JP2008296691A - チャイルドシート用シートベルトクランプ装置及びチャイルドシート - Google Patents

チャイルドシート用シートベルトクランプ装置及びチャイルドシート Download PDF

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Abstract

【課題】シートベルトを強力に挟持してロックすることができるチャイルドシート用シートベルトクランプ装置と、このチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートを提供する。
【解決手段】シートベルトクランプ装置40は、起立部34bに取り付けられる枠体41と、該枠体41に形成された、肩ベルト23a挿通用のベルト通路42と、該ベルト通路42に挿通された肩ベルト23aをロックするためのベルトロック装置43と、該枠体41に形成された、ベルト通路42に肩ベルト23aを出し入れするためのベルト出入口44と、該ベルト出入口44を挟んで対峙する枠体41の端部同士を連結するための連結部材45を備えている。ベルト出入口44を通して肩ベルト23aをベルト通路42に挿通した後、該ベルト出入口44を挟んで対峙する枠体41の端部同士を該連結部材45で連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャイルドシートを車両用シートベルトで車両用座席に固定するチャイルドシートのシートベルトクランプ装置と、このチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートに関する。
チャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートの従来例(特開2001−347860)について第18図〜第23図を参照して説明する。
第18図に示すように、チャイルドシート1の背部3の両側に形成されたベルト挿通孔5の上部にそれぞれシートベルトクランプ装置10が設置されている。チャイルドシート1を座席2上に進行方向に対して後向きに載置し、シートベルト7の肩ベルト7aを、チャイルドシート1のドア側に装着されたクランプ装置10に挿通し、腰ベルト7bをチャイルドシート1の左右両ベルト挿通孔5,5の下部に挿通し、図示しないタングをバックルに掛着してチャイルドシート1を座席2に固定する。
クランプ装置10は、第19〜21図に示すように、本体ケース11と、本体ケース11内の中央部に縦方向に形成されたベルト通路13と、ベルト通路13を開閉するように軸14に回動可能に支持されたベルト押え部15と、ベルト押え部15に対向する位置に配置されるベルトガイド部17とを有して構成されている。
肩ベルト7aをクランプ装置10に挿通する際には、第22図に示すように、ベルト押え部15の操作部15bを手指で押し、軸14を中心にして反時計方向に回転させ、ベルト押え部15をベルトガイド部17から離隔させる。この状態で、肩ベルト7aを、ベルト挿入開口部13aからベルト通路13内に引き入れる。
この肩ベルト7aを、僅かに緩めた状態でベルトガイド部17の開口部19に上方から挿通し、肩ベルト7aをガイド本体18のガイド面18aに係止する。肩ベルト7aがガイド面18aに係止されることにより、ガイド面18aに肩ベルト7aの張力が作用し、ベルトガイド部17が座席2側に押圧される。
肩ベルト7aをクランプ装置10に挿通してタングをバックルに掛着する際には、肩ベルト7aと腰ベルト7bとを引っ張ってシートベルト7をピンと張った状態とし、その後、タングをバックルに掛着する。そして、この状態で操作部15bから手指を離すと、ベルト押え部15のカム部15cが捩りコイルばね16の付勢力によってベルトガイド部17側に回動し、ベルト通路13の該ベルトガイド部17側のベルト受け面11dとの間に肩ベルト7aを挟みこんでロックする。これにより、チャイルドシート1はシートベルト7の張力によって座席2側に押え付けられ、座席2に固定される。
このように座席に固定されたチャイルドシート1を取り外す場合には、操作部15bを手指で押し、ベルト押え部15をベルトガイド部17から離隔させる。これにより、シートベルト7はベルト通路13を自在に通過できるようになる。そこで、シートベルト7を緩め、バックルを外す。
特開2001−347860
上記従来のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置にあっては、開口部13aが開放しており、本体ケース11は下向きコ字形状となっている。即ち、ベルト押え部15とベルトガイド部17は、いずれも片持ち状態となっている。このため、ベルト押え部15とベルトガイド部17との間でシートベルト7を挟持した場合、微かながら両者が離隔する方向に変形し、シートベルト7の挟持が甘くなる。特に、ベルト押え部15とベルトガイド部17とをつないでいる本体ケース11の上部にクリープ変形が生じると、シートベルト7の挟持が緩くなる。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、シートベルトを強力に挟持してロックすることができるチャイルドシート用シートベルトクランプ装置と、このチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置は、チャイルドシートに挿通された車両のシートベルトをロックすることによって、該チャイルドシートを車両の座席に固定するためのチャイルドシート用シートベルトクランプ装置であって、前記チャイルドシートに装着される枠体と、該枠体に形成された、前記シートベルト挿通用のベルト通路と、前記ベルト通路に挿通された前記シートベルトを挟持してロックする状態と、前記シートベルトの通過を許容するアンロック状態とをとりうるベルトロック装置と、前記ベルト通路にシートベルトを出し入れするためのベルト出入口とを有するチャイルドシート用シートベルトクランプ装置において、該ベルト出入口を挟んで対峙する前記枠体の端部同士を連結した連結状態と、前記ベルト出入口を開放状態とする連結解除状態とをとりうる連結部材を備えたことを特徴とするものである。
請求項2のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置は、請求項1において、前記連結部材を連結及び連結解除操作するための操作片が設けられると共に、該操作片を連結操作したときに前記ロック装置をロック状態とする連動装置が設けられたことを特徴とするものである。
請求項3のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置は、請求項2において、前記連動装置は、前記操作片が連結解除操作されたときに前記ロック装置をアンロック状態とするものであることを特徴とするものである。
本発明(請求項4)のチャイルドシートは、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたものである。
本発明のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置では、枠体のベルト出入口を挟んで対峙する端部同士が連結部材で連結されている。
従って、ロック装置によってシートベルトを挟持した場合、ベルト出入口を挟んで対峙する端部同士が離隔することが阻止され、ロック装置によってシートベルトが強力に挟持される。
なお、この連結部材による連結を解除した場合には、ベルト出入口を通してシートベルトをベルト通路に出し入れすることができる。
請求項2によると、この連結部材を操作片によって連結状態にすると、ロック装置がロック状態になるので、ロック装置をロックさせるための別個の操作が不要である。
請求項3によると、連結部材の連結を操作片によって解除すると、ロック装置がアンロック状態となるので、ロック装置をアンロック状態とするための別個の操作が不要である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図(a)は実施の形態に係るチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートの側面図、第1図(b)はこのチャイルドシートのシートベルトクランプ装置付近の斜視図、第2図はこのシートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態を示す斜視図、第3図はこのシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除状態を示す斜視図、第4図はこのシートベルトクランプ装置のベルトロック状態を示す斜視図、第5図はこのシートベルトクランプ装置のベルトアンロック状態を示す斜視図、第6図(a)はこのシートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態及びベルトロック状態を示す側面図、第6図(b)は第6図(a)のB−B線に沿う断面図、第7図(a)はこのシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除及びベルトロック解除操作の途中状態を示す側面図、第7図(b)は第7図(a)のB−B線に沿う断面図、第8図(a)はこのシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除状態及びベルトアンロック状態を示す側面図、第8図(b)は第8図(a)のB−B線に沿う断面図、第9図(a)は第6図(a)のIXA−IXA線に沿う断面図、第9図(b)は第8図(a)のIXB−IXB線に沿う断面図、第10図はチャイルドシートのシェルホルダの起立部の正面図である。
なお、第1図(b)では、チャイルドシートのシェルの図示が省略されている。また、第4図及び第5図では、枠体のベルト受け面の図示が省略されている。第10図では、シートベルトクランプ装置の図示が省略されている。
以下の説明において、左右方向とは、チャイルドシートが設置される車両用シートを正面から見た者にとっての左右方向と合致する。第2図〜第5図においては、それぞれ、紙面の上方をチャイルドシートの前方とし、紙面の下方をチャイルドシートの後方とし、紙面の奥側をチャイルドシートの上方とし、且つ紙面の手前側をチャイルドシートの下方としてシートベルトクランプ装置が図示されている。また、第6図(a)、第7図(a)、第8図(a)においては、それぞれ、紙面の上方をチャイルドシートの前方とし、紙面の下方をチャイルドシートの後方とし、紙面の左側をチャイルドシートの上方とし、且つ紙面の右側をチャイルドシートの下方としてシートベルトクランプ装置が図示されている。
第1図(a)の通り、車両用シート20はシートクッション21とシートバック22とを有する。このシート20のシートベルト23は、装着時に該シートバック22の前面側を斜めに引き回される肩ベルト23aと、該シートクッション21の上方を左右方向に引き回される腰ベルト23bとを有する三点式シートベルトである。この実施の形態では、該肩ベルト23aは、シートバック22の右上から左下(この左右方向は、第1図(b)のようにシート20を正面から見た者にとっての左右方向であり、シート20に着座した者にとっての左右方向とは逆である。以下、同様。)に向って引き回される。
なお、このシートベルト23の肩ベルト23a側の端部は、車体に設置されたシートベルトリトラクタ(図示略)に巻き取り及び引き出し可能に接続され、腰ベルト23b側の端部は、ラップアンカ(図示略)により車体フロアに連結されている。これらのシートベルトリトラクタ及びラップアンカは、いずれも、シート20の左サイド及び右サイドのうち同一サイド(この実施の形態では右サイド)に配置されている。
また、このシートベルト23は、スルーアンカ及びタング(いずれも図示略)に掛通されている。該スルーアンカは、タングよりもシートベルトリトラクタ側に配置されており、シート20の該シートベルトリトラクタと同一サイドにおいて、車体のピラーやシートバック22の上部等に取り付けられている。シートベルト23の装着時には、シート20の該シートベルトリトラクタ及びラップアンカと反対サイドに設置されたバックル装置(図示略)にタングをラッチさせる。この装着状態において、シートベルト23のうち該タングよりもスルーアンカ側が肩ベルト23aとなり、ラップアンカ側が腰ベルト23bとなる。
第1図(a)に示すように、この実施の形態のチャイルドシート30は、座部32及び背もたれ部33を有したシェル31と、このシェル31を支持するシェルホルダ34とを備えている。このシェル31とシェルホルダ34とは分離可能となっている。シェルホルダ34は、車両用シート20のシートクッション21上に配置されるベース34aと、該ベース34aの後部から該車両用シート20のシートバック22の前面に沿って立ち上がる起立部34bとを有している。
第1図(a)の通り、この実施の形態では、シェル31がシェルホルダ34に連結された状態においては、該シェル31の背もたれ部33とシェルホルダ34の起立部34bとの間に間隙35が形成される。この間隙35に前記肩ベルト23a及び腰ベルト23bが通される。
該起立部34bの前面の上部に、肩ベルト23aを固定するためのシートベルトクランプ装置40が設けられている。この実施の形態では、左右に位置を異ならせて2個のシートベルトクランプ装置40(40L,40R)が配置されている。肩ベルト23aがシートバック22の右上から左下に向って引き回される場合には、第1図(b)のように起立部34bの前面右側のシートベルトクランプ装置40Rに肩ベルト23aをクランプさせ、肩ベルト23aがシートバック22の左上から右下に向って引き回される場合には、起立部34bの前面左側のシートベルトクランプ装置40Lに肩ベルト23aをクランプさせる。
このシートベルトクランプ装置40の構成について以下に説明する。なお、第2図〜9図(a),(b)では、該起立部34bの前面右側に配置されるシートベルトクランプ装置40Rが図示されているが、起立部34bの前面左側に配置されるシートベルトクランプ装置40Lは、この右側のシートベルトクランプ装置40Rと左右対称となっていること以外は、この右側のシートベルトクランプ装置40Rと同一の構成となっている。
シートベルトクランプ装置40は、起立部34bに取り付けられる枠体41と、該枠体41に形成された、肩ベルト23a挿通用のベルト通路42と、該ベルト通路42に挿通された肩ベルト23aをロックするためのベルトロック装置43と、該枠体41に形成された、ベルト通路42に肩ベルト23aを出し入れするためのベルト出入口44と、該ベルト出入口44を挟んで対峙する枠体41の端部同士を連結するための連結部材45等を備えている。
この実施の形態では、該枠体41は、起立部34bの前面に沿って配置されるベース部46と、該ベース部46の上端からチャイルドシート30の前方側へ延出した前方延出部47と、該前方延出部47の前端から下方に向って延設されたベルト受け部48とを有し、これらのベース部46とベルト受け部48の下端部同士の間が下方に向って開放した下向きコ字形状のものである。第2,3図のように、この実施の形態では、該ベース部46及びベルト受け部48はそれぞれ略上下方向に延在する帯板状のものであり、これらは前後方向に間隔をおいて互いに略平行に配置されている。
該ベース部46とベルト受け部48との間がベルト通路42となっており、該ベース部46とベルト受け部48の下端部同士の間の開放部が、該ベルト通路42に肩ベルト23aを出し入れするためのベルト出入口44となっている。該ベルト通路42に臨むベルト受け部48の後側面は、後述のベルト押え部材49との間で肩ベルト23aを挟持するベルト受け面48aとなっている。
第6図(a)のように、ベルト受け面48aの下端付近からベルト通路42内に向って爪48bが突設されている。この爪48bは、ベルト出入口44からベルト通路42内に引き込まれた肩ベルト23aを該ベルト通路42内に係止するためのものである。
ベルトロック装置43は、この枠体41のベルト通路42内に配置されたベルト押え部材49と、このベルト押え部材49をベルト受け面48aに対し接離方向(接近・離反方向)に回動可能に支持する支軸50と、このベルト押え部材49をベルト受け面48aに対し接近方向へ付勢するコイルバネ51とを有している。肩ベルト23aは、該ベルト押え部材49とベルト受け部48との間に通される。
該支軸50は、ベルト通路42内をベルト受け面48aと略平行に略上下方向に延在している。この支軸50の上端側は、前記前方延出部47に設けられた軸受け孔(図示略)に保持され、下端側は、ベース部46から立設された軸受け片46aに保持されている。
この実施の形態では、ベルト押え部材49は、第6図(b)、第7図(b)及び第8図(b)に示すように、支軸50と同軸状に配置され、且つ該支軸50によって回転可能に支持された略円柱形の基部49aと、該基部49aの外周面から側方へ張り出した張出部49bとを有したカム状のものである。
このベルト押え部材49は、右側のシートベルトクランプ装置40Rにおいては、第6図(b)、第7図(b)及び第8図(b)の通り、該張出部49bが基部49aからチャイルドシート30の右方に向って張り出した姿勢でベルト通路42内に設置されている。
前述の通り、この右側のシートベルトクランプ装置40Rのベルト通路42には、シートバック22の右上から左下に引き回される肩ベルト23aが通される。従って、該ベルト押え部材49は、第8図(b)から第6図(b)のように、このシートベルトクランプ装置40Rのベルト通路42に通された肩ベルト23aのシートベルトリトラクタからの引き出し方向に回動することにより、張出部49bがベルト受け面48aに接近し、この張出部49bとベルト受け面48aとの間に肩ベルト23aが挟持される。
そのため、肩ベルト23aがこのベルト押え部材49の張出部49bとベルト受け面48aとの間に挟持された状態にあっては、該肩ベルト23aがベルト通路42内をシートベルトリトラクタからの引き出し方向に通過しようとしても、ベルト押え部材49もこれと同じ方向に回転しようとして、このベルト押え部材49の張出部49bとベルト受け面48aとの間がきつく締まるので、該肩ベルト23aのシートベルトリトラクタからの引き出し方向への通過が阻止され、該肩ベルト23aの緩みが確実に防止される。
図示は省略するが、左側のシートベルトクランプ装置40Lにおいては、ベルト押え部材49は、張出部49bが基部49aからチャイルドシート30の左方に向って張り出した姿勢でベルト通路42内に設置されている。
前述の通り、この左側のシートベルトクランプ装置40Lのベルト通路42には、シートバック22の左上から右下に引き回される肩ベルト23aが通される。従って、この左側のシートベルトクランプ装置40Lにおいても、該ベルト押え部材49は、このシートベルトクランプ装置40Lのベルト通路42に通された肩ベルト23aのシートベルトリトラクタからの引き出し方向に回動することにより、張出部49bがベルト受け面48aに接近し、この張出部49bとベルト受け面48aとの間に肩ベルト23aが挟持される。
そのため、この左側のシートベルトクランプ装置40Lにおいても、肩ベルト23aがベルト押え部材49の張出部49bとベルト受け面48aとの間に挟持された状態にあっては、該肩ベルト23aがベルト通路42内をシートベルトリトラクタからの引き出し方向に通過しようとしても、ベルト押え部材49もこれと同じ方向に回転しようとして、このベルト押え部材49の張出部49bとベルト受け面48aとの間がきつく締まるので、該肩ベルト23aのシートベルトリトラクタからの引き出し方向への通過が阻止され、該肩ベルト23aの緩みが確実に防止される。
以下、このようにベルト押え部材49の張出部49bとベルト受け面48aとの間に肩ベルト23aが挟持された状態をベルトロック状態といい、このベルトロック状態からベルト押え部材49が後方へ回動してベルト受け面48aから離反し、肩ベルト23aの挟持が解除された状態をアンロック状態という。
第4図及び第5図に示すように、この実施の形態では、ベルト押え部材49の基部49aの下端側から、張出部49bの該基部49aからの張り出し方向と反対方向に向って延出するアーム52が突設されている。
コイルバネ51は、基部49aの下端を取り巻くように配置され、一端がベース部46に掛止されると共に、他端がこのアーム52の根元付近に掛止されている。コイルバネ51は、このアーム52を後方へ回動させるように付勢している。即ち、この実施の形態では、コイルバネ51は、このアーム52を介して、ベルト押え部49を前方へ回動させるように付勢している。
連結部材45は、ベース部46の下端から前方に向って延在した姿勢と、該ベース部46の下端から下方へ向って延在した姿勢とをとりうるように、一端が該ベース部46の下端に支軸54により上下方向回動可能に連結された操作片53と、該操作片53に形成された、該操作片53が上方へ回動したときにベルト受け部48の下端部48cを受け入れる開口55と、該操作片53の基端側から前記アーム52の後側に張り出した張出片56とを有している。
第2図及び第6図(a)のように、この操作片53を上方に回動させてベルト押え部48の下端部48cを該開口55に係合させることにより、この操作片53及び支軸54を介して枠体41のベース部46の下端部とベルト押え部48の下端部48cとが連結された状態(連結状態)となる。この連結状態にあっては、枠体41のベルト出入口44はこの操作片53によって閉鎖されている。
また、この第2図及び第6図(a)の状態から、第3図及び第8図(a)のように操作片53を下方へ回動させることにより、ベルト押え部48の下端部48cが開口55内から抜け出し、このベルト押え部48の下端部48cとベース部46の下端部との連結が解除された状態(連結解除状態)となる。この連結解除状態にあっては、ベルト出入口44が開放されている。
なお、第3図の通り、ベルト押え部48の下端部48cは、それよりも上側の部分と比べて左右幅が小さくなっている。開口55の左右幅は、この下端部48cの左右幅よりも若干大きなものとなっている。この下端部48cの左右の側面には、この下端部48cを開口55に入り込ませたときに該開口55の左右の側縁に弾性的に係合する突起48dが設けられている。
張出片56は、操作片53が連結状態となっているときには、第2図及び第6図(a)の通り、アーム52から離隔している。そのため、この状態にあっては、第9図(a)の通り、ベルト押え部材49は、コイルバネ51の付勢力により前方へ回動して、その張出部49bとベルト受け面48aとの間で肩ベルト23aを挟持しており、且つアーム52は、この張出部49bとは逆に後方へ回動した状態となっている。
この連結状態から操作片53を下方へ回動させると、第4図から第5図のように、張出片56がアーム52に後側から当接して該アーム52を前方へ回動させる。これに伴い、第9図(b)の通り、ベルト押え部材49が後方へ回動し、このベルト押え部材49の張出部49bがベルト受け面48aから離反する。これにより、このベルト押え部材49の張出部49bとベルト受け面48aとによる肩ベルト23aの挟持が解除される。
即ち、このシートベルトクランプ装置40にあっては、操作片53が連結状態となっているときには、ベルトロック装置43はベルトロック状態となっており、操作片53を連結解除状態とすると、ベルトロック装置43がアンロック状態となる。
この実施の形態では、ベース部46の後側面から後方へ向って複数の位置決め用の突片57が突設されている。詳しくは、この実施の形態では、ベース部46の左右の側辺の延在方向の中間付近と下端とにそれぞれ突片57が配置されている。シートベルトクランプ装置40をシェルホルダ34の起立部34bに取り付ける場合には、これらの突片57を、該起立部34bの前面の各シートベルトクランプ装置設置予定領域58R,58L(第10図)に設けられた係合溝59に係合させて各シートベルトクランプ装置40の位置決めを行う。この係合溝59は、各シートベルトクランプ装置40の各突片57と対応する位置関係にて該突片57と同数個設けられている。
該起立部34bの前面右側のシートベルトクランプ装置設置予定領域58Rに右側シートベルトクランプ装置40Rが設置され、該起立部34bの前面左側のシートベルトクランプ装置設置予定領域58Lに左側シートベルトクランプ装置40Lが設置される。
なお、第2図及び第6図(a)に示すように、この実施の形態では、右側シートベルトクランプ装置40Rにおいては、ベース部46の右側の側辺の下端に設けられた突片57aの上下方向の長さLが、該ベース部46の左側の側辺の下端に設けられた突片57bの上下方向の長さLよりも大きくなっている。また、図示は省略するが、左側シートベルトクランプ装置40Lにおいては、ベース部46の左側の側辺の下端に設けられた突片57bの上下方向の長さが、該ベース部46の右側の側辺の下端に設けられた突片57aの上下方向の長さよりも大きくなっている。
なお、この実施の形態では、該左側シートベルトクランプ装置40Lの下端左側の突片57bの上下方向の長さは、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端右側の突片57aの上下方向の長さLと略等しく、該左側シートベルトクランプ装置40Lの下端右側の突片57aの上下方向の長さは、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端左側の突片57bの上下方向の長さLと略等しくなっている。
これと対応して、第10図の通り、起立部34bの右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rに設けられた各係合溝59のうち、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端右側の突片57aが係合する溝59aの上下方向の長さLは、該右側シートベルトクランプ装置40Rの下端左側の突片57bが係合する溝59bの上下方向の長さLよりも大きくなっている。また、起立部34bの左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lに設けられた各係合溝59のうち、左側シートベルトクランプ装置40Lの下端左側の突片57bが係合する溝59bの上下方向の長さLは、該左側シートベルトクランプ装置40Lの下端右側の突片57aが係合する溝59aの上下方向の長さLよりも大きくなっている。
この実施の形態では、右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rの下端右側の係合溝59aの上下方向の長さLと、左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lの下端左側の係合溝59bの上下方向の長さLとは、それぞれ、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端右側の突片57a及び左側シートベルトクランプ装置40Lの下端左側の突片57bの上下方向の長さLと同等かそれよりも若干大きい。また、右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rの下端左側の係合溝59bの上下方向の長さLと、左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lの下端右側の係合溝59aの上下方向の長さLとは、それぞれ、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端左側の突片57b及び左側シートベルトクランプ装置40Lの下端右側の突片57aの上下方向の長さLと同等かそれよりも若干大きく、且つ前記Lよりも小さい。
即ち、この実施の形態では、右側シートベルトクランプ装置40Rを起立部34bの左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lに設置しようとしても、そのベース部46の下端右側の突片57aが該左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lの下端右側の係合溝59aに係合しないようになっており、且つ左側シートベルトクランプ装置40Lを起立部34bの右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rに設置しようとしても、そのベース部46の下端左側の突片57bが該右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rの下端左側の係合溝59bに係合しないようになっている。これにより、各シートベルトクランプ装置40R,40Lを左右逆に設置することが防止される。
ただし、各部の上下方向の長さの関係はこれに限定されるものではない。例えば、各部の上下方向の長さの関係が上記とは左右逆であってもよい。また、各シートベルトクランプ装置40R,40Lにおいて、いずれの突片57の上下方向の長さを異ならせてもよい。あるいは、右側シートベルトクランプ装置40Rの突片57の上下方向の長さと左側シートベルトクランプ装置40Lの突片57の上下方向の長さとを異ならせてもよい。右側シートベルトクランプ装置40Rと左側シートベルトクランプ装置40Lとの間で異なる位置の突片57の上下方向の長さを異ならせてもよい。
なお、本発明においては、このように各シートベルトクランプ装置40R,40Lの左右の突片57a,57bの上下方向の長さL,Lを異ならせる以外にも、例えば、これらの突片57a,57bの厚み(左右方向の幅)W,Wを異ならせることにより、各シートベルトクランプ装置40R,40Lが左右逆に設置されることを防止するようしてもよい。
この場合、例えば、右側シートベルトクランプ装置40Rにおいては、その下端右側の突片57aの厚みWを下端左側の突片57bの厚みWよりも大きくする。また、左側シートベルトクランプ装置40Lにおいては、その下端左側の突片57bを、該右側シートベルトクランプ装置40Rの下端右側の突片57aと略同等の厚みWとし、その下端右側の突片57aを、それよりも小さい該右側シートベルトクランプ装置40Rの下端左側の突片57bと略同等の厚みWとする。
そして、これと対応して、起立部34bの右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rの下端右側の係合溝59aの左右方向の幅Wと、起立部34bの左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lの下端左側の係合溝59bの左右方向の幅Wとを、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端右側の突片57a及び左側シートベルトクランプ装置40Lの下端左側の突片57bの厚みWと同等かそれよりも大きなものとする。また、該右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rの下端左側の係合溝59bの左右方向の幅Wと、左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lの下端右側の係合溝59aの左右方向の幅Wとを、右側シートベルトクランプ装置40Rの下端左側の突片57b及び左側シートベルトクランプ装置40Lの下端右側の突片57aの厚みWと同等かそれよりも大きく、且つ前記Wよりも小さなものとする。
このように構成することにより、右側シートベルトクランプ装置40Rを起立部34bの左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lに設置しようとしても、そのベース部46の下端右側の突片57aが該左側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Lの下端右側の係合溝59aに係合せず、且つ左側シートベルトクランプ装置40Lを起立部34bの右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rに設置しようとしても、そのベース部46の下端左側の突片57bが該右側シートベルトクランプ装置設置予定領域58Rの下端左側の係合溝59bに係合しないようになっている。これにより、各シートベルトクランプ装置40R,40Lを左右逆に設置することが防止される。
ただし、各部の厚みの関係はこれに限定されるものではない。例えば、各部の厚みの関係が上記とは左右逆であってもよい。また、各シートベルトクランプ装置40R,40Lにおいて、いずれの突片57の厚みを異ならせてもよい。あるいは、右側シートベルトクランプ装置40Rの突片57の厚みと左側シートベルトクランプ装置40Lの突片57の厚みとを異ならせてもよい。右側シートベルトクランプ装置40Rと左側シートベルトクランプ装置40Lとの間で異なる位置の突片57の厚みを異ならせてもよい。
各突片57の厚みと上下方向の長さとをそれぞれ異ならせてもよい。
各シートベルトクランプ装置40R,40Lは、各々の各突片57,57a,57bを対応する係合溝59,59a,59bに係合させるようにして、起立部34bの前面右側及び左側の各シートベルトクランプ装置設置予定領域58R,58Lにそれぞれ配置され、ボルト又はリベット等の固着具(図示略)で該起立部34bに固着されている。
次に、このように構成されたチャイルドシート用シートベルトクランプ装置40を備えたチャイルドシート30の設置手順について説明する。
予め、シェル31とシェルホルダ34を分離させておく。
まず、このシェルホルダ34をシート20のシートクッション21上に載置し、その起立部34bをシートバック22に当接させる。次いで、このシート20のシートベルト23を該起立部34bの前面側に引き回してタングをバックル装置にラッチさせる。この実施の形態では、第1図(b)の通り、シートベルト23のうち肩ベルト23aは、シートバック22の右上から左下に向って引き回される。
次に、第3図及び第8図(a)のように、右側シートベルトクランプ装置40Rの連結部材45の操作片53を下方へ回動させて連結解除状態とし、この右側シートベルトクランプ装置40Rの下端側のベルト出入口44からベルト通路42内に該肩ベルト23aを挿入する。この際、ベルト受け面48aの下端からベルト通路42内に張り出した爪48bにこの肩ベルト23aを引っ掛ける。そして、シートベルト23の全体の弛みを取ってピンと張った状態とし、その後、操作片53を上方へ回動させて第2図及び第6図(a)の連結状態とする。これにより、ベルト通路44が閉鎖されると共に、ベルトロック装置43が第6図(b)のようにベルトロック状態となり、シェルホルダ34がシートベルト23を介してシート20に固定される。
その後、第1図(a)のように、このシェルホルダ34にシェル31を連結する。これにより、チャイルドシート30が使用可能となる。
このチャイルドシート30を撤去する場合には、まず、シェルホルダ34からシェル31を分離させる。次に、第3図及び第8図(a)のように、右側シートベルトクランプ装置40Rの連結部材45の操作片53を下方へ回動させて連結解除状態とする。これにより、ベルトロック装置43がアンロック状態となると共に、ベルト通路44が開放される。そして、このベルト出入口44を通して肩ベルト23aをベルト通路42から抜き出す。その後、シートベルト23のタングとバックル装置との連結を解除してシートベルト23を外し、シェルホルダ34をシート20上から撤去する。
以上のように、このチャイルドシート用シートベルトクランプ装置40にあっては、肩ベルト23aをベルト出入口44からベルト通路42内に挿通した後、このベルト出入口44を挟んで対峙する、枠体41のベース部46の下端部とベルト受け部48の下端部48cとを連結部材45によって連結する。
従って、該ベルト受け部48とベルト押え部材49との間に肩ベルト23aが挟持されたベルトロック状態において、該ベルト受け部48の下端部48cがベース部46から離隔することが阻止され、該ベルト受け部48とベルト押え部材49とによって肩ベルト23aが強力に挟持される。
上記の通り、この実施の形態では、連結部材45が連結状態となっているときには、ベルトロック装置43はベルトロック状態となっており、連結部材45を連結解除状態とすると、ベルトロック装置43がアンロック状態となる。そのため、ベルトロック装置43をロック状態及びアンロック状態とするための別個の操作が不要である。
なお、この実施の形態では、シートベルト23の肩ベルト23aがシートバック22の右上から左下に引き回される車両用シート20へのチャイルドシート30の設置手順について説明したが、このチャイルドシート30は、該肩ベルト23aがシートバック22の左上から右下に引き回される車両用シート20にも設置可能である。この場合、前述の通り、シェルホルダ34の起立部34bの前面側にシートベルト23を引き回した後、該起立部34bの前面の左側に配置されたシートベルトクランプ装置40Lにこの肩ベルト23aをクランプさせる。
この左側のシートベルトクランプ装置40Lへの肩ベルト23aのクランプ操作方法、並びにクランプ解除操作方法は、上記の右側のシートベルトクランプ装置40Rへの肩ベルト23aのクランプ操作方法、並びにクランプ解除操作方法と同様である。
第11図は別の実施の形態に係るチャイルドシート用シートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態を示す斜視図、第12図はこのシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除状態を示す斜視図、第13図はこのシートベルトクランプ装置のベルトロック状態を示す斜視図、第14図はこのシートベルトクランプ装置のベルトアンロック状態を示す斜視図、第15図(a)はベルトロック状態を示す側面図、第15図(b)は第15図(a)のB−B線に沿う断面図、第16図(a)はベルトアンロック状態を示す側面図、第16図(b)は第16図(a)のB−B線に沿う断面図、第17図(a)は枠体端部連結状態を示す正面図、第17図(b)は枠体端部連結解除状態を示す正面図である。
なお、第11図〜第14図においては、それぞれ、紙面の上方をチャイルドシートの前方とし、紙面の下方をチャイルドシートの後方とし、紙面の奥側をチャイルドシートの上方とし、且つ紙面の手前側をチャイルドシートの下方としてシートベルトクランプ装置が図示されている。また、第15図(a)及び第16図(a)においては、それぞれ、紙面の上方をチャイルドシートの前方とし、紙面の下方をチャイルドシートの後方とし、紙面の左側をチャイルドシートの上方とし、且つ紙面の右側をチャイルドシートの下方としてシートベルトクランプ装置が図示されている。
図示は省略するが、この実施の形態のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置60も、チャイルドシート30のシェルホルダ34の起立部34bの前面上部に、左右に位置を異ならせて2個設けられる。第11〜17図では、該起立部34bの前面右側に配置されるシートベルトクランプ装置60が図示されているが、該起立部34bの前面左側には、この第11〜17図と左右対称に構成されたシートベルトクランプ装置60が設置される。
前述の実施の形態と同様、シートベルト23の肩ベルト23aがシートバック22の右上から左下に向って引き回される場合には、該起立部34bの前面右側のシートベルトクランプ装置60に肩ベルト23aをクランプさせ、該肩ベルト23aがシートバック22の左上から右下に向って引き回される場合には、該起立部34bの前面左側のシートベルトクランプ装置60に肩ベルト23aをクランプさせる。
この実施の形態のシートベルトクランプ装置60も、該起立部34bに取り付けられる枠体61と、該枠体61に形成された、肩ベルト23a挿通用のベルト通路62と、該ベルト通路62に挿通された肩ベルト23aをロックするためのベルトロック装置63と、該枠体61に形成された、ベルト通路62に肩ベルト23aを出し入れするためのベルト出入口64と、該ベルト出入口64を挟んで対峙する枠体61の端部同士を連結するための連結部材65等を備えている。
この実施の形態では、該枠体61は、起立部34bの前面に沿って配置されるベース部66と、該ベース部66の上端からチャイルドシート30の前方側へ延出した上側前方延出部67と、該ベース部66の下端からチャイルドシート30の前方側へ延出した下側前方延出部68とを有し、これらの上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端部同士の間が前方に向って開放した前向きコ字形状のものである。
この実施の形態では、連結部材65は、該上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端部同士を連結するものである。この連結部材65は、細長い帯板状のものであり、一端がヒンジ69を介して下側前方延出部68の前端部に対し左右方向に回動可能に連結されている。この連結部材65の他端側にはフック部70が設けられており、上側前方延出部67の前端部には、このフック部70が係合可能なフック係止孔71が設けられている。符号72は、この連結部材65の該他端側から側方へ延出したノブを示している。
このノブ72を手指で掴んで連結部材65の該他端側を上側前方延出部67に接近させるように該連結部材65を回動させ、フック部70をフック係止孔71に係合させることにより、上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端部同士が連結された状態(連結状態)となる。また、この連結状態から、フック部70をフック係止孔71から外し、該連結部材65を連結時と反対方向へ回動させて上側前方延出部67から離反させることにより、上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端部同士の連結が解除された状態(連結解除状態)となる。
なお、この実施の形態では、前記起立部34bの前面右側に配置されるシートベルトクランプ装置60においては、第12図及び第17図(a),(b)に示すように、連結部材65は、連結時には上側前方延出部材67に対して右側から接近し、連結解除時には上側前方延出部材67から右側へ離反するように回動可能とされている。また、図示は省略するが、起立部34bの前面左側に配置されるシートベルトクランプ装置60においては、連結部材65は、連結時には上側前方延出部材67に対して左側から接近し、連結解除時には上側前方延出部材67から左側へ離反するように回動可能とされている。
この連結状態において、枠体61のベース部66、上側前方延出部67及び下側前方延出部68と、連結部材65とによって囲まれた空間部が前記ベルト通路62となっている。このベルト通路62に臨む連結部材65の後側面は、後述のベルト押え部材73との間で肩ベルト23aを挟持するベルト受け面65aとなっている。第15図(b)及び第16図(b)に示すように、この実施の形態では、該ベルト受け面65aからベルト通路62内に向って、複数の滑り止め用の凸条65bが突設されている。
フック部70をフック係止孔71から外し、連結部材65を上側前方延出部67から離反方向へ回動させた連結解除状態にあっては、該上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端部同士の間がベルト出入口64となる。
ベルトロック装置63は、ベルト通路62内に配置されたベルト押え部材73と、このベルト押え部材73をベルト受け面65aに対し接離方向に回動可能に支持する支軸74と、このベルト押え部材73をベルト受け面65aに対し接近方向へ付勢するコイルバネ75とを有している。肩ベルト23aは、該ベルト押え部材73と連結部材65との間に通される。
該支軸74は、ベルト通路62内を、連結状態における連結部材65のベルト受け面65aと略平行に略上下方向に延在している。この支軸74の上端側は、前記ベース部66から立設された軸受け片66aに保持され、下端側は、下側前方延出部68に設けられた軸受け孔(図示略)に保持されている。
この実施の形態では、ベルト押え部材73は、基端部73aが該支軸74によって前後方向に回動可能に支持されており、先端部73bが該支軸74の側方から前方側へ移動するように回動することにより、該先端部73bがベルト受け面65aに接近して肩ベルト23aを該ベルト受け面65aに押え付ける。
なお、この実施の形態でも、前記起立部34bの前面右側に配置されるシートベルトクランプ装置60においては、第15図(b)及び第16図(b)の通り、ベルト押え部材73は、先端部73bが支軸74の右側に傾いた姿勢でベルト通路62内に設置されている。また、図示は省略するが、起立部34bの前面左側に配置されるシートベルトクランプ装置60においては、ベルト押え部材73は、先端部73bが支軸74の左側に傾いた姿勢でベルト通路62内に設置されている。
即ち、この実施の形態でも、該ベルト押え部材73は、このシートベルトクランプ装置60のベルト通路62に通された肩ベルト23aのシートベルトリトラクタからの引き出し方向に回動することにより、先端部73bがベルト受け面65aに接近して肩ベルト23aを該ベルト受け面65aに押え付ける。そのため、肩ベルト23aがこのベルト押え部材73とベルト受け面65aとの間に挟持された状態にあっては、該肩ベルト23aがベルト通路62内をシートベルトリトラクタからの引き出し方向に通過しようとしても、ベルト押え部材73もこれと同じ方向に回転しようとして、このベルト押え部材73の先端部73bとベルト受け面65aとの間がきつく締まるので、該肩ベルト23aのシートベルトリトラクタからの引き出し方向への通過が阻止され、該肩ベルト23aの緩みが確実に防止される。
以下、このようにベルト押え部材73とベルト受け面65aとの間に肩ベルト23aが挟持された状態をベルトロック状態といい、このベルトロック状態からベルト押え部材73が後方へ回動してベルト受け面65aから離反し、肩ベルト23aの挟持が解除された状態をアンロック状態という。
第13図及び第14図に示すように、この実施の形態でも、ベルト押え部材73の下端側から、支軸74を挟んで該ベルト押え部材73の先端部73bと反対方向に向って延出するアーム76が突設されている。
コイルバネ75は、支軸74の下端を取り巻くように配置され、一端がベース部66に掛止されると共に、他端がこのアーム76の根元付近に掛止されている。コイルバネ75は、このアーム76を後方へ回動させるように付勢している。即ち、この実施の形態でも、コイルバネ75は、このアーム76を介して、ベルト押え部材73を前方へ回動させるように付勢している。
この実施の形態では、ベルトロック装置63によるベルトロック状態を解除するためのベルトロック解除装置77が設けられている。
このベルトロック解除装置77は、下側前方延出部68の下面に沿って前方に向って延在した姿勢と、該下側前方延出部68から下方へ向って延在した姿勢とをとりうるように、一端が該下側前方延出部68に支軸79により上下方向回動可能に連結された操作片78と、該操作片78の基端側から前記アーム76の後側に張り出した張出片80とを有している。
第13図及び第15図(a)のベルトロック状態にあっては、操作片78は、下側前方延出部68の下面に沿って前方に向って延在した姿勢となっている。また、このとき、張出片80は、アーム76から離隔している。そのため、この状態にあっては、ベルト押え部材73はコイルバネ75の付勢力により前方へ回動して、その先端部73bとベルト受け面65aとの間で肩ベルト23aを挟持しており、且つアーム76は、この先端部73bとは逆に後方へ回動した状態となっている。
また、この第13図及び第15図(a)の状態から、第14図及び第16図(a)のように操作片78を下方へ回動させることにより、第13図から第14図のように、張出片80がアーム76に後側から当接して該アーム76を前方へ回動させる。これに伴い、ベルト押え部材73が後方へ回動し、このベルト押え部材73の先端部73bがベルト受け面65aから離反する。これにより、このベルト押え部材73とベルト受け面65aとによる肩ベルト23aの挟持が解除される。
このように構成されたシートベルトクランプ装置60に肩ベルト23aをクランプさせる場合には、まず、第12図及び第17図(b)のように連結部材65を連結解除状態とし、ベルト出入口64を通してベルト通路62内に肩ベルト23aを挿入する。次いで、操作片78を下方へ回動させてベルトアンロック状態とし、この状態で連結部材65を上側前方延出部67側に回動させてフック部70をフック係止孔71に係合させ、第11図及び第17図(a)の連結状態とする。そして、シートベルト23の全体の弛みを取ってピンと張った状態とし、その後、操作片78を上方へ回動させて第13図及び第15図(a)のベルトロック状態とする。
このチャイルドシート用シートベルトクランプ装置60にあっては、肩ベルト23aをベルト出入口64からベルト通路62内に挿通した後、このベルト出入口64を閉鎖するように、枠体61の上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端同士を連結部材65で連結する。そして、この連結部材65とベルトロック装置63のベルト押え部材73とによって肩ベルト23aを挟持し、該肩ベルト23aをロックする。
従って、このベルトロック状態においては、枠体61の上側前方延出部67と下側前方延出部68の前端同士が連結部材65で連結され、これらが離反することが防止されると共に、この連結部材65自体も、両端がフック部70及びヒンジ69を介して上側前方延出部67と下側前方延出部68とに支持され、ベルト押え部材73から離反することが防止されるため、該連結部材65とベルト押え部材73とによって肩ベルト23aが強力に挟持される。
なお、シートベルトクランプ装置60から肩ベルト23aを取り外す場合には、まず、操作片78を下方へ回動させてベルトアンロック状態とし、次いで、フック部70をフック係止孔71から外して連結部材65を上側前方延出部67から離反方向へ回動させ、ベルト出入口64を開放させる。その後、このベルト出入口64を通して肩ベルト23aをベルト通路62内から抜き出す。
上記の各実施の形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態に係るチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートの側面図及び斜視図である。 図1のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態を示す斜視図である。 図1のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除状態を示す斜視図である。 図1のシートベルトクランプ装置のベルトロック状態を示す斜視図である。 図1のシートベルトクランプ装置のベルトアンロック状態を示す斜視図である。 図1のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態及びベルトロック状態を示す側面図及び断面図である。 図1のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除及びベルトロック解除操作の途中状態を示す側面図及び断面図である。 図1のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除状態及びベルトアンロック状態を示す側面図及び断面図である。 図6(a)のIXA−IXA線及び図8(a)のIXB−IXB線に沿う断面図である。 図1のチャイルドシートのシェルホルダの起立部の正面図である。 別の実施の形態に係るチャイルドシート用シートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態を示す斜視図である。 図11のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結解除状態を示す斜視図である。 図11のシートベルトクランプ装置のベルトロック状態を示す斜視図である。 図11のシートベルトクランプ装置のベルトアンロック状態を示す斜視図である。 図11のシートベルトクランプ装置のベルトロック状態を示す側面図及び断面図である。 図11のシートベルトクランプ装置のベルトアンロック状態を示す側面図及び断面図である。 図11のシートベルトクランプ装置の枠体端部連結状態及び枠体端部連結解除状態を示す正面図である。 従来例に係るチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシートの側面図である。 図18のシートベルトクランプ装置の正面図である。 図19のXX−XX線に沿う断面図である。 図19のXXI−XXI線に沿う断面図である。 ベルトロック状態を示す図21と同様部分の断面図である。 図18のシートベルトクランプ装置のベルトロック状態を示す正面図である。
符号の説明
20 車両用シート
21 シートクッション
22 シートバック
30 チャイルドシート
31 シェル
34 シェルホルダ
34b 起立部
40,60 チャイルドシート用シートベルトクランプ装置
41,61 枠体
42,62 ベルト通路
44,64 ベルト出入口
43,63 ベルトロック装置
45,65 連結部材
49,73 ベルト押え部材
52 アーム
53 操作片
55 開口
56 張出片
69 ヒンジ
70 フック部
71 フック係止孔
77 ベルトロック解除装置
78 操作片
80 張出片

Claims (4)

  1. チャイルドシートに挿通された車両のシートベルトをロックすることによって、該チャイルドシートを車両の座席に固定するためのチャイルドシート用シートベルトクランプ装置であって、
    前記チャイルドシートに装着される枠体と、該枠体に形成された、前記シートベルト挿通用のベルト通路と、前記ベルト通路に挿通された前記シートベルトを挟持してロックする状態と、前記シートベルトの通過を許容するアンロック状態とをとりうるベルトロック装置と、
    前記ベルト通路にシートベルトを出し入れするためのベルト出入口と
    を有するチャイルドシート用シートベルトクランプ装置において、
    該ベルト出入口を挟んで対峙する前記枠体の端部同士を連結した連結状態と、前記ベルト出入口を開放状態とする連結解除状態とをとりうる連結部材を備えたことを特徴とするチャイルドシート用シートベルトクランプ装置。
  2. 請求項1において、前記連結部材を連結及び連結解除操作するための操作片が設けられると共に、
    該操作片を連結操作したときに前記ロック装置をロック状態とする連動装置が設けられたことを特徴とするチャイルドシート用シートベルトクランプ装置。
  3. 請求項2において、前記連動装置は、前記操作片が連結解除操作されたときに前記ロック装置をアンロック状態とするものであることを特徴とするチャイルドシート用シートベルトクランプ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のチャイルドシート用シートベルトクランプ装置を備えたチャイルドシート。
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