JP2008528012A - 紅茶または緑茶の茶葉からの茶の調製法 - Google Patents

紅茶または緑茶の茶葉からの茶の調製法 Download PDF

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Abstract

本発明は、緑茶または紅茶の茶葉あるいはこれらの茶葉の混合物と、茶を淹れる水としての地域の配水管網から得られる未処理水とを使用して、直ちに喫茶するための熱い茶を調製する方法に関する。本発明の目的は、茶を淹れる過程の後の曇りの生成と皮膜の形成とを防止する手段であって、ほとんど労力を要せず、安価でかつ茶の風味または衛生特性に影響を及ぼさない手段を開示することによって、先行技術を改良することにあった。本発明によれば、茶を淹れる水を沸かす前または煮沸中に、あるいは、茶の浸出過程中に、純粋の水溶液において5〜7のpH値を呈するクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムを、個別にまたは混合物として添加する。この添加の結果、淹れられた茶は透明であり、通常見られる曇りと、表面上にかすかに光る皮膜の形成とがなくなる。

Description

本発明は、紅茶または緑茶の茶葉あるいはこれらの混合物と煮沸水とを用いて茶飲料を調製する手順であって、浸出液の品質を改善するための手順に関する。
紅茶または緑茶の浸出液の品質は、使用する茶葉の品質およびその淹れ方によって変化するだけでなく、用いる煮沸水の品質にも決定的に依存していることはよく知られている。この場合、問題は、水自体の味/臭いあるいは場合によっては有害な不純物のような使用水質の欠陥ではなく、およそ全体としては無害でどこにでも存在する硬度生成物質である。水の硬度生成物質は、健康上の観点からは水の価値を高める場合さえあり、地域の水道管施設を防護するために水中に最小量は必ず存在しなければならないものである。例えばドイツの飲料水基準は、約4°dH(ドイツ硬度)の炭酸塩硬度に相当する少なくとも1.5mol/m3の酸度を規定している。
通常、消費者の利用に供される飲料水はかなり高い炭酸塩硬度を有する。しかし、茶を淹れるための煮沸水としてこのような種類の水を使用すると不利な点がいくつか現れる。
紅茶から淹れられる飲料はポリフェノール化合物を含んでおり、このポリフェノール化合物が、淹れられる飲料の健康上の、感覚器官に関わる、かつ美的な外観上の望ましい属性に深く関係している。茶を淹れるのにドイツ硬度が4°以上の炭酸塩硬度を有する水を使用すると、茶を淹れた後僅かな時間の間に紅茶が曇り、通常、容易に視認し得る表面膜が形成される。
このように形成された表面膜は、多くの場合カップの内側の壁面に付着し、カップを洗い難くする。さらに、色調が非常に暗くなり、暗赤褐色から黒色に変化し、飲み物の曇りと相俟ってしばしば灰黒色にさえ見えることになる。このような状況は、飲料の美的な外観特性に有害な影響を与える。
この欠点を解消するために、水を数回煮沸するか、あるいは比較的長時間煮沸し得ることが知られている。この煮沸過程において、硬度生成物質の炭酸水素塩が分解し、二酸化炭素が放散され、石灰が分離される。
さらに、イオン交換法を用いて硬度生成物質を除去するフィルター装置も知られる。しかし、この装置を利用できるようにするには、準備(膨潤させるための時間)または注意(微生物増殖を防ぐための冷却保存)を要し、また、特殊なフィルター容器が必要である。実際に使用するとなると、この方法は、労力の増大と付加的なコストとを要求する。
欧州特許第0 481 262 B1号明細書は、反応温度において水の蒸気圧を超える圧力で茶葉を加熱することによって、水分のある茶葉に含まれるポリフェノール化合物を酸化する方法を記載している。この方法で処理された茶葉が、インスタントの茶製品に加工されている。
しかし、酸化によって、健康上有利なポリフェノール化合物の効果が失われる。
本発明は、紅茶または緑茶を淹れる処理をした後の飲料の「曇り」と、飲料における表面膜の形成とを防止する適切な手段であって、あまり労力を要せず、安価でかつ茶飲料の風味および健康特性に影響を及ぼさない手段を提供するという課題に基づく。
本発明によれば、この課題は請求項1に規定される特徴によって解決される。有利な構成およびさらなる発展が請求項2〜10の主題である。請求項11〜13は特別な使用法に関係し、関連するティーバッグ、ティーフィルターまたは関連する担体材料が請求項14〜17の主題を構成する。
純粋な水溶液においてpH値が5〜7となるクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムを、個別にまたは混合物として、茶を淹れる水を沸かす前または煮沸中に、あるいは、茶の浸出過程そのものの間に添加することによって、茶を淹れた後、茶の曇りまたは表面膜の形成が完全に防止された結果を得たが、これは全く意外なことであった。
茶を淹れる水は、各地の水道配水管網から得られる水で、茶を淹れる前に特に処理は施さない水とする。
淹れられた茶は、それを完全に冷却した後も、なお完全に透明であり、表面にかすかに光る膜が形成されることもなかったが、通常はこのようにはならない。茶を数時間放置した後でも、特性のパターンに変化を認めることはできなかった。茶飲料の全体的な美的外観上の印象は非常に良好であった。
実験に基づいて、本発明によるクエン酸塩およびその混合物の添加を、蒸留水1リットル当たりクエン酸塩約2gまでの濃度で行っても、pH値は約6になるものの、味覚においては中性と認識されることを確認した。これは、提案するクエン酸塩および/またはその混合物を、茶を淹れる水1リットル当たりクエン酸塩2gまでの濃度で使用し得ることを意味する。
使用する水が法律で規定された最小の炭酸塩硬度(約4°dH)を有してさえいれば、pH値6を下回ることはない、すなわち、酸性化の効果は認められない。炭酸塩硬度25°dHの水は実際には稀にしかあり得ないが、このような水を茶飲料調製用に用いると、クエン酸塩添加の酸容量は、すべての重炭酸塩を分解するにはもはや不十分である。しかし、それにも拘らず、この場合、Mgヒドロキソ炭酸塩および炭酸カルシウムの沈殿は防止される。本発明によるクエン酸塩の弱い酸性化効果と良好な錯化効果との組み合わせによって、炭酸塩の沈殿による望ましくない曇りが茶飲料中に全くないにも拘わらず、味として知覚し得る茶浸出液の酸性反応は生起し得なくなる。
提案されるクエン酸塩およびその混合物は、煮沸温度において、硬度生成物質のあらゆる沈殿を避けるのに十分に強力な錯化性を有する。同時に、これらは、飲用水中に含有される非毒性の微量重金属をも錯体化して、この微量金属が惹起する茶の浸出液中における沈殿および変色を大幅に遅滞させる。
茶を淹れる水の水質は、クエン酸塩の添加によって、人間の健康に有益なポリフェノールが不溶性の化合物に転化されない程度に、従って、茶が飲まれた後、ポリフェノールが人間の体内において酸化防止剤としてのその健康増進効果を発現し得る程度に、改善されたように思われる。さらに、水のpH値が、クエン酸塩の添加によって、茶の浸出過程において実質的に変化しなかったことも有利である。茶を淹れるのに高炭酸塩硬度の飲料水を使用すると、味および香りを劣化させる効果を有する弱いアルカリ反応が生じることが一般に知られている。
特に、クエン酸塩として、クエン酸二アンモニウム、クエン酸二カリウムおよびクエン酸二ナトリウムを、90mol%までのクエン酸一アンモニウム、クエン酸一カリウムおよびクエン酸一ナトリウムと混合して使用することができる。
クエン酸塩の使用量は非常に少なく、茶を淹れる水1リットル当たり少なくともクエン酸塩0.1gであり、その上限は、好ましくは、茶を淹れる水1リットル当たりクエン酸塩2gである。生理的には、茶飲料の喫茶に伴うクエン酸塩の摂取は完全に無害である。
クエン酸塩は人体において中心的役割を担うことが知られている(炭水化物の代謝(「クエン酸回路」))。さらに、食品添加物の規制は、食品へのクエン酸の添加、従ってクエン酸塩の添加に対する上限をなんら定めていない。
一連の実験の枠内で、クエン酸塩の量を、茶を淹れる水の炭酸塩硬度の低下と共に、規定される下限値まで低減し得ることを確認できた。中程度の炭酸塩硬度の場合には、茶を淹れる水1リットル当たり0.2gという少量のクエン酸塩添加によって、きわめて良好な結果を達成できた。
使用するクエン酸塩は市販されている製品である。それは、また、クエン酸を適切な化学量論的量のナトリウム、カリウム、アンモニア水等によって中和することによって、あるいは、クエン酸を、クエン酸三アンモニウム、クエン酸三カリウムまたはクエン酸三ナトリウムと約1.9:1.1〜1.2のmol関係において混合することによっても調製できる。クエン酸をその第三級塩と混合すると、固体状態で使用する場合、固体塩の溶解および単離を省略できる。クエン酸塩およびその混合物が約0.1%の溶液においてもたらすpH値は、好ましくは6〜6.5の範囲にあるべきであり、その味に関して酸と知覚されてはならない。
他の周知の手段と比べて、クエン酸塩の少量の使用はその付加コストも僅かである。選択肢として、クエン酸塩の所要量を、茶を淹れる水または淹れようとする茶のいずれに添加してもよい。浸出過程においてクエン酸塩を直接添加するという厄介さは、茶葉が充填されたティーバッグを全く普通に用いる場合には、ティーバッグの製造中のような早い段階で所要量のクエン酸塩を添加しておくことによって避けることができる。
ティーバッグの材料をクエン酸塩溶液に浸す方式も可能である。類似の方法を用いると、紙の帯のような担体材料をクエン酸塩溶液に浸漬して、それを、茶を淹れる直前に茶を淹れる水の中に挿し込む方法も可能である。この場合は、紙の帯を、茶を淹れる水と接触させることによって、クエン酸塩を溶解させる。使い捨てのティーフィルターを使用する場合は、これを、製造工程中のような早い段階でクエン酸塩溶液に浸漬することができる。その後、茶を淹れる水と接触する過程で、クエン酸塩がフィルターから溶出する。このため、ティーバッグ、ティーフィルターまたは担体材料のような緑茶または紅茶調製用の必要器具は、本発明の技術思想の実施に直接関係するので、これらも本出願の主題を構成する。
本発明は、また、紅茶または緑茶の茶葉あるいはこれらの混合物を用いて茶飲料を調製する水の水質を改善するための添加剤として、それ自体公知のクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムを、個別にまたは混合物として使用することに関する。クエン酸塩の使用は、純粋な水溶液においてpH値5〜7を生じさせるクエン酸塩量に制限される。この場合「混合物」は製造者が提供する市販のパッケージとする。
本発明によるクエン酸塩の添加によって達成されるクエン酸処理は、味覚においてはアンモニウム、ナトリウムおよびカリウムの各イオンと全く同様に中性であり、従って淹れられた茶の味覚は影響を受けない。
茶を淹れる水として塩素処理した水を使用する場合は、茶を淹れる水を沸かす前にクエン酸塩添加剤を添加すると、茶に対する塩素の影響に起因する不快臭の形成が避けられることが、付加的な利点として判明した。このため、塩素の影響から生じる臭いを避けるために活性炭を含むフィルターを使用する必要がなくなる。
添加されるクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムおよびクエン酸アンモニウムの意外な効果は、単に、それ自体周知の緩衝効果に基づくだけでなく、予測し得ない錯体の形成との組み合わせに依るものである。
紅茶を淹れる過程における比較実験を、リン酸カリウム、酒石酸カリウム、乳酸カリウムおよび酢酸カリウムによる溶液を同等のmol濃度添加し、かつ、炭酸カリまたは遊離酸を加えることによって同等のpH値(5〜7)にして実施したが、これらの場合も、やはり「曇り」と望ましくない「表面膜」の形成とが発生した。
実験:
A:クエン酸塩を添加しない場合の実験
実験A1
地域の水道配水管網(バードゾーデン(Bad Soden)市)から得た全硬度24°dHおよび炭酸塩硬度18°dHの飲料水(硬水)1リットルを、電気ケトルで、水が強く煮沸してこのケトルのスイッチが自動的に切れるまで沸かした。硬度に敏感な銘柄の「紅茶」が充填された市販の浸出用ティーバッグを、縦長の400mlのガラスカップに入れ、続いて、用意していた茶を淹れる水を200ml注いだ(なお沸騰中)。
茶を淹れる水を注いでから1分後に、ティーバッグを水面上に持ち上げ、またそれを下げた。このプロセスをそれぞれ1分間隔で二度繰り返した。さらにもう1分後に、ティーバッグを、茶を淹れる水から持ち上げ、適当に滴を切ったが絞ってはいない。これによって、茶飲料T1の全浸出時間は3分間となった。
実験A2
A1の場合に述べたと同様の方法によって、炭酸塩硬度4°dHに相当する全硬度を有する軟水の飲料水(タウヌス山地領域内の自治体に由来する)を用いて、平行して別の実験を行い、全浸出時間3分後に茶飲料T2を得た。
実験A3
この実験は、「紅茶」の代わりに硬度に敏感な茶葉の形の「緑茶」を用いて、実験A1と同様に行った。茶葉の量は2gである。ガラスカップの中に残したままのティースプーンで混合物を上記と同じ1分間隔でかき混ぜ、浸出時間(3分間)後に、茶液を第2のガラスカップに茶飲料T3として注いだ。
実験A4
炭酸塩硬度4°dHに相当する全硬度を有する飲料水(軟水)を用いた別の実験を、上記に平行して、A3の場合に述べたと同様の方法で行い、これによって、全浸出時間3分後に茶飲料T4を得た。
ティーバッグを取り出した後、1分、3分、10分、30分および1時間並びに24時間経過後に、茶飲料T1およびT2と、茶飲料T3およびT4とを、曇り、表面膜の形成および色調の暗色化に関して視覚検査した。
実験A5
A1の場合に述べたと同様の方法で、もう1つの茶飲料を調製したが、この場合は、実験A1と異なって、グラーフェンヴェール(Grafenwoehr)町から得た塩素処理された中程度硬度の飲料水(全硬度12°dH、炭酸塩硬度10°dH)を使用した。
この方法で得た茶飲料は、明らかに曇りを呈し、強い表面膜の形成を示した。さらに、この茶飲料の後味は不快であった。
茶飲料T1およびT2の評価
茶飲料T1は、浸出時間終了時点という早い段階で、すでに、容易に視認し得る表面膜を伴った軽い曇りを呈した。
10分後、茶飲料T1の表面膜は「固く」なり、茶は明確な曇りを呈し、色調の暗色化を視認できた。さらに、茶T1は魚のような後味と臭気とを発した。1時間後、茶は真っ黒になった。
これに対して、茶飲料T2は、ほとんど変化しないままであり、感じの良い暗褐色を呈し、これは24時間後にも保存された。曇りまたは表面膜の形成を示すものは視覚的には見られなかった。24時間以内に、僅かな色調の暗色化のみが観察された。
茶飲料T3およびT4の評価
緑茶の場合、煮沸水で茶を淹れるのは、その味に関して最適の調製法とは見做されないが、この煮沸水の使用は、曇りと表面膜の形成とに関しては、さらに低い温度での浸出に比べて遥かに厳しい試験条件を構成する。
茶飲料T3については、表面膜の形成と軽い曇りとが、第2のカップに注いだ後にすでに認められた。
これとは違って、茶飲料T4はほとんど変化しないままであった。
紅茶の場合に確認されたものに匹敵するような色調の顕著な暗色化については、茶飲料T3およびT4においては24時間後にも観察されなかった。
B:本発明による実施例(クエン酸塩添加の場合)
実施例1
実験A1に用いた方法と同様の方法で「紅茶」を淹れた。但し、この場合、クエン酸二カリウム溶液1.2ml(この溶液1.2mlの重量は1.4gで、0.84gの固体クエン酸二カリウムを含有する)を、ケトルの使用前に、茶を淹れる水(1リットル)に添加した。
この溶液は、ほとんど飽和した炭酸カリの溶液を、化学量論的量の結晶クエン酸(一水和物)に徐々に加えることによって得られる。この結果得られるのは、ほとんど飽和したクエン酸二カリウムの粘性溶液である。別の試験において、この溶液3.3gを1リットルの蒸留水と混合したが、そのpH値は6.1であった。数人の検定者で行った臭い試験において、これは、純粋な蒸留水と区別できなかった。
得られた茶飲料は、感じの良い暗褐色を呈し、この色調が30分後に僅かに暗くなるだけであった。味に関しては、茶飲料T2と比較して区別できなかった。
24時間後において、茶が明らかにより暗い色調になっても、表面膜の形成および曇りはいずれも認めることはできなかった。
実施例2
市販のフィルター紙の帯(5cm×10cm)を、実施例1によるクエン酸二カリウム溶液1.2mlに浸漬し、それを乾燥した。
実験T1と同じ方法によって「紅茶」を調製したが、その過程で、クエン酸塩溶液に浸漬した紙の帯を、ケトルの使用前に、茶を淹れる水(1リットル)の中に挿入した。
この方法で得られた茶飲料は、風味および視覚的な印象に関して、実施例1による茶飲料と同等であった。
実施例3
実施例1によるクエン酸二カリウム溶液5滴(0.3g)(固体クエン酸二カリウム0.18gに相当)を、市販の「紅茶」の浸出用ティーバッグの上に滴下し、ティーバッグを空気乾燥した後、これを、実験A1に述べたのと同じ方法による茶調製に用いた。
得られた茶飲料は、風味および視覚的な印象に関して、実施例1による茶飲料と同等であった。
実施例4
「紅茶」を実施例1に述べたのと同じ方法によって調製したが、この場合は、異なる水質の水、すなわち、グラーフェンヴェール町から得た塩素処理された中程度硬度の飲料水(全硬度12°dH、炭酸塩硬度10°dH)を使用した。
得られた茶飲料は、風味および視覚的な印象に関して、実施例1による茶飲料と同等であった。ただこの茶の色調の暗色化のみは、1時間後および24時間後において、実施例1による茶飲料の場合よりも幾分低かった。
実施例5
実施例4による塩素処理された飲料水を用いて、実施例3に述べた方法によって茶を調製した。この茶飲料の色調および外観は、実施例4において得られた茶飲料とあらゆる時点において同等であったが、クエン酸塩を添加しない浸出実験(実験A5)の場合と同じ不快な臭いおよび後味が速やかに発現した。
実施例4を実施例5と比較すると、塩素が茶と接触した場合に不快な後味を確実に発現しないようにするために塩素を破壊するには、クエン酸塩と共に予め煮沸する過程が必要であることが分かる。
実施例6
「緑茶」2gを、市販の微粉末のクエン酸二アンモニウム0.71gと混合し、実験A3に用いたのと同じ方法によって茶飲料を淹れた。但し、この場合は、異なる水質、すなわち、中程度硬度の水(ベルリン(Berlin)市の水道配水管網から得た水で、全硬度16°dH、炭酸塩硬度10°dH)を使用した。
得られた茶飲料は、風味および視覚的な印象に関して、茶飲料T4と同等であった。
実施例7
「紅茶」を実施例1で用いたのと同じ方法によって調製した。唯一の違いは、クエン酸塩として、微粉末のクエン酸三ナトリウム二水和物58.8gとクエン酸一水和物21g(いずれも市販品位のもの)との混合物0.17gを用いたという点である。
得られた茶飲料は、風味および視覚的な印象に関して、実施例1による茶飲料と同等であった。
実施例8
「紅茶」を実施例1で用いたのと同じ方法によって調製した。唯一の違いは、使用したクエン酸二カリウム溶液の量を2.86mlに増大した(2.86mlはクエン酸二カリウム2.0gに相当する)という点である。
実施例1の茶飲料と比較すると、ここで得られた茶飲料は、1時間後という早い段階でその色調の暗色化が僅かに低減することを示し、その傾向は24時間後にも見られた。
上記に述べた実験および実施例においては、それぞれ同じ茶の銘柄の「紅茶」および「緑茶」を使用した。
実施例9
実施例1によるクエン酸二カリウム溶液3滴を、セルロース含有材料製の市販の使い捨てティーフィルターの上に滴下し、このフィルターを乾燥した。
重量の増加は0.1gであった。フィルターを、茶を淹れるための構造になっている装着部に差し込む。使用した茶は、水の硬度に非常に敏感であると評価されている種類の市販の「紅茶」9gである。
茶を淹れる水としては、中程度硬度の水(ヴォルフェン[Wolfen]地域、全硬度14°dH、炭酸塩硬度8°dH)1リットルを使用した。浸出時間3分後に所要の茶飲料を得た。これを9aと呼称する。
その後、クエン酸塩を含まないティーフィルターを用いて第2回目の浸出工程を実行し、9bと呼称する茶飲料を得た。
引き続いて、クエン酸塩を含まないティーフィルターと、炭酸塩硬度4°dHに相当する全硬度を有する飲料水(軟水)とを用いて第3回目の浸出工程を実行し、得られた茶飲料を9cと命名した。
茶飲料9aは、1時間経過後にも、曇りまたは表面膜の形成をなんら示さなかったが、その色調は、クエン酸塩を含まないフィルターと高度の軟水とによって調製した茶飲料9cより幾分強く暗色化した。
一方、茶飲料9bは、10分後にはすでに軽い曇りを発生し、僅かな表面膜も発現した。茶飲料9bは、1時間後には、明らかにさらに暗くなり、曇りも増大した。24時間後には、茶飲料9bを含むティーポットの底に沈殿物が生成した。しかし、他の2つの茶飲料9aおよび9bの場合には、沈殿物の形成は全く観察されなかった。

Claims (17)

  1. 紅茶または緑茶の茶葉あるいはこれらの混合物と、茶を淹れる水としての地域の飲料水配水管からの未処理水とを使用して、直ちに喫茶するように意図される熱い茶飲料を調製する方法であって、
    純粋の水溶液においてpH値5〜7を呈するクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムを、個別にまたは混合物として、前記茶を淹れる水を沸かす前または煮沸中に、あるいは、茶の浸出過程中に添加することを特徴とする方法。
  2. クエン酸塩として、クエン酸二アンモニウム、クエン酸二カリウムまたはクエン酸二ナトリウムを、90mol%までのクエン酸一アンモニウム、クエン酸一カリウムまたはクエン酸一ナトリウムと混合して使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記クエン酸塩の混合物を、クエン酸および第三級クエン酸塩から、あるいは、クエン酸の対応する部分中和によって形成することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記クエン酸塩の使用量を、茶を淹れる水1リットル当たり0.1〜2gとすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記クエン酸塩の所要量を、前記茶を淹れる水に添加することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記クエン酸塩の所要量を、前記茶葉またはこれらの混合物に添加することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記クエン酸塩の所要量を、前記茶を淹れる水と接触させる担体材料に付着させること、あるいは、この材料をクエン酸塩溶液に浸漬することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記クエン酸塩の所要量を、茶が充填されたティーバッグに加えること、あるいは、このティーバッグをクエン酸塩溶液に浸漬することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記クエン酸塩の所要量を、使い捨てのティーフィルターに付着させること、あるいは、このフィルターをクエン酸塩溶液に浸漬することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記使用クエン酸塩の添加量を、茶を淹れる水の炭酸塩硬度に応じて変化させ、その場合、炭酸塩硬度の減少と共に、前記使用量を、前記茶を淹れる水1リットル当たり0.1gまで低下させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 紅茶または緑茶の茶葉あるいはこれらの混合物と、茶を淹れる水としての地域の飲料水配水管からの未処理水とを使用して、直ちに喫茶するように想定される茶飲料を調製するために、純粋の水溶液においてpH値5〜7を呈するクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムを、個別にまたは混合物として、用いられる茶および/または茶を淹れる水に対する添加剤として使用する方法。
  12. 前記クエン酸塩が、90mol%までのクエン酸一アンモニウム、クエン酸一カリウムまたはクエン酸一ナトリウムと混合したクエン酸二アンモニウム、クエン酸二カリウムまたはクエン酸二ナトリウムの群から選択されることを特徴とする請求項11に記載の使用法。
  13. 前記クエン酸塩の使用量が、茶を淹れる水1リットル当たり0.1〜2.0gとなることを特徴とする請求項11または12に記載の使用法。
  14. 茶を淹れるためのセルロース含有材料製のティーバッグであり、紅茶または緑茶の茶葉あるいはこれらの混合物を含むティーバッグであって、
    これが、純粋の水溶液においてpH値5〜7を呈するクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムを、個別にまたは混合物として、茶を淹れる水1リットル当たり少なくとも0.1gの量で、添加剤として含むことを特徴とするティーバッグ。
  15. 前記クエン酸塩が添加されるか、あるいは、前記ティーバッグの材料がクエン酸塩の溶液に浸漬されることを特徴とする請求項14に記載のティーバッグ。
  16. 紅茶または緑茶あるいはこれらの混合物を淹れるためのセルロース含有材料製の使い捨てティーフィルターであって、
    このフィルターが、純粋の水溶液においてpH値5〜7を呈するクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムに基づく溶液に、個別にまたは混合物として、茶を淹れる水1リットル当たり少なくとも0.1gのクエン酸塩の量となるように浸漬されることを特徴とする使い捨てティーフィルター。
  17. 紅茶または緑茶あるいはこれらの混合物を淹れるために、茶を淹れる水としての地域の飲料水配水管網から得られる水と接触させる担体材料であって、
    この材料が、純粋の水溶液においてpH値5〜7に達するクエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムまたはクエン酸アンモニウムに基づく溶液に、個別にまたは混合物として、茶を淹れる水1リットル当たり少なくとも0.1gのクエン酸塩の量となるように浸漬されることを特徴とする担体材料。
JP2007552595A 2005-02-01 2006-01-31 紅茶または緑茶の茶葉からの茶の調製法 Active JP4746056B2 (ja)

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