JP2009004110A - 防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ間のがた付きを防止しつつ部品点数の削減を図ることが可能な防水コネクタを提供する。
【解決手段】 インナハウジング13にはゴム部材40が装着され、このゴム部材40には、前記インナハウジング13の外周面のうち前記フランジ部23よりも前側に嵌着可能な略筒状をなすシール部41と、このシール部41に一体的に設けられて貫通口26を後方へ貫通可能な形状をなす脚部43と、この脚部43と一体的に設けられて前記貫通口26の周縁部に後方から係合可能な形状をなして前記フランジ部23と対向壁32との間に配されるがた止め部44とが備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シール部材を備えた防水コネクタに関する。
従来、相手側コネクタとの間をシールするシール部材を備えた防水コネクタとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この防水コネクタは、前後方向(相手側コネクタとの嵌合方向)に相対的にスライド可能に組み付けられたインナハウジングとアウタハウジングとの2部品からなるものであり、インナハウジングの前端部に防水パッキン(シール部材)が嵌着されている。そして、防水コネクタが相手側コネクタと正規の嵌合状態に至ると、防水パッキンがインナハウジングと相手側コネクタのフード部との間に狭持された状態になってこれらの間をシールする。
特開2006−24456公報
ところで、上記のコネクタにおいては、振動等によるコネクタ間のがた付きを防止するため、金属製のコイルバネが一対備えられている。一対のコイルバネは、インナハウジングの後部に形成されたバネ収容穴と、アウタハウジングの後壁に形成されたバネ収容穴とに、それぞれ前端部と後端部とを収容した状態でインナハウジングとアウタハウジングとの間に装着される。
そして、防水コネクタが相手側コネクタと正規の嵌合状態に至ると、一対のコイルバネがインナハウジングとアウタハウジングとの間で弾性収縮した状態になり、その弾性力によってインナハウジングが相手側に付勢された状態に保持される。これにより、コネクタ間のがた付きが抑えられ、もって端子間の摩耗が防止される。
しかしながら、このような構成によれば、コネクタ間をシールするための防水パッキンに加えて、コネクタ間のがた付きを抑えるためのコイルバネが必要であり、部品点数が多いという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタ間のがた付きを防止しつつ部品点数の削減を図ることが可能な防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明の防水コネクタは、相手側コネクタのフード部に内嵌可能であるとともに同フード部内に配された相手側端子と接続可能な端子を収容するインナハウジングと、同インナハウジングに対して前記相手側コネクタとの嵌合方向に相対的にスライド可能に組み付けられたアウタハウジングと、を備え、前記インナハウジングの外周面には、同外周面から外側へ突出するフランジ部が設けられるとともに、このフランジ部には前記相手側コネクタとの嵌合方向に貫通する貫通口が形成され、また、前記アウタハウジングには、前記フランジ部よりも前記相手側コネクタとの嵌合方向後側において同フランジ部と対向して配される対向壁が設けられており、前記インナハウジングにはゴム部材が装着され、このゴム部材には、前記インナハウジングの外周面のうち前記フランジ部よりも前記相手側コネクタとの嵌合方向前側に嵌着可能な略筒状をなすシール部と、このシール部に一体的に設けられて前記貫通口を前記相手側コネクタとの嵌合方向後方へ貫通可能な形状をなす脚部と、この脚部と一体的に設けられて前記貫通口の周縁部に前記相手側コネクタとの嵌合方向後方から係合可能な形状をなして前記フランジ部と前記対向壁との間に配されるがた止め部とが備えられているところに特徴を有する。
このような構成によれば、防水コネクタが相手側コネクタと正規の嵌合状態に至ると、ゴム部材のシール部がフード部とインナハウジングの外周面とに密着してこの間がシールされた状態になり、また、がた止め部がフランジ部と対向壁との間で押圧されて弾性収縮し、その弾性力によってインナハウジングは相手側コネクタとの嵌合方向前方に押圧され、前後方向のがた付きが防止された状態になる。このように、一のゴム部材がコネクタ間をシールするシール部と、コネクタ間のがた付きを防止するがた止め部とを備えているから、これらが別部品である場合に比べて、部品点数の削減を図ることができる。
前記フランジ部は前記インナハウジングの全周にわたって設けられ、前記貫通口は前記インナハウジングの全周を包囲する位置に形成されているものとしてもよい。これにより、インナハウジングの全周を包囲する位置においてがた止めがなされる。
前記がた止め部のうち前記相手側コネクタとの嵌合方向後側の縁部には、同嵌合方向後方へ向かって前記脚部からの突出寸法が小さくなる傾斜の後側傾斜面が形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、ゴム部材を装着する際、後側傾斜面の傾斜により、がた止め部が貫通口の前縁部に引っ掛かることなく比較的スムーズに挿入することができる。
また、前記がた止め部のうち前記相手側コネクタとの嵌合方向前側の縁部には、同嵌合方向前方へ向かって前記脚部からの突出寸法が小さくなる傾斜の前側傾斜面が形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、ゴム部材を離脱する際、前側傾斜面の傾斜により、がた止め部が貫通口の後縁部に引っ掛かることなく比較的スムーズに引き抜くことができる。
さらに、前記貫通口の前記相手側コネクタとの嵌合方向前側の周縁部には、同嵌合方向前方へ向かって前記貫通口の開口幅寸法を大きくする傾斜をなす誘導面が形成されているものとしてもよい。これにより、がた止め部が誘導面の傾斜に誘導されて貫通口に挿入されるから、ゴム部材の装着を容易に行うことができる。
前記フランジ部には、前記フード部の開口端部に形成された環状リブが差し込まれる環状溝が形成され、この環状溝には前記環状リブによって内外方向に押圧される突起部が設けられているものとしてもよい。
また、前記アウタハウジングには、前記相手側コネクタに対して前記相手側コネクタとの嵌合方向に係合するロック機構が設けられているものとしてもよい。
本発明によれば、コネクタ間のがた付きを防止しつつ部品点数の削減を図ることが可能な防水コネクタを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6によって説明する。
本実施形態における防水コネクタは、雌型のコネクタ(以後、雌コネクタ10と称する)であって、雄コネクタ50(本発明の相手側コネクタに該当する)と嵌合可能とされている。
以下、各構成部材において、両コネクタ10,50における嵌合面側を前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
雄コネクタ50は、前後方向に長い2本の雄端子51(本発明の相手側端子に該当する)と、この雄端子51を保持する雄ハウジング52とを備えている。雄ハウジング52は合成樹脂製であって、雄端子51を前後方向に貫通させた姿勢で保持する端子保持部53と、端子保持部53の周縁から前方へ突出する筒状のフード部54とにより構成されている。
フード部54は、雄端子51のうち端子保持部53から前方に突出した部分を囲う若干横長の形状をなして前方へ開口している。このフード部54の開口端部(前端部)には、リング状をなして前方へ突出する環状リブ55が設けられている。また、フード部54の上面には、ロック突部56が突設されている。
フード部54の内周面の奥側(嵌合方向における後側)には、複数の突出部57が設けられている。各突出部57は、フード部54の内周面のうち上面および下面に一対ずつと両側面に一対の、計6箇所に設けられている。
雌コネクタ10は、雄端子51と接続可能な雌端子11(本発明の端子に該当する)を備えている。雌端子11は全体として前後方向に長い形状をなし、前側には雄端子51と接続可能な略箱形の接続部11Aが、後側にはバレル部11Bが備えられている。バレル部11Bには、電線Wの端末とともに電線用ゴム栓12が圧着されている。電線用ゴム栓12は、後述する端子収容室14の内周面に密着し、端子収容室14内の防水を図る。
雌コネクタ10は、雌端子11を収容可能であるとともに雄コネクタ50のフード部54に内嵌可能なインナハウジング13を備えている。インナハウジング13は合成樹脂製であって、前後方向に長い略ブロック状をなしている。
インナハウジング13には、雌端子11を後方から挿入可能な2つの端子収容室14が横並びに形成されている。各端子収容室14の下壁には、前方へ向けて片持ち状に突出するランス16が設けられている。なお、インナハウジング13の後端部は、各端子収容室14と連通して円筒部分が横並びに配された端子挿入部15とされている。
インナハウジング13の前側部分には、複数のがた止めリブ22が外周面から突設されている。がた止めリブ22は、インナハウジング13の外周面に一体に形成され、雄ハウジング52の突出部57に対応する位置、計6箇所に設けられている。
インナハウジング13の前後方向中央部よりもやや後側位置には、リテーナ装着部17が設けられている。リテーナ装着部17は、各端子収容室14と連通してインナハウジング13の下面側に開口している。
リテーナ装着部17に装着されるリテーナ18は、いわゆるサイドタイプのリテーナ18であって、合成樹脂材により形成されており、リテーナ装着部17に対して本係止位置に装着されると、雌端子11の接続部11Aに後方から係合して雌端子11の抜止めを図る。このリテーナ18の後端部のうち下端縁から両側縁にかけての部分には、インナハウジング13の外周面から一回り外側の位置を囲って後方に開口する形状をなす収容凹部19が形成されている。
インナハウジング13の外周面のうちリテーナ装着部17の後側部分は、後述するゴム部材40のシール部41が嵌着される嵌着部21とされている。嵌着部21の断面形状(前後方向に対して直交方向の断面形状)は若干横長の略長方形をなし、その外周面は凹凸のない平坦な面とされ、また4つの角部は弧状をなしている。
インナハウジング13の後側位置(詳しくは端子挿入部15の前側で、かつ嵌着部21の後側となる位置)には、インナハウジング13の外周面から全周にわたって外側(両コネクタ10,50の嵌合方向に対して直交方向)に突出するフランジ部23が設けられている。
フランジ部23の前面には、環状リブ55を差し込み可能な環状溝24が形成されている。環状溝24は、インナハウジング13の全周を包囲する若干横長のリング状をなしている(図3参照)。環状溝24を構成する周面のうちの外側面24Aには、環状リブ55に押圧される複数の突起部25が設けられている。突起部25は、環状溝24の上下左右に2箇所ずつ互いに対向する位置、計8箇所、言い換えると、インナハウジング13の全周を包囲する位置に配されている。
フランジ部23の後面は、インナハウジング13の外周面に対して略垂直方向に切り立った凹凸のないフラットな面(以後、第1押圧面23Aと称する)とされている。
フランジ部23のうちインナハウジング13に連なる根元側には貫通口26が形成されている。貫通口26は、フランジ部23のうちインナハウジング13の上側、下側、左側および右側の計4箇所、すなわちインナハウジング13の全周を包囲する位置に形成されている(図3参照)。インナハウジング13の上側と下側とに配された貫通口26は、インナハウジング13の幅方向の中央に位置し、左側と右側とに配された貫通口26は、インナハウジング13の高さ方向の中央に位置している。
各貫通口26は、インナハウジング13の周方向に長い略長方形の断面形状をなし、フランジ部23を前後方向に貫通している。各貫通口26の周面のうち内側(インナハウジング13側)の面は、インナハウジング13の外周面と面一とされている。
各貫通口26の前側の開口縁部には、誘導面27が形成されている。誘導面27は、各貫通口26の長手方向両端部に形成され、前方へ向かって貫通口26の長手方向の幅寸法(貫通口26の開口幅寸法)を少しずつ大きくする傾斜をなしている。
雌コネクタ10は、インナハウジング13の周りを覆うアウタハウジング31を備えている。アウタハウジング31はインナハウジング13と別体とされ、インナハウジング13に対して相対的に前後方向にスライド可能に組み付けられている。
アウタハウジング31は合成樹脂製であって、フランジ部23よりも一回り大きい外形形状をなしてフランジ部23の後側で対向して配される対向壁32と、対向壁32の周縁から略筒状をなして前方へ突出する外筒部33とにより構成されている。外筒部33とインナハウジング13との間には、雄コネクタ50のフード部54を嵌合可能な間隔が空けられている。
対向壁32には、インナハウジング13の端子挿入部15を遊挿可能な遊挿孔34が前後方向に貫通して形成されている。対向壁32の前面は、フランジ部23の第1押圧面23Aと略平行をなして対向する平坦な面(以後、第2押圧面32Aと称する)とされている。
アウタハウジング31には、雄コネクタ50のロック突部56と係合して両コネクタ10,50を正規の嵌合状態にロックするロックアーム35(本発明のロック機構に該当する)が設けられている。
インナハウジング13には、ゴム部材40が装着されている。ゴム部材40は前後方向に長い形状をなし、その略前半部分はインナハウジング13の嵌着部21に外嵌可能な横長の略筒状をなすシール部41とされている。シール部41の前後方向寸法は、嵌着部21の前後方向寸法(フランジ部23の前面からリテーナ装着部17の後側位置まで)の寸法とほぼ等しい寸法とされている。シール部41は、その前後方向中央部が径方向外側に膨出する形状をなし、前端部と後端部とは薄肉化されている。このシール部41の前端部(薄肉化された部分)は、本係止位置に装着されたリテーナ18の収容凹部19に収容された状態になり、確実にゴム部材40の前方への抜け出しが規制される。シール部41の内周面のうち前後方向ほぼ中央位置には、防水効果を良好にするためのリップ部42が形成されている。ゴム部材40がインナハウジング13に装着されると、シール部41は、その内周面のうち前後両端部とリップ部42とが嵌着部21の外周面に密着するとともに、外側に膨出した部分が環状溝24の前方に張り出した状態となる。
ゴム部材40の略後半部分は、シール部41と一体に設けられて後方へ延出する脚部43とされている。脚部43は、貫通口26を後方へ貫通可能な形状をなし、シール部41の周縁部のうち貫通口26と対応する位置(シール部41の上下左右位置)にそれぞれ1脚ずつ、計4脚が設けられている(図4参照)。
各脚部43は、シール部41の周方向に横長の断面形状(前後方向に対して略垂直方向の断面形状)であって、貫通口26の断面形状と等しいか若干大きい形状とされ、また各脚部43を内外方向に見ると、前後方向に長い略長方形状をなしている(図5および図6参照)。各脚部43は板状をなし、その内外方向の厚さ寸法は、シール部41のうち薄肉化された前後両端部の厚さ寸法とほぼ等しい寸法とされている。各脚部43の内側の面はシール部41の内周面と面一とされている。
各脚部43の前後方向略後半部分には、がた止め部44が設けられている。がた止め部44は、脚部43と一体に設けられて外側(嵌合方向と交差方向)に突出している。各がた止め部44は、各脚部43の全幅にわたって形成され、各がた止め部44を内外方向から見ると若干幅方向に長い略長方形をなしている。がた止め部44は、脚部43の内外方向の厚さ寸法とほぼ等しい寸法分だけ脚部43の外側の面から突出する形状をなし、すなわちがた止め部44と脚部43の略後半部分とを合わせた内外方向の厚さ寸法は、貫通口26の内外方向の開口寸法(高さ寸法)のほぼ2倍の寸法とされている。そして、脚部43の略後半部分(がた止め部44が形成されている部分)が貫通口26を後方へ貫通すると、がた止め部44が貫通口26の周縁部に後方から係合した状態となる。なお、がた止め部44の突出端面の位置は、シール部41の膨出部分の最外側面の位置よりも若干内側位置に配されている。
各がた止め部44の前縁部には、前方へ向かって突出寸法が小さくなる傾斜の前側傾斜面45が形成され、後縁部には、後方へ向かって突出寸法が小さくなる傾斜をなす後側傾斜面46が形成されている。前後両傾斜面45,46は、各がた止め部44の全幅にわたって形成されている。シール部41の上下左右に配された全脚部43およびがた止め部44はそれぞれほぼ等しい形状をなしている。
次に、ゴム部材40のインナハウジング13への嵌着について説明する。
このゴム部材40は、リテーナ18が未装着の状態のインナハウジング13に対して前方から嵌着される。まずゴム部材40を、シール部41が前側、がた止め部44が後側となる向きにして、4本の脚部43をインナハウジング13の外周面に沿わせるように、言い換えると、4本の脚部43の内側にインナハウジング13の前端部が配されるようにして、インナハウジング13の前端部に装着する。そして、ゴム部材40を後方へ移動させると、各脚部43の内周面およびシール部41の内周面がインナハウジング13の外周面に沿いながら後方へ移動し、各がた止め部44の後側傾斜面46が貫通口26の前端縁に接触する。また各がた止め部44の幅方向両端部が貫通口26の誘導面27に接触した状態となる。
この状態から、ゴム部材40を後方へ押すと、がた止め部44の後側傾斜面46が貫通口26の前端縁との接触によって少しずつ内側へ押圧され、それに伴ってがた止め部44の後端部が内側へ少しずつ潰れていく。また、がた止め部44の幅方向両端部が誘導面27よって少しずつ幅方向内側へ押圧され、それに伴ってがた止め部44の幅方向寸法が少しずつ縮んでいく。そして、がた止め部44は貫通口26内に収まる大きさまで弾性収縮し、がた止め部44が貫通口26を後方へ貫通すると、復元変形して貫通口26の周縁部に後方から係合する。
このように、フランジ部23の貫通口26にがた止め部44を貫通させる際、後側傾斜面46の傾斜および貫通口26の誘導面27により、がた止め部44が貫通口26の前縁に引っ掛かることなく少しずつ弾性収縮してスムーズに挿入されるから、ゴム部材40の装着を容易に行うことができる。
また、ゴム部材40をインナハウジング13から取り外す際には、ゴム部材40を前方へ引っ張るとがた止め部44の前側傾斜面45が少しずつ貫通口26の後縁との接触により内側に押圧され、これに伴ってがた止め部44の前端部は内側へ少しずつ潰れていき、がた止め部44は貫通口26の後縁に引っ掛かることなくスムーズに引き抜かれる。したがって、がた止め部44に前側傾斜面45があることにより、ゴム部材40を離脱する作業を容易に行うことができる。
次に、両コネクタ10,50の嵌合について説明する。
両コネクタ10,50を互いに向き合わせて接近させると、インナハウジング13の前端部がフード部54内に挿入され、フード部54はインナハウジング13とアウタハウジング31の外筒部33との間に挿入されていく。そして、インナハウジング13のがた止めリブ22は、フード部54の突出部57の突出端に接触して押圧された状態になり、また雄端子51は雌端子11の接続部11A内に進入していく。
さらに両コネクタ10,50を接近方向に押し付けると、フード部54の先端部がゴム部材40のシール部41の外側位置に達し、シール部41の膨出部分を内側に押し潰すようにしながら奥へと進む。そして、フード部54の環状リブ55は、シール部41の弾性復元力により外側へ押されつつフランジ部23の環状溝24に差し込まれ、突起部25を押圧した状態で環状溝24に収容される。
さらに両コネクタ10,50を接近方向に押し付けると、フード部54の先端部がフランジ部23を後方へ押圧し、フランジ部23と対向壁32との間に配されたがた止め部44が、第1押圧面23Aと第2押圧面32Aとに押圧されて弾性的に収縮していく。
アウタハウジング31がインナハウジング13に対して相対的に前進し、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に至ると、ロックアーム35の先端部がロック突部56を乗り越えて弾性復帰する。そして、ロックアーム35とロック突部56とが前後方向に係合した状態になり、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態にロックされる(図1参照)。また、ゴム部材40のシール部41は、フード部54の内周面とインナハウジング13の外周面とに密着してこの間がシールされた状態になる。さらに、がた止め部44および脚部43の略後半部分はフランジ部23と対向壁32とに押圧されて弾性収縮し、その弾性力によってインナハウジング13(詳しくはフランジ部23の第1押圧面23A)は前方(端子保持部53側)に押圧され、前後方向のがた付きが防止される。また、がた止め部44の弾性力によりアウタハウジング31(詳しくは対向壁32の第2押圧面32A)は後方(ロックアーム35のロック突部56に対する係合方向)へ押圧された状態になってロック部分における前後方向のがた付きが防止される。
このように、一のゴム部材40により、両コネクタ10,50間のシールとがた付きの防止とが実現される。したがって、両コネクタ10,50間のシールのためのシール部材と、がた止めのためのがた止め部材とを、それぞれ別部品として備えなければならない場合に比べて、部品点数の削減を図ることができる。
なお、がた止め部44は、インナハウジング13とアウタハウジング31との間で押圧されると、第1押圧面23Aと第2押圧面32Aとに沿って広がる。これにより、例えば金属製のバネ部材を替わりに用いた場合に比べてフランジ部23と対向壁32とに作用する接触圧は分散されて小さくなるから、クリープ対策を施す必要がない。
加えて、インナハウジング13にゴム部材40を装着するための構造としては、フード部54に貫通口26を設けるだけでよく、例えば、金属製のバネ部材を使用するために、インナハウジングとアウタハウジングとにそれぞれバネ部材の前端部および後端部を収容するためのバネ収容穴等を形成する場合に比べて、インナハウジング13およびアウタハウジング31の構造を簡素化することができる。
そして、貫通口26は、インナハウジング13の全周を包囲する位置に形成され、この貫通口26に対応した位置にがた止め部44が配される。これにより、インナハウジング13の全周を包囲する位置において両コネクタ10,50間の前後方向のがた付きを防止することができる。また、全がた止め部44および脚部43の外形形状はほぼ等しくされ、すなわち各がた止め部44および脚部43のうち弾性収縮する部分の剛性はほぼ等しいから、インナハウジング13の全周を包囲する4箇所においてほぼ等しい弾性力が作用するので、偏りなくがた付きの防止を実現できる。
なお、シール部41の弾発力により、環状リブ55は環状溝24の外側面に押し付けられて突起部25に食い込み、環状リブ55と環状溝24とが全周にわたって強固に固定された状態で保持される。
また、インナハウジング13の前端部においては、全がた止めリブ22がフード部54の突出部57に密着しており、インナハウジング13とフード部54との間でのがた付きが規制される。このように、インナハウジング13の前側および後側の両側(両端子11,51の接続部分の前後両側)で、雄ハウジング52とインナハウジング13とのがた付きが規制されるから、両コネクタ10,50が強い振動を受けても両端子11,51の擦れ合いを防止できる。
以上説明したように本実施形態によれば、雌コネクタ10が雄コネクタ50と正規の嵌合状態に至ると、ゴム部材40のシール部41がフード部54の内周面とインナハウジング13の外周面とに密着してこの間がシールされた状態になる。また、がた止め部44がフランジ部23と対向壁32とに押圧されて弾性収縮し、その弾性力によってインナハウジング13は前方に押圧され、前後方向のがた付きが防止された状態になる。このように、一のゴム部材40が、両コネクタ10,50間をシールするシール部41と、両コネクタ10,50間のがた付きを防止するがた止め部44とを備えているから、これらを別部品とする場合に比べて、部品点数の削減を図ることができる。したがって、両コネクタ10,50間のシール性を確保し、また両コネクタ10,50間のがた付きを防止しつつも、部品点数の削減を図ることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、各貫通口26の周面のうち内側の面はインナハウジング13の外周面と面一とされ、脚部43はシール部41の内周面と面一に延出しているが、これに限らず、貫通口はフランジ部を前後方向に貫通していれば、その内外方向の位置や形状等はどのようであってもよく、また脚部はその貫通口を後方に貫通可能であればどのような形状であってもよい。
(2)上記実施形態では、貫通口26は、インナハウジング13の全周を包囲する位置に形成されているが、これに限らず、例えばインナハウジングの上側および下側のみ、または左側および右側のみ等に形成してもよい。
(3)上記実施形態では、がた止め部44には前側傾斜面45および後側傾斜面46が形成されているが、いずれも形成しなくてもよく、また一方だけを形成してもよい。
(4)上記実施形態では、貫通口26には誘導面27が形成されているが、必ずしも誘導面は形成しなくてもよい。
(5)上記実施形態では、フランジ部23には環状溝24が形成されているが、環状溝は必ずしも形成しなくてもよい。
(6)上記実施形態では、フランジ部23はインナハウジング13の全周にわたって設けられているが、これに限らず、例えばインナハウジングの周方向に間欠的に設けられていてもよい。
本実施形態における雌コネクタと雄コネクタとの正規の嵌合状態を表す側断面図 雌コネクタの側断面図 雌コネクタの正面図 ゴム部材の正面図 ゴム部材の側面図 ゴム部材の平面図
符号の説明
10…雌コネクタ(防水コネクタ)
11…雌端子(端子)
13…インナハウジング
23…フランジ部
24…環状溝
25…突起部
26…貫通口
27…誘導面
31…アウタハウジング
32…対向壁
35…ロックアーム(ロック機構)
40…ゴム部材
41…シール部
43…脚部
44…がた止め部
45…前側傾斜面
46…後側傾斜面
50…雄コネクタ(相手側コネクタ)
51…雄端子(相手側端子)
54…フード部
55…環状リブ

Claims (7)

  1. 相手側コネクタのフード部に内嵌可能であるとともに同フード部内に配された相手側端子と接続可能な端子を収容するインナハウジングと、同インナハウジングに対して前記相手側コネクタとの嵌合方向に相対的にスライド可能に組み付けられたアウタハウジングと、を備え、
    前記インナハウジングの外周面には、同外周面から外側へ突出するフランジ部が設けられるとともに、このフランジ部には前記相手側コネクタとの嵌合方向に貫通する貫通口が形成され、また、前記アウタハウジングには、前記フランジ部よりも前記相手側コネクタとの嵌合方向後側において同フランジ部と対向して配される対向壁が設けられており、
    前記インナハウジングにはゴム部材が装着され、このゴム部材には、前記インナハウジングの外周面のうち前記フランジ部よりも前記相手側コネクタとの嵌合方向前側に嵌着可能な略筒状をなすシール部と、このシール部に一体的に設けられて前記貫通口を前記相手側コネクタとの嵌合方向後方へ貫通可能な形状をなす脚部と、この脚部と一体的に設けられて前記貫通口の周縁部に前記相手側コネクタとの嵌合方向後方から係合可能な形状をなして前記フランジ部と前記対向壁との間に配されるがた止め部とが備えられていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記フランジ部は前記インナハウジングの全周にわたって設けられ、前記貫通口は前記インナハウジングの全周を包囲する位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記がた止め部のうち前記相手側コネクタとの嵌合方向後側の縁部には、同嵌合方向後方へ向かって前記脚部からの突出寸法が小さくなる傾斜の後側傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記がた止め部のうち前記相手側コネクタとの嵌合方向前側の縁部には、同嵌合方向前方へ向かって前記脚部からの突出寸法が小さくなる傾斜の前側傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  5. 前記貫通口の前記相手側コネクタとの嵌合方向前側の周縁部には、同嵌合方向前方へ向かって前記貫通口の開口幅寸法を大きくする傾斜をなす誘導面が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  6. 前記フランジ部には、前記フード部の開口端部に形成された環状リブが差し込まれる環状溝が形成され、この環状溝には前記環状リブによって内外方向に押圧される突起部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  7. 前記アウタハウジングには、前記相手側コネクタに対して前記相手側コネクタとの嵌合方向に係合するロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
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