JP2014176419A - 遊技機 - Google Patents

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Teruyoshi Yasunaga
輝好 安永
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Abstract

【課題】遊技機本体への穴開け作業の難易度を高くすることによって不正行為による損害を効果的に抑制できる遊技機を提供する。
【解決手段】本体前面を構成する前面板48a,52a,52bの後側に金属板63を設け、その金属板63を、それに対応する前面板48a,52a,52bに対して斜めに配置する。これにより、金属板に対してドリルの刃先がうまく定まらず、遊技機本体への穴開け作業の難易度が高くなり、いわゆる穴開けゴトによる遊技ホールの損害を効果的に抑制できる。前面板48a,52a,52bに対して斜めとなる部分は金属板63の一部であってもよい。また、その金属板63は、側面視で斜めに配置してもよいし、平面視で斜めに配置してもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に対しては新たな手口のゴト行為が次々と報告されており、それらに対しては順次対策が施されてきた。例えば、ドリルを用いて遊技機本体の前面に穴を開け、ピッキングや基板への不正な改変等を行う、いわゆる穴開けゴトに対しては、例えば本体前面に対してその裏側に金属板を装着する等の対策が施されている(特許文献1)。
特開2008−237349号公報
特許文献1に記載のように、本体前面の裏側に金属板を装着すれば、ドリルでの穴開けに従来よりも時間を要するため、穴開けゴト行為の発見が容易となり、或いは穴開けゴトの完遂が困難となり、またそれによって穴開けゴト行為に対して一定の抑止力が働くことで遊技ホールの損害の抑制が期待される。
しかしながら、本体前面の裏側に単に金属板を配置しただけでは、ドリルによる穴開け作業に若干時間を要するとしてもその作業の難易度はそれほど高くなるものではなく、従って穴開けゴト行為による損害の発生を十分に抑制できない可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技機本体への穴開け作業の難易度を高くすることによって不正行為による損害を効果的に抑制できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、本体前面を構成する前面板33,48a,52a,52bの後側に金属板63,63a,63b,68,68a,68bを設け、前記金属板63,63a,63b,68,68a,68bの少なくとも一部の特定部分を、該特定部分に対応する前記前面板33,48a,52a,52b上の部分に対して斜めに配置したものである。また、その特定部分を、該特定部分に対応する前記前面板33,48a,52a,52b上の部分に対して平面視で斜めに配置してもよいし、もちろん側面視で斜めに配置してもよい。
前記金属板63,63a,63b,68,68a,68bを、ジグザグ状に連なる複数の平板部63a,63b,68a,68bにより構成し、前記平板部63a,63b,68a,68bの少なくとも一つを前記特定部分としてもよい。この場合、複数の前記平板部63a,63b,68a,68bは、交互に連なる第1平板部63a,68aと第2平板部63b,68bとを含み、前記第1平板部63a,68aを前記特定部分とし、前記第2平板部63b,68bを、その前側の前記前面板33,48a,52a,52bに対する角度が略90度となるように配置してもよいし、前記第1平板部63a,68aを前記特定部分とし、前記第2平板部63b,68bを、その前側の前記前面板33,48a,52a,52bに対して前記第1平板部63a,68aと同じ側に傾斜させると共にその傾斜角度を前記第1平板部63a,68aよりも大きくしてもよい。
また、前記金属板63,63a,63b,68,68a,68bは、その一端側が外力によって後向きに移動可能で且つその移動によって前記前面板33,48a,52a,52bに対する傾斜角度が大となるように構成してもよい。
本発明によれば、遊技機本体への穴開け作業の難易度が高くなり、それによって不正行為による損害を効果的に抑制できる。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機における全体斜視図である。 同パチンコ機における本体ケースの正面図である。 同パチンコ機における前扉の背面図である。 同パチンコ機における要部側面断面図である。 同パチンコ機における要部平面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機における要部側面断面図である。 同パチンコ機における要部平面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示すパチンコ機における要部側面断面図である。 同パチンコ機における要部平面断面図である。 本発明の第4の実施形態を示すパチンコ機における要部平面断面図である。 本発明の第5の実施形態を示すパチンコ機における要部側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図5は本発明をスロットマシンとして具現化した第1の実施形態を例示している。図1〜図3において、遊技機本体1は、本体ケース2と、この本体ケース2の前側に配置された前扉3とを備えている。本体ケース2は、左右一対の側板4,5と、それら側板4,5の上下両端部をそれぞれ左右に接続する天板6及び底板7と、背面側を略閉鎖する裏板8とで前側が開放した箱形に形成されており、その本体ケース2の前側を閉鎖するように、前扉3が左右一側、例えば左側のヒンジ金具9を介して開閉自在に支持されている。
本体ケース2内には、表示リールユニット11、主基板ユニット12、設定ユニット13、メダル払い出しユニット14、メダル補助ケース15、電源ユニット16等が配置されている。表示リールユニット11は、遊技図柄を変動表示するためのもので、左右方向に複数個(例えば3個)の図柄表示リール17a〜17cを備えており、例えば本体ケース2内の中間棚18上に着脱自在に装着されている。なお中間棚18は、例えば本体ケース2内の所定高さ位置で左右の側板4,5間に架設されている。
主基板ユニット12は、遊技の進行を統括的に制御する主制御基板19、この主制御基板19を収容する主基板ケース20等により構成されており、例えば表示リールユニット11の上側で裏板8の前面側に着脱自在に装着されている。設定ユニット13は、リセットスイッチ等の各種設定スイッチが設けられた設定基板21、中継基板22、これらの基板21,22等を収容する設定基板ケース23等により構成されており、例えば表示リールユニット11の上側で、左右の側板4,5のうちの例えば左側板4の内面側に着脱自在に装着されている。
メダル払い出しユニット14は、遊技に供すべく投入されたメダルを受け入れて貯留するメダルホッパー24と、そのメダルホッパー24内のメダルを規定数ずつ前側の払い出し口25から払い出すメダル払い出し装置26とを上下に備え、例えば底板7上の左右方向略中央に配置されている。メダル補助ケース15は、メダルホッパー24からオーバーフローしたメダルを貯留するためのもので、メダルホッパー24に設けられた余剰メダル排出口27の下側に対応して、例えば底板7上の右端部に右側板5の内面に沿って配置されている。
電源ユニット16は、表示リールユニット11、メダル払い出しユニット14、主制御基板19等の各部に電力を供給するためのもので、電源基板28、この電源基板28を収容する電源ケース29、この電源ケース29上に設けられた電源スイッチ30等により構成されており、例えば底板7上の左端部に左側板4の内面に沿って配置されている。
前扉3は例えば合成樹脂製で、その上下方向略中央に主表示窓31が形成され、その主表示窓31の上側には、副表示窓32が形成された上部パネル33が着脱自在に装着されている。主表示窓31は、図柄表示リール17a〜17cの前側に対応して例えば矩形状に形成され、ガラス板その他の透明板34が嵌め込まれており、遊技者は図柄表示リール17a〜17c上の遊技図柄をこの主表示窓31を介して前側から視認可能となっている。副表示窓32は、例えば上部パネル33の裏側に装着された液晶式等の画像表示手段35に対応して例えば矩形状に形成されており、遊技者は画像表示手段35に表示される演出画像をこの副表示窓32を介して前側から視認可能となっている。
主表示窓31及び副表示窓32の左右両側には、一対の電飾パネル36が、前扉3の左右両縁部に沿ってその前側に着脱自在に装着されている。この電飾パネル36は、例えばその前面側が内向きに傾斜するように、両表示窓31,32よりも前側に突出しており、その後側には、LED基板37の他、例えば上部側に設けられた左右一対の音声出力部38に対応して上部スピーカ39が配置されている。
また、主表示窓31の下部前側には、上操作パネル41が横長状に設けられている。上操作パネル41は、主表示窓31の下縁に沿って例えば前斜め上向きに配置されており、メダルを投入可能なメダル投入口42の他、メダル投入口42へのメダルの投入に代えてクレジットからメダルをベットするための1ベットボタン43及びマックスベットボタン44、ベットをキャンセルするためのキャンセルボタン45等が設けられている。
前扉3の最下部前側には、例えば灰皿46とメダル受け皿47とを左右に備えた横長状の受け皿ユニット48が装着されている。受け皿ユニット48の背壁48a上には、メダル受け皿47に対応してメダル排出口49が設けられている。このメダル排出口49は、メダル払い出し装置26から払い出され、或いは投入後に返却されたメダルを前側のメダル受け皿47に排出するためのものである。また、例えばメダル排出口49の左右両側には、前扉3の裏側に配置された例えば左右一対の下部スピーカ50に対応する音声出力部51が形成されている。
前扉3の下部前側には、主表示窓31、電飾パネル36及び上操作パネル41と受け皿ユニット48との間にカバーパネル52が着脱可能に装着されている。このカバーパネル52は、例えば左右両端部が後向きに緩やかに回り込むように形成された前カバー部52aと、この前カバー部52aの下側に一体に形成された下カバー部52b(図4等)とを一体に備えている。前カバー部52aは、受け皿ユニット48の前縁と同程度まで前側に張り出しており、その前面側には、前操作パネル部53と装飾パネル部54とが上下に隣接して配置されている。下カバー部52bは、受け皿ユニット48の上側に対応して後ろ下がりの傾斜状に形成されており、その下端部が、受け皿ユニット48の背壁48aの上縁側と当接又は近接している。
前操作パネル部53は、上操作パネル41の前縁に沿ってその下側に例えば前向きに形成されており、図柄表示リール17a〜17cの回転を開始させるためのスタートレバー55、回転中の図柄表示リール17a〜17cを夫々個別に停止させるためのストップボタン56a〜56cの他、メダル投入口42内に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン57等が設けられている。なお、メダル投入口42から投入されたメダルは、前扉3の裏側の選別手段58により正否の判別を受けた後、正規のメダルのみがシュート59を経てメダルホッパー24に案内され、不正メダル等は返却通路60を経てメダル排出口49からメダル受け皿47に返却されるようになっている。装飾パネル部54には、当該スロットマシンの機種名やキャラクター等が描かれた装飾シートが、例えば透明カバー54aと共に装着されている。
また前扉3の裏側には、図2,図3に示すように、例えば電源ユニット16の前側に対応する下部遮蔽板(金属板)61と、主基板ユニット12、設定ユニット13等の前側に対応する上部遮蔽板(金属板)62とが配置されている。下部遮蔽板61及び上部遮蔽板62は、共に金属板を折り曲げ加工することにより形成されている。
下部遮蔽板61は、図4に示すように、例えば側面視で斜めに形成された縦平板部63と、例えばこの縦平板部63における傾斜方向両端部(ここでは上下両端部)に設けられた固定部64,65とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部66,67に対して固定部64,65を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。
縦平板部(特定部分)63は、例えば上端側よりも下端側が後方に位置する後ろ下がりの傾斜状で、その前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ちカバーパネル52の前カバー部52a及び下カバー部52b、受け皿ユニット48の背壁48aのそれぞれに対して斜めとなるように配置されている。なお、下部遮蔽板61には、下部スピーカ50との干渉を避けるための開口部61a等が形成されている(図3)。
上部遮蔽板62は、図5に示すように、例えば平面視で斜めに形成された横平板部68と、例えばこの横平板部68の傾斜方向両端部(ここでは左右両端部)に設けられた固定部69,70とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部71,72に対して固定部69,70を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。
横平板部(特定部分)68は、例えば右端側よりも左端側が後方に位置する傾斜状で、その前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ち上部パネル33等に対して斜めとなるように配置されている。なお、上部遮蔽板62には、上部スピーカ39との干渉を避けるための開口部62a、ヒンジ金具9との干渉を避けるための切欠部62b等が形成されている(図3)。
以上のように構成された本実施形態のスロットマシンを対象として、例えば電源ユニット16の不正な改変を目的とする穴開けゴトが行われる場合、例えば受け皿ユニット48の背壁48a等に対してドリル刃を略垂直に当てて穴開けが行われると考えられる。この場合、受け皿ユニット48の背壁48aについてはドリル刃が容易に貫通できたとしても、その後ろ側に配置された下部遮蔽板61の縦平板部63は背壁48a等に対して斜めに配置されているため、ドリルの刃先がうまく定まらず、従って穴開けの難易度が非常に高くなり、少なくとも従来のような短時間で穴開けを完了することは不可能となる。
主基板ユニット12や設定ユニット13の不正な改変を目的として上部パネル33に穴開けを行う場合についても同様であり、上部パネル33の後ろ側に配置された上部遮蔽板62の横平板部68は上部パネル33に対して斜めに配置されているため、ドリルの刃先がうまく定まらず、短時間で穴開けを完了することは不可能である。ドリルによる穴開けに時間を要すれば、穴開けゴト行為の発見が容易となり、或いは穴開けゴトの完遂が困難となり、またそれによって穴開けゴト行為に対する抑止力が働くことで遊技ホールが被る損害の抑制が期待される。
なお、平板部63,68に対するドリル刃の傾きをより大きくし、穴開けの難易度をより高めるべく、遮蔽板61,62の平板部63,68は、それらの前側に配置される前面板(前カバー部52a、上部パネル33等)に対する傾斜角度がなるべく大きくなるように配置することが望ましい。但し、本十進形態のように一つの平板部でカバーする対象領域が広い場合、平板部の傾斜角度を大きくすると遮蔽板61,62の前後方向寸法が大きくなり、スペース効率が悪くなるという問題がある。
図6及び図7は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態における下部遮蔽板61及び上部遮蔽板62を変更して、ジグザグ状に連なる複数の平板部を備えた形状とした例を示している。
本実施形態の下部遮蔽板61は、図6に示すように、例えば上下方向に連なる複数(ここでは2つ)の第1,第2縦平板部63a,63bと、例えばこれら縦平板部63a,63bにおける傾斜方向両端部(ここでは上下両端部)に設けられた固定部64,65とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部66,67に対して固定部64,65を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。上側の第1縦平板部(第1平板部)63aは例えば後ろ下がりの傾斜状、下側の第2縦平板部(第2平板部)63bはその逆で例えば前下がりの傾斜状で、両縦平板部(共に特定部分)63a,63bは側面視で傾斜方向が異なっている。そして、第1,第2縦平板部63a,63bは、それらの前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ちカバーパネル52の前カバー部52a及び下カバー部52b、受け皿ユニット48の背壁48aのそれぞれに対して斜めとなるように配置されている。
また本実施形態の上部遮蔽板62は、図7に示すように、左右方向に交互に連なる複数(ここでは計11)の第1,第2横平板部68a,68bと、例えばこれら横平板部68a,68bにおける傾斜方向両端部(ここでは左右両端部)に設けられた固定部69,70とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部71,72に対して固定部69,70を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。第1横平板部68aは何れも例えば右端側よりも左端側が後方に位置する傾斜状、第2横平板部68bはその逆で何れも例えば左端側よりも右端側が後方に位置する傾斜状で、両横平板部(共に特定部分)68a,68bは平面視で傾斜方向が異なっている。そして、第1,第2横平板部68a,68bは、それらの前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ち上部パネル33等に対して斜めとなるように配置されている。
以上のように、遮蔽板61,62を、ジグザグ状に連なる複数の平板部を備えた形状とすることにより、広い領域をカバーする場合でも、遮蔽板61,62の前後方向寸法を小さく抑えつつ、前側の前面板に対する平板部の角度を大きくとることができ、ドリルによる穴開けの難易度をより高めることができる。
図8及び図9は本発明の第3の実施形態を例示し、第2の実施形態と同様、下部遮蔽板61及び上部遮蔽板62をジグザグ状に連なる複数の平板部を備えた形状としつつ、交互に連なる第1平板部と第2平板部とのうち、少なくとも第2平板部の傾斜角度を第2の実施形態とは異ならせた例を示している。
本実施形態の下部遮蔽板61は、図8に示すように、例えば上下方向に交互に連なる複数(ここでは計8つ)の第1,第2縦平板部63a,63bと、例えばこれら縦平板部63a,63bにおける傾斜方向両端部(ここでは上下両端部)に設けられた固定部64,65とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部66,67に対して固定部64,65を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。
第1縦平板部(第1平板部、特定部分)63aは何れも例えば後ろ下がりの傾斜状に形成され、それらの前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ちカバーパネル52の前カバー部52a及び下カバー部52b、受け皿ユニット48の背壁48aのそれぞれに対して斜めとなるように配置されている。一方、第2縦平板部(第2平板部)63bは何れも略水平に形成され、それらの前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板のうち、受け皿ユニット48の背壁48a等に対する角度が略90度となるように配置されている。
第2の実施形態の遮蔽板61(図6)の場合、ドリル刃が第1縦平板部63aと第2縦平板部63bとの連結部に当たった場合には比較的容易に穴が開いてしまうと考えられるが、本実施形態の下部遮蔽板61の場合にはドリル刃を略確実に第1縦平板部63aに当接させることができるため、第2の実施形態に比べてドリルによる穴開けの難易度をより高めることができる。
また本実施形態の上部遮蔽板62は、図9に示すように、左右方向に交互に連なる複数(ここでは計17)の第1,第2横平板部68a,68bと、例えばこれら横平板部68a,68bにおける傾斜方向両端部(ここでは左右両端部)に設けられた固定部69,70とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部71,72に対して固定部69,70を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。第1横平板部(第1平板部、特定部分)68aは何れも例えば右端側よりも左端側が後方に位置する傾斜状に形成され、それらの前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ち上部パネル33等に対して斜めとなるように配置されている。一方、第2横平板部(第2平板部)68bも第1横平板部68aと同じく例えば右端側よりも左端側が後方に位置する傾斜状に形成されているが、遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ち上部パネル33等に対する角度は90度に近く、第1横平板部68aよりも大きくなっている。
この上部遮蔽板62によれば、ドリル刃をより確実に第1横平板部68aに当接させることができるため、ドリルによる穴開けの難易度を更に高めることができる。
図10は本発明の第4の実施形態を例示し、上部遮蔽板62を波板状に形成した例を示している。本実施形態の上部遮蔽板62は、図10に示すように、前後に蛇行する左右方向の波板状に形成された波板部73と、この波板部73の左右両端部に設けられた固定部69,70とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部71,72に対して固定部69,70を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。
波板部73は、その前側に対応し且つ遊技機本体1の前面を構成する前面板、即ち上部パネル33等に対する傾斜角度はその左右方向位置によって異なるが、略全ての部分(特定部分)で上部パネル33等に対して斜めとなっているため、ドリルによる穴開けの難易度を高めることができる。
図11は本発明の第5の実施形態を例示し、第1の実施形態を変更して、下部遮蔽板61の一端側(ここでは下端側)が外力によって後向きに移動可能で且つその移動によって前面板に対する平板部(特定部分)63の傾斜角度が大となるように構成した例を示している。
本実施形態の下部遮蔽板61は、図11に示すように、例えば側面視で後ろ下がりの傾斜状形成された縦平板部63と、例えばこの縦平板部63における一端側(ここでは上端側)に設けられた固定部64と、縦平板部63における他端側(ここでは下端側)に設けられた被案内部74とを一体に備えており、前扉3の裏側に設けられた固定基部66に対して固定部64を例えばねじ止めすることにより着脱自在に固定されている。
被案内部74には、例えば一又は複数の切欠部(又は開口部)74aが形成されており、この切欠部74aが、例えば前扉3の裏側に配置された案内部75に前後方向移動可能に遊嵌している。案内部75は、例えば前後方向の軸状に形成されると共に、その前後両端側に切欠部74aが当接可能な拡幅部75a,75bが形成されており、下部遮蔽板61の下端側の移動範囲をそれら拡幅部75a,75b間に制限している。
本実施形態によれば、例えば受け皿ユニット48の背壁48aを貫通したドリル刃が下部遮蔽板61の縦平板部63に当接したとき、そのドリル刃に押されて縦平板部63の下端側が後向きに移動し、これによってドリル刃の縦平板部63に対する角度がより大きくなるため、ドリルの刃先がうまく定まらず、従って穴開けの難易度が第1の実施形態に比べて更に高くなる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、電源ユニット16の前側に対応して下部遮蔽板61を、主基板ユニット12及び設定ユニット13の前側に対応して上部遮蔽板62を配置した例を示したが、例えば本体ケース2側の略全体に対応するように、一又は複数の遮蔽板を配置するようにしてもよい。
平板部をジグザグ状に連ねた形状を採用する場合、第2,第3の実施形態では、それぞれ特定の傾斜角度に形成された第1平板部と第2平板部とを交互に配置したが、全ての平板部の傾斜角度を異ならせる等、各平板部の傾斜角度はランダムであってもよい。
遮蔽板は金属製であることが望ましいが、FRP、アクリル等により形成してもよい。
また本発明は、スロットマシンに限らず、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機を含む各種遊技機において同様に実施することが可能である。
33 上部パネル(前面板)
48a 背壁(前面板)
52a 前カバー部(前面板)
52b 下カバー部(前面板)
63 縦平板部(金属板)
63a 第1縦平板部(金属板)
63b 第2縦平板部(金属板)
68 横平板部(金属板)
68a 第1横平板部(金属板)
68b 第2横平板部(金属板)

Claims (6)

  1. 本体前面を構成する前面板の後側に金属板を設け、
    前記金属板の少なくとも一部の特定部分を、該特定部分に対応する前記前面板上の部分に対して斜めに配置した
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定部分を、該特定部分に対応する前記前面板上の部分に対して平面視で斜めに配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記金属板を、ジグザグ状に連なる複数の平板部により構成し、
    前記平板部の少なくとも一つを前記特定部分とした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 複数の前記平板部は、交互に連なる第1平板部と第2平板部とを含み、
    前記第1平板部を前記特定部分とし、
    前記第2平板部を、その前側の前記前面板に対する角度が略90度となるように配置した
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 複数の前記平板部は、交互に連なる第1平板部と第2平板部とを含み、
    前記第1平板部を前記特定部分とし、
    前記第2平板部を、その前側の前記前面板に対して前記第1平板部と同じ側に傾斜させると共にその傾斜角度を前記第1平板部よりも大きくした
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  6. 前記金属板は、その一端側が外力によって後向きに移動可能で且つその移動によって前記前面板に対する前記特定部分の傾斜角度が大となるように構成した
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
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