JP2007260089A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン制御基板とサブ制御基板とを別体とし、より多岐にわたる演出を可能としつつ、遊技機のより詳細な遊技情報を外部に送信可能とする。
【解決手段】メイン制御基板60及びサブ制御基板80と中継基板70が電気的に接続されており、メイン制御基板60は、遊技入力検知手段61と、遊技出力制御手段(リール制御手段64、払出し手段67)と、役抽選手段62と、遊技情報を中継基板70に送信する中継情報送信手段69とを備え、中継基板70は、送信された遊技情報を受信する中継情報受信手段71と、受信した遊技情報の少なくとも一部を、外部及びサブ制御基板80に送信する遊技情報送信手段74とを備え、サブ制御基板80は、送信された遊技情報を受信する遊技情報受信手段81と、受信した遊技情報に基づいて演出出力機器の出力を制御する演出出力制御手段84とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、メイン制御基板とサブ制御基板とを別体で備える遊技機に係るものであり、詳しくは、メイン制御基板の遊技情報を遊技機の外部にも送信できるようにした技術に関するものである。
スロットマシンや弾球遊技機等の遊技機には、従来からメインCPU及びサブCPUを搭載した制御基板が設けられている。例えば、従来のスロットマシンでは、スロットマシンに設けられた各種のスイッチ、モータ、ランプ、スピーカ等の遊技入力機器、遊技出力機器、及び演出出力機器が全てこの制御基板と電気的に接続されている。
そして、制御基板のメインCPUは、これらの各機器を総括して管理及び制御し、遊技中は、各種の演出を行うべく、例えば、演出用のランプ等(演出出力機器)に対して点灯等の命令を送信する。一方、サブCPUは、メインCPUからの指令を受けて、スピーカ(演出出力機器)から所定のサウンドを出力するように制御する。そして、近年では、役の当選可能性の告知演出を多様化することで、さらに奥の深い演出を提供できるようになっている。
ここで、多岐にわたる演出を可能とするには、十分な量の演出用のデータ(プログラムを含む)を処理しなければならない。そのため、制御基板の容量アップを図る試みがなされており、容量アップの方法として、メイン制御基板とサブ制御基板とを別体で備えるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−58021号公報
上記の特許文献1に開示された技術によれば、メイン制御基板は、役の抽選結果に関する情報をサブ制御基板に送信するのみであり、演出出力機器の具体的な制御は、サブ制御基板によって行われる。そのため、メイン制御基板での演出出力機器に対する制御の負担が軽減され、メイン制御基板の処理能力や演出用のデータ容量に余裕を持たせることが可能となるので、多種多様な演出ができる。
しかし、特許文献1の技術では、多岐にわたる演出が可能となるものの、遊技入力機器の入力に関する情報、遊技出力機器の出力に関する情報、及び役の抽選結果に関する情報を含む、遊技情報の外部出力について、特許文献1には何ら開示されていない。そして、一般的には、遊技情報の一部(例えば、遊技回数、特別遊技回数、投入メダル枚数、払出しメダル枚数)のみが外部集中端子板を通してスロットマシンの外部に出力され、ホール側での管理情報として利用されているに過ぎない。
そのため、従来のスロットマシンでは、ホール側がより詳細な遊技情報(例えば、出玉関係の情報だけでなく、特別役のストック等の遊技状態)を把握したいと思っても、それを入手することができなかった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、メイン制御基板とサブ制御基板とを別体とし、より多岐にわたる演出を可能としつつ、より詳細な遊技情報を外部に送信可能とすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、メインCPUを搭載したメイン制御基板と、前記メイン制御基板と別体で構成されており、サブCPUを搭載したサブ制御基板と、前記メイン制御基板及び前記サブ制御基板と別体で構成されており、中継CPUを搭載した中継基板と、遊技を進行する上で遊技者が操作する遊技入力機器と、前記遊技入力機器の操作に基づいて作動する遊技出力機器と、演出を出力する演出出力機器とを備え、前記遊技入力機器及び前記遊技出力機器と前記メイン制御基板、前記メイン制御基板及び前記サブ制御基板と前記中継基板、前記演出出力機器と前記サブ制御基板がそれぞれ電気的に接続されており、前記メイン制御基板は、前記遊技入力機器の入力を検知する遊技入力検知手段と、前記遊技出力機器の出力を制御する遊技出力制御手段と、役の抽選を行う役抽選手段と、前記遊技入力機器の入力に関する情報、前記遊技出力機器の出力に関する情報、及び前記役抽選手段による役の抽選結果に関する情報を含む、遊技情報を前記中継基板に送信する中継情報送信手段とを備え、前記中継基板は、前記メイン制御基板から送信された遊技情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した遊技情報の少なくとも一部を、外部及び前記サブ制御基板に送信する遊技情報送信手段とを備え、前記サブ制御基板は、前記中継基板から送信された遊技情報を受信する遊技情報受信手段と、前記遊技情報受信手段で受信した遊技情報に基づいて前記演出出力機器の出力を制御する演出出力制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記中継基板は、前記中継情報受信手段で受信した遊技情報の中から特定の情報を選択可能な遊技情報選択手段を備え、前記遊技情報送信手段は、前記遊技情報選択手段によって選択された遊技情報を外部に送信可能であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記中継基板は、前記中継情報受信手段で受信した遊技情報を集計可能な遊技情報集計手段を備え、前記遊技情報送信手段は、前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を外部に送信可能であることを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、メインCPUを搭載したメイン制御基板と、メイン制御基板と別体で構成され、サブCPUを搭載したサブ制御基板と、メイン制御基板及びサブ制御基板と別体で構成され、中継CPUを搭載した中継基板とを備えており、メイン制御基板及びサブ制御基板と中継基板とが電気的に接続されている。そして、中継基板は、メイン制御基板から送信された遊技情報の少なくとも一部を、外部及びサブ制御基板に送信する遊技情報送信手段を備えている。
したがって、演出出力機器の出力の制御をサブ制御基板で行うことができ、メイン制御基板の負担が軽減されるだけでなく、中継基板により、遊技情報の少なくとも一部を外部に送信できるようになる。
本発明によれば、演出出力機器の出力の制御をサブ制御基板で行うことができるので、メイン制御基板の負担が軽減され、より多岐にわたる演出が可能となる。
また、中継基板によって遊技情報を外部に送信できるので、従来よりも詳細な遊技情報の送信が可能となり、遊技機の管理の便宜等を図ることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下では、本発明の遊技機としてスロットマシン10を例に挙げる。
図1は、本実施形態のスロットマシン10の全体を示す前面側の正面図である。
また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部12とから構成されている。
ここで、基体部11は、木材等を組み立てて、前面を開口した箱形に形成したものであり、図2に示すように、基体部11の内部であって、その下方部には、電源ユニット101と、メダルを貯留しておくホッパータンクを含むメダル払出し装置102とが設けられている。そして、電源ユニット101及びメダル払出し装置102の上方部に支持板103が設けられ、この支持板103上にリールユニット30が搭載されている。
リールユニット30は、リング状のリール31を3つ並設したものである。そして、各リール31の回転中心部には、それぞれ(ステッピング)モータ32(図示せず)が連結されており、このモータ32の駆動制御によって各リール31が個別に回転するようになっている。また、各リール31の内周内側には、図1に示すように、ランプ21が取り付けられている。
一方、フロントマスク部12は、基体部11の前面を覆うようにして、基体部11に開閉可能に取り付けられたものである。そして、このフロントマスク部12には、図1に示すように、その前面側(遊技者側)であって、リールユニット30の下方部に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42や、メダル投入口43、メダル受け皿44等が配置されている。
ここで、ベットスイッチ40は、遊技メダル投入口43からのメダルの投入と同様に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであり、3枚投入スイッチ、1枚投入スイッチ、及び2枚投入スイッチを備えている。すなわち、3枚投入スイッチは、貯留されているメダル枚数及び規定枚数を超えない範囲で、貯留されているメダルを最大枚数(3枚)投入するときに使用し、1枚投入スイッチは、貯留されているメダルを1枚投入するときに使用し、2枚投入スイッチは、貯留されているメダル枚数及び規定枚数を超えない範囲で、貯留されているメダルを最大2枚投入するときに使用する。
また、スタートスイッチ41は、リールユニット30の各リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応する各リール31を個別に停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
フロントマスク部12の上方部には、画像表示装置23が設けられており、遊技中における各種の演出を画像表示できるようになっている。そして、画像表示装置23の前面側に、透明な表示窓25が設けられ、この表示窓25から、画像表示装置23が透視できるようになっている。
また、フロントマスク部12の中央部には、透明窓13が設けられている。そして、この透明窓13から、基体部11の内部の各リール31が透視できるようになっている。
さらに、各リール31の外周面には、複数の図柄(役を構成する図柄)を印刷したリールテープ(図示せず)がそれぞれ貼り付けられている。すなわち、各リール31には、リールテープによって21個の図柄が表示されることとなり、図1に示すフロントマスク部12の透明窓13からは、個々のリール31において上下に連続する3つの図柄が見えるようになっている。そのため、透明窓13からは、3つのリール31で合計9個の図柄が透視できることとなる。
そして、リール31の停止時における図柄の組合せラインとなる有効ラインは、水平方向上段、中段、及び下段と、右下がり及び右上がりの斜め方向の各ラインの合計5本となっている。
また、基体部11の内部において、リールユニット30の上方部には、図2に示すように、透明なケース105内に収容されたメイン制御基板60が配置されている。このメイン制御基板60は、遊技の進行等の全体を統括制御する制御基板であり、図示しないが、演算等を行うメインCPU、遊技プログラムを記憶したメインROM、遊技用等のデータを一時的に記憶するメインRAM等を備えたものである。なお、メイン制御基板60は、不正を防止するため、ケース105内に収容された後にかしめされ、封印されている。
一方、フロントマスク部12の裏面側には、メイン制御基板60と別体で構成されたサブ制御基板80が設けられている。このサブ制御基板80は、遊技中における演出を制御する基板であって、図1に示すランプ21(フロントマスク部12に取り付けられた上部ランプ及びサイドランプや、各リール31の内周内側に取り付けられたバックランプ)の点灯又は点滅、2つのスピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23による画像表示等の制御を行うものであり、図示しないが、演算等を行うサブCPU、演出プログラム及び演出用のデータを記憶したサブROM、各種のデータを一時的に記憶するサブRAM等を備えている。
さらに、基体部11の内部において、メイン制御基板60の右方部には、中継基板70が設けられている。この中継基板70は、メイン制御基板60及びサブ制御基板80と別体で構成されており、メイン制御基板60とサブ制御基板80との間を中継するものである。すなわち、中継基板70は、上位のメイン制御基板60と、図示しないハーネスによって電気的に接続されているとともに、下位のサブ制御基板80とも、図示しないハーネスによって電気的に接続されている。そして、中継基板70には、図示しないが、演算等を行う中継CPU、中継プログラム及び中継用のデータを記憶した中継ROM、各種のデータを一時的に記憶する中継RAM等を備えている。
このように、スロットマシン10のフロントマスク部12の前面側には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42が備えられている。そして、スロットマシン10の遊技は、遊技者がメダル投入口43にメダルを投入するか、ベットスイッチ40を操作し、さらに、スタートスイッチ41及び各ストップスイッチ42を操作することによって行う。また、メイン制御基板60によって遊技の進行等の全体が統括制御され、メイン制御基板60と中継基板70を介して接続されたサブ制御基板80によって遊技中における演出が制御される。
図3は、図1及び図2に示すスロットマシン10のシステム構成を示すブロック図である。
図3に示すように、スロットマシン10には、メイン制御基板60と、中継基板70と、サブ制御基板80とが備えられており、これらは全て別体で構成されている。そして、メイン制御基板60と中継基板70、中継基板70とサブ制御基板80とがそれぞれ電気的に接続されている。
メイン制御基板60は、図3に示すように、メインCPU60a、メインROM60b、メインRAM60c、I/Oポート60d、及びI/Oポート60eを搭載している。ここで、メインCPU60aは、メイン制御基板60の制御をつかさどるものである。また、メインROM60bは、遊技に必要なプログラムを記憶しておくものである。さらにまた、メインRAM60cは、遊技用等のデータを一時的に記憶しておくものである。さらに、I/Oポート60dは、メイン制御基板60と後述する遊技入力機器及び遊技出力機器との間で遊技情報の授受を行うための出入口となる部分であり、I/Oポート60eは、中継基板70に遊技情報を送信する出口となる部分である。
遊技入力機器は、遊技を進行する上で遊技者等が操作するものであり、本実施形態では、遊技入力機器として、各種のスイッチ類を備えている。すなわち、スイッチ類として、上述したベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42の他、メダル払出し装置102(図2参照)の起動又は解除を行うときに使用する清算ボタン、出玉率の段階設定を行うための設定キー、打ち止め解除、メダル払出しエラー、メダル投入エラーの解除や、遊技状態を初期状態に戻すときに使用するリセットスイッチ、段階設定等の処理を行うための設定ボタン、フロントマスク部12(図2参照)のドアキーを回す操作を検知するためのエラー解除スイッチ、打止め有りにするか無しにするかを設定するための打止め有無設定スイッチ、メダルが貯留されている場合に自動清算を有りにするか無しにするかを設定するための自動清算有無スイッチ等がある。そして、これらのスイッチ類は、メイン制御基板60に備えられたI/Oポート60dの入力側と電気的に接続されている。
また、遊技入力機器には、スイッチ類の他に、センサ類もある。すなわち、リール31(図2参照)の回転位置を検出するためのセンサ、メダル払出し装置102(図2参照)からメダルを払い出すときにメダルの通過を検知するためのセンサ、メダル投入口43から投入されたメダルを検知するためのセンサ等がある。なお、スイッチ類やセンサ類は、これらに限定されるものではない。
一方、遊技出力機器は、遊技入力機器の操作に基づいて作動するものであり、本実施形態では、遊技出力機器として、モータ類を備えている。すなわち、モータ類として、リール31を駆動させるためのモータ32や、メダル払出し装置102のディスクを回転させることで、メダルをメダル受け皿44(図1参照)に払い出すモータ等がある。そして、これらのモータ類は、メイン制御基板60のI/Oポート60dの出力側と電気的に接続されている。
また、遊技出力機器には、モータ類の他に、ランプ類(LEDを含む)もある。すなわち、メダル払出し枚数表示LED、貯留メダル数表示LED、回数表示LEDや、遊技回数及び入賞回数を表示等する遊技状態表示ランプ、メダルが自動投入され、次遊技(再遊技)が行えることを表示するリプレイ表示ランプ、メダルの投入受付が可能である状態を表示するメダル投入表示ランプ、スタートスイッチ41の操作の受付後、リール31の回転不可状態の間に点灯するウェイト表示ランプ、ストップスイッチ42の操作受付可能状態と操作受付不可能状態とを表示するストップスイッチLED、スロットマシン10内部でエラーが発生したときにそれを知らせるためのエラー表示ランプ等がある。なお、モータ類やランプ類は、これらに限定されるものではない。
サブ制御基板80は、図3に示すように、サブCPU80a、サブROM80b、サブRAM80c、I/Oポート80d、及びI/Oポート80eを搭載している。ここで、サブCPU80aは、サブ制御基板80の制御をつかさどるものである。また、サブROM80b及びサブRAM80cは、演出用のプログラムやデータを記憶しておくものである。さらにまた、I/Oポート80dは、中継基板70から送信された遊技情報を受信する入口となる部分であり、I/Oポート80eは、サブ制御基板80と後述する演出出力機器との間で遊技情報の授受を行うための出口となる部分である。
演出出力機器は、遊技に直接関係しない遊技中の演出(役の当選可能性の告知演出を含む)を出力するものであり、本実施形態では、演出出力機器として、上述した各ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23を備えている。そして、このような演出出力機器は、サブ制御基板80のI/Oポート80eの出力側と電気的に接続されている。
ここで、ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに所定のパターンで点灯・点滅する。すなわち、ランプ21には、図1に示すフロントマスク部12に取り付けられ、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプや、各リール31の内周内側に取り付けられ、前方側に位置する図柄を透明窓13(図1参照)から透視できるようにするバックランプがある。
また、スピーカ22は、フロントマスク部12の上部両側に設けられたものであり、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに所定のサウンドを出力する。
さらにまた、画像表示装置23(本実施形態では、液晶表示器)は、各種の図柄を表示可能なものであり、遊技中に、図柄による様々な演出を表示する。なお、演出出力機器は、これらに限定されるものではない。
中継基板70は、図3に示すように、中継CPU70a、中継ROM70b、中継RAM70c、I/Oポート70d、I/Oポート70e、及びI/Oポート70fを搭載している。ここで、中継CPU70aは、中継基板70の制御をつかさどるものである。また、中継ROM70b及び中継RAM70cは、中継用のプログラムやデータを記憶しておくものである。さらにまた、I/Oポート70dは、メイン制御基板60から送信された遊技情報を受信する入口となる部分であり、I/Oポート70eは、サブ制御基板80に遊技情報を送信する出口となる部分である。さらに、I/Oポート70fは、外部に遊技情報を送信する出口となる部分である。
このように、メイン制御基板60のI/Oポート60dの入力側には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42等の遊技入力機器が接続され、I/Oポート60dの出力側には、リール31を駆動するモータ32等の遊技出力機器が接続されている。そして、遊技者は、遊技メダル投入口43(図1参照)からメダルを投入するか、又はベットスイッチ40を操作することによってメダルを投入し、有効ラインを有効化する。次に、スタートスイッチ41が操作されると、メインCPU60aは、モータ32を駆動制御してリール31を回転させる。そのため、スタートスイッチ41の操作によってリール31が回転し、透明窓13(図1参照)内において、各リール31の図柄が所定の速度で上下方向に移動表示されることとなる。
また、スタートスイッチ41が操作されたときは、その旨の信号がI/Oポート60eを介して中継基板70に送信される。すると、中継基板70は、I/Oポート70dを介してその旨の信号を受信し、さらに、I/Oポート70eを介してサブ制御基板80に送信する。サブ制御基板80では、I/Oポート80dを介してスタートスイッチ41が操作された旨の信号を受信し、サブCPU80aは、I/Oポート80eを介してランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器を制御する。
さらにまた、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御基板60に入力され、メインCPU60aは、モータ32を駆動制御して、操作されたストップスイッチ42に対応するリール31を停止させる。さらに、メイン制御基板60は、ストップスイッチ42が操作された旨の信号を受信すると、その旨の信号を中継基板70に送信し、中継基板70は、その旨の信号をサブ制御基板80に送信する。そして、サブ制御基板80のサブCPU80aは、この信号に基づいて、上記の演出出力機器を制御する。
全てのストップスイッチ42が操作され、全てのリール31が停止して、各リール31における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、メイン制御基板60に接続されたメダル払出し装置102が作動し、入賞した役に応じたメダルの払出し等が行われる。
また、サブ制御基板80により、ランプ21の点灯又は点滅の制御、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23の画像表示制御が行われる。
図4は、図1及び図2に示すスロットマシン10による制御の概略を示すブロック図である。
図4に示すように、メイン制御基板60、サブ制御基板80、及び中継基板70は、それぞれ別体で構成されており、メイン制御基板60と中継基板70との間、中継基板70とサブ制御基板80との間が電気的に接続されている。
最初に、メイン制御基板60について詳細に説明する。メイン制御基板60は、図3に示すように、メインCPU60a、メインROM60b、メインRAM60c、I/Oポート60d、及びI/Oポート60eから構成されたものである。そして、メイン制御基板60は、図4に示すように、遊技入力検知手段61、役抽選手段62、役抽選テーブル63、リール制御手段64(本発明における遊技出力制御手段に相当するもの)、停止位置決定テーブル65、停止図柄判別手段66、払出し手段67(本発明における遊技出力制御手段に相当するもの)、特別遊技制御手段68、及び中継情報送信手段69としての機能を有している。
遊技入力検知手段61は、図1に示すベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42等の遊技入力機器の入力を検知するものである。すなわち、メイン制御基板60のI/Oポート60d(図3参照)の入力側には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42等のスイッチ類や、各種のセンサ類といった遊技入力機器が接続されており、これらのスイッチが操作等されると、遊技入力検知手段61によって検知されることとなる。
例えば、入力検知手段61は、遊技者によってメダルが投入されると、センサからの入力信号により、メダルが投入されたことを検知する。また、遊技者がベットスイッチ40を操作すると、ベットスイッチ40からの入力信号により、何枚のメダルがベットされたかを検知する。さらにまた、遊技者がスタートスイッチ41を操作すると、スタートスイッチ41がオンされたことを検知し、遊技者がストップスイッチ42を操作すると、ストップスイッチ42がオンされたことを検知する。さらに、スタートスイッチ41のオンによってリール31が回転すると、センサからの入力信号により、リール31の回転位置を定期的に検知する。
役抽選手段62は、役の抽選を行うものである。ここで、本実施形態における役の種類としては、特別役(BB及びRB)、小役、リプレイ等が設けられている。
BB(ビックボーナス)は、特別役に相当する役の1つであって、特別遊技の1つに相当するBB遊技に移行させる役である。また、RB(レギュラーボーナス)もBBと同様に特別役に相当する役の1つであって、特別遊技の1つに相当するRB遊技に移行させる役である。なお、これらのBB遊技及びRB遊技については後述する。
さらに、小役は、予め定められた数のメダルが払い出される役であり、リプレイは、再遊技役であって、メダルが自動投入され、次遊技(再遊技)が行える役である。
役抽選手段62は、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数又はソフトウェア乱数)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に対応する値を、後述の役抽選テーブル63と照合し、その値が属する範囲に対応する当選役(非当選を含む)を判定する判定手段とを備えている。
そして、各役に対応する図柄の組合せがそれぞれ定められており、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、その役の入賞となり、その役に対応する枚数のメダルが払い出されることとなる。
役抽選テーブル63は、抽選される役の種類と各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル63は、遊技状態(通常遊技の非内部中、通常遊技の内部中、特別遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル63が設けられている。
各役抽選テーブル63は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
リール制御手段64は、本実施形態において、本発明の遊技出力制御手段の1つに相当するものであり、遊技出力機器の出力(リール31の回転駆動)を制御する。具体的には、リール制御手段64は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御する。また、リール制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照し、そのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御する。
すなわち、リール制御手段64は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
例えば、役の当選時において、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときは、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」でリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止するように制御する。
また逆に、役の非当選時において、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」でリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段62による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。
そして、リール制御手段64は、いずれかの停止位置決定テーブル65を用いて、役に当選した遊技では、当選役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31を停止制御する。
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。この停止図柄判別手段66は、例えば、リール31を駆動するモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段67は、本実施形態において、前述したリール制御手段64とともに、本発明の遊技出力制御手段の1つに相当するものであり、遊技出力機器の出力(メダル払出し装置102によるメダルの払出し等)を制御する。具体的には、払出し手段67は、前述した停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。なお、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段68は、特別遊技(BB遊技及びRB遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。そして、特別遊技制御手段68は、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からBB遊技に移行させ、RBに対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、通常遊技からRB遊技に移行させる。
先ず、通常遊技中に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、次遊技からBB遊技が開始される。BB遊技では、最初にBB一般遊技が行われる。そして、このBB一般遊技中にRB遊技移行役に当選・入賞すると、次遊技から、RB遊技が行われる。
RB遊技は、役の入賞回数が8回に到達するまで又は遊技回数が12回に到達するまで実行される遊技である。特別遊技制御手段68は、RB遊技中は、役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、いずれか一方が満たされた場合は、RB遊技を終了し、再度、BB一般遊技に移行するように制御する。以上のようにして、BB遊技中は、BB一般遊技とRB遊技とを繰り返す。
そして、本実施形態では、BB遊技の終了条件として、BB遊技中に払い出されたメダル枚数が450枚以上になったことが設定されている。そのため、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が450枚以上になったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断し、通常遊技に移行するように制御する。
また、特別遊技制御手段68は、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したこと、すなわち、RBが入賞したことを条件として、RB遊技に移行するように制御する。RB遊技は、役の入賞回数が8回に到達するまで又は遊技回数が12回に到達するまで実行される遊技であって、特別遊技制御手段68は、RB遊技中は、役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、いずれか一方が満たされた場合は、RB遊技を終了し、通常遊技に移行するように制御する。
中継情報送信手段69は、遊技入力機器(ベットスイッチ40等)の入力に関する情報、遊技出力機器(リール31等)の出力に関する情報、及び役抽選手段62による役の抽選結果に関する情報を含む、遊技情報を中継基板70に送信するものである。そして、中継情報送信手段69が中継基板70に送信する遊技情報には、具体的に、以下のようなものがある。
(1)遊技が開始されたことの情報、遊技回数の情報、当該遊技のメダル投入枚数の情報、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42の操作情報、役の抽選結果に関する情報、メダル払出し装置102の作動情報、当該遊技のメダル払出し枚数の情報、リプレイの情報、入賞時の入賞した有効ラインの情報、打ち止め中及び打ち止め解除の情報、特別役の入賞期待が高まったとき(例えば、2つのリール31の停止時に特別役を構成する図柄が有効ライン上に揃って停止し、最後のリール31が回転中のとき)の情報、ウェイト中の情報、リール31の回転有無の情報、リール31の停止位置の情報、各種エラー情報、設定値情報、その他演出に関する情報等。ただし、これらに限られるものではない。
(2)特別遊技回数の情報、特別役(BB、RB、SB、高確率役物)が当選した旨の情報、特別役を構成する図柄の組合せが入賞した旨の情報、特別遊技中である旨の情報、BB遊技中の一般遊技中である旨の情報及びその一般遊技中の遊技回数の情報、BB遊技中の一般遊技からボーナス遊技に移行させる図柄の組合せが入賞した旨の情報、BB遊技中のボーナス遊技中である旨の情報並びにそのボーナス遊技中の遊技回数及び入賞回数の情報、RB遊技中の遊技回数及び入賞回数の情報、高確率役物遊技中である旨の情報、特典付き遊技中である旨の情報等。ただし、これらに限られるものではない。
次に、中継基板70について詳細に説明する。中継基板70は、図3に示すように、中継CPU70a、中継ROM70b、中継RAM70c、I/Oポート70d、I/Oポート70e、及びI/Oポート70fから構成されたものである。そして、中継基板70は、図4に示すように、中継情報受信手段71、遊技情報選択手段72、遊技情報集計手段73、及び遊技情報送信手段74としての機能を有している。
中継情報受信手段71は、メイン制御基板60から送信された遊技情報を受信するものである。すなわち、メイン制御基板60の中継情報送信手段69は、遊技入力機器(ベットスイッチ40等)の入力に関する情報、遊技出力機器(リール31等)の出力に関する情報、及び役抽選手段62による役の抽選結果に関する情報を含む、上記のような様々な遊技情報を中継基板70に送信する。そのため、中継基板70は、メイン制御基板60が有する様々な遊技情報の全てを受信することができる。
遊技情報選択手段72は、中継情報受信手段71で受信した遊技情報の中から特定の情報を選択するものである。すなわち、遊技情報の全てを選択することも、特定の一部の情報のみを選択することもでき、選択する情報は、任意に設定することができる。例えば、遊技回数の情報、当該遊技のメダル投入枚数の情報、当該遊技のメダル払出し枚数の情報、特別遊技回数の情報の他、BB遊技中の一般遊技中である旨の情報及びその一般遊技中の遊技回数の情報、高確率役物遊技中である旨の情報等を任意に選択することができるようになっている。
遊技情報集計手段73は、中継情報受信手段71で受信した遊技情報を集計するものである。すなわち、遊技情報には、当該遊技のメダル投入枚数の情報や、当該遊技のメダル払出し枚数の情報等があり、これらの情報は、当該遊技だけでなく、遊技情報集計手段73により、全ての遊技にわたって集計することができる。なお、集計する情報は、任意に設定することができるようになっている。
遊技情報送信手段74は、中継情報受信手段71で受信した遊技情報の少なくとも一部を、外部及びサブ制御基板80に送信するものである。すなわち、遊技情報の全てを外部及びサブ制御基板80に送信することも、一部のみを外部及びサブ制御基板80に送信することも、全てをサブ制御基板80に送信し、一部のみを外部に送信することもできる。また、遊技情報選択手段72によって選択された遊技情報を外部に送信したり、遊技情報集計手段73によって集計された遊技情報を外部に送信したりすることもできる。このように、遊技情報送信手段74により、各種の遊技情報を外部に送信することができ、外部に送信する情報は、任意に設定することができるようになっている。
続いて、サブ制御手段80について詳細に説明する。サブ制御手段80は、図3に示すように、サブCPU80a、サブROM80b、サブRAM80c、I/Oポート80d、及びI/Oポート80eから構成されたものである。そして、サブ制御手段80は、図4に示すように、遊技情報受信手段81、演出パターン記憶手段82、演出パターン選択手段83、及び演出出力制御手段84としての機能を有している。
遊技情報受信手段81は、中継基板70から送信された遊技情報を受信するものである。すなわち、中継基板70の遊技情報送信手段74は、遊技情報の少なくとも一部をサブ制御基板80に送信する。そのため、サブ制御基板80は、中継基板70を介してメイン制御基板60が有する遊技情報を受信することができる。
例えば、遊技メダル投入口43からメダルが投入された旨の情報、ベットスイッチ40が操作された旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、及びストップスイッチ42が操作された旨の情報を受信することで、それぞれ、サブ制御基板80側で、これらが操作等されたことを知ることができる。また、払出し情報、役の抽選結果情報、各リール31の停止位置の情報、及び払い出されたメダル枚数の情報等も受信する。
演出パターン記憶手段82は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時、各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅、又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示するか等)を定めたものであり、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、BB当選時、小役当選時(非内部中又は内部中)、及び非当選時(非内部中又は内部中)等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターン選択手段83は、遊技ごとに、遊技情報受信手段81によって受信した情報(メイン制御基板60の役抽選手段62による役の抽選結果情報)に基づいて、遊技が開始されたときに、演出パターンを選択するものである。演出パターン選択手段83によって選択される演出パターンは、当選役ごとに複数設けられており、本実施形態では、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、当選役に対応する複数の演出パターンの中から、いずれか1つの演出パターンが選択される。
演出出力制御手段84は、選択された演出パターンに従い、所定のタイミングで、演出の出力を制御する。すなわち、演出出力制御手段84は、演出パターン選択手段83で選択された1つの演出パターンに基づいて、ランプ21の点灯又は点滅、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23の画像表示を制御する。ここで、画像表示装置23によって画像表示を行う場合には、所定の画像データをサブROM80bから引き出し、画像データに所定の信号処理を施して、画像表示装置23に画像が表示されるように制御する。
このように、本実施形態のスロットマシン10では、メイン制御基板60とサブ制御基板80との間に中継基板70を介在させ、中継基板70の遊技情報送信手段74により、メイン制御基板60から送信された遊技情報(例えば、遊技回数、特別遊技回数、投入メダル枚数、払出しメダル枚数の他、特別役のストック等の遊技状態)を外部に送信することができる。そのため、ホール側で従来よりも詳細な遊技情報を把握することができ、翌日のイベント等において、従来では不可能であったイベント等を企画し、実施することができるようになる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、遊技機の代表例としてスロットマシン10を例に挙げたが、スロットマシン10に限らず、弾球遊技機等の他の種類の遊技機についても同様に本発明を適用可能である。
(2)本実施形態では、中継基板70に、中継情報受信手段71で受信した遊技情報の中から特定の情報を選択可能な遊技情報選択手段72や、中継情報受信手段71で受信した遊技情報を集計可能な遊技情報集計手段73を設けているが、遊技情報選択手段72及び遊技情報集計手段73は、いずれか一方のみであっても良く、両方とも省略することもできる。
本実施形態のスロットマシンの全体を示す前面側の正面図である。 図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、基体部の内部が見えるように図示した正面図である。 図1及び図2に示すスロットマシンのシステム構成を示すブロック図である。 図1及び図2に示すスロットマシンによる制御の概略を示すブロック図である。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
11 基体部
12 フロントマスク部
13 透明窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
25 表示窓
30 リールユニット
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 遊技メダル投入口
44 メダル受け皿
60 メイン制御基板
60a メインCPU
60b メインROM
60c メインRAM
60d I/Oポート
60e I/Oポート
61 遊技入力検知手段
62 役抽選手段
63 役抽選テーブル
64 リール制御手段(遊技出力制御手段)
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段(遊技出力制御手段)
68 特別遊技制御手段
69 中継情報送信手段
70 中継基板
70a 中継CPU
70b 中継ROM
70c 中継RAM
70d I/Oポート
70e I/Oポート
70f I/Oポート
71 中継情報受信手段
72 遊技情報選択手段
73 遊技情報集計手段
74 遊技情報送信手段
80 サブ制御基板
80a サブCPU
80b サブROM
80c サブRAM
80d I/Oポート
80e I/Oポート
81 遊技情報受信手段
82 演出パターン記憶手段
83 演出パターン選択手段
84 演出出力制御手段
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
105 ケース

Claims (3)

  1. メインCPUを搭載したメイン制御基板と、
    前記メイン制御基板と別体で構成されており、サブCPUを搭載したサブ制御基板と、
    前記メイン制御基板及び前記サブ制御基板と別体で構成されており、中継CPUを搭載した中継基板と、
    遊技を進行する上で遊技者が操作する遊技入力機器と、
    前記遊技入力機器の操作に基づいて作動する遊技出力機器と、
    演出を出力する演出出力機器と
    を備え、
    前記遊技入力機器及び前記遊技出力機器と前記メイン制御基板、前記メイン制御基板及び前記サブ制御基板と前記中継基板、前記演出出力機器と前記サブ制御基板がそれぞれ電気的に接続されており、
    前記メイン制御基板は、
    前記遊技入力機器の入力を検知する遊技入力検知手段と、
    前記遊技出力機器の出力を制御する遊技出力制御手段と、
    役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記遊技入力機器の入力に関する情報、前記遊技出力機器の出力に関する情報、及び前記役抽選手段による役の抽選結果に関する情報を含む、遊技情報を前記中継基板に送信する中継情報送信手段と
    を備え、
    前記中継基板は、
    前記メイン制御基板から送信された遊技情報を受信する中継情報受信手段と、
    前記中継情報受信手段で受信した遊技情報の少なくとも一部を、外部及び前記サブ制御基板に送信する遊技情報送信手段と
    を備え、
    前記サブ制御基板は、
    前記中継基板から送信された遊技情報を受信する遊技情報受信手段と、
    前記遊技情報受信手段で受信した遊技情報に基づいて前記演出出力機器の出力を制御する演出出力制御手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記中継基板は、前記中継情報受信手段で受信した遊技情報の中から特定の情報を選択可能な遊技情報選択手段を備え、
    前記遊技情報送信手段は、前記遊技情報選択手段によって選択された遊技情報を外部に送信可能である
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、
    前記中継基板は、前記中継情報受信手段で受信した遊技情報を集計可能な遊技情報集計手段を備え、
    前記遊技情報送信手段は、前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を外部に送信可能である
    ことを特徴とする遊技機。
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