JP2008237347A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドリルで穴を開ける等の前方からの不正なアクセスや前扉の不正開放を困難にすることで、内部機器への不正操作を防止する等の遊技機を提供する。
【解決手段】スロットマシン1のキャビネット2を閉塞する前扉3において、フロントマスクが形成される前面枠301の内側面に近接して遮蔽板315を一部に含む板金製の中枠310を固定する。この遮蔽板により、ドリルを使った不正な穴開けや前方からの不正な侵入を阻止し、メダル払出装置24を誤作動させる等の内部機器への不正操作を効果的に防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技に使用する例えばメダル等の遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置等を筐体内部に収容する遊技機に関し、特に、遊技媒体を不正に取得するような外部からの不正操作を防止する対策が講じられた遊技機に関する。
従来、遊技店舗に数多く設置される遊技機としてスロットマシンが知られている。一般的なスロットマシンは、遊技者が遊技媒体としてのメダルを投入することでゲームが開始し、回転するリールを遊技者がタイミングを見ながら停止操作して所定の図柄をラインに揃えることにより入賞が成立する。入賞が成立すると、遊技媒体払出装置であるメダル払出装置(ホッパー装置)が作動して、当該入賞の種類に応じた枚数のメダルが払い出される。
かかるスロットマシンにおいては、筐体内に設けられる主制御基板といわれるマイコンベースの制御基板が入賞の内部的な抽選やメダルの払い出し等の制御を行うため、これら主制御基板やメダル払出装置等は、メダルを不正に取得しようとする不正行為者による不正操作の対象とされていた。
従来のスロットマシンの筐体は、箱状のキャビネットの開口に前扉が閉塞して施錠されており、更に主制御基板については、従来カシメと呼ばれる特殊な封止構造のケース内に収容されてキャビネット内に離脱不能に取り付けられている。このように、主制御基板については、収容されるケースの脱着や開放を困難にすることで、不正ROM交換等の不正操作の防止が図られている。
また、主制御基板やメダル払出装置等に対する外部からの不正操作を防止するため、例えば特許文献1には、キャビネットと前扉との間に透明な遮蔽手段を施錠して設けたスロットマシンの筐体構造が開示されている。
特開2003−117055号公報(特許第3436265号)
ところで、近年では、ドリル等を用いて前扉に不正に穴を開け、筐体に内蔵される機器への不正操作やピッキング等による前扉の不正開放が問題化している。しかし、特許文献1に記載の筐体構造によれば、上述の遮蔽手段はキャビネットの開口側を遮蔽する構造であるため、前方からの侵入に対しては前扉の裏面側に配置される施錠機構やメダルセレクタ等の機器への不正操作を容易に許してしまうといった課題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、ドリルで穴を開ける等の前方からの不正なアクセスや前扉の不正開放を困難にすることで、内部機器への不正操作を効果的に防止する等の遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するための本発明の有効な手段を以下説明する。
手段1は、少なくとも遊技媒体払出装置(例えばメダル払出装置24)を収容するキャビネット(2)と、前記キャビネットの開口を閉塞する前扉(3)とを備えた遊技機(例えばスロットマシン1)であって、前記前扉は、前面側にフロントマスクが形成された前面枠(301)と、前記遊技媒体払出装置に対向する遮蔽板(315)を少なくとも一部に含む中枠(320)とを備えてなり、前記中枠が前記前面枠の内側面に近接して固定されていることを特徴とする(請求項1)。
手段1の特徴を備えた遊技機によれば、前扉の内側面に近接して固定した遮蔽板が遊技媒体払出装置の前方位置に対向するため、前扉から侵入させた不正具を使って遊技媒体払出装置等の内部機器への不正操作を効果的に防止する。また、不正行為者が例えばドリルなどを使用して前扉に不正に穴を開けようとしても、遮蔽板で阻まれるため貫通させることは困難である。したがって、不正にメダルを取得するような行為を効果的に防止することができる。
手段2は、手段1の遊技機であって、前記中枠は、前記遮蔽板を少なくとも面要素とするパネル構造を有していることを特徴とする(請求項2)。
手段2の特徴を備えた遊技機によれば、遮蔽板を面要素とするパネル構造の中枠を介して前扉を形成することにより、外力に対する前扉の撓みを小さく抑え、不正なこじ開け等を困難にする。これにより、内部機器への不正操作及び不正にメダルを取得するような行為を効果的に防止することができる。
上述したように本発明の遊技機によれば、前扉の内側に近接して遮蔽板を有する中枠を固定したため、この遮蔽板によりドリル等を使った不正な穴開けや筐体内部の機器への不正操作を防ぐようにする。また、遮蔽板を面要素とするパネル構造の中枠を介して前扉を形成することにより、外力に対する前扉の撓みを小さく抑え、不正なこじ開け等を困難にする。これらのことより、不正にメダルを取得するような行為を効果的に防止することができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な実施形態としてスロットマシンを例に図面を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の一つの実施形態によるスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。
まず、図1を参照しながら、スロットマシン1の基本的な構成を説明する。スロットマシン1は、前面側に開口を有する矩形箱状のキャビネット2と、当該キャビネット2に開閉可能に取り付けられる前扉3とからなる筐体を備えている。通常時においては、前扉3がキャビネット2に対しその開口を閉塞した状態で施錠されている。
前扉3の前面側には、遊技者に面する化粧板としてのいわゆるフロントマスクが形成されている。フロントマスクの上段部には、ゲームのキャラクター等のアニメーション画像を表示して、内部当たりの告知や入賞を演出するための液晶表示装置7が配設されている。また、ゲームの進行に応じて点灯及び点滅する光により演出する上部ランプ5a及びコーナーランプ5b、5cと、スピーカを内蔵し楽音や効果音によりゲームを演出する放音部6a、6bとが配設されている。
フロントマスクの中段部には、平坦な樹脂板からなる中パネル8が設けられ、中パネル8の中央に形成された四角形の透明領域である表示窓8aを介して、キャビネット2内部の3個のリール10a、10b、10cが目視される。なお、各リール10a、10b、10cはそれぞれ独立して回転可能であり、それぞれの外周面に描かれた縦3個、横3列の図柄(図示略)が、表示窓8aを介して変動表示されるようになっている。
中パネル8の下方には、前方に若干突出する卓状の操作卓が形成されている。この操作卓には、ゲームに賭けるメダルを投入するためのメダル投入部11と、ゲーム開始を指示するベットボタン12と、リール10a、10b、10cの回転開始を指示するスタートレバー13と、各リール10a、10b、10cの回転停止を指示するストップボタン14a、14b、14c等がそれぞれ所定の位置に配設されている。また、操作卓に向かってその右側端部には、前扉3を解錠操作するため鍵が挿入される鍵穴9が形成されている。
フロントマスクの下方部には、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるための、例えば登場キャラクターの絵柄(図示略)などが印刷された略四角形のプラスチック板である下パネル15が取り付けられている。
フロントマスクの最下部には、入賞等の際にメダルを払い出すメダル払出口16と、メダル払出口16から払い出されたメダルを貯留するための受け皿4aとが形成された受け皿部材4が取り付けられている。また、受け皿部材4には、ゲームの演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する放音部17a、17bがそれぞれ左右位置に形成されている。
かかるスロットマシン1は、キャビネット2内に設置されている後述の主制御基板21によりゲーム動作が制御される。すなわち、スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しを完了させた時、または先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、遊技者がベットボタン12を押圧操作することにより、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられゲームが開始する。このゲーム開始の状態でスタートレバー13が傾倒操作されると、主制御基板21は、リール10a、10b、10cを一斉に回転させると同時に、表示窓8aに設定される有効ラインに引き込み停止制御可能な図柄の組み合せ、すなわち入賞を内部抽選する。
この内部抽選により何れかの入賞を当選したとき、その結果が主制御基板21のRAMの所定記憶領域に設定される内部当選フラグにセットされる。なお、この内部当選フラグがセットされ入賞が内定している状態を「内部当選状態」という。
次に、主制御基板21は、ストップボタン14a、14b、14cが押圧操作されるに応じて対応するリールを順に停止させる。そして、主制御基板21は、全てのリール10a、10b、10cが停止したのを検知した後、各リールが有効ラインに表示する図柄の組み合せと、上述の内部当選フラグで参照される当選した入賞に係る図柄の組み合せとが一致するか否か判定する。そして、何れかの有効ラインにおいて図柄が一致したとき当該入賞が確定し、配当されるメダルの数だけクレジットが加算される。また、配当された結果、クレジットがその上限を超える場合には、主制御基板21は後述するメダル払出装置24を作動させ、クレジットの上限を超える枚数分のメダルをメダル払出口16より受け皿4aへ払い出している。
このように、スロットマシン1の遊技者は、リール10a、10b、10cを回転・停止させる遊技操作を行って変動表示した図柄が揃わなければ賭けたメダルを失うが、内部当選した組み合せで図柄を揃えることにより入賞が成立し賭けた以上のメダルを獲得し得るので、技量と運によりメダルを増やすという興趣を伴ったゲームを楽しむことができる。
次に、かかるスロットマシン1において、前扉3のこじ開け及び内部機器への不正操作を防止する対策が講じられた筐体内部の構造を更に詳細に説明する。
まず、図2を参照して、キャビネット2側の構造を説明する。ここで、図2は前扉3を開いた状態での筐体内部の構造を表した斜視図である。上述したようにキャビネット2は、前面側に開口を有する矩形の箱体として主に合成木板から形成されている。キャビネット2内の上部位置には、スロットマシン1の全体を統括制御するマイコンベースの主制御基板21が、互いに対向する透明なケース部材に収容されて設けられている。主制御基板21を収容するこのケース部材は、カシメと呼ばれる特殊な封止手段を介して閉塞され、キャビネット2の背板の内側面に離脱不能に固定されている。
また、キャビネット2内のほぼ中央には、3個のリール10a、10b、10cを軸方向に並設してユニット化したリール装置10が、表示窓8aに対向して所定のフレーム23に固定されている。なお、リール装置10の天板部には回胴装置基板22が取り付けられ、主制御基板21からの駆動パルス信号を中継し電流増幅して各リール10a、10b、10cに直結するステッピングモータに出力している。これにより、リール10a、10b、10cの回転及び停止の動作が主制御基板21により制御される。
リール装置10の下方には、メダル払出装置24が設置されている。メダル払出装置24は、複数枚のメダルを貯留可能な概略椀状のホッパー部241と、ホッパー部241の下方に連結する払出機構部242等を備えている。払出機構部242の板金ケース内には、ホッパー部241に貯留したメダルを保持する穴が円周に沿って形成された図示しない払出プレートが備えられている。メダル払出装置24は、払出プレートを回転させることで、保持したメダルをスリット24aから付勢して外部に放出し、これにより受け皿4aにメダルを払い出すようにしている。
また、メダル払出装置24に隣接して、スロットマシン1に内蔵される各機器へ所要の電力を配電する電源装置25が設置されている。
次に、前扉3の裏面側の構造を図2〜図6を参照して説明する。なお、本実施形態の前扉3は、比較的硬質のプラスチックでフロントマスクが一体形成された前面枠301と、前面枠301の内側面に近接して固定される板金製の中枠310とを有している。ここで、図3は、前面枠301を取り外した状態での筐体内部の構造を表した斜視図であり、図4は、中枠310を取り外した状態での前面枠301の裏面構造を表した背面図である。
はじめに、主に図4を参照して前面枠301の構造を説明する。前面枠301の上部、つまり液晶表示装置7(図1参照)の裏面側にあたる位置には、画像制御基板32と、当該画像制御基板32の後方にサブ制御基板31とが、それぞれ透明なケース部材に収容されて設けられている。また、前面側の上部ランプ5aやコーナーランプ5b、5c等の光源(発光ダイオード)基板や、放音部6a、6bに対向するスピーカ61a、61bがそれぞれ所定位置に取り付けられている。
なお、サブ制御基板31は、主制御基板21の制御下で、ゲームの進行に応じて上述の画像制御基板32に演出画像データを出力し、画像制御基板32がこれに基づきビデオ信号に変換して液晶表示装置7に演出映像を表示させる演出画像表示制御を行っている。また、サブ制御基板31は、ゲームの進行に応じて上部ランプ5aやコーナーランプ5b、5c等を点灯・点滅させるとともに、スピーカ61a、61b等に効果音や楽音等を鳴動させる等の光や音によるゲームの演出制御も行っている。
前扉3の裏面側で上述の表示窓8aの周囲左右位置には、点灯することにより前面側の絵柄を明るく表示して、種々の遊技情報を告知する複数個の白熱ランプ34、35が取り付けられている。また、表示窓8aの上方位置には、リール10a、10b、10cの図柄を照明するための冷陰極蛍光管を備えた蛍光灯ユニット37が配置され、表示窓8aの下方位置には、前面側のベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14c(ストップボタンユニット14)等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板21へ転送する中継基板である中央表示基板36が配置されている。
前面枠301の下方部は、四角形の開口部を塞ぐように下パネル15が裏面側から嵌着されている。更に下パネル15の下方に、上述した放音部17a、17bを形成する多数の通音孔と、メダル払出口16が開口形成されている。
上述したように前扉3は、前面枠301の内側で近接する位置に中枠310がネジ318で固定された構造を有しており(図2参照)、次にこの中枠310の構造を詳細に説明する。ここで、図5は中枠310の背面図、図6は中枠310の正面図である。
中枠310のフレーム本体は、前面枠301の上縁部に沿う横フレーム311及び縦フレーム312、313並びに2つの縦フレーム312、313の下方部で架け渡される遮蔽板315を有して、板金プレス加工により一体的に形成される。なお、遮蔽板315の上辺と横フレーム311及び縦フレーム312、313に囲まれる略上半部分には開口314が形成されている。
中枠310を構成する横フレーム311、縦フレーム312、313、遮蔽板315には、前面枠301にネジ止めするための複数のネジ孔316、316、…がそれぞれ適宜の間隔を有して穿設されている。右側の縦フレーム313には、ヒンジ機構である開閉支持機構41、42の一端側が取り付けられるネジ孔を有する取付部3131、3132が形成されている。なお、開閉支持機構41、42の各他端側は、図2に示すようにキャビネット2の開口端部に固定され、これにより、前扉3がキャビネット2に対して回動開閉可能に支持される。
また、左側の縦フレーム312の裏面側には施錠機構320が構成されている。施錠機構320は、前扉3をキャビネット2側に閉じると自動的にこれらを施錠する。また、施錠機構320は、鍵穴9に挿入された所定の鍵で解錠操作されると、施錠状態を解除して前扉3の開放を許すようにしている。
メダル投入部11(図1参照)の下方側にあたる位置には、遊技媒体選別装置としてのメダルセレクタ38が遮蔽板315の前面に取り付けられ、メダルセレクタ38の後部38aが遮蔽板315の取付開口315aを貫通して後方に突出している。メダルセレクタ38は、メダル投入部11に投入されたメダルが正規のものであると判定すると、メダルガイド部381側にメダルを通過させるとともに、光センサである内部のメダルセンサがメダルを検出して、主制御基板21へその投入信号を出力する。なお、メダルガイド部381は、メダルセレクタ38が正規のものと選別したメダルをメダル払出装置24のホッパー部241に案内して貯留させる。
メダルセレクタ38の下方には、キャンセルシュート391及び払出シュート392がプラスチックで一体成形された中空のシュート部材39が、遮蔽板315の裏面に取り付けられている(図5参照)。キャンセルシュート391は、メダルセレクタ38の後部38aの下方に位置し、メダルセレクタ38が排除し落下させた不適なメダル等をメダル払出口16に案内する。一方、払出シュート392の背面には、メダル払出装置24のスリット24aと位置整合するメダル受容口392aが開口形成されている。すなわち、メダル払出装置24は、スリット24aに対向するメダル受容口392aを通して払出シュート392内にメダルを放出し、放出されたメダルが払出シュート392内の中空の通路に導かれて前面側のメダル払出口16から受け皿4aに払い出されるようになっている。
また、遮蔽板315の裏面には、下パネル15を照明する蛍光灯を駆動するためのインバータ152が設けられている(図5参照)。また、放音部17a、17b(図4参照)に対向する位置にスピーカ171a、171bがその振動板を前面に臨ませて取り付けられている。また、シュート部材39の出口に対向し前面側のメダル払出口16にあたる位置に、払出開口317が打ち抜き形成されている。
かかる板金製の中枠310は、それぞれ長尺の横フレーム311及び縦フレーム312、313に遮蔽板315を面要素として取り入れた、いわゆるパネル構造を有している。中枠310が前面枠301の内側面に固定されることにより、前扉3の機械的な剛性が強化され、不正に外力が加えられても全体の撓みが小さく抑えられる。したがって、前扉3のこじ開けやピッキング等の不正行為を困難にすることができる。
以上説明した不正対策が施された筐体構造を備える本実施形態のスロットマシン1によれば、前扉3を構成する前面枠301の内側面に近接して板金製の中枠310を固定した。前扉3をキャビネット2に閉塞した状態では、中枠310の下方部に一体形成される遮蔽板315が、メダル払出装置24の前方に対向するため、特に前方から侵入させた針金等の不正具を使って、例えば所定の信号線をショートさせたり、メダル払出装置24等の内部機器を誤作動させたりする等の不正操作を確実に防止することができる。また、不正行為者が例えばドリルなどで前扉3に穴を開けようとしても、板金部材である遮蔽板315に阻止されるため、かかる不正行為の完遂を困難にすることができる。
また、前扉3は、面要素としての遮蔽板315が一体化したいわゆるパネル構造の中枠310で補強されるため、前扉3をバール等で強硬にこじ開けようとしても、その撓みを小さく抑えることができる。したがって、前扉3の不正なこじ開けや隙間からのピッキング等を困難にし、前扉3の不正開放を効果的に防止することができる。
更には、ゲーム中にホッパー部241のメダルが不足した場合など、メダル払出装置24のメンテナンス作業をする際にも、従来通り前扉3を所定の鍵で解錠操作して開放すれば容易に行うことができ、その作業性を阻害することもない。
本発明は、スロットマシンに限らず、筐体構造を備える一般的な遊技機においても広く応用され得る。
本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図1のスロットマシンにおいて前扉を開いた状態での筐体内部の構造を表した斜視図である。 図1のスロットマシンにおいて前面枠を取り外した状態での筐体内部の構造を表した斜視図である。 図1のスロットマシンの前扉であって中枠を取り外した状態での前面枠の裏面構造を表した背面図である。 図1のスロットマシンの前扉に固定される中枠の背面図である。 図1のスロットマシンの前扉に固定される中枠の正面図である。
符号の説明
1…スロットマシン
2…キャビネット 3…前扉
4…受け皿部材 4a…受け皿
5a…上部ランプ 5b、5c…コーナーランプ
6a、6b…放音部 7…液晶表示装置
8…中パネル 8a…表示窓
9…鍵穴
10…リール装置 10a、10b、10c…リール
11…メダル投入部 12…ベットボタン
13…スタートレバー 14a、14b、14c…ストップボタン
15…下パネル 16…メダル払出口
17a、17b…放音部 21…主制御基板
22…回胴装置基板 23…フレーム
24…メダル払出装置 24a…スリット
25…電源装置 31…サブ制御基板
32…画像制御基板 34、35…白熱ランプ
36…中央表示基板 37…蛍光灯ユニット
38…メダルセレクタ 39…シュート部材
41、42…開閉支持機構 61a、61b…スピーカ
152…インバータ 171a、171b…スピーカ
241…ホッパー部 242…払出機構部
301…前面枠 310…中枠
311…横フレーム 312、313…縦フレーム
314…開口 315…遮蔽板
316…ネジ孔 317…払出開口
320…施錠機構 321…シリンダ錠
381…メダルガイド部 391…キャンセルシュート
392…払出シュート 392a…メダル受容口

Claims (2)

  1. 少なくとも遊技媒体払出装置を収容するキャビネットと、前記キャビネットの開口を閉塞する前扉とを備えた遊技機であって、
    前記前扉は、前面側にフロントマスクが形成された前面枠と、前記遊技媒体払出装置に対向する遮蔽板を少なくとも一部に含む中枠とを備えてなり、
    前記中枠が前記前面枠の内側面に近接して固定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記中枠は、前記遮蔽板を少なくとも面要素とするパネル構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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