JP2008044490A - スライドドア用給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアへの給電を行う配線体が外部に露出しないように配索されたスライドドア用給電装置を提供する。
【解決手段】スライドドア用給電装置100は、ガイドレール収納部143に設置された車体側固定部110と、ブラケット151に設置されたブラケット側固定部120と、車体140側からスライドドア側に給電する配線体130と、配線体130を収納してこれを保護している外装チューブ131とを備えている。配線体130は、直接あるいは外装チューブ131を介して車体側固定部110とブラケット側固定部120とで把持されている。スライドドアの開閉中に配線体130及び外装チューブ131がガイドレール収納部143からはみ出すことのないよう、外装チューブ131の構造に特徴を持たせている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の車体側からスライドドア内の機器に常時給電を行うためのスライドドア用給電装置に関するものである。
ワンボックスカーやワゴン車等に用いられているスライドドア内には、パワーウィンドモーター、スイッチ、スピーカー等の電装品が組み込まれている。これらの電装品に車体側から給電を行うためには、車体側からスライドドア側へ配線体(ワイヤハーネス)を配索すると共に、この配線体がスライドドアの開閉に追従できるようにする必要がある。配線体として、従来は高屈曲性の丸線が使用されている。
従来、この種のスライドドア用給電装置としては、車体側に電線巻き取りユニットを設置し、スライドドアの開閉に伴う電線の余長を、電線を巻き取ることによって吸収する方式が公知である(特許文献1参照)。
また他の方式のスライドドア用給電装置としては、車体側の所定位置とスライドドア間に、配線体を収容したコルゲートチューブを、屈曲の余裕をもたせて配索し、このコルゲートチューブの一方の端部をスライドドアに固定し、他方の端部付近を車体に取り付けられた金具により横方向に首振り可能に支持したものも公知である(特許文献2参照)。
さらに別の方式のスライドドア用給電装置として、図16に示すような複数の駒部材902を連結してなるケーブルガイド901を用いて、配線体を車体本体903側からスライドドア904側に配索したものがある(特許文献3参照)。ケーブルガイド901は、たるみが生じている状態では、S字形状に屈曲するように配設されている。
特開平11−93514号公報 特開2002−79892号公報 特開2004−34759号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載のいずれのスライドドア用給電装置においても、スライドドアの開閉時に乗車者から配線体が見えてしまうため、見栄えが悪いといった問題があった。また、スライドドアを全開して乗下車する際に、配線体を踏んでしまう恐れもあった。配線体がケーブルガイドに収納されている特許文献3のスライドドア用給電装置では、ケーブルガイドを踏んで破損してしまう恐れがあった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、スライドドアへの給電を行う配線体が外部に露出しないように配索されたスライドドア用給電装置を提供することを目的とする。
本発明のスライドドア用給電装置の第1の態様は、車体のガイドレール収納部に収納されたガイドレールに沿って、ブラケットを移動させることで開閉可能に構成されたスライドドアに対し、前記車体から常時給電を行うスライドドア用給電装置であって、前記車体側から前記スライドドア側に給電する配線体と、前記ガイドレール収納部内の所定の取付位置に取付けられて前記配線体を把持している車体側固定部と、前記ブラケットの所定の取付位置に取付けられて前記配線体を把持しているブラケット側固定部と、少なくとも前記車体側固定部と前記ブラケット側固定部との間に配索されて前記配線体を収納している外装チューブと、を備え、前記外装チューブは、略平板形状の上面と下面とが水平となるよう配索され、前記スライドドアの開閉に伴って前記ガイドレール収納部内を移動するよう屈曲する構造を有していることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記外装チューブが、一方の面と他方の面とで厚さを変えることで剛性を変えた構造を有していることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記外装チューブが、前記上面の厚さを大きくして剛性を高くし、前記下面の厚さを小さくして剛性を低くすることで、前記上面を外側とし前記下面を内側とする曲折部を形成していることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記外装チューブが、前記上面の伸縮性を高くすることで、前記上面を外側とする曲折部を形成していることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記外装チューブの前記下面に、配索方向と垂直な方向の溝部が所定の間隔で形成されており、前記外装チューブが前記下面を内側とする曲折部を形成している
ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドア用給電装置。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記溝部が、三角形状または矩形状に形成されていることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記外装チューブが、前記上面の両縁部に所定高さの突出部を有し、前記上面を外側とする曲折部を形成していることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記外装チューブの前記上面及び前記下面の断面が、上に凸の略円弧状に形成されており、前記上面を外側とし前記下面を内側とする曲折部が形成されていることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記配線体として、少なくとも前記車体側固定部と前記ブラケット側固定部との間にフラットケーブルが配索されていることを特徴とする。
本発明によれば、スライドドアへの給電を行う配線体が外部に露出しないように配索されたスライドドア用給電装置を提供することができる。本発明のスライドドア用給電装置は、スライドドアの開閉に伴って配線体を収納する外装チューブがガイドレール収納部内を移動するように構成されていることから、配線体が外部に露出して破損したり見栄えを悪化させるのを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態におけるスライドドア用給電装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の第1の実施の形態に係るスライドドア用給電装置の平面図を図1に示す。本実施形態のスライドドア用給電装置100は、スライドドアを開閉するために車体に設置されたガイドレール141の近傍に配設される。スライドドア周辺の車両構造の1例を図2に示す。同図では、スライドドア150の前方下部に設置されたブラケット151と、図示しない前方上部に設置された別のブラケット、及びスライドドア150の後方に設置されたさらに別のブラケットで、スライドドア150が支えられている。
車体140側には、スライドドア入り口部にステップ142が設けられており、その下にガイドレール141が設置されている。ガイドレール141が設置されているガイドレール収納部143(図2の斜線で示す)は、ブラケット151を通過させるための空間となっている。ブラケット151の車体側先端に取付けられた図示しないローラーがガイドレール141を移動することで、スライドドア150が開閉する構造となっている。
なお、スライドドア150の上部に設置されているブラケットに対してもガイドレール収納部が設けられており、本発明のスライドドア用給電装置を上部のブラケット及びガイドレール収納部に適用することができる。あるいは、上部と下部の両方に適用することも可能である。
ガイドレール141は、スライドドア150が図2に示す全開の状態から半分程度閉まるまでは、スライドドア150を車体140にほぼ平行に移動させるよう、車体にほぼ平行に設置されている。スライドドア150をさらに全閉まで移動させるときには、スライドドア150を車体140側に引き寄せる必要があるため、ガイドレール141は、中央部付近から前方に向かって車体140の内側に曲げられている。
本実施形態のスライドドア用給電装置100は、ガイドレール収納部143に設置された車体側固定部110と、ブラケット151に設置されたブラケット側固定部120と、車体140側からスライドドア150側に給電する配線体130と、配線体130を収納してこれを保護している外装チューブ131とを備えている。配線体130は、直接あるいは外装チューブ131を介して車体側固定部110とブラケット側固定部120とで把持されている。本実施形態では、スライドドア150の開閉中に配線体130及び外装チューブ131がガイドレール収納部143からはみ出すことのないよう、外装チューブ131の構造に特徴を持たせている。
なお、車体側固定部110は、ガイドレール141の設置位置よりさらに車体140の内側に設置されている。これは、車体側固定部110がガイドレール141を移動するブラケット151と干渉しないようにするためである。また、スライドドア150の開閉方向における車体側固定部110の設置位置は、ガイドレール141のほぼ中央位置としている。このようにすることにより、スライドドア150を全閉または全開にした時に配線体130及び外装チューブ131に弛みがなく、スライドドア150が全閉と全開の途中の状態にある時に弛みが生じる。
本実施形態のスライドドア用給電装置100では、配線体130及び外装チューブ131が弛んだときにもガイドレール収納部143から外部にはみ出さないよう、外装チューブ131を図3に示すような構造としている。図3は、外装チューブ131の(a)平面図、(b)側面図、及び(c)A−A線における断面図、をそれぞれ示している。外装チューブ131は、上面132、下面133、及び2つの側面134で囲まれた中空部135が長手方向に形成されており、この中空部135の中に配線体130を収納する構造となっている。外装チューブ131の材料として、例えばポリプロピレン等の合成樹脂を用いることができる。以下、他の実施形態でも同様の材料を用いて外装チューブを形成することができる。
図3(c)に示すように、本実施形態の外装チューブ131では、上面132の厚さを下面133より大きくしており、上面132の厚さを大きくすることで、上面132の剛性を下面133より高くすることができる。剛性の高い上面132は屈曲しにくく、屈曲した場合でも曲率の大きな円弧で曲がろうとする。これに対し、剛性の低い下面133は上面132より屈曲し易く、上面132より小さな曲率の円弧で屈曲させることができる。その結果、外装チューブ131は、図4に示すように、剛性の低い下面133を内側(曲率が小さい)にし、剛性の高い上面132を外側(曲率が大きい)にして曲がろうとする。
上記のような構造の外装チューブ131を用いることにより、本実施形態のスライドドア用給電装置100は、スライドドア150の開閉に伴って図5に示すような移動軌跡を描く。同図は、スライドドア150が全閉と全開の途中の状態にある時の外装チューブ131の状態を示しており、外装チューブ131は上面132を外側、下面133を内側とした曲折部136を形成しながらガイドレール収納部143の内部を移動する。
なお、図1及び図5に示すように、車体側固定部110を第1のR部111を有するような構造とし、ブラケット側固定部120を第2のR部121を有するような構造とすることにより、スライドドア150が全閉及び全開のときにも図5に示す曲折部136と同じ向きの曲折部を形成することができ、スライドドア150の開閉中外装チューブ131を安定に移動させることができる。その結果、外装チューブ131及びその内部に収納された配線体130は、例えば大きく弧を描いてガイドレール収納部143の外部に露出するようなことはなく、ガイドレール収納部143の内部を安定に移動させることが可能となる。
外装チューブ131に収納される配線体130には、フラットケーブルを用いるのが好ましい。配線体130として複数枚重ねたフラットケーブルを用いる場合、これが曲折部136で曲げられても元の直線状に回復する復元力を有しているため、配線体130及び外装チューブ131が大きく弧を描いてガイドレール収納部143の外部に露出する恐れはなく、その内部だけで移動させることができる。配線体130に用いるフラットケーブルとして、内包される導体が平角導体または丸線のいずれであってもよいが、より好ましくは平角導体を内包したフラットケーブルを用いるのがよい。
本発明の第2の実施形態に係るスライドドア用給電装置を、図6に示す実施例を用いて説明する。図6は、本実施形態のスライドドア用給電装置で用いる外装チューブ231の構造を示しており、(a)は外装チューブ231の平面図、(b)は側面図、及び(c)はA−A線における断面図、をそれぞれ示している。
本実施形態の外装チューブ231は、上面232と下面233の厚さを等しくしているが、上面232を伸縮性の高い材質のもので形成している。これにより、外装チューブ231は伸び易い上面232を外側にして屈曲することが容易となる。外装チューブ231が屈曲した1実施例を図7に示す。同図に示すように、外装チューブ231は下面233を内側にして上面232を伸張させて曲折部236を形成する。
本実施形態では、外装チューブ231を用いることにより、スライドドアの開閉中、これが図7に示すような曲折部236のみを形成してガイドレール収納部内を安定に移動するようにすることができる。また、下面233の厚さを小さくすることにより、第1の実施形態の外装チューブ131と同様に、曲折部236の極率を小さくすることが可能となる。
本発明の第3の実施形態に係るスライドドア用給電装置を、図8に示す実施例を用いて説明する。図8は、本実施形態のスライドドア用給電装置で用いる外装チューブ231の構造を示しており、(a)は外装チューブ331の上面332を示す平面図、(b)は下面333の平面図、(c)は側面図、及び(d)はA−A線における断面図、をそれぞれ示している。
本実施形態の外装チューブ331は、下面333に三角形状の溝334を多数形成した構造としており、図8(c)の側面図が全体として鋸形状に形成されている。下面333にこのような三角形状の溝334を多数形成することにより、外装チューブ331は下面333を内側にして屈曲することが容易となる。外装チューブ331が屈曲した1実施例を図9に示す。上記のように形成された外装チューブ331では、下面333が溝334を狭めるように内側に屈曲しやすくなり、図9に示すような曲折部336を形成する。
本実施形態でも、外装チューブ331を用いることにより、スライドドアの開閉中、これが図9に示すような曲折部336のみを形成してガイドレール収納部内を安定に移動するようにすることができる。
本発明の第4の実施形態に係るスライドドア用給電装置を、図10に示す実施例を用いて説明する。図10は、本実施形態のスライドドア用給電装置で用いる外装チューブ431の側面図を示している。本実施形態の外装チューブ431は、第3の実施形態の外装チューブ331では下面333に三角形状の溝336が形成されていたのに対し、本実施形態では、矩形状の溝434を形成するようにしている。
外装チューブ431の下面433にこのような矩形状の溝434を多数形成するようにしても、第3の実施形態と同様に、下面433を内側にして外装チューブ431を容易に屈曲させることができる。外装チューブ431が屈曲した1実施例を図11に示す。上記のように形成された外装チューブ431でも、下面433が溝434を狭めるように内側に屈曲しやすくなり、図11に示すような曲折部436を形成する。
本発明の第5の実施形態に係るスライドドア用給電装置を、図12に示す実施例を用いて説明する。図12は、本実施形態のスライドドア用給電装置で用いる外装チューブ531の構造を示しており、(a)は外装チューブ531の上面532を示す平面図、(b)は側面図、及び(c)はA−A線における断面図、をそれぞれ示している。
本実施形態の外装チューブ531は、上面532の両側の縁に突出部534を形成した構造としている。上面532にこのような突出部534を形成することにより、外装チューブ531は上面532が屈曲しにくくなる。その結果、外装チューブ531は下面533を内側にして屈曲しようとする。外装チューブ531が屈曲すると、突出部534は外向きに倒れるようにして折り曲げられる。外装チューブ531が屈曲した1実施例を図13に示す。
外装チューブ531が屈曲して突出部534が折り曲げられると、図13に示すように、曲折部536は鋭角に折れ曲がるようになる。このように、本実施形態の外装チューブ531は、鋭角に折れ曲がることで外装チューブ531が膨らんでガイドレール収納部の外部に露出するのを防止することができる。
本発明の第6の実施形態に係るスライドドア用給電装置を、図14に示す実施例を用いて説明する。図14は、本実施形態のスライドドア用給電装置で用いる外装チューブ631の構造を示しており、(a)は外装チューブ631の平面図、(b)は側面図、及び(c)はA−A線における断面図、をそれぞれ示している。
本実施形態の外装チューブ631は、図14(c)に示すように、上面632及び下面633の断面がともに上に凸に膨らんだ円弧の形状を有するものである。断面が図14(c)に示すような円弧を形成することにより、外装チューブ631は屈曲しにくい形状となる。特に、円弧状に膨らんでいる上面632を内側にして屈曲するのが困難な形状となっており、屈曲する場合には上面632を外側にして屈曲する。外装チューブ631を屈曲させた1実施例を図15に示す。
図15は、外装チューブ631が円弧状に膨らんだ上面632を外側にして屈曲したときの曲折部636の例を示している。外装チューブ631を屈曲させると、曲折部636で円弧が平坦になって鋭角状に屈曲する。すなわち、本実施形態の外装チューブ631でも、第5の実施形態の外装チューブ531と同様に、曲折部636が鋭角に折れ曲がるようになる。このように、本実施形態の外装チューブ631でも、鋭角に折れ曲がることで外装チューブ631が膨らんでガイドレール収納部の外部に露出するのを防止することができる。
上記説明の通り、本発明のスライドドア用給電装置のいずれの実施形態においても、外装チューブを上記のような構造とすることにより、スライドドアの開閉中は曲折部が一つだけ形成されるようにすることができ、外装チューブ及びこれに収納される配線体をガイドレール収納部の内部で安定に移動させることが可能となる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るスライドドア用給電装置の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるスライドドア用給電装置の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態に係るスライドドア用給電装置の平面図である。 スライドドア周辺の車両構造を示す平面図である。 第1の実施形態に係る外装チューブの構造を示す図である。 外装チューブの屈曲状態を示す図である。 第1の実施形態に係る外装チューブの移動軌跡を示す図である。 第2の実施形態に係る外装チューブの構造を示す図である。 第2の実施形態に係る外装チューブの曲折部を示す図である。 第3の実施形態に係る外装チューブの構造を示す図である。 第3の実施形態に係る外装チューブの曲折部を示す図である。 第4の実施形態に係る外装チューブの構造を示す図である。 第4の実施形態に係る外装チューブの曲折部を示す図である。 第5の実施形態に係る外装チューブの構造を示す図である。 第5の実施形態に係る外装チューブの曲折部を示す図である。 第6の実施形態に係る外装チューブの構造を示す図である。 第6の実施形態に係る外装チューブの曲折部を示す図である。 従来のスライドドア用給電装置の平面図である。
符号の説明
100 スライドドア用給電装置
110 車体側固定部
111 第1のR部
120 ブラケット側固定部
121 第2のR部
130 配線体
131、231、331、431、531、631 外装チューブ
132、232、332、432、532、632 上面
133、233、333、433、533、633 下面
134 側面
135 中空部
136、236、336、436、536、636 曲折部
140 車体
141 ガイドレール
142 ステップ
143 ガイドレール収納部
150 スライドドア
151 ブラケット
334、434 溝
534 突出部 901 ケーブルガイド
902 駒部材
903 車体
904 スライドドア

Claims (9)

  1. 車体のガイドレール収納部に収納されたガイドレールに沿って、ブラケットを移動させることで開閉可能に構成されたスライドドアに対し、前記車体から常時給電を行うスライドドア用給電装置であって、
    前記車体側から前記スライドドア側に給電する配線体と
    前記ガイドレール収納部内の所定の取付位置に取付けられて前記配線体を把持している車体側固定部と、
    前記ブラケットの所定の取付位置に取付けられて前記配線体を把持しているブラケット側固定部と、
    少なくとも前記車体側固定部と前記ブラケット側固定部との間に配索されて前記配線体を収納している外装チューブと、を備え、
    前記外装チューブは、略平板形状の上面と下面とが水平となるよう配索され、前記スライドドアの開閉に伴って前記ガイドレール収納部内を移動するよう屈曲する構造を有している
    ことを特徴とするスライドドア用給電装置。
  2. 前記外装チューブは、一方の面と他方の面とで厚さを変えることで剛性を変えた構造を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドア用給電装置。
  3. 前記外装チューブは、前記上面の厚さを大きくして剛性を高くし、前記下面の厚さを小さくして剛性を低くすることで、前記上面を外側とし前記下面を内側とする曲折部を形成している
    ことを特徴とする請求項2に記載のスライドドア用給電装置。
  4. 前記外装チューブは、前記上面の伸縮性を高くすることで、前記上面を外側とする曲折部を形成している
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスライドドア用給電装置。
  5. 前記外装チューブの前記下面に、配索方向と垂直な方向の溝部が所定の間隔で形成されており、前記外装チューブが前記下面を内側とする曲折部を形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドア用給電装置。
  6. 前記溝部は、三角形状または矩形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のスライドドア用給電装置。
  7. 前記外装チューブは、前記上面の両縁部に所定高さの突出部を有し、前記上面を外側とする曲折部を形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドア用給電装置。
  8. 前記外装チューブの前記上面及び前記下面の断面が、上に凸の略円弧状に形成されており、前記上面を外側とし前記下面を内側とする曲折部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドア用給電装置。
  9. 前記配線体として、少なくとも前記車体側固定部と前記ブラケット側固定部との間にフラットケーブルが配索されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のスライドドア用給電装置。
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