JP2016107987A - チャイルドシートの本体 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトとの接続が簡単であり且つ安定性、信頼性をもつチャイルドシートの本体を提供すること。【解決手段】チャイルドシートの本体は、支持ベースと立壁部とを有し、該支持ベースにベルト通し溝を設け、該立壁部の両側にフックとベルトクランプとを設け、シートベルトの腰ベルト部がベルト通し溝に、シートベルトの肩ベルト部がフック及びベルトクランプに通される。シートベルトの使用時に必要に応じて、接続がより便利になるよう、対角に設けられたフックとベルトクリップとを選択してシートベルトを固定し、肩ベルト部をフックと係合させてベルトクランプで挟持固定し、腰ベルト部をベルト通し溝に係合させて位置決めすることにより、シートベルトとチャイルドシートの本体との接触面積が最大となり、チャイルドシートの本体に対してスライドし変位しないためシートベルトの接続がより安定して、チャイルドシートの安全性が強化される。【選択図】図1

Description

本発明は、児童用品に関し、特にシートベルトとの接続が簡単であり且つ安定性、信頼性をもつチャイルドシートの本体に関する。
チャイルドシートは、車のシートに、縛り付け装置により児童を固定する設備であり、チャイルドシートの使用により、児童が車で発生した急ブレーキ又は偶発的な衝突により怪我することを低減することができる。
チャイルドシートは、通常、本体及び本体に設けたシートを有し、該本体にシートベルトが通される溝を設けており、シートベルトが該溝を通して車の後部座席にクランピングされている。しかし、現在のチャイルドシートでは、該チャイルドシートにシートベルトが通される穿設経路を設けるのは唯一の手段であるため、使用の時、自由に選択できず、シートベルトとの接続も不便である。また、チャイルドシート上にシートベルトを固定するための固定装置が設けられていないため、使用中、シートベルトがチャイルドシートに対しスライドして変位してしまい、シートベルトが脱離してしまう恐れがある。
よって、従来の技術に存在していた問題を解決するために、シートベルトとの接続が便利であり、安定性及び信頼性のあるチャイルドシートの本体を提供することが望まれている。
本願は上記の技術問題を解決するためになされたものであり、シートベルトとの接続が便利であり、安定性及び信頼性のあるチャイルドシートの本体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、接続し合う支持ベースと立壁部とを有するチャイルドシートの本体において、前記支持ベースには、シートベルトが通されるベルト通し溝を設け、前記立壁部の両側のそれぞれには、少なくとも1つのフックと少なくとも1つのベルトクランプとが設けられており、前記シートベルトの腰ベルト部が前記ベルト通し溝を、前記シートベルトの肩ベルト部が前記フック及び前記ベルトクランプに穿設されていることを特徴とするチャイルドシートの本体を提供する。
好ましくは、前記シートベルトの肩ベルト部も同時に前記フック及び前記ベルトクランプにより挟持固定されている。
好ましくは、前記シートベルトの肩ベルト部の上側部分が前記ベルトクランプにより挟持固定され、前記シートベルトの腰ベルト部の下側部分が前記フックに移動可能に穿設される。
好ましくは、前記シートベルトの肩ベルト部が、対角にされる前記フックと前記ベルトクランプとに穿設される。
好ましくは、前記縦壁部に設けられた前記フックは、シートベルトが通る係合域を有する。
好ましくは、前記ベルト通し溝が、几の形状を呈し且つ前記支持ベースの上表面及び対向する側壁を貫通する。
好ましくは、前記シートベルトが縦方向に沿って前記ベルト通し溝内を穿設し、且つ前記シートベルトが前記ベルト通し溝の中間部分で該ベルト通し溝のいずれか一方の側壁に平面的に密接するように構成されている。
好ましくは、前記ベルト通し溝の深さが前記シートベルトの幅よりも大きく、又はそれと同じである。
好ましくは、前記ベルト通し溝が前記縦壁部方向に凸伸する。
好ましくは、前記シートベルトが、前記ベルト通し溝の凸伸端の頂部で該ベルト通し溝のいずれか一方の側壁に平面的に密接するように構成されている。
好ましくは、前記ベルト通し溝の両端のそれぞれには、前記シートベルトを該ベルト通し溝内に保持するためのロック部材が設けられる。
好ましくは、前記ロック部材は、前記支持ベースの上表面に枢接されるロック部を有し、該ロック部が前記ベルト通し溝の上方で可動に保持されることにより、前記ベルト通し溝から該シートベルトが上方へ離脱することを防止する。
好ましくは、前記ベルト通し溝の一方の側壁に前記ロック部が枢接されており、他方の側壁に前記ベルト通し溝内に凸伸するストッパーブロックが形成されており、前記ロック部が該ストッパーブロックに対し分離可能に当接している。
好ましくは、前記ロック部材は、前記ブロックと接続する弾性部を更に有し、該弾性部により前記ロック部を常に前記ストッパーブロックに当接させるように構成されている。
好ましくは、前記ベルトクランプは、前記立壁部に固定された基台と、前記基台の両端にそれぞれ枢接されている蓋及び押しボタンとを有し、前記蓋が、前記基台に近づくクランピング位置と前記基台から遠離する解除位置とに切り替え可能であり、前記押しボタンが前記蓋に分離可能に係合しており、前記シートベルトが前記基台と前記蓋との間に取り外し可能に穿設される。
好ましくは、前記蓋と前記押しボタンのいずれか一方に溝を設け、他方に該溝と合わせる突起を設けている。
好ましくは、前記基台の一端には、その高さ方向に沿って枢接台が凸設され、前記蓋の一端が該枢接台と係合するように枢接しており、他端が前記押しボタンと分離可能に係合している。
好ましくは、前記基台の他端にはその長さ方向に沿って枢接端が凸設され、前記押しボタンが該枢接端に係合するように枢接されている。
好ましくは、前記ボタンは湾曲状の枢接部と係合部とを有し、前記枢接部が前記枢接端に係合するように枢接しており、前記係合部が前記蓋と分離可能に係合している。
好ましくは、前記基台には、クランピングカムを更に設け、前記シートベルトが該クランピングカムと前記蓋との間に穿設される。
好ましくは、前記クランピングカムに、互いに間隔する複数のリブを設け、前記蓋に、前記リブと対応する係止溝を設けており、前記蓋が前記クランピング位置にされたとき、シートベルトが前記リブと前記係止溝との間に挟持されている。
好ましくは、前記基台に受け容れ溝を開設され、前記クランピングカムが前記受け容れ溝内に回動可能に設けられている。
好ましくは、前記クランピングカムの両端に係合フィンガーを凸設し、前記受け容れ溝の対向する端壁の底部に係合孔を設け、前記係合フィンガーが前記係合孔に係合している。
好ましくは、前記受け容れ溝は、前記基台の高さ方向に沿って設け且つ対向する両側壁を有しており、前記クランピングカムが前記両側壁の間で回動可能である。
従来のチャイルドシートと比較すると、本発明は、接続し合う支持ベースと立壁部とを有し、該支持ベースには、シートベルトが通されるベルト通し溝を設け、該立壁部の両側のそれぞれには、少なくとも1つのフックと少なくとも1つのベルトクランプとを設けており、シートベルトの腰ベルト部がベルト通し溝を、シートベルトの肩ベルト部がフック及びベルトクランプに穿設されていることを特徴とするチャイルドシートの本体である。そのため、シートベルトを使用するとき、使用者が必要に応じて、対角に設けられたフックとベルトクリップとを選択することによりシートベルトを固定し、これにより接続がより便利になり、またシートベルトの肩ベルト部がフックに係合されてベルトクランプを介して挟持固定し、腰ベルト部がベルト通し溝に係合し且つ位置決めされることにより、シートベルトの使用中に、シートベルトがチャイルドシートの本体との接触面積が最大となり、チャイルドシートの本体に対してスライドし変位することなく、シートベルトの接続がより安定になり、チャイルドシートの安全性が強化される。
図1は、本発明に関わるチャイルドシートの本体の構成模式図である。 図2は、図1のA部分の拡大模式図である。 図3は、図1のB部分の拡大模式図である。 図4は、図1のC部分の拡大模式図である。 図5は、本発明に関わるチャイルドシートの本体の縦壁部における蓋を取り外した状態の構成模式図である。 図6は、図2のベルトクランプの拡大模式図である。 図7は、図6の他の状態の構成模式図である。 図8は、図6の他の更なる状態の構成模式図である。 図9は、図6の他の更なる状態の構成模式図である。 図10は、図6のE−E線の断面図である。 図11は、図6のF−F線の断面図である。 図12は、本発明に関わるチャイルドシートの本体を他の角度から見た構成模式図である。 図13は、図12のD部分の拡大模式図である。 図14は、本発明に関わるチャイルドシートの本体とシートベルトとが接続された状態の模式図である。 図15は、図14の平面図である。
本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、類似の符号は類似の部材を表すものとする。
図1〜図4に示されるように、本発明に関わるチャイルドシートの本体100は、接続し合う支持ベース110と、支持脚120と、立壁部130とを有する。前記支持脚120が、前記支持ベース110の前端に接続され且つ下方へ延伸している。また、前記立壁部130が、前記支持ベース110の後端に接続され且つ上方へ延伸している。前記立壁部130には、少なくとも1つのフック140と少なくとも1つのベルトクランプ150とが設けられている。該フック140と該ベルトクランプ150のそれぞれが前記立壁部130の両側に設けられ、前記シートベルトの前記肩ベルト部が前記フック140及び前記ベルトクランプ150に穿設され、即ち、該シートベルトの肩ベルト部がフック140内に穿設されると同時にベルトクランプ150により挟持固定される。前記支持ベース110には、前記シートベルトが通されるベルト通し溝160を設け、該ベルト通し溝160が前記支持ベース110の上表面及び対向する側壁を貫通している。前記ベルト通し溝160の両端のそれぞれには、シートベルトを前記ベルト通し溝160内に保持するためのロック部材170が設けられている。前記シートベルトの腰ベルト部が前記ベルト通し溝160内に穿設される。
具体的には、前記シートベルトの肩ベルト部の上側部分が前記ベルトクランプ150により挟持固定され、該シートベルトの肩ベルト部の下側部分が前記フック140内に可動に穿設されている。
本発明では、フック140及びベルトクランプ150のそれぞれが立壁部130に設けられるということは、対角に使用されるフック140及びベルトクランプ150の設置を意味する。すべてのフック140とすべてのベルトクランプ150をこのように立壁部130の両側に設置することに本発明は制限されない。例えば、前記立壁部130における前記支持ベース110に隣接する一端に、対称的に両フック140を設け、前記立壁部130における前記支持ベース110から遠離する他端に、対称的に両ベルトクランプ150を設けてもよい。使用者が必要に応じて、対角に設置された一フック140と一ベルトクランプ150を選択し、シートベルトの肩ベルト部を固定することにより、使用がより便利になる(図1、14を参照)。両フック140を立壁部130の縦方向に沿う一方側に設け、両ベルトクランプ150を立壁部130の縦方向に沿う他方側に設け、使用の時、選択された対角を呈した一フック140及び一ベルトクランプ150も本発明の、立壁部130の両側のそれぞれの設置にもなる。
また、図3に示されるように、前記フック140が前記立壁部130に固定され、該フック140には、シートベルトが通される係合域141が設けられ、そして該フック140には、前記係合域141と連通する開口142が更に設けられている。
前記図1、図4に示されるように、前記ベルト通し溝160は几の字形を呈することが好ましい。該ベルト通し溝160が前記支持ベース110の上表面を貫通し、且つ前記支持ベース110における、前記支持脚120と前記立壁部130との間に位置した対向する側壁をも貫通している。前記ベルト通し溝160が前記チャイルドシートの本体の後側方向に向けて凸伸し、即ち、立壁部130方向へ凸伸し、また該ベルト通し溝160の深さは、前記シートベルトの幅よりも大きいか又はそれと同じである。これにより、取り付けが簡単になり、要求された安全度も達成される。本実施例では、前記ベルト通し溝160は前記シートベルトの幅とほぼ同じである。前記シートベルトを前記ベルト通し溝160に通したとき、前記シートベルトが縦方向、即ち該ベルト通し溝160の深さ方向に沿って設置されたことになり、該シートベルトが前記ベルト通し溝160内に横方向から係合することにより、前記シートベルトの幅方向と前記ベルト通し溝160の深さ方向とははほぼ同じようになる。そして、前記シートベルトが前記ベルト通し溝160の中間部分で該ベルト通し溝160のいずれか一方の側壁に平面的に密接し、即ち、前記シートベルトが、几の字形を呈する前記ベルト通し溝160の凸伸端の頂部で該ベルト通し溝160のいずれか一方の側壁に平面的に密接するようになり、該ベルト通し溝160が最大の面積にて前記支持ベース110と接触するようになる。
前記ロック部材170が前記支持ベース110の上表面に接続され、且つ前記ベルト通し溝160の上方に設けられていることにより、前記シートベルトが前記支持ベース110の上方に沿って前記ベルト通し溝160から脱離するのを防止する。これにより、前記シートベルトの接続の安定性が強化される。前記シートベルトが几の字形を呈する前記ベルト通し溝160内に設置されたとき、任意の部材によって保持されておらず、チャイルドシートの本体110の両側に設けたロック部材170によってロックされ、上方から取り外しすることができない。
図5に示されるように、前記立壁部130には補強部材131が更に固定され、該補強部材131が立壁部130内に置かれ且つ前記ベルトクランプ150に対して固定されていることにより前記ベルトクランプ150の固定接続を補強する。
以下、図6から図11を参照しながら本発明のチャイルドシートのベルトクランプ150の構成を詳細に説明する。
図6から図9に示されるように、前記ベルトクランプ150は、前記立壁部130に固定された基台151と、前記基台151の両端に枢接された蓋152および押しボタン153を有し、該基台151にクランピングカム154を更に設けた。前記蓋152は、前記基台151に近づくクランピング位置と、該基台151から遠離する解除位置とに切り替え可能であり、前記押しボタン153が前記152に分離可能に係合され、即ち、該押しボタン153が、前記蓋152に係合する係合位置と、前記蓋152から遠離するロック解除位置とに切り替え可能であり、前記シートベルトが、前記クランピングカム154と前記蓋152との間に取り外し可能に通されている。
図8、図9に示されるように、前記基台151の一端に、その高さ方向に沿って枢接台1511が凸設され、前記基台151の他端に、その長さ方向に沿って枢接端1512が凸設されている。前記蓋152の一端が前記枢接台1511の両側壁に係合し、一枢軸が該枢接台1511及び前記蓋152に設けられたことにより、両者が枢接されている。前記押しボタン153の一端が前記枢接端1512の両側壁に係合し、且つ他の枢軸により枢接されている。前記蓋152が前記クランピング位置に位置した時、該蓋152が前記基台151とほぼ平行的に密接し、これにより前記シートベルトが前記蓋152と前記クランピングカム154との間にクランピングされ、前記蓋152における、その枢軸から遠離する一端が前記押しボタン153と分離可能に係合している。なお、前記蓋152、前記押しボタン153のいずれか一方に溝が設けられ、他方に、該溝と合わせる突起が設けられている。
図7、図8に示されるように、本実施例では、前記蓋152に溝1521を設け、また前記押しボタン153に、該溝1521と対応する突起1533を設けている。前記押しボタン153が前記係合位置に位置したとき、前記突起1533が前記溝1521に係合する。
また、図7から図9に示されるように、前記押しボタン153は、湾曲状の枢接部1531と、係合部1532とを有する。前記枢接部1531が前記枢接端1512の両側壁に係合して枢接されている。前記係合部1532には突起1533が設けられている。前記押しボタン153が前記係合位置に位置したとき、前記押しボタン153の前記係合部1532が前記蓋152にカバーされ且つそれと平行し、前記突起1533が前記溝1521に係合されている。また、前記押しボタン153が前記解除位置に位置したとき、前記押しボタン153が回転することにより前記突起1533が前記溝1521から脱離し且つ係合部1532が前記蓋から遠離するように回転されていく。
また、図9から図11に示されるように、前記基台151には受け容れ溝1513を開設し、前記クランピングカム154が前記受け容れ溝1513内に回動可能に設置されている。具体的には、前記受け容れ溝1513は、対向する端壁と、両端壁の間に位置し対向しあう両側壁1515とを有しており、前記両側壁1515は、前記基台151の高さ方向に沿って直立設置され、且つ該両側壁1515の高さは、前記基台151の高さよりも低い。前記受け容れ溝1513の対向する端壁の底部に係合孔1514を設け、前記クランピングカム154の両端に係合フィンガー1542を設け、該クランピングカム154が前記受け容れ溝1513に受け容れられた場合、前記係合フィンガー1542が前記係合孔1514に係合することにより、前記クランピングカム154が前記両側壁1515の間で回動可能になる。
また、図11に示されるように、前記クランピングカム154には、間隔を隔てて複数の係合部1541が設けられ、前記蓋152に前記係合部1541と対応する係合溝1522が設けられている。前記蓋152が前記クランピング位置にあったとき、前記シートベルトが前記係合部1541と前記係合溝1522との間にクランピングされ、該シートベルトをより安定して挟持固定する。
また、図4、図12、図13に示されるように、前記ロック部材170は、前記支持ベース110の上表面に枢接されたロック部171と、該ロック部171と接続する弾性部172とを有する。前記シートベルトが前記ベルト通し溝160から上方へ脱離することを防止するために、前記ロック部171が、前記ベルト通し溝160の上方で取り外し可能に保持されている。
具体的には、前記ベルト通し溝160の一方の側壁に前記ロック部171が枢接され、他方の側壁に、前記ベルト通し溝160内に凸伸するストッパーブロック161が設けられ、前記ロック部171が該ストッパーブロック161に対し分離可能に当接している。前記弾性部172により前記ロック部171は常に前記ストッパーブロック161に当接されているため、該ロック部171が、前記支持ベース110の上表面に位置したベルト通し溝160の開口を安定して閉じる。
前記弾性部172は、ねじりバネであることが好ましいが、これに限らない。例えば、弾性を有し且つ前記ロック部171を常に前記ストッパーブロック161に当接させることのできる弾性部材であっても良い。
また、図14,図15により、本発明に関わるチャイルドシートの本体とシートベルトとの接続状態を説明する。なお、該シートベルトは肩ベルト部210と腰ベルト部220とを有するものである。
使用の時、前記シートベルトの前記肩ベルト部210の下側部分が前記フック140の前記係合域141内に可動状態で通され、また該肩ベルト部210の上側部分が、前記フック140と対角に設置された前記ベルトクランプ150に通され、これにより、前記肩ベルト部210が前記基台151と前記蓋152との間に挟持されていて、前記クランピングカム154の係合部1541が前記シートベルトを前記蓋152の係合溝1522内に圧着し、該シートベルトが安定して挟持固定されるようになる。
当然のことながら、使用者も必要に応じて、対角に設置された他のフック140と他のベルトクランプ150を選択し、シートベルトの肩ベルト部210を固定することができる。これにより、使用上より便利になる。
また、前記支持ベース110では、前記シートベルトの前記腰ベルト部220は横からベルト通し溝160内に通される、即ち、シートベルトの幅方向は前記ベルト通し溝160の深さ方向と一致しており、また前記腰ベルト部220が、前記ベルト通し溝160における前記立壁部130に近隣している凸伸端で該ベルト通し溝160のいずれか一方の側壁に平面的に密接し、これにより、前記支持ベース110と最大の面積にて接触するようになる。また前記腰ベルト部220が前記支持ベース110の両側壁から延出して車シートに固定されるため、前記支持ベース110の上表面に設けた前記ロック部材170が前記ストッパーブロック161に常に当接されているため、該腰ベルト部22が該ロック部材170のブロッキング作用で上方へ脱離することができず、使用中、前記シートベルトが前記ベルト通し溝160から離脱できず、接続の安定性が良くなる。
以上のように、本発明に関わるチャイルドシートの本体100は、接続し合う支持ベース110と、支持脚120と、立壁部130とを有する。該支持ベース110には、前記シートベルトが通されるベルト通し溝160を設け、該立壁部130の両側のそれぞれには、少なくとも1つのフック140と少なくとも1つのベルトクランプ150とを設けており、前記シートベルトの腰ベルト部をベルト通し溝160に、前記シートベルトの前記肩ベルト部を前記フック140及び前記ベルトクランプ150に通している。使用のとき、使用者が必要に応じて、対角に設けられた前記フック140と前記ベルトクリップ150とを選択することによりシートベルトを固定する。これにより接続がより便利になる。また前記シートベルトの前記肩ベルト部が前記フック140に係合されて前記ベルトクランプ150で挟持固定され、前記腰ベルト部が前記ベルト通し溝160に係合し且つ位置決めされることにより、使用中に、前記シートベルトが前記チャイルドシートの本体100との接触面積が最大となり、前記チャイルドシートの本体100に対してスライドして変位することなく、前記シートベルトの接続がより安定になり、チャイルドシートの安全性が強化される。
なお、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、修正及び変更態様として実施することができる。これらの修正及び変更態様も当然、本発明に含まれている。
22 腰ベルト部
100 チャイルドシートの本体
110 支持ベース
120 支持脚
130 立壁部
131 補強部材
140 フック
141 係合域
142 開口
150 ベルトクランプ
151 基台
152 蓋
153 押しボタン
154 クランピングカム
160 ベルト通し溝
161 ストッパーブロック
170 ロック部材
171 ロック部
172 弾性部
210 肩ベルト部
220 腰ベルト部
1511 枢接台
1512 枢接端
1513 受け容れ溝
1514 係合孔
1515 両側壁
1521 溝
1522 係合溝
1531 枢接部
1532 係合部
1533 突起
1541 係合部
1542 係合フィンガー

Claims (24)

  1. 接続し合う支持ベースと立壁部とを有するチャイルドシートの本体において、
    前記支持ベースには、シートベルトが通されるベルト通し溝を設け、
    前記立壁部の両側のそれぞれには、少なくとも1つのフックと少なくとも1つのベルトクランプとが設けられており、
    前記シートベルトの腰ベルト部を前記ベルト通し溝に、前記シートベルトの肩ベルト部を前記フック及び前記ベルトクランプに穿設していることを特徴とするチャイルドシートの本体。
  2. 前記シートベルトの肩ベルト部も同時に前記フック及び前記ベルトクランプにより挟持固定されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  3. 前記シートベルトの肩ベルト部の上側部分が前記ベルトクランプにより挟持固定され、
    前記シートベルトの腰ベルト部の下側部分が前記フックに移動可能に穿設されることを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  4. 前記シートベルトの肩ベルト部が、対角にされる前記フックと前記ベルトクランプとに穿設されることを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  5. 前記縦壁部に設けられた前記フックは、シートベルトが通される係合域を有することを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  6. 前記ベルト通し溝が、几の形状を呈し且つ前記支持ベースの上表面及び対向する側壁を貫通することを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  7. 前記シートベルトが縦方向に沿って前記ベルト通し溝内に穿設され、且つ前記シートベルトが前記ベルト通し溝の中間部分で該ベルト通し溝のいずれか一方の側壁に平面的に密接するように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載のチャイルドシートの本体。
  8. 前記ベルト通し溝の深さが前記シートベルトの幅よりも大きいか又はそれと同じであることを特徴とする、請求項6に記載のチャイルドシートの本体。
  9. 前記ベルト通し溝が前記縦壁部方向に凸伸することを特徴とする、請求項6に記載のチャイルドシートの本体。
  10. 前記シートベルトが、前記ベルト通し溝の凸伸端の頂部で該ベルト通し溝のいずれか一方の側壁に平面的に密接するように構成されていることを特徴とする、請求項9に記載のチャイルドシートの本体。
  11. 前記ベルト通し溝の両端のそれぞれには、前記シートベルトを該ベルト通し溝内に保持するためのロック部材を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  12. 前記ロック部材は、前記支持ベースの上表面に枢接されるロック部を有し、該ロック部が前記ベルト通し溝の上方で可動状態で保持されることにより、前記ベルト通し溝から該シートベルトが上方へ離脱することを防止することを特徴とする、請求項11に記載のチャイルドシートの本体。
  13. 前記ベルト通し溝の一方の側壁に前記ロック部が枢接されており、他方の側壁に前記ベルト通し溝内に凸伸するストッパーブロックを有し、前記ロック部が該ストッパーブロックに対し分離可能に当接していることを特徴とする、請求項12に記載のチャイルドシートの本体。
  14. 前記ロック部材は、前記ブロックと接続する弾性部を更に有し、該弾性部により前記ロック部は常に前記ストッパーブロックに当接されるようになされていることを特徴とする、請求項13に記載のチャイルドシートの本体。
  15. 前記ベルトクランプは、前記立壁部に固定された基台と、前記基台の両端にそれぞれ枢接されている蓋及び押しボタンとを有し、前記蓋が、前記基台に近づくクランピング位置と前記基台から遠離する解除位置とに切り替え可能であり、前記押しボタンが前記蓋に分離可能に係合しており、前記シートベルトが前記基台と前記蓋との間に取り外し可能に穿設されることを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシートの本体。
  16. 前記蓋および前記押しボタンのいずれか一方に溝を設け、他方に該溝と合わせる突起を設けていることを特徴とする、請求項15に記載のチャイルドシートの本体。
  17. 前記基台の一端には、その高さ方向に沿って枢接台を凸設し、前記蓋の一端が該枢接台と係合するように枢接しており、他端が前記押しボタンと分離可能に係合していることを特徴とする、請求項15に記載のチャイルドシートの本体。
  18. 前記基台の他端がその長さ方向に沿って枢接端を凸設し、前記押しボタンが該枢接端に係合するように枢接されていることを特徴とする、請求項15に記載のチャイルドシートの本体。
  19. 前記ボタンは湾曲状の枢接部と係合部とを有し、前記枢接部が前記枢接端に係合するように枢接しており、前記係合部が前記蓋と分離可能に係合していることを特徴とする、請求項18に記載のチャイルドシートの本体。
  20. 前記基台には、クランピングカムを更に設け、前記シートベルトを該クランピングカムと前記蓋との間に穿設することを特徴とする、請求項15に記載のチャイルドシートの本体。
  21. 前記クランピングカムに、互いに離間された複数のリブを設け、前記蓋に、前記リブと対応する係止溝を設けており、前記蓋が前記クランピング位置にされたとき、シートベルトが前記リブと前記係止溝との間に挟持されていることを特徴とする、請求項20に記載のチャイルドシートの本体。
  22. 前記基台には受け容れ溝が開設され、前記クランピングカムが前記受け容れ溝内に回動可能に設けられていることを特徴とする、請求項20に記載のチャイルドシートの本体。
  23. 前記クランピングカムの両端に係合フィンガーを凸設し、前記受け容れ溝の対向する端壁の底部に係合孔を設け、前記係合フィンガーが前記係合孔に係合していることを特徴とする、請求項22に記載のチャイルドシートの本体。
  24. 前記受け容れ溝は、前記基台の高さ方向に沿って設け且つ対向する両側壁を有しており、前記クランピングカムが前記両側壁の間で回動可能であることを特徴とする、請求項22に記載のチャイルドシートの本体。
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