JP4834626B2 - 弾球遊技機の発射ハンドル - Google Patents

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本発明は、遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出す弾球遊技機の発射ハンドルに関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の発射ハンドルは、通常、弾球遊技機の前面枠下方に固定されて前方へ突出するベース体と、このベース体の前端部に固定された円椀状のフェースカバーと、これらベース体とフェースカバーとの間に回動可能に配置された回動操作体等を備えており、回動操作体はトーションばね等からなる戻しばねによって初期位置へ回動付勢されている。回動操作体は遊技者によって手動操作される可動側部材であり、この回動操作体の回動量をロータリボリューム等の検出素子で検出して、その出力信号に基づいて発射装置のモータが打撃槌の回転駆動力を制御することにより、遊技球が回動操作体の回動角度に応じた発射強度で打ち出される。また、回動操作体は合成樹脂材料の表面に良導電性のメッキ加工を施したものからなり、表面のメッキ部分はタッチ回路と電気的に接続されている。このタッチ回路は回動操作体に遊技者が接触しているか否かを判定するもので、遊技者が回動操作体に接触している時だけ発射装置のモータへ電力が供給されるようになっている。
このような発射ハンドルを備えた弾球遊技機においては、固定側部材であるフェースカバーの後方に可動側部材である回動操作体のリング部が延在しており、これらフェースカバーの後部外周囲とリング部の内周面との間に隙間ができるため、この隙間にメダルやコイン等の異物を挟み込んで回動操作体を固定しておけば、遊技者が回動操作体から手を離してタッチ回路をオフにしても、発射強度を再調整することなく回動操作体を最適発射角度に維持することが可能となる。したがって、このことが異物で固定した回動操作体に遊技者が手を触れるだけで遊技するという不正行為を許す要因となっていた。
そこで従来より、フェースカバーに相当する円椀状部分を回動操作体に一体形成すると共に、かかる回動操作体をベース体に対して前後方向へ移動可能となした弾球遊技機の発射ハンドルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このものは、可動側部材である回動操作体の前方に固定側部材が存在せず、これら部材間に異物を挟み込んで回動操作体を固定することができないため、遊技中の遊技者は必ず手で回動操作体を任意角度に保持していなければならず、異物で固定した回動操作体に遊技者が手を触れるだけで遊技するという不正行為を阻止することができる。
特開2002−210096号公報
前述したように、特許文献1に開示された従来の発射ハンドルでは、回動操作体を異物で固定して遊技するという不正行為を阻止できるが、遊技者の掌をサポートできる固定側部材が回動操作体の前方に存在しないため、遊技者は任意角度に回動操作した回動操作体を掌で握った姿勢を維持する必要があり、長時間の遊技によって遊技者の手が著しく疲労してしまうという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、長時間の遊技に伴う疲労を軽減できると共に、メダルやコイン等の異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止できる弾球遊技機の発射ハンドルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、外周部に筒状突堤を有するベース体と、このベース体に固定されて前記筒状突堤との間に環状空間を画成する円椀状のフェースカバーと、前記環状空間内を回動可能な回動操作体と、この回動操作体を回動方向の初期位置に付勢する戻しばねと、前記回動操作体の回動を検出する検出素子とを備え、前記検出素子の出力信号に基づいて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、前記回動操作体が前記環状空間よりも内側を回動する本体部と該環状空間よりも外側を回動するリング部とを有し、このリング部の内方側に配置した検知体を前記回動操作体の回転中心軸を支点として揺動可能に支持すると共に、この検知体の揺動動作を検出して遊技球の発射を停止するスイッチ手段を設け、このスイッチ手段が、前記検知体に設けられた可動接点部と、この可動接点部に所定ギャップを介して対向配置された固定接点部とからなり、前記検知体を前記フェースカバーの後部外周面と前記リング部の内周面との間に存する隙間内に露出させる構成とした。
このように構成された弾球遊技機の発射ハンドルでは、可動側部材である回動操作体の前方に固定側部材であるフェースカバーが存在しており、遊技者は掌をフェースカバーにサポートさせた状態で回動操作体のリング部を回動操作することができるため、長時間の遊技に伴う疲労を軽減することができる。また、フェースカバーの後部外周面とリング部の内周面との隙間にメダルやコイン等の異物を挿入すると、この異物の挿入力によって検知体が支点を中心に揺動動作し、かかる検知体の揺動動作をスイッチ手段が検出して遊技球の発射を停止させるため、異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止することができる。さらに、スイッチ手段が、検知体に設けられた可動接点部と、この可動接点部に所定ギャップを介して対向配置された固定接点部とで構成されているため、単純構成のスイッチ手段を用いて検知体の揺動動作を検出することができる。
また、上記の構成において、回動操作体の回転中心に検知体の揺動支点となる支持突起を設けると共に、フェースカバーに検知体をこの支持突起に向けて付勢するばね部材を保持すると、異物の挿入によって検知体を安定的に揺動動作することができて好ましい。
本発明による弾球遊技機の発射ハンドルは、可動側部材である回動操作体の前方に固定側部材であるフェースカバーが存在しており、遊技者は掌をフェースカバーにサポートさせた状態で回動操作体のリング部を回動操作することができるため、長時間の遊技に伴う疲労を軽減することができ、しかも、フェースカバーの後部外周面とリング部の内周面との隙間にメダルやコイン等の異物を挿入すると、この異物の挿入力によって検知体が支点を中心に揺動動作し、かかる検知体の揺動動作をスイッチ手段が検出して遊技球の発射を停止させるため、異物を挟み込んで回動操作体を固定したまま遊技するという不正行為を阻止することができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の斜視図、図2は該発射ハンドルの斜視図、図3は該発射ハンドルの正面図、図4は図3のA−A線に沿う断面図、図5は図3のB−B線に沿う断面図、図6は該発射ハンドルの分解斜視図、図7は該発射ハンドルに異物を挟み込んだ状態を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機は、遊技場の島設備に設置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠4と、前面枠2の下側に配設された受皿5を有する前面ボード6と、前面ボード6に取り付けられた発射ハンドル7等を具備しており、この発射ハンドル7を用いて受皿5に貯留された遊技球が遊技盤3の遊技領域に向けて発射されるようになっている。
図2〜図6に示すように、前記発射ハンドル7は、前面ボード6に取り付けられて前方へ突出するベース体8と、このベース体8の前端部に固定された円椀状のフェースカバー9と、これらベース体8とフェースカバー9との間に回動可能に配設された回動操作体10と、この回動操作体10に揺動可能に支持された検知体11と、この検知体11の背面側に対向配置された接点ベース12とによって主に構成されており、遊技者の指先で手動操作される回動操作体10の回動角度に応じて遊技球の発射強度が調整されるようになっている。
ベース体8は、前面ボード6から前方へ突出する筒状部8aと、筒状部8aの前端部から径方向外側へ突出する円形の基体部8bとを有しており、基体部8bの外周縁には前方へ突出する筒状突堤8cが形成されると共に、基体部8bの中央には軸受筒部8dが形成されている。基体部8bの前面側には発射停止スイッチ13が搭載されており、この発射停止スイッチ13はベース体8から外方へ突出するレバー部13aの押圧操作によって動作されるようになっている。また、基体部8bの背面側にはロータリボリューム14が搭載されており、このロータリボリューム14の回転軸14aは基体部8bを貫通して前方へ突出している。ロータリボリューム14は回動操作体10の回動量を検出する検出素子であり、その検出信号に基づいて図示せぬ発射装置のモータが打撃槌の回転駆動力を制御することにより、前述したように回動操作体10の回動角度に応じて遊技球の発射強度が調整される。
フェースカバー9は発射ハンドルの最も手前側に配置された固定側部材であり、このフェースカバー9はベース体8の基体部8bから突出する複数本の支柱8eに図示せぬネジを用いて一体化されている。ただし、フェースカバー9の後端面と筒状突堤8cの前端面との間には所定幅の環状空間Kが画成されており、この環状空間K内に回動操作体10が回動可能に配置されている。また、フェースカバー9の内周面には複数本のばね受け突起9aが突出形成されており、これらばね受け突起9aは周方向に等間隔を保って検知体11の前方に配置されている。
回動操作体10には、前記環状空間Kよりも内方側を回動する本体部10aと、環状空間Kよりも外方側を回動するリング部10bとが形成されており、リング部10bの外周面には複数の指当部10cが周方向へ所定間隔を保って突設されている。本体部10aの後端面には伝達体15がネジ止め等によって固定されており、この伝達体15は回動操作体10の回転中心軸Pに沿って後方へ突出する軸部15aを有している。軸部15aは軸受筒部8dに回転可能に支持されており、伝達体15は回動操作体10をベース体8に軸支する回転軸として機能している。また、軸部15aの先端部には戻しばねであるトーションばね16が巻装されており、回動操作体10はトーションばね16の弾発力によって回動方向の初期位置に付勢されている。さらに、伝達体15の外周面には図示せぬギア部が刻設されており、このギア部にはロータリボリューム14の回転軸14aに取り付けられた歯車17が噛合している。これにより、回動操作体10の回転が伝達体15から歯車17を介してロータリボリューム14の回転軸に伝達されるようになっている。
回動操作体10は合成樹脂材料の表面に良導電性のメッキ加工を施したものからなり、このメッキ面に接触するコンデンサ18が本体部10aの後端面に取り付けられている。このコンデンサ18は図示せぬタッチ回路に接続されており、回動操作体10の表面に遊技者が接触してコンデンサ18の容量が変化すると、タッチ回路がコンデンサ18の容量変化に基づいて前述した発射装置のモータへ電力供給するようになっている。前記本体部10aには一対の逃げ孔10eが形成されており、ベース体8の各支柱8eは逃げ孔10eを挿通してフェースカバー9の内部に達している。また、本体部10aの前端面にはセパレータ19を介して接点ベース12が固着されており、本体部10aの前端面中央には半球状の支持突起10dが形成されている。セパレータ19は合成樹脂等の絶縁性材料からなり、その中央には支持突起10dを包囲する筒部19aが形成されている。接点ベース12は金属板や合成樹脂の表面にメッキ加工を施した導電性材料からなり、この接点ベース12はセパレータ19によって回動操作体10のメッキ面から絶縁されている。接点ベース12の外周縁には幾分厚肉の当接部12aが形成されており、この当接部12aと検知体11の背面側との間には所定ギャップが確保されている。これら接点ベース12とセパレータ19にはベース体8の各支柱8eを挿通させるための逃げ孔12b,19bがそれぞれ形成されている(図6参照)。
なお、回動操作体10のリング部10bの内周面は筒状突堤8cの外周面とフェースカバー9の後部外周面とにそれぞれ対向しており、発射ハンドル7の前方から見ると、フェースカバー9とリング部10bとの間には円環状の隙間Sが形成されている(図3参照)。一方、リング部10bの後端部は基体部8bの外周部に覆い被さるように対向配置されており、発射ハンドル7の後方からリング部10bと筒状突堤8cとの間に異物を挿入しずらくしている。
検知体11には、接点ベース12に対向する円盤状の基板部11aと、基板部11aの外周縁から前方へ突出する作動部11bとが形成されており、作動部11bはリング部10bの内周面に対向して前述した隙間S内に露出している。基板部11aには複数の突起11cと複数の円形孔11dが形成されており、これら円形孔11dをベース体8の各支柱8eが挿通している。基板部11aの各突起11cとフェースカバー9の各ばね受け突起9aとの間にはばね部材の一例としてコイルばね20が介設されており、基板部11aは各コイルばね20から均一の弾発力を受けて回動操作体10の支持突起10dに圧接されている。これにより、検知体11は支持突起10dを中心に360度全ての方向へ揺動可能となっており、この検知体11と前述した接点ベース12とによって発射停止用のスイッチ手段である検出スイッチ21が構成されている。通常、検出スイッチ21は検知体11が接点ベース12から離反することでオフ状態に維持されているが、後述するように、検知体11が異物の挿入によって揺動動作されて接点ベース12に接触すると、検出スイッチ21はオフ状態からオン状態へ切替え動作されるようになっている。なお、前述した発射停止スイッチ13とこの検出スイッチ21はいずれもオン動作すると発射停止信号を出力し、これら発射停止信号に基づいて発射装置のモータへの電力供給が遮断されることにより、回動操作体10の回動操作に拘わらず遊技球の発射が停止するようになっている。
上述のごとく構成された弾球遊技機では、回動操作体10が回動操作されていない非遊技状態において、回動操作体10はトーションばね16の弾発力によって回動方向の初期位置に保持されている。また、図4と図5に示すように、検知体11は各コイルばね20から均一の弾発力を受けて支持突起10dに圧接されているため、基板部11aの背面と接点ベース12の当接部12aとの間に所定ギャップが確保され、検出スイッチ21はオフ状態に保たれている。そして、遊技者が掌でフェースカバー9を握りながら指先を指当部10cに押し当ててリング部10bを図3の時計方向へ回動操作すると、図示せぬタッチ回路が遊技者の接触を検知して発射装置のモータへ電力を供給すると共に、回動操作体10が伝達体15の軸部15aを中心に回転するため、その回転が伝達体15から歯車17を介してロータリボリューム14の回転軸に伝達される。その結果、ロータリボリューム14から回動操作体10の回動量に相応した検出信号が出力され、この検出信号に基づいて発射装置のモータが制御されるため、受皿5に貯留された遊技球が回動操作体10の回動量に応じた発射強度で遊技盤3の遊技領域に向けて発射される。また、かかる回動操作体10の回動操作に伴ってトーションばね16が蓄力されていき、回動操作体10に対する回動操作力が除去されると、回動操作体10はこのトーションばね16の弾発力によって初期位置に自動復帰する。
なお、遊技中に例えば保留球が4個になったときに、遊技者が親指等でレバー部13aを押圧操作すると、発射停止スイッチ13から発射装置に対して発射停止信号が出力され、回動操作体10の回動操作に拘わらず遊技球の発射が一時的に停止される。
ここで、本実施形態例に係る発射ハンドル7においては、可動側部材である回動操作体10の前方に固定側部材であるフェースカバー9が存在しており、遊技中に遊技者が掌をフェースカバー9にサポートさせた状態で回動操作体10のリング部10bを回動操作することができるため、長時間の遊技に伴う遊技者の手の疲労を大幅に軽減することができる。また、検出スイッチ21の可動接点部として機能する検知体11を回動操作体10の支持突起10dに揺動可能に支持し、この検知体11の作動部11bをフェースカバー9の後部外周面とリング部10bの前部内周面との間に存する円環状の隙間S内に露出させてあるため、図7に示すように、この隙間Sの任意箇所にメダルやコイン等の異物22を挿入して回動操作体10を最適発射角度に固定しようとすると、異物22の挿入によって検知体11が支持突起10dを中心に揺動動作し、基板部11aが接点ベース12の当接部12aに接触して検出スイッチ21がオフ状態からオン状態へと切替え動作される。その結果、オン動作した検出スイッチ21から発射装置に対して発射停止信号が出力されるため、回動操作体10が任意角度に回動しているのにも拘わらず遊技球の発射が停止してしまい、異物22を挟み込んで回動操作体10を固定したまま遊技球を発射させることが不可能となる。したがって、遊技者は指先で回動操作体10のリング部10bを回動操作して遊技しなければならず、回動操作体10を異物22で固定した状態で遊技するという不正行為を阻止することができる。
また、本実施形態例に係る発射ハンドル7では、回動操作体10の支持突起10dに揺動可能に支持された検知体11と、回動操作体10の本体部10aに固着された接点ベース12とを所定ギャップを介して対向配置し、これら検知体(可動接点部)11と接点ベース(固定接点部)12とによって発射停止用のスイッチ手段である検出スイッチ21を構成したため、単純構成のスイッチ手段を用いて検知体11の揺動動作を検出することができる
また、本実施形態例に係る発射ハンドル7では、回動操作体10の回転中心に検知体11の揺動支点となる支持突起10dを設けると共に、フェースカバー9の各ばね受け突起9aに検知体11を支持突起10dに向けて弾性付勢するコイルばね20を保持したので、異物22の挿入によって検知体11を安定的に揺動動作させることができる。ただし、検知体11の揺動支点となる支持突起を回動操作体10の代わりにベース体8に設けることも可能である。
なお、上記実施形態例では、発射停止用のスイッチ手段である検出スイッチ21がオン動作して発射停止信号を出力すると、その発射停止信号に基づいて必ず遊技球の発射が停止されるようになっているが、図8のフローチャートに示すように、検出スイッチ21がオン動作しても、そのオン状態が所定時間経過(例えば5〜8秒後)した場合だけ不正と認定して遊技球の発射を停止するようにしても良い。このようにすると、例えば回動操作中の回動操作体10に検知体11が当接して検出スイッチ21が一時的にオン状態となったとしても、かかるオン状態の経過時間を判断して不正行為であるか否かが決定されるため、異物22の挿入以外の誤検出を防止することができる。
また、上記実施形態例では、回動操作体10の回動を検出する検出素子としてロータリボリューム14を用いた場合について説明したが、ロータリエンコーダ等の他のデバイスを検出素子として用いることも可能である。
本発明の実施形態例に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の斜視図である。 該発射ハンドルの斜視図である。 該発射ハンドルの正面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 発射ハンドルの分解斜視図である。 該発射ハンドルに異物を挟み込んだ状態を示す断面図である。 スイッチ手段の他の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
6 前面ボード
7 発射ハンドル
8 ベース体
8a 筒状部
8b 基体部
8c 筒状突堤
8d 軸受筒部
9 フェースカバー
9a ばね受け突起
10 回動操作体
10a 本体部
10b リング部
10c 指当部
10d 支持突起
11 検知体
11a 基板部
11b 作動部
11c 突起
12 接点ベース
12a 当接部
14 ロータリボリューム(検出素子)
15 伝達体
15a 軸部
16 トーションばね(戻しばね)
17 歯車
18 コンデンサ
19 セパレータ
20 コイルばね(ばね部材)
21 検出スイッチ(スイッチ手段)
22 異物
K 環状空間
S 隙間

Claims (2)

  1. 外周部に筒状突堤を有するベース体と、このベース体に固定されて前記筒状突堤との間に環状空間を画成する円椀状のフェースカバーと、前記環状空間内を回動可能な回動操作体と、この回動操作体を回動方向の初期位置に付勢する戻しばねと、前記回動操作体の回動を検出する検出素子とを備え、前記検出素子の出力信号に基づいて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、
    前記回動操作体が前記環状空間よりも内側を回動する本体部と該環状空間よりも外側を回動するリング部とを有し、このリング部の内方側に配置した検知体を前記回動操作体の回転中心軸を支点として揺動可能に支持すると共に、この検知体の揺動動作を検出して遊技球の発射を停止するスイッチ手段を設け、このスイッチ手段が、前記検知体に設けられた可動接点部と、この可動接点部に所定ギャップを介して対向配置された固定接点部とからなり、前記検知体を前記フェースカバーの後部外周面と前記リング部の内周面との間に存する隙間内に露出させたことを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
  2. 請求項1の記載において、前記回動操作体の回転中心に前記支点となる支持突起を設けると共に、前記フェースカバーに前記検知体を前記支持突起に向けて付勢するばね部材を保持したことを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
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