JP3983941B2 - バックル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシートベルト装置に設けられるバックル装置に関し、特にタングプレート挿入時の金属部材同士の衝撃音を軽減し、構造を簡単化したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のシートベルト装置には、乗員が装着したウェピングを車体側に固定する為のバックル装置が設けられている。
実開平6−66315号公報に記載のように、一般的なバックル装置は、ウェビングの途中部に可動に取付けられたタングプレートと、このタングプレートが挿入、離脱されるバックル本体とを有する。バックル本体は、金属製のフレームと、このフレームに回動可能に装着されタングプレートと係脱可能なフック部材と、フック部材の回動をロックしたりロック解除したりする金属製のロックピンと、このロックピンを保持するロックピンホルダと、このロックピンホルダを介してロックピンを付勢する付勢部材と、エジェクターと、このエジェクターを付勢するバネ部材と、タングプレートを離脱させる為のレリースボタン、合成樹脂製のベースカバー及び蓋カバーなどで構成されている。
【0003】
前記フレームは、基板部とこの基板部から起立した1対の側板部とを有し、1対の側板部には1対の長孔が形成され、ロックピンは1対の長孔に挿通させて1対の側板部に架着されている。タングプレート挿入時には、タングプレートでエジェクターを介してフック部材を回動させてタングプレートと係合させると、ロックピンが付勢部材の付勢力で第1位置に移動してフック部材の係合解除側への回動を抑止し、タングプレートとフック部材とを係合状態に保持する。前記フック部材は常時係合解除方向に回動付勢されており、タングプレートとフック部材との係合を解除しタングプレートを離脱させる際には、合成樹脂製のレリースボタンを押動することで、ロックピンを第1位置から第2位置に切換えると、フック部材が係合解除側へ回動し、タングプレートを離脱可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に記載のバックル装置においては、タングプレート挿入時に、ロックピンが付勢部材の付勢力で第1位置に移動し、1対の長孔の端で受け止められる時に、金属製のロックピンと金属製のフレームとの衝突による高い衝撃音が発生するという問題がある。
更に、このバックル装置では、ロックピンとして丸棒状のピン部材を用いる関係上、このロックピンを保持する為の複雑な構造の合成樹脂製のロックピンホルダを設けなければならず、部品数が多くなり、構造が複雑化し、バックル装置の組立ても複雑化する。
【0005】
また、このバックル装置においては、エジェクターをタングプレートの離脱方向へ付勢するバネ部材の他に、レリースボタンをタングプレートの離脱方向へ付勢するコイルバネ部材が設けられているため、そのコイルバネ部材と、このコイルバネ部材を受け止める1対のバネ受け部を設けなければならないから、部品数が多くなり、構造が複雑化し、バックル装置の組立も面倒になる。
本発明の目的は、タングプレート挿入時に発生するロックピンとフレームとの衝撃音を低減すること、前記レリースボタンを付勢するコイルバネ部材を省略して構造を簡単化すること、ロックピンホルダを省略して構造を簡単化すること、等である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1のバックル装置は、ウェビングに連結されるタングプレートと、このタングプレートが挿脱されるバックル本体とからなるバックル装置において、前記バックル本体は、フレームと、このフレームに回動可能に設けられタングプレート挿入時に回動してタングプレートと係合すると共に常時係合解除方向に回動付勢されたフック部材と、このフック部材とタングプレートとの係合を解除する為の合成樹脂製のレリースボタンと、タングプレートと係合状態のときフック部材の係合解除方向への回動を抑止する第1位置に付勢部材の付勢力で移動すると共にレリースボタンの係合解除操作時にレリースボタンで押動されフック部材の係合解除方向への回動を許容する第2位置に移動するロックバーとを備え、前記ロックバーが付勢部材の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部をレリースボタンに一体的に形成し、前記バックル本体は、タングプレートの挿入時にタングプレートで押動されてフック部材を係合方向へ回動させるエジェクターと、このエジェクターをタングプレートの離脱方向へ付勢するバネ部材とを備え、前記タングプレートを離脱させる際に前記バネ部材の付勢力でエジェクターをレリースボタンに当接させてレリースボタンをタングプレート離脱側へ押動させると共に、前記タングプレートの係合状態では、前記ロックバーが前記停止規制部に当接して、前記レリースボタンが前記付勢部材の付勢力を受けるロックバーによりタングプレートの離脱方向へ付勢されていることを特徴とするものである。
【0007】
タングプレートをバックル本体に挿入する際には、タングプレートの挿入に伴ってフック部材が回動してタングプレートと係合し、ロックバーが付勢部材の付勢力で第2位置から第1位置へ切換えられてフック部材の係合解除方向への回動を抑止する。タングプレートを離脱させる際に、レリースボタンを係合解除操作すると、ロックバーが第1位置から第2位置に切換えられてフック部材が係合解除方向へ回動してタングプレートと係合解除するため、タングプレートを離脱させることができる。
ところで、タングプレートの挿入時、ロックバーが付勢部材の付勢力で第2位置から第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部をレリースボタンに一体的に形成したので、ロックバーが第2位置から第1位置へ切換えられた時に合成樹脂製の停止規制部で受け止められるから、金属部材同士の衝撃音が発生せず、金属部材同士の衝撃音より低い穏やかな衝突音しか発生しなくなる。
【0009】
また、タングプレートの挿入時に、エジェクターがタングプレートで押動されてフック部材を係合方向へ回動させると、タングプレートとフック部材とが係合する。このエジェクターはバネ部材でタングプレートの離脱方向へ付勢されており、タングプレートを離脱させた際にはそのバネ部材の付勢力でエジェクターがレリースボタンに当接してタングプレート離脱側へ押動させる。このように、エジェクターを付勢するバネ部材を活用してレリースボタンをタングプレート離脱方向へ押動させるため、レリースボタンをタングプレート離脱方向へ押動させるバネ部材を省略することができ、そのバネ部材の両端を受けるバネ受け部も省略することができる。
【0010】
請求項2のバックル装置は、ウェビングに連結されるタングプレートと、このタングプレートが挿脱されるバックル本体とからなるバックル装置において、前記バックル本体は、フレームと、このフレームに回動可能に設けられタングプレート挿入時に回動してタングプレートと係合すると共に常時係合解除方向に回動付勢されたフック部材と、このフック部材とタングプレートとの係合を解除する為の合成樹脂製のレリースボタンと、タングプレートと係合状態のときフック部材の係合解除方向への回動を抑止する第1位置に付勢部材の付勢力で移動すると共にレリースボタンの係合解除操作時にレリースボタンで押動されフック部材の係合解除方向への回動を許容する第2位置に移動するロックバーとを備え、前記ロックバーが付勢部材の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部をレリースボタンに一体的に形成し、前記フレームは、基板部と、この基板部から起立した1対の相対向する側板部と、これら側板部に形成された1対の長孔を備え、前記ロックバーは1対の長孔に挿通させて1対の側板部に架着され、前記停止規制部は1対の側板部から外側へ突出したロックバーの両端部を受け止める1対の受け止め部からなることを特徴とするものである。このように、ロックバーはフレームの1対の側板部に形成した1対の長孔に挿通させて1対の側板部に架着されているため、ロックバーの両端支持が安定し、ロックバーが第1位置のときフック部材の係合解除方向へ回動するのを確実に抑止することができる。また、前記停止規制部は1対の側板部から外側へ突出したロックバーの両端部を受け止める1対の受け止め部からなるため、ロックバーを第1位置に受け止める時の作動安定性を確保できる。
【0011】
請求項3のバックル装置は、請求項1又は2の発明において、前記ロックバーを付勢する前記付勢部材の付勢力に抗してレリースボタンを係止するストッパ部をフレームに一体形成したことを特徴とするものである。前記タングプレートの挿入時、付勢部材の付勢力でロックバーが第2位置から第1位置に切換えられて、レリースボタンに一体的に形成した停止規制部で受け止められる時、レリースボタンにはロックバーからタングプレート離脱方向の力が作用するが、フレームに一体形成したストッパ部でレリースボタンを確実に係止することができる。
【0012】
請求項4のバックル装置は、請求項2の発明において、前記ロックバーは板片状の部材からなり、前記レリースボタンは前記1対の側板部の外側に夫々近接して位置する1対のガイド壁部を有し、これらガイド壁部には1対の側板部から突出したロックバーの両端部を夫々案内する1対のガイド溝が形成されたことを特徴とするものである。前記ロックバーは板片状の部材からなり、その両端部が1対の長孔に挿通され且つ1対のガイド溝で案内されるため、ロックバーの両端部で1対のガイド溝を介してレリースボタンを移動可能に案内することができる。1対のガイド壁部とそのガイド溝は、ロックバーがその長さ方向へ移動しないように規制し、フレームの1対の長孔から外れないように規制する。フレームとその1対の長孔とロックバーは、1対のガイド壁部とその1対のガイド溝を介して、レリースボタンがロックバーから外れないように規制し、レリースボタンの移動方向を規制している。そして、ロックバーに関連する構造と、レリースボタンに関連する構造が著しく簡単になった。
【0013】
請求項5のバックル装置は、請求項4の発明において、各ガイド溝はその長さ方向両端が閉じた溝からなり、各ガイド壁部に、ロックバーの端部をガイド溝と直交する方向からガイド溝の長さ方向途中部に導入する為の導入開口部を形成したことを特徴とするものである。それ故、バックル装置の組立てなどの際に、ロックバーの端部を導入開口部からガイド溝の長さ方向途中部に導入することで、容易にレリースボタンを組付けることができる。そして、第1,第2位置のときのロックバーの位置に対応しないような適切な位置に導入開口部を形成すれば、その導入開口部からロックバーが外れる虞もない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
車両のシートベルト装置には、乗員が装着したウェビングを車体側に連結する為のバックル装置が設けられている。図1〜図7に示すバックル装置1は、説明の便宜上矢印A方向を前方とし、図1に図示のように前後左右を定義して説明する。図1〜図3に示すように、このバックル装置1は、基本的に、ウェビング(図示略)の途中部に可動に取付けられるタングプレート2と、バックル本体5とからなり、バックル装置1の前端部にはタングプレート2を挿入する挿入口6が設けられている。タングプレート2は、バックル本体5に挿入される金属製のタング部3と、このタング部3と一体形成され且つ合成樹脂材料で覆われたタング本体部4とを有し、タング部3には矩形状の係合穴3aが形成され、タング本体部4にはウェビング通過穴4aが形成されている。
【0015】
図1〜図3に示すように、バックル本体5は、フレーム10、フック部材20、ロックバー30、エジェクター40、合成樹脂製のレリースボタン50、圧縮コイルバネ60,61、フレーム10にリベット62で固定されバックル装置1を車体側の固定部に固定する為のアンカー部材63、合成樹脂製のベースカバー64及び蓋カバー65などで構成されている。前記合成樹脂製の部品以外の部品は金属製(例えば鋼製)のものである。
【0016】
前記フレーム10は、基板部11と、この基板部11の左右両側縁から起立したた1対の側板部12とを一体形成してなる。基板部11にはリベット62の為の丸穴13と、エジェクター40を前方へ弾性付勢する圧縮コイルバネ61を収容するとともにエジェクター40の移動をガイドする矩形穴14と、この矩形穴14の後端縁から突出したバネ連結部(図示略)、ベースカバー64に係合する傾斜部15が形成されている。1対の側板部12には、ロックバー30の両端部を挿入して前後方向へスライド自在に案内する1対の長孔16と、フック部材20を回動自在に枢支する切欠枢支部17と、レリースボタン50が前方へ外れないように係止する1対のストッパ部18と、タングプレート2の挿脱をガイドすると共に挿入時のタングプレート2のこじれを防止する1対の案内突部19が形成されている。
【0017】
図1〜図3に示すように、フック部材20は、その本体部分の前部に上側ヘ湾曲状に膨らんだ規制部21と、この規制部21から下方へ屈曲しタング部3に係合可能で且つ先端部が基板部11の矩形穴14の前端部に嵌入可能なフック部22と、後部の左右1対の被枢支部23と、本体部分の後端部から下側へ屈曲形成され且つエジェクター40で操作される1対の被操作部24と、これら被操作部24の間から上側へ屈曲されたバネ受け部25とを備えている。左右1対の被枢支部23が1対の側板部12の1対の切欠枢支部17に回動可能に装着されフック部材20が上下に所定角度回動可能になっている。
【0018】
ロックバー30について説明すると、図1〜図3に示すように、ロックバー30は板片状の部材からなり、このロックバー30は1対の長孔16に挿通させた状態にして1対の側板部12に架着され、この架着状態においてロックバー30の左右端部が夫々側板部12の外側へ約2〜3mm突出しており、ロックバー30は1対の長孔16に沿って前後に所定距離移動可能である。ロックバー30の後端部の中央部にはバネ受け部31が突出状に形成され、フック部材20のバネ受け部25とロックバー30のバネ受け部31の間にコイルバネ60(付勢部材に相当する)が圧縮状に介装され、ロックバー30は前方へ付勢され、フック部材20はそのフック部22が上方(タングプレート2との係合を解除する方向)へ常時付勢されている。
【0019】
タングプレート2をバックル本体5に挿入してフック部材20に係合させた状態のとき、ロックバー30は1対の長孔16の前端部分に対応する第1位置に位置して規制部21を抑えることで、フック部材20の係合解除方向への回動を抑止し、また、レリースボタン50の係合解除操作時にロックバー30はレリースボタン50で後方へ押動されて1対の長孔16の後端部分に対応する第2位置に位置して規制部21よりも後退し、フック部材20の係合解除方向への回動を許容する。
【0020】
エジェクター40について説明すると、図1〜図3に示すように、エジェクター40は、その前端の傾斜案内部41と、左右両端部の被案内部42と、タングプレート2の挿入時にフック部材20の1対の被操作部24を後方へ回動させてフック部材20を係合方向へ回動させる1対の操作部43と、タングプレート2の離脱時にレリースボタン50を前方へ押動させる為の左右1対の押動部44と、コイルバネ61の前端部が連結されるバネ連結部46などを備えている。エジェクター40は、フレーム10の基板部11の上に前後移動自在に配設され、1対の被案内部42が矩形穴14の両側縁に係合することにより浮上しないように案内されている。
【0021】
コイルバネ61の一端がバネ連結部46に連結され、このコイルバネ61の他端部は基板部11のバネ連結部(図示略)に連結され、こうしてエジェクター40はコイルバネ61の付勢力によりフレーム10に対して前方(つまり、タングプレート2の離脱方向)へ弾性付勢されている。
【0022】
レリースボタン50について説明すると、図1〜図4に示すように、レリースボタン50は、前端の前端壁部51と、左右1対のガイド壁部52と、上端の上端壁部53とを備えている。1対のガイド壁部52は、フレーム10の1対の側板部12の外側に夫々近接して位置し、この1対のガイド壁部52には、1対の長孔16の外側に夫々臨む1対のガイド溝54であってロックバー30の両端部を前後移動自在に案内する1対のガイド溝54が形成されている。レリースボタン50が前進限位置(図2、図3の位置)にある状態において、それらガイド溝54の前端は長孔16の前端よりも僅かに後側に位置し、各ガイド壁部52にはガイド溝54の前端縁に形成され且つ第2位置から第1位置に移動したロックバー30の端部を受け止める受け止め部55が形成されている。1対のガイド壁部52に形成した前記の1対の受け止め部55がレリースボタン50に一体的に形成した停止規制部であって、ロックバー30がコイルバネ60の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバー30を受け止める停止規制部を構成している。
【0023】
レリースボタン50の上壁部53には、フレーム10の1対の側板部12の1対のストッパ部18に対してレリースボタン50の前後移動を許す為の左右1対のスリット56が形成され、タングプレート2の挿入時に、ロックバー30がコイルバネ60の付勢力で第2位置から第1位置に移動し、1対の受け止め部55で受け止められる時に、1対のスリット54の後端の1対の被係止部57が1対のストッパ部18で夫々係止されレリースボタン50が前進限位置に停止する。
【0024】
レリースボタン50の前端壁部51の内面には、タングプレート2をバックル本体5から離脱させる際に、エジェクター40の1対の押動部44に当接して前方へ押動される1対の被押動部58が形成され、タングプレート2をバックル本体5から離脱させる際に、コイルバネ61の付勢力で付勢されたエジェクター40によりレリースボタン50をタングプレート2と共に前方ヘ(タングプレート離脱側へ)押動させ、レリースボタン50を前進限位置に復帰させエジェクター40は停止する。この状態においても、エジェクター40は、コイルバネ61の付勢力を受けてレリースボタン50を前方へ押動するようにフレーム10に形成された矩形穴14の前端との間に若干の隙間を残して停止する。
【0025】
前述のように、アンカー部材63がフレーム10にリベット62を介して固定され、図1〜図3に示すように、このフレーム10に、フック部材20とロックバー30とエジェクター40とレリースボタン50とコイルバネ60,61などが組付けられ、それらがベースカバー64と蓋カバー65の内部に収容した状態に組付けられ、ベースカバー64と蓋カバー65とが複数の嵌合部や係合部を介して固定状態に一体化される。このバックル装置1の前端にレリースボタン50の前端が臨み、そのレリースボタン50の前端部を指で押すことで、レリースボタン50を押動操作可能に構成される。
【0026】
次に、以上説明したバックル装置1の作用について説明する。
図5は、タングプレート2のタング部3をバックル本体5に挿入してタングプレート2とフック部材20とを係合させた係合状態を示し、この係合状態において、フック部22がタング部3の係合穴3aとフレーム10の矩形穴14に係合してタング部3を係止している。また、ロックバー30は第1位置に位置してフック部材20の規制部21の上面に当接し、フック部材20の係合解除方向への回動を規制しており、レリースボタン50の1対の被係止部57が1対のストッパ部18で夫々係止されて、レリースボタン50が前進限位置に停止している。この係合状態において、レリースボタン50の1対の受け止め部55にロックバー30の両端部が夫々当接して、レリースボタン50はコイルバネ60の付勢力を受けるロックバー30により前方へ付勢されている。
【0027】
次に、タングプレート2をバックル本体5から離脱させる際には、図6に示すように、レリースボタン50をコイルバネ60の付勢力に抗して指で押して後方へ移動させると、ロックバー30の左右両端部がレリースボタン50の左右1対の受け止め部55で後方へ押動されるため、ロックバー30がレリースボタン50と共に第2位置へ移動し、コイルバネ60が圧縮されるため、フック部材20のバネ受け部25を介してフック部材20を係合解除方向へ回動する。
【0028】
そして、図7に示すように、ロックバー30が第2位置に達した状態では、ロックバー30が規制部21よりも後方に移動して規制部21に当接しなくなるため、フック部材20が上方へ最大限回動して係合解除状態になる。この係合解除状態においてタングプレート2をバックル本体5から前方へ離脱させることになるが、このとき、エジェクター40の前端はタングプレート2の後端に当接しているため、タングプレート2が前方へ付勢され外れる。そして、エジェクター40の1対の押動部44がレリースボタン50の1対の被押動部58に当接するため、レリースボタン50から指を離すと、コイルバネ61の付勢力により付勢されるエジェクター40によりレリースボタン50が前方へ付勢され、レリースボタン50が前進限位置に復帰する。
【0029】
次に、タングプレート離脱状態において、タングプレート2をバックル本体5に挿入して連結する際には、タングプレート2のタング部3を挿入口6から挿入してエジェクター40の前端に当接させ、コイルバネ61の付勢力に抗してタングプレート2を挿入しエジェクター40を押動していくと、エジェクター40の後端の1対の操作部43がフック部材20の1対の被操作部24に当接して後方へ回動させるので、図5に示すように、フック部材20がコイルバネ60の付勢力に抗して係合方向へ回動してタング部3の係合穴3aに係合し、ロックバー30が第2位置から第1位置へ前進移動する。
【0030】
このロックバー30が第2位置から第1位置へ移動する時、コイルバネ60の付勢力によりロックバー30が急速に第1位置へ移動するが、ロックバー30の両端部がレリースボタン50の1対のガイド壁部52に形成した1対の受け止め部55(停止規制部)で係止されるため、金属製のロックバー30と合成樹脂製の1対の受け止め部55との衝突となるため、金属部材同士の衝突による衝撃音は発生せず、金属部材同士の衝突による衝撃音よりも低い穏やかな衝突音しか発生しない。そのため、車室内の騒音を軽減でき、タングプレート2を係合させる時の操作フィーリングをも改善することができる。
【0031】
タングプレート2の離脱の際、エジェクター40を付勢するコイルバネ61を活用してレリースボタン50およびタングプレート2をタングプレート離脱方向(前方)へ押動させるため、レリースボタン50をタングプレート離脱方向へ押動させるバネ部材を省略でき、そのバネ部材の両端を受ける1対のバネ受け部も省略できるため、部品数も少なくなり、構造が簡単化し、バックル装置1の組立ても簡単になる。ロックバー30はフレーム10の1対の側板部12の1対の長孔16に挿通させて1対の側板部12に架着されているため、ロックバー30を両端支持する支持が安定し、ロックバー30が第1位置のときにフック部材20の係合解除方向への回動を確実に抑止できる。しかも、停止規制部は1対の側板部12から外側へ突出したロックバー30の両端部を受け止める1対の受け止め部55からなるため、ロックバー30を第1位置に受け止める時の作動安定性を確保できる。
【0032】
ロックバー30を付勢するコイルバネ60の付勢力に抗してレリースボタン50を係止するストッパ部18をフレーム10の1対の側板部12に一体形成したため、タングプレート2の挿入時に、ロックバー30からレリースボタン50にタングプレート離脱方向向きの力が作用しても、金属製のフレーム10に一体形成した1対のストッパ部18でレリースボタン50を確実に係止することができるし、ストッパ部18をフレーム10に一体形成するためストッパ部18を簡単安価に形成できる。
【0033】
ロックバー30は板片状の部材からなり、その両端部が1対の長孔16に挿通され且つ1対のガイド溝54で案内されるため、ロックバー30の両端部で1対のガイド溝54を介してレリースボタン50を移動可能に案内することができる。つまり、1対のガイド壁部52とそのガイド溝54により、ロックバー30がその長さ方向へ移動しないように規制でき、ロックバー30がフレーム10の1対の長孔16から外れないように規制できる。フレーム10とその1対の長孔16とロックバー30により、1対のガイド壁部52とその1対のガイド溝54を介して、レリースボタン50がロックバー30から外れないように規制でき、レリースボタン50の移動方向を規制することできる。そして、例えば、ロックバー30を保持するホルダ部材を省略したり、レリースボタン50を前方へ付勢するバネ部材を省略するなど、ロックバー30に関連する構造と、レリースボタン50に関連する構造を著しく簡単にすることができた。
【0034】
次に、前記実施形態を部分的に変更する変更例について説明する。
1)前記レリースボタン50に形成した1対の受け止め部55の代わりに、レリースボタン50の前端壁部51又は上端壁53に停止規制部を一体的に形成してもよい。
2)図8に示すように、レリースボタン50の各ガイド壁部52Aが後方へ延ばされ、各ガイド壁部52Aに長孔16とほぼ同じ長さで長孔16の外側に臨むガイド溝54Aが形成され、このガイド溝54Aの長さ方向両端部は閉じており、このガイド壁部52Aの下部に、ロックバー30の端部をガイド溝54Aと直交する方向から(下方から)ガイド溝54Aの長さ方向途中部に導入する為の導入開口部54aが形成されている。
【0035】
図示の寸法Dは、ロックバー30の幅Bの半分よりも大きく形成されている。導入開口部54aがロックバー30の第1,第2位置に一致しないようにガイド溝54Aの長さ方向途中部に連なるように形成され、寸法D>0.5 ×Bに設定されているため、例えば組付時(カバー取り付け前)において、ロックバー30が第2位置にあるときにも少なくともロックバー30の略半分以上がガイド壁部52Aとオーバーラップするので極めてガイド溝54Aから外れにくくなり、カバー取り付け前の取扱い性が向上する。
【0036】
3)図9に示すように、前記1対のストッパ部18の代わりの1対のストッパ部65aを蓋カバー65の内面に突設する状態に形成し、その1対のストッパ部65aでレリースボタン50の1対の被係止部57を係止するように構成する。
4)前記バックル装置1の構造は一例を示すものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各部品に種々の変形を付加した形態で実施可能である。
【0037】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、前述したとおり、タングプレートの挿入時、ロックバーが付勢部材の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部を合成樹脂製のレリースボタンに一体的に形成したので、ロックバーが第2位置から第1位置へ切換えられた時に合成樹脂製の停止規制部で受け止められるから、金属部材同士の衝撃音は発生せず、金属部材同士の衝撃音よりも低い穏やかな衝突音しか発生しなくなる。
【0038】
また、タングプレートを離脱させる際に、エジェクターを付勢するバネ部材を活用してレリースボタンをタングプレート離脱方向へ押動させるため、レリースボタンをタングプレート離脱方向へ押動させるバネ部材を省略でき、そのバネ部材の両端を受ける1対のバネ受け部も省略できるため、部品数も少なくなり、構造が簡単化し、バックル装置の組立ても簡単になる。しかも、タングプレートの非係合時ではレリースボタンは常にバネ部材の付勢を受けるのでガタつきによる異音も生じず、安定した状態で待機させることができる。
【0039】
請求項2の発明によれば、前述したとおり、タングプレートの挿入時、ロックバーが付勢部材の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部を合成樹脂製のレリースボタンに一体的に形成したので、ロックバーが第2位置から第1位置へ切換えられた時に合成樹脂製の停止規制部で受け止められるから、金属部材同士の衝撃音は発生せず、金属部材同士の衝撃音よりも低い穏やかな衝突音しか発生しなくなる。
また、ロックバーはフレームの1対の側板部に形成した1対の長孔に挿通させて1対の側板部に架着されているため、ロックバーを両端支持する支持が安定し、ロックバーが第1位置のときにフック部材の係合解除方向への回動を確実に抑止できる。しかも、前記停止規制部は1対の側板部から外側へ突出したロックバーの両端部を受け止める1対の受け止め部からなるため、ロックバーを第1位置に受け止める時の作動安定性を確保できる。
【0040】
請求項3の発明によれば、前記ロックバーを付勢する前記付勢部材の付勢力に抗してレリースボタンを係止するストッパ部をフレームに一体形成したため、タングプレートの挿入時に、ロックバーからレリースボタンにタングプレート離脱方向向きの力が作用しても、金属製のフレームに一体形成したストッパ部でレリースボタンを確実に係止することができるし、ストッパ部をフレームに一体形成するためストッパ部を簡単に安価に形成できる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【0041】
請求項4の発明によれば、前記ロックバーは板片状の部材からなり、その両端部が1対の長孔に挿通され且つ1対のガイド溝で案内されるため、ロックバーの両端部で1対のガイド溝を介してレリースボタンを移動可能に案内することができる。つまり、1対のガイド壁部とそのガイド溝により、ロックバーがその長さ方向へ移動しないように規制でき、ロックバーがフレームの1対の長孔から外れないように規制できる。フレームとその1対の長孔とロックバーにより、1対のガイド壁部とその1対のガイド溝を介して、レリースボタンがロックバーから外れないように規制でき、レリースボタンの移動方向を規制することができる。そして、ロックバーに関連する構造と、レリースボタンに関連する構造を著しく簡単にすることができた。その他請求項2と同様の効果を奏する。
【0042】
請求項5の発明によれば、各ガイド溝がその長さ方向両端部が閉じた溝からなり、各ガイド壁部に、ロックバーの端部をガイド溝と直交する方向からガイド溝の長さ方向途中部に導入する為の導入開口部を形成したので、バックル装置の組立てなどの際に、ロックバーの端部を導入開口部からガイド溝の長さ方向途中部に導入することで、容易にレリースボタンを組付けることができる。また、第1,第2位置のときのロックバーの位置に対応しないような適切な位置に導入開口部を形成すれば、その導入開口部からロックバーの端部が外れる虞もない。その他請求項4と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバックル装置の分解斜視図である。
【図2】バックル装置の一部切欠き縦断斜視図である。
【図3】バックル装置の縦断側面図である。
【図4】レリースボタンのガイド壁部とガイド溝などの要部側面である。
【図5】バックル装置の縦断側面図(タングプレートとフック部材が係合した状態)である。
【図6】バックル装置の縦断側面図(レリースボタン押動操作状態)である。
【図7】バックル装置の縦断側面図(タングプレート離脱開始状態又はタングプレート挿入開始状態)である。
【図8】変更形態に係るバックル装置におけるレリースボタンのガイド壁部とガイド溝などの要部側面である。
【図9】変更形態に係るバックル装置における蓋カバーとレリースボタンの要部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 バックル装置
2 タングプレート
10 フレーム
11 基板部
12 側板部
16 長孔
18 ストッパ部
20 フック部材
30 ロックバー
40 エジェクター
43 操作部
44 押動部
50 レリースボタン
52 ガイド壁部
54 ガイド溝
54A ガイド溝
54a 導入開口部
55 受け止め部
57 被係止部
60 コイルバネ
61 コイルバネ

Claims (5)

  1. ウェビングに連結されるタングプレートと、このタングプレートが挿脱されるバックル本体とからなるバックル装置において、
    前記バックル本体は、フレームと、このフレームに回動可能に設けられタングプレート挿入時に回動してタングプレートと係合すると共に常時係合解除方向に回動付勢されたフック部材と、このフック部材とタングプレートとの係合を解除する為の合成樹脂製のレリースボタンと、タングプレートと係合状態のときフック部材の係合解除方向への回動を抑止する第1位置に付勢部材の付勢力で移動すると共にレリースボタンの係合解除操作時にレリースボタンで押動されフック部材の係合解除方向への回動を許容する第2位置に移動するロックバーとを備え、
    前記ロックバーが付勢部材の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部をレリースボタンに一体的に形成し、
    前記バックル本体は、タングプレートの挿入時にタングプレートで押動されてフック部材を係合方向へ回動させるエジェクターと、このエジェクターをタングプレートの離脱方向へ付勢するバネ部材とを備え、
    前記タングプレートを離脱させる際に前記バネ部材の付勢力でエジェクターをレリースボタンに当接させてレリースボタンをタングプレート離脱側へ押動させると共に、
    前記タングプレートの係合状態では、前記ロックバーが前記停止規制部に当接して、前記レリースボタンが前記付勢部材の付勢力を受けるロックバーによりタングプレートの離脱方向へ付勢されていることを特徴とするバックル装置。
  2. ウェビングに連結されるタングプレートと、このタングプレートが挿脱されるバックル本体とからなるバックル装置において、
    前記バックル本体は、フレームと、このフレームに回動可能に設けられタングプレート挿入時に回動してタングプレートと係合すると共に常時係合解除方向に回動付勢されたフック部材と、このフック部材とタングプレートとの係合を解除する為の合成樹脂製のレリースボタンと、タングプレートと係合状態のときフック部材の係合解除方向への回動を抑止する第1位置に付勢部材の付勢力で移動すると共にレリースボタンの係合解除操作時にレリースボタンで押動されフック部材の係合解除方向への回動を許容する第2位置に移動するロックバーとを備え、
    前記ロックバーが付勢部材の付勢力で第1位置へ移動した時、その付勢力に抗してロックバーを受け止める停止規制部をレリースボタンに一体的に形成し、
    前記フレームは、基板部と、この基板部から起立した1対の相対向する側板部と、これら側板部に形成された1対の長孔を備え、前記ロックバーは1対の長孔に挿通させて1対の側板部に架着され、前記停止規制部は1対の側板部から外側へ突出したロックバーの両端部を受け止める1対の受け止め部からなることを特徴とするバックル装置。
  3. 前記ロックバーを付勢する前記付勢部材の付勢力に抗してレリースボタンを係止するストッパ部をフレームに一体形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のバックル装置。
  4. 前記ロックバーは板片状の部材からなり、前記レリースボタンは前記1対の側板部の外側に夫々近接して位置する1対のガイド壁部を有し、これらガイド壁部には1対の側板部から突出したロックバーの両端部を夫々案内する1対のガイド溝が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のバックル装置。
  5. 前記各ガイド溝はその長さ方向両端が閉じた溝からなり、各ガイド壁部に、ロックバーの端部をガイド溝と直交する方向からガイド溝の長さ方向途中部に導入する為の導入開口部を形成したことを特徴とする請求項4に記載のバックル装置。
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