JP2005030920A - シート材厚み計測方法及び装置 - Google Patents

シート材厚み計測方法及び装置 Download PDF

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道成 岡部
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Abstract

【課題】より確実にシート材の厚みを計測する。
【解決手段】導電性材料からなるロールX1上に配された非導電性材料からなるシート材Y1,Y2の厚みを、上記ロールの表面位置を検出して第1位置信号Aとして出力する第1検出手段11a(11),12と自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2位置信号Bとして出力する第2検出手段11b(11),12と上記第1位置信号A及び第2位置信号Bから上記シート材Y1,Y2の厚みを算出する演算手段13とによって計測する方法であって、上記第1検出手段11a(11),12及び上記第2検出手段11b(11),12を所定エアーZによってパージする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート材厚み計測方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、タイヤの製造工程において、タイヤの内部にワイヤを配置する工程がある。通常、この工程では、ゴム材等からなるシート材を2枚形成し、このどちらか一方のシート材にワイヤを配置し、その後2枚のシート材を貼り合せている。このような、シート材は、鉄等の鋳物からなる一対のロールによって加熱状態のゴム材を圧延することによって形成されている。
タイヤの性能を確保するためには、シート材の厚みを長期的に均一に保つ必要があり、このシート材の厚みを計測するための装置が必要となる。
このようなシート材厚み計測装置として、渦電流式センサとレーザ式センサとを備え、シート材の厚みを非接触で計測する装置が提案されている。この装置では、シート材がロールの表面上に位置する状態、すなわちロール間のギャップから排出された直後において、渦電流式センサによってロールの表面位置を検出し、レーザ式センサによってシート材の表面位置を検出し、これらの検出信号の差分からシート材の厚みを算出している。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−202710号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述ロールは、ゴム材を成形するために、100℃程度の温度に保たれている。したがって、ロールの表面上に位置するシート材の表面位置及びロールの表面位置を検出するためのセンサ部(渦電流式センサやレーザ式センサに限らない)は、100℃程度の熱源による温度雰囲気下にさらされた状態となる。このため、常温状態で調整されたセンサ部や当該センサ部から出力された信号を処理するアンプ等に温度ドリフトが生じ、正確なシート材の厚みを長期的に計測することができないという問題が生じる。
また、通常、ロールのシート材全体の厚みを計測するために、センサ部は、ロールの回転軸方向に移動あるいは/及びロールの回転軸方向に複数配列される。ところが、ロールは、通常、上述のように鋳物によって形成されているため、その材質が必ずしも均一ではない。特に、ロールの表面位置を検出するために、渦電流式センサを用いた場合には、ロールの材質が不均一なために、ロール表面位置が正確に検出されず、正確なシート材の厚みを計測することが困難となる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、より確実にシート材の厚みを計測することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、シート材厚み計測方法に係る第1の手段として、導電性材料からなるロール上に配された非導電性材料からなるシート材の厚みを、上記ロールの表面位置を検出して第1位置信号として出力する第1検出手段と自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2位置信号として出力する第2検出手段と上記第1位置信号及び第2位置信号から上記シート材の厚みを算出する演算手段とによって計測する方法であって、上記第1検出手段及び上記第2検出手段を所定ガスによってパージするという構成を採用する。
【0007】
シート材厚み計測方法に係る第2の手段として、上記第1の手段において、上記所定ガスによって、上記第1検出手段及び上記第2検出手段の温度雰囲気を所定の温度範囲とするという構成を採用する。
【0008】
シート材厚み計測方法に係る第3の手段として、上記第1または第2の手段において、上記第1検出手段及び上記第2検出手段の温度特性を算出し、上記温度特性に基づいて上記第1位置信号及び上記第2位置信号を補正するという構成を採用する。
【0009】
シート材厚み計測方法に係る第4の手段として、上記第3の手段において、上記温度特性は、異なる温度の上記所定ガスを用いた際に、各々において得られる上記第1位置信号及び第2位置信号に基づいて算出されるという構成を採用する。
【0010】
シート材厚み計測方法に係る第5の手段として、上記第1〜第4いずれかの手段において、上記演算手段は、上記ロールの複数回転中において、複数回上記第1位置信号及び第2位置信号を取得し、この平均化した信号を上記ロールの表面位置あるいは上記第2検出手段の最も近傍に位置する部材の表面位置とするという構成を採用する。
【0011】
シート材厚み計測方法に係る第6の手段として、上記第5の手段において、上記演算手段は、上記ロールの10回転中に上記第1位置信号及び上記第2位置信号を80回取得するという構成を採用する。
【0012】
シート材厚み計測方法に係る第7の手段として、上記第1〜第6いずれかの手段において、 上記第1検出手段及び上記第2検出手段の位置検出特性を算出し、上記位置検出特性に基づいて上記第1位置信号及び上記第2位置信号を補正するという構成を採用する。
【0013】
シート材厚み計測方法に係る第8の手段として、上記第7の手段において、上記位置検出特性は、上記第1検出手段及び上記第2検出手段を上記ロールの径方向に所定距離移動させた際に得られる上記第1位置信号及び上記第2位置信号と、移動させる前に得られる上記第1位置信号及び上記第2位置信号とから算出されるという構成を採用する。
【0014】
シート材厚み計測装置に係る第1の手段として、導電性材料からなるロール上に配された非導電性材料からなるシート材の厚みを計測するために、上記ロールの表面位置を検出して第1位置信号として出力する第1検出手段と、自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2位置信号として出力する第2検出手段と、上記第1位置信号及び第2位置信号に基づいて上記シート材の厚みを算出する演算手段とを備える装置であって、上記第1検出手段及び上記第2検出手段を所定ガスでパージするガス供給手段を備えるという構成を採用する。
【0015】
シート材厚み計測装置に係る第2の手段として、上記第1の手段において、上記第1検出手段は、上記ロールの表面位置を検出して第1信号として出力する第1センサ部と、上記第1信号に対して所定の処理を施すことによって上記第1検出信号を生成する第1信号処理部とを備え、上記第2検出手段は、自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2信号を出力する第2センサ部と、上記2信号に対して所定の処理を施すことによって上記第2検出信号を生成する第2信号処理部とを備え、さらに、上記第1センサ部及び上記第2センサ部を収容し、内部に上記所定ガスが供給される第1筐体と、上記第1信号処理部及び/あるいは上記第2信号処理部を収容し、内部に上記所定ガスが供給される第2筐体とを有するという構成を採用する。
【0016】
シート材厚み計測装置に係る第3の手段として、上記第2の手段において、複数の上記第1検出手段及び上記第2検出手段と、一対の上記第1センサ部及び上記第2センサ部を収容する複数の上記第1筐体とを有し、上記第1筐体は、上記ロールの回転軸方向に配列されているという構成を採用する。
【0017】
シート材厚み計測装置に係る第4の手段として、上記3の手段において、複数の上記第1筐体の内、いずれかあるいは全ては、上記回転軸方向に移動可能に配置されているという構成を採用する。
【0018】
シート材厚み計測装置に係る第5の手段として、上記第2〜第4いずれかの手段において、上記第1筐体を上記ロールの径方向に移動させる移動手段を備えるという構成を採用する。
【0019】
シート材厚み計測装置に係る第6の手段として、上記第2〜第5いずれかの手段において、上記第1センサ部は渦電流式センサ部であり、上記第2センサ部はレーザ式センサ部であるという構成を採用する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係るシート材厚み計測方法及び装置の一実施形態について説明する。
【0021】
図1は、本実施形態に係るシート材厚み計測装置1を備えるタイヤ製造装置Xの一部を示した概略図である。
タイヤ製造装置Xは、複数のカレンダロールX1(ロール)と、ワイヤ用ロールX2と送出し用ロールX3とを備えている。これらの複数のカレンダロールX1は、各々独立したモータ(不図示)に接続されており、図1に示す矢印方向に回転する。また、ワイヤ用ロールX2、第1送出し用ロールX3は、後述するシート材の移動に伴って回転する。
そして、複数のカレンダロールX1は、例えば、100℃程度に温調されており、また、不図示のフレームによって支持されている。
【0022】
具体的には、カレンダロールX11の右斜め下方に当該カレンダロールX11との間にギャップG1が形成されるようにカレンダロールX12が配置される。そして、カレンダロールX12の下方に当該カレンダロールX12との間にギャップG2が形成されるようにカレンダロールX13が配置される。そして、カレンダロールX13の右斜め下方に当該カレンダロールX13との間にギャップG3が形成されるようにカレンダロールX14が配置される。
ワイヤ用ロールX2は、カレンダロールX13とカレンダロールX14とに圧延されることによって形成されるシート材Y2に金属ワイヤを配置するためのものであり、カレンダロールX13の左側に当該カレンダロールX13との間にギャップG4が形成されるように配置されている。このワイヤ用ロールX2には、金属ワイヤを配置するための複数(例えば、1000本)の溝が形成されており、この溝に配置された金属ワイヤは、シート材Y2に押し付けられることによって、シート材Y2に配置される。送出し用ロールX3は、後述するシート材Y3を送出すための経路を形成するものであり、ギャップG2の右側に配置されている。
そして、カレンダロールX11,X13は、図1の紙面に対して右回転され、カレンダロールX12,X14は、図1の紙面に対して左回転される。
【0023】
このような、構成を備えるタイヤ製造装置Xにおいて、加熱状態のゴム材Yは、ギャップG1とギャップG3に入り込むように、カレンダロールX11,X12及びカレンダロールX13,14上に配置される。そして、カレンダロールX11,X12上に配置されたゴム材Yは、カレンダロールX11,X12の回転によってギャップG1に誘導されて入り込み、カレンダロールX11とカレンダロールX12とによって圧延されることによってシート材Y1として形成される。そして、シート材Y1は、カレンダロールX12の回転によって誘導され、ギャップG2に入り込む。
【0024】
また、カレンダロールX13,X14上に配置されたゴム材Yは、カレンダロールX13,X14の回転によってギャップG3に誘導されて入り込み、カレンダロールX13とカレンダロールX14とによって圧延されることによってシート材Y2として形成される。そして、シート材Y2は、カレンダロールX13の回転によって誘導され、ギャップG2に入り込む。なお、シート材Y2は、ギャップG3からギャップG2に誘導される間に、ギャップG4を通過する。そして、シート材Y2は、この際にワイヤ用ロールX2によって金属ワイヤを配置され、後段のギャップG2に入り込む。
【0025】
このようにして、ギャップGに入り込んだシート材Y1とシート材Y2は、ギャップG2において、カレンダロールX12とカレンダロールX13とによって押し付けられることで一体化され、金属ワイヤを内部に配されるシート材Y3として、排出される。その後シート材Y3は、第1送出しロールX3を介してさらに後段側に送られる。
【0026】
本実施形態に係るシート材厚み計測装置1は、このようなシート材Y1及びシート材Y2の厚みを計測するためのものであり、センサ部11、信号処理部12、演算装置13、表示装置14及びエアー供給装置15(ガス供給手段)を備えている。
【0027】
図2は、カレンダロールX13とセンサ部11の近傍を図1における左側から見た拡大図である。この図に示すように、センサ部11は、渦電流式センサ部11a(第1センサ部)とレーザ式センサ部11b(第2センサ部)とが一対となって構成されているものであり、カレンダロールX13に対向して配置されている。
渦電流式センサ部11aは、自らが発生させる磁場によって、カレンダロールX13の表面に電磁誘導に起因する渦巻状の電流を発生させ、これを利用してカレンダロールX13の表面位置を検出し、第1信号aとして出力するものである。また、レーザ式センサ部11bは、シート材Y1の表面に向けてレーザ光を出射し、その反射光を利用してシート材Y1の表面位置を検出し、第2信号bとして出力するものである。
これらのセンサ部11は、所定の開口が形成されたセンサ部用筐体16(第1筐体)に収容されており、このような、センサ部用筐体16a〜16cが3つ、支持部材17に支持された状態でカレンダロールX13の回転軸方向に配列されている。なお、3つのセンサ部用筐体16の内、センサ部用筐体16a,16cは、カレンダロールX13の回転軸方向に移動可能に支持部材17に支持されている。
【0028】
この支持部材17は、カレンダロールX13を支持するフレーム18に設置されたエアシリンダ19によって、カレンダロールX13の径方向に移動可能となっている。また、フレーム18には、ストッパ20が設置されており、このストッパ20と支持部材17との間に、例えば1mmのスキミゲージ21が配置されている。なお、本発明に係る移動手段は、エアシリンダ19、ストッパ20及びスキミゲージ21とから構成されている。
【0029】
図3は、センサ用筐体16の全体構成図であり、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が上面図である。
この図に示すように、センサ用筐体16には、上記渦電流式センサ部11aを収容するための第1空洞部16dと上記レーザ式センサ部11bを収容するための第2空洞部16eとが形成されている。これら第1及び第2空洞部16d,16eは、センサ用筐体16の上部16fに亘って形成されており、センサ部用筐体16の上部16fに開口部16g,16hを形成している。
【0030】
これらの第1及び第2空洞部16d,16eには、図示するように、後述するエアーZ(所定ガス)を第1及び第2空洞部16d,16eに供給するためのエアー供給路16iが接続されている。このエアー供給路16iは、センサ用筐体16の内部を通るように形成されている。そして、このエアー供給路16iには、当該エアー供給路16iにエアーZを供給するためのエアー供給チューブ16jが接続されている。
【0031】
図2に戻り、各センサ用筐体16a〜16cは、図示するように、ホース22によって接続されている。このホース22は、各センサ用筐体16a〜16cに設置されたエアー供給チューブ16jと接続されており、その一端部は、図1に示す信号処理部12を収容する筐体12a(第2筐体)と接続されている。
【0032】
図1に戻り、信号処理部12(第1及び第2信号処理部)は、センサ部11から第1信号a及び第2信号bを入力され、これらの第1信号a及び第2信号bに対して所定の処理(例えば、増幅処理)を施すことによって、後段の演算装置13(演算手段)に入力するための第1位置信号A及び第2位置信号Bを生成するものである。なお、この信号処理部12は、センサ部11から出力される第1信号a及び第2信号bにノイズが混ざらないように、センサ部11の近傍に配され、筐体12aに収納された状態で配置されている。
【0033】
このようなセンサ部11及び信号処理部12は、カレンダロールX13に対してのみでなく、図1に示すように、カレンダロールX12に対しても配置されている。
なお、本実施形態に係るシート材厚み計測装置1において、本発明に係る第1位置検出手段は、渦電流式センサ部11a及び信号処理部12とから構成され、本発明に係る第2位置検出手段は、レーザ式センサ部11b及び信号処理部12とから構成される。
【0034】
演算装置13は、信号処理部12から入力される第1位置信号A及び第2位置信号Bに基づいて、シート材Y1,Y2の厚みを算出し、この算出結果を表示装置14に入力するものである。そして、表示装置14は、演算装置13から入力される算出結果を、例えば画面上に表示する。
【0035】
エアー供給装置15は、例えば、不図示の連結管を介して、信号処理部12が収容された筐体内にエアーZを連続供給するためのものである。このエアーZは、センサ部11付近の温度変化(室温〜50℃)に比較して温度変化の少ないものが選択され、例えば外気等を用いることができる。
そして、エアーZは、信号処理部12が収容された筐体12aから上記ホース22及びエアー供給路16iを介して第1及び第2空洞部16d,16eに供給され、その後、センサ用筐体16の上部16fに形成された開口部16g,16hからセンサ用筐体16の外部に排出される。
したがって、センサ用筐体16及び信号処理部12が収容される筐体12aにエアーZが流入し、これによって信号処理部12及びセンサ部11がエアーZによってパージされるため、信号処理部12及びセンサ部11の温度を温度ドリフトが抑制されるような所定の範囲(好ましくは一定)とすることができる。
【0036】
また、信号処理部12を収容する筐体12aの内部には、温度計(不図示)が設けられており、この温度計は、筐体12a内の温度を計測し、温度信号Cとして演算装置13に入力する。
【0037】
次に、このように構成された本実施形態に係るシート材厚み計測装置におけるシート材厚み計測方法について説明する。
【0038】
上述のように、本実施形態に係るシート材厚み計測装置1によれば、センサ用筐体16及び信号処理部12が収容される筐体12aにエアーZを流入することによって、信号処理部12及びセンサ部11における温度ドリフトが抑制される。
しかしながら、エアーZとして外気を利用した場合には、例えば昼と夜や夏と冬で、エアーZの温度が変化するので、信号処理部12及びセンサ部11における温度ドリフトを完全に防止することは困難である。
【0039】
そこで、まず、予め演算装置13に、センサ部11の温度特性を算出し記憶させる。そして、この温度特性に基づいて、上記第1位置信号A及び第2位置信号Bを補正する。
具体的には、まず、ゴム材Yを配置しない状態で、エアー供給装置15から所定温度T1のエアーZを筐体12aに供給する。これによって、信号処理部12とセンサ部11とは、所定温度T1のエアーZによってパージされる。
【0040】
この状態で、演算装置13は、信号処理部12から第1位置信号AT1及び第2位置信号BT1を取得し、また温度計から温度信号CT1を取得して記憶する。なお、この状態では、ゴム材Yが配置されていないため、当然シート材Y1,Y2も存在しない。このため、シート材厚み計測装置1では、シート材Y1,Y2の厚みは、0として計測される必要があるので、演算装置13は、第1位置信号AT1及び第2位置信号BT1の差分Dをシート材Y1,Y2の厚みが0であると記憶する。
【0041】
続いて、エアー供給装置15から温度T2のエアーZを筐体12aに供給する。これによって、信号処理部12とセンサ部11とは、温度T2のエアーZによってパージされる。この状態で、演算装置13は、信号処理部12から第1位置信号AT2及び第2位置信号BT2を取得し、また温度計から温度信号CT2を取得して記憶する。なお、この状態でも、ゴム材Yが配置されていないため、第1位置信号AT2と第2位置信号BT2との差分は、シート材Y1,Y2の厚み0を示すDとなる必要があるが、実際には、センサ部11において、若干、温度ドリフトが生じるため、第1位置信号AT2と第2位置信号BT2との差分は、Dと異なるD1となる。
このため、演算装置13は、異なる温度T1,T2のエアーZを用いることによって取得した温度信号CT1,CT2及び第1位置信号AT1,AT2から渦電流式センサ11aの温度特性を算出し、温度信号CT1,CT2及び第2位置信号BT1,BT2からレーザ式センサ11bの温度特性を算出する。そして、演算装置は、これらの温度特性から第1位置信号AT2と第2位置信号BT2との差分D1をDとするような、温度補正式を第1位置信号A及び第2位置信号Bの各々に対して算出して記憶する。
【0042】
なお、この温度補正式は、本実施系形態に係るシート材厚み計測装置1に備えられる全ての渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bの各々に対して算出され記憶される。
【0043】
このように、本実施形態に係るシート材厚み計測装置1は、各々の渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bに対応した温度補正式を記憶することによって、実際にゴム材Yを配置した場合であってかつ外気等をエアーZとして用いた場合に、外気等の温度変化に起因する温度ドリフトを演算装置13によってキャンセルすることができるので、より正確にシート材の厚みを計測することができる。
【0044】
また、渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bは、各々が異なる位置検出特性を有している。この位置検出特性とは、渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bが測定対象に対して垂直方向に変位した場合に示す出力信号の変化特性である。したがって、渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bが対向するカレンダロールX1の表面に対して同じ距離だけ垂直方向に相対的に変位した場合に、渦電流式センサ部11aとレーザ式センサ部11bの位置検出特性が異なるために、第1位置信号Aと第2位置信号Bとの差分に誤差が生じる場合がある。
そこで、まず、予め演算装置13に、センサ部11の位置検出特性を算出し記憶させる。そして、この位置検出特性に基づいて、上記第1位置信号A及び第2位置信号Bを補正する。
【0045】
具体的には、まず、ゴム材Yを配置せず、かつ、エアシリンダ19によって、支持部材17がストッパ20に押し付けられた状態において、演算装置13は、信号処理部12から第1位置信号AX1及び第2位置信号BX1を取得し、記憶する。なお、この状態では、ゴム材Yが配置されていないため、当然シート材Y1,Y2も存在しない。このため、シート材厚み計測装置1では、シート材Y1,Y2の厚みは、0として計測される必要があるので、演算装置13は、第1位置信号AX1と第2位置信号BX1の差分Eをシート材Y1,Y2の厚みが0であると記憶する。
【0046】
続いて、スキミゲージ21によって支持部材17、すなわちセンサ部11を当該センサ部11が対向するカレンダロールX1の表面位置から、さらに1mm変位(移動)させて配置する。この状態で、演算装置13は、信号処理部12から第1位置信号AX2及び第2位置信号BX2を取得して記憶する。なお、この状態でも、ゴム材Yが配置されていないため、第1位置信号AX2と第2位置信号BX2との差分は、シート材Y1,Y2の厚み0を示すEとなる必要があるが、実際には、渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bにおいて、位置検出特性が異なるため、第1位置信号AX2と第2位置信号BX2との差分は、Eと異なるE1となる。
このため、演算装置13は、第1位置信号AX1,AX2から渦電流式センサ11aの位置検出特性を算出し、第2位置信号BX1,BX2からレーザ式センサ11bの位置検出特性を算出する。そして、演算装置13は、これらの位置検出特性から第1位置信号AX2と第2位置信号BX2との差分E1をEとするような、位置補正式を第1位置信号A及び第2位置信号Bの各々に対して算出して記憶する。
【0047】
なお、この位置補正式も、上述の温度補正式と同様、本実施系形態に係るシート材厚み計測装置1に備えられる全ての渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bの各々に対して算出され記憶される。
【0048】
このように、本実施形態に係るシート材厚み計測装置1は、各々の渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bに対応した位置補正式を記憶し、この位置補正式を用いることによって、カレンダロールX1が撓む等してセンサ部11が対向するカレンダロールX1に対して相対的に変位した場合の信頼性を向上させることができる。
【0049】
このようにして、演算装置13に各々の渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bに対応した温度補正式及び位置補正式が記憶された状態で、本実施形態に係るシート材厚み計測装置1は、シート材Y1,Y2の厚みを計測する。
【0050】
具体的には、演算装置13は、まず、渦電流式センサ部11aから第1信号aを、例えばカレンダロールX1の1回転中において8回取得する。また、レーザ式センサ部11bからも同様に、第2信号bをカレンダロールX1の1回転中において8回取得する。この第1信号a及び第2信号bは、信号処理部12において増幅等されることによって、第1位置信号A及び第2位置信号Bとして演算処理部13に入力される。そして、演算装置13は、さらにカレンダロール10回転分の第1信号a及び第2信号b、すなわち第1位置信号A及び第2位置信号Bを取得することによって、第1位置信号A及び第2位置信号Bを各々80回取得する。そして、この平均化した信号をシート材Y1,Y2の厚みを算出するための第1位置信号A及び第2位置信号Bとして用いる。
【0051】
このように、演算装置13は、カレンダロールX1の複数回転中において、複数回第1位置信号A及び第2位置信号Bを取得し、この平均化した信号をカレンダロールX1の表面位置を示す信号(第1位置信号A)及びシート材Y1,Y2の表面位置を示す信号(第2位置信号B)とすることで、より安定してカレンダロールX1の表面位置及びシート材Y1,Y2の表面位置を得ることができる。上述のように、カレンダロールX1が鉄等の鋳物からなる場合には、カレンダロールX1の材質にムラが生じ、渦電流式センサ部11aの出力が不安定となることがあるので、このような平均化処理は、特に有効となる。
【0052】
なお、渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bの温度特性及び位置検出特性を算出する場合においても、このような平均化処理を行っても良い。
【0053】
そして、演算装置13は、さらに温度計から温度信号Cを取得し、この温度信号C及び温度補正式を用いて第1位置信号A及び第2位置信号Bを補正し、補正後に第1位置信号Aと第2位置信号Bとの差分を算出することによって、シート材Y1,Y2の厚みを示す信号を取得する。このシート材Y1,Y2の厚みを示す信号である算出結果は、表示装置14に入力され、文字等に変換されて画面上に表示される。
【0054】
なお、上述のように、センサ用筐体16a,16cは、カレンダロールX1の回転軸方向に移動可能に支持部材17に支持されているので、これらのセンサ用筐体16a,16cを移動させることによって、広範囲に亘ってシート材Y1,Y2の厚みを計測することができる。
【0055】
このような、本実施形態に係るシート材厚み計測方法及び装置を実際に用いたところ、シート材Y1,Y2の厚みを5μm以下の誤差で計測することができた。
【0056】
以上、添付図面を参照しながら本発明に係るシート材厚み計測方法及び装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0057】
例えば、上記実施形態において、第1位置信号A及び第2位置信号Bを各々80回取得して平均化した。しかしながら、これに限定されるものではなく、第1位置信号A及び第2位置信号Bをさらに多数回取得して平均化しても良い。なお、第1位置信号A及び第2位置信号Bを各々80回以下取得して平均化することも可能である。
【0058】
また、上記実施形態において、渦電流式センサ部11a及びレーザ式センサ部11bを用いた。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、超音波式のセンサ部やイオン放出式のセンサ部を用いても良い。
【0059】
また、上記実施形態において、シート材Y1,Y2はゴム材Yから形成されていたが、これに限定されるものではなく、本発明に係るシート材厚み計測方法及び装置は、非導電性材料からなるものから形成されるシート材全てに適用することが可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導電性材料からなるロール上に配された非導電性材料からなるシート材の厚みを、上記ロールの表面位置を検出して第1位置信号として出力する第1検出手段と自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2位置信号として出力する第2検出手段と上記第1位置信号及び第2位置信号から上記シート材の厚みを算出する演算手段とによって計測する方法であって、上記第1検出手段及び上記第2検出手段を所定ガスによってパージするので、温度ドリフトが抑制され、より確実にシート材の厚みを計測することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシート材厚み計測装置1を備えるタイヤ製造装置Xの一部を示した概略図である。
【図2】カレンダロールX13とセンサ部11の近傍を図1における左側から見た拡大図である。
【図3】センサ用筐体16の全体構成図であり、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が上面図である。
【符号の説明】
1……シート材厚み計測装置
11……センサ部
11a……渦電流式センサ部(第1センサ部)
11b……レーザ式センサ部(第2センサ部)
16……センサ部用筐体(第1筐体)
12……信号処理部(第1及び第2信号処理部)
12a……筐体(第2筐体)
13……演算装置(演算手段)
15……エアー供給装置(ガス供給手段)
X……タイヤ製造装置
X1(X11〜X14)……カレンダロール(ロール)
Y……ゴム材
Y1,Y2,Y3……シート材
Z……エアー(所定ガス)

Claims (14)

  1. 導電性材料からなるロール上に配された非導電性材料からなるシート材の厚みを、前記ロールの表面位置を検出して第1位置信号として出力する第1検出手段と自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2位置信号として出力する第2検出手段と前記第1位置信号及び第2位置信号から前記シート材の厚みを算出する演算手段とによって計測する方法であって、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段を所定ガスによってパージすることを特徴とするシート材厚み計測方法。
  2. 前記所定ガスによって、前記第1検出手段及び前記第2検出手段の温度雰囲気を所定の温度範囲とすることを特徴とする請求項1記載のシート材厚み計測方法。
  3. 前記第1検出手段及び前記第2検出手段の温度特性を算出し、前記温度特性に基づいて前記第1位置信号及び前記第2位置信号を補正することを特徴とする請求項1または2記載のシート材厚み計測方法。
  4. 前記温度特性は、異なる温度の前記所定ガスを用いた際に、各々において得られる前記第1位置信号及び第2位置信号に基づいて算出されることを特徴とする請求項3記載のシート材厚み計測方法。
  5. 前記演算手段は、前記ロールの複数回転中において、複数回前記第1位置信号及び第2位置信号を取得し、この平均化した信号を前記ロールの表面位置あるいは前記第2検出手段の最も近傍に位置する部材の表面位置とすることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のシート材厚み計測方法。
  6. 前記演算手段は、前記ロールの10回転中に前記第1位置信号及び前記第2位置信号を80回取得することを特徴とする請求項5記載のシート材厚み計測方法。
  7. 前記第1検出手段及び前記第2検出手段の位置検出特性を算出し、前記位置検出特性に基づいて前記第1位置信号及び前記第2位置信号を補正することを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のシート材厚み計測方法。
  8. 前記位置検出特性は、前記第1検出手段及び前記第2検出手段を前記ロールの径方向に所定距離移動させた際に得られる前記第1位置信号及び前記第2位置信号と、移動させる前に得られる前記第1位置信号及び前記第2位置信号とから算出されることを特徴とする請求項7記載のシート材厚み計測方法。
  9. 導電性材料からなるロール上に配された非導電性材料からなるシート材の厚みを計測するために、前記ロールの表面位置を検出して第1位置信号として出力する第1検出手段と、自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2位置信号として出力する第2検出手段と、前記第1位置信号及び第2位置信号に基づいて前記シート材の厚みを算出する演算手段とを備える装置であって、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段を所定ガスでパージするガス供給手段を備えることを特徴とするシート材厚み計測装置。
  10. 前記第1検出手段は、前記ロールの表面位置を検出して第1信号として出力する第1センサ部と、前記第1信号に対して所定の処理を施すことによって前記第1検出信号を生成する第1信号処理部とを備え、
    前記第2検出手段は、自らの最も近傍に位置する部材の表面位置を検出して第2信号を出力する第2センサ部と、前記2信号に対して所定の処理を施すことによって前記第2検出信号を生成する第2信号処理部とを備え、
    さらに、前記第1センサ部及び前記第2センサ部を収容し、内部に前記所定ガスが供給される第1筐体と、前記第1信号処理部及び/あるいは前記第2信号処理部を収容し、内部に前記所定ガスが供給される第2筐体とを有することを特徴とする請求項9記載のシート材厚み計測装置。
  11. 複数の前記第1検出手段及び前記第2検出手段と、一対の前記第1センサ部及び前記第2センサ部を収容する複数の前記第1筐体とを有し、前記第1筐体は、前記ロールの回転軸方向に配列されていることを特徴とする請求項10記載のシート材厚み計測装置。
  12. 複数の前記第1筐体の内、いずれかあるいは全ては、前記回転軸方向に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項11記載のシート材厚み計測装置。
  13. 前記第1筐体を前記ロールの径方向に移動させる移動手段を備えることを特徴とする請求項10〜12いずれかに記載のシート材厚み計測装置。
  14. 前記第1センサ部は渦電流式センサ部であり、前記第2センサ部はレーザ式センサ部であることを特徴とする請求項10〜13いずれかに記載のシート材厚み計測装置。
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