JP2008501116A - 移動するストリップの層厚を測定する装置及び方法 - Google Patents

移動するストリップの層厚を測定する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、移動ストリップ2の少なくとも1層の厚さを測定する装置1と方法とに関するものである。該測定装置1はトランスミッタ本体4を含み、トランスミッタ本体は、トランスミッタ・ハウジング3内を軸方向に可動であり、ガス・クッション2を介してストリップ層に載置される、ハウジング3から突出したセンサヘッド5と、トランスミッタ・ハウジング3内に画成されたチャンバ7内へ延びる上部6とを有している。トランスミッタ・ハウジング3は、ガス供給用の少なくとも1つのポート9を備え、このガスの一部は前記ガス・クッションを形成し、また一部はチャンバ7内へ流入する。この測定装置の特徴は、トランスミッタ・ハウジング3が、チャンバ7からガスを排出するためのリストリクタ10を備えていることである。また、この測定方法は、測定装置1によりストリップ層2を測定する段階を含み、該リストリクタ10は、ストリップ層2に対するガス・クッションの圧力が0−65g/cm2重量等量となるように調節される。

Description

本発明は、請求項1及び請求項5にそれぞれ記載された、移動するストリップの層厚を測定する装置及び方法に関するものである。
ローラ上を走行するストリップ材料、例えば紙又はシートメタルの製造時に、ストリップの厚さ又はストリップの1層、例えば塗料もしくはフィルムの厚さを測定でき、それにより、種々の点で製造を制御できるのが望ましい。
この目的のために、トランスミッタ・ハウジング内に可動に取り付けられたトランスミッタが、ガスにより測定対象から一定距離に維持される種類の測定装置を使用することが知られている。この場合、ガスは、トランスミッタとストリップとの間に放出され、それらの間でガスのクッションを形成する。このガスのクッションによって、トランスミッタと測定対象との間のギャップが小さくかつ一定に維持でき、このことが測定精度を高めるのに役立ち、しかも、トランスミッタがストリップに衝突してストリップと測定装置双方を損傷することがない。通常、固定取り付けされているトランスミッタ・ハウジング内をトランスミッタが容易に可動なことも、測定精度にとって重要なことである。このことは、好ましくはトランスミッタ・ハウジング内にトランスミッタが、ガスを介して保持されることで達せられ、それにより、トランスミッタ位置が測定対象の特定厚に調節できる。
前記の構成の測定装置は、例えばスエーデン特許SE 515 644により公知である。
しかし、前記構成の測定装置によるストリップ厚又は層厚の測定は、かなり大きい欠点がある。ガスのクッションによりストリップに加わる圧力で、ストリップに望ましくない変形が生じがちだからである。そうした変形の生じたストリップを示したのが図1のストリップ2であり、この図では、ストリップの部分2aが、略示した測定装置11の下のローラ3に押し付けられている。この変形の結果、測定成績の精度が低下し、ストリップ厚又は層厚の誤った値が生じる。
本発明の目的は、厚さを測定される対象物の変形を最小化可能な測定装置を得ることである。
本発明の目的は、請求項1に記載された測定装置と請求項4に記載された測定方法とにより達成された。
請求項1には、トランスミッタ本体を含む、移動するストリップの少なくとも1層の厚さを測定する測定装置が示されている。トランスミッタ本体は、トランスミッタ・ハウジング内を軸線方向に可動であり、かつまたガス・クッションを介してストリップ層に載置されるように設計されたセンサヘッドと、トランスミッタ・ハウジング内に画成されたチャンバ内へ延びる上方部分とを有している。トランスミッタ・ハウジングは、ガス供給用の少なくとも1ポートを備えている。ガスは、一部が、前記ガス・クッションを形成するためにトランスミッタ本体内の長手方向導管を貫流し、一部はチャンバ内へ流入する。この測定装置は、トランスミッタ・ハウジングが、チャンバからのガスを排出するリストリクタを備えていることを特徴としている。
リストリクタを操作することにより、チャンバ内のガス圧調整が可能である。チャンバ内のガス圧は、直接にトランスミッタ本体の上方部分に作用するので、前記調整により、ストリップの方向でトランスミッタ・ヘッドに作用する力の調整も達せられるが、ガス圧は、センサヘッドとストリップとを離間させるためのガス・クッションに必要な圧力が最小化されるように調節するのが好ましい。ガス・クッションによってストリップに加えられる圧力を最小化することにより、測定中にこの圧力で生じるストリップの変形の問題が解決され、それによって、より精確な測定成績が得られる。
リストリクタは手動制御可能であるのが好ましい。なぜなら、それによって、前記リストリクタを制御する高価で複雑な装置なしで済ますことができるからである。その場合には、特に、厚さ測定の前に1回だけリストリクタを調節すれば十分と思われる。
測定装置は、ガス・クッションの圧力を検出する圧力センサを含むのが好ましい。この圧力センサは、好ましくは、チャンバ内に配置され、チャンバの内圧を測定し、その測定値が、既知の関係によって、ガス・クッションの圧力を決定するのに使用される。
ある場合には、測定装置が、ガス・クッションを介してストリップ層に作用する圧力を、圧力センサによって検出されたチャンバ内圧に基づいて計算するための、かつまたガス・クッションに対する計算圧力に応じてリストリクタを自動制御するための、少なくとも1コンピュータを含むのが好ましい。なぜなら、連続的な制御によって、時間の経過につれてストリップに対する圧力が変化することのないようにされるからである。
請求項5には、移動するストリップの少なくとも1層の厚さを測定する方法が記載されている。この方法は、トランスミッタ本体を含む測定装置によってストリップ層の厚さを測定する段階を含み、トランスミッタ本体は、トランスミッタ・ハウジング内を軸方向に可動であり、かつガス・クッションを介してストリップ層に載置されるように設計されたセンサヘッドと、トランスミッタ・ハウジング内に画成されるチャンバ内へ延びる上方部分とを有している。トランスミッタ・ハウジングは、供給ガスの少なくとも一部を含み、このガスは、一部が前記ガスクッションを形成するためにトランスミッタ本体内の長手方向導管を流過し、一部がチャンバ内へ流入する。この方法は、チャンバからガスを排出するための、チャンバへ通じるリストリクタが、ストリップ層の厚さ測定前に、ストリップ層に対するガス・クッションの圧力が0−65g/cm重量等量となるように調節される段階を特徴としている。これによって、既述のストリップの変形は除去され、したがって、より正確な測定成績が得られる。
前述のように、コンピュータは、ガス・クッションを介してストリップ層に加わる圧力を、圧力センサにより検出されたチャンバ内圧に基づいて自動的かつ連続的に計算し、かつストリップ層に対する計算圧力に応じてリストリクタを制御することで、ストリップ層に対し約0−65g/cm重量等量のガス・クッション圧力が連続的に作用するようにするのが好ましい。
以下で、本発明を添付図面につき説明する。
図2は、適当な材料のストリップ2、例えば紙又はシートメタルの厚さ(あるいはまたストリップ上の層、例えばシートメタル母材上の塗料の被覆の厚さ)を測定するための、ストリップ2の上方に位置する本発明による測定装置1を示している。ストリップ2は、支持部材13、例えば前記ストリップ2用の製造プラント内のローラによって支持されている。
測定装置1はトランスミッタ本体4を含み、トランスミッタ本体4は、トランスミッタ・ハウジング3内にガスを介して保持され、軸方向に可動であり、トランスミッタ・ハウジング3から突出するセンサヘッド5を有しており、該センサヘッドが、またセンサ・ハウジング15内にガスを介して保持されている。センサ8は、導線構成物17によって、前記センサ8からの測定信号を処理するための測定システム18へ周知の形式でトランスミッタ本体4をへて接続され、磁気抵抗原理又は他の形式により動作する(磁気抵抗原理についての詳しい説明は米国特許US 4,387,339参照のこと)。
トランスミッタ・ハウジング3は、気密に結合された2ハウジング部分、すなわちハウジング上部3aとハウジング下部3bとから成り、これらの部分が一緒にチャンバ7を画成している。ハウジング下部3bは、またチャンバ前室14を画成し、この前室には、制御部19が気密に収容され、この制御部19を貫通してトランスミッタ本体4の上方部分6が、センサヘッド5からチャンバ7内へ管状の軸形状で延びている。チャンバ7内には固定体16が軸6に取り付けられている。この固定体16は、とりわけ、周知の形式で複数のロッド状制御部材(図示せず)によってトランスミッタ・ハウジング3に対するトランスミッタ本体6の回転を防止するのに役立っている(これらの制御部材及びその働きについての詳しい説明はスエーデン特許SE 515 644参照のこと)。
図2から分かるように、制御部19は、軸6を受容し、かつガスを介して保持するための中央通気孔23を備えている。この通気孔23から複数の半径方向ダクト27が、制御部19の外殻面とハウジング下部3bとの間の空隙26へ開口している。ダクト27は、ハウジング下部3aのポート9を介して供給されたガス、例えば空気を26空隙から通気孔23へ案内するのに役立っている。通気孔内で、ガスは軸6に設けられた開口25を通って、軸を貫通しているダクト21内へ流入できる。
図2及び図3から分かるように、軸6は、開口25が通気孔23の直径拡大部に位置するように、通気孔23内に配置されており、該直径拡大部は、制御部19で内部空所を形成している。この構成の利点は、内部空所30の拡大容積によって、測定装置の傾斜時にも内部圧力の良好な均等化が保証され、それにより、軸6内への予測可能な一様のガス流が形成される。同じ目的で、更に好ましいのは、軸6の開口25を半径方向ダクト25の直接前方に設けるのではなく、図3に示すように、ダクトに対して例えば角度を有するように配置することである。これにより、軸6に流入する前にガス圧が確実に均等化される。
軸6内のダクト21内には、ダクト21を介してチャンバ7内へガスが流入するのを防止するため、プラグ32が気密に受容されており、このプラグが、プラグを貫通して延在する銅線構成物17を気密に取り囲んでいる。図2では、プラグ32は固定体16内に配置されているが、開口25上方のダクト21内の別の位置に固定してもよい。
チャンバ7内には、またハウジング上部3a内に取り付けられ、下部接触部材36と互いに連結可能な上部接触部材35が配置され、下部接触部材36は、ハウジング下部3b内に取り付けられ、導線構成物17を介してセンサ8に接続されている。ハウジング上部3aは、これにより、必要があれば、導線構成物17を損傷すること無しにハウジング下部3bから除去できる。図2から分かるように、上下の両接触部材は、ガス流過用の通気孔を備えている。
最後に、トランスミッタ・ハウジング3は、リストリクタ10、例えば絞り弁を含んでいる。この絞り弁は、チャンバ7から測定装置1を取り巻く大気へガスを導く目的を有している。図2のリストリクタ10は、測定システム18に所属するコンピュータ12によって、更に後述する形式で自動制御可能であるが、別の実施例では手動制御式にすることもできる。チャンバ7には、また圧力センサ38が配置され、該圧力センサは、チャンバ7内の圧力を記録するためにコンピュータ12に接続されている。
図4には、符号なしの矢印によって、どのようにガス流が測定装置1を通過するかが示されている。この図から、ガスは、ポート9から流入し、半径方向ダクト27をへて、制御部19の中心通気孔23へ流入することが分かる。軸6が、一定の間隙を維持して通気孔23内に延在しているため、通気孔へ流入するガスにより、前記軸6は空気を介して保持され、このことは、軸が事実上摩擦なしに変位可能であることを意味する。ガスは、次いで軸6の外殻表面に沿って平行に流れてチャンバ7へ流入するか、又は測定装置1から流出するか、又は開口25をへて軸6内のダクト21へ流入する。ダクト21にガスが充満すると、そのガスは、結果として、センサ8とストリップ2との間にガス・クッションが形成されるのを許容し、ストリップ2から離れる方向にダクト21内のプラグ32に対する圧力が発生する。
それと同時に、チャンバ7内へ流入するガスは、トランスミッタ本体4の上方部分6とプラグ32とに対し加圧する。リストリクタ10がない場合、又はそれが完全に閉じられている場合、チャンバ7内の圧力は、軸6内のダクト21の内圧より幾分高くなる。ダクト内の圧力は、幾分大きい加圧面積と組み合わされて、ストリップ2の方向に作用する圧力と、ストリップ2/トランスミッタ本体4間に形成されるガス・クッションによる逆圧との合力を結果として生じる。その結果、ガス・クッションもストリップ2に対して圧力を加えるが、その圧力は、通常、約320g/cm重量等量であり、ストリップの既述の変形を生じさせる。
他方、リストリクタ10がコンピュータ12により一定ガス流を流過させるように設定されると、チャンバ7内の局所的な圧力が低くなり、トランスミッタ本体に作用する合力を減少させる(この合力は、極端な場合にはマイナスの値となる)。その結果、合力に抗するガス・クッション圧は減圧できるが、これは、前にガス・クッションを形成するのを助けたガス部分が、今やリストリクタ10から流出するからである。その結果、ストリップ2に対するガス・クッションの圧力が、約0−320g/cm重量等量のレベルまで、最も好ましくは約0−65g/cmのレベルまで降下する。このレベルでは、ストリップ2の、それと分かる変形は生じない。
リストリクタ10は、測定装置使用前に、例えばガス・クッションがストリップ2に加える圧力を測定することにより、適当な流過流量に設定するのが好ましい。しかし、ある状況では、得られた測定成績を連続的に高品質に保証するために、ガス・クッションの圧力を規則的にチェックするのが望ましい。この目的のため、チャンバ7内には、圧力センサ38がチャンバ7の内圧を連続的に測定するように配置されている。圧力センサ38により得られた測定成績に基づいて、コンピュータ12が、チャンバ7内のガス圧力とガス・クッションとの予め決められた関係を利用することで、ガス・クッションがストリップ2に加える圧力を計算でき、それに基づいてリストリクタ10を制御し、圧力変化に対処できる。
本発明は、言うまでもなく、以上に説明した実施例に限定されるものではなく、後述する独立請求項により定義された保護範囲を逸脱することなく、巧みな変更態様が可能である。例えば、リストリクタは、チャンバから流出するガスを案内する限り、測定装置内のどこか他の箇所に設けてもよく、またセンサは、測定装置内のチャンバ内か又は別のところに2つ以上でも2つ以下でも配置できる。リストリクタが手動制御式の場合は、コンピュータ及び圧力センサをまったく用いずに済ますこともでき、その場合には、ガス・クッションがリストリクタに加える圧力を測定前に1回だけ、例えば波動によって測定することでリストリクタを設定するだけでよい(あるいはまた、圧力センサを手動式に読み取ることもできる)。最後に、既述の説明では、測定装置がストリップ上方に配置されているのに対し、別の実施例では他の配置であってもよい。ストリップに対し事実上直角であれば、例えばストリップの下方又は横に配置されてもよい。
先行技術による測定装置を使用することで変形したストリップの状態を示す図。 本発明の一好適実施例による測定装置の略示断面図。(実施例1) 図2のA−A線に沿って截断した略示断面図。 図2の測定装置を通過する空気の流れを示す図。
符号の説明
1 測定装置
2 ストリップ
3 トランスミッタ・ハウジング
3a ハウジング上部
3b ハウジング下部
4 トランスミッタ本体
5 センサヘッド
6 軸
7 チャンバ
8 センサ
9 ポート
10 リストリクタ、絞り弁
12 コンピュータ
13 支持部材
14 チャンバ前室
15 センサ・ハウジング
16 固定体
17 導線構成物
18 測定システム
19 制御部
21 ダクト
23 通気孔
25 開口
26 空隙
27 半径方向ダクト
30 内部空所
32 プラグ
35 上部接触部材
36 下部接触部材
38 圧力センサ

Claims (5)

  1. 移動するストリップ(2)少なくとも1層の厚さを測定する装置(1)であって、トランスミッタ本体(4)を含み、該トランスミッタ本体が、トランスミッタ・ハウジング(3)内を軸方向に可動であり、ガス・クッションを介して前記ストリップ層(2)に載置されるように設計されたセンサ・ヘッド(5)と、トランスミッタ・ハウジング(3)内に画成されたチャンバ(7)内へ延びる上方部分(6)とを有しており、該トランスミッタ・ハウジング(3)が、ガス供給用の少なくとも1つのポート(9)を備え、このガスの一部が、トランスミッタ本体(4)内の長手方向ダクト(21)を貫流して、前記ガス・クッションを形成し、また一部が、チャンバ(7)へ流入する形式のものにおいて、
    前記トランスミッタ・ハウジング(3)が、チャンバ(7)からガスを排出するためのリストリクタ(10)を備え、少なくとも1つの圧力センサ(38)が、チャンバ(7)内のガス圧検出用に備えられていることを特徴とする、移動するストリップの少なくとも1層の厚さを測定する装置。
  2. 前記リストリクタ(10)が手動式に制御可能であることを特徴とする、請求項1に記載された測定装置。
  3. ガス・クッションを介してストリップ層(2)に加わる圧力を、圧力センサ(38)によって検出されるチャンバ(7)の内圧に基づいて計算し、かつストリップ層(2)に対する計算圧力に応じてリストリクタ(10)を制御するための、少なくとも1台のコンピュータ(12)を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載された測定装置。
  4. ストリップ(2)の少なくとも1層(2)の厚さを測定する方法であって、トランスミッタ本体(4)を含む測定装置により層厚を測定する段階を含み、該トランスミッタ本体(4)がトランスミッタ・ハウジング(3)内を軸方向に可動であり、かつまたガス・クッションを介して前記ストリップ層(2)に載置されるように設計されたセンサ・ヘッド(5)と、トランスミッタ・ハウジング(3)内に画成されたチャンバ(7)内へ延びる上方部分(6)とを有しており、該トランスミッタ・ハウジング(3)が、ガス供給用の少なくとも1つのポート(9)を備え、このガスの一部が、トランスミッタ本体(4)内の長手方向ダクト(21)を貫流して、前記ガス・クッションを形成し、また一部が、チャンバ(7)へ流入する形式のものにおいて、
    前記方法が、更に、チャンバ(7)内のガス圧を検出するように設計された少なくとも1圧力センサ(38)の助けによって、チャンバ(7)からガスを排出するための、チャンバ(7)に連通するリストリクタ(10)が、ガス・クッションによりストリップ層(2)に加えられる圧力が0−65g/cm重量等量となるように、ストリップ層(2)の厚さ測定前に、調節される段階を含むことを特徴とする、ストリップの少なくとも1層の厚さを測定する方法。
  5. コンピュータ(12)が、ガス・クッションによりストリップ層(2)に作用する圧力を、圧力センサ(38)によって検出されるチャンバ(7)の内圧に基づいて自動的かつ連続的に計算し、ストリップ層(2)に作用するその計算圧力に応じて、ストリップ層(2)に対するガス・クッション圧力が約0−65g/cm重量等量となるように、リストリクタ(10)を制御することを特徴とする、請求項4に記載された方法。
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