JP2008290596A - ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化が可能であると共に、湾曲耐久性の向上が図れ、更に仕様変更等にも柔軟に対応することのできるワイヤハーネスの配索構造を提供すること。
【解決手段】ワイヤハーネスが複数の電線束W1、W2に分割された上で、それぞれ別のコルゲートチューブC1、C2に振り分けて収容ケース1に収容され、その状態で、それぞれU字状に湾曲されている。各電線束が、U字状の湾曲部において、該湾曲部の曲げ半径方向に並べて配置され、湾曲性に優れる電線束が曲げ半径方向の内側に配置され、湾曲性に劣る電線束が曲げ半径方向の外側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定側部材と該固定側部材に対して略直線的にスライドする可動側との間に配索されるワイヤハーネスの配索構造に関し、詳しくは、自動車等の車両において、車体と、該車体にスライド可能に組み付けられたスライドシートやスライドドアあるいはスライド式のコンソールボックスとに跨って配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、スライドシートやスライドドア等のスライド動作に伴って生じるワイヤハーネスの余長を吸収することのできるワイヤハーネスの配索構造に関する。
従来の配索装置の一例を図4に示す。図4に示す配索装置100は、ワイヤハーネス101をU字状に折り返して収容するケース102と、ワイヤハーネス101の一端を保持したスライダ103と、ワイヤハーネス101に添えられたハーネス支持部材104とを備えている。ハーネス支持部材104は、スライダ103の移動方向と同方向にスライド移動自在にケース102に支持されている。そして、ハーネス支持部材104は、ワイヤハーネス101の折り返し部101aに摺動自在に係合している一対のガイド板105,106およびスライダ103に保持された一端から折り返し部101aまでのワイヤハーネス101の直線状の部位101bに添えられた支持板107を有している。
スライダ103は、シートやコンソールボックス等の移動体とともに移動され、ワイヤハーネス101を押し引きし、それに伴い、ワイヤハーネス101は、その折り返し部101aを前後させるように変形する。ハーネス支持部材104は、一対のガイド板105、106の間を摺動するワイヤハーネス101の折り返し部101aによりガイド板105、106を押圧されてワイヤハーネス101の変形に追従するように前後移動される。ワイヤハーネス101は、折り返し部101aを前後させる変形の間も、ハーネス支持部材104によってU字状の形態に安定に支持されており、それにより、ケース102内でのワイヤハーネス101の座屈が防止されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−74980号公報
ところで、上記従来のワイヤハーネスの配索構造では、ワイヤハーネスを1本にまとめてコルゲートチューブ等の筒状外装に収容して配索しているため、特に電線本数が増えた場合に、ワイヤハーネスの径が太くなる上に、U字状に湾曲させる部分の曲げ半径を小さくできず、それだけスペース効率が悪くなって余長吸収機構部分の肥大化を招くという欠点があった。また、湾曲部の半径を小さくできないため、余裕の大きくない設計をすると湾曲耐久性を損なう可能性もあった。更に、全部の電線を1本に束ねてコルゲートチューブ等に収容するため、仕様変更等に伴って配索仕様を変える場合に柔軟な対応ができず、生産性や汎用性が劣るという欠点もあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、省スペース化が可能であると共に、湾曲耐久性の向上が図れ、更に仕様変更等にも柔軟に対応することのできるワイヤハーネスの配索構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの配索構造は、下記(1)〜(7)を特徴としている。
(1) 固定側部材と、該固定側部材に対して略直線的にスライドする可動側部材との間にワイヤハーネスが配索され、該ワイヤハーネスがハーネス収容部に収容され、前記固定側部材に固定された前記ワイヤハーネスの固定端から、該ワイヤハーネスの可動端が前記可動側部材のスライド方向に沿った方向に伸びた後にU字状に折り返されて前記可動側部材のハーネス保持部に保持されており、前記可動側部材のスライド動作に伴って前記ワイヤハーネスに生じる余長が、前記U字状の湾曲部の位置の移動により吸収されるワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスが複数の電線束に分割された上で、それぞれ別の筒状外装に振り分けて収容され、その状態で、それぞれU字状に湾曲されていること。
(2) 上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索構造において、
それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束が、前記U字状の湾曲部において、該湾曲部の曲げ半径方向に並べて配置されていること。
(3) 上記(2)の構成のワイヤハーネスの配索構造において、
それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束のうち、湾曲性に優れる電線束を曲げ半径方向の内側に配置し、湾曲性に劣る電線束を曲げ半径方向の外側に配置したこと。
(4) 上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索構造において、
それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束が、前記U字状の湾曲部において、同一円周上に並べて配置されていること。
(5) 上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索構造において、
それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束のうちの少なくとも2組の電線束の可動端が、前記固定端から互いに逆方向に伸びた後にそれぞれ逆向きにU字状に折り返されて前記可動側部材のハーネス保持部に保持されていること。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれかの構成のワイヤハーネスの配索構造において、
前記それぞれに筒状外装に収容された複数の電線束を2つのグループに分類し、その一方を標準装備用の電線束のグループとし、他方をオプション装備用の電線束のグループとしたこと。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれかの構成のワイヤハーネスの配索構造において、
前記筒状外装が、コルゲートチューブ、スパイラルチューブ、またはテープ巻付体のうちのいずれか1つであること。
上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、ワイヤハーネスが複数の電線束に分割された上で、それぞれ別の筒状外装に振り分けて収容されているので、個々の筒状外装および電線束の径が小さくなることにより、分割する前と比べて、U字状の湾曲部の曲がり半径を小さくすることができる。また、小径の電線束に分けて並べることで、並び方向と直交する方向の占有寸法を小さくすることができ、従って省スペース化を図ることができる。また、U字状の湾曲部の曲がり半径に余裕を持たせた場合は、湾曲耐久性を延ばすことができて、信頼性を高めることができる。また、複数に分割した電線束を個別に筒状外装に収容するので、電線束ごとの付け替えや後付けも容易にできるようになり、生産性や汎用性の向上が図れる。
上記(2)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、複数の電線束が、U字状の湾曲部において、該湾曲部の曲げ半径方向に並べて配置されているので、曲げ方向と直交する方向の占有スペースを小さくすることができる。
上記(3)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、湾曲性に優れる電線束を曲げ半径方向の内側に配置し、湾曲性に劣る電線束を曲げ半径方向の外側に配置したので、ワイヤハーネスの湾曲耐久性を向上させながら、曲げ方向の占有スペースを小さくすることができる。
上記(4)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、複数の電線束が、U字状の湾曲部において、同一円周上に並べて配置されているので、曲げ方向の占有スペースを小さくすることができる。
上記(5)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、複数の電線束のうちの少なくとも2組の電線束の可動端が、固定端から互いに逆方向に伸びた後にそれぞれ逆向きにU字状に折り返されて可動側部材のハーネス保持部に保持されているので、曲げ方向の占有スペースを小さくすることができる。
上記(6)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、ワイヤハーネスを標準装備用の電線束のグループとオプション装備用の電線束のグループに分類したので、仕様変更等によるオプション装備用の電線束の後付けが容易に行なえ、生産性や汎用性の向上が図れる。
上記(7)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、筒状外装として、コルゲートチューブやスパイラルチューブやテープ巻付体を使用した場合の湾曲させにくさを緩めることができて、省スペース化に寄与することができる。
本発明によれば、スライド動作に伴うワイヤハーネスの余長吸収が可能な配索部分の省スペース化が図れると共に、ワイヤハーネスの湾曲耐久性の向上が図れ、更に仕様変更等にも柔軟に対応することができ、生産性および汎用性の向上が図れる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)および(b)は本発明の第1実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す図であって、図1(a)は矢印A方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図、そして図1(b)は矢印B方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図である。
図1(a)および(b)において、Wはワイヤハーネスであり、このワイヤハーネスWは、図示しない固定側部材と、該固定側部材に対して略直線的にスライドする図示しない可動側部材との間に配索され、固定側部材に設けられたハーネス収容ケース1(ハーネス収容部)に収容されている。このワイヤハーネスWは、2本の電線束W1、W2に分割された上で、それぞれ別のコルゲートチューブ(筒状外装)C1、C2に振り分けて収容されて配索されている。
それぞれコルゲートチューブC1、C2に収容された電線束W1、W2は、固定側部材に固定された固定端W1a、W2aから、可動端W1b、W2bが可動側部材のスライド方向に沿った方向に伸びた後に、U字状に折り返されて可動側部材のスライダ(ハーネス保持部)11、12に保持されている。スライダ11、12は、ハーネス収容ケース1のガイド2に沿ってスライド可能とされたもので、可動側部材と一緒に移動する。各電線束W1、W2の固定端W1a、W2aは、ハーネス収容ケース1の適当な箇所に設けた開口部3から外に引き出されている。
それぞれコルゲートチューブC1、C2に収容された2本の電線束W1、W2は、ワイヤハーネスWのU字状の湾曲部(折り返し部)20において、該湾曲部20の曲げ半径方向にそれぞれの湾曲部W1c、W2cを並べて配置されている。即ち、湾曲性に優れる電線束W1の湾曲部W1cが曲げ半径方向の内側に配置され、湾曲性に劣る電線束W2が湾曲部W2cが曲げ半径方向の外側に配置されている。ここで、湾曲性に優れる電線の例としては、細線や撚線を挙げることができる。また、湾曲性に劣る電線の例としては、太線や単線、あるいはシールド電線を挙げることができる。
次に作用を説明する。
可動側部材が矢印A方向に移動すると、ワイヤハーネスWの湾曲部20が矢印A方向に移動する。また、可動側部材が矢印B方向に移動すると、ワイヤハーネスWの湾曲部20が矢印B方向に移動する。そして、可動側部材のスライド動作に伴ってワイヤハーネスWに生じる余長(余長部分)が、U字状の湾曲部20の位置の移動により、吸収される(即ち、軽減される)。
この際、ワイヤハーネスWが2本の電線束W1、W2に分割された上で、それぞれ別のコルゲートチューブC1、C2に振り分けて収容されて配索されているので、個々のコルゲートチューブC1、C2および電線束W1、W2の径が小さくなることにより、分割する前と比べて、U字状の湾曲部W1c、W2cの曲がり半径を小さくすることができる。また、小径の電線束W1、W2に分けて並べることで、並び方向と直交する方向の占有寸法を小さくすることができる。
つまり、2本の電線束W1、W2が、ワイヤハーネスWの湾曲部20の曲げ半径方向に並べて配置されているので、曲げ方向と直交する方向の占有寸法L1を小さくすることができる。特に湾曲性に優れる電線束W1の湾曲部W1cを曲げ半径方向の内側に配置し、湾曲性に劣る電線束W2の湾曲部W2cを曲げ半径方向の外側に配置しているので、ワイヤハーネスWの湾曲耐久性を向上させながら、曲げ方向の占有寸法L2を小さくすることができる。従って、余長吸収機構を構成するハーネス収容ケース1の肥大化を防止し省スペース化を図ることができる。
また、U字状の湾曲部W1c、W2cの曲がり半径に余裕を持たせた場合は、各電線束W1、W2の湾曲耐久性を延ばすことができて、信頼性を高めることができる。また、複数に分割した電線束W1、W2を個別にコルゲートチューブC1、C2に収容しているので、電線束W1、W2ごとの付け替えや後付けも容易にできるようになり、生産性や汎用性の向上が図れる。
例えば、それぞれにコルゲートチューブC1、C2に収容された電線束W1、W2の一方を標準装備用の電線束とし、他方をオプション装備用の電線束とした場合、オプション用の電線束をコルゲートチューブごと後付けしたり付け替えたりすることができる。また、オプションを付けない場合は、電線束とコルゲートチューブを省略することもできる。
図2(a)および(b)は本発明の第2実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す図であって、図2(a)は矢印A方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図、そして図2(b)は矢印B方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図である。
この実施形態においても、ワイヤハーネスWは、図示しない固定側部材と可動側部材との間に配索され、固定側部材に設けられたハーネス収容ケース1B(ハーネス収容部)に収容されており、2本の電線束W1、W2に分割された上で、それぞれ別のコルゲートチューブ(筒状外装)C1、C2に振り分けて収容されて配索されている。
それぞれコルゲートチューブC1、C2に収容された電線束W1、W2は、固定側部材に固定された固定端W1a、W2aから、可動端W1b、W2bが可動側部材のスライド方向に沿った方向に伸びた後に、U字状に折り返されて可動側部材のスライダ(ハーネス保持部)11、12に保持されている。スライダ11、12は、ハーネス収容ケース1のガイド2に沿ってスライド可能とされたもので、可動側部材と一緒に移動する。各電線束W1、W2の固定端W1a、W2aは、ハーネス収容ケース1の適当な箇所に設けた開口部3から外に引き出されている。
それぞれコルゲートチューブC1、C2に収容された2本の電線束W1、W2は、ワイヤハーネスWのU字状の湾曲部(折り返し部)20において、同一円周上にそれぞれの湾曲部W1c、W2cを並べて配置されている。
次に作用を説明する。
可動側部材が矢印A方向に移動すると、ワイヤハーネスWの湾曲部20が矢印A方向に移動する。また、可動側部材が矢印B方向に移動すると、ワイヤハーネスWの湾曲部20が矢印B方向に移動する。そして、可動側部材のスライド動作に伴ってワイヤハーネスWに生じる余長(余長部分)が、U字状の湾曲部20の位置の移動により、吸収される(即ち、軽減される)。
この際、ワイヤハーネスWが2本の電線束W1、W2に分割された上で、それぞれ別のコルゲートチューブC1、C2に振り分けて収容されて配索されているので、個々のコルゲートチューブC1、C2および電線束W1、W2の径が小さくなることにより、分割する前と比べて、U字状の湾曲部W1c、W2cの曲がり半径を小さくすることができる。また、2本の電線束W1、W2が、ワイヤハーネスWの湾曲部20の同一円周上に並べて配置されているので、曲げ方向の占有寸法L3を小さくすることができる。従って、余長吸収機構を構成するハーネス収容ケース1の肥大化を防止し省スペース化を図ることができる。
また、U字状の湾曲部W1c、W2cの曲がり半径に余裕を持たせた場合は、各電線束W1、W2の湾曲耐久性を延ばすことができて、信頼性を高めることができる。また、第1実施形態と同様に、複数に分割した電線束W1、W2を個別にコルゲートチューブC1、C2に収容しているので、電線束W1、W2ごとの付け替えや後付けも容易にできるようになり、生産性や汎用性の向上が図れる。
図3(a),(b),(c)は本発明の第3実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す図であって、図3(a)は矢印A方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図、図3(b)は中間位置にあるときの状態を示す図、そして図3(c)は矢印B方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図である。
前記第2実施形態では、2本に分けた電線束W1、W2を同じ方向に並べて配索したが、第3実施形態の配索構造では、それぞれにコルゲートチューブC1、C2に収容された2本の電線束W1、W2の各可動端W1b、W2bを、固定端W1a、W2aから互いに逆方向に伸ばした後にそれぞれ逆向きにU字状に折り返して可動側部材のスライダ11、12に保持させている。そして、ワイヤハーネスWをハーネス収容ケース1Cに収容している。その他、第2実施形態と同じ構成要素は、図中同一符号を付して説明を省略する。
この場合も、第2実施形態と同様に、ワイヤハーネスWの曲げ方向の占有寸法L3を小さくすることができる。また、電線束W1、W2を重ねずに分散させているので、曲げ方向と直交する方向の占有寸法L4も小さくすることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、筒状外装としてコルゲートチューブを使用した場合を示したが、筒状外装としてスパイラルチューブを使用してもよいし、テープ巻付体(テープを巻き付けた場合のテープ部分)を使用してもよい。
また、上記実施形態では、1本のワイヤハーネスWを2本の電線束W1、W2に分割した場合を示したが、3本以上の複数に分割してもよい。
本発明の第1実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す図であって、(a)は矢印A方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図、そして(b)は矢印B方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図である。 本発明の第2実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す図であって、(a)は矢印A方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図、そして(b)は矢印B方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図である。 本発明の第3実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す図であって、(a)は矢印A方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図、(b)は中間位置にあるときの状態を示す図、そして(c)は矢印B方向に可動側部材をスライドさせたときの状態を示す図である。 従来例の斜視図である。
符号の説明
1:ハーネス収容ケース(ハーネス収容部)
20:湾曲部
W:ワイヤハーネス
W1,W2:電線束
W1a,W2a:固定端
W1b,W2b:可動端
W1c,W2c:湾曲部

Claims (7)

  1. 固定側部材と、該固定側部材に対して略直線的にスライドする可動側部材との間にワイヤハーネスが配索され、該ワイヤハーネスがハーネス収容部に収容され、前記固定側部材に固定された前記ワイヤハーネスの固定端から、該ワイヤハーネスの可動端が前記可動側部材のスライド方向に沿った方向に伸びた後にU字状に折り返されて前記可動側部材のハーネス保持部に保持されており、前記可動側部材のスライド動作に伴って前記ワイヤハーネスに生じる余長が、前記U字状の湾曲部の位置の移動により吸収されるワイヤハーネスの配索構造であって、
    前記ワイヤハーネスが複数の電線束に分割された上で、それぞれ別の筒状外装に振り分けて収容され、その状態で、それぞれU字状に湾曲されていることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
  2. それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束が、前記U字状の湾曲部において、該湾曲部の曲げ半径方向に並べて配置されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤハーネスの配索構造。
  3. それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束のうち、湾曲性に優れる電線束を曲げ半径方向の内側に配置し、湾曲性に劣る電線束を曲げ半径方向の外側に配置したことを特徴とする請求項2に記載したワイヤハーネスの配索構造。
  4. それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束が、前記U字状の湾曲部において、同一円周上に並べて配置されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤハーネスの配索構造。
  5. それぞれに前記筒状外装に収容された前記複数の電線束のうちの少なくとも2組の電線束の可動端が、前記固定端から互いに逆方向に伸びた後にそれぞれ逆向きにU字状に折り返されて前記可動側部材のハーネス保持部に保持されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤハーネスの配索構造。
  6. 前記それぞれに筒状外装に収容された複数の電線束を2つのグループに分類し、その一方を標準装備用の電線束のグループとし、他方をオプション装備用の電線束のグループとしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載したワイヤハーネスの配索構造。
  7. 前記筒状外装が、コルゲートチューブ、スパイラルチューブ、またはテープ巻付体のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載したワイヤハーネスの配索構造。
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