk スロットマシン
JP2008194382A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Heiwa Corp 遊技機
JP5324119B2 (ja) * 2008-04-02 2013-10-23 株式会社三共 スロットマシン
JP5324120B2 (ja) * 2008-04-02 2013-10-23 株式会社三共 スロットマシン
JP2013248461A (ja) * 2013-07-31 2013-12-12 Daito Giken:Kk 遊技台

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004135844A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Olympia:Kk 遊技機
JP2006061510A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Sankyo Kk 遊技機
JP2006149485A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為の検出方法並びにプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004135844A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Olympia:Kk 遊技機
JP2006061510A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Sankyo Kk 遊技機
JP2006149485A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為の検出方法並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008036158A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008036159A (ja) スロットマシン
JP2011130871A (ja) 遊技台
JP4721187B2 (ja) スロットマシン
JP2012205953A (ja) 遊技機
JP2008036160A (ja) スロットマシン
JP2016054921A (ja) 遊技機
JP2011147508A (ja) 遊技台
JP2007143729A (ja) 遊技機
JP2007330576A (ja) 遊技機及び遊技機用プログラム及び記録媒体
JP2007260089A (ja) 遊技機
JP4766550B2 (ja) スロットマシン
JP2019041988A (ja) 回胴式遊技機
JP2005312500A (ja) 遊技機
JP2005312500A5 (ja)
JP4782636B2 (ja) 遊技機、エラー解除装置及びエラー解除システム
JP2007075256A (ja) 回胴式遊技機
JP2007020838A (ja) スロットマシン
JP2012000114A (ja) 遊技機
JP5317085B2 (ja) スロットマシン
JP2008212422A (ja) スロットマシン
JP2007130205A (ja) 遊技機
JP7368039B1 (ja) 遊技機
JP7311190B1 (ja) 遊技台
JP7265810B1 (ja) 遊技台
JP7311191B1 (ja) 遊技台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110329

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4721187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees