JP2009015076A - 光学ローパスフィルタ及びそれを具備する撮像装置 - Google Patents
光学ローパスフィルタ及びそれを具備する撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009015076A JP2009015076A JP2007177665A JP2007177665A JP2009015076A JP 2009015076 A JP2009015076 A JP 2009015076A JP 2007177665 A JP2007177665 A JP 2007177665A JP 2007177665 A JP2007177665 A JP 2007177665A JP 2009015076 A JP2009015076 A JP 2009015076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- pass filter
- optical low
- plate
- infrared cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/42—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
- G02B27/46—Systems using spatial filters
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B11/00—Filters or other obturators specially adapted for photographic purposes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/52—Elements optimising image sensor operation, e.g. for electromagnetic interference [EMI] protection or temperature control by heat transfer or cooling elements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/54—Mounting of pick-up tubes, electronic image sensors, deviation or focusing coils
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/55—Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
- H04N23/81—Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation
- H04N23/811—Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation by dust removal, e.g. from surfaces of the image sensor or processing of the image signal output by the electronic image sensor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】(1) 少なくとも一枚の複屈折板34及び赤外カット板36を積層してなる光透過性基板300と、(2) 光透過性基板300の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜31と、(3) 防塵膜31と光透過性基板300の間又は光透過性基板300の光出射面に設けられた赤外カットコート膜33とを少なくとも有する光学ローパスフィルタ。
【選択図】図1
Description
第一の光学ローパスフィルタは、(1) 少なくとも一枚の複屈折板及び赤外カット板を積層してなる光透過性基板と、(2) 光透過性基板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜と、(3) 防塵膜と光透過性基板の間又は光透過性基板の光出射面に設けられた赤外カットコート膜とを少なくとも有する。第一の光学ローパスフィルタは、最表面に撥水性又は撥水撥油性を有する膜(以下特段の断りがない限り、「撥水/撥油性膜」と表記する)を具備するのが好ましい。撥水/撥油性膜と防塵膜の間又は防塵膜と光透過性基板の間に、帯電防止膜を有してもよい。光透過性基板の光出射面に反射防止膜を有してもよい。撥水/撥油性膜の下地層としてシリカ膜を有してもよい。
(a) 複屈折板
複屈折板として、例えば複屈折材料からなる板、複屈折回折格子を有する光透過板等が挙げられる。複屈折材料板としては、例えば水晶、ニオブ酸リチウム、四ホウ酸リチウム等の公知の複屈折性無機材料からなるもの、及び一軸延伸した高分子フィルム(位相差フィルム)からなるもの等が挙げられる。複屈折回折格子を有する光透過板として、例えば特開平7-198921号に記載のものが利用できる。
赤外カット板は、公知の赤外吸収ガラス、赤外吸収樹脂等からなるものでよいが、赤外吸収ガラスからなるのが好ましい。赤外吸収ガラスとして、例えば銅イオン等の色素を分散させた青色ガラスが掲げられる。赤外吸収ガラスは、赤外吸収性を有するガラス成分のみからなるものに限定されず、赤外吸収性を有するガラス成分と、それ以外のガラス成分との混合物であってもよい。赤外カット板は一枚でよい。
複屈折板と赤外カット板の積層構成は特に制限されない。積層構成例として、例えばそれぞれ光入射側から順に、(1〜4枚の複屈折板)/(赤外カット板)、(赤外カット板)/(1〜4枚の複屈折板)、(1〜4枚の複屈折板)/(赤外カット板)/(1〜4枚の複屈折板)等が挙げられる。
光透過性基板は、所望の積層構成となるように複屈折板及び赤外カット板を接着することにより形成する。接着剤は、本発明の効果を阻害しない限り特に制限されない。
防塵膜は、光透過性基板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成されてなる。一般的に防塵膜の三次元平均表面粗さ(SRa、微細凹凸の面密度の指標である)が大きいほど、防塵膜に付着した塵埃粒子の分子間力を低減する効果が高い。また均一に帯電した球形塵埃粒子と光学ローパスフィルタ間の接触帯電付着力F1は、下記一般式(1):
[ただしε0は真空の誘電率8.85×10-12(F/m)であり、Vcは光学ローパスフィルタの防塵膜と塵埃粒子との接触電位差であり、AはHamaker定数(van der Waals 相互作用の大きさを表す量)であり、kは下記式:k=k1 + k2(ただしk1及びk2は各々k1=(1−ν1 2)/E1及びk2=(1−ν2 2)/E2であり、ν1及びν2は各々光学ローパスフィルタの防塵膜及び塵埃粒子のPoisson比であり、E1及びE2は各々光学ローパスフィルタの防塵膜及び塵埃粒子のYoung率である。)により表される係数であり、Dは塵埃粒子径であり、Z0は光学ローパスフィルタの防塵膜と塵埃粒子との間の距離であり、bは光学ローパスフィルタの防塵膜のSRaである。]により表され、化学的なポテンシャルの差により発生する。式(1)から明らかなように、b(光学ローパスフィルタの防塵膜のSRa)を大きくすることにより、接触帯電付着力F1を小さくできる。
(ただしXL〜XRは測定面のX座標の範囲であり、YB〜YTは測定面のY座標の範囲であり、S0は測定面がフラットであるとした場合の面積|XR−XL|×|YT−YB|であり、XはX座標であり、YはY座標であり、F(X,Y)は測定点(X,Y)における高さであり、Z0は測定面内の平均高さである。)により表される。
SR=S/S0 ・・・(3)
(ただしS0は測定面がフラットであるとした場合の面積であり、Sは表面積測定値である。)により求める。Sは次のようにして求める。まず測定する領域を最も近接した3つのデ−タ点(A,B,C)よりなる微小三角形に分割し、次いで各微小三角形の面積ΔSをベクトル積、すなわちΔS(ΔABC)=|AB×AC|/2(但しABおよびACは各辺の長さ)を用いて求める。ΔSの総和を求め、Sとする。ただしSRは、光の散乱が発生しない程度の大きさであるのが好ましい。
赤外カットコート膜は、防塵膜と光透過性基板の間又は光透過性基板の光出射面に設けられる。赤外カットコート膜は紫外線もカットできるものであってもよい。赤外カットコート膜及び紫外・赤外カットコート膜として、例えばTiO2、ZrO2、Ta2O5、Nb2O5、(ZnO+Ga)等の高屈折率物質と、SiO2、MgF2等の低屈折率物質とを交互に積層した誘電体多層膜が掲げられる。赤外カットコート膜として、例えば特開2007-101729号に記載のものを利用することができる。紫外・赤外カットコート膜として、例えば2005-126813号に記載のものを利用することができる。
光学ローパスフィルタは撥水/撥油性膜を最表面に有するのが好ましい。球形の塵埃粒子と光学ローパスフィルタ間の液架橋力F2は、
下記一般式(4):
F2=−2πγD ・・・(4)
(ただしγは液の表面張力であり、Dは塵埃粒子の粒径である。)により表され、光学ローパスフィルタと塵埃粒子の接触部に液体が凝集することによりできる液架橋により生じる力である。よって防塵膜上に撥水/撥油性膜を形成し、水や油の付着を低減すると、液架橋力F2による塵埃粒子の付着を低減できる。
cosθγ=γcosθ ・・・(5)
(ただしθγは凹凸面での接触角であり、γは表面積倍増因子であり、θは平滑面での接触角である。)により近似される関係が有る。通常γ>1であるので、θγは、θ<90°である時にはθより小さく、θ>90°である時にはθより大きい。よって、親水性表面の面積を凹凸化により大きくすると親水性が一層強まり、撥水性表面の面積を凹凸化により大きくすると撥水性が一層強くなる。そのため微細な凹凸を有する防塵膜上に、凹凸を保持するように撥水膜を形成すると、高い撥水効果が得られる。最表面に撥水/撥油性膜を形成した場合も、最表面の三次元平均表面粗さ(SRa)、凹凸の最大高低差(P-V)及び比表面積(SR)は各々上記の範囲内であるのが好ましい。
CF3(CF2)a(CH2)2SiRbXc ・・・(8)
(ただしRはアルキル基であり、Xはアルコキシ基又はハロゲン原子であり、aは0〜7の整数であり、bは0〜2の整数であり、cは1〜3の整数であり、かつb + c = 3である。)により表される化合物が挙げられる。式(8)により表される化合物の具体例として、CF3(CH2)2Si(OCH3)3、CF3(CH2)2SiCl3、CF3(CF2)5(CH2)2Si(OCH3)3、CF3(CF2)5(CH2)2SiCl3、CF3(CF2)7(CH2)2Si(OCH3)3、CF3(CF2)7(CH2)2SiCl3、CF3(CF2)7(CH2)3SiCH3(OCH3)2、CF3(CF2)7(CH2)2SiCH3Cl2等が挙げられる。有機珪素ポリマーとして市販品を用いてもよく、例えばXC98-B2472(GE東芝シリコーン株式会社製)等が挙げられる。
光学ローパスフィルタは撥水/撥油性膜と防塵膜の間又は防塵膜と光透過性基板の間に帯電防止膜を有してもよく、これにより塵埃付着の原因の一つであるクーロン力を低減でき、耐塵埃付着性が一層向上する。
(ただしq1及びq2は各々光学ローパスフィルタの防塵膜及び塵埃粒子の電荷(C)であり、rは粒子半径であり、ε0は真空の誘電率8.85×10-12(F/m)である。)により表される。式(9)から明らかなように、光学ローパスフィルタの防塵膜及び塵埃粒子帯電量を低減することにより静電付着力F3を低減できるため、帯電防止膜により除電するのは効果的である。
(ただしε0は真空の誘電率8.85×10-12(F/m)であり、εは光学ローパスフィルタの防塵膜の誘電率であり、qは塵埃粒子の電荷であり、rは粒子半径である。)により表され、帯電していない光学ローパスフィルタの防塵膜に電荷を持った塵埃粒子が近づくと防塵膜に異符号等価の電荷が誘起されることにより発生する力である。電気映像力F4は、ほぼ塵埃粒子の帯電率に依存するため、付着した塵埃粒子を帯電防止膜により除電することにより小さくすることができる。
光透過性基板の光出射面に反射防止膜を設けてもよい。反射防止膜を形成する材料は特に限定されず、SiO2、TiO2、MgF2、SiN、CeO2、ZrO2等を用いることができる。反射防止膜は単層でも多層でもよいが、多層が好ましい。多層の反射防止膜を形成する場合、各層の界面で生じた反射光と、各層に入射する光線とが干渉によって相殺し合うように設計するのが好ましい。具体的には、屈折率の異なる複数の膜を適宜組合せることにより、反射防止効率をより高めることが可能である。例えばSiO2とTiO2とを真空蒸着法により交互に5〜10層コートした膜が挙げられる。
撥水/撥油性膜の下地層としてシリカ膜を有してもよい。シリカ膜を介して撥水/撥油性膜を形成すると、撥水/撥油性膜の防塵膜に対する良好な接着性が得られる。シリカ膜は真空蒸着法により形成すればよい。シリカ膜の厚さは5〜100 nmが好ましい。
第一の光学ローパスフィルタの好ましい層構成例として、
(a) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板)/反射防止膜、
(b) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(赤外カット板/接着層/複屈折板)/反射防止膜、
(c) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/帯電防止膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板)/反射防止膜、
(d) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/帯電防止膜/光透過性基板(赤外カット板/接着層/複屈折板)/反射防止膜、
(e) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板)/赤外カットコート膜、
(f) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/光透過性基板(赤外カット板/接着層/複屈折板)/赤外カットコート膜、
(g) 撥水/撥油性膜/防塵膜/光透過性基板(赤外カット板/接着層/複屈折板)/赤外カットコート膜、
(h) 撥水/撥油性膜/防塵膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板)/赤外カットコート膜、
(i) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板)/反射防止膜、
(j) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(赤外カット板/接着層/複屈折板)/反射防止膜、
(k) 撥水/撥油性膜/帯電防止膜/防塵膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(赤外カット板/接着層/複屈折板)/反射防止膜、
(l) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板/接着層/複屈折板/接着層/複屈折板)/反射防止膜、
(m) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/複屈折板/接着層/赤外カット板/接着層/複屈折板)/反射防止膜、
(n) 撥水/撥油性膜/シリカ膜/防塵膜/紫外・赤外カットコート膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/赤外カット板)/反射防止膜、
(o) 撥水/撥油性膜/シリカ膜/防塵膜/紫外・赤外カットコート膜/光透過性基板(複屈折板/接着層/複屈折板/接着層/赤外カット板/接着層/複屈折板)/反射防止膜等が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
(1) 防塵膜の形成
(a) 微細凹凸アルミナ膜の形成方法
微細凹凸アルミナ膜は、アルミニウム化合物を含む塗布液を基板に塗布してアルミナを含むゲル膜を形成するか、アルミニウム、アルミナ又はこれらの混合物からなる蒸着膜を形成した後、得られたいずれかの膜を熱水で処理することにより得られる。
アルミニウム化合物としては、アルミニウムアルコキシド、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム等が挙げられる。好ましくはアルミニウムアルコキシドである。アルミニウムアルコキシドを用いて微細凹凸アルミナ膜を形成する方法として、例えば特開平9-202649号、特許第3688042号及び特開平9-202651号に記載の方法が挙げられる。これらの方法に従えば、アルミニウムアルコキシドと水と安定化剤とを含む塗布液を基板に塗布し、ゾルゲル法によりアルミナゲル膜を形成し、得られたアルミナゲル膜を熱水で処理することにより、微細凹凸アルミナ膜が得られる。アルミニウムアルコキシドを用いて微細凹凸アルミナ膜を形成する方法について詳細に説明する。
Si(OR6)x (R7)4-x ・・・(11)
により表される。一般式(11)中のR6としては、炭素数1〜5のアルキル基又は炭素数1〜4のアシル基が好ましく、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、アセチル基等が挙げられる。R7としては、炭素数1〜10の有機基が好ましく、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、n-ヘキシル基、シクロヘキシル基、n-オクチル基、tert-オクチル基、n-デシル基、フェニル基、ビニル基、アリル基等の無置換の炭化水素基、及びγ-クロロプロピル基、CF3CH2-基 、CF3CH2CH2-基、C2F5CH2CH2-基 、C3F7CH2CH2CH2-基、CF3OCH2CH2CH2-基、C2F5OCH2CH2CH2-基 、C3F7OCH2CH2CH2-基 、(CF3)2CHOCH2CH2CH2-基 、C4F9CH2OCH2CH2CH2-基、3-(パーフルオロシクロヘキシルオキシ)プロピル、H(CF2)4CH2OCH2CH2CH2-基、H(CF2)4CH2CH2CH2-基、γ-グリシドキシプロピル基、γ-メルカプトプロピル基、3,4-エポキシシクロヘキシルエチル基、γ-メタクリロイルオキシプロピル基等の置換炭化水素基が挙げられる。xは2〜4の整数を表す。
アルミニウム、アルミナ又はこれらの混合物からなる蒸着膜は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の物理蒸着法、熱CVD、プラズマCVD、光CVD等の化学蒸着法等により形成することができる。経済性の観点から、真空蒸着法が好ましい。均一な蒸着膜を形成し、かつ三次元平均表面粗さが好ましい範囲にある防塵膜を得るために、蒸着膜の厚さは5〜500 nmとするのが好ましい。
得られたゲル膜又は蒸着膜を、40〜100℃の温度に加熱した水又は水と有機溶媒との混合液で熱水処理する。ゲル膜又は蒸着膜を形成した基板を、上記温度の水又は上記混合液に浸漬するのが好ましい。浸漬温度は50〜100℃が好ましい。浸漬時間は1〜240分間が好ましい。
上記ゲル膜又は蒸着膜に凹凸を形成した後、室温〜500℃の温度で乾燥するのが好ましく、100〜450℃の温度で焼成するのがより好ましい。乾燥(焼成)時間は10分〜36時間とするのが好ましい。乾燥により、上記凹凸を有し、アルミナ、アルミニウム水酸化物又はこれらの混合物を主成分とする防塵膜が得られる。アルミニウム蒸着膜を熱水処理した場合でも、通常はアルミナ、アルミニウム水酸化物又はこれらの混合物を主成分とする防塵膜が得られる。
微細凹凸亜鉛化合物膜は、亜鉛化合物を含む溶液又は分散液を基板に塗布し、乾燥してゲル膜を形成し、得られたゲル膜を20℃以上の温度の水で処理することにより得られる。
アルミナ、亜鉛酸化物、ジルコニア、シリカ、チタニア等の透明な金属酸化物からなる膜を、フォトリソグラフィー法でパターニングする。金属酸化物膜は、上記と同様にして、ゾル−ゲル法等の湿式成膜法や、蒸着法により形成すればよい。
(a) フッ素含有無機化合物膜の形成方法
フッ素含有無機化合物からなる膜は、蒸着材やソースガスとして上記フッ素含有無機化合物用のものを用いる以外上記防塵膜用の蒸着膜を形成する場合と同様にして、真空蒸着法等の物理蒸着法、化学蒸着法等により形成することができる。
フルオロ脂肪族基含有不飽和エステル単量体及び不飽和シラン単量体の共重合体の膜を形成するには、(i) 少なくとも両単量体を共重合させ、得られた共重合体を含有する溶液(共重合体溶液)を基板に塗布した後で乾燥させる方法(共重合体塗布法)を用いても良いし、(ii) 両単量体及びこれらのオリゴマーのいずれかを含有する溶液(単量体/オリゴマー溶液)を基板に塗布し、乾燥した後、重合させる方法(重合法)を用いても良い。
フルオロ脂肪族基含有不飽和エステル単量体及び不飽和シラン単量体の共重合体の製造は、公知のラジカル重合法を用いて行うことができる。例えば、少なくとも両単量体を適当な溶媒に溶解させ、アゾビスイソブチロニトリル等の公知のラジカル重合開始剤の存在下60〜75℃で10〜20時間加熱することにより共重合体が得られる。溶媒としては、例えばC3F7OCH3、C3F7OC2H5、C4F9OCH3、C4F9OC2H5等のハイドロフルオロエーテルや、CF3CFHCFHCF2CF3、C5F11H等のハイドロフルオロカーボンが挙げられる。
重合法では、単量体/オリゴマー溶液を基板に塗布し、放射線重合させるのが好ましい。放射線としては紫外線、X線又は電子線が好ましい。以下紫外線を用いる重合法について説明する。両単量体又はこれらのオリゴマーと、ラジカル重合開始剤とを溶媒に溶解又は分散させて単量体/オリゴマー溶液を調製する。ラジカル重合開始剤及び溶媒は上記と同じで良い。単量体/オリゴマー溶液の濃度は、0.1〜150 g/Lが好ましく、1〜50 g/Lがより好ましい。
必要に応じて、共重合体膜を架橋してもよい。架橋方法としては、電離放射線を照射する方法、架橋剤を用いる方法、加硫する方法等が挙げられる。電離放射線としてはα線、β線(電子線)、γ線等を用いることができる。架橋剤としては、不飽和結合を2つ以上有する化合物、例えばブタジエン、イソプレン等が挙げられる。架橋剤は、共重合体塗布法を用いる場合、共重合前の両単量体を含む溶液に添加し、重合法を用いる場合、単量体/オリゴマー溶液に添加する。
フッ素含有シラン化合物を加水分解して得られるポリマーからなる膜を形成する方法は、アルコキシド原料として上記式(8)により表される化合物を使用する以外、上記の金属アルコキシドからゾルゲル法により膜を形成する方法と同じでよい。
フッ素樹脂膜は、真空蒸着法又は塗布法等のウェット法で形成可能である。塗布法によりフッ素樹脂層を作製する方法を説明する。塗布法によりフッ素樹脂膜を形成するには、(i) 少なくともフッ素含有オレフィン系化合物を重合させ、得られた(共)重合体を含有する溶液を基板に塗布した後で乾燥させる方法を用いても良いし、(ii) フッ素含有オレフィン系化合物及びそのオリゴマーのいずれかを含有する溶液を基板に塗布し、乾燥した後、重合させる方法を用いても良い。いずれの方法も、フッ素含有オレフィン系化合物もしくはそのオリゴマー又はその両方を用いる以外フルオロ脂肪族基含有不飽和エステル単量体及び不飽和シラン単量体の共重合体の膜を形成する場合と同じでよいので、説明を省略する。ただしフッ素含有オレフィン系化合物等が熱硬化型の場合、100〜140℃に30〜60分程度加熱するのが好ましい。
導電性無機材料のみからなる膜は、蒸着材やソースガスとして上記導電性無機材料用のものを用いる以外上記防塵膜用の蒸着膜を形成する場合と同様にして、真空蒸着法等の物理蒸着法、化学蒸着法等により形成することができる。導電性無機微粒子−バインダ複合層はディップコート法等の湿式の方法で形成することができる。以下、塗布法により導電性無機微粒子−バインダ複合層を作製する方法を説明する。
導電性無機微粒子の平均粒径は5〜80 nm程度であるのが好ましい。平均粒径が80 nm超であると、得られる帯電防止膜の透明性が低く過ぎる。また平均粒径が5nm未満の導電性無機微粒子は作製が困難である。
導電性無機微粒子含有スラリーの塗布方法は、微細凹凸アルミナ膜を形成する場合と同じでよい。
赤外カットコート膜(紫外・赤外カットコート膜を含む)、反射防止膜及びシリカ膜は、真空蒸着法又は湿式成膜法(ゾル−ゲル法等)を用いて形成することができる。
防塵膜、赤外カットコート膜、撥水/撥油性膜、帯電防止膜及びシリカ膜を形成する前に、これら各膜の下地である基板又は膜に対して、コロナ放電処理又はプラズマ処理を施し、吸着水分や不純物を除去するとともに表面を活性化してもよく、これにより各膜の固着強度が向上する。
第二の光学ローパスフィルタは、(1) 光入射側から順にほぼ平行に配置された複屈折板及び赤外カット板と、(2) 複屈折板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜と、(3) 防塵膜と複屈折板の間又は赤外カット板の光出射面に設けられた赤外カットコート膜とを少なくとも有する。第二の光学ローパスフィルタは、最表面に撥水/撥油性膜を具備するのが好ましい。撥水/撥油性膜と防塵膜の間又は防塵膜と複屈折板の間に、帯電防止膜を有してもよい。赤外カット板の光出射面に反射防止膜を有してもよい。撥水/撥油性膜の下地層としてシリカ膜を有してもよい。
(a) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/赤外カットコート膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/反射防止膜、
(b) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/帯電防止膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/反射防止膜、
(c) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/赤外カットコート膜、
(d) 撥水/撥油性膜/防塵膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/赤外カットコート膜、
(e) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/反射防止膜、
(f) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/複屈折板/複屈折板/反射防止膜、
(g) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/複屈折板/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/複屈折板/反射防止膜、
(h) 撥水/撥油性膜/シリカ膜/防塵膜/紫外・赤外カットコート膜/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/反射防止膜、
(i) 撥水/撥油性膜/シリカ膜/防塵膜/紫外・赤外カットコート膜/複屈折板/複屈折板/(空隙)/赤外カット板/複屈折板/反射防止膜等が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
第三の光学ローパスフィルタは、(1) 光入射側から順にほぼ平行に配置された赤外カット板及び複屈折板と、(2) 赤外カット板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜と、(3) 防塵膜と赤外カット板の間又は複屈折板の光出射面に設けられた赤外カットコート膜とを少なくとも有する。第三の光学ローパスフィルタは、最表面に撥水/撥油性膜を具備するのが好ましい。撥水/撥油性膜と防塵膜の間又は防塵膜と赤外カット板の間に、帯電防止膜を有してもよい。複屈折板の光出射面に反射防止膜を有してもよい。撥水/撥油性膜の下地層としてシリカ膜を有してもよい。
(a) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/赤外カットコート膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/反射防止膜、
(b) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/帯電防止膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/反射防止膜、
(c) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カットコート膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/反射防止膜、
(d) 撥水/撥油性膜/防塵膜/帯電防止膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/赤外カットコート膜、
(e) 撥水/撥油性膜/防塵膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/赤外カットコート膜、
(f) 撥水/撥油性膜/シリカ膜/防塵膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/赤外カットコート膜、
(g) 撥水/撥油性膜/シリカ膜/防塵膜/赤外カット板/(空隙)/複屈折板/紫外・赤外カットコート膜等が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
以上のような第一〜第三の光学ローパスフィルタは、電子撮像装置の撮像素子用のローパスフィルタとして好適である。第一〜第三の光学ローパスフィルタを用いることができる電子撮像装置は特に制限されず、例えばデジタル一眼レフカメラ等のデジタルスチルカメラ;デジタルビデオカメラ;ファクシミリ、スキャナ等の画像入力装置等が挙げられる。
10・・・ケーシング
100・・・縁部
11・・・支持柱
12,12'・・・板
2・・・撮像素子
3・・・光学ローパスフィルタ
30・・・撥水/撥油性膜
31・・・防塵膜
32・・・帯電防止膜
33・・・赤外カットコート膜
300・・・光透過性基板
34・・・複屈折板
35・・・接着層
36・・・赤外カット板
37・・・反射防止膜
301・・・振動の節
4,4'・・・保護カバー
5a,5b・・・5n・・・レンズ
6・・・光路
7,7a,7b,7c・・・圧電素子
70・・・電気端子
71・・・発振器
8・・・ステージ装置
8a・・・第一支持板
80a・・・突片
81a・・・開口部
82a・・・磁石
83a・・・磁石
84a・・・位置センサ
85a・・・孔
85a'・・・大径部
85a''・・・小径部
8b・・・ステージ板
80b・・・突片
81b・・・支持部
82b・・・左右方向駆動用コイル
82b'・・・右辺
82b''・・・左辺
83b・・・上下方向駆動用コイル
83b'・・・上辺
83b''・・・下辺
84b・・・位置センサ
85b・・・孔
86b・・・回転部材
860b・・・支持体
861b・・・円筒状孔
862b・・・調整部材
863b・・・ボール
864b・・・圧縮コイルばね
8c・・・第二支持板
80c・・・突片
85c・・・円柱状突起
850c・・・先端部
851c・・・雌ネジ孔
86c・・・凹部
Claims (24)
- 防塵性及び赤外カット性を有し、撮像素子の受光面側に配置される光学ローパスフィルタであって、(1) 少なくとも一枚の複屈折板及び赤外カット板を積層してなる光透過性基板と、(2) 前記光透過性基板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜と、(3) 前記防塵膜と前記光透過性基板の間又は前記光透過性基板の光出射面に設けられた赤外カットコート膜とを少なくとも有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1に記載の光学ローパスフィルタにおいて、最表面に撥水性又は撥水撥油性を有する膜を具備することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項2に記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記撥水性又は撥水撥油性を有する膜と前記防塵膜の間又は前記防塵膜と前記光透過性基板の間に、帯電防止膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記光透過性基板の光出射面に反射防止膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項2〜4のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記撥水性又は撥水撥油性を有する膜の下地層としてシリカ膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 防塵性及び赤外カット性を有し、撮像素子の受光面側に配置される光学ローパスフィルタであって、(1) 光入射側から順にほぼ平行に配置された複屈折板及び赤外カット板と、(2) 前記複屈折板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜と、(3) 前記防塵膜と前記複屈折板の間又は前記赤外カット板の光出射面に設けられた赤外カットコート膜とを少なくとも有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項6に記載の光学ローパスフィルタにおいて、最表面に撥水性又は撥水撥油性を有する膜を具備することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項7に記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記撥水性又は撥水撥油性を有する膜と前記防塵膜の間又は前記防塵膜と前記複屈折板の間に、帯電防止膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項6〜8のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記赤外カット板の光出射面に反射防止膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項7〜9のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記撥水性又は撥水撥油性を有する膜の下地層としてシリカ膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 防塵性及び赤外カット性を有し、撮像素子の受光面側に配置される光学ローパスフィルタであって、(1) 光入射側から順にほぼ平行に配置された赤外カット板及び複屈折板と、(2) 前記赤外カット板の光入射面に設けられ、微細な凹凸が表面に形成された防塵膜と、(3) 前記防塵膜と前記赤外カット板の間又は前記複屈折板の光出射面に設けられた赤外カットコート膜とを少なくとも有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項11に記載の光学ローパスフィルタにおいて、最表面に撥水性又は撥水撥油性を有する膜を具備することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項12に記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記撥水性又は撥水撥油性を有する膜と前記防塵膜の間又は前記防塵膜と前記赤外カット板の間に、帯電防止膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項11〜13のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記光学ローパスフィルタの光出射面に反射防止膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項12〜14のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記撥水性又は撥水撥油性を有する膜の下地層としてシリカ膜を有することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜15のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記防塵膜はアルミナ、アルミニウム水酸化物、亜鉛酸化物及び亜鉛水酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種を含むことを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜16のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記防塵膜の凹凸は、不規則に分布する多数の微細な形状の凸部とそれらの間の溝状の凹部とからなることを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜17のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、最表面の三次元平均表面粗さは1〜100 nmであることを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜18のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、最表面の凹凸の最大高低差は5〜1,000 nmであることを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜19のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、最表面の比表面積は1.05以上であることを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜20のいずれかに記載の光学ローパスフィルタにおいて、機械的防塵手段を具備することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項21に記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記機械的防塵手段は、前記光学ローパスフィルタを振動させる圧電素子であることを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項21に記載の光学ローパスフィルタにおいて、前記機械的防塵手段は、(1) 磁石を有する第一の支持板と、(2) 軟磁性材からなる第二の支持板と、(3) 前記第一及び第二の支持板の間に相対移動可能に挟持され、前記第一の支持板の磁石の対向位置にコイルを有し、前記光学ローパスフィルタを支持するステージ板とを有し、前記第一支持板の磁石と前記第二支持板における対向部位との間に磁気回路が形成されており、もって前記ステージ板のコイルに交流電圧を印加することにより、前記ステージ板が振動するステージ装置であることを特徴とする光学ローパスフィルタ。
- 請求項1〜23のいずれかに記載の光学ローパスフィルタを具備することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007177665A JP5078470B2 (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | 光学ローパスフィルタ及びそれを具備する撮像装置 |
US12/167,461 US8289617B2 (en) | 2007-07-05 | 2008-07-03 | Optical low-pass filter and imaging apparatus having same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007177665A JP5078470B2 (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | 光学ローパスフィルタ及びそれを具備する撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009015076A true JP2009015076A (ja) | 2009-01-22 |
JP5078470B2 JP5078470B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=40221205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007177665A Expired - Fee Related JP5078470B2 (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | 光学ローパスフィルタ及びそれを具備する撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8289617B2 (ja) |
JP (1) | JP5078470B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010090184A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | 凸版印刷株式会社 | 位相型回折素子、その製造方法、および撮像装置 |
JP2011091776A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Canon Inc | 振動装置、該振動装置を有する駆動装置、塵埃除去装置及び光学機器 |
JP2012014083A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Hoya Corp | 光学素子及びそれを用いた撮像装置及びレンズ交換式カメラ |
JP2012159658A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Daishinku Corp | 光学フィルタモジュール、および光学フィルタシステム |
KR101413493B1 (ko) | 2013-07-18 | 2014-07-01 | 주식회사 나무가 | Ir 필터에 포함된 이물질이 이미지센서로 전달되는 것을 방지하는 카메라 모듈 제조방법 |
CN106662792A (zh) * | 2014-09-08 | 2017-05-10 | 株式会社肯高图丽 | 滤光器单元 |
WO2017125999A1 (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 伊藤光学工業株式会社 | 光学部品 |
WO2018110190A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | ソニー株式会社 | 光学素子、撮像素子パッケージ、撮像装置および電子機器 |
CN110546940A (zh) * | 2017-04-25 | 2019-12-06 | 富士胶片株式会社 | 摄像装置以及层叠体 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080198457A1 (en) * | 2007-02-20 | 2008-08-21 | Pentax Corporation | Dust-proof, reflecting mirror and optical apparatus comprising same |
JP2010119049A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Samsung Digital Imaging Co Ltd | 撮像装置および塵埃除去方法 |
JP4648985B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2011-03-09 | オリンパスイメージング株式会社 | 振動装置及びそれを用いた画像機器 |
US20100254698A1 (en) * | 2009-03-30 | 2010-10-07 | Michael Louis | Antistatic Camera Lens Device |
US20110242818A1 (en) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | Panasonic Corporation | Highly reflective white material and led package |
JP5489842B2 (ja) | 2010-04-26 | 2014-05-14 | オリンパスイメージング株式会社 | 振動装置及びそれを用いた画像機器 |
JP5439270B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-03-12 | オリンパスイメージング株式会社 | 振動装置及びそれを用いた画像機器 |
JP5439271B2 (ja) | 2010-04-26 | 2014-03-12 | オリンパスイメージング株式会社 | 振動装置及びそれを用いた画像機器 |
CN102445816B (zh) * | 2010-10-09 | 2014-11-26 | 深圳市大拿科技有限公司 | 集成化全自动双滤光片切换器 |
US8964049B2 (en) * | 2010-11-10 | 2015-02-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image-capturing apparatus with asymmetric vibration element |
JP5616774B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2014-10-29 | オリンパスイメージング株式会社 | 振動装置及びそれを用いた画像機器 |
US9436005B2 (en) | 2012-08-02 | 2016-09-06 | Gentex Corporation | Amplified piezoelectric camera lens cleaner |
US20150370014A1 (en) * | 2013-01-24 | 2015-12-24 | Hewlett-Packard Development Company | Methods and apparatus to remove dust from an optical waveguide assembly |
CN105549199B (zh) * | 2016-01-30 | 2017-11-24 | 西北工业大学 | 电磁驱动微机械双向调谐珐珀滤波器及其制作方法 |
KR102354606B1 (ko) * | 2017-03-16 | 2022-01-25 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 및 광학 기기 |
JP2018207140A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | セイコーエプソン株式会社 | スキャナーおよびスキャンデータの生産方法 |
CN107885015A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-04-06 | 深圳市煜辰光学有限公司 | 加贴玻璃的双滤光切换器 |
CN113132569B (zh) * | 2019-12-31 | 2023-03-28 | 中芯集成电路(宁波)有限公司 | 成像模组及其制造方法 |
WO2024168282A1 (en) * | 2023-02-10 | 2024-08-15 | Applied Materials, Inc. | Universal pedestal to support waveguide on optical metrology |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001257945A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-09-21 | Asahi Optical Co Ltd | 撮像装置の光学ローパスフィルタ取付け構造 |
JP2001284561A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-12 | Asahi Optical Co Ltd | 固体撮像装置 |
JP2002204379A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
JP2004309827A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Sony Corp | 電気光学表示装置の製造方法 |
JP2005234447A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Canon Inc | 表面に微細な凹凸を有する膜、透明反射防止膜、それらの製造方法および光学部材 |
JP2007017917A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Pentax Corp | 電子撮像装置 |
JP2007135198A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-05-31 | Pentax Corp | カメラの手振れ補正装置 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198921A (ja) | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Sony Corp | 回折格子型光学的ローパスフィルタ |
JPH09202649A (ja) | 1996-01-24 | 1997-08-05 | Central Glass Co Ltd | 花弁状透明アルミナ膜及びその形成法 |
JPH09202651A (ja) | 1996-01-25 | 1997-08-05 | Central Glass Co Ltd | 親水性被膜及びその形成法 |
US20010007475A1 (en) * | 2000-01-06 | 2001-07-12 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Image pickup device and its mounting structure for an optical low-pass filter |
US6724531B2 (en) | 2000-01-31 | 2004-04-20 | Pentax Corporation | Optical low-pass filter |
JP2001298640A (ja) | 2000-04-17 | 2001-10-26 | Canon Inc | デジタルカメラ |
JP2002146271A (ja) | 2000-11-16 | 2002-05-22 | Three M Innovative Properties Co | 撥水、撥油および防汚性コーティング組成物 |
US20040028914A1 (en) | 2000-11-16 | 2004-02-12 | Hideto Yanome | Water-repellent, oil-repellent and soil resistant coating composition |
US7324148B2 (en) | 2002-04-26 | 2008-01-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and image pickup device unit used therefor having a sealing structure between a dust proofing member and an image pick up device |
JP4028754B2 (ja) | 2002-04-26 | 2007-12-26 | オリンパス株式会社 | カメラ及びこれに用いるカメラ用アッセンブリ |
JP2004126384A (ja) | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Pentax Corp | 光学式ローパスフィルタおよび撮像光学系 |
JP2004173139A (ja) | 2002-11-22 | 2004-06-17 | Pentax Corp | 撮像素子ユニット |
JP2004253601A (ja) | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Canon Inc | 電子機器 |
JP3989862B2 (ja) | 2003-03-19 | 2007-10-10 | ペンタックス株式会社 | 光学式ローパスフィルタ |
JP4486838B2 (ja) | 2003-04-25 | 2010-06-23 | 旭硝子株式会社 | 酸化ケイ素膜の製造方法および光学多層膜の製造方法 |
JP4315448B2 (ja) | 2004-08-31 | 2009-08-19 | 京セラキンセキ株式会社 | 光学ローパスフィルタ及びそれを使用した光学機器 |
JP2006163275A (ja) | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Kyocera Kinseki Corp | 光学部品 |
JP2006221142A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-08-24 | Sony Corp | 光学素子、レンズ鏡筒、撮像装置及び電子機器 |
JP4648813B2 (ja) | 2005-09-30 | 2011-03-09 | Hoya株式会社 | 赤外カットコート膜、赤外カットコート膜を有する光学素子及び係る光学素子を有する内視鏡装置 |
-
2007
- 2007-07-05 JP JP2007177665A patent/JP5078470B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-07-03 US US12/167,461 patent/US8289617B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001257945A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-09-21 | Asahi Optical Co Ltd | 撮像装置の光学ローパスフィルタ取付け構造 |
JP2001284561A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-12 | Asahi Optical Co Ltd | 固体撮像装置 |
JP2002204379A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
JP2004309827A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Sony Corp | 電気光学表示装置の製造方法 |
JP2005234447A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Canon Inc | 表面に微細な凹凸を有する膜、透明反射防止膜、それらの製造方法および光学部材 |
JP2007017917A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Pentax Corp | 電子撮像装置 |
JP2007135198A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-05-31 | Pentax Corp | カメラの手振れ補正装置 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010090184A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | 凸版印刷株式会社 | 位相型回折素子、その製造方法、および撮像装置 |
JP2010181473A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Toppan Printing Co Ltd | 位相型回折素子、その製造方法、および撮像装置 |
JP2011091776A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Canon Inc | 振動装置、該振動装置を有する駆動装置、塵埃除去装置及び光学機器 |
JP2012014083A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Hoya Corp | 光学素子及びそれを用いた撮像装置及びレンズ交換式カメラ |
JP2012159658A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Daishinku Corp | 光学フィルタモジュール、および光学フィルタシステム |
KR101413493B1 (ko) | 2013-07-18 | 2014-07-01 | 주식회사 나무가 | Ir 필터에 포함된 이물질이 이미지센서로 전달되는 것을 방지하는 카메라 모듈 제조방법 |
CN106662792A (zh) * | 2014-09-08 | 2017-05-10 | 株式会社肯高图丽 | 滤光器单元 |
WO2017125999A1 (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 伊藤光学工業株式会社 | 光学部品 |
WO2018110190A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | ソニー株式会社 | 光学素子、撮像素子パッケージ、撮像装置および電子機器 |
JPWO2018110190A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2019-10-24 | ソニー株式会社 | 光学素子、撮像素子パッケージ、撮像装置および電子機器 |
US10872916B2 (en) | 2016-12-16 | 2020-12-22 | Sony Corporation | Optical element, image sensor package, imaging device and electronic device |
JP7006617B2 (ja) | 2016-12-16 | 2022-01-24 | ソニーグループ株式会社 | 光学素子、撮像素子パッケージ、撮像装置および電子機器 |
CN110546940A (zh) * | 2017-04-25 | 2019-12-06 | 富士胶片株式会社 | 摄像装置以及层叠体 |
CN110546940B (zh) * | 2017-04-25 | 2021-08-24 | 富士胶片株式会社 | 摄像装置以及层叠体 |
US11380725B2 (en) | 2017-04-25 | 2022-07-05 | Fujifilm Corporation | Imaging device and laminate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090009857A1 (en) | 2009-01-08 |
JP5078470B2 (ja) | 2012-11-21 |
US8289617B2 (en) | 2012-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5078470B2 (ja) | 光学ローパスフィルタ及びそれを具備する撮像装置 | |
JP2007183366A (ja) | 防塵性光透過性部材及びその用途、並びにその部材を具備する撮像装置 | |
JP2007183366A5 (ja) | ||
JP2009017305A (ja) | 防塵性光透過性部材の製造方法、その部材の用途、及びその部材を具備する撮像装置 | |
JP2008233878A (ja) | 防塵性反射鏡及びそれを具備する光学系装置 | |
CN103732669B (zh) | 纳米结构化制品及其制备方法 | |
US20210199855A1 (en) | Optical member and method for manufacturing optical member | |
TWI408404B (zh) | 影像裝置 | |
US8199404B2 (en) | Anti-reflection coating, optical member, exchange lens unit and imaging device | |
TWI490124B (zh) | 光學積層體、偏光板及使用該光學積層體之顯示裝置 | |
CN104837908A (zh) | 纳米结构化材料及其制备方法 | |
JP2006215542A (ja) | 反射防止膜及びこれを有する撮像系光学素子 | |
JP2012014083A (ja) | 光学素子及びそれを用いた撮像装置及びレンズ交換式カメラ | |
JP5347145B2 (ja) | 反射防止膜及びこれを有する光学部品、並びに前記光学部品を有する交換レンズ及び撮像装置 | |
WO2016152691A1 (ja) | 反射防止フィルム、該反射防止フィルムを用いた表示装置、及び反射防止フィルムの選択方法 | |
KR20060051876A (ko) | 광학적층체 | |
JP2009015077A (ja) | 一眼レフレックスカメラ用ファインダー光学系及び一眼レフレックスカメラ | |
KR20160010697A (ko) | 내오염성 코팅용액 조성물 및 제조방법 | |
JP5309489B2 (ja) | 撮像装置 | |
US20140246797A1 (en) | Transfer mold and manufacturing method for structure | |
CN102156311A (zh) | 光学层叠体及其制造方法、和使用其的偏振片以及显示装置 | |
JP2009049910A (ja) | 電子撮像装置 | |
JP6561520B2 (ja) | 反射防止フィルム、該反射防止フィルムを用いた表示装置、及び反射防止フィルムの選択方法 | |
JP2019144577A (ja) | 反射防止フィルム、該反射防止フィルムを用いた表示装置、及び反射防止フィルムの選択方法 | |
JP7322107B2 (ja) | 多孔質層を有する部材および多孔質層を形成するための塗工液 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100416 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110907 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20111206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120807 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120828 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5078470 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |