JP4575533B2 - 非接触流体測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートやテープなどのようなフィルム状の被測定物を浮揚させて、例えばその重量や厚さ、或いは張力などの測定を非接触で行える非接触流体測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば被測定物の厚さを非接触で行える非接触流体測定装置として空気マイクロメータがある。
かかる空気マイクロメータは、周知のように、一定圧力の空気が絞りノズルを介して絶えず圧力指示室に送り込まれ、送り込まれた空気が、この圧力指示室にゴム管などで繋がれた測定部において、被測定物との間で形成されるスキマから大気中に流出しており、この流出する空気の流量の変化に基づいて被測定物の厚さを測定しようとするものである。
また、従来から被測定物の張力を測定する装置としては、図13に示すような装置がある。
かかる装置200は、巻出し機201と巻取り(図示せず)との間の適宜位置に配設されて被測定物202の張力を検知することができるもので、円筒ローラ203の回転軸が軸受204に軸支されるとともに、被測定物202が円筒ローラ203との間で適宜な抱角を形成すべく、円筒ローラ203に隣接して同図のように前ローラ205及び後ローラ206がそれぞれ配設される一方、上記軸受204には、円筒ローラ203の回転軸を介して被測定物202からの押圧力を検知できるように圧力センサ(図示せず)が取り付けられており、この圧力センサからの信号に基づいて演算表示器207が、上記押圧力を被測定物202の張力に変換処理することにより、被測定物202に加えられている張力を測定できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、幅広な長尺物で、厚さの薄いシートやテープのような被測定物の厚さを測定する場合、上述のような空気マイクロメータは、その測定原理が空気流量の変化に基づくものであるために不適であり、しかも、被測定物の複数箇所の厚さを測定するとき、また、移送中の被測定物の厚さを測定するときなどは極めて困難であるという問題がある。
また、上述のような被測定物の張力を測定する場合、従来から図13にあるような所謂接触形の測定装置、即ち、被測定物が円筒ローラに接触することで押圧力を検知できるようにした測定装置が用いられており、このため、被測定物が円筒ローラに接触することによって被測定物にキズや損傷が生じ易くなることは言うまでもなく、円筒ローラ等の機械振動が被測定物に直接伝わるために、測定誤差が生じ易く、また、円筒ローラに慣性質量があるために、測定張力に基づくフィードバック制御を行う際の高速応答性に欠けるという不具合がある。
【0004】
本発明の目的は、幅広な長尺物で、厚さの薄いシートやテープのような被測定物の張力の測定を非接触で行える非接触流体測定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る非接触流体測定装置は、シートやテープなどのフィルム状物などの被測定物を所要の抱角で以って流体圧縮室の上面に浮揚させて所要の測定を行う測定装置で、流体圧縮室の上面の、被測定物との間で形成される抱角に対応する円弧部位に、被測定物に向かって噴出する、空気などの流体の吐出孔を複数穿設するとともに、被測定物に当接して転向した流体の背圧検出孔を一つ又は二以上穿設し、この背圧検出孔の流体圧力を、被測定物が前記流体を介して及ぼす押圧力として検知する圧力センサを設け、この圧力センサは、背圧検出孔に連通する、流体圧縮室に固定ネジ等で固着された受圧チャンバと、この受圧チャンバに取り付けられた、ホースやチューブなどの流体伝送手段とを備え、この流体伝送手段によって繋がれた演算表示器で、被測定物が流体を介して及ぼす押圧力を被測定物の張力に変換処理してなるものである。本装置は、被測定物のうち、幅広な長尺物で、厚さの薄いシートやテープのようなフィルム状物の張力測定を非接触で行う場合に最適であり、後に詳述する非接触180度張力測定装置や非接触並列張力測定装置、非接触90度張力測定装置、非接触円弧張力測定装置などとしての用途がある。
上記背圧検出孔、及びこれに対応させた圧力センサを、複数個配設されるようにしてもよく、これらから個別にその圧力信号を取り出したり、或いは、個別に取り出されたその圧力信号から平均値を算出したりして被測定物の張力測定ができる。
上記圧縮室の上面を焼結金属板や多孔質金属板、多孔質合成樹脂板などにする場合には、穴加工を施す必要はない。
また、本装置では、演算表示器に流体伝送手段を介して流体が導かれる構造をなすので、電気ショートに起因する暴爆を防止できる。
尚、本装置においては、受圧チャンバを介さずに背圧検出孔に流体伝送手段を直接取り付けてもよい。
【0011】
また、本発明の請求項2に係る非接触流体測定装置は、前記圧力センサが、前記張力の変換処理に代えて、前記被測定物のエッジ位置を検出処理するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る非接触流体測定装置を図面を参照して説明する。
最初に、本非接触流体測定装置の基本構造について、図1を参照して説明する。
本装置1の構造は、同図に示すように、フィルム状物などの被測定物2を、50mmAq〜5Kgf/〓2 の一定圧力に保持されたフロータ(流体圧縮室)3の上面に浮揚させて所要の測定を行えるようになっており、ワイヤ4に巻回されたフロータ3の上面に、被測定物2に向かって噴出する、空気(流体)の吐出孔が複数穿設され(同図では、吐出孔5,6のみが描かれている)、また、被測定物2に当接して転向した空気の背圧検出孔が一つ又は二以上穿設され(同図では、背圧検出孔7のみが描かれている)、圧力センサ8が、背圧検出孔7に連通する、フロータ3に固定ネジ等で固着された受圧チャンバ9と、この受圧チャンバ9に取り付けられたホース(流体伝送手段)10とで構成されるとともに、ホース10によって繋がれた一つの演算表示器11とで構成され、本実施の形態の圧力センサ8では、演算表示器11にホース10を介して空気圧力が導かれる構造をなしている。
ところで、本実施の形態のように、フロータ3の上面に、ワイヤ4などの紐状物を巻回してやれば、吐出孔や背圧検出孔の流量を制御することができる。
【0013】
このような構造を備えた本装置のうち、まず、被測定物の重量測定を図2を参照して説明する。尚、図1の構成要素と同一のものには同一番号を付し、その説明は割愛する。但し、以下の図面においては、構成要素の一部、例えばワイヤ4等が省略されている場合がある。
図2の装置20は、被測定物21を、一定圧力に保持されたフロータ3の上面に浮揚させてその重量の測定を行えるもので、フロータ3の上面の被測定物21に向かって吐出孔(同図では、吐出孔22〜24が描かれている)から空気が噴出し、被測定物21に当接して転向した空気が背圧検出孔7に流入すると、圧力センサ8で、この背圧検出孔7の空気圧力、即ち、被測定物21が流体を介して及ぼす押圧力を、被測定物21の重量に変換処理するようにしたもので、当該押圧力が被測定物21の重量に比例することから、その演算表示器(図示省略)で、この押圧力に基づく圧力信号を演算処理することにより、被測定物21の重量を非接触で測定できるようにしたものである。
【0014】
次に、被測定物の押圧力測定を図3を参照して説明する。
図3の装置30は、吐出孔(図示省略)からの空気の噴出方向が水平台31に平行なるようにして使用されるものである。本装置30を水平台31に置かれた被測定物32に近接させると、被測定物32が本装置30から押圧力を受けるが、本装置30は、当該押圧力を圧力センサ8で水平台31に置かれた被測定物32を押す力に変換処理するようにしたもので、相手との接触を嫌う被測定物32において、その移送に要する押圧力を測定するのに最適である。
【0015】
次に、被測定物の厚さ測定を図4を参照して説明する。
図4の装置40は、上記フロータ3を一対として、吐出孔(図示省略)が被測定物2を隔てて対向するように配設される態様をなし、圧力センサ41は、その演算表示器(図示省略)に各フロータ3の背圧検出孔(図示省略)の空気圧力が、即ち、各受圧チャンバ9内の空気圧力が、各ホース10を介してそれぞれ伝達される態様をなしている。したがって、対向する吐出孔間で形成されるスキマに被測定物2を通過させると、被測定物2は圧力センサ41に流体を介して押圧力を及ぼすが、この押圧力が被測定物2の厚みに応じて変化するので、かかる押圧力に基づく圧力信号を、圧力センサ41の演算表示器で演算処理することにより被測定物2の厚みを非接触で測定できるのである。
尚、圧力センサ41が上記圧力センサ8と異なるところは、演算表示器に2本のホースが繋がれている点のみである。
【0016】
また、被測定物の厚さ測定を図5の装置50を用いてもできる。
本装置50は、上記被測定物2が所要の抱角θでガイドローラ51に巻回されている場合、吐出孔(図示省略)の穿設されている部位が上記抱角θに対応する円弧に形成される態様をなし、ガイドローラ51と吐出孔と間で形成されるスキマに被測定物2を通過させると、被測定物2は圧力センサ8に流体を介して押圧力を及ぼすが、この押圧力が被測定物2の厚みに応じて変化するので、かかる押圧力に基づく圧力信号を、圧力センサ8の演算表示器(図示省略)で被測定物2の厚さに変換処理してなるもので、ガイドローラ51に巻回されている被測定物2の厚さをその円筒面上で非接触で測定できるという特徴がある。
【0017】
次に、本非接触流体測定装置に係る被測定物の張力測定を図面を参照して説明する。
張力測定のための本装置60の基本構造は、図6に示すように上記装置1に準じており、フィルム状物などの被測定物2を、例えばその断面形状が半円筒のフロータ61の上面に浮揚させて張力測定を行えるようになっており、ワイヤ(図示省略)に巻回されたフロータ61の上面に、被測定物2に向かって噴出する、空気の吐出孔(図示省略)が複数穿設され、被測定物2に当接して転向した空気の背圧検出孔(図示省略)が一つ又は二以上穿設され、張力センサ(圧力センサ)62が、背圧検出孔に連通する、フロータ61に固定ネジ等で固着された受圧チャンバ9と、この受圧チャンバ9に取り付けられたホース10とで構成されるとともに、ホース10によって繋がれた演算表示器63とで構成され、かかる演算表示器63からは被測定物2の巻出し機や巻取り機64に張力制御信号が送出される。尚、本実施の形態の張力センサ62では、演算表示器63にホース10を介して空気圧力が導かれる構造をなしている。
ところで、当該張力測定においては、フロータ61内の圧力を一定に保持する制御も行っている。即ち、ブロア64からフロータ61内に加圧空気が供給される一方、フロータ61内の内部圧力センサ65でフロータ61内の圧力を検知してその圧力信号を演算表示器66に送出すると、演算表示器66では、予め設定された値と比較して過不足信号をモータインバータ67に送り、フロータ61内の圧力が一定に保持されるようにブロアモータ68の回転数制御を行っている。
【0018】
以下では、上記基本構造を備えた装置の具体例を説明する。
まず、図7は、非接触180度張力測定装置70と呼ばれるもので、本装置70は、被測定物71を浮揚する、1台の180度フロータ72及びこれに同図のように付設された2台の90度フロータ73,74で構成され、複数(本実施の形態では3個)の受圧チャンバ9が、フロータ72の頂点(被測定物71との抱角の二等分線がフロータ72の円筒面に交わる点)に穿設された背圧検出孔(図示省略)に対応してそれぞれ固着され、張力センサ75は、その演算表示器(図示省略)にフロータ72の背圧検出孔の空気圧力が、即ち、各受圧チャンバ9内の空気圧力が、各ホース(図示省略)を介してそれぞれ伝達される態様をなしている。したがって、フロータ72の円筒面上に浮揚される被測定物71は張力センサ75に流体を介して押圧力を及ぼすが、この押圧力が被測定物71の張力と一定の関係を有するので、かかる押圧力に基づく圧力信号を、その演算表示器で演算処理することにより被測定物71の張力として非接触で測定できるのである。このとき、本実施の形態のように複数箇所の張力を測定して、個別に張力測定することはもちろん、個別に取り出された張力の平均値を算出して、これに基づき被測定物71の張力制御を行うことができる。
【0019】
次の図8に示される装置は、上記装置70と同一分類に属する非接触180度張力測定装置80であり、装置70の使用と異なるところは、90度フロータ73,74に変えてガイドローラ81,82を配設した点である。本装置80では、被測定物71は、フロータ72の円筒面上で浮揚しているが、ガイドローラ81,82の円筒面に所要の抱角をなして接触している態様をなす。但し、張力測定の方法は、上述の装置70の場合と同様である。
【0020】
また、図9は、非接触並列張力測定装置と呼ばれるもので、本装置90は、テープ状の多数(本実施の形態では20本)の被測定物91の張力を同時に測定する場合に有用であり、被測定物91の本数に対応した受圧チャンバ9が、90度フロータ92の頂点(被測定物91との抱角の二等分線がフロータ92の円筒面に交わる点)に穿設された背圧検出孔(図示省略)に対応してそれぞれ固着され、張力センサ93は、その演算表示器(図示省略)にフロータ92の背圧検出孔の空気圧力が、即ち、各受圧チャンバ9内の空気圧力が、各ホース(図示省略)を介してそれぞれ伝達される態様をなしており、これにより、演算表示器で、これに伝達された空気圧力に基づいて演算処理することにより各被測定物91のそれぞれの張力を非接触で測定できる。
尚、張力センサ93が上記張力センサ75と異なるところは、演算表示器に20本のホースが繋がれている点のみである。
【0021】
また、図10は、非接触90度張力測定装置と呼ばれるもので、本装置100は、受圧チャンバ9が上記90度フロータ92の頂点(被測定物71との抱角の二等分線がフロータ92の円筒面に交わる点)に穿設された背圧検出孔(図示省略)に対応して固着され、この受圧チャンバ9内の空気圧力がホース(図示省略)を介して演算表示器(図示省略)に伝達される態様をなしており、演算表示器で、これに伝達された空気圧力に基づいて演算処理することで被測定物71の全幅の張力を測定するようにしたものである。
【0022】
また、図11は、非接触円弧張力測定装置と呼ばれるもので、本装置110は、被測定物111との抱角が少ない場合であってもその張力測定ができるものである。本装置110は、本実施の形態では、塗工装置112から搬出された被測定物111をその表面に吸着して搬送するサクションロール113を介してドライヤ114に搬入する工程において、塗工装置112とサクションロール113との間に3台が配設されており、これらは、受圧チャンバ9が円弧フロータ115の頂点(被測定物111との抱角の二等分線がフロータ115の円筒面に交わる点)に穿設された背圧検出孔(図示省略)に対応して固着され、この受圧チャンバ9内の空気圧力がホース(図示省略)を介して演算表示器(図示省略)に伝達される態様をなしている。張力測定に際しては、このうちの適宜なもの(本実施の形態では、同図中の中央の装置110)を選定し、かかる装置110の演算表示器で、これに伝達された空気圧力に基づいて演算処理することで被測定物111の全幅の張力を測定するようにしたものであり、抱角を大きくしないと測定ができない従来のものと違って、抱角が少ない場合でも測定できるので、極めて有用である。
尚、上記3台のうちいずれを選定するかはその工程の諸事情に拠ることはもちろん、これら3台が所要の間隔を空けて配設されるような工程では、これら3台のそれぞれによって張力測定ができるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0023】
ところで、本発明に係る非接触流体測定装置は、被測定物の重量や厚さ、或いは張力測定に係る装置に加えて、エッジ検出装置として用いることもできる。
当該エッジ検出装置は、フロータ3に浮揚している、例えば幅広な被測定物2のその両端又は片端の位置を検出するもので、被測定物2の両端又は片端の直下に位置する背圧検出孔(図示省略)の空気圧力、即ち、被測定物2が流体を介して及ぼす押圧力を、圧力センサ8で検知して被測定物21のエッジ位置を検出しようとするものであり、被測定物2の蛇行などの検出に好適である。
このような装置のうち図12(A)の装置120は、背圧検出孔の孔径を小さくして、背圧検出孔に対するその両端又は片端の係合度合い、即ち、覆い被さり度の範囲を小さくしているために、圧力センサ8で出力される圧力信号を図のように急峻させることができる。
また、同図(B)の装置130のように、背圧検出孔の孔径を大きくして、上述の覆い被さり度の範囲を大きくすると、圧力センサ131で出力される圧力信号を図のように緩慢にさせることもできる。尚、圧力センサ131は、背圧検出孔の孔径に対応して受圧チャンバの大きさが圧力センサ8のそれとは異なるために、圧力センサ8とは異なる符号で示されている。
【0024】
【発明の効果】
本発明の非接触流体測定装置によれば、幅広な長尺物で、厚さの薄いシートやテープのような被測定物の張力の測定を非接触で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る非接触流体測定装置の基本構造図である。
【図2】図1の装置を用いた被測定物の重量測定の説明図である。
【図3】図1の装置を用いた被測定物に対する押圧力測定の説明図である。
【図4】図1の装置を用いた被測定物の厚さ測定の説明図である。
【図5】図1の装置を用いた被測定物の厚さ測定の説明図である。
【図6】本装置を張力測定に用いた場合の当該装置の基本構造図である。
【図7】非接触180度張力測定装置の構成図である。
【図8】非接触180度張力測定装置の構成図である。
【図9】非接触並列張力測定装置の構成図である。
【図10】非接触90度張力測定装置の構成図である。
【図11】非接触円弧張力測定装置の構成図である。
【図12】エッジ検出装置の構成図である。
【図13】従来の張力測定の構成図である。
【符号の説明】
1,20,30・・・110 非接触流体測定装置
2,21,32,71,91,111 被測定物
3,61,72,92 フロータ(流体圧縮室)
5,6,22〜24 吐出孔
7 背圧検出孔
8,41 圧力センサ
9 受圧チャンバ
10 ホース(流体伝送手段)
11,63 演算表示器
31 水平台
51 ガイドローラ
62,75,93 張力センサ
Claims (2)
- フィルム状物などの被測定物を所要の抱角で以って流体圧縮室の上面に浮揚させて所要の測定を行う非接触流体測定装置であって、前記流体圧縮室の上面の、前記被測定物との間で形成される前記抱角に対応する円弧部位に、前記被測定物に向かって噴出する流体の吐出孔を複数穿設するとともに、前記被測定物に当接して転向した前記流体の背圧検出孔を一つ又は二以上穿設し、該背圧検出孔の流体圧力を、前記被測定物が前記流体を介して及ぼす押圧力として検知する圧力センサを設けてなり、前記圧力センサは、前記背圧検出孔に連通する、前記流体圧縮室に固定ネジ等で固着された受圧チャンバと、該受圧チャンバに取り付けられた流体伝送手段とを備え、該流体伝送手段によって繋がれた演算表示器が、前記押圧力を前記被測定物の張力に変換処理してなることを特徴とする非接触流体測定装置。
- 前記圧力センサは、前記張力の変換処理に代えて、前記被測定物のエッジ位置を検出処理してなることを特徴とする請求項1に記載の非接触流体測定装置。
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