JP2002257235A - パーキングロック解除装置 - Google Patents

パーキングロック解除装置

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JP2002257235A
JP2002257235A JP2001057298A JP2001057298A JP2002257235A JP 2002257235 A JP2002257235 A JP 2002257235A JP 2001057298 A JP2001057298 A JP 2001057298A JP 2001057298 A JP2001057298 A JP 2001057298A JP 2002257235 A JP2002257235 A JP 2002257235A
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Japan
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parking lock
transmission
release
vehicle
switch
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JP2001057298A
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Chikao Nagasaka
近夫 長坂
Masaki Hayashi
政樹 林
Noriyasu Shamoto
紀康 社本
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Tokai Rika Co Ltd
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    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3416Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
    • F16H63/3491Emergency release or engagement of parking locks or brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用変速機制御装置による変速機の制御が不
能な状態であっても、変速機のパーキングロックを解除
することができるパーキングロック解除装置を提供す
る。 【解決手段】パーキングロック解除装置1は、解除手段
としての発火駆動式シリンダ2及びシリンダ駆動回路3
を備えている。発火駆動式シリンダ2のロッド13の先
端に連結されたリリースリング16の長孔部16a内に
はパーキングロック部材18が遊嵌されている。発火駆
動式シリンダ2の発火機構15は、シリンダ駆動回路3
の許可スイッチ22の接点が閉状態にあるときに解除ス
イッチ21の接点が閉状態になると駆動する。よって、
発火機構15の駆動時にはリリースリング16が矢印F
1方向に移動され、パーキングロック部材18がたとえ
ロック位置(A位置)にあったとしても、リリースリン
グ16によって解除位置(B位置)に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の変速機の接
続状態を電気制御によって切り換える車両用変速機制御
装置を有する車両において、その車両用変速機制御装置
による制御不能時に変速機のパーキングロックを解除す
るパーキングロック解除装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気制御によって変速機の接続状
態を切り換えるシフトバイワイヤ式の車両用変速機制御
装置が提案されている。この種の車両用変速機制御装置
では、車両室内に配設されたシフト操作体が操作される
とその操作態様が電気信号として検出される。そして、
その検出信号に基づいて変速機の接続状態を切り換える
ためのアクチュエータが動作されるようになっている。
こうした車両用変速機制御装置を用いると、リンク機構
等の機械的な構成が不要となるとともに小型化が容易と
なる。このため、シフト操作体及び室内アクセサリのレ
イアウトに自由度が増し、快適な室内空間を実現するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変速機は、
駐車状態(パーキングレンジ)になると、パーキングロ
ックが作用するようになっている。詳しくは、変速機
は、駐車状態になると、変速機の出力軸系に設けられた
パーキングロックギアにパーキングロックポールを噛み
合わせて、機械的に車輪をロックするようになってい
る。
【0004】しかし、この種の車両用変速機制御装置に
おいては、パーキングレンジの状態でバッテリ電圧の低
下や故障などによって変速機の電気制御が不能になった
場合、変速機のパーキングロックを解除できなくなって
しまう。よって、こうした場合には車両を移動できなく
なるといった不都合が生じる。
【0005】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、車両用変速機制御装置による変
速機の制御が不能な状態であっても、変速機のパーキン
グロックを解除することができるパーキングロック解除
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、シフト操作体と、そ
のシフト操作体の操作状態を電気的に検出し、その検出
結果に基づいて変速機の接続状態を切り換える切換制御
手段とを備える車両用変速機制御装置を有する車両のパ
ーキングロック解除装置であって、車両室内に配設され
た解除スイッチと、その解除スイッチの操作に基づいて
発火してガスを発生させ、そのガスの圧力を利用して前
記変速機のパーキングロックを解除する解除手段とを備
えることを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、シフト操作体
と、そのシフト操作体の操作状態を電気的に検出し、そ
の検出結果に基づいて変速機の接続状態を切り換える切
換制御手段とを備える車両用変速機制御装置を有する車
両のパーキングロック解除装置であって、基端が前記変
速機のパーキングロック部材に連結され、先端が車両に
設けられた既存の可動部材に連結可能な動力伝達部材を
備え、前記既存の可動部材の操作力によって前記動力伝
達部材を駆動させ、その駆動力によって前記変速機のパ
ーキングロックを解除することを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、シフト操作体
と、そのシフト操作体の操作状態を電気的に検出し、そ
の検出結果に基づいて変速機の接続状態を切り換える切
換制御手段とを備える車両用変速機制御装置を有する車
両のパーキングロック解除装置であって、基端が前記変
速機のパーキングロック部材に連結され、先端が車両に
設けられた可動部材に連結可能な動力伝達部材を備え、
前記可動部材の操作力を梃子作用により増幅させた力に
よって前記動力伝達部材を駆動させ、その駆動力によっ
て前記変速機のパーキングロックを解除することを要旨
とする。
【0009】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、解除スイッチを操
作すると、解除手段によってガスが発生し、そのガスの
圧力を利用して変速機のパーキングロックが解除され
る。このため、切換制御手段による変速機の制御が不能
な状態であっても、変速機のパーキングロックを解除す
ることが可能となる。しかも、操作者は、解除スイッチ
を操作するだけでパーキングロックを解除することが可
能となる。よって、変速機のパーキングロックを容易に
解除することができる。
【0010】請求項2に記載の発明によると、動力伝達
部材を既存の可動部材に連結した状態で該可動部材を操
作すると、その操作力によって動力伝達部材が駆動す
る。そして、その動力伝達部材の駆動力によって変速機
のパーキングロックが解除される。このため、切換制御
手段による変速機の制御が不能な状態であっても、変速
機のパーキングロックを解除することが可能となる。し
かも、既存の可動部材を用いているため、パーキングロ
ック解除装置を構成するために必要な新規部材を少なく
することができる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、動力伝達
部材を可動部材に連結した状態で該可動部材を操作する
と、動力伝達部材はその操作力を増幅させた力で駆動す
る。そして、その動力伝達部材の駆動力によって変速機
のパーキングロックが解除される。このため、切換制御
手段による変速機の制御が不能な状態であっても、変速
機のパーキングロックを解除することが可能となるとと
もに、小さい力であってもパーキングロックを解除する
ことが可能となる。よって、変速機のパーキングロック
を容易に解除することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説
明する。
【0013】図1に示すように、パーキングロック解除
装置1は、解除手段としての発火駆動式シリンダ2及び
シリンダ駆動回路3を備えている。発火駆動式シリンダ
2は、シリンダ部11、ベース部12、ロッド13、ピ
ストン部14及び発火機構15を備えている。
【0014】シリンダ部11は一端が開口した筒状をな
し、その開口部がベース部12に設けられたガス発生室
15aと連通した状態でベース部12に連結されてい
る。ロッド13の一端にはピストン部14が接続され、
同ピストン部14はシリンダ部11内に収容されてい
る。すなわち、ロッド13はピストン部14を介してシ
リンダ部11に支持されている。また、ピストン部14
はシリンダ部11内を軸方向に摺動可能に収容されてい
る。このため、ロッド13は、ピストン部14の摺動に
伴ってシリンダ部11から出没可能となっている。な
お、本実施形態において、ロッド13は突出したシリン
ダ部11から突出した状態で保持されている。
【0015】ロッド13の先端には、リリースリング1
6が連結されている。このリリースリング16は、略直
方体状をなし、ロッド13の軸方向に延びる長孔部16
aを有している。この長孔部16a内には、オートマチ
ックトランスミッション(以下、変速機という)17に
設けられたパーキングロック部材18が、ロッド13の
軸方向に移動可能な状態で遊嵌されている。詳しくは、
パーキングロック部材18は、同図に示すA位置及びB
位置に移動可能となっている。このパーキングロック部
材18は、変速機17のギヤトレーンの接続状態が駐車
状態(パーキングレンジ)Pとなったときに、パーキン
グロックポール(図示略)を駆動するための部材であ
る。これによりパーキングロックポールは、変速機17
の出力軸系に設けられたパーキングロックギア(図示
略)に噛み合い、機械的に車輪をロックする。なお、本
実施形態においては、パーキングロック部材18が同図
に示すA位置にあるときにパーキングロック状態とな
り、B位置にあるときにパーキングロックを解除した状
態となるように設定されている。
【0016】一方、発火機構15はベース部12内に設
けられている。この発火機構15は、駆動時に発火機構
15内に設けられた発火剤が点火してガス発生室15a
内にガスを発生させるようになっている。よって、発火
機構15の駆動時には、図1に2点鎖線で示すように、
ガス発生室15a内に発生したガスの圧力によってピス
トン部14がシリンダ部11内を移動し、ロッド13が
矢印F1方向に移動する。すなわち、発火機構15の駆
動時には、ロッド13がシリンダ部11内に没入する。
このため、発火機構15が駆動すると、ロッド13に伴
ってリリースリング16も矢印F方向に移動する。よっ
て、発火機構15の駆動時には、前記パーキングロック
部材18がたとえA位置にあったとしても、リリースリ
ング16によってB位置に移動される。すなわち、発火
機構15の駆動時には、強制的にパーキングロックが解
除される。
【0017】また、発火機構15には2本の電線19
a,19bを備えるワイヤハーネス19の一端が接続さ
れ、同ワイヤハーネス19の他端にシリンダ駆動回路3
が接続されている。このシリンダ駆動回路3は、解除ス
イッチ21、許可スイッチ22、電解コンデンサC1及
びダイオードD1を備えている。
【0018】ダイオードD1のアノードはバッテリ端子
に接続され、カソードは電解コンデンサC1のプラス端
子及び解除スイッチ21の一端に接続されている。ま
た、電解コンデンサC1のマイナス端子は前記ワイヤハ
ーネス19の第1電線19aに接続されるとともに接地
されている。一方、解除スイッチ21の他端は許可スイ
ッチ22の一端に接続され、同許可スイッチ22の他端
は前記ワイヤハーネス19の第2電線19bに接続され
ている。すなわち、解除スイッチ21、許可スイッチ2
2及び電解コンデンサC1は、各電線19a,19b間
に直列に接続されている。
【0019】こうしたシリンダ駆動回路3においては、
電解コンデンサC1は、バッテリからの電力によって常
時充電された状態となる。そして、解除スイッチ21及
び許可スイッチ22の接点が共に閉状態になると、発火
機構15に対して電解コンデンサC1に充電された電力
が供給されるため、発火機構15は駆動する。すなわ
ち、解除スイッチ21及び許可スイッチ22の接点が共
に閉状態になると、バッテリ切れとなった状態であって
も、電解コンデンサC1に充電された電力によって発火
機構15は駆動するようになっている。
【0020】なお、図2及び図3に示すように、解除ス
イッチ21は、車両4の室内において、センターコンソ
ールパネル5に配設されている。詳しくは、解除スイッ
チ21は、センターコンソールパネル5に配設されたシ
フト操作体23の近辺に配設されたモーメンタリ式の押
しボタンスイッチによって構成されている。図3に示す
ように、解除スイッチ21は、通常、カバー24によっ
て被覆された状態となっている。このカバー24は同図
に矢印Tで示すように回動可能に支持されており、同カ
バー24を回動させることによって解除スイッチ21を
露出可能となっている。このため、操作者は、車両室内
で解除スイッチ21の操作が可能となっている。
【0021】ところで、前記許可スイッチ22は、所定
の駆動信号が入力されると接点を開き、該駆動信号が入
力されなくなると接点を閉じるようになっている。そし
て、この許可スイッチ22に対する駆動信号の出力は、
図4に示す車両用変速機制御装置30の変速制御用電子
制御装置(SBW−ECU)31によって制御されるよ
うになっている。そこで、こうした車両用変速機制御装
置30について説明する。
【0022】図4に示すように、車両用変速機制御装置
30は、前記許可スイッチ22、シフト操作体23、切
換制御手段としての変速制御用電子制御装置(SBW−
ECU)31、表示部32、変速用油圧アクチュエータ
33及びレンジ位置検出器34を備えている。許可スイ
ッチ22、シフト操作体23、表示部32、変速用油圧
アクチュエータ33及びレンジ位置検出器34は、それ
ぞれSBW−ECU31に電気的に接続されている。
【0023】図2及び図3に示すように、シフト操作体
23はレバー状の操作部23aを備え、その操作部23
aが上方を向くようにセンターコンソールパネル5に配
設されている。この操作部23aは十字方向に傾動可能
に構成され、通常はその交点位置(中立位置)に支持さ
れている。そして、本実施形態においてシフト操作体2
3は、操作部23aを前方向に傾動したときに「P」レ
ンジ、同操作部23aを後方向に傾動したときに「N」
レンジとなるように設定されている。また、シフト操作
体23は、操作部23aを助手席方向に傾動したときに
「R」レンジ、同操作部23aを運転席方向に傾動した
ときに「D」レンジとなるように設定されている。すな
わち、操作部23aの傾動方向に応じてシフトレンジが
切り換わるようになっている。
【0024】表示部32はシフトレンジを表示するイン
ジケータであり、図2に示すように、インストルメント
パネル6のコンビネーションメータ7に設けられてい
る。この表示部32は、SBW−ECU31から出力さ
れる制御信号に基づき、現在選択されているシフトレン
ジを表示するようになっている。
【0025】変速用油圧アクチュエータ33は、変速機
17の構成要素であって、電気信号によって操作される
図示しない電磁制御弁を備え、油圧ポンプから供給され
る作動油を各電磁制御弁が給排制御することでギヤトレ
ーンの接続状態を切り換える。ギヤトレーンの接続状態
は、中立状態(ニュートラルレンジ)N、駐車状態(パ
ーキングレンジ)P、走行状態(ドライブレンジ)D及
び後退状態(リバースレンジ)Rに切り換えられる。そ
して、油圧アクチュエータ33は、ギヤトレーンの接続
状態が駐車状態Pとなったときには、前記パーキングロ
ック部材18をB位置からA位置に移動させてパーキン
グロックを行う。また、油圧アクチュエータ33は、ギ
ヤトレーンの接続状態が駐車状態Pから他の接続状態
(例えば中立状態N)となったときには、パーキングロ
ック部材18をA位置からB位置に移動させてパーキン
グロックを解除する。
【0026】レンジ位置検出器34は変速機17のハウ
ジング内に設けられ、ギヤトレーンの接続状態(P,
N,D,R)を区別して検出し、その検出信号をSBW
−ECU31に出力する。
【0027】SBW−ECU31は図示しないマイクロ
コンピュータを備え、予め記憶されている制御プログラ
ムをマイクロコンピュータが実行することで変速用油圧
アクチュエータ33を制御してギヤトレーンの接続状態
を切り換える。SBW−ECU31は、シフト操作体2
3からの操作信号とレンジ位置検出器34からの検出信
号とに基づいて変速用油圧アクチュエータ33を制御す
る。例えば、シフト操作体23の操作部23aを「D」
位置に傾動すると、その操作態様を示す操作信号が同シ
フト操作体23からSBW−ECU31に対して出力さ
れる。SBW−ECU31は、この操作信号に基づき、
変速用油圧アクチュエータ33を駆動してギヤトレーン
の接続状態を走行状態Dに切り換える。ここで、走行状
態Dは、ギヤトレーンにおいてギヤ比が異なる接続状態
が自動で選択される自動走行モードでの接続状態であ
る。そして、この自動走行モードにおいては、SBW−
ECU31に接続されている変速機電子制御装置(EC
T−ECU)35が、車速及びスロットル開度に基づき
公知の制御内容でギヤトレーンの接続状態を切り換え制
御する。
【0028】また、SBW−ECU31は、正常に機能
している間、許可スイッチ22に対して同許可スイッチ
22の接点を開いた状態にするための駆動信号を出力す
るようになっている。このため、通常、許可スイッチ2
2の接点は開状態になっている。よって、SBW−EC
U31の正常機能時には、前記解除スイッチ21を押し
ても発火機構15が駆動することはない。これに対し
て、バッテリ電圧の低下時など、SBW−ECU31が
正常に機能しなくなると、必然的に許可スイッチ22に
対する駆動信号の出力も停止する。このため、許可スイ
ッチ22の接点は閉じ、発火機構15を駆動待機状態に
する。よって、この状態で解除スイッチ21が押される
と発火機構15が駆動する。すなわち、許可スイッチ2
2は、解除スイッチ21の操作に基づく発火駆動式シリ
ンダ2の作動を許可または禁止する作動許可手段として
機能する。
【0029】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)解除スイッチ21を操作すると発火駆動式シリン
ダ2の発火機構15が駆動し、同シリンダ2内にガスが
発生する。そして、そのガスの圧力によってロッド13
が移動し、パーキングロック部材18がパーキングロッ
ク位置から解除位置に強制的に移動される。すなわち、
解除スイッチ21を操作すると、変速機17のパーキン
グロックが解除される。このため、SBW−ECU31
による変速機17の制御が不能な状態であっても、変速
機17のパーキングロックを解除することができる。
【0030】(2)操作者は、解除スイッチ21を操作
するだけで変速機17のパーキングロックを解除するこ
とが可能となる。よって、変速機17のパーキングロッ
クを容易に解除することができる。
【0031】(3)発火駆動式シリンダ2の発火機構1
5は、たとえ解除スイッチ21が操作されたとしても、
許可スイッチ22の接点が閉状態でないと駆動しないよ
うになっている。そして、許可スイッチ22の接点は、
SBW−ECU31の正常機能時には開状態になってい
る。このため、SBW−ECU31が正常に機能してい
るときに、解除スイッチ21を誤って操作してしまった
としても、発火機構15の駆動は確実に防止される。よ
って、発火駆動式シリンダ2の誤作動をより確実に防止
することができる。
【0032】(4)解除スイッチ21は車両室内に配設
されているため、解除スイッチ21の操作を容易に行う
ことができる。しかも、通常、解除スイッチ21はカバ
ー24によって被覆された状態となっているため、解除
スイッチ21の誤操作も確実に防止することができる。 (第2実施形態)次に、本発明を具体化した第2実施形
態を図5に基づいて説明する。ここでは第1実施形態と
相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材
番号を付すのみとしてその説明を省略する。
【0033】図5に示すように、本実施形態において、
パーキングロック解除装置1は、車両室内に設けられた
既存の可動部であるパーキングブレーキ8と、前記リリ
ースリング16と、動力伝達部材としての解除ワイヤ4
1とを備えている。
【0034】解除ワイヤ41の基端は、リリースリング
16に連結されている。また、解除ワイヤ41の先端
は、パーキングブレーキ8に連結されている。詳しく
は、パーキングブレーキ8はレバー部8aと同レバー部
8aを支持する支持部8bとを備えており、解除ワイヤ
41の先端は支持部8bに連結されている。
【0035】レバー部8aは、同図に示す支軸部8cを
軸心として矢印F2方向に可動となっており、通常、図
示しないブレーキワイヤに接続されている。そして、レ
バー部8aを操作するとその操作に伴ってブレーキワイ
ヤが連動するようになっている。詳しくは、レバー部8
aを操作すると、該レバー部8aが梃子として機能し、
その操作力を増幅した力がブレーキワイヤに加わる。そ
して、その増幅した力を駆動力としてブレーキワイヤが
駆動し、パーキングブレーキが作動するようになってい
る。
【0036】また、支持部8bには、切換スイッチ42
が設けられている。この切換スイッチ42は、レバー部
8aとブレーキワイヤとの接続状態を、レバー部8aと
解除ワイヤ41との接続状態に切り換えるためのスイッ
チである。よって、切換スイッチ42の操作によってレ
バー部8aと解除ワイヤ41とを接続させると、レバー
部8aの操作に伴って解除ワイヤ41が連動するように
なる。詳しくは、レバー部8aを矢印F2方向に操作す
ると、その操作力を増幅した力が解除ワイヤ41に加わ
る。そして、その増幅した力を駆動力として解除ワイヤ
41が駆動し、同解除ワイヤ41の基端が矢印F1方向
に移動するようになっている。このため、リリースリン
グ16の矢印F1方向に移動する。よって、パーキング
ロック部材18は、ロック位置(A位置)にあったとし
ても、このリリースリング16の移動によって解除位置
(B位置)に移動する。すなわち、変速機17のパーキ
ングロックが解除される。なお、本実施形態において切
換スイッチ42は、前記SBW−ECU31が正常に機
能していない場合にのみ操作可能となっている。具体的
には、切換スイッチ42の近辺にソレノイドを設け、S
BW−ECU31が正常に機能しているときにはソレノ
イドに対して駆動信号を出力させる。そして、そのソレ
ノイドの駆動時には同ソレノイドのロッドを切換スイッ
チ42に作用させて同切換スイッチ42の操作を不能に
する。また、ソレノイドの非駆動時には切換スイッチ4
2に対するロッドの作用を解除して同切換スイッチ42
の操作を可能にする。
【0037】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (5)切換スイッチ42によってパーキングブレーキ8
のレバー部8aと解除ワイヤ41とを接続させ、その状
態でレバー部8aを操作すると、その操作力によって解
除ワイヤ41が駆動する。そして、その解除ワイヤ41
の駆動力によって変速機17のパーキングロックが解除
される。このため、前記SBW−ECU31による変速
機17の制御が不能な状態であっても、変速機17のパ
ーキングロックを解除することができる。
【0038】(6)解除ワイヤ41の先端は車両4に設
けられた既存の可動部材であるパーキングブレーキ8に
連結されている。このため、解除ワイヤ41を駆動する
ための部材を新たに設ける必要がない。よって、パーキ
ングロック解除装置1を構成するために必要な新規部材
を少なくすることができる。
【0039】(7)パーキングブレーキ8のレバー部8
aは梃子として機能するため、同レバー部8aに対する
操作力が増幅されて解除ワイヤ41に伝達される。この
ため、比較的小さい力で変速機17のパーキングロック
を解除することが可能となる。よって、変速機17のパ
ーキングロックを容易に解除することができる。
【0040】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記第1実施形態では、シリンダ駆動回路3に許可
スイッチ22を設け、SBW−ECU31が正常に機能
しているときには、解除スイッチ21を操作しても発火
駆動式シリンダ2を駆動できないようにしている。しか
し、この許可スイッチ22を省略してもよい。このよう
にしても、解除スイッチ21は、通常カバー24によっ
て覆われた状態となっているため、解除スイッチ21の
誤操作が防止される。
【0041】・ また、前記第1実施形態において許可
スイッチ22は、SBW−ECU31からの出力信号に
基づいてON・OFFが制御されている。すなわち、許
可スイッチ22は、電気的に制御されている。しかし、
この許可スイッチ22は、車両室内(例えばステアリン
グコラムなど)に設けられた押しボタンスイッチ等であ
ってもよい。そして、該許可スイッチ22と前記解除ス
イッチ21とを運転者が操作したときに発火駆動式シリ
ンダ2が駆動するようにしてもよい。
【0042】・ 前記第2実施形態では、解除ワイヤ4
1の先端をパーキングブレーキ8に接続している。しか
し、例えば図6に示すように、解除ワイヤ41の先端
に、車両室内に設けられた既存の可動部材であるブレー
キペダル9のレバー部9aに係合可能な係合機構43を
接続してもよい。なお、この係合機構43は、レバー部
9aに手動で係合される構造や、変速機17の接続状態
が駐車状態Pにあり、かつSBW−ECU31が正常に
機能していないときに自動的にレバー部9aに係合され
る構造をなしている。そして、係合機構43をレバー部
9aに係合させた状態でブレーキペダル9のペダル部9
bを同図に矢印F3で示す方向に移動させたときに、そ
の移動に連動して解除ワイヤ41が矢印F1方向に移動
するようにしてもよい。このようにしても、前記第2実
施形態と同等の効果を得ることができる。なお、ブレー
キペダル9に限らず、アクセルペダルなど他のフットペ
ダルに係合機構43を接続可能としてもよい。
【0043】・ 前記第2実施形態では、解除ワイヤ4
1の先端をパーキングブレーキ8に接続している。しか
し、例えば図7に示すように、解除ワイヤ41の先端
を、シフト操作体23の操作部23aの基端部分に接続
してもよい。そして、操作部23aを同図に矢印F4で
示す方向に移動させたときに、その移動に連動して解除
ワイヤ41が矢印F1方向に移動するようにしてもよ
い。このようにしても、前記第2実施形態における
(5),(6)の効果と同等の効果を得ることができ
る。
【0044】・ 前記第2実施形態では、解除ワイヤ4
1の先端をパーキングブレーキ8に接続している。しか
し、例えば解除ワイヤ41の先端にフックを設けるとと
もに、運転席側ドアにそのフックと係合する係合部を設
けてもよい。このようにすれば、フックを係合部に係合
させた状態でドアをあければ変速機17のパーキングロ
ックを解除することができる。しかも、こうした場合に
は、ドアが梃子として機能するため、小さい力で変速機
17のパーキングロックを解除することができるように
なる。特に、ドアに対して力を加えやすいため、変速機
17のパーキングロックをより簡単に解除することがで
きる。
【0045】・ 前記各実施形態においてパーキングロ
ック解除装置1は、変速機17のパーキングロックを解
除するようになっている。しかし、パーキングロック解
除装置1は、パーキングロックの解除だけに限らず、変
速機17の接続状態を「D」レンジや「R」レンジに切
り換えるようになっていてもよい。
【0046】・ 動力伝達部材は、解除ワイヤ41に限
らず、例えばリンク機構などであってもよい。次に、特
許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述し
た実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙
する。
【0047】(1) 請求項1に記載のパーキングロッ
ク解除装置において、前記解除スイッチの操作に基づく
前記解除手段の作動を許可または禁止する作動許可手段
を備えること。この技術的思想(1)に記載の発明によ
れば、解除手段の誤作動をより確実に防止することがで
きる。
【0048】(2) 請求項2または請求項3に記載の
パーキングロック解除装置において、前記動力伝達部材
の先端を、運転席フロアに設けられたフットペダル、パ
ーキングブレーキ及びドアのうちのいずれかに接続し、
該フットペダル、該パーキングブレーキまたは該ドアの
操作力によって前記動力伝達部材を駆動し、その駆動力
によって前記変速機のパーキングロックを解除するこ
と。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、車両用変速機制御装置による変速機
の制御が不能な状態であっても、変速機のパーキングロ
ックを解除することができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、パーキン
グロック解除装置を構成するために必要な新規部材を少
なくすることができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、変速機のパーキングロックを容易に解除することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1実施形態のパーキングロッ
ク解除装置の概略構成を示すシステム構成図。
【図2】同実施形態の車両室内を示す概略斜視図。
【図3】同実施形態の車両室内の一部を拡大して示す概
略斜視図。
【図4】同実施形態の車両用変速機制御装置の概略構成
を示すブロック図。
【図5】他の実施形態のパーキングロック解除装置の概
略構成を示すシステム構成図。
【図6】他の実施形態のパーキングロック解除装置の概
略構成を示すシステム構成図。
【図7】他の実施形態のパーキングロック解除装置の概
略構成を示すシステム構成図。
【符号の説明】
1…パーキングロック解除装置、2…発火駆動式シリン
ダ、3…シリンダ駆動回路、4…車両、5…センターコ
ンソールパネル、8…パーキングブレーキ、9…ブレー
キペダル、15…発火機構、16…リリースリング、1
7…変速機、18…パーキングロック部材、21…解除
スイッチ、22…許可スイッチ、23…シフト操作体、
23a…操作部、30…車両用変速機制御装置、31…
切換制御手段としての変速制御用電子制御装置(SBW
−ECU)、41…動力伝達部材としての解除ワイヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 社本 紀康 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3J067 AA02 AA16 AB06 AB22 AC01 BA13 FB76 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフト操作体と、そのシフト操作体の操
    作状態を電気的に検出し、その検出結果に基づいて変速
    機の接続状態を切り換える切換制御手段とを備える車両
    用変速機制御装置を有する車両のパーキングロック解除
    装置であって、 車両室内に配設された解除スイッチと、その解除スイッ
    チの操作に基づいて発火してガスを発生させ、そのガス
    の圧力を利用して前記変速機のパーキングロックを解除
    する解除手段とを備えることを特徴とするパーキングロ
    ック解除装置。
  2. 【請求項2】 シフト操作体と、そのシフト操作体の操
    作状態を電気的に検出し、その検出結果に基づいて変速
    機の接続状態を切り換える切換制御手段とを備える車両
    用変速機制御装置を有する車両のパーキングロック解除
    装置であって、 基端が前記変速機のパーキングロック部材に連結され、
    先端が車両に設けられた既存の可動部材に連結可能な動
    力伝達部材を備え、前記既存の可動部材の操作力によっ
    て前記動力伝達部材を駆動させ、その駆動力によって前
    記変速機のパーキングロックを解除することを特徴とす
    るパーキングロック解除装置。
  3. 【請求項3】 シフト操作体と、そのシフト操作体の操
    作状態を電気的に検出し、その検出結果に基づいて変速
    機の接続状態を切り換える切換制御手段とを備える車両
    用変速機制御装置を有する車両のパーキングロック解除
    装置であって、 基端が前記変速機のパーキングロック部材に連結され、
    先端が車両に設けられた可動部材に連結可能な動力伝達
    部材を備え、前記可動部材の操作力を梃子作用により増
    幅させた力によって前記動力伝達部材を駆動させ、その
    駆動力によって前記変速機のパーキングロックを解除す
    ることを特徴とするパーキングロック解除装置。
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