JP2008503025A - 不揮発性メモリの一斉プログラミング - Google Patents

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Abstract

本発明の一実施形態は、ビットライン(図12のA又はB)に第1値を付加することと、第1値に基づいて第1状態を作成するために、ビットライン(図9のTr.566のドレイン)と共通の選択ライン(図9のTR.500のソース)とに対応したワードライン(図9のWLO又はWL31)をブーストすることと、ビットライン及び共通の選択ラインとに対応した特定の不揮発性記憶要素(例えば図9の518)に第1状態を維持するために、共通の選択ラインに対応した境界不揮発性記憶要素(例えば図9の532)をカットオフ状態にすることを備えている。ビットライン及び共通の選択ラインとに対応した別の不揮発性記憶要素(例えば図9の550)に第2状態を作成するために、ビットラインに第2値が付加され、ワードラインの少なくとも一部がブーストされる。この第2状態は第2値に基づくものである。第1状態と第2状態は時間的にオーバラップする。両方の不揮発性記憶要素は、それぞれ対応する状態に基づいて一斉にプログラムされる。

Description

本出願は、以下の米国特許出願に関連し、これらの全体は本願明細書中に組み込まれている。
発明者Daniel C. Guterman、Nima Mokhlesi、Yupin Fongによる、2004年5月5日提出の、出願番号第10/839764号の「Boosting To Control Programming Of Non-Volatile Memory」。
発明者Daniel C. Guterman、Nima Mokhlesi、Yupin Fongによる、2004年5月5日提出の、出願番号第10/839806号の「Bitline Governed Approach For Program Control of Non-Volatile Memory」。
発明者Raul-Adrian Cerneaによる、2004年5月10日提出の、出願番号第10/842941号の「Latched Programming Of Memory And Method」。
本発明は、不揮発性メモリをプログラミングする技術に関する。
半導体メモリ装置は、様々な電子装置に使用されてポピュラーになっている。例えば、不揮発性半導体メモリは、携帯電話、デジタルカメラ、パーソナルデジタルアシスタント、モバイルコンピュータ、非モバイルコンピュータ、及びその他の装置に使用されている。最も普及している不揮発性半導体メモリは、電気的消去プログラミングが可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)とフラッシュメモリである。
EEPROMとフラッシュメモリの両方は、半導体基板のチャネル領域から絶縁されているとともにチャネル領域の上に配置されているフローティングゲートを利用する。フローティングゲートは、ソース領域とドレイン領域の間に配置されている。制御ゲートは、フローティングゲートの上に設けられているとともに、フローティングゲートから絶縁されている。トランジスタの閾値電圧は、フローティングゲートに保持される電荷量によって制御される。即ち、トランジスタがソースとドレインの間を導通してターンオンする前に制御ゲートに印加されるべき最小限の電圧が、フローティングゲートの電荷レベルによって制御される。
いくつかのEEPROM及びフラッシュメモリ装置は、2つの範囲の電荷を記憶するために使用されるフローティングゲートを備えている。このため、2つの状態(消去された状態とプログラムされた状態)の間でメモリセルをプログラミング又は消去することができる。EEPROM又は、NANDフラッシュメモリ装置のようなフラッシュメモリ装置をプログラムする場合、一般的には、制御ゲートにプログラム電圧が印加され、ビットラインがグラウンドされる。チャネルからの電子がフローティングゲートに注入される。フローティングゲート内に電子が蓄積すると、フローティングゲートが負にチャージされ、又、メモリセルがプログラムされた状態となるようにメモリセルの閾値電圧が上昇する。プログラミングに関するさらなる情報は、2003年3月5日提出の米国特許出願第10/379608号の「Self Boosting Technique」、2003年7月29日提出の、米国特許出願第10/629068号の「Detecting Over Programmed Memory」から得ることができ、上記の両方の関連出願の全体は、本願明細書に組み込まれている。
マルチ状態フラッシュメモリセルは、複数の異なる許容されたプログラム閾値電圧範囲を特定することによって実現される。そのプログラム閾値電圧は、禁止された電圧範囲によって分離されている。分離されたそれぞれの異なる閾値電圧範囲は、データビット群のセットの所定値に対応している。
一般的に、制御ゲートに供給されるプログラミング電圧は、一連のパルスとして印加される。パルスの大きさは、パルス毎に所定のステップサイズ(例えば0.2v、0.4vまたはその他)で増加する。パルスとパルスの間の期間において、ベリファイ動作が実行される。プログラマブル状態の数が増えるに従ってベリファイ動作の数も増え、より多くの時間が必要になる。ベリファイの時間的負荷を低減するための1つの手段では、より効率的なベリファイプロセスを利用する。例えば、2002年12月5日出願の米国特許出願第10/314055号の「Smart Verify for Multi-State Memories」に開示されている。その出願全体は、本願明細書に組み込まれる。しかし、可能な限り高速にプログラミングを実行するメモリ装置に対する顧客の要求がある。例えば、フラッシュメモリカードに画像を記憶するデジタルカメラのユーザは、写真と写真の間の切り替え時間が長いと感じている。
したがって、さらに、不揮発性メモリのプログラミングに要する時間を低減する必要がある。
本発明は、簡単に説明すると、不揮発性メモリのプログラミングに要する時間を低減する技術に関する。
本発明の一つの実施形態は、不揮発性記憶要素のグループの第1不揮発性記憶要素をプログラムすることと、不揮発性記憶要素のグループの第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを備えている。第1不揮発性記憶要素のプログラミングは、第2不揮発性記憶要素のプログラミングと時間的にオーバラップする。1つの実現例では、第1不揮発性記憶要素と第2不揮発性記憶要素は、同一のNANDストリングのNANDフラッシュメモリ要素である。
本発明のいくつかの実施形態は、第1不揮発性記憶要素に第1プログラム状態を確立し、さらに、第1プログラム状態の存続中に、第2不揮発性記憶要素に第2プログラム状態を確立することを備えている。第1プログラム状態は第2プログラム状態とは別であってよい。第1不揮発性記憶要素と第2不揮発性記憶要素は、共通のソース又はドレイン制御ラインに対応した不揮発性記憶要素のグループの一部である。第1不揮発性記憶要素は第1プログラム状態を使用してプログラムされ、第2不揮発性記憶要素は第2プログラム状態を使用してプログラムされる。
1つの実現例では、ビットラインに第1値を付加することと、第1値に基づいて第1状態を作成するためにこのビットラインに対応したワードラインをブーストすることと、このビットラインに対応する特定の不揮発性記憶要素に第1状態を維持するためにこのビットラインに対応した境界不揮発性記憶要素をカットオフすることを備えている。ビットラインに第2値が付加され、さらに、別の不揮発性記憶要素に第2状態を作成するために、このビットラインに対応したワードラインの少なくとも一部がブーストされる。第1状態と第2状態はオーバーラップする時間内に存在する。両方の不揮発性記憶要素は、対応する状態に基づいてプログラムされる。
本発明の様々な実施形態は、一又は複数の不揮発性記憶要素のプログラミングを備えている。例えば、本発明は、1配列のフラッシュメモリ装置(又は別型の不揮発性記憶要素)をプログラムするために使用できる。第1の実施形態では、NANDフラッシュメモリを利用する。いくつかの実現例では、一又は複数の不揮発性記憶要素のプログラミングは、制御回路の方向により、又は制御回路の方向において実行される。制御回路の構成要素は、特定の用途に基づいて異なっていてよい。例えば、制御回路は、制御装置、命令回路、状態機械、行制御部、列制御部、ソース制御部、pウェル又はnウェル制御部、または類似の機能性を実行する他の回路のうちの任意の1個、又はこれらのうちの2個又はそれ以上の組み合わせを実装していてよい。
本発明のこれら及び他の目的と利点は、図面と共に本発明の好ましい実施形態を説明する以降の記述からより明白になる。
本発明を、添付の図面に、限定の方法によってではなく例証の方法で具体的に説明する。図面では、類似の要素を類似の参照符号で示している。この開示で参照している一又は複数の実施形態は必ずしも同じ実施形態である必要はなく、このような参照は少なくとも1つを意味する点について留意されるべきである。
以降の説明では、本発明の様々な特徴について説明する。しかし当業者には、本発明を、本発明で開示される特徴のいくつかだけ、又は全てを用いて実施できることが明白となるだろう。特定の数、材料、形状は、本発明を完全に理解するために説明の目的で述べられている。しかし当業者には、本発明は特定の詳細部が全て揃わなくても実施できる点が明白であろう。本発明を不明瞭にしないために、よく知られた特徴を省略又は簡略化している例もある。
様々な実施形態は、複数のステップとして記載される。この記載は、本発明を理解する上で最も助けとなる。しかし、この説明の順序は、これらのオペレーションが順序に依存するものであると解釈されるべきではない。
本発明の実現に適したメモリシステムの一例は、NANDフラッシュメモリ構造を利用する。このNAND構造には、2つの選択ゲートの間に複数のトランジスタを直列配置することが含まれる。直列配置されたトランジスタと選択ゲートは、NANDストリングと呼ばれる。図1は、1つのNANDストリングを示す平面図である。図2は、これと同等の回路である。図1、図2に示されたNANDストリングは、第1選択ゲート120と第2選択ゲート122の間に挟まれた4つのトランジスタ100,102,104,106を備えている。選択ゲート120は、NANDストリングをビットライン126に接続する。NANDストリング上のトランジスタ用の各チャネルはビットライン126によって実効される。選択ゲート122はNANDストリングをソースライン128に接続する。選択ゲート120は、制御ゲート120CGに適切な電圧を印加することで制御される。選択ゲート122は、制御ゲート122CGに適切な電圧を印加することで制御される。各トランジスタ100、102、104、106は、制御ゲートとフローティングゲートを備えている。トランジスタ100は、制御ゲート100CGとフローティングゲート100FGを備えている。トランジスタ102は制御ゲート102CGとフローティングゲート102FGを備えている。トランジスタ104は制御ゲート104CGとフローティングゲート104FGを備えている。トランジスタ106は制御ゲート106CGとフローティングゲート106FGを備えている。制御ゲート100CGはワードラインWL3に接続し、制御ゲート102CGはワードラインWL2に接続し、制御ゲート104CGはワードラインWL1に接続し、制御ゲート106CGはワードラインWL0に接続している。一実施形態では、トランジスタ100,102,104,106は全てメモリセルである。別の実施形態では、これらのメモリセルは複数のトランジスタを実装するか、又は図1、図2に示されたものとは異なるものであってよい。選択ゲート120は選択ラインSGDに接続している。選択ゲート128は選択ラインSGSに接続している。
図3は、上述のNANDストリングの断面図を提供する。図3に示すように、NANDストリングのトランジスタはpウェル領域140内に形成されている。各トランジスタは、制御ゲート(100CG,102CG,104CG,106CG)とフローティングゲート(100FG,102FG,104FG,106FG)によって構成される積層ゲート構造を含んでいる。フローティングゲートは、酸化物または他の誘電体膜上のpウェルの表面上に形成されている。制御ゲートはフローティングゲートの上に配置され、間に挟まれた中間ポリシリコン誘電層が制御ゲートとフローティングゲートを分離している。メモリセル(100,102,104,106)の制御ゲートはワードラインを形成している。N+ドープ層130,132,134,136,138が隣接するセルの間で共有されていることで、セルどうしが直列に接続されてNANDストリングを形成している。これらのN+ドープ層は、それぞれのセルのソースとドレインを形成している。例えば、N+ドープ層130はトランジスタ122のドレイン、トランジスタ106のソースとして機能する。N+ドープ層132はトランジスタ106のドレイン、トランジスタ104のソースとして機能する。N+ドープ領域134はトランジスタ104のドレイン、トランジスタ102のソースとして機能する。N+ドープ領域136はトランジスタ102のドレイン、トランジスタ100のソースとして機能する。N+ドープ層138はトランジスタ100のドレイン、トランジスタ120のソースとして機能する。N+ドープ層126はNANDストリングのビットラインと接続し、一方、N+ドープ層128は、複数のNANDストリングの共通ソースラインと接続する。
図1〜図3はNANDストリング内の4つのメモリセルを示しているが、この4つのトランジスタの利用は単に一例として提供されたものである。NANDストリングは、4つよりも少なく、又は4つよりも多いメモリセルを備えることができる。例えば、8個のメモリセル、16個のメモリセル、32個のメモリセル、その他を備えるNANDストリングもある。ここで示される説明は、NANDストリング内のメモリセルのどの特定数のメモリにも限定されない。
それぞれのメモリセルは、アナログ又はデジタル形式のデータを記憶することができる。1ビットのデジタルデータを記憶する場合、メモリセルの使用可能な閾値電圧の範囲が2つの範囲に分割され、これらの範囲には論理データ「1」と「0」がそれぞれ割り当てられている。NAND型フラッシュメモリの一例では、メモリセル消去後に閾値電圧が負になり、論理「1」と定義される。プログラム動作後には閾値電圧が正になり、論理「0」と定義される。閾値電圧が負の場合に読み取りを試みると、論理1が記憶されたことを示すためにメモリセルがターンオンする。閾値電圧が正の場合には、読み出しオペレーションを試みても、論理ゼロが記憶されたことを示すためにメモリセルがターンオンすることはない。さらに、メモリセルは例えば複数の状態を記憶できる。即ち、複数ビットのデジタルデータを記憶することができる。複数状態のデータを記憶する場合には、使用可能な閾値電圧の範囲が複数の状態の数に分割される。例えば、4つの状態が使用される場合には、データ値「11」,「10」,「01」,「00」が割り当てられた4つの閾値電圧範囲に分割される。NAND型メモリの一例では、消去オペレーション後に閾値電圧が負になり、「11」と定義される。「10」,「01」,「00」の状態に対しては正の閾値電圧が使用される。
NAND型フラッシュメモリ及びその動作の関連例は次の米国特許/特許出願、すなわち米国特許第5570315号、米国特許第5774397号、米国特許第6046935号、米国特許第5386422号、米国特許第6456528号、米国特許出願第09/893277号(公開公報第US2003/0002348号)から得られ、これらの全体は、本願明細書に組み込まれる。本発明では、これ以外の型の不揮発性メモリを使用することもできる。
図4は、本発明の実現に使用できるフラッシュメモリシステムの一実施形態のブロック線図である。メモリセルアレイ302は列制御回路304、行制御回路306、cソース制御回路310、pウェル制御回路308によって制御される。列制御回路304は、メモリセルに記憶されているデータを読み出すため、プログラムオペレーション中のメモリセルの状態を決定するため、ビットラインのポテンシャルレベルを制御してプログラミングを促進又は禁止するために、メモリセルアレイ302のビットラインに接続している。行制御回路306は、複数のワードラインから1つを選択するため、読み出し電圧を印加するため、プログラム電圧を印加するため、消去電圧を印加するために、ワードラインに接続している。Cソース制御回路310は、メモリセルに接続した共有ソースライン(図5中に「Cソース」として示す)を制御する。pウェル制御回路308はpウェル電圧を制御する。
メモリセルに記憶されたデータが列制御回路304によって読み出され、データ入力/出力バッファ312を介して外部I/Oラインへ出力される。メモリセルに記憶されるべきプログラムデータが、外部I/Oラインを介してデータ入力/出力バッファ312に入力され、列制御回路304へ転送される。外部I/Oラインはコントローラ318に接続している。
フラッシュメモリ装置を制御するための命令データがコントローラ318に入力される。命令データは、どのオペレーションが要求されたかをフラッシュメモリに知らせる。入力された命令が状態機械316に転送され、列制御回路304、行制御回路306、cソース制御310、pウェル制御回路308、データ入力/出力バッファ312を制御する。さらに状態マシン316は、READY/BUSYやPASS/FAILのようなフラッシュメモリの状態データを出力することができる。
コントローラ318はホストシステムに接続されているか、接続されることができる。このホストシステムは、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、パーソナルデジタルアシスタント、その他である。コントローラ318はホストと通信して、ホストから命令を受信し、ホストからデータを受信し、また、ホストにデータを供給し、ホストに状態情報を供給する。コントローラ318はホストからの命令を命令信号に変換する。この命令信号は、状態機械316と通信している命令回路314によって解釈及び実行されることができる。一般的に、コントローラ318には、メモリアレイに書き込み、又はメモリアレイから読み出しされるユーザデータのためのバッファメモリが内蔵されている。
1つの例証的なメモリシステムは、コントローラ318を含む1つの集積回路と、それぞれがメモリアレイと関連する制御とを含んでいる一又は複数の集積回路チップと、入力/出力及び状態機械回路とを備えている。一又は複数の集積回路チップ上でシステムのメモリアレイとコントローラ回路を統合することがトレンドである。メモリシステムはホストシステムの部分として組み込むか、又は、ホストシステム内に取り外し可能に挿入されるメモリカード(または他のパッケージ)内に内蔵することができる。このような取り外し可能なカードは、メモリシステム全体(例えば、コントローラを含む)を備えているか、又は、単にメモリアレイ(一又は複数)及び関連する周辺回路(ホストにコントローラ又は制御機能が組み込まれた状態)を備えていてよい。したがって、コントローラをホスト内に組み込むか、取り外し可能なメモリシステム内に実装することが可能である。
図4のいくつかの構成要素を組み合わせることができる実施形態もある。様々な設計において、図4中の、メモリセルアレイ302以外の一又は複数の構成要素は制御回路として考慮することができる。
図5を参照して、メモリセルアレイ302の構造の一例を説明する。一例として、1024個のブロックに区分されたNANDフラッシュEEPROMについて説明する。各ブロックに記憶されたデータは、同時に消去される。一実施形態では、ブロックは、同時に消去されるセルの最小単位である。この場合、各ブロック内には、偶数列群と奇数列群に分割された8512個の列群が存在する。ビットラインも偶数ビットライン(BLe)と奇数ビットライン(BLo)に分割されている。図5は、直列接続してNANDストリングを形成している4つのメモリセルを示す。4つのセルは、それぞれのNANDストリング内に内蔵されて示されているが、4つよりも多い又は少ないメモリセルを利用することができる。NANDストリングの一方の端末は、第1選択トランジスタSGDを介して対応するビットラインに接続し、他方の端末は、第2選択トランジスタSGSを介してcソースに接続している。
読み出し及びプログラミングオペレーションの一実施形態の最中に、4256個のメモリセルが同時に選択される。選択されたメモリセルは同一のワードラインと、同型のビットライン(例えば、偶数ビットライン又は奇数ビットライン)を有する。したがって、532バイトのデータを同時に読み出し又はプログラムすることができる。同時に読み出し又はプログラムできるこれらの532バイトのデータによって論理ページが形成される。したがって、1つのブロックは少なくとも8個の論理ページ(それぞれが奇数と偶数のページを備える4つのワードライン)を記憶することができる。各メモリセルが2ビットのデータを記憶すると(例えばマルチレベルセル)、1つのブロックが16個の論理ページを記憶する。本発明では、これ以外のサイズのブロック及びページを利用することもできる。さらに、本発明の実現に、図4、図5に示した構造以外の構造を利用することもできる。
一実施形態では、pウェルを消去電圧(例えば20ボルト)にまで上昇させ、さらに、ソースラインとビットラインのフローティング状態において、選択したブロックのワードラインをグランドすることで、メモリセルが消去される。容量カップリングにより、選択されないワードライン、ビットライン、選択されたライン、及びcソースも20Vに上昇される。選択されたメモリセルのトンネル酸化層に強力な電界が付加され、フローティングゲートの電子が基板側に抜けると、選択されたメモリセルのデータが消去される。電子がフローティングゲートからpウェル領域に抜けると、選択されたセルの閾値電圧が負になる。メモリアレイ全体、別個のブロック、又はセルの別のユニットにかけて消去を実行できる。
読み出し及びベリファイオペレーションにおいて、選択されたブロックの選択ゲート(SGD、SGS)が一又は複数の選択電圧にまで上昇され、さらに、選択されたこのブロックの選択されないワードライン(例えば、WL0、WL1、WL3)が読み出しパス電圧(例えば4.5ボルト)にまで上昇されて、トランジスタをパスゲートとして動作できるようにする。選択されたブロックの選択されたワードライン(例えばWL2)は、基準電圧に接続される。この基準電圧のレベルは、当該のメモリセルの閾値電圧がこのレベルに達したかどうかを決定するために、各読み出し及びベリファイオペレーションに指定されたものである。例えば、2個のレベルのメモリセルの読み出しオペレーションでは、選択されたワードラインWL2をグランドして、閾値電圧が0vよりも高いかどうかを検出できる。2個のレベルのメモリセルのベリファイオペレーションでは、選択されたワードラインWL2を例えば2.4vに接続して、プログラミングの進行に従って、閾値電圧が少なくとも2.4vに達したかどうかがベリファイされる。ベリファイの最中、ソース及びpウェルはゼロボルトである。選択されたビットライン(BLe)は、例えば0.7vのレベルにプレチャージされる。閾値電圧がワードライン上の読み出し又はベリファイレベルよりも高い場合には、メモリセルが非導通のために、当該のビットライン(BLe)のポテンシャルレベルが高レベルを維持する。一方、閾値電圧が読み出し又はベリファイレベルよりも低い場合には、メモリセルが導通するために、当該ビットライン(BLe)のポテンシャルレベルが、例えば0.5V未満といった低レベルにまで低下する。ビットラインに接続したセンス増幅器がメモリセルの状態を検知する。
上述した消去、読み出し、ベリファイオペレーションは、技術上周知の技術に従って実施される。そのため、説明した詳細の多くは当業者によって変更されることが可能である。これ以外の技術上周知の読み出し及びベリファイ技術を利用することもできる。
図6は、2ビットのデータ(例えば4つのデータ状態)を記憶するメモリセルへの閾値電圧の分布を示す。一実施形態では、分布460は、消去状態にある(例えば「11」を記憶している)セルの閾値電圧の分布を示す。この閾値電圧は負の閾値電圧レベルにある。分布462は、「10」を記憶するセルの閾値電圧の分布を示す。分布464は、「00」を記憶しているメモリセルの閾値電圧の分布を示す。分布466は、「01」を記憶するセルの閾値電圧の分布を示す。別の実施形態では、それぞれの分布を、上述したものとは異なるデータ状態に関連させることができる。いくつかの実施形態では、これらのデータ値(例えば論理状態)は、グレーコードアサインメント(gray code assignment)を利用して、閾値範囲に割り当てられる。フローティングゲートの閾値電圧が誤ってその近くのフィジカル状態にシフトしても、1論理ビットしか影響を受けない。メモリセルにプログラムされるデータとセルの閾電圧範囲の間の特定の関係は、メモリセルに採用されるデータエンコーディングスキーム(data encoding scheme)に依存する。例えば、米国特許第6,222,762号と、2003年6月13日出願の米国特許出願第10/461244号「Tracking Cells For A Memory System」は、マルチ状態フラッシュメモリセルのための様々なデータエンコーディングスキームを開示している。これらの全体は、本願明細書に組み込まれる。さらに、本発明は2ビット以上のデータを記憶するメモリセルと共に利用することもできる。
1つの実現においては、消去状態(例えば分布460)にあるメモリセルをあらゆるプログラム状態(分布462、464、466)にプログラムすることができる。別の実施形態では、消去状態にあるメモリセルが2ステップ方法でプログラムされる。この2ステップ方法では、1つのデータ状態に記憶されたそれぞれのビットが異なる論理ページに対応している。即ち、1つのメモリセルに記憶されているそれぞれのビットは、下方論理ページと上方論理ページに関連している異なる論理ページアドレスを設けている。例えば、状態「10」では、下方論理ページについて「0」が記憶され、上方論理ページについて「1」が記憶される。第1プログラミングステップでは、セルの閾値電圧レベルが、下方論理ページにプログラミングされるべきビットに従って設定される。このビットが論理「1」であれば、初期に消去されたために適切な状態(例えば分布460)にあるので、閾値電圧は変化しない。しかし、ビットが論理「0」にプログラムされるものである場合には、セルの閾値電圧が、閾値電圧分布462内に達するべく上昇する。
第2プログラミングステップでは、メモリセルの閾値電圧レベルが、上方論理ページ内にプログラムされるべきビットに従って設定される。上方論理ページビットが論理「1」となるべきものである場合、このセルは閾電圧分布460又は462のいずれかに関連する状態にあるため、これ以上のプログラミングは実行されない。これらの閾値電圧分布の両方は上方ページビット「1」を含んでいる。上方論理ページビットが論理「0」となるべきものであり、また、第1ステップを実施してもこのセルがまだ閾値460に関連した消去状態にある場合には、プログラミング工程の第2ステップにおいて、閾値電圧を閾値分布466内に達するべく上昇させる。上方論理ページビットが論理「0」となるべきものであり、また、第1プログラミングステップの結果、セルが閾値分布462に関連する状態にプログラムされた場合には、プログラミング工程の第2ステップにおいて、閾値電圧を閾値電圧分布464内に達するべく上昇させる。この2ステップ工程は、マルチ状態メモリをプログラミングする方法の一例である。これ以外の多くの方法、例えば1ステップ工程、2ステップ以上のステップを含む工程を利用することもできる。図6には4つの状態(2ビット)が示されているが、本発明はこれ以外にも、8つの状態、16個の状態、32個の状態、その他を含むマルチ状態構造と共に使用することが可能である。
一実施形態では、消去された状態と唯一のプログラム状態とを使用するメモリセルが、2個の閾値電圧分布のみを使用する。例えば、閾値電圧分布460を使用して消去された状態を表し、閾値電圧分布462を使用してプログラムされた状態を表すことができる。本発明では、これ以外の状態指定を使用することもできる。
EEPROM又はフラッシュメモリ装置、例えばNANDフラッシュメモリ装置をプログラムする場合、一般に、制御ゲートにプログラム電圧が印加され、ビットラインがグランドされる。チャネルからの電子がフローティングゲート内に注入されと、フローティングゲートは負にチャージされ、さらに、メモリセルの閾値電圧が上述した閾値電圧分布の1つに上昇される。一般に、制御ゲートに印加されるプログラム電圧は、一連のパルスとして印加される。一実施形態では、パルスの大きさは、パルス毎に所定のステップサイズ(たとえば0.4v、0.2v、又はその他)で増加する。図7は、フラッシュメモリセルの制御ゲートに印加されたプログラム電圧信号Vpgmを示す。
プログラムパルスとプログラムパルスの間の期間に、ベリファイオペレーションが実行される。即ち、1個のセルグループ内の各々のセルのパラレルにプログラムされたプログラミングレベルが、連続したプログラミングパルス間で読み出されることで、これがプログラムされたベリファイレベルと等しいか、又はこれよりも高いかが決定される。マルチ状態フラッシュメモリセルの配列では、メモリセルが、その状態を決定するために、それぞれの状態についてベリファイステップを実行する。例えば、データを4つの状態に記録することができるマルチ状態メモリセルは、3つの比較点についてベリファイオペレーションを実行する必要がある。図8は、3つのプログラミングパルス10a、10b、10cを示す。(図7にこれらの各々を示している)。プログラミングパルスどうしの間には、これら3つのベリファイオペレーションを実行するための3つのベリファイパルスが存在する。システムは、3つのベリファイオペレーションに基づいて、一斉にプログラムされたメモリセル集団の各メモリセルに関連するデータ状態の閾値比較点が到達したか否かを決定することができる。ベリファイパルスのうちの1個は0ボルトである点に留意する。
本発明は、不揮発性メモリに所与量のデータをプログラムするために要する合計時間を低減する技術に関する。一実施形態は、1個の消去可能なブロック内の複数のページを一斉にプログラムし、消去ブロックサイズを増加することなく書き込みパフォーマンスを高めることで、より高速なプログラミングを提供することができる。例えば、同一のNANDストリング上の複数のメモリセルを一斉にプログラムすることができる。1つの実現では、メモリセルを介在させる(境界メモリセルと呼ばれる)ことで、様々なデータコンディショナル・チャネル・プログラミング・ポテンシャルがNANDストリングの離れたメモリセル間に確立される。連続したデータロード工程の後に隔離(電圧トラッピング)オペレーションを実施することで、様々な内部ポテンシャルを達成できる。以降でより詳細に説明しているこのデータロード工程は、本質的に、プログラミングに選択された、アドレスを指定したメモリセルのチャネルを、プログラミングに適した電圧ポテンシャルにし、プログラミングに選択されなかったメモリセルのチャネルをプログラミングの禁止に適した電圧ポテンシャルにする。この「データローディング」シーケンスが完了すると、選択された全ての制御ゲートは(例えば、データコンディション的にプログラムした、アドレス指定されたメモリセルの制御ゲート)、データコンディションプログラミングを実効するために、そのプログラミング電圧(例えば、一実施形態では、最大で20vまでの大きさを有することができるパルス)にかけて傾斜している。
このプログラミングの大きさと、その結果得られる閾値電圧シフトは、チャネルポテンシャルと、その下に設けられたチャネル及びソース/ドレイン貯蔵所の相対的な記憶強度(即ち相対キャパシタンス)との両方に依存する。下に設けられたチャネルと、ソース/ドレイン貯蔵所は、メモリセルを禁止するべくブースティング電圧を保持するために使用される。下に設けられたチャネル、ソース/ドレイン貯蔵所は、チャネルが、プログラム中のメモリセルの0ボルト又はその付近(又はその他のターゲットポテンシャル)に留まることができるよう、ワードラインに印加された電圧を吸収するためにも使用される。下に設けられたチャネル、ソース/ドレイン貯蔵所が小さすぎる場合には(例えば、制限されたカソードプログラミング・チャージシナリオ)、プログラミングは殆ど生じないため、有効なプログラミングを得るためには多くの繰り返しが必要である。実質的により高い電圧を使用することも少しは役に立つが、これは魅力的でない上に、このような高圧を支持することで工程と回路要素により多くの負担がかかることによって、全体的な信頼性の低下と同様にプログラミングの妨害に対する脆弱性が増加してしまう。
1個のセルのチャネルと、その付近のソース/ドレインの相対キャパシタンスがこの貯蔵所カソード機能に適していない場合は、さらに多くの貯蔵所要素をつなぎ、適切な電圧レベルを保持できるようにする必要がある。例えば、4つ毎のメモリセル(即ち行)を一斉プログラミング用に設定し、これらの間に介在しているメモリセルの1個を隔離部として機能させ、他の2個の介在メモリセルに、データコンディションプログラミングのためのさらなるカソード貯蔵所キャパシタンスを提供させることで達成できる。16個の要素NANDストリングを使用する場合には、一斉にプログラムされる4つのページが含まれる。これにより、(バイナリフラッシュ装置における)16ページからなる1組を、4つのデータ書き込みオペレーションでプログラムすることができる。NANDストリング長がこの2倍の32個である場合には、8ページで構成された1組を一斉にプログラムすることができ、有効なプログラミング速度もほぼ2倍になる。しかし、消去ブロックサイズも2倍になるため、ゴミ収集範囲も同じ比率で増加する。さらに、実際の書き込み速度の増加はベリファイに要する時間に比率に依存するが、これは、一斉にプログラムされるページの各々に対して別個のベリファイオペレーションを実行しなければならないことから変化しない。
この貯蔵所カソード機能のサポートを向上させるべく相対キャパシタンスを増加するために、8個毎、又は16個毎のメモリセルを一斉にプログラムするようにし、1個の介在メモリセルを隔離部として機能させ、さらに、他の介在メモリに、データコンディションプログラミングのためのさらなるカソード貯蔵所キャパシタンスを提供させることができる。一斉にプログラムされるメモリセルの数は、追加のカソード貯蔵所キャパシタンスを提供する介在メモリセルの数に依存する点に留意すること。必要なさらなるカソード貯蔵所キャパシタンスの提供に要する介在メモリセルの数は、トランジスタとその付近のソース/ドレイン接合との装置物理学に依存する。重要なのは、必要な追加のカソード貯蔵所キャパシタンスを提供するのに十分な数の介在メモリセルを設けることである。
図9は、32個のメモリセル502〜564を備えたNANDストリングを示す。さらにNANDストリングは、ソース側の選択ゲート500とドレイン側の選択ゲート566を備えている。ソース側選択ゲート500用の制御ゲートには選択信号SGSが接続されている。ドレイン側選択ゲート566用の制御ゲートには選択信号SGDが接続されている。図9の各メモリセルはワードラインに接続している。メモリセル502はワードラインWL0に接続している。メモリセル504はワードラインWL1に接続している。メモリセル506はワードラインWL2に接続している。メモリセル508はワードラインWL3に接続している。メモリセル510はワードラインWL4に接続している。メモリセル512はワードラインWL5に接続している。メモリセル514はワードラインWL6に接続している。メモリセル516はワードラインWL7に接続している。メモリセル518はワードラインWL8に接続している。メモリセル520はワードラインWL9に接続している。メモリセル522はワードラインWL10に接続している。メモリセル524はワードラインWL11に接続している。メモリセル526はワードラインWL12に接続している。メモリセル528はワードラインWL13に接続している。メモリセル530はワードラインWL14に接続している。メモリセル532はワードラインWL15に接続している。メモリセル534はワードラインWL16に接続している。メモリセル536はワードラインWL17に接続している。メモリセル538はワードラインWL18に接続している。メモリセル540はワードラインWL19に接続している。メモリセル542はワードラインWL20に接続している。メモリセル544はワードラインWL21に接続している。メモリセル546はワードラインWL22に接続している。メモリセル548はワードラインWL23に接続している。メモリセル550はワードラインWL24に接続している。メモリセル522はワードラインWL25に接続している。メモリセル554はワードラインWL26に接続している。メモリセル556はワードラインWL27に接続している。メモリセル558はワードラインWL28に接続している。メモリセル560はワードラインWL29に接続している。メモリセル562はワードラインWL30に接続している。メモリセル564はワードラインWL31に接続している。図9のNANDストリングは、本発明を説明するために使用される。しかし、本発明はこれ以外の型の不揮発性記憶装置と共に使用することも可能である点に留意する。
例証の目的で、図9のNANDストリング上の2個のメモリセルが一斉にプログラムされる実施形態を仮定する。1つの実現では、NANDストリングが2個の領域に分割される。例えば、底部領域がメモリセル502〜532を含み、頂部領域がメモリセル534〜564を含むと仮定する。プログラミング工程の最中に、頂部領域の1個のメモリセルが、底部領域の1個のメモリセルと一斉にプログラムされる。頂部領域のどのメモリセルを底部領域のどのメモリセルと対にするかを選択するのに適した方法が多数ある。一例では、頂部領域のメモリセルは、底部領域のメモリセルから離れた場所に位置する16個のメモリセル(グループの数に分割されたNANDストリング上の合計セル数)である。これは即ち、メモリセル518をメモリセル550と同時にプログラミングでき、メモリセル520をメモリセル552と同時にプログラミングでき、さらなる同様のプログラミングもできるということである。
図10は、上記の技術を使用してプログラミングを行う工程の一実施形態を説明するフローチャートである。ステップ602では、プログラムされるメモリの部分が選択される。1つの実現では、これは、メモリ構造に適した一又は複数の書き込みユニットであってよい。書き込みユニットの一例はページと呼ばれる。別の実施形態では、別のユニット及び/又は構造も使用できる。ステップ604では、どこかの時点で事前プログラミング工程が使用されるが、この場合、アドレス指定されたメモリセルに、データに依存しないプログラミングを実行することで、記憶要素の疲労が一様となり、後続の消去の開始地点がより均一になる。ステップ606では、使用の記憶装置要素の型に応じて、消去工程が適宜実行される。適切なスマート消去工程の一例は、米国特許第5,095,344号に説明されている。この関連出願の全体は、本願明細書に組み込まれる。ステップ608は、消去されたメモリセルの閾値電圧を、実際の書き込みフェーズのより均一な開始範囲に位置するように設計された任意のソフトプログラミング工程を含む。一実施形態では、消去の最中(又はソフト・プログラミングの最中)にメモリセルのいずれかがベリファイに失敗した場合、このメモリセルは論理アドレススペースからマップアウトされてよい。この時点で、メモリはデータコンディションプログラミングフェーズに使用できる状態にある。
ステップ610では、プログラム電圧(Vpgm)が初期値に設定される。例えば、いくつかの実施形態では、図7の波形を使用し、ステップ610は初期パルスの設定を含む。さらにステップ610では、プログラムカウンタ(PC)がゼロに初期化される。
ステップ618では、様々なプログラミング状態が確立される。32個のセルNANDチェーン上に2個のグループを含んでいる上述の例では、2つの状態、即ち底部グループのための第1プログラミング状態と、頂部グループのための第2プログラミング状態とが確立されている。3つ以上のグループが存在する場合には(例えば、4つ、5つ、6つ、その他)、(一実施形態で)プログラミング状態はグループ毎に設定される。一つの実現では、プログラミング状態は、ソースラインに最も近いグループから順に設定される。様々なプログラミング状態を異なる時間に設定することができるが、これらの状態は全て、プログラミングパルスが印加される前の共通の時間部分について少なくとも一貫している。例えば、ステップ618が完了した後に、全てのグループについてプログラミング状態が確定される。
ステップ620では、プログラムパルスが一斉に印加される。2個のメモリセルのプログラミングを一斉に行う場合は、2個のプログラムパルスが印加される。1個のプログラムパルスがプログラミング中の第1メモリセルに印加され、これと同時に、2番目のプログラムパルスもプログラミング中の第2メモリセルに印加される。4個のメモリセルのプログラミングを一斉に行う場合は、4個のプログラムパルスが付加される。
ステップ622では、同時プログラミングの最中にあるメモリセルにベリフィケーション工程が実行される。ステップ622のベリフィケーション工程の最中に、プログラミング中のメモリセルがそのターゲット閾値電圧状態を取得した場合、このメモリセルは、このデータプログラミングセッションの残り部分でそれ以上のプログラミングを禁止される。同時プログラミング中の2個のメモリセルは、異なる時間にそれぞれのターゲット閾値電圧状態に達することで、それぞれ異なる時間にメモリセルをプログラミング禁止にすることができる。そのため、一方メモリセルがプログラミング中であり、他方のメモリセルが禁止されているという時間がある。このような状況が発生する可能性はあるが、メモリセルのプログラミング工程どうしは時間的にオーバラップする。
ステップ624では、閾値電圧がメモリセルのターゲット閾電圧状態であることを各メモリセルがベリファイしたか否かを決定する。その場合は、ステップ626で、図10のプログラミングループから出て、プログラミング工程が成功及び完了する(状態=パス)。全てのメモリセルがベリファイされなかった場合には、プログラムカウンタ(PC)が20未満であるか否かが決定される。プログラムカウンタが20未満でない場合は(ステップ628)、プログラミング工程が「失敗」の状態にあることを示し、再び図10のプログラムループからブレークアウトされる(ステップ630)。プログラムカウンタ(PC)が20未満の場合は、ステップ632で、プログラムカウンタ(PC)が1だけ増分され、プログラム電圧が次のパルスにステップアップされる。ステップ632の後、工程はステップ620に戻り、設定されたプログラミング状態がメモリセルに適用される。
図11は、プログラム状態を確立する工程の一実施形態(図10のステップ618)をより細部にわたって説明するフローチャートである。図11のステップは、上述したNANDストリングを2個のグループに分割する一例を実現する。説明を簡単にするために、図9のメモリセル518と550を一斉にプログラムすると仮定する。多くの例は図9のNANDストリングに対応しているが、一斉にプログラムされるNANDストリングが多数ある点に留意すること(例えば、上述したように、1個のブロックの全ての偶数又は奇数のビットラインを一斉にプログラムすることができる)。
ステップ700では、ドレイン側の選択ゲート556がターンオンされる。例えば、Vddを信号SGDに印加することができる。ステップ702では、底部グループのメモリセルのデータがビットラインに印加される。例えば、プログラムされない、底部グループメモリセルのNANDストリングに接続しているビットラインがVdd(例えば最大2.5ボルト)のような禁止電圧を受け、プログラムされるNANDストリングに接続しているビットラインがプログラミングを可能にする電圧(例えば最大0ボルト)を受けることができる。別の実施形態では、ビットラインは、部分的なプログラミング又は低速度のプログラミングを可能にする中間電圧(例えば1.5v、又はこれ以外のボルト数値)を受けることができる。例えば、この中間電圧を使用して、雑/ファイン・プログラミング方法の一部として、プログラミングを遅れさせることができる。雑/ファイン・プログラミング方法に関する詳細な情報は次の特許文書、2004年1月27日出願の米国特許出願第10/766,217号の「Efficient Verification for Coarse/Fine Programming of Non-Volatile Memory」、2002年1月22日出願の米国特許出願第10/051,372号の「Non-Volatile Semiconductor Memory Device Adapted to Store A Multi-Valued Data in a Single Memory Cell」、米国特許第6,301,161号、米国特許第5,712,815号、米国特許第5,220,531号、米国特許第5,761,222号、から得られ、これらの全体は本願明細書に組み込まれる。
ステップ702でビットラインに印加されるデータは、底部グループのメモリセルのものである。例えば、このデータはメモリセル518のものである。
ステップ704で、NANDストリングに接続しているワードラインに対し、一又は複数のブースティング電圧が印加される。ビットラインで0電圧を受圧するNANDストリングは、ブースティング電圧を消散させる。これにより、NANDストリング(底部グループを含む)のチャネル領域(一又は複数)が0ボルトになる。ビットラインに2.5ボルトの電圧を受圧するNANDストリングは、ワードラインに9ボルトのブースティング電圧が印加されると、チャネル領域が例えば約7.5ボルトにまでブーストされる。
G−VS>VTHである場合に、NANDストリング内のトランジスタがターンオンされると考慮する。この場合、VGはゲートに印加される電圧、VSはソースにおける電圧、VTHはトランジスタの閾値電圧である。NANDトランジスタは対称であるため、どちら側がソースであってもドレインであっても構わない。一般的には、電圧の低い側がソースと呼ばれる。したがって、電圧が変化すると、どちら側がソースでどちら側がドレインであるかも変化する。VGがVTHよりも低い場合、トランジスタがカットオフ状態になる(ソースとドレインの間は非導通である)。VSとVDの両方が所与のVGに対応して上昇する場合には、VG−VS<VTHとなり(VD>VSである点に留意)、やはり装置がカットオフ状態になる。
NANDストリングのプログラミングを禁止するために、禁止されるビットライン(選択されないビットラインと呼ぶ)がVdd(例えば最大2.5ボルト)にまで上昇される。一実施形態では、ドレイン側選択ゲートの制御ゲートもVddにあり、これにより選択ゲートが導通される。次に、選択されないビットライン上のNANDストリングが、ワードラインに印加されたブースティング電圧によってブーストされて、NANDストリング内の電圧が上昇する。NANDストリング内の電圧がVG−VTH(選択ゲートの)に達すると、選択ゲートがカットオフ状態になり、NANDストリングがビットラインから隔離され、NANDストリング上の電圧がビットラインに消散しないようになる。次に、NANDストリング上の電圧が、VGよりも高くなるまで上昇を続けるが、ビットラインポテンシャルがVG−VTHよりも高いため、選択ゲートはカットオフ状態に留まり、NANDストリング内の電圧が、上昇するブースティング電圧と共に、例えば7.5ボルトにまで上昇し続ける。チャネル内の電圧がこのブーストされたポテンシャル(例えば7.5ボルト)にある場合、トンネル誘電体にかけて生じる差は、プログラミング時間中に電子をフローティングゲート内にトネリングさせるには不十分であり、そのためデータ状態が失敗する。
ステップ706では、底部グループと頂部グループの間の境界セルが、各NANDストリングについてカットオフ状態となる。一実施形態では、境界セルは、グループ間の境界にあるメモリセルである。上述の例では、底部グループと頂部グループの間の境界セルは、メモリセル532又はメモリセル534であってよい。別の実施形態では、境界セルは、プログラム中の2個のメモリセルの中間にあるメモリセルであってよい。また別の実施形態では、境界セルは、プログラム中の2個のメモリセルの間にある別のメモリセルであってよい。1つの実現においては、境界セルは、その閾値電圧よりも低い電圧を制御ゲートに印加されたために、カットオフ状態にある。一例において、消去されたメモリセルが負の閾値電圧を有しているので、境界セルのカットオフ状態を確実に得るべく、境界セルの制御ゲートに負電圧(例えば−4ボルト)が印加される。
いくつかの実施形態では、境界セルは、やはりプログラミングが必要なメモリセルである点に留意すること。境界セルであるメモリセルがプログラムされる時になると、別のメモリセルが境界セルとなる。例えば、隣接したメモリセル、あるいは、NANDストリング内で2個又はそれ以上離れており、プログラミング中のメモリセルを分離しているメモリセルが、新規の境界セルになり得る。
ステップ708では、頂部グループのワードラインが(例えば0ボルトに)リセットされる。ステップ710では、頂部グループのビットラインにデータが付加される。ステップ712では、一又は複数のブースティング電圧が頂部グループのワードラインに印加される、その一方で、底部グループのワードラインに既に印加されている電圧は変化しない。ステップ710でビットラインにて0ボルトの電圧を受圧したNANDストリングは、ステップ712で頂部グループに印加されたブースティング電圧を消散する。これにより、チャネル領域が0ボルト又はこの付近となる。ステップ710では、ビットラインに2.5ボルトの電圧を受けるNANDストリングは、ワードラインに印加された9ボルトのブースティング電圧によってチャネル(頂部グループの)を約7.5ボルトにまでブーストする。ステップ714では、ドレイン側の選択ゲートが、(例えば、制御ゲート電圧を0ボルトに降下されることにより)任意でカットオフ状態にされる。
図12は、図11の工程に従って動作する7個の信号(VBL、VSGD、VTUWL、VBUWL、VWL8、VWL24、VWL15)の行動を説明する時間線図である。図12の信号は、図10のステップ618、620の両方を実現する。図12は、様々な信号を電圧対時間のグラフで示したものであることに留意すること。説明をわかり易くするために、タイムユニットに数字を付けている。1つの例証的な実現では、タイムユニットはマイクロ秒に対応している。しかし、本発明は、特定のタイミングに制限されることは全くなく、このタイムユニットは例証的な目的のみによって選択されたものである。
ビットライン電圧VBLのグラフは、4個の実行可能なビットライン電圧信号:A、B、C、Dを示している。タイムユニット14まで約0ボルトである信号Aがビットラインに印加され、これにより、底部グループの1個のメモリセルのプログラミングが可能になる。底部グループの1個のメモリセルを禁止するために、タイムユニット14まで約2.5ボルトを維持している信号Bがビットラインに印加される。頂部グループの1個のメモリセルを禁止するために、タイムユニット18から任意でタイムユニット33にわたって、約2.5ボルトの信号Cがビットラインに印加される。18タイムユニットから開始し、任意で33タイムユニットまで約0ボルトに維持される信号Dがビットラインに印加されることで、頂部グループの1個のメモリセルのプログラミングが可能になる。これら任意の状態は、以降で説明するVSGDの任意の波形を斟酌した場合のものである。信号A又は信号Bのいずれかが、図11のステップ702の一部としてアサートされる。信号C又は信号Dはいずれかがステップ710の一部としてアサートされる。これにより、プログラミング時には4つの実行可能な形態のビットライン電圧VBLが存在する。(1)信号Aに続く信号C。これは、底部グループのメモリセルをプログラムし、頂部グループのメモリセルを禁止する。(2)信号Aに続く信号D。これは、底部グループのメモリセルをプログラムし、頂部グループのメモリセルをプログラムする。(3)信号Bに続く信号C。これは、底部グループのメモリセルを禁止し、頂部グループのメモリセルを禁止する。(4)信号Bに続く信号D。これは、底部グループのメモリセルを禁止し、頂部グループのメモリセルをプログラムする。4つの波形のどれがビットラインに印加されるかは、記憶するデータと、メモリセルの電流閾値電圧によって異なる。
ステップ700の一部として、タイムユニット0で、ドレイン側の選択ゲートに印加された電圧VSGDが約5ボルトにまで上昇する。タイムユニット5で、VSGDが2.5ボルトにまで降下する。タイムユニット20で、VSGDが5ボルトに上昇し、その後、タイムユニット25で、2.5ボルトにまで降下する。図11のステップ714に対応して、タイムユニット30で、VSGDが任意で0ボルトに降下する。タイムユニット30で、VSGDを任意で0vにすることでビットラインが解放され、VBLが変更することを許容し、このビットラインを他の目的に使用できるようになる。あるいは、プログラミングステップの期間中(例えばタイムユニット58まで)、VSGDを、選択した電圧レベル、即ち2.5ボルトに維持し、その後遮断することができる。この場合には、この期間中(例えば、タイムユニット58まで)、信号C、Dのビットライン電圧状態VBLも維持されなければならない。それぞれのブースティングフェーズの前に、VSGDが5ボルトであるこの期間を使用してビットラインがプレチャージされる。
信号VTUWLは、頂部グループのメモリセルに対応して選択されないワードライン(頂部の選択されないワードライン)上の電圧である。信号VBUWLは、底部グループのメモリセルに接続している選択されないワードライン(底部の選択されないワードライン)上の電圧である。信号VWL8は、底部グループをプログラムするために選択された図9のメモリセル518に接続している、選択されたワードラインWL8上の電圧である。信号VWL24は、頂部グループをプログラムするために選択されたメモリセル550に接続している、選択されたワードラインWL24上の電圧である。信号VWL15は、境界メモリセル532に接続しているワードラインWL15上の電圧である。信号VTUWL、VBUWL、VWL8、VWL24、VWL15は、VSGDがビットライン/NANDストリングをプレチャージするべく5ボルトである初期期間中に、約1.5ボルトにまで上昇される。ブースティング電圧を提供するために、タイムユニット5にて、信号VTUWL、VBUWL、VWL8、VWL24、VWL15は、図11のステップ704に示すように約9.5ボルト(9ボルト又はこれ以外のレベルであってもよい)にまで上昇する。ビットライン上の信号Bを受信するNANDストリングがブーストされ、ビットライン上の信号Aを受信するNANDストリングは0ボルト又はこの付近に留まる。タイムユニット10にて、VWL15を約−4ボルトにまで降下させることで、境界セルがカットオフ状態となる(ステップ706に示すとおり)。ステップ708では、タイムユニット15で、信号VTUWLとVWL24を0ボルトにまで降下させることで、頂部グループのワードラインがリセットされる。VBUWLは、タイプユニットが55まで9.5ボルトに留まる。VWL8は、タイムユニット35でプログラミングが開始されるまで9.5ボルトに留まる。
この時点で、第1プログラミング状態が確立され、これがメモリセルの底部グループについて維持される。一実施形態では、底部グループトランジスタのチャネルが、プログラミングについて0ボルト又はこの付近になり、プログラミング禁止について7.5ボルト又はこの付近になる。
ステップ710の一部として、VBL上に信号C又は信号Dのいずれかがアサートされる。信号VTUWLとVWL24は、タイムユニット20で、NANDストリングのプレチャージを可能にするために約1.5vにまで上昇し、また、タイムユニット25では、ステップ712で頂部グループにブースティングを提供するために約9.5vにまで上昇して、タイムユニット55まで9.5ボルトに留まる。タイムユニット30にて、ステップ714に示すとおり選択トランジスタをカットオフ状態にするために、ドレイン側の選択トランジスタの制御ゲート電圧VSGDが任意で0ボルトにまで降下する。この時点で、第2プログラミング状態が確立され、これがメモリセルの頂部グループについて維持される。一実施形態では、頂部グループトランジスタのチャネルは、プログラミングのために0ボルト又はこの付近になるか、あるいは、プログラミングを禁止するために7.5ボルト又はこの付近になる。この時点で、第1プログラム状態と第2プログラム状態の両方が存続している点に留意すること。この例証的な波形について説明したタイムユニット間隔0〜5、20〜25では、VSGDの5vへの上昇に関連するプレチャージ状態は任意で実施される。別の実施形態では、このようなプレチャージオペレーションは使用せず、これらのタイムユニット間隔において、VSGDは2.5vレベルに維持される。
タイムユニット35では、VWL8、VWL24にプログラムパルスが印加される。一実施形態では、これらパルスの大きさは12〜20ボルトの間で異なる。そのため、タイムユニット35で、VWL8、VWL24の両方が所望のプログラムパルス電圧の大きさに上昇され、メモリセル518、550の両方が、先述したばかりのデータプログラミングステップに対応したビットラインによって指示されたとおりに、一斉にプログラムされる。このプログラムパルスはタイムユニット55まで継続する。この時点で、VTUWL、VBUWL、VWL8、VWL24、VWL15(さらに任意でVBL、VSGD)の全てが0ボルトに引き下げられている。
図13は、プログラム状態を確立する工程(図10のステップ618)の別の実施形態をより詳細に説明するフローチャートである。図13のステップは、NANDストリングを4つのグループに分割して、共通のNANDストリング上に4つのメモリセルを一斉にプログラミングできるようにする一例を実現する。図9のNANDストリングを使用するこのような一実現では、第1グループはメモリセル502〜516に対応し、第2グループはメモリセル518〜532に対応し、第3グループはメモリセル534〜548に対応し、第4グループはメモリセル550〜564に対応している。例証的な1組の境界セルは、メモリセル516、532、548を含んでいる。別のメモリセルも境界セルとして機能できる。
図13のステップ750では、ドレイン側の選択ゲート556がターンオンされる。例えば、信号SGDにVddを印加することができる。ステップ702では、ビットラインにデータが印加される。ステップ752でビットラインに印加されるデータは、プログラミング中の、第1グループのメモリセルのために印加されるものである。例えば、データはメモリセル508用である。ステップ754では、NANDストリングに接続しているワードラインに一又は複数のブースティング電圧が印加される。ステップ756では、第1グループと第2グループの間の境界セルがカットオフ状態となる。ステップ758では、カットオフ状態にされていないグループ(例えば第2グループ〜第4グループ)について、ワードラインがリセットされる。第1グループのワードラインはブースティング電圧に留まる。ステップ760では、第2グループのデータがビットラインに印加される。ステップ762で、カットオフ状態にされていないグループ(第2グループ〜第4グループ)のワードラインに、一又は複数のブースティング電圧が印加される。ステップ764では、第2グループと第3グループの間の境界セルがカットオフ状態になる。
ステップ766では、カットオフ状態にないグループ(例えば第3グループと第4グループ)のワードラインがリセットされる。第1グループ、第2グループのワードラインはブースティング電圧に留まる。ステップ768では、第3グループのデータがビットラインに印加される。ステップ770では、一又は複数のブースティング電圧が、カットオフ状態にないグループ(第3グループと第4グループ)のワードラインに印加される。ステップ772では、第3グループと第4グループの間の境界セルはカットオフ状態にある。
ステップ774では、カットオフ状態にないグループのワードライン(例えば第4グループ)がリセットされる。第1グループ、第2グループ、第3グループのワードラインはブースティング電圧に留まる。ステップ776では、第4グループのデータがビットラインに印加される。ステップ778では、一又は複数のブースティング電圧が、カットオフ状態にないグループ(第4グループ)のワードラインに印加される。ステップ780では、ドレイン側の選択ゲートが任意でカットオフ状態にされる。この任意の選択ゲートのカットオフの斟酌は、先に2個のグループの場合について説明したものと類似する。一実施形態では、図13の工程は、多数のNANDストリングに同時に実行される点に留意すること。
図13の工程は、NANDストリング上の4個のメモリセルを一斉にプログラミングできるようにするための、4個のグループの使用について説明している。この図13の工程は、NANDストリング上の4個以上のメモリセルを一斉にプログラミングするために、4個よりも多いグループと共に使用するよう適用できる。例えば、追加された各グループに対して、ステップ758〜764(適切なデータを付加するステップ760と、適切な境界セルをカットオフ状態にするステップ764の繰り返しを伴う)を繰り返し実行することができる。
図14は、ベリファイ工程の一実施形態を説明するフローチャートである。1つの例証的な実現では、2個のグループに分割されたNANDストリングに、図14の工程が図10のステップ622の一部として実行される。複数のメモリセルを一斉にプログラムする場合でも、一実施形態では、ベリフィケーション工程は連続的に実行される点に留意すること。ステップ820では、底部グループに対応した選択されないワードラインにパス電圧が印加される。これは、パス電圧を受圧する、底部グループのプログラミングに選択されたメモリセルを除く全てのメモリセルのワードラインである。パス電圧(例えば4.5ボルト)は、選択されないそれぞれのメモリセルが十分にターンオンされるように設計されている。ステップ822では、一又は複数のベリファイパルス(プログラミング中のデータの型に適したもの)が、底部グループのプログラミングに選択されたメモリセルに対応するワードラインに印加される。ステップ822は、上述したビットラインのプレチャージをさらに含んでいてよい。各ベリファイパルスについてデータが感知される。1個のベリファイパルスはバイナリメモリ記憶装置に使用され、これ以外の複数のベリファイパルス(例えば図8に示したとおりの、状態総数−1)は複数状態のメモリ記憶装置に使用される。ステップ824では、メモリセルがそのターゲット閾値電圧状態に達したかどうかをシステムが決定する。メモリセルがそのターゲット閾値電圧状態に達した場合には、ステップ826では、(例えば、そのビットライン電圧をVddに上昇させることにより)メモリセルがそれ以降のプログラミングからロックアウトされて、このプログラミングセッション期間でのこのメモリセルのプログラミングが終了する。
ステップ828では、頂部グループに対応した選択されないワードラインにパス電圧が印加される。これは、頂部グループのプログラミングに選択されたメモリセルを除く全てのワードラインがパス電圧を受圧する。パス電圧(例えば4.5ボルト)は、選択されないメモリセルを十分にターンオンするように設計されている。ステップ830では、頂部グループのプログラミングに選択されたメモリセルに対応するワードラインに、一又は複数のベリファイパルスが印加される。ステップ830はさらに、上述したようにビットラインのプレチャージを含んでいてよい。それぞれのベリファイパルスについてデータが感知される。ステップ832では、メモリセルがそのターゲット閾値電圧に達したかどうかをシステムが決定する。メモリセルがそのターゲット閾値電圧に達している場合には、ステップ834(ステップ826と類似)にて、メモリセルが(例えば、そのビットライン電圧をVddに上昇させることで)それ以降のプログラミングからロックアウトされる。図14の工程は、複数のNANDストリングに対して一斉に実行される点に留意すること。さらに、図14の工程は、さらなる各グループに対してステップ820〜826を繰り返すことで、3個以上のグループに使用するように適合できる。
前述の本発明の詳細な説明は、例証及び説明の目的で提示されたものである。この詳細な説明は、網羅的なもの、又は本発明を説明と全く同じ形態に制限するものを意図していない。上述の示唆を鑑みた多くの改良及び変更が可能である。説明した実施形態は、当業者が、本発明を様々な実施形態において、又、考案された特定の使用に合った様々な改良と共に利用できるよう、本発明の原理及びその実用的な使用を最良に説明するべく選択されたものである。本発明の範囲は、付属の特許請求の範囲によって定義されるものとする。
NANDストリングの平面図を示す。 NANDストリングの等価回路線図を示す。 NANDストリングの断面図を示す。 本発明の様々な特徴が実現される不揮発性メモリシステムの一実施形態のブロック線図を示す。 メモリアレイの組織の一例を示す。 マルチ状態不揮発性メモリ装置の閾値電圧分布を示す。 時間に沿って大きさが増加するプログラミングパルスのセットを表すプログラミング電圧信号を示す。 図7の信号からの3つのプログラミングパルスと、そのプログラムパルス間のベリフィケーションパルスを示す。 NANDストリングを示す。 フラッシュメモリをプログラムする工程の一実施形態を説明するフローチャートを示す。 プログラム状態を確立する工程の一実施形態を説明するフローチャートを示す。 プログラム工程中における様々な信号の振舞いを説明する時間線図を示す。 プログラム状態を確立する工程の一実施形態を説明するフローチャートを示す。 ベリファイ工程の一実施形態を説明するフローチャートを示す。

Claims (40)

  1. 不揮発性記憶装置をプログラムする方法であり、
    第1NANDストリングの第1不揮発性記憶要素をプログラムすることと、
    前記第1NANDストリングの第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを備えており、
    前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第2不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする方法。
  2. 第1不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、前記第1不揮発性記憶要素の制御ゲートに第1プログラムパルスを付加することを有しており、
    第2不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、前記第1不揮発性記憶要素の前記制御ゲートに前記第1プログラムパルスを付加する一方で、前記第2不揮発性記憶要素の制御ゲートに第2プログラムパルスを付加することを有している請求項1の方法。
  3. 第1不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、前記第1不揮発性記憶要素に対して第1プログラム状態を確立することを有しており、
    第2不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、前記第2不揮発性記憶要素に対して第2プログラム状態を確立することを有しており、
    前記第2プログラム状態は前記第1プログラム状態とは異なる請求項1の方法。
  4. 前記第1プログラム状態は、0ボルトのチャネル電圧、又は0ボルトに近いチャネル電圧を有しており、
    前記第2プログラム状態は、禁止レベルにあるチャネル電圧、又は禁止レベルに近いチャネル電圧を有している請求項3の方法。
  5. 前記第1プログラム状態は、0ボルトのチャネル電圧、又は0ボルトに近いチャネル電圧を有しており、
    前記第2プログラム状態は、プログラミングを遅速化するが禁止はしないレベルのチャネル電圧、又はプログラミングを遅速化するが禁止はしないレベルに近いレベルのチャネル電圧を有している請求項3の方法。
  6. 前記第1不揮発性記憶要素をプログラムする一方で、第2NANDストリングの第3不揮発性記憶要素をプログラムすることと、
    前記第2不揮発性記憶要素をプログラムする一方で、前記第2NANDストリングの第4不揮発性記憶要素をプログラムすることをさらに備えており、
    前記第3不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第4不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする請求項1の方法。
  7. 前記第1NANDストリングの第3不揮発性記憶要素をプログラムすることをさらに備えており、
    前記第3不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする請求項1の方法。
  8. 前記第1NANDストリングの第4不揮発性記憶要素をプログラミングすることをさらに備えており、
    前記第4不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする請求項7の方法。
  9. 前記第1NANDストリングは、不揮発性記憶要素の第1グループと不揮発性記憶要素の第2グループを有しており、
    前記第1グループは、前記第1不揮発性記憶要素を有し、
    前記第2グループは、前記第2不揮発性記憶要素を有し、
    前記第1NANDストリングは、前記第1グループと前記第2グループの間において、少なくともある期間機能する境界記憶要素を有し、
    前記第1NANDストリングは、選択ゲートを有している請求項1の方法。
  10. 第1不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップと第2不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、
    前記第1NANDストリングに対応したビットラインに第1値を付加することと、
    前記第1値に基づいて前記第1グループに対して第1状態を作成するために、前記第1NANDストリングに対応したワードラインをブーストすることと、
    前記第1グループの前記第1状態を維持するために、前記境界記憶要素をカットオフ状態にすることと、
    前記ビットラインに第2値を付加することと、
    前記第2値に基づいて前記第2グループに対して第2状態を作成するために、前記第1NANDストリングに対応した前記ワードラインの少なくとも一部をブーストすることを有しており、
    前記第1状態と前記第2状態が時間的にオーバラップする請求項9の方法。
  11. 前記第1不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、前記第1不揮発性記憶要素の制御ゲートに第1プログラムパルスを付加することを有しており、
    前記第2不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、前記第1不揮発性記憶要素の前記制御ゲートに前記第1プログラムパルスを付加する一方で、前記第2不揮発性記憶要素の制御ゲートに第2プログラムパルスを付加することを有している請求項10の方法。
  12. 前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、マルチ状態のNANDフラッシュメモリトランジスタである請求項1の方法。
  13. 前記第1NANDストリングは、取り外し可能なメモリカードに設けられている請求項1の方法。
  14. 不揮発性揮発要素をプログラムする方法であり、
    第1不揮発性記憶要素をプログラムすることと、
    前記第1不揮発性記憶要素をプログラムする一方で、第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを備えており、
    前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、共通の選択ラインに対応したチャネルを有する不揮発性記憶要素のグループの一部である方法。
  15. 前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第1不揮発性記憶要素に対して第1プログラム状態を確立することを有し、
    前記第2不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第2不揮発性記憶要素に対して第2プログラム状態を確立することを有し、
    前記第2プログラム状態は前記第1プログラム状態とは異なる請求項14の方法。
  16. 第3不揮発性記憶要素をプログラミングすることと、
    第4不揮発性記憶要素をプログラムすることをさらに備えており、
    前記第3不揮発性記憶要素は、不揮発性記憶要素の前記グループの一部であり、
    前記第3不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップしており、
    前記第4不揮発性記憶要素は、不揮発性記憶要素の前記グループの一部であり、
    前記第4不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする請求項14の方法。
  17. 第1不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップと第2不揮発性記憶要素をプログラムする前記ステップは、
    共通のビットラインに第1値を付加することと、
    前記第1値に基づき前記第1不揮発性記憶要素に対して第1状態を作成するために、前記グループに対応したワードラインをブーストすることと、
    前記第1不揮発性記憶要素の前記第1状態を維持するために、前記グループに対応した境界記憶要素をカットオフ状態にすることと、
    前記共通ビットラインに第2値を付加することと、
    前記第2値に基づき第2不揮発性記憶要素に対して第2状態を作成するために、前記グループに対応した前記ワードラインの少なくとも一部をブーストすることを有しており、
    前記第1状態と前記第2状態は時間的にオーバラップする請求項14の方法。
  18. 前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、NANDフラッシュメモリ装置であり、
    前記共通選択ラインは、ドレイン側の選択ゲート制御ラインである請求項17の方法。
  19. 前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、マルチ状態のNANDフラッシュメモリ装置であり、
    前記第1不揮発性記憶要素を前記プログラムすることは、前記第1不揮発性記憶要素の閾値電圧を第1のプログラムされた状態にまで上昇させることを有しており、
    前記第2不揮発性記憶要素を前記プログラムすることは、前記第2不揮発性記憶要素の閾値電圧を第2のプログラムされた状態にまで上昇させることを有している請求項14の方法。
  20. 共通のソース/ドレイン制御ラインと共通の選択ラインとに対応した不揮発性記憶要素のグループと、
    制御回路を備えており、
    前記グループは、第1不揮発性記憶要素と第2不揮発性記憶要素を有しており、
    前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素をプログラムすることを生じさせ、
    前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミング中に、前記第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを生じさせる不揮発性記憶システム。
  21. 前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素に対して第1プログラム状態を確立し、前記第2不揮発性記憶要素に対して第2プログラム状態を確立し、
    前記第2プログラム状態は前記第1プログラム状態とは異なる請求項20の不揮発性記憶システム。
  22. 前記グループは、第3不揮発性記憶要素と第4不揮発性記憶要素を有しており、
    前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミング中に、前記第3不揮発性記憶要素をプログラムすることを生じさせ、
    前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミング中に、前記第4不揮発性記憶要素をプログラムすることを生じさせる請求項20の不揮発性記憶システム。
  23. 前記制御回路は、
    前記共通ソース/ドレイン制御ラインに第1値を付加することと、
    前記第1値に基づき前記第1不揮発性記憶要素に対して第1状態を作成するために、前記グループに対応したワードラインをブーストすることと、
    前記第1不揮発性記憶要素の前記第1状態を維持するために、前記グループに対応した境界記憶要素をカットオフ状態にすることと、
    前記共通のソース/ドレイン制御ラインに第2値を付加することと、
    前記第2値に基づき第2不揮発性記憶要素に対して第2状態を作成するために、前記グループに対応した前記ワードラインの少なくとも一部をブーストすることを有する方法を実行するものであり、
    前記第1状態と前記第2状態は時間的にオーバラップする請求項20の不揮発性記憶システム。
  24. 前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素の制御ゲートに第1プログラムパルスを付加することにより、前記第1不揮発性記憶装置要素をプログラムし、
    前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素の前記制御ゲートに前記第1プログラムパルスを付加する一方で、前記第2不揮発性記憶要素の制御ゲートに第2プログラムパルスを付加することにより、前記第2不揮発性記憶要素をプログラムする請求項23の不揮発性記憶システム。
  25. 前記不揮発性記憶要素のグループは、NANDストリングのNANDフラッシュメモリ装置を有しており、
    前記共通のソース/ドレイン制御ラインは、前記NANDストリングのビットラインであり、
    前記共通の選択ラインは、前記NANDストリングのドレイン側の選択ゲート制御ラインである請求項24の不揮発性記憶システム。
  26. 前記制御回路は、制御装置、状態機械、復号器、センス増幅器を有している請求項20の不揮発性記憶システム。
  27. 不揮発性記憶装置をプログラムする方法であり、
    第1不揮発性記憶要素に対して第1プログラム状態を確立することと、
    前記第1プログラム状態の存続中に、第2不揮発性記憶要素に対して第2プログラム状態を確立することと、
    前記第1プログラム状態を使用して前記第1不揮発性記憶要素をプログラムし、前記第2プログラム状態を使用して前記第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを備えており、
    前記第1不揮発性記憶要素が前記第2不揮発性記憶要素とは異なるレベルにプログラミングされるように、前記第1プログラム状態は前記第2プログラム状態とは異なっており、
    前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、共通のソース/ドレイン制御ラインと共通の選択ラインとに対応した不揮発性記憶要素のグループの一部である方法。
  28. 前記プログラミングは、前記第1不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加し、前記第2不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加する請求項27の方法。
  29. 第1プログラム状態を確立することは、前記共通のソース/ドレイン制御ラインに第1値を付加し、前記グループに対応したワードラインをブーストし、前記グループに対応した境界不揮発性記憶要素をカットオフ状態にすることを有しており、
    第2プログラム状態を確立することは、前記共通ソース/ドレイン制御ラインに第2値を付加し、前記共通ソース/ドレイン制御ラインに対応した前記ワードラインの少なくとも一部をブーストすることを有している請求項27の方法。
  30. 前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、NANDストリングのNANDフラッシュメモリ装置であり、
    前記共通ソース/ドレイン制御ラインは、前記NANDストリングに接続されたビットラインであり、
    前記共通選択ラインは、前記NANDストリングのドレイン側の選択ゲート制御ラインであり、
    前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第2不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする請求項29の方法。
  31. 不揮発性記憶システムであり、
    共通のソース/ドレイン制御ライン及び共通の選択ラインに対応した不揮発性記憶要素のグループと、
    制御回路を備えており、
    前記グループは、第1不揮発性記憶要素と第2不揮発性記憶要素を有しており、
    前記制御回路は、前記第1不揮発性記憶要素に対して第1プログラム状態を確立するとともに、前記第1プログラム状態の存続中に前記第2不揮発性記憶要素に対して別の第2プログラム状態を確立し、
    前記制御回路は、前記第1プログラム状態に基づいて前記第1不揮発性記憶要素をプログラムすることを生じさせ、前記第2プログラム状態に基づいて前記第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを生じさせる不揮発性記憶システム。
  32. 前記第1不揮発性記憶要素を前記プログラムすることは、前記第1不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加することを有し、
    前記第2不揮発性記憶要素を前記プログラムすることは、前記第2不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加することを有している請求項31の不揮発性記憶システム。
  33. 前記第1プログラム状態を確立することは、前記共通ソース/ドレイン制御ラインへの第1値の付加を生じさせ、前記グループに対応したワードラインに一又は複数のブースティング電圧を印加させ、前記グループに対応した境界不揮発性記憶要素をカットオフ状態にすることを有しており、
    前記第2プログラム状態を確立することは、前記共通ソース/ドレイン制御ラインへの第2値の付加を生じさせ、前記グループに対応した前記ワードラインの少なくとも一部にブースティング電圧を印加させる請求項31の不揮発性記憶システム。
  34. 前記第1不揮発性記憶要素と前記第2不揮発性記憶要素は、NANDストリングのNANDフラッシュメモリ装置であり、
    前記共通ソース/ドレイン制御ラインは、前記NANDストリングに接続しているビットラインであり、
    前記共通選択ラインは、前記NANDストリングのドレイン側の選択ゲート制御ラインであり、
    前記第1不揮発性記憶要素の前記プログラミングは、前記第2不揮発性記憶要素の前記プログラミングと時間的にオーバラップする請求項31の不揮発性記憶システム。
  35. 前記第1不揮発性記憶要素をプログラムすることは、前記第1不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加することを有し、
    前記第2不揮発性記憶要素をプログラムすることは、前記第2不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加することを有し、
    前記第1プログラム状態を確立することは、前記共通ソース/ドレイン制御ラインへの第1値の付加を生じさせ、前記グループに対応したワードラインに一又は複数のブースティング電圧を印加させ、前記グループに対応した境界不揮発性記憶要素をカットオフ状態にすることを有しており、
    前記第2プログラム状態を確立することは、前記共通ソース/ドレイン制御ラインへの第2値の付加を生じさせ、前記グループに対応した前記ワードラインの少なくとも一部にブースティング電圧を印加させることを有している請求項34の不揮発性記憶システム。
  36. 不揮発性記憶装置をプログラムする方法であり、
    第1NANDストリングの第1不揮発性記憶要素に対して第1プログラム状態を確立することと、
    前記第1プログラム状態の存続中に、前記第1NANDストリングの第2不揮発性記憶要素に対して第2プログラム状態を確立することと、
    前記第1プログラム状態を使用して前記第1不揮発性記憶要素をプログラムし、前記第2プログラム状態を使用して前記第2不揮発性記憶要素をプログラムすることを備えており
    前記第1プログラム状態は前記第2プログラム状態とは異なる方法。
  37. 不揮発性記憶装置をプログラムする方法であり、
    ビットラインに第1値を付加することと、
    前記第1値に基づいて第1状態を作成するために、前記ビットラインに対応している不揮発性記憶要素のグループであって、その不揮発性記憶要素のグループに対応したワードラインをブーストすることと、
    前記グループの第2不揮発性記憶要素の前記第1状態を維持するために、前記グループの第1不揮発性記憶要素をカットオフ状態にすることと、
    前記ビットラインに第2値を付加することと、
    前記第2値に基づいて前記グループの第3不揮発性記憶要素に対して第2状態を作成するために、前記ワードラインの少なくとも一部をブーストすることと、
    前記第2不揮発性記憶要素と前記第3不揮発性記憶要素をプログラムすることを備えており、
    前記第1状態と前記第2状態は時間的にオーバラップする方法。
  38. 前記第2不揮発性記憶要素と前記第3不揮発性記憶要素をプログラムすることは、前記第2不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加し、前記第3不揮発性記憶要素にプログラムパルスを付加することを備えている請求項37の方法。
  39. 前記不揮発性記憶要素のグループは、NANDストリングである請求項37の方法。
  40. 前記第1不揮発性記憶要素、前記第2不揮発性記憶要素、前記第3不揮発性記憶要素は、NANDストリングのマルチ状態のNANDフラッシュメモリ装置である請求項37の方法。
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