JP2005118125A - ゲーム機の施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム機の前扉を効果的に補強することができるゲーム機の施錠装置を提供する。
【解決手段】取付板2と支持板3を有した縦長の基枠体1が断面略L形またはコ字形に形成され、支持板3の上部と下部に鉤部材4,5が枢着される。上下の鉤部材4,5が基枠体1内に摺動可能に配設された連結杆6により連結される。基枠体1がゲーム機の前扉21の内側に縦に取り付けられる。基枠体1の上端部に上辺枠16の一端部が直角に連結され、基枠体1の下端部に下辺枠17の一端部が直角に連結される。上辺枠16の他端部に扉蝶番側縦枠18の上端部が連結され、下辺枠17の他端部に扉蝶番側縦枠18の下端部が連結される。上辺枠16、下辺枠17、及び扉蝶番側縦枠18が断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成され、基枠体1と共に矩形枠15を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機等のゲーム機の前扉を施錠する施錠装置に関する。
従来、例えばスロットマシンの前扉を筐体に対し施錠する施錠装置として、縦長の基枠体の上部と下部に鉤部材を枢着し、上下の鉤部材を基枠体内に摺動可能に配設された連結杆により連結し、基枠体の中間部にシリンダ錠をその錠軸を内側に差し込むように取付けると共に、その錠軸に連結杆と係合するカム板を固定した構造の施錠装置が下記特許文献1などで知られている。この施錠装置は、ゲーム機の筐体の前面に、開閉可能に装着された前扉本体の内側の自由端側に、縦に取付けられ、前扉の閉鎖時に、ゲーム機の筐体側に取付けられた受け金具に、上下の鉤部材を係止して施錠される。
実用新案登録第2547830号公報
一方、この種のスロットマシンは、通常、回胴リールなどの多数の電気機械部品が前扉本体の内側に取り付けられており、前扉本体はその一側部が蝶番を介して筐体に対し開閉自在に取り付けられているが、近年、その前扉本体が合成樹脂により形成される傾向にある。このため、重量の重い電気機械部品などの荷重が、前扉の端部を支持する蝶番に対し、前扉本体を捻り変形させる方向に印加され、それによって、合成樹脂製の前扉本体が変形し易い状態となっている。
このために、前扉本体を構成する合成樹脂の厚さを厚くし、或いは補強材を混入した合成樹脂材料を用いて成形し、前扉本体の剛性を増大させることが行われているが、前扉本体の形状によって前扉に取り付けられる電気機械部品の取付スペースが制限され、或いは樹脂材料の厚肉化により前扉の重量が増大する課題があった。また、前扉本体の内側に、金属フレーム製の補強枠を固定することも試みられているが、施錠装置とそれらの補強枠、或いは蝶番と補強枠が別個に前扉本体に固定されるため、補強効果が少ないという課題があった。さらに、施錠装置の取付位置によっては、補強枠と施錠装置の基枠体が干渉しやすく、また蝶番側では蝶番と補強枠が干渉しやすいため、別部材として前扉本体の内側に固定する補強枠では、効果的な補強がなされにくいという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ゲーム機の前扉を効果的に補強することができるゲーム機の施錠装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のゲーム機の施錠装置は、取付板と支持板を有した縦長の基枠体が断面略L形またはコ字形に形成され、該支持板の上部と下部に鉤部材が枢着され、上下の該鉤部材が該基枠体内に摺動可能に配設された連結杆により連結され、該基枠体の取付板にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、該カム板が該錠軸の回動時に該連結杆に係合可能とされ、該基枠体がゲーム機の前扉の内側に縦に取り付けられ、該ゲーム機の筐体側に固定された受け金具に該鉤部材が係止されて施錠するゲーム機の施錠装置において、該基枠体の上端部に上辺枠の一端部が直角に連結され、該基枠体の下端部に下辺枠の一端部が直角に連結され、該上辺枠の他端部に扉蝶番側縦枠の上端部が連結され、該下辺枠の他端部に該扉蝶番側縦枠の下端部が連結されて、該基枠体、上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠により矩形枠が形成され、該上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠が断面略L形またはコ字形の長尺部材により形成されていることを特徴とする。
ここで、請求項2のように、上記基枠体、上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠の各連結箇所は、複数の固定孔に複数の固定ねじを挿入し締付固定して連結することができる。
また、請求項3のように、上記基枠体、上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠の各連結箇所は、固定孔にリベットを挿入してかしめ、或いは金属板の重ね合わせ部分を凹凸状にかしめて連結固定することができる。
また、請求項4のように、上記扉蝶番側縦枠は、上記前扉を支持する着脱式蝶番の可動部材の基枠として形成することができる。
このように構成されたゲーム機の施錠装置は、その基枠体が、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠からなる矩形枠の1辺を形成するように連結され、ゲーム機の前扉の内側に、その施錠装置を取り付ける場合には、施錠装置の基枠体、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠を矩形に連結してなる矩形枠の全体を、ゲーム機の前扉の内側に固定する。このとき、施錠装置の基枠体は、前扉の自由端側に縦に固定され、筐体側には受け金具が施錠装置の鉤部材に対応した位置に取付けられる。
またこのとき、ゲーム機の前扉本体が例えば変形しやすい合成樹脂により形成されている場合、施錠装置の基枠体をその一部とした矩形枠が固定ねじにより前扉本体の内側に強固に固定されることにより、その矩形枠により前扉本体は効果的に補強される。
すなわち、施錠装置の基枠体を含む矩形枠は、その各辺部が断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成されて高い剛性と強度を有しており、これにより、合成樹脂製の前扉に重量の重い電気機械部品が取り付けられ、その荷重が前扉の蝶番に対し前扉本体を変形させる方向にかかる場合であっても、高い剛性をもった施錠装置の基枠体を含む矩形枠が前扉本体の内側に固定されることにより、その基枠体、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠が、効果的に前扉本体を補強し、前扉の変形を防止することができる。
また、前扉本体の内側に矩形枠が装着されるスペースはそれ程広いスペースを必要とせず、予めその矩形枠の部分のスペースを形成しておけば、基枠体、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠からなる矩形枠を複数の固定ねじを用いて比較的簡単に前扉の内側に固定することができ、別部材としての補強枠を前扉の内側に固定する場合に比べ、部材の干渉などがなく、容易に施錠装置と共に矩形枠を取り付けることができる。また、基枠体、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠の各連結部は、2本或いはそれ以上の固定ねじを複数の固定孔に挿入して締め付け固定すれば、充分な強度をもって矩形枠を組付け形成することができる。勿論、連結部を連結する際、固定ねじに代えて、リベットによる固定、或いはかしめ固定を用いることもできる。
一方、請求項4のように、矩形枠の扉蝶番側縦枠は、上記前扉を支持する着脱式蝶番の可動部材の基枠として形成することもでき、このように扉蝶番側縦枠を着脱式蝶番の可動部材の基枠として形成した場合、矩形枠の一部に着脱式蝶番の可動部材が設けられることになる。したがって、このように蝶番の可動部材を一体とした構成の矩形枠を前扉に固定すれば、前扉には別部材としての蝶番の可動部を取り付ける必要がない。このため、蝶番のスペースを別に設けておく必要がなく、別部材としての蝶番の可動部を取り付けた際の部材の干渉を解消することができ、また、蝶番を取り付ける際の工数などを削減することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1はゲーム機の施錠装置の斜視図を示し、図2はその主要部の右側面図を示し、図3はその背面図を示している。この施錠装置は、図1に示すように、矩形枠15を有しており、その矩形枠15の縦の1辺部が基枠体1として構成され、基枠体1の上部に上辺枠16が水平に連結され、基枠体1の下部に下辺枠17が水平に連結され、上辺枠16と下辺枠17の他端の縦方向に扉蝶番側枠18が縦に連結されて、矩形の矩形枠15が形成される。
施錠装置の主要部の枠体を構成する縦長の基枠体1は、取付板2と支持板3を断面略L字状又は略コ字状に曲折して一体成形され、基枠体1の支持板3の上部と下部には、鉤部材4,5が背面側に突き出した状態で、軸ピン4a,5aにより揺動可能に枢支されている。基枠体1は、その断面が略L字状または略コ字状に形成された補強構造を有し、曲げ荷重に対し高い剛性と強度を有している。また、この基枠体1の上端部と下端部には、上辺枠16と下辺枠17が連結されるための連結部が形成され、その取付板2の連結部には2個の固定孔(ねじ孔)2aが穿設されている(図3)。
両鉤部材4,5の中間部は、帯状の連結杆6により連結され、連結杆6は、支持板3の内側に沿って摺動可能に配設され、その先端と末端がピン軸により鉤部材4,5の中間部に連結される。3aは支持板3の一部を切り起して形成した連結杆6用のガイド部であり、連結杆6の上下動を案内する。連結杆6と支持板3の間にスイッチ作動杆10が長手方向に沿って摺動可能に配設され、連結杆6とスイッチ作動杆10との間に、連結杆6を上方に付勢し、スイッチ作動杆10を下方に付勢するためのコイルばね9が掛けられている。
取付板2の中央部下寄りにシリンダ錠を取り付けるための錠取付部とリセット用スイッチ12及び解錠検出スイッチ14を取り付けるためのスイッチ取付部が幅広の形態で形成されている。この錠取付部とスイッチ取付部に対応する支持板3の部分は、その一部が切り欠かれ、外側に突出するように曲折して配設されている。そして、その錠取付部上にシリンダ錠7が取り付けられる。シリンダ錠7は、元部にフランジ部を有し、錠取付部に設けた孔に円筒部を通し、その錠軸を基枠体1の内側に挿入するようにし、フランジ部を錠取付部の背面側にねじ止めすることにより、固定される。
シリンダ錠7の錠軸の先端にカム板8が固定され、このカム板8には第一係合部8aと第二係合部8bが設けられ、図3の反時計方向にカム板8を回動したとき、その第一係合部8aは連結杆6と係合可能である。一方、シリンダ錠7とカム板8の近傍における支持板3と連結杆6との間には、スイッチ作動杆10が摺動可能に配設されている。このスイッチ作動杆10の一部にはスイッチ作動部10aが設けられると共に、カム板8と係合可能な係合部が設けられ、カム板8を図3の時計方向には回動したとき、その第二係合部8bはスイッチ作動杆10に係合してそれを下方に摺動させる。さらに、連結杆6の一部はスイッチ取付部上を通過して配設され、その連結杆6の部分にスイッチ作動部6aが形成され、連結杆6の動きに応じて解錠動作を検出するようにしている。
すなわち、シリンダ錠7の下側の取付板2上に設けた幅広のスイッチ取付部上に、リセット用スイッチ12と解錠検出スイッチ14(透過形光電スイッチ或は近接スイッチなど)が取り付けられ、リセット用スイッチ12内にスイッチ作動部10aが通過可能とされ、解錠検出スイッチ14内には連結杆6のスイッチ作動部6aが通過可能に配設されている。
リセット用スイッチ12は、シリンダ錠7が鍵により左に回動操作され、錠軸つまりカム板8が図3の時計方向に所定の角度回動した時、そのスイッチ作動部10aがリセット用スイッチ12内に進入し、スイッチ12がオンする。解錠検出スイッチ14は、シリンダ錠7が鍵により右に回動操作され、カム板8が図3の反時計方向に所定の角度回動した時、そのスイッチ作動部6aが解錠検出スイッチ14内に進入し、スイッチ14がオンする。
さらに、支持板3の下部に形成された幅広部の外側に、支持ローラ13が回転自在に軸支され、この支持ローラ13は前扉の閉鎖時に、ゲーム機の本体側に取付けられた受け金具22の滑り板25上にのり上げ、開閉動作を容易にする。
図1に示すように、この施錠装置の枠体は、その基枠体1を含む全体が矩形枠15として形成され、その矩形枠15の大きさは、ゲーム機の前扉の大きさと形状的にほぼ一致して形成されている。図1のように、施錠装置の主要部の基枠体1が矩形枠15の右側の縦辺を形成し、その基枠体1の上端部に上辺枠16の一端部が直角に連結されている。上辺枠16は、断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成され、両側の端部に2個の固定孔(ねじ孔)が穿設され、その右端には固定ねじ31をねじ込み締付けることにより、基枠体1と上辺枠16が直角に連結される。同様に、基枠体1の下端部に下辺枠17の一端部が直角に連結されている。
つまり、下辺枠17は、断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成され、両側の端部に2個の固定孔(ねじ孔)が穿設され、その右端には固定ねじ32をねじ込み締付けることにより、基枠体1の下端と下辺枠17の右端が直角に連結される。さらに、上辺枠16の左端に扉蝶番側縦枠18の上端部が連結される。扉蝶番側縦枠18は、断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成され、両側の端部に2個の固定孔(ねじ孔)が穿設され、その上端には固定ねじ33をねじ込み締付けることにより、扉蝶番側縦枠18の上端と上辺枠16の左端とが直角に連結される。
さらに、扉蝶番側縦枠18の下端のねじ孔に固定ねじ34をねじ込み締め付けることにより、扉蝶番側縦枠18の下端と下辺枠17の左端とが直角に連結される。さらに、矩形枠15の内側には横桟枠19が、基枠体1の上部寄りと扉蝶番側縦枠18の上部寄り間に、水平に固定ねじ35を用いて連結される。この横桟枠19は、断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成され、高い強度を有し、矩形枠15を効果的に補強する構造となっている。
上記構成のゲーム機の施錠装置は、図4,5に示すように、スロットマシン等のゲーム機における前扉21の内側に、その基枠体1を含む矩形枠15を固定ねじで締付けて強固に固定される。施錠装置の基枠体1を含む矩形枠15は、その各辺部が断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成されて高い剛性と強度を有しているため、それを内側から固定された前扉21は効果的に補強されることになる。
前扉21は蝶番を介してゲーム機の筐体20に対し開閉可能に取り付けられるが、合成樹脂製の前扉21の場合、前扉21の内側に取り付けられた重量の重い電気機械部品の荷重が、前扉21の蝶番に対し前扉本体を変形させる方向にかかる。しかし、上記のように高い剛性と強度をもった施錠装置の基枠体1を含む矩形枠15が前扉21の内側に固定されるため、その基枠体1、上辺枠16、下辺枠17、及び扉蝶番側縦枠18が、効果的に前扉21を補強し、前扉21の変形は防止される。
一方、ゲーム機の筐体20の内側の側壁には、縦長の受け金具22が対応した位置に固定され、受け金具22には、略L形に曲折した係止部23,24が、上下の鉤部材4,5に対応した位置に設けられている。また、受け金具22の下部には支持ローラ13に対応した位置に滑り板25が設けられている。
前扉21を閉鎖する場合、前扉21を筐体20に対し押し付けるように閉じると、上下の鉤部材4,5が上方に揺動しながら元の位置に戻って受け金具22の係止部23,24と係合し、前扉21はロツクされる。閉鎖時、支持ローラ13が筐体20側の滑り板25にのり上げ、前扉21が僅かに持ち上げられ、円滑に閉じられる。
ゲーム機の前扉21を開く場合、鍵をシリンダ錠7に差し込み、これを時計(右)方向に回す。シリンダ錠7の錠軸がカム板8を図3の反時計方向に回し、カム板8上の係合部8aが連結杆6の係合部に係合し、これを上方に摺動させる。この時、上下両端の鉤部材4,5が上方へ揺動し、受け金具22の係止部23、24との係合が外れ、解錠状態となり、前扉21は開放可能な状態となる。なお、このときの解錠動作は、連結杆6のスイッチ作動部6aが解錠検出スイッチ14内に進入することにより検出される。
リセット用スイッチ12を動作させてゲーム機にリセットをかける場合、解錠するための鍵を用いて、解錠とは反対方向に鍵を回す。この時、カム板8が図3の時計方向に回動し、カム板8の係合部8bがスイッチ作動杆10に係合しそれを下方に摺動させる。これにより、スイッチ作動部10aがリセット用スイッチ12内に進入し、スイッチ12が作動してリセット信号が出力されリセットがかけられる。
なお、上記実施形態では、基枠体、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠の各連結箇所を、固定孔に固定ねじを挿入し締付固定して連結したが、固定孔にリベットを挿入し、リベットをかしめて、或いは重ね合わせた金属板の部分を凹凸状にかしめて連接固定することもできる。また、基枠体、上辺枠、下辺枠、及び扉蝶番側縦枠を、合成樹脂または金属板により、矩形枠状に一体成形することもできる。
図6、図7は他の実施形態を示し、この実施形態では、上記の扉蝶番側縦枠18に代えて、図6,7のような蝶番の可動部材の基枠が矩形枠15に連結・固定される。すなわち、蝶番は筐体20に対し前扉21を開閉可能に支持する着脱式蝶番で、筐体20側に固定される固定部材51と前扉21側に取り付けられる可動部材41とから構成され、その可動部材41の基枠42が、上記扉蝶番側縦枠に代えて矩形枠15内に連結される。蝶番の可動部材41の基枠42は、断面略L字状または略コ字状の縦長の枠状に形成され、その内側の上部と下部に、軸受部材43,44が固定されている。
この軸受部材43,44は鋼板を略コ字状に曲折して形成され、固定部材側の軸となるピン55が嵌合する軸受孔43a,44aが軸受部材43,44の水平部に穿設され、軸受部材43,44自体は、かしめ、リベット止めなどにより基枠42内に固定される。
さらに、可動部材41の基枠42の上端部と下端部には、矩形枠15の上辺枠16と下辺枠17が連結されるための連結部が形成され、その連結部には各々2個の固定孔(ねじ孔)42aが穿設されている。また、上側の軸受部材43の下側には、固定部材側のピン55を軸受部材43の軸受孔に挿入した状態で、前扉21の持ち上げによりピン55が軸受孔から容易に外れることを防止するために、外れ防止部材57が可動部材41の基枠42内に取り付けられている。
そして、このような構成の蝶番の可動部材41の基枠42は、矩形枠15の右側の縦辺を形成するように、その基枠42の上端部が上辺枠16の一端部に直角に、2個の固定孔42aに固定ねじ58をねじ込んで固定して連結され、その基枠42の下端部も同様に、下辺枠17の一端部に直角に、2個の固定孔42aに固定ねじ58をねじ込んで固定して連結される。すなわち、上辺枠16、下辺枠17も上記と同様に、断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成され、両側の端部に2個の固定孔(ねじ孔)が穿設され、その連結部の固定孔に固定ねじ58をねじ込み締付けることにより、基枠42と上辺枠16が直角に連結され、同様に、その連結部の固定孔に固定ねじ58をねじ込み締め付けることにより、基枠42の下端部に下辺枠17の一端部が直角に連結される。さらに、上記と同様に、施錠装置の基枠体1が矩形枠15の右側の縦辺に、その基枠体1の上端部を上辺枠16の他端部に直角に連結し、その下端部を下辺枠17の他端部に直角に連結して取り付けられ、矩形枠15が形成されることになる。
そして、このように蝶番の可動部材41と施錠装置の基枠体1を矩形の縦辺部に連結して設けた矩形枠15は、上記と同様に、同様な大きさと形状のゲーム機の前扉21の内側に、固定ねじを用いて固定される。施錠装置の基枠体1及び蝶番の可動部材41の基枠42を含む矩形枠15は、その各辺部が断面略L形またはコ字形の縦長フレームにより形成されて高い剛性を有しているため、それを内側から固定された前扉21は、効果的に補強され、合成樹脂製の前扉21であって、重量の重い回胴リールなどを装着し、蝶番に対し前扉全体の荷重が前扉を変形させる方向にかかった場合でも、前扉の変形は効果的に防止される。
また、着脱式蝶番の可動部材41が施錠装置の矩形枠15の内側の縦辺に補強枠として取り付けられるため、別部材としての蝶番の可動部材を前扉に取り付ける必要がなく、取付工数や取付部品を削減することができる。また、補強枠と蝶番の可動部材を両方を取り付ける場合の取付スペースを削減することができ、補強枠と可動部材の干渉も回避することができる。
一方、図7に示すように、ゲーム機の筐体20側には、蝶番の固定部材51が縦に固定される。この固定部材51は、縦長の取付板部52の上部と下部に蝶番の軸となるピン55を、軸保持部材53を介して上向きに取り付けて構成され、軸保持部材53は、鋼板をピン55の周囲に巻き付けるようにして、ピン55を鉛直方向に保持している。そして、前扉21を筐体20に装着するつまり蝶番の可動部材41と固定部材51を組み付ける際は、前扉21の内側の可動部材41の軸受部材43の軸受孔43aに挿入し、固定部材51のピン55,56を下側から嵌入するように前扉21を動かして、蝶番の可動部材41と固定部材51を嵌合させる。
このように、着脱式蝶番の可動部材41と施錠装置の基枠体1を縦辺として連結固定した矩形枠15を前扉21の内側に固定すれば、前扉21を矩形枠15により良好に補強できるだけではなく、別部材としての蝶番の可動部材や施錠装置を前扉に取り付ける場合に比べ、少ない工数でより簡単に取り付けることができる。
なお、上記実施形態では、基枠体、上辺枠、下辺枠、及び着脱式蝶番の可動部材の各連結箇所を、固定孔に固定ねじを挿入し締付固定して連結したが、固定孔にリベットを挿入し、リベットをかしめて、或いは重ね合わせた金属板の部分を凹凸状にかしめて連接固定することもできる。また、基枠体、上辺枠、下辺枠、及びを蝶番の可動部材、合成樹脂または金属板により、矩形枠状に一体成形することもできる。
本発明の一実施形態を示すゲーム機の施錠装置の斜視図である。 同施錠装置の主要部の右側面図である。 同主要部の背面図である。 施錠装置をゲーム機の前扉の内側に取り付けた状態の斜視図である。 前扉を筐体に対し閉じる際の右側面図である。 他の実施形態を示す施錠装置の矩形枠の部分正面図であり、扉蝶番側部分に蝶番の可動部材の基枠を連結した状態の正面図である。 蝶番の固定部材と可動部材を組み付ける際の部分斜視図である。
符号の説明
1−基枠体
2−取付板
3−支持板
4、5−鉤部材
6−連結杆
7−シリンダ錠
8−カム板
15−矩形枠
16−上辺枠
17−下辺枠
18−扉蝶番側縦枠

Claims (5)

  1. 取付板と支持板を有した縦長の基枠体が断面略L形またはコ字形に形成され、該支持板の上部と下部に鉤部材が枢着され、上下の該鉤部材が該基枠体内に摺動可能に配設された連結杆により連結され、該基枠体の取付板にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、該カム板が該錠軸の回動時に該連結杆に係合可能とされ、該基枠体がゲーム機の前扉の内側に縦に取り付けられ、該ゲーム機の筐体側に固定された受け金具に該鉤部材が係止されて施錠するゲーム機の施錠装置において、
    該基枠体の上端部に上辺枠の一端部が直角に連結され、該基枠体の下端部に下辺枠の一端部が直角に連結され、該上辺枠の他端部に扉蝶番側縦枠の上端部が連結され、該下辺枠の他端部に該扉蝶番側縦枠の下端部が連結されて、該基枠体、上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠により矩形枠が形成され、該上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠が断面略L形またはコ字形の長尺部材により形成されていることを特徴とするゲーム機の施錠装置。
  2. 前記基枠体、上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠の各連結箇所が複数の固定孔に複数の固定ねじを挿入し締付固定して連結されている請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  3. 前記基枠体、上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠の各連結箇所が、固定孔にリベットを挿入してかしめ、或いは金属板の重ね合わせ部分を凹凸状にかしめて連結固定されている請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  4. 前記扉蝶番側縦枠が前記前扉を支持する着脱式蝶番の可動部材の基枠として形成されていることを特徴とする請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  5. 取付板と支持板を有した縦長の基枠体が断面略L形またはコ字形に形成され、該支持板の上部と下部に鉤部材が枢着され、上下の該鉤部材が該基枠体内に摺動可能に配設された連結杆により連結され、該基枠体の取付板にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、該カム板が該錠軸の回動時に該連結杆に係合可能とされ、該基枠体がゲーム機の前扉の内側に縦に取り付けられ、該ゲーム機の筐体側に固定された受け金具に該鉤部材が係止されて施錠するゲーム機の施錠装置において、
    前記前扉の内側に縦に固定される該基枠体が、該前扉の内側上部に固定される上辺枠と、該前扉の内側下部に固定される下辺枠と、該前扉の扉蝶番側縦枠と共に矩形枠状に一体成形され、該上辺枠、下辺枠、及び該扉蝶番側縦枠が断面略L形またはコ字形の長尺部材により形成されていることを特徴とするゲーム機の施錠装置。
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