JP2009011666A - 弾球遊技機の発射ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間の遊技に伴う疲労を軽減できると共に、メダルやコイン等の異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止できる弾球遊技機の発射ハンドルを提供する。
【解決手段】遊技者が掌をフェースカバー9にサポートさせながら指先をリング部10cに押し当てて回動操作体10を回動操作すると、その回動角度に応じて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドル7において、フェースカバー9に3個の検知体11を径方向へ移動可能に支持すると共に、各検知体11の作動部11bをフェースカバー9の後端面とリング部10cの前端面との間に存する円弧状の隙間S内に露出させ、コイン等の異物20が隙間Sに挿入されたとき、その挿入力で検知体11を径方向内側へ移動させることにより、対応する検出スイッチ14を動作させて遊技球の発射が停止するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出す弾球遊技機の発射ハンドルに関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の発射ハンドルは、通常、弾球遊技機の前面枠下方に固定されて前方へ突出するベース体と、このベース体の前端部に固定された円椀状のフェースカバーと、これらベース体とフェースカバーとの間に回動可能に配置された回動操作体等を備えており、回動操作体はトーションばね等からなる戻しばねによって初期位置へ回動付勢されている。回動操作体は遊技者によって手動操作される可動側部材であり、この回動操作体の回動量をロータリボリューム等の検出素子で検出して、その出力信号に基づいて発射装置のモータが打撃槌の回転駆動力を制御することにより、遊技球が回動操作体の回動角度に応じた発射強度で打ち出される。また、回動操作体は合成樹脂材料の表面に良導電性のメッキ加工を施したものからなり、表面のメッキ部分はタッチ回路と電気的に接続されている。このタッチ回路は回動操作体に遊技者が接触しているか否かを判定するもので、遊技者が回動操作体に接触している時だけ発射装置のモータへ電力が供給されるようになっている。
このような発射ハンドルを備えた弾球遊技機においては、固定側部材であるフェースカバーの後方に可動側部材である回動操作体のリング部が延在しており、これらフェースカバーの後部外周囲とリング部の内周面との間に隙間ができるため、この隙間にメダルやコイン等の異物を挟み込んで回動操作体を固定しておけば、遊技者が回動操作体から手を離してタッチ回路をオフにしても、発射強度を再調整することなく回動操作体を最適発射角度に維持することが可能となる。したがって、このことが異物で固定した回動操作体に遊技者が手を触れるだけで遊技するという不正行為を許す要因となっていた。
そこで従来より、フェースカバーに相当する円椀状部分を回動操作体に一体形成すると共に、かかる回動操作体をベース体に対して前後方向へ移動可能となした弾球遊技機の発射ハンドルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このものは、可動側部材である回動操作体の前方に固定側部材が存在せず、これら部材間に異物を挟み込んで回動操作体を固定することができないため、遊技中の遊技者は必ず手で回動操作体を任意角度に保持していなければならず、異物で固定した回動操作体に遊技者が手を触れるだけで遊技するという不正行為を阻止することができる。
特開2002−210096号公報
前述したように、特許文献1に開示された従来の発射ハンドルでは、回動操作体を異物で固定して遊技するという不正行為を阻止できるが、遊技者の掌をサポートできる固定側部材が回動操作体の前方に存在しないため、遊技者は任意角度に回動操作した回動操作体を掌で握った姿勢を維持する必要があり、長時間の遊技によって遊技者の手が著しく疲労してしまうという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、長時間の遊技に伴う疲労を軽減できると共に、メダルやコイン等の異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止できる弾球遊技機の発射ハンドルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、外周部に筒状突堤を有するベース体と、このベース体に固定されて前記筒状突堤との間に環状空間を画成する円椀状のフェースカバーと、前記環状空間内を回動可能な回動操作体と、この回動操作体を回動方向の初期位置に付勢する戻しばねと、前記回動操作体の回動を検出する回動検出手段とを備え、前記回動検出手段の出力信号に基づいて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、前記回動操作体が前記環状空間を境にして内側に配置された本体部と外側に配置されたリング部とを有し、このリング部の内側に径方向へ移動可能な検知体を配置すると共に、この検知体の径方向内側への移動によって動作される遊技球の発射停止用スイッチを設け、前記検知体を前記フェースカバーの後端面と前記リング部の前端面との間に存する隙間内に露出させる構成とした。
このように構成された弾球遊技機の発射ハンドルでは、可動側部材である回動操作体の前方に固定側部材であるフェースカバーが存在しており、遊技者は掌をフェースカバーにサポートさせた状態で回動操作体のリング部を回動操作することができるため、長時間の遊技に伴う疲労を軽減することができる。また、フェースカバーの後端面とリング部の前端面との間に存する隙間にメダルやコイン等の異物を挿入すると、この異物の挿入力で検知体が径方向内側へ移動することにより、発射停止用スイッチが動作して遊技球の発射を停止させるため、異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止することができる。
上記の構成において、前記検知体の外周縁に径方向へ移動可能な円筒状変形部が設けられており、この円筒状変形部をフェースカバーの後端面とリング部の前端面との間に存する隙間内に露出させると共に、円筒状変形部の内側に発射停止用スイッチを周方向へ所定間隔をおいて複数配置すると、異物が隙間に挿入されたことを検知可能な箇所が複数の発射停止用スイッチによって細分化されるため、回動操作体の回動に伴って検知体と隙間との相対位置が周方向に変化しても、異物の挿入によって各発射停止用スイッチの1つを確実に動作させることができて好ましい。
本発明による弾球遊技機の発射ハンドルは、可動側部材である回動操作体の前方に固定側部材であるフェースカバーが存在しており、遊技者は掌をフェースカバーにサポートさせた状態で回動操作体のリング部を回動操作することができるため、長時間の遊技に伴う疲労を軽減することができ、しかも、フェースカバーの後端面とリング部の前端面との間に存する隙間にメダルやコイン等の異物を挿入すると、この異物の挿入力で検知体が径方向内側へ移動することにより、発射停止用スイッチが動作して遊技球の発射を停止させるため、異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止することができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の斜視図、図2は該発射ハンドルの非遊技状態を示す正面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は該発射ハンドルに備えられる検知体の斜視図、図5は該発射ハンドルに異物を挟み込んだ状態を示す正面図、図6は図5のB−B線に沿う断面図、図7と図8は該発射ハンドルの部分断面図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機は、遊技場の島設備に設置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠4と、前面枠2の下側に配設された受皿5を有する前面ボード6と、前面ボード6に取り付けられた発射ハンドル7等を具備しており、この発射ハンドル7を用いて受皿5に貯留された遊技球が遊技盤3の遊技領域に向けて発射されるようになっている。
図2と図3に示すように、前記発射ハンドル7は、前面ボード6に取り付けられて前方へ突出するベース体8と、このベース体8の前端部に固定された円椀状のフェースカバー9と、これらベース体8とフェースカバー9との間に回動可能に配設された回動操作体10と、フェースカバー9に径方向へ移動可能に支持された検知体11によって主に構成されており、遊技者の指先で手動操作される回動操作体10の回動角度に応じて遊技球の発射強度が調整されるようになっている。
ベース体8は、前面ボード6から前方へ突出する筒状部8aと、筒状部8aの前端部から径方向外側へ突出する円形の基体部8bとを有しており、基体部8bの外周縁には前方へ突出する筒状突堤8cが形成されると共に、基体部8bの中央には軸受筒部8dが形成されている。基体部8bの前面側には発射停止スイッチ12が搭載されており、この発射停止スイッチ12は筒状突堤8cから突出する操作レバー13の押圧操作によって動作されるようになっている。また、基体部8bの前面側には本発明の発射停止用スイッチである3個の検出スイッチ14が搭載されており、これら検出スイッチ14は周方向に120度の等間隔を保って配置されている。検出スイッチ14はアクチュエータ14aの揺動動作によってオン/オフの切替えが行われるマイクロスイッチであり、アクチュエータ14aは内蔵の復帰ばね(図示せず)によって初期位置に付勢されている。通常、検出スイッチ14はアクチュエータ14aが押圧されずにオフ状態を維持しているが、後述するように、検知体11の径方向内側への移動によってアクチュエータ14aが押圧されると、検出スイッチ14はオフ状態からオン状態へ切替え動作されるようになっている。
ベース体8の基体部8bの背面側にはロータリボリューム15が実装されており、このロータリボリューム15の回転軸は基体部8bを貫通して前方へ突出している。ロータリボリューム15は回動操作体10の回動量を検出する回動検出手段であり、その検出信号に基づいて図示せぬ発射装置のモータが打撃槌の回転駆動力を制御することにより、前述したように遊技球の発射強度が調整される。なお、発射停止スイッチ12と各検出スイッチ14はいずれもオン動作すると発射停止信号を出力し、これら発射停止信号に基づいて発射装置のモータへの電力供給が遮断されることにより、回動操作体10の回動操作に拘わらず遊技球の発射が停止するようになっている。
フェースカバー9は発射ハンドルの最も手前側に配置された固定側部材であり、このフェースカバー9はベース体8の前端部に図示せぬネジを用いて一体化されている。ただし、図7に示すように、フェースカバー9の後端面(M1)と筒状突堤8cの前側外周面(M2)との間には所定幅の環状空間Kが画成されており、この環状空間K内に回動操作体10が回動可能に配置されている。また、フェースカバー9の内周面には3本の支柱9aが突出形成されており、これら支柱9aは周方向に120度の等間隔を保って各検出スイッチ14の前方に配置されている。
回動操作体10には、回転軸10aを有する本体部10bや、本体部10bの外周縁から前記環状空間Kを通って外方へ突出するリング部10c等が形成されており、リング部10cの外周面には複数の指当部10dが突設されている。回転軸10aはベース体8の軸受筒部8dに回転可能に支持されており、この回転軸10aには戻しばねであるトーションばね16の巻回部が保持されている。トーションばね16の巻回部から突出する一対の腕部はベース体8と回動操作体10のばね受部にそれぞれ掛止されており、回動操作体10はこのトーションばね16の弾発力によって回動方向の初期位置に付勢されている。また、回転軸10aの外周面にはギア部10eが刻設されており、このギア部10eにはロータリボリューム15の回転軸に取り付けられた歯車17が噛合している。これにより、回動操作体10の回転がギア部10eと歯車17の噛合部分を介してロータリボリューム15の回転軸に伝達される。図8に示すように、リング部10cの内周面(M3)は後述する検知体11の外周面(M4)と筒状突堤8cの外周面(M5)とにそれぞれ対向しており、フェースカバー9の後端面(M1)とリング部10cの前端面(M6)との間には環状または円弧状の隙間Sが形成され、検知体11の外周面(M4)はこの隙間Sを閉口するように配置されている。また、リング部10cの後端部(M7)は、ベース体8の基体部8bにおける外周部(M8)に覆い被さるようにして近接かつ回転可能に対向は位置され、中心軸から外方へ通じる隙間空間となっており、異物の挿入をしずらくしている。
なお、回動操作体10は合成樹脂材料の表面に良導電性のメッキ加工を施したものからなり、このメッキ面に接触するコンデンサ18が本体部10bに取り付けられている。このコンデンサ18は図示せぬタッチ回路に接続されており、回動操作体10の表面に遊技者が接触してコンデンサ18の容量が変化すると、タッチ回路がコンデンサ18の容量変化に基づいて前述した発射装置のモータへ電力供給するようになっている。
検知体11はフェースカバー9と回動操作体10との間に周方向へ所定間隔を存して3個配置されており、図4に示すように、これら検知体11には、扇形の基板部11aと、基板部11aの外周縁から後方へ突出する円弧状の作動部11bとが形成されている。各検知体11の基板部11aには楕円形状のガイド筒11cが前方に向けて突出形成されており、このガイド筒11cの内部には径方向へ延びる長孔11dが形成されている。そして、ガイドピン19を各検知体11の後方から長孔11dに挿通して支柱9aに固定することにより、各検知体11はフェースカバー9の内部に径方向へ移動可能に支持されている。また、各検知体11の作動部11bは回動操作体10のリング部10cの内周面に対向して前述した隙間S内に露出しており、これら作動部11bの内周面に各検出スイッチ14のアクチュエータ14aがそれぞれ当接している。前述したように検出スイッチ14にはアクチュエータ14aを初期位置に戻す復帰ばねが内蔵されているため、各検知体11は対応する検出スイッチ14の復帰ばねによって径方向外側へ付勢されている。なお、各検知体11の中心部T(基板部11aの内側)に略円柱状のスポンジ等からなる弾性体を配置しても良く、このような弾性体を用いると、検出スイッチ14の復帰ばねと弾性体の両方のばね力によって各検知体11を径方向外側へ付勢することができると共に、中心部Tに配置した弾性体によって各検知体11をガタツキなく安定的に保持することができる。
上述のごとく構成された弾球遊技機では、回動操作体10が回動操作されていない非遊技状態において、図2と図3に示すように、回動操作体10はトーションばね16の弾発力によって回動方向の初期位置に保持されており、各検知体11は検出スイッチ14に内蔵された復帰ばねの弾発力によって径方向の外側位置に保持されている。そして、遊技者が掌でフェースカバー9を握りながら指先を指当部10dに押し当てて回動操作体10を図2の時計方向へ回動操作すると、タッチ回路が遊技者の接触を検知して発射装置のモータへ電力を供給すると共に、回動操作体10が回転軸10aを中心に回転するため、その回転がギア部10eと歯車17の噛合部分を介してロータリボリューム15の回転軸に伝達される。その結果、ロータリボリューム15から回動操作体10の回動量に相応した検出信号が出力され、この検出信号に基づいて発射装置のモータが制御されるため、受皿5に貯留された遊技球が回動操作体10の回動量に応じた発射強度で遊技盤3の遊技領域に向けて発射される。また、かかる回動操作体10の回動操作に伴ってトーションばね16が蓄力されていき、回動操作体10に対する回動操作力が除去されると、回動操作体10はこのトーションばね16の弾発力によって初期位置に自動復帰する。
なお、遊技中に例えば保留球が4個になったときに、遊技者が親指等で操作レバー13を押圧操作すると、発射停止スイッチ12から発射装置に対して発射停止信号が出力され、回動操作体10の回動操作に拘わらず遊技球の発射が一時的に停止される。
ここで、本実施形態例に係る発射ハンドル7においては、可動側部材である回動操作体10の前方に固定側部材であるフェースカバー9が存在しており、遊技中に遊技者が掌をフェースカバー9にサポートさせた状態で回動操作体10を回動操作することができるため、長時間の遊技に伴う遊技者の手の疲労を大幅に軽減することができる。また、フェースカバー9の内部に3個の検知体11を径方向へ移動可能に支持し、これら検知体11の作動部11bをフェースカバー9の後端面とリング部10cの前端面との間に存する円弧状の隙間S内に露出させたため、図5と図6に示すように、この隙間Sの任意箇所にメダルやコイン等の異物20を挿入して回動操作体10を最適発射角度に固定しようとすると、異物20の挿入力によって各検知体11の1つが径方向内側へ移動して対応する検出スイッチ14がオン動作される。その結果、オン動作した検出スイッチ14から発射装置に対して発射停止信号が出力されるため、回動操作体10が任意角度に回動しているのにも拘わらず遊技球の発射が停止してしまい、異物20によって回動操作体10を固定したまま遊技球を発射させることが不可能となる。したがって、遊技者は指先で回動操作体10を回動操作して遊技しなければならず、回動操作体10を異物20で固定した状態で遊技するという不正行為を阻止することができる。
また、本実施形態例に係る発射ハンドル7では、フェースカバー9に3個の検知体11が互いに独立して移動できるように支持し、これら検知体11の径方向内側への移動によって3個の検出スイッチ14を選択的に動作するようになっているため、フェースカバー9とリング部10cとの間に存する隙間Sに対して異物20がどのような位置から挿入されたとしても、各検知体11の1つを径方向内側へ移動させて対応する検出スイッチ14を確実にオン動作することができる。したがって、異物20が隙間Sに挿入されたことを検知可能な範囲が3個の検出スイッチ14によって120度毎に細分化され、回動操作体10の回動に伴って各検知体1と隙間Sとの相対位置が周方向に変化しても、異物20の挿入によって各検出スイッチ14の1つを確実に動作させて遊技球の発射を停止することができる。
なお、上記実施形態例では、互いに独立して移動可能な3個の検知体11を用いた場合について説明したが、図9に示すように、1つの検知体21を用いて3個の検出スイッチ14を選択的に動作するようにしても良い。この検知体21は合成樹脂の一体成形品であり、ベース体8またはフェースカバー9に固定される中央のボス21aと、ボス21aの外周面から周方向に120度の等間隔を保って放射状に延びる3つの連結部21bと、各連結部21bの先端を繋ぐ外周側の円筒状変形部21cとを有している。円筒状変形部21cは3つの連結部21bによって120度毎の変形領域に区画され、各変形領域は自身の弾性によって径方向へ弾性変形可能となっている。この円筒状変形部21cは回動操作体10のリング部10cの内周面に対向して前述した隙間S内に露出しており、円筒状変形部21cの各変形領域における内周面に検出スイッチ14のアクチュエータ14aがそれぞれ当接するようになっている。
このように構成された検知体21においても、前述した実施形態例と同様に、フェースカバー9とリング部10cとの間に存する隙間Sに対して異物20がどのような位置から挿入されたとしても、円筒状変形部21cの各変形領域を径方向内側へ撓ませて各検出スイッチ14の1つを確実にオン動作することができる。また、検知体21が合成樹脂の一体成形品であるため、発射ハンドル7の内部構成を簡略化することができ組立作業性も良好となる。
本発明の実施形態例に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の斜視図である。 該発射ハンドルの非遊技状態を示す正面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 該発射ハンドルに備えられる検知体の斜視図である。 該発射ハンドルに異物を挟み込んだ状態を示す正面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 該発射ハンドルの部分断面図である。 該発射ハンドルの部分断面図である。 検知体の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
6 前面ボード
7 発射ハンドル
8 ベース体
8a 筒状部
8b 基体部
8c 筒状突堤
8d 軸受筒部
9 フェースカバー
9a 支柱
10 回動操作体
10a 回転軸
10b 本体部
10c リング部
10d 指当部
10e ギア部
11 検知体
11a 基板部
11b 作動部
11c ガイド筒
11d 長孔
14 検出スイッチ(発射停止用スイッチ)
14a アクチュエータ
15 ロータリボリューム(回動検出手段)
16 トーションばね(戻しばね)
17 歯車
19 ガイドピン
20 異物
21 検知体
21a ボス
21b 連結部
21c 円筒状変形部
K 環状空間
S 隙間

Claims (2)

  1. 外周部に筒状突堤を有するベース体と、このベース体に固定されて前記筒状突堤との間に環状空間を画成する円椀状のフェースカバーと、前記環状空間内を回動可能な回動操作体と、この回動操作体を回動方向の初期位置に付勢する戻しばねと、前記回動操作体の回動を検出する回動検出手段とを備え、前記回動検出手段の出力信号に基づいて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、
    前記回動操作体が前記環状空間を境にして内側に配置された本体部と外側に配置されたリング部とを有し、このリング部の内側に径方向へ移動可能な検知体を配置すると共に、この検知体の径方向内側への移動によって動作される遊技球の発射停止用スイッチを設け、前記検知体を前記フェースカバーの後端面と前記リング部の前端面との間に存する隙間内に露出させたことを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
  2. 請求項1の記載において、前記検知体の外周縁に径方向へ移動可能な円筒状変形部が設けられており、この円筒状変形部を前記隙間内に露出させると共に、前記円筒状変形部の内側に前記発射停止用スイッチを周方向へ所定間隔をおいて複数配置したことを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
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