JP2008296904A - 制動装置用操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】常用制動機及び駐車制動機を持つ車両の制動装置用操作装置の操作素子により示される操作状態を実際の操作状態との相違を回避する。
【解決手段】操作装置が、第1のモードにおいて、かつ第1の偏位範囲10、中立位置N又は中立位置Nに隣接するが第1の偏位範囲から離れかついわゆる第3の偏位位置36により限定されるいわゆる第3の偏位範囲34にある操作素子の位置において、第2の操作状態を持ち、第2のモードにおいて、かつ第1の偏位範囲10、中立位置N又は第3の偏位範囲34にある操作素子の位置において、第1の操作状態を持つように、この操作装置が構成されており、第1の切換え位置をとることによって、第1のモードが第2のモードへ切換え可能であり、第2の切換え位置をとることによって、第2のモードが第1のモードへ切換え可能である。
【選択図】図9

Description

本発明は、車両特に商用車両の制動装置用制動装置であって、走行作動のために設けられる常用制動機及び車両の静止のために設けられる駐車制動機を持ち、駐車制動機により、常用制動機の制動作用に関係なく制動作用が発生可能であるものに関する。この操作装置は、駐車制動機を操作するため運動軌道に沿って偏位可能で手動操作可能な操作素子を持っている。操作装置は更に複数の操作状態を持っている。即ち第1の操作状態で駐車制動機の制動作用が、運動軌道に沿う操作素子の偏位に関係し、第2の操作状態で駐車制動機の全制動作用が準備可能である。操作素子が、外部の影響なしで所定の中立位置をとるように予荷重をかけられている。この中立位置に隣接して、いわゆる第1の偏位位置により限定されるいわゆる第1の偏位範囲が設けられ、この偏位範囲において操作装置が第1の操作状態をとることができる。第1の偏位範囲に隣接するが中立位置から離れて、いわゆる第2の偏位位置が設けられ、この偏位範囲において操作装置が第2の操作状態をとる。
このような操作装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第10336611号明細書から公知である。この操作装置により、駐車制動機を操作するための電気信号発生器が実現される。手動で揺動可能な操作レバーは、ばねの力に抗して操作される。中立位置からのレバーの変位は駐車制動機の制動作用を決定する。中立位置は、レバーを中立位置へ戻すか又はこの位置に保持するばね力により生じる。
しかしドイツ連邦共和国特許第10336611号明細書に詳述されている信号発生器は、レバーが特定の位置で係止されるように構成されている。レバーは係止位置を越えて終端位置まで操作可能である。しかし係止位置は完全な制動作用で駐車制動機を動作させるための基準として使用される。係止位置を越える操作は、トレーラ監視機能を開始するための基準として使用される。このトレーラ監視位置から操作レバーを放すと、ばね力のため係止位置へ操作レバーが戻る。
しかし商用車両において高度に発展した駐車制動装置は、駐車制動機の電子制御を可能にする。これにより、運転者が駐車制動機の状態変化を直接行うことなしに、駐車制動機の制御装置により駐車制動機の操作状態が変化されることがある。従ってレバーにより表される操作状態が駐車の実際の操作状態に一致しないレバー位置を操作装置がとる可能性がある。
実際の操作状態とレバーにより示される操作状態との時々起こるこの不一致は、不明確さを生じ、従って運転者をいらいらさせ、このようないら立ちのため制動装置の誤操作の原因となる。
従って本発明の基礎になっている問題は、操作装置により示される駐車制動機の操作状態に関するこのような不明確さを防止又は回避することである。
本発明は最初にあげた種類の操作装置の問題を解決し、その際操作装置が、第1のモードにおいて、かつ第1の偏位範囲、中立位置又は中立位置に隣接するが第1の偏位範囲から離れかついわゆる第3の偏位位置により限定されるいわゆる第3の偏位範囲にある操作素子の位置において、第2の操作状態を持ち、第2のモードにおいて、かつ第1の偏位範囲、中立位置又は第3の偏位範囲にある操作素子の位置において、第1の操作状態を持つように、この操作装置が構成されており、操作素子が第1の切換え位置をとることによって、第1のモードが第2のモードへ切換え可能であり、操作素子が第2の切換え位置をとることによって、第2のモードが第1のモードへ切換え可能である。
本発明による手段のため、操作素子を放すと、操作素子がその中立位置へ常に戻る。中立位置から偏位している係止位置はそれにより回避される。従って運転者には、操作素子の偏位の基いて、操作素子従って駐車制動機の操作状態は表示されない。運転者は、運転者が操作素子を操作しない限り、それが原則的に中立位置にあることに慣れる。
駐車制動機が完全に投入され、即ちその完全な制動作用を準備する時にも、操作装置は中立位置をとる。ここでは第2の操作状態と称される。この操作状態は、従って第2の偏位範囲においてとられるだけでなく、操作素子の中立位置においてもとられる。
それにもかかわらず第1の偏位範囲において、操作装置がいわゆる第2のモードにある時、車両の漸進的な制動は、操作素子の操作を介して行うことができる。これに反し操作装置が第1のモードにあると、駐車制動機はこの第1の偏位範囲においても完全に投入される。
更に操作装置がまず第2のモードに切換えられ、第1の偏位範囲又は中立位置に関して第1の偏位範囲とは反対側の第3の偏位範囲にある操作素子が、中立位置へ戻されることによって、本発明による操作装置は駐車制動機の計量される釈放も可能にする。
従って駐車制動機を操作するための本発明による操作装置は、駐車制動機の操作状態は操作素子の位置によっては表示されないことが、車両の運転者に初めから明らかにされるという点で、公知の装置とは相違している。操作素子は基本的に自動的にその中立位置をとり、複数の操作状態がこの中立位置に存在できる。それにより運転者は、操作素子による常用制動機の操作装置の通報に慣れない。従って運転者は誤った操作状態をとらされることがない。
本発明のそれ以外の有利な実施形態は、従属請求項及び添付図面により詳細に説明される実施例から明らかに成る。
図1〜7は本発明による操作装置の種々の実施例の操作素子の偏位sの可能な推移を時間tに関して示している。偏位sは、操作素子の構成様式に応じて例えば偏位行程又は偏位角である。操作素子は中立位置Nから運動軌道に沿って偏位可能である。外部の影響がないと、操作素子は運動軌道に沿って自動的に中立位置へ戻る。ここで「運動軌道」という概念は、進む行程区間を意味するだけでなく、進んだ回転角も意味する。後者の場合操作素子の線状仮想回転軸線は、運動軌道に沿う運動を直接自ら行うのではない。しかし操作素子の少なくとも一部は、運動軌道特に円形運動軌道に沿って動く。従って本発明に関して、運動軌道に沿う操作素子の運動が問題である限り、これは操作素子の部分又は区域の運動軌道も含んでいる。
操作装置により、車両特に例えばトラック又はバスのような商用車両の制動装置が制御される。有利なように車両にトレーラが連結可能なので、車両はトラクタとして用いられる。
このような車両では、通常走行作動のために設けられる常用制動機のほかに、車両の停止及び静止のために設けられる駐車制動機が準備されている。一般に常用制動機も駐車制動機も、動力伝達系の同じ部材に、即ち例えば同じ車輪制動機又は同じ駆動軸に作用する。しかし常用制動機及び駐車制動機は異なる部品を持っていてもよい。
有利なように駐車制動機はいわゆるばね制動シリンダを持ち、圧力のない状態即ち空気圧制動システムの場合排気された状態で、この制動シリンダが駐車制動機を投入する。その場合駐車制動機を釈放するために、ばね制動シリンダに圧力又は圧縮空気を供給即ち給気せねばならない。従って駐車制動機の釈放は、利用可能な圧力媒体溜めを前提とする。しかし車両が停止されると、駐車制動機を投入状態に保つために、圧力媒体溜めは必要でない。必要な制動力は、ばね制動シリンダの1つ又は複数のばねにより利用可能である。
操作装置は、駐車制動機のために複数の操作状態を持っている。第1の操作状態では、駐車制動機の制動作用は、運動軌道に沿う操作素子の偏位sに関係している。この操作状態は、特に第1の偏位範囲10においてとることができる。この第1の偏位範囲10は、中立位置Nから第1の偏位位置まで延びている。
第1の偏位範囲10のほかに第2の偏位範囲14が設けられ、しかも中立位置Nに向かい合う第1の偏位範囲10の側に設けられている。しかしこの第2の偏位範囲14は最小の広さであってもよいので、第2の偏位位置16について述べてもよい。しかし第2の偏位範囲14の代わりに、運動軌道に沿うストッパが設けられ、このストッパの所まで操作素子が偏位可能である時にも、第2の偏位位置16について述べられる。しかし1つの実施例では、第1の偏位位置12に隣接する範囲にある所定の位置16が、第2の偏位位置16として用いられる。操作素子が第2の偏位範囲14又は第2の偏位位置16に達すると、操作装置は第2の操作状態をとる。
操作装置は2つのモードを持っている。操作素子が、なるべく所定の方向特に中立位置の方向に第1の切換え位置を越えると、操作装置は第1のモードに到達する。この第1の切換え位置は、第1の偏位位置12上にあるか又は第1の偏位範囲内にある。この第1のモードにおいて、操作素子が第1の偏位範囲又は中立位置にあっても、操作装置は第2の操作状態にあり、すなわち駐車制動機はその完全な制動作用を準備する。即ち駐車制動機は、操作素子の偏位sに関係なく、特に操作素子が第1の偏位範囲10又は中立位置Nにある時にも、駐車制動機の完全な制動作用を与える。しかし操作素子が第2の切換え位置を越え、なるべく所定の方向特に中立位置の方向に越えることによって、このモードは再び変化可能である。1つの実施例では、この第2の切換え位置は第1の切換え位置と一致している。しかしこの第2の切換え位置は、第1の切換え位置に関係なく選ぶことができる。それは特に再び第1の偏位範囲10にあるか、又は第1の偏位位置12に一致していてもよい。こうして得られる第2のモードにおいて、操作装置は第1の操作状態を持ち、この操作状態において駐車制動機は、第1の偏位範囲10内で 操作素子の偏位に関係して制動作用を与える。それにより駐車制動機は計量されて釈放される。
図1は、例えば時間tに関して偏位の推移を示し、まず駐車制動機が計量されて投入される。この投入は、第1の偏位範囲10に沿って中立位置Nから第1の偏位位置12まで操作素子の運動18によって行われる。操作素子の操作者は、この第1の偏位位置12を越えて第2の偏位位置16まで操作素子を動かし、この運動は符号20で示されている。運動20の範囲において、駐車制動機20はその完全な制動作用を与える。即ち操作装置は第2の操作状態にある。
今や運転者が運動18及び運動20により駐車制動機を完全に投入している。運転者は今や特定の期間に得られた偏位をとり続け、それから操作素子を放すか又はそれを中立位置Nへ戻す。従って操作素子は、第2の偏位位置16から出て第1の運動区間24において第1の偏位位置12へ達し、第2の運動区間26において第1の偏位範囲10を通って中立位置Nへ達する。
第1の偏位位置12を越える際、即ち運動24から運動26へ移行する際、又はいわゆる第2の切換え位置へ達する際、第1のモードへのモード切換えが行われ、それにより操作装置は第2の操作状態をとり、即ち操作素子が第1の偏位範囲10にあるか又は中立位置Nにあるかに関係なく、即ちいわゆる第2のモードにおいて制動作用が操作素子の偏位に関係する範囲に操作素子があるかに関係なく、駐車制動機の完全な制動作用を与える。
従って駐車制動機は今や第1の偏位範囲10においても投入されたままである。操作素子が再びまず第2の偏位範囲の方向へ動かされ、それから再び中立位置の方向へ動かされることによって、駐車制動機を釈放することができる。この過程は運動28,30,32によって示されている。なるべく所定の方向特に中立位置の方向に第2の切換え位置へ達することにより、第1のモードから第2のモードへの切換えが行われる。この第2の切換え位置は有利なように第1の偏位位置12と一致する。しかし別の実施例では、第2の切換え位置は第1の偏位範囲10にある。それにより運転者は、例えば運動区間30及び32に示すように、第1の偏位位置12を越えて操作素子を動かすことによって、第1のモードから第2のモードへの切換えを行う。
運転者は操作素子を計量して第1の偏位範囲10を通って中立位置Nまで戻すことによって、駐車制動機を徐々に戻すことができる。これは図1に符号32で示されている。
別の実施例が図2に示されている。駐車制動機の投入及び第1のモードへの切換えは図1に示す実施例に一致している。従って符号10〜26は図1に示す符号と一致している。
しかし第1のモードから第2のモードへの切換え及び駐車制動機の釈放は、図2に示す実施例では異なるように行われる。即ち図2によれば、駐車制動機を釈放するため、操作素子はいわゆる第3の偏位範囲34へ動かされ、この偏位範囲は中立位置Nに続いているが、中立位置Nに関して第1の偏位範囲10とは反対の側にある。従って第3の偏位範囲34は、一方では中立位置Nにより限定され、他方では第3の偏位位置36により限定されている。
さて再び駐車制動機が計量されて操作素子の運動により投入されるものと仮定する。引続く運動24又は26により第1のモードが開始された。従って駐車制動機は、第2の操作状態によりその全制動作用を与える。従って運動26による操作素子の戻しは、駐車制動機を完全に投入させる。
さて駐車制動機の釈放は、駐車制動機の投入とは逆向きの運動方向への操作素子の操作によって行われる。この目的のため操作素子は、符号38に従って第3の偏位範囲34を越えて第3の偏位位置36へ、場合によってはこの位置を越えて符号40で示すように動かされる。第3の偏位位置36へ又は第3の偏位位置36を越える運動40の後、中立位置Nの方向への運動41が行われ、運動41中に駐車制動機の計量される釈放が行われる。運動40から運動41への移行の際又は運動41中に、第1のモードから第2のモードへの切換えが行われる。操作素子が、第3の偏位範囲34にあるかまたは第3の偏位位置36と一致する第2の切換え位置に達すると、この切換えが行われる。この切換えにより、完全な制動作用が与えられる駐車制動機の第2の操作状態が解消され、駐車制動機により与えられる制動作用が、再び操作素子の偏位に関係し、第1の偏位範囲10に沿うだけでなく第3の偏位範囲34にも沿ってこの偏位に関係する。第3の偏位34に沿って第3の偏位位置36から中立位置Nへの操作素子の戻しは、駐車制動機の計量される釈放を可能にする。
図3及び4は、トレーラ監視機能を始動するためのトレーラ監視位置を持つ操作装置の操作素子の偏位の時間的推移をそれぞれ示している。トレーラ監視機能が始動されると、トラクタ及びトレーラから成る列車が、トラクタの制動機によってのみ保持される。これは、トレーラの制動作用がなくなる際列車を静止状態に保持できるか否かについての検査を可能にする。操作素子がトレーラ監視位置にあると、制動装置特に駐車制動機の電子制御装置が、静止している車両又は既に始動している駐車制動機において、付随車監視弁の操作を行い、それにより付随車監視弁の空気圧制御ポートがタンク圧力を供給される。トレーラ制御弁の反転作用により、圧力供給が行われるため、トレーラの制動機が釈放される。この状態は、操作装置がトレーラ監視位置に保持される間、持続する。その際トレーラに付属するトラクタの駐車制動機は、投入されたままである。トレーラ監視位置を離れると、制御装置がトレーラ監視弁を再び最初の位置へ切換える。これによりトレーラ制御弁の制御ポートが排気され、トレーラ制動機が、トレーラ監視機能の始動前にある操作状態へ戻される。制御装置は、場合によっては走行する車両におけるトレーラ監視位置への操作装置の操作を有利に無視する。
従って本発明の特別な実施例による操作装置はトレーラ監視位置を持ち、いわゆる第4の偏位範囲42またはいわゆる第5の偏位位置44にある操作素子の位置で、トレーラ監視機能が始動可能である。第4の偏位範囲14は第2の偏位位置16に隣接しているが第1の偏位範囲10から離れて設けられている。第4の偏位位置44は、第4の偏位範囲42内に、特に外側即ち中立位置Nから遠い方の端部に設けられている。有利なように第4の偏位位置44は操作素子の端部ストッパを形成している。それにより中立位置から来て、第2の偏位範囲14が第1の偏位範囲10に続き、第4の偏位範囲42が第2の偏位範囲14に続いている。
操作素子がトレーラ監視位置即ち第4の偏位範囲42又は偏位位置44に達すると、トラクタ用操作装置により、第2の操作状態が開始されているか又は開始され、その際トラクタにある駐車制動機の完全な制動作用が与えられ、トラクタに付随するトレーラは制動されない状態にあるか又はこの制動されない状態に切換えられる。
図3及び4によれば、まず操作素子が第1の偏位範囲10に沿って動かされ(運動18)る。その際第2のモードが始動され、即ち駐車制動機が偏位に関係している。さて操作素子が偏位範囲14に沿って更に第4の偏位範囲42へ導かれる(運動46)。第4の偏位範囲42又は第4の偏位位置44へ達すると、トレーラ監視位置が得られ、トレーラ監視機能が始動される。トレーラ監視位置は滞在期間48の間保持される。
続いて操作素子が再び中立位置Nの方へ導かれ、しかもまず第4の偏位範囲42及び第2の偏位範囲14に沿う運動50に従って、それから第1の偏位範囲10に沿う運動52に従って導かれる。その際操作装置は第1のモードに切換わるので、駐車制動機はその全制動作用を与える。駐車制動機を釈放するため、それから再び(図1に関連して説明したように)第2の偏位位置14の方への操作素子の運動又は第2の偏位範囲14から第1の偏位範囲10へ戻る操作素子の運動によって、又は(図2に関連して説明したように)第3の偏位範囲34又は第3の偏位位置36への操作素子の運動によって、操作素子が釈放される。従って図3及び4には、同じ運動経過、範囲及び位置に関する限り、図1及び2におけるのと同じ符号が使用されている。
図5は、本発明の別の実施例による操作装置の操作素子の時間的推移を示している。操作装置は再びトレーラ監視位置を持っているが、この位置は図3及び4について説明したトレーラ監視位置に対向している。作動態様は、大体において図1について説明した作動態様と一致している。従って同じ符号が同じ運動経過、範囲及び位置を示している。その点で図1についての説明が参照される。
第1の偏位範囲10に沿って第2の偏位範囲14又は第2の偏位位置16へ操作素子の運動18,20,22,24,26に従って、駐車制動機が投入され、第2の偏位範囲14から第1の偏位範囲10への操作素子の戻しにより、完全な駐車制動作用を維持する第1のモードが第1の偏位範囲及び中立位置においても始動された後、第1の偏位範囲10から離れる方向への操作素子の操作によって、今やトレーラ監視位置が得られる。トレーラ監視位置は、いわゆる第5の偏位範囲54又は第5の偏位位置56にある。第5の偏位範囲54は中立位置Nに隣接しているが、第1の偏位範囲10から離れて設けられている。第5の偏位位置56は、第5の偏位範囲54内に、特に外側即ち中立位置Nから遠い方の端部に設けられている。有利なように第5の偏位位置56は操作素子用終端ストッパを形成している。トレーラ監視位置において、操作装置はトラクタの第2の操作状態にあり、即ちトラクタは完全な駐車制動作用を保ち、トラクタに付随するトレーラは制動されない状態に切換えられる。
従って図5に示す実施例では、操作素子の運動58は第5の偏位範囲54を通過し、第5の偏位位置56へ達する。操作素子は今やトレーラ監視位置にある。第5の偏位位置56に達するか又は第5の偏位範囲54を離れると、トレーラ監視位置が解消され、トレーラ監視機能が不動作にされる。図5によれば、第5の偏位位置56は端部に示され、しかも中立位置Nとは反対側にある第5の偏位範囲54の端部に示されている。しかし第5の偏位位置は、別の個所特に第5の偏位範囲54内に設けてもよい。
図1に関連して説明したように、第1の偏位範囲10を通り第1の偏位位置12を越えて第2の偏位範囲14又は第2の偏位点16へ、それから中立位置Nへ戻る操作素子の運動28,30,32によって、駐車制動機の釈放が行われる。従って図1に関する説明が参照される。
図6は、トレーラ監視機能のほかにジャックナイフ防止制動機能を持つ操作装置の実施例の操作素子の推移を示している。従って図6は、図3により説明した実施例に大部分一致しているので、上述した説明が参照される。従って同じ符号が同じ運動経過、範囲及び位置を示している。
操作装置は今や第6の偏位範囲64を持ち、この範囲64は特に端部ストッパを形成する第6の偏位位置66と中立位置Nとにより限定されている。この第6の偏位範囲66は第1の偏位範囲10から離れて設けられている。第6の偏位範囲64にある操作素子の位置において、トラクタとして用いられる車両に付随するトレーラの制動機のみが操作される。これらの制動機の制動作用は、中立位置Nからの操作素子の偏位に関係している。このような制動の際、トラクタの制動機は制動されないままである。トラクタ及びトレーラから成る列車は、ジャックナイフを防止される。従ってこのような制動機能をジャックナイフ防止制動機能と称する。ジャックナイフ防止制動機能は通常走行作動中に実行される。従って駐車制動機はまず釈放される。それにもかかわらずこのようなジャックナイフ防止制動機能は、駐車制動機用操作装置へ有利に合体可能である。これは、コックピット又は車両の運転室内の場所及びジャックナイフ防止制動機能用の場合によっては独立した操作装置に対する費用を節約する。
運動28,30及び32により駐車制動機が釈放され、トラクタ及びトレーラから成る列車が再び走行した後、運転者が中立位置Nから離れて第6の偏位位置66の方へ向かう運動68のため操作素子を操作する。運転者は特定の期間70第6の偏位位置66に留まり、それにより最大のジャックナイフ防止制動作用が得られる。それから運転者は操作素子を中立位置Nの方へ戻すことによって、ジャックナイフ防止制動機を運動72に従って再び釈放する。その際ジャックナイフ防止制動機は計量可能であり、ジャックナイフ防止制動機の制動作用は中立位置からの操作素子の偏位に関係している。
(図示しない)別の構想では、操作装置がジャックナイフ防止制動機能を行うため手動操作可能な別のいわゆるジャックナイフ防止制動操作素子を持っている。このジャックナイフ防止制動操作素子も同様に運動軌道に沿って偏位可能である。このジャックナイフ防止制動操作素子も同様に特にばね荷重により予荷重をかけられているので、外部の作用なしに所定の中立位置をとる。ジャックナイフ防止制動操作素子を操作すると、トラクタとして用いられる車両に付随するトレーラの制動機のみが操作可能であり、これらの制動機の制動作用は、中立位置からの操作素子の偏位に関係している。
本来駐車制動機のために設けられている操作装置におけるジャックナイフ防止制動機能のためのこのような別個の操作素子は有利である。なぜならば、それにより、操作装置から制動装置を制御する適当な制御装置に至るケーブル又はケーブル束のみを敷設すればよいからである。これは費用を節約し、従ってこのような制動装置の取付けの際の費用を節約する。
別の好ましい実施例では、操作装置が駐車制動モードとジャックナイフ防止制動モードとの間で切換えを行う切換え開閉器を持ち、ジャックナイフ防止制動機能を開始する場合、操作素子がジャックナイフ防止制動機能を準備するのに用いられる。その場合操作素子により、トラクタとして用いられる車両に付随するトレーラの制動機のみが操作され、これらの制動機の制動作用が中立位置からの操作素子の偏位に関係している。しかし駐車制動モードでは、操作装置が前述したように、特に図3に関連して説明したように動作する。
図7はこのような切換え開閉器を持つ操作素子の運動経過を示し、操作装置は、更に図3に関連して説明したようにトレーラ監視位置を持っている。従って図3に関する説明が参照される。運動18,46,48,50,52,28,30,32に従って駐車制動機の投入、トレーラ監視位置の操作及びそれに続く駐車制動機の釈放後、車両は再び動く。時点74に運転者が、操作装置にある切換え開閉器を操作する。今や切換え開閉器が、ジャックナイフ防止制動機能を利用可能にするモードへ操作装置を切換える。その際中立位置Nから操作素子の運動76がトレーラ制動機の操作をひき起こし、トラクタの制動機は操作されない。トレーラ制動機の制動作用は、中立位置からの操作素子の偏位に関係している。滞在期間78の間操作素子を保持した後、運転者は中立位置の方へ操作素子を戻すことによってジャックナイフ防止制動機を釈放し、これが図7に運動80により示されている。ジャックナイフ防止制動機の作用は操作素子の偏位に関係している。ジャックナイフ防止制動機能のための操作素子の運動は、駐車制動機の投入と同じ方向即ち第1の偏位位置12の方向へ行われる。
ジャックナイフ防止制動機能の操作の終了後、操作装置は自動的に駐車制動モードへ戻るか、又は運転者が切換え開閉器の操作により手動で駐車制動モードへ戻す。
この実施例では、駐車制動機の制動作用が、第1の操作状態の間、操作素子の偏位に比例するか、又はこの偏位に漸減的又は漸増的に関係している。有利なようにジャックナイフ防止制動機能により発生可能な制動作用も、操作素子又はジャックナイフ防止制動操作素子の偏位に比例するか、又はそれぞれの偏位に漸増的又は漸減的に関係している。
特に有利なように、それぞれの制動作用即ち駐車制動機の制動作用及び/又はジャックナイフ防止制動機の制動作用は、更に列車特にトラクタ及びトレーラの積載状態に関係している。
有利なように、操作素子及び場合によってはジャックナイフ防止制動操作素子の偏位のために必要な操作力が、中立位置Nからの偏位と共に増大するように考慮されている。
更に有利なように、操作素子の偏位のために必要な操作力が、中立位置Nから第1の偏位位置12までの第1の偏位範囲10では、偏位に比例して、しかも第1の比例定数で増大するように、考慮されている。これに反し第2の偏位範囲14では、必要な操作力が第2の比例定数で増大し、第2の比例定数は第1の比例定数より大きい。それにより運転者が全駐車制動作用を発生することによって、今や第2の偏位範囲14にあることが、運転者に通報される。
操作素子はばね力により予荷重をかけられているのがよい。その際第1の偏位範囲では、操作素子に予荷重をかける第1のばねが作用し、第2の偏位範囲では、第1のばねのみならず付加的な第2のばねが操作素子に予荷重をかける。第1の比例定数は第1のばねのばね定数である。第2の比例定数は、第1のばね定数及び第2のばねによる第2のばね定数から生じる。
操作素子の操作は、運転者に、更に触覚、音及び/又は光の応答を介して通報される。従って第1の偏位位置12、第1の偏位範囲10内にある切換え位置又は第1の偏位範囲10内にある第2の切換え位置を越えて、中立位置から離れるように向くか又は中立位置の方へ向く1つの運動方向または両方の運動方向に操作素子が運動すると、このような触覚、音及び/又は光の応答が発生されるように、操作装置が構成されている。
第3の偏位位置36及び/又は第3の偏位位置34内にある第2の切換え位置の方へ又はこの切換え位置を越えて、中立位置から離れるように向くか又は中立位置の方へ向く1つの運動方向又は両方の運動方向に操作素子が運動すると、運転者のために触覚、音又は光の応答が発生されるように、操作装置が有利に構成されている。
別の有利な実施例では、第2の偏位範囲14と第4の偏位範囲42との間の限界範囲を越えて、特に両方の運動方向に操作素子が動く際、触覚、音及び/又は光の応答が発生されるように、操作装置が構成されている。
別の有利な実施例では、第5の偏位位置46を越えて特に両方の運動方向に操作素子が動く際、触覚、音及び/又は光の応答が操作者のために発生されるように、操作装置が構成されている。
操作素子の偏位を変化するための必要な操作力の変化により、適当な触覚応答が発生されると有利である。これは例えば抵抗に打勝つことによって行うことができる。この場合操作装置は、可聴及び/又は感知可能即ち音及び/又は触覚で知覚可能ないわゆる「カチリ音」を発生することができる。
しかし操作力の変化を伴うこれらすべての応答特に触覚応答は、中立位置への操作素子の戻りを妨げない。それどころか操作素子を放す際、むしろすべての操作モード及びすべての実施例において、中立位置への操作素子の戻し機能が維持される。
別の好ましい実施例では、操作素子は釈放可能な阻止機構を持ち、操作素子が意に反してトレーラ監視位置即ち第4の偏位範囲42又は第4の偏位位置44あるいは第5の偏位位置54又は第5の偏位位置56へ偏位せしめられるのを、この阻止機構が阻止する。しかしこの阻止機構は、第4の偏位範囲42又は第4の偏位位置44から又は第5の偏位範囲54又は第5の偏位位置56から中立位置の方への運動を可能にする。それによりこのような釈放可能な阻止機構があっても、操作素子を放す際これが中立位置を常に再び自動的にとるのを保証されている。
阻止機構は、付加的な力を操作素子又は操作装置に及ぼすことにより、有利に釈放可能なので、阻止機構を放した後、第4の偏位範囲42又は第4の偏位位置44あるいは第5の偏位範囲54又は第5の偏位位置56に達することができる。しかしその代わりに又はそれに加えて、操作素子の側方運動、操作素子の運動軌道に対して直角な方向の運動を介して、かつ/又は阻止解除素子の操作により、阻止機構を釈放することができる。このように釈放可能な阻止機構は走行作動の安全性を高める。なぜならば、トレーラの制動機は、もはや誤って不動作に切換えられることがないからである。
トレーラ監視位置に達すると、トレーラは所定の期間の経過後に初めて制動されない状態に切換えられる。この手段によっても、走行作動の安全性を高めることができる。意に反して操作素子がトレーラ監視位置へ動かされていても、トレーラは直ちには不制動にされない。従ってトレーラ監視位置の予期しない始動の際、制動作用が直ちに失われることはない。それどころか運転者は、トレーラが制動されていても、トレーラ監視位置を再び離れることができる。
本発明による操作装置の操作素子は、なるべく揺動可能なレバーとして、計量可能な回転開閉器として、計量可能な電鍵特に揺動電鍵として、直線運動可能な摺動体又は直線運動可能で計量可能な押しボタンとして、直線運動可能な引張りボタン又は直線運動可能な押し−引張りボタンとして構成されている。
本発明が、種々の構成のレバー操作素子、計量可能な回転開閉器及び計量可能な電鍵により、以下に詳細に説明される。
図8は、レバーとして構成される操作素子84を持つ操作装置82を示している。操作装置82は純電気的に構成され、空気圧ポートを持っていない。駐車制動機及び場合によってはジャックナイフ防止制動機能及びトレーラ監視機能の操作は、純電気的に制御されるやり方で行われる。操作素子84は運動軌道86に沿って操作可能である。操作素子が操作されないと、これは図8に示す中立位置をとる。
図9は、操作素子84の操作のために必要な操作力を、運動軌道86に沿う操作素子の中立位置からの偏位に関係して示している。操作装置はトレーラ監視位置AHKを持っている。図9に示す操作力の推移が、図3に従う操作レバーの運動により以下に詳細に説明される。
まず駐車制動機がまだ投入されていない。操作素子84は中立位置Nにある。操作装置82はいわゆる第2モードにあり、偏位に関係する制動作用が得られる。さて運転者が、図8に示すレバーを引張ることにより、操作素子42を第1の偏位範囲10へ操作する。駐車制動作用は、この範囲において、運動軌道86に沿う操作素子84の偏位即ち偏位行程又は偏位角を介して計量される。この第1の偏位範囲10において、運転者が操作素子84を放すと、操作素子84は自動的に中立位置Nへ戻り、駐車制動作用が解消される。
これに反し運転者が、第1の偏位位置12を越えて操作素子84を引張ると、運転者は前記の説明により第1の「カチリ音」の形で、触覚及び音の応答を得る。この応答は、今や全駐車制動作用が利用可能であり、即ち駐車制動機が完全に投入されていることを示す。さて運転者が操作素子84を放すと、制動作用の変化は行われない。即ち駐車制動機は完全に投入されたままである。即ち(中立位置の方への戻り行程において)第1の偏位位置12に(再び)達すると、いわゆる第1のモードへの切換えが行われ、駐車制動機が完全に投入されているか又は投入されたままである。
この第1のモードにおいて、操作素子84を放しても、完全な制動作用を変化しない。
第2の偏位範囲14を通って操作素子を引張っても、駐車制動機の状態に関して何も変わらない。即ち駐車制動機は完全に投入されたままである。しかし第4の偏位範囲42に達すると、再び第2の「カチリ音」の形で触覚及び音の応答が再び行われる。この応答は、今や第4の偏位範囲42への到達により、操作素子がトレーラ監視位置をとっているか、又は終端ストッパの所まで操作素子の移動によりこの監視位置をとっていることを示している。
操作素子84をこのトレーラ監視位置へ動かすために必要な操作力は、常に操作行程又は操作角と共に増大する。しかし操作力は、第1の偏位範囲10では、第2の偏位範囲14または第4の偏位範囲42におけるより小さい勾配で増大する。トレーラ監視機能を始動するため、更に付加的な操作力FAHKが、場合によっては前記の操作力に対して異なる方向に加えられるのがよい。
さて運転者が操作素子84を再び中立位置Nの方へ戻す場合、運転者はまずトレーラ監視位置及び特に第4の偏位範囲42を離れる。その際運転者はトレーラ監視機能を解消する。運転者は、第2の偏位範囲14への移行の際、第2の「カチリ音」の形で触覚及び音の応答を得る。第2の偏位範囲14において、駐車制動機は引続き完全に投入されたままである。
さて運転者が操作素子を更に中立位置の方へ戻す時、運転者は、触覚及び音の応答として、第2の偏位範囲14から第1の偏位範囲10への移行を通報する第1の「カチリ音」を再び受ける。しかしその際駐車制動機は完全に投入されたままである。なぜならば、この移行の範囲で第1のモードへの切換えが行われ、完全な駐車制動作用が与えられるからである。さて操作素子84が中立位置Nへ達しても、駐車制動機は引続き完全に投入されたままである。運転者が操作素子84を再び第1の偏位位置又は第1の「カチリ音」の所まで引張る時、引続き完全な駐車制動作用が維持される。しかし第1の偏位位置12を超過すると、即ち操作素子84が第2の偏位範囲14へ引張られると、モード切換えが行われ、続いて駐車制動機が釈放可能になる。このモード切換えは、なるべく第2の偏位範囲14から第1の偏位範囲10への移行の際行われる。
今や運転者が操作素子84を再び中立位置Nへ到達させ、即ち第2の偏位範囲14から第1の偏位範囲10へ戻すと、駐車制動機は第1の偏位範囲10において計量して釈放され、しかも操作素子84の偏位に関係して釈放される。その際駐車制動機の制動作用は偏位即ちレバー位置に関係する。中立位置Nが得られると、駐車制動作用は完全に解消される。
図10は、図8による操作素子84の操作の例を示し、特に操作素子84を図4に従って動かす際、必要な操作力を操作素子の偏位に関係して示している。操作装置82は再びトレーラ監視位置AHKを持っている。しかしまず駐車制動機が完全に投入されている時、駐車制動機の釈放は今や第3の偏位範囲34において行われる。第1の偏位範囲10における操作素子84の偏位が、操作素子84の偏位に関係して駐車制動機の作用を生じることによって、第2のモードにおける制動過程が始まる。操作素子84はまず第1の偏位位置12まで引張られ、この位置で駐車制動機の制動作用が偏位行程又は偏位角を介して計量可能である。この第1の偏位範囲10において運転者が操作素子84を放すと、駐車制作用が解消される。
しかし運転者が第1の偏位位置12を越えて操作素子84を引張ると、駐車制動機が完全に投入される。操作素子84が放され、従って中立位置Nへ戻されると、駐車制動作用はもはや変化しない。操作素子84が第1の偏位範囲10又は中立位置にある時にも、駐車制動機は完全に投入されたままである。これは次のことに帰せられる。即ち操作素子82が第1のモードに切換えられ、このモードにおいて完全な制動作用が、操作素子84の偏位特に第1の偏位範囲10とは無関係に使用可能である。第1の偏位位置12を越えると、運転者は、触覚又は音の応答を第1の「カチリ音」の形で得る。その際切換えが行われる。
運転者は今や操作素子を更に中立位置Nから離れる方向に引張ると、まず完全な制動作用が維持される。操作素子84が端部ストッパ又は第4の偏位範囲42に達すると、トレーラ監視機能が始動される。運転者は触覚又は音の応答を第2の「カチリ音」の形で受ける。
運転者が操作素子84を中立位置Nの方へ戻すと、第4の偏位範囲42から第2の偏位範囲14へ限界範囲を越える際、運転者は再び触覚又は音の応答を第2の「カチリ音」の形で受ける。トレーラ監視機能が今や停止され、駐車制動機は完全な駐車制作用を維持する。
運転者が操作素子84を更に中立位置の方へ戻すと、操作素子84はまず第1の偏位位置12を越え、それにより第1の偏位範囲10へ達する。しかしモード変化は起こらない。駐車制動機は、中立位置Nに達しても、完全に投入されたままである。
運転者が第3の偏位範囲34特にその端部ストッパの所へまたは第4の偏位位置44を越えて操作素子84を押すと、まず駐車制動機の制動作用は完全に維持されている。しかしこの場合モード変化がひき起こされる。即ち操作レバー84を中立位置の方へ動かすと、駐車制動機が、操作素子84の偏位に関係して釈放される。操作素子84が中立位置に達すると、駐車制動作用が完全に解消される。
図9について説明された操作装置と構成と図10について説明された構成との重要な相違は次の点である。即ち図10による構成では、駐車制動機を釈放するため、駐車制動機の投入とは逆の方向に操作素子を動かさねばならないが、図9による構成では、駐車制動機を釈放するため、操作素子を同じ方向に動かさねばならない。
図9について説明した操作装置の構成の利点は、駐車制動機の意に反した釈放の際、これを直ちに再び投入できることである。これに反し図10について説明した構成では、釈放位置44から中立位置Nを経て操作素子を動かさねばならないので、短期間駐車制動機が実際に完全に釈放されている。しかし操作素子84の速やかな操作により、駐車制動機の制動作用は完全に維持される。
図9について説明した構成の別の利点は、ジャックナイフ防止制動機能の上述した可能性である。
操作装置の種々の操作状態即ち制動機の計量された制動又は計量された釈放、駐車制動機の完全な制動作用、及びトレーラ監視機能の始動は、運転者にとって触覚的に分離可能である。そのためいわゆる「カチリ音」が設けられて、操作力の変化を有利に含んでいる。これらの触覚応答は、操作素子84の両操作方向に有利に機能する。しかしこれらの応答は中立位置Nへの操作素子の戻しを阻止しない。
運転者が意に反してトレーラ監視機能を実行しないようにするため、第2の偏位範囲14及び第4の偏位範囲42に、第1の偏位範囲10におけるより大きいばね定数を設けることが有利に考慮される。これは、例えば第2の偏位範囲14及び第4の偏位範囲42において、第2のばねを動作させることによって実現することができる。
その代わりに又はそれに加えて、第2の偏位位置12又は第2の「カチリ音」の範囲に阻止機構が設けられ、この範囲は、操作素子又は別の操作素子を引張るか又は押すか又は切換えリンク内で付加的に側方へ動かすことにより実現可能である。しかしこのような阻止機構は、中立位置Nへの操作素子84の戻りを妨げない。従ってこのような阻止機構は1つの方向にのみ作用する。図11は、トレーラ監視位置の意に反した始動を防止する安全機能を示している。力の推移88は既に述べた第2のばねによって達成可能である。
例えば操作素子84又は別の操作素子を引張るか又は押すことにより、又は切換えリンク内での付加的な側方運動により、トレーラ監視位置に達するため、付加的な運動成分である力90により、阻止機構が示されている。
図12は、ハウジング部分92,94及びこれらのハウジング部分92,94内に支持される回転軸96又はレバー軸を持つ操作装置82の構成を示している。回転軸96の範囲又は操作素子84の部分に磁石98があって、ハウジング部分に取付けられるホールセンサ素子100と共同作用して、操作素子84の偏位を求めることができる。別の実施例では、磁石98とホールセンサ素子100とが互いに交換されている。
更に操作素子84又は操作素子84の範囲に2つの開閉素子102,104が設けられて、操作装置82の種々の操作状態を検出する。開閉素子として、回転軸96又はレバー軸の切換えリンク上の微小電鍵が使用される。この微小電鍵の切換え窓は、すべての重要な操作状態特に釈放された駐車制動機、完全に投入された駐車制動機、部分的にのみ投入された駐車制動機及びトレーラ監視位置の状態を確実に検出できるように、設計されている。
更に操作装置の電気又は電子部品が、電気エネルギの節約のため、電力を全く又は僅かしか受けない不動作状態にまず切換えられている時、操作素子の運動に応答して、これらの部品を付勢するため、操作素子84の運動を検出する別の開閉素子を設けることができる。
図13は操作装置82の別の構成を示し、操作素子84の変位はホールセンサ素子を介して検出されるのではなく、ポテンショメータ110を介して検出される。このため操作素子84の回転軸96が、レバー腕106を介して、ポテンショメータ110の2つの摺動抵抗108に接続されている。レバー腕106の位置に応じて、ポテンショメータ110の電気抵抗が変化する。ポテンショメータ110に電気的量(電流又は電圧)を印加することにより、操作素子84の偏位に関係する電気信号が得られる。
図14〜18は、計量可能な回転開閉器112の形の操作装置の別の実施例を示している。回転開閉器112は、その角度位置を変化するため回転可能な操作素子114を持っている。回転開閉器112により、操作素子114の回転角に関係して、電気信号をなるべく偏位角に比例して発生することができる。操作素子114は、常にばね力により図14〜18に示す中立位置へ回し戻される。従って計量される偏位角又は回転モーメントにより、駐車制動機又はジャックナイフ防止制動機を制御することが可能である。
図14に示す実施例は、図3に示す推移により詳細に説明される。まず駐車制動機はまだ投入されていない。操作装置112はいわゆる第2のモードにあり、駐車制動機は操作素子114の偏位角に関係している。
操作素子114が、中立位置からばね力に抗して時計方向に第1の偏位範囲10に沿って回されて、偏位又は偏位角に関係する駐車制動作用を生じる。操作素子114を放すと、ばね力による予荷重のため、操作素子114が中立位置Nへ戻される。
第1の偏位位置12を越えた後、操作素子114は第2の偏位範囲14へ達し、駐車制動機が完全に投入される。操作素子114を放すと、操作素子114は中立位置Nへ戻る。しかし駐車制動機は投入されない。なぜならば、第1の偏位位置12を越える際、モード変化が起こらないからである。その際第2のモードは第1のモードに切換えられ、駐車制動機が完全な制動作用を発揮する。
第4の偏位位置44の直前まで操作素子114を更に回しても、制動作用は変化しない。即ち駐車制動機は引続き完全に投入されたままである。第4の偏位位置44を越えて更に回すと、操作装置がトレーラ監視位置AHKへ移される。
第1の偏位位置12を越えると、既に上述した第1の「カチリ音」が発生され、第4の偏位位置44を越えると、上述した第2の「カチリ音」が発生される。
運転者が操作素子114を、トレーラ監視位置AHKから第4の偏位位置44を経て第2の偏位範囲44へ戻すと、トレーラ監視機能が停止され、駐車制動機は完全に投入されている。
第1の偏位位置12を越えて中立位置Nの方へ戻すと、既に上述したモード変化が生じるので、第1のモードが開始され、駐車制動機が完全な制動作用を維持する。
中立位置Nに達しても、駐車制動機は完全に投入されたままである。さて運転者が操作素子114を再び第1の偏位位置12まで回しても、制動作用の変化は起こらない。駐車制動機は完全に投入されたままである。
しかし運転者が操作素子114を再び第1の偏位位置12を越えて回すと、最初のうちまだ制動作用の変化は起こらない。なぜならば、いずれにせよ操作素子は第2の偏位範囲14にあり、駐車制動機が完全に投入されているからである。しかし運転者が操作素子114を放すと、第1の偏位位置12を越える際、駐車制動機の釈放が行われ、駐車制動作用が操作素子114の偏位角に関係する。従って駐車制動機の計量される釈放が可能である。操作レバー114が再び中立位置に達すると、駐車制動作用が完全に解消される。
図15はジャックナイフ防止制動機能を持つ回転開閉器112′を示している。この回転開閉器1は図14に示す回転開閉器に大幅に一致しているが、操作素子114は、ジャックナイフ防止制動機能を得るため、更に反時計方向にも回すことができる。
図15による回転開閉器112は、時計方向に回す際、図14について説明した回転開閉器112のように動作する。しかし反時計方向に回すと、図6について説明したように、ジャックナイフ防止制動機能が実行され、ジャックナイフ防止制動作用が操作素子114の偏位に関係している。即ち反時計方向への偏位が大きいほど、ジャックナイフ防止制動機の作用はそれだけ大きい。操作素子114を放すと、再び中立位置へ達し、ジャックナイフ防止制動が停止される。
図16は回転開閉器112′′別の実施例を示す。回転開閉器112′′は図5に従う偏位推移の実現に適している。従って図5についての説明が参照される。制動は次のように説明される。駐車制動機はまだ投入されていない。回転開閉器112’’はいわゆる第2のモードにあり、制動作用が操作素子114の偏位に関係する。まず回転開閉器が中立位置からばね力に抗して時計方向に回されて、駐車制動機の制動作用を生じる。その際制動作用は偏位角を介して計量される。第1の偏位範囲10において操作素子114を放すと、操作素子114が中立位置へ戻り、それにより制動作用が解消される。
第1の偏位位置12を越えた後、駐車制動機が完全に投入され、即ち完全な制動作用を発揮する。その際運転者は、触覚応答を第1の「カチリ音」の形で受ける。運転者が操作素子114を放すと、操作素子114は再び第1の偏位位置12を越え、その際第2のモードからいわゆる第1のモードへモード変化が起こり、操作素子114が第1の偏位範囲110又は中立位置にある時にも、駐車制動機は完全な制動作用を発揮する。
中立位置へ達し、駐車制動機が完全な制動作用を維持した後、操作素子114が再び第1の偏位位置12まで回されるけれども、駐車制動機の制動作用の変化はまだ起こらない。駐車制動機は完全に投入されたままである。これに反し第1の偏位位置12即ち第1の「カチリ音」を越えても、制動作用の変化はまだ起こらない。しかし操作素子114が放されると、操作素子は中立位置Nの方へ第1の偏位位置12を越える。その際第1のモードから第2のモードへモード変化が起こり、制動作用が操作素子114の偏位角に関係する。それにより駐車制動機の計量される釈放が可能である。中立位置Nに達すると、駐車制動作用が完全に解消される。
操作素子114を中立位置から反時計方向に第5の偏位範囲54へ回すことにより、いわゆる第5の偏位位置56を越えた後、別の「カチリ音」が発生され、トレーラ監視機能が始動される。
上述した「カチリ音」により、運転者は、上述したように、操作素子114のそれぞれ越えた位置について触覚及び音の応答を得る。
操作素子を放すことにより、又は第5の偏位位置を越えて回し戻すことにより、再び「カチリ音」が発生され、トレーラ監視機能が始動される。
図17は、駐車制動機用操作装置に回転開閉器112′′′を有利に合体できるように、ジャックナイフ防止制動機能を実現するための回転開閉器を示している。操作素子114が中立位置Nからばね力に抗して時計方向に回されると、偏位に相当するジャックナイフ防止制動機能が生じる。操作素子114を放すと、操作素子は再び中立位置へ戻され、ジャックナイフ防止制動機能が停止される。図17に示す機能は、図14及び17に関連して説明した同じ回転開閉器へ有利に統合することができ、この操作モードは回転開閉器によりジャックナイフ防止制動として行われる。
図18は、図4による操作を実行するための回転開閉器112′′′′の別の実施例を示している。駐車制動機はまだ投入されていない。回転開閉器は第2のモードにあり、駐車制動作用は操作素子114の偏位に関係している。
それから操作素子114が、中立位置からばね力に抗して時計方向に回される。その際駐車制動作用が、偏位範囲10内で偏位に関係して行われる。第1の偏位点12又は第1の「カチリ音」に達すると、駐車制動機が完全に投入される。第2の偏位範囲14及び第4の偏位位置44又は第2の「カチリ音」を越えて更に回すことにより、トレーラ監視位置AHKにおいてトレーラ監視機能の始動が行われる。操作素子114を放し、第4の偏位位置44を越えて手操作素子114が戻ると、トレーラ監視位置AHKから離れ、トレーラ監視機能が解消されるけれども、駐車制動機は投入されている。操作素子が更に戻り、中立位置に達する場合、駐車制動機は投入されたままである。操作素子114を反時計方向に第3の偏位範囲34へ更に回す場合、制動作用の変化は行われず、即ち駐車制動機は完全に投入されたままである。しかし第3の偏位位置36に達し、適当な「カチリ音」が発生されると、なるべく中立位置Nの方へ回し戻す場合、モード変化が行われ、駐車制動作用が操作素子114に偏位に関係している。それにより駐車制動機の計量された釈放が行われる。中立位置に達すると、駐車制動作用が解消される。
図8〜13に関連して説明した操作装置におけるのと同様に、図14〜18による回転開閉器において、偏位特に偏位角がアナログ信号に変換される。その際ホールセンサ素子又はポテンショメータのようなセンサ素子がなるべく使用される。
図14〜18に関連して説明した回転開閉器においても、トレーラ監視機能の予期しない始動を防止するための機構が存在する。これらの機構はなるべく上述したように構成されている。例えば第1の「カチリ音」を越えた後第2のばねの始動は、トレーラ監視位置へ達するために著しく大きい操作力を必要とする。これはトレーラ監視機能の予期しない始動の危険を少なくする。
それに加えて又はその代わりに、第1の「カチリ音」又は第1の偏位位置12を越えた後更に回るのを防止する阻止機構が設けられている。阻止機構は、例えば回転素子の付加的な引張り又は押し回転運動又は適当な開閉素子の操作によって釈放することができる。しかし阻止機構は、1つの方向にのみ即ちトレーラ監視位置の方向に作用するが、中立位置の方向には作用しない。操作素子114は常に中立位置へ自由に戻ることができる。
回転開閉器の操作状態変化は、触覚、光及び/又は音の応答によって運転者に表示される。触覚応答は特に操作力変化を介して行われる。それはここでは「カチリ音」で特徴づけられる。
更にもっともらしさを検査するマイクロスイッチを持つ図14〜18による回転開閉器も使用することができる。その際開閉窓は、すべての重要な操作状態特に完全に釈放される駐車制動機、完全に投入される駐車制動機、部分的にのみ投入される駐車制動機、トレーラ監視位置、及び場合によってはジャックナイフ防止制動動作の操作状態を検出できるように、設計されている。
マイクロスイッチは、回転開閉器の回転軸上にある切換えリンクにより有利に操作される。
駐車制動機を投入するための一次回転は時計方向に有利に行われ、これは右手による操作のために有利である。
更に操作素子の中立位置が水平な位置にあるように、回転開閉器が構成されている。これにより時計方向におけるできるだけ大きい回転範囲が与えられる。
図19〜24は計量される電鍵として構成される操作装置を示している。電鍵は、図19,20,23及び24に関連して以下に説明するように、揺動電鍵として構成されている。しかし電鍵は、図21及び22に示すように、簡単な電鍵としても構成することができる。しかし駐車制動機の制動作用は、これらのすべての電鍵により連続的に制御可能であり制動作用は中立位置からの電鍵偏位に関係している。
この目的のため、電鍵はその偏位即ちその偏位行程又は偏位角に比例するなるべくアナログ信号を出力する。電鍵はばね力の予荷重を受け、このばね力により中立位置へ回し戻される。それにより計量される電鍵力により駐車制動機又はジャックナイフ防止制動機を制御することが可能である。
第1の電鍵構想が図19により説明される。この電鍵構想により、図5による運動推移を行うことができる。従って図5に関連する説明が参照される。
揺動電鍵として構成される操作装置120は、操作素子122即ち本来の電鍵揺動片を持っている。操作素子122は2つのばね124,126により中立位置へ押される。上部ばね124はなるべく漸増特性を持っている。同じことが下部ばね126にも当てはまる。しかしばねは漸減特性又は比例特性を持つこともできる。
操作素子122の上部を操作することによって、駐車制動機が投入又は釈放される。駐車制動機の制動作用は、操作力の大きさと共に、しかも比例して又は漸減的に又は漸増的に、かつ/又は車両又はトラクタとトレーラから成る列車の積載状態に関係して増大する。積載状態に関する情報は、例えばデータバス特にCANバスを経て受ける。
駐車制動機は、操作素子122の上部の偏位の端部ストッパの所で、又は付加的な操作抵抗特に「カチリ音」を越えた後に、投入される。
更に光表示器具特に開閉器に合体されたランプ123により、即ち光信号により、投入されている駐車制動機の状態についての応答が行われる。それに加えて又はその代わりに、音響手段例えばブザー又は拡声器を介して応答が行われる。
操作素子122がもはや端部ストッパの所にないか、又は上記の「カチリ音」を(再び)越えるか、又は中立位置に達すると、モード変化が起こり、即ち第2のモードから第1のモードへの変化が起こる。このモードにおいて、操作素子が中立位置又は第1の偏位範囲にある時にも、駐車制動機は投入されている。
電鍵がもう一度ストッパ又は第1の偏位位置特に「カチリ音」の所まで動かされると、駐車制動機が釈放され、モードがいわゆる第2のモードに切換えられ、駐車制動作用が電鍵の偏位に関係する。
トレーラ監視位置AHKは、操作素子122の下部を押すことによって制御される。このため適当な電子素子により発生される2進信号しか必要でない。ストッパに達するか又は第5の偏位位置を越えると、トレーラ監視機能が始動される。
図20は、図6による運動の実行に利用可能な操作装置120′の別の実施例を示す。従って図6に対する説明が参照される。
駐車制動機は操作素子122の上部の操作によって投入及び釈放される。駐車制動機の作用は、図19に関連して既に説明したように、操作力の大きさに関係する。その代わりに又はそれに加えて、その作用は車両又は列車の積載状態に関係する。
駐車制動機は、第1の偏位位置12を越えた後完全に投入され、運転者は触覚応答を上記の「カチリ音」の形で得る。
同時に運転者は、操作状態即ち駐車制動機が完全に投入されていることの応答を、開閉器に合体されたランプ又は他の表示器具により受ける。
電鍵が更にストッパ又は少なくとも第4の偏位位置まで押されると、トレーラ監視機能の始動が行われる。ストッパ又は第4の偏位位置に達すると、アナログ信号に加えて2進切換え信号が発生されて、制御装置へ送られる。
トレーラ監視機能の予期しない始動は、付加的なばね128によって防止される。それに加えて又はその代わりに、トレーラ監視機能が始動される前に、所定の期間待つことに予って、トレーラ監視機能のこのような予期しない始動が防止される。
更に運転者にトレーラ監視機能の始動を表示するために、トレーラ監視機能の始動の際、光又は音の信号が有利に発生される。
電鍵がもはやストッパ又は第4の偏位位置44にないと、トレーラ監視機能が停止される。
電鍵が第1の偏位位置12を越えて動かされると、モード変化が行われる。その際操作素子122が第1の偏位範囲10又は中立位置にあっても、操作装置は第1のモードをとり、完全な駐車制動作用を与える。従って中立位置をとる時にも、駐車制動機は投入されたままである。操作素子122がもう一度第1の偏位位置12を越えて中立位置の方へ動かされると、再びモードが切換えられるので、駐車制動作用は操作素子の偏位に関係する。従って駐車制動機は計量されて釈放可能であり、操作素子122は中立位置へ戻される。
操作素子122の下部はジャックナイフ防止制動機の操作のために使用される。この下部もばね荷重を受け、従って操作素子122が操作されないと、中立位置へ戻される。操作素子122の下部を操作する際、操作素子122の偏位はジャックナイフ防止制動機の制動作用の基準となる。即ちジャックナイフ防止制動作用は、偏位又は操作力の大きさと共に、特に操作力又は偏位と共に比例的又は漸減的又は漸増時に、かつ/又は車両、トラクタ、トレーラ又は列車の積載状態に関係して、増大する。
図21に示す操作装置120′′は、簡単な電鍵として構成される操作素子122′のみを持っている。しかしこの操作素子は、図19に関連して説明した操作素子122と全く同じに構成され、ただしそこに示されて説明されたトレーラ監視機能なしに構成されている。従って図19及び20に示す実施例に対し操作素子の下部及びばね126がない。
図22はジャックナイフ防止制動機を操作する別の操作素子122′′を示している。この操作素子122は、漸増特性を持つばねに抗して作用する計量可能な電鍵として構成されている。ジャックナイフ防止制動機の作用は、操作素子122′′の偏位又は操作力の大きさと共に、特に比例的または漸減的又は漸増的に増大する。それに加えて又はその代わりに、ジャックナイフ防止制動作用はトラクタ又は列車の積載状態に関係する。
操作素子122′′は、図19〜21による操作素子とは別個に設けられている。しかしその代わりにこの操作素子を、図19又は21による操作装置に合体させて、切換え開閉器の操作後ジャックナイフ防止制動機能を作用させることもできる。
図19〜24によるすべての実施例において、それぞれの操作装置はセンサ装置130を持ち、このセンサ装置により少なくとも1つのアナログ開閉信号及び場合によっては1つ又は複数の2進開閉信号を、それぞれの操作素子の偏位に関係して発生することができる。
図23及び24は、図19について説明した操作装置を詳細図で示している。操作素子122の偏位を電気信号特に偏位又は必要な操作力に相当するアナログ信号に変換するため、図23及び24に2つの異なる構造の実施例が示されている。
図23によれば、歯付き円板132を介して、この歯付き円板132より小さい直径を持つ歯車134が駆動される。歯車134は、板上に設けられるホールセンサ素子136又はポテンショメータと共同作用する。ホールセンサ素子136及びセンサ装置130との共同作用で偏位に相当する信号を発生するため、歯車134は磁石138に結合されている。ホールセンサ素子136と磁石の配置は、別の例では交換されている。
図24に示す実施例では、ホールセンサ素子136及び磁石138の代わりに、ポテンショメータ140が設けられている。
歯付き円板132及び歯車134は伝動装置を形成し、操作素子122の比較的小さい角偏位を大きくして、付加的な電鍵の一層良好な信号分解能及び開閉器の分離を可能にする。
別の利点は、センサ装置を操作素子122の回転中心から放して操作素子の向こう側の構造空間に設け、特に操作装置120が計器盤に組込まれる場合計器盤の下又は後の構造空間に設けることである。こうして操作装置を低い所へ組込むことができるので、操作装置の外方へ向く上側が計器盤のすぐ近くで終わり、操作装置の機械及び電子部品は計器盤内にある。
別の実施例では、直線ポテンショメータ又はホールセンサ素子に沿って移動可能な磁石によって、センサの直線運動によるセンサ信号の評価が行われる。
レバー又は計量可能な回転開閉器を持つ操作装置の実施例により既に説明したように、図19〜24について説明した操作装置120も、もっともらしさを検査するマイクロスイッチを持っている。このマイクロスイッチの開閉窓は、操作素子のすべての重要な操作状態、特に釈放される駐車制動機、部分的に投入される駐車制動機及び完全に投入される駐車制動機の操作状態、トレーラ監視位置及びジャックナイフ防止制動機能の始動が確実に検出可能であるように、構成されている。
別の有利な実施例では、一層良好な信号分離を可能にしかつ製造公差を一層少なくするため、歯車134により直接駆動される切換えリンクによって、これらのマイクロスイッチが操作される。
図示した操作装置により、車両を静止させるためでなく、走行作動中に常用制動機を援助するために、従って補助制動機として、駐車制動機を使用することができる。制動作用の精密に調節可能な計量は、図示した操作装置により可能である。それぞれの操作素子の偏位が大きいほど、駐車制動機の制動作用は大きい。この操作構想は、足踏み制動機から公知の制動機操作にもふさわしく、従って直観的に特にストレス状態においても使用可能である。
本発明は、詳細に説明した操作装置に関するのみならず、駐車制動装置特にこのような操作装置を持つ車両特に商用車両用の電気又は電子駐車制動装置にも関する。更に本発明は、走行作動用に設けられる常用制動機及び車両の静止のために設けられてこのような駐車制動装置を持つ駐車制動機を有する車両特に商用車両用の完全な制動装置にも関する。
明細書及び特許請求の範囲のあげられたすべての特徴は、単独でも本発明による操作装置と組合わせ可能である。従って本発明は上述した特徴の組合わせ又は特許請求の範囲の特徴の組合わせに限定されるものではない。それどころか個別特徴のすべての組合わせが開示されているものと見なされる。
実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 別の実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 別の実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 別の実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 別の実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 別の実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 別の実施例による操作素子の偏位の時間的推移を示す。 本発明の実施例によるレバーの形の操作素子を示す。 図8による操作素子を操作するために必要な操作力を操作素子の偏位に関して示す。 図8による操作素子を操作するために必要な操作力を操作素子の偏位に関して示す。 図8による操作素子を操作するために必要な操作力を操作素子の偏位に関して示す。 マイクロスイッチ及びホールセンサ素子を持つ図8による操作素子の実施例を分解図で示す。 図8によるレバー操作素子の別の実施例を斜視図で示す。 計量可能な回転開閉器を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な回転開閉器を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な回転開閉器を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な回転開閉器を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な回転開閉器を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な電鍵を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な電鍵を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な電鍵を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な電鍵を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な電鍵を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。 計量可能な電鍵を持つ本発明による操作装置の実施例を示す。
符号の説明
10 第1の偏位範囲
12 第1の偏位位置
16 第2の偏位位置
34 第3の偏位範囲
36 第3の偏位位置
82,112,120 操作装置
84,114,122 操作素子
86 運動軌道

Claims (33)

  1. 車両の制動装置用制動装置であって、走行作動のために設けられる常用制動機及び車両の静止のために設けられる駐車制動機を持ち、
    駐車制動機により、常用制動機の制動作用に関係なく制動作用が発生可能であり、
    操作装置(82,112,120)が、駐車制動機を操作するため運動軌道(86)に沿って偏位可能で手動操作可能な操作素子(84,114,122)を持ち、
    操作装置(82,112,120)が複数の操作状態を持ち、
    第1の操作状態で駐車制動機の制動作用が、運動軌道(86)に沿う操作素子(84,114,122)の偏位に関係して準備可能であり、第2の操作状態で駐車制動機の完全な制動作用が準備可能であり、
    操作素子(84,114,122)が、外部の影響なしで所定の中立位置(N)をとるように予荷重をかけられており、
    中立位置(N)に隣接して、いわゆる第1の偏位位置(12)により限定されるいわゆる第1の偏位範囲(10)が設けられ、この偏位範囲(10)において操作装置(82,112,120)が第1の操作状態をとることができ、
    第1の偏位範囲(10)に隣接するが中立位置(N)から離れて、いわゆる第2の偏位位置(16)が設けられ、この偏位位置において操作装置(82,112,120)が第2の操作状態をとる
    ものにおいて、
    操作装置(82,112,120)が、第1のモードにおいて、かつ第1の偏位範囲(10)、中立位置(N)又は中立位置(N)に隣接するが第1の偏位範囲(10)から離れかついわゆる第3の偏位位置(36)により限定されるいわゆる第3の偏位範囲(34)にある操作素子(84,114,122)の位置において、第2の操作状態を持ち、第2のモードにおいて、かつ第1の偏位範囲(10)、中立位置(N)又は第3の偏位範囲(34)にある操作素子の位置において、第1の操作状態を持つように、この操作装置が構成されており、
    操作素子(84,114,122)が第1の切換え位置をとることによって、第1のモードが第2のモードへ切換え可能であり、操作素子(84,114,122)が第2の切換え位置をとることによって、第2のモードが第1のモードへ切換え可能である
    ことを特徴とする、操作装置。
  2. 第1の切換え位置及び/又は第2の切換え位置が、第1の偏位範囲(10)内に設けられるか、又は第1の偏位位置(12)に一致して設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の操作装置。
  3. 第1の切換え位置と第2の切換え位置が一致して設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の操作装置。
  4. 第1の切換え位置が第1の偏位範囲(10)内に又は第1の偏位位置(12)に一致して設けられ、第2の切換え位置が第3の偏位範囲(34)内または第3の偏位位置(36)に一致して設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の操作装置。
  5. 操作装置(82,112,120)がトレーラ監視位置(AHK)を持ち、このトレーラ監視位置においてトレーラ監視機能が、いわゆる第4の偏位範囲(42)又は第4の偏位範囲(42)内に設けられて第2の偏位範囲(14)又は第2の偏位位置(16)に隣接するが第1の偏位範囲(10)から離れているいわゆる第4の偏位位置(44)にある操作素子(84,114,122)の位置において始動可能であり、トレーラ監視位置(AHK)において操作装置(82,112,120)が、トラクタとして用いられる車両用の第2の操作状態を持ち、トラクタに付随するトレーラが制動されない状態へ切換え可能であることを特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の操作装置。
  6. 操作装置(82,112,120)が付随車監視位置(AHK)を持ち、この付随車監視位置において付随車監視機能が、いわゆる第5の偏位範囲(54)又は第5の偏位範囲(54)に設けられかつ中立位置(N)に隣接するが第1の偏位範囲(10)から離れているいわゆる第5の偏位位置(56)にある操作素子(84,114,122)の位置において始動可能であり、付随車監視位置(AHK)において操作装置(82,112,120)が、トラクタとして用いられる車両用の第2の操作状態を持ち、トラクタに付随するトレーラが制動されない状態へ切換え可能であることを特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の操作装置。
  7. 操作装置(82,112,120)がジャックナイフ防止制動機能を持ち、いわゆる第6の偏位位置(66)により限定されかつ中立位置(N)に隣接するが第1の偏位範囲(10)から離れて設けられているいわゆる第6の偏位範囲(64)にある操作素子(84,114,122)の位置においてこの制動機能が始動可能であり、第6の偏位範囲(64)にある操作素子(84,114,122)の位置において、トラクタとして用いられる車両に付随するトレーラの制動機のみが操作可能であり、これらの制動機の制動作用が中立位置(N)からの操作素子(84,114,122)の偏位に関係していることを特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の操作装置。
  8. 操作装置(82,112,120)がジャックナイフ防止制動機能を準備するため手動操作可能で運動軌道に沿って偏位可能な別のいわゆるジャックナイフ防止制動機操作素子を持ち、ジャックナイフ防止制動機操作素子が、外部の作用なしで所定の中立位置をとるように予荷重をかけられており、ジャックナイフ防止制動機操作素子により、トラクタとして用いられる車両に付随するトレーラの制動機のみが操作可能であり、これらの制動機の制動作用が中立位置(N)からの操作素子(84,114,122)の偏位に関係していることを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の操作装置。
  9. 操作装置(82,112,120)が駐車制動モードとジャックナイフ防止制動モードとの間で切換えを行う切換え開閉器を持ち、ジャックナイフ防止制動モードが開始されると、操作素子(84,114,122)がジャックナイフ防止制動機能の準備に用いられ、操作素子(84,114,122)により、トラクタとして用いられる車両に付随するトレーラの制動機のみが操作可能であり、これらの制動機の制動作用が中立位置(N)からの操作素子(84,114,122)の偏位に関係していることを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の操作装置。
  10. 駐車制動機の制動作用が、第1の操作状態で、操作素子(84,114,122)の偏位に比例的、漸減的又は漸増的に関係していることを特徴とする、請求項1〜9の1つに記載の操作装置。
  11. ジャックナイフ防止制動機能により生じる制動作用が、操作素子(84,114,122)又はジャックナイフ防止制動操作素子の偏位に比例的、漸減的又は漸増的に関係していることを特徴とする、請求項7〜10の1つに記載の操作装置。
  12. それぞれの制動作用が更に積載状態に関係していることを特徴とする、請求項10又は11に記載の操作装置。
  13. 操作素子(84,114,122)及び場合によってはジャックナイフ防止制動機操作素子の偏位のために必要な操作力が、中立位置(N)からの偏位と共に増大することを特徴とする、請求項1〜12の1つに記載の操作装置。
  14. 操作素子(84,114,122)の偏位のために必要な操作力が、第1の偏位範囲(10)では、中立位置(N)から第1の偏位位置(12)まで、偏位及び第1の比例定数と共に比例的に増大し、第2の偏位範囲(14)では、それ以上の偏位及び第2の比例定数で比例的に増大し、第2の比例定数が第1の比例定数より大きいことを特徴とする、請求項13に記載の操作装置。
  15. 操作素子(84,114,122)がばね力により予荷重をかけられ、第1の偏位範囲(10)において第1のばね(124)が操作素子(84,114,122)に予荷重をかけ、第2の偏位範囲(14)において第1のばね(124)及び付加的な第2のばね(128)が操作素子(84,114,122)に予荷重をかけ、第1の比例定数が第1のばね(124)のばね定数であり、第2の比例定数が第1のばね定数と第2のばね(128)に属する第2のばね定数から生じることを特徴とする、請求項14に記載の操作装置。
  16. 第1の偏位位置(12)、第1の偏位範囲(10)内にある第1の切換え位置及び/又は第1の偏位範囲(10)内にある第2の切換え位置を越えて、中立位置(N)から離れるか又は中立位置の方への運動方向又は両方の運動方向に、それぞれ運動軌道に沿って、操作素子(84,114,122)が運動する際、触覚、音及び/又は光の応答が操作素子(84,114,122)の操作者のために発生可能であるように、操作装置(82,112,120)が構成されていることを特徴とする、請求項1〜15の1つに記載の操作装置。
  17. 第3の偏位位置(36)及び/又は第3の偏位範囲(34)内にある第2の切換え位置を越えて、中立位置から離れる運動方向又は両方の運動方向にそれぞれ運動軌道に沿って、操作素子(84,114,122)が運動する際、触覚、音及び/又は光の応答が操作素子の操作者のために発生可能であるように、操作装置(82,112,120)が構成されていることを特徴とする、請求項1〜16の1つに記載の操作装置。
  18. 第2の偏位範囲(14)と第4の偏位範囲(42)との間の限界範囲を越えて、特に両方の運動方向に、それぞれ運動軌道に沿って、操作素子(84,114,122)が運動する際、触覚、音及び/又は光の応答が操作者のために発生可能であるように、操作装置(82,112,120)が構成されていることを特徴とする、請求項5〜16の1つに記載の操作装置。
  19. 第5の偏位位置(56)を越えて、特に両方の運動方向に、それぞれ運動軌道に沿って、操作素子(84,114,122)が運動する際、触覚、音及び/又は光の応答が操作者のために発生可能であるように、操作装置(82,112,120)が構成されていることを特徴とする、請求項6〜16の1つに記載の操作装置。
  20. 操作素子(84,114,122)の偏位を変化するために必要な操作力の変化により、触覚の応答が発生可能であることを特徴とする、請求項16〜19の1つに記載の操作装置。
  21. 釈放可能な阻止機構が、中立位置(N)から第4の変位範囲(42)又は第5の偏位範囲(54)あるいは第4の変位位置(44)又は第5の偏位位置(56)への運動を阻止するけれども、第4の偏位範囲(42)又は第5の偏位範囲(54)あるいは第4の偏位位置(44)又は第5の偏位位置(56)から中立位置(N)の方向への運動を可能にすることを特徴とする、請求項5〜20の1つに記載の操作装置。
  22. 操作素子(84,114,122)への付加的な力の作用、操作素子(84,114,122)の側方運動、操作素子(84,114,122)の運動方向に対して直角な方向の運動、及び/又は阻止解除素子の操作により、阻止機構が釈放可能であることを特徴とする、請求項21に記載の操作装置。
  23. 操作素子(84,114,122)と機械的に結合される1つ、2つ又は2つより多いポテンショメータ(110,140)及び/又はホールセンサ素子(100,136)により、第1の操作状態及び第2のモードにおいて操作素子(84,114,122)の偏位に関係する振幅を持つ電気信号が発生可能であることを特徴とする、請求項1〜22の1つに記載の操作装置。
  24. 操作素子(84,114,122)と機械的に結合される1つ又は複数の開閉素子(102,104)が、操作状態を別々に検出するように設けられていることを特徴とする、請求項1〜23の1つに記載の操作装置。
  25. 操作素子(84,114,122)の最大偏位に達する際、特にストッパに達する際2進開閉信号が発生可能であるように、操作装置(82,112,120)が構成されていることを特徴とする、請求項1〜24の1つに記載の操作装置。
  26. 開閉素子が操作素子(84,114,122)の運動を検出し、操作素子(84,114,122)の運動に応答して、開閉素子により操作装置(82,112,120)の電気部品が付勢可能であり、休止時間の経過後これらの電気部品が消勢可能であることを特徴とする、請求項1〜25の1つに記載の操作装置。
  27. 第2の操作状態を表示する光表示手段を有することを特徴とする、請求項1〜26の1つに記載の操作装置。
  28. 光表示手段が操作素子(84,114,122)に合体されていることを特徴とする、請求項27に記載の操作装置。
  29. トレーラ監視位置で、トレーラが所定の時間の経過後に初めて制動されない状態に切換え可能であることを特徴とする、請求項1〜28の1つに記載の操作装置。
  30. 操作素子(84,114,122)が、操作素子(84,114,122)の偏位の機械的増幅を行うため、伝動装置を持っていることを特徴とする、請求項1〜29の1つに記載の操作装置。
  31. 操作素子が揺動可能なレバー(84)、計量可能な回転開閉器)(112)、計量可能な電鍵特に揺動電鍵、直線運動可能な摺動体、又は直線運動可能で計量可能な押しボタン、直線移動可能な引張りボタン又は直線移動可能な押し−引張りボタンであることを特徴とする、請求項1〜30の1つに記載の操作装置。
  32. 走行作動のために設けられる常用制動機及び車両の静止のために設けられる駐車制動機を持ち、駐車制動機により常用制動機の制動作用に関係なく制動作用が発生可能であるものにおいて、駐車制動装置が請求項1〜31の1つに記載の操作装置(82,112,120)を持っていることを特徴とする、車両用駐車制動装置。
  33. 走行作動のために設けられる常用制動機及び車両の静止のために設けられる駐車制動機を有するものにおいて、請求項32に記載の駐車制動装置を有することを特徴とする、車両用制動装置。
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