JP2008030716A - スライドドア用給電装置 - Google Patents

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【課題】スライドドアへの給電を行う配線体が外部に露出しないように配索したスライドドア用給電装置を提供する。
【解決手段】スライドドア用給電装置100は、ガイドレール収納部43に設置された余長巻取り部10と、ブラケット51に設置されたブラケット側固定部20と、余長巻取り部10とブラケット側固定部20とで把持され、車体40側からスライドドア50側に給電する配線体30とを備えている。スライドドア50が全閉、全開、あるいはその中間位置にあっても、配線体30を常に直線状に維持することが可能となることから、配線体30がガイドレール収納部43から外部に露出する恐れはなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の車体側からスライドドア内の機器に常時給電を行うためのスライドドア用給電装置に関するものである。
ワンボックスカーやワゴン車等に用いられているスライドドア内には、パワーウィンドモーター、スイッチ、スピーカー等の電装品が組み込まれている。これらの電装品に車体側から給電を行うためには、車体側からスライドドア側へ配線体(ワイヤハーネス)を配索すると共に、この配線体がスライドドアの開閉に追従できるようにする必要がある。配線体として、従来は高屈曲性の丸線が使用されている。
従来、この種のスライドドア用給電装置としては、車体側に電線巻き取りユニットを設置し、スライドドアの開閉に伴う電線の余長を、電線を巻き取ることによって吸収する方式が公知である(特許文献1参照)。
また他の方式のスライドドア用給電装置としては、車体側の所定位置とスライドドア間に、配線体を収容したコルゲートチューブを、屈曲の余裕をもたせて配索し、このコルゲートチューブの一方の端部をスライドドアに固定し、他方の端部付近を車体に取り付けられた金具により横方向に首振り可能に支持したものも公知である(特許文献2参照)。
さらに別の方式のスライドドア用給電装置として、図8に示すような複数の駒部材202を連結してなるケーブルガイド201を用いて、配線体を車体本体203側からスライドドア204側に配索したものがある(特許文献3参照)。ケーブルガイド201は、たるみが生じている状態では、S字形状に屈曲するように配設されている。
特開平11−93514号公報 特開2002−79892号公報 特開2004−34759号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載のいずれのスライドドア用給電装置においても、スライドドアの開閉時に乗車者から配線体が見えてしまうため、見栄えが悪いといった問題があった。また、スライドドアを全開して乗下車する際に、配線体を踏んでしまう恐れもあった。配線体がケーブルガイドに収納されている特許文献3のスライドドア用給電装置では、ケーブルガイドを踏んで破損してしまう恐れがあった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、スライドドアへの給電を行う配線体が外部に露出しないように配索したスライドドア用給電装置を提供することを目的とする。
本発明のスライドドア用給電装置の第1の態様は、車体のガイドレール収納部に収納されたガイドレールに沿って、ブラケットを移動させることで開閉可能に構成されたスライドドアに対し、前記車体から常時給電を行うスライドドア用給電装置であって、前記車体側から前記スライドドア側に給電する配線体と前記ガイドレール収納部内の所定の取付位置に取付けられ、前記スライドドアの開閉時に生じる前記配線体の余長分を巻取る余長巻取り部と、前記ブラケットの所定の取付位置に取付けられて前記配線体を把持しているブラケット側固定部と、を備えることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記配線体として、少なくとも前記車体側固定部と前記ブラケット側固定部との間にフラットケーブルが配索されていることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記余長巻取り部が、前記ガイドレールの略中央位置に取付けられていることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記余長巻取り部が、前記ガイドレールよりさらに前記車体の内側に取付けられていることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記余長巻取り部が巻き取り可能な前記配線体の長さが、前記余長巻取り部から前記ブラケット側固定部までの前記配線体の長さの最大値と最小値との差に相当する長さ以上であることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記ブラケット側固定部が、前記配線体を把持して前記余長巻取り部との間で前記配線体の長さを最小とするように向きを変更する首振り部と、前記首振り部を回転可能に把持する固定部と、を備えることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記フラットケーブルが、平角導体を所定の被膜で被覆して形成されたものであることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記配線体が、少なくとも前記余長巻取り部と前記ブラケット側固定部との間でコルゲートチューブに収納されていることを特徴とする。
本発明のスライドドア用給電装置の他の態様は、前記余長巻取り部が、前記コルゲートチューブを前記配線体と一体に巻き取ることを特徴とする。
本発明によれば、スライドドアへの給電を行う配線体が外部に露出しないように配索したスライドドア用給電装置を提供することができる。本発明のスライドドア用給電装置は、スライドドアの開閉に伴う配線体の長さの変化分を余長巻取り部で吸収するように構成したことから、配線体が外部に露出して破損したり見栄えを悪化させるのを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態におけるスライドドア用給電装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の実施の形態に係るスライドドア用給電装置の平面図を図1に示す。本実施形態のスライドドア用給電装置100は、スライドドアを開閉するために車体に設置されたガイドレール41の近傍に配設される。スライドドア周辺の車両構造の1例を図2に示す。同図では、スライドドア50の前方下部に設置されたブラケット51と、図示しない前方上部に設置された別のブラケット、及びスライドドア50の後方に設置されたさらに別のブラケットで、スライドドア50が支えられている。
車体40側には、スライドドア入り口部にステップ42が設けられており、その下にガイドレール41が設置されている。ガイドレール41が設置されているガイドレール収納部43(図2の斜線で示す)は、ブラケット51を通過させるための空間となっている。ブラケット51の車体側先端に取付けられた図示しないローラーがガイドレール41を移動することで、スライドドア50が開閉する構造となっている。
ガイドレール41は、スライドドア50が図2に示す全開の状態から半分程度閉まるまでは、スライドドア50を車体40にほぼ平行に移動させるよう、車体にほぼ平行に設置されている。スライドドア50をさらに全閉まで移動させるときには、スライドドア50を車体40の内側に引き寄せる必要があるため、ガイドレール41は、中央部付近から前方に向かって車体40の内側に曲げられている。
本実施形態のスライドドア用給電装置100は、ガイドレール収納部43に設置された余長巻取り部10と、ブラケット51に設置されたブラケット側固定部20と、余長巻取り部10とブラケット側固定部20とで把持され、車体40側からスライドドア50側に給電する配線体30とを備えている。配線体30として、例えばフラットケーブルを用いることができ、平角導体または丸線のいずれを内包するものであってもよい。また、配線体30は、少なくとも余長巻取り部10とブラケット側固定部20との間でコルゲートチューブに収納されるようにすることができる。
本実施形態では、スライドドア用給電装置100がガイドレール収納部43の内部に設置され、スライドドア50を開閉中に配線体30がガイドレール収納部43からはみ出すことのないように、余長巻取り部10とブラケット側固定部20の構造及び取付位置を決定している。
余長巻取り部10は、ガイドレール41の設置位置よりさらに車体40の内側に設置されている。これは、余長巻取り部10がガイドレール41を移動するブラケット51と干渉しないようにするためである。また、スライドドア50の開閉方向における余長巻取り部10の設置位置は、ガイドレール41のほぼ中央位置としている。このようにすることにより、スライドドア50を全閉にしたときと全開にしたときとで、余長巻取り部10からブラケット側固定部20までの距離をほぼ等しくすることができる。
余長巻取り部10からブラケット側固定部20までの距離を、スライドドア50が全閉時と全開時とでほぼ等しくなるようにすることで、余長巻取り部10からブラケット側固定部20までの配線体30の最大長さを最も短くすることができ、余長巻取り部10が巻き取る配線体30の長さも最短とすることができる。
本実施形態のスライドドア用給電装置100では、スライドドア50の移動中に生じる配線体13の余長分を吸収できるよう、ガイドレール収納部43に余長巻取り部10を設けている。余長巻取り部10からブラケット側固定部20までの配線体30の長さは、スライドドア50が全閉あるいは全開のときに最長となり、スライドドア50が半開状態のときにほぼ最短となる。そこで、余長巻取り部10が巻き取り可能な配線体30の長さを、上記の配線体の長さの最長と最短との差に相当する長さとしている。あるいは、これに所定の余裕長さを加算した長さとすることができる。
上記の通り、余長巻取り部10で配線体30の長さの変化を吸収するようにすることで、余長巻取り部10からブラケット側固定部20までの配線体30を、常に直線状にして弛みがないようにすることができる。これにより、配線体30がガイドレール収納部43から露出するのを防止することが可能となる。
余長巻取り部10の詳細な構造の一例を、図3を用いて説明する。図3において、余長巻取り部10は、アッパーカバー11、サブアッパーカバー12、ローター13、ねじりバネ14、及びロアケース15から構成される。アッパーカバー11は、内部部品を保護するとともに、配線体30の配索経路を形成している。また、サブアッパーカバー12は、アッパーカバー11との間で配線体30の配索経路を形成している。
ローター13は、配線体30を巻き取って収納する機能を有している。また、配線体30を保護するコルゲートチューブが設けられている場合には、配線体30とともにコルゲートチューブの一部も巻き取るようにすることができる。ねじりバネ14は、ローター13に回転力を与えて、配線体30に引っ張り力を加える働きをするものである。
図3に示す余長巻取り部10では、配線体30の巻き取りにねじりバネ14を用いているが、配線体30の巻き取り方法はこれに限定されるものではなく、他の巻き取り方法を用いることも可能である。ロアケース15は、内部部品を保護するとともに、ねじりバネ14の収納部及びローター13の回転主軸を形成している。また、余長巻取り部10をガイドレール収納部43内に据付けるための固定部も備えている。
また、図3に示す余長巻取り部10は、引き出し部16を有し、この引き出し部16は、内側部材16aと外側部材16bとを有する。ここで、図3に示す余長巻取り部10は、引き出し部16が配線体30を反時計回りに巻き取る位置に設けられた例を示すが、これに限られることはなく、引き出し部16が配線体30を時計回りに巻き取る位置に設けられていてもよく、設けられる位置に制約はない。また、引き出し部16の内側部材16aまたは外側部材16bの少なくとも一方を、配線体30の動きに追従して首振り動作するように構成してもよい。
一方、ブラケット51に設置されたブラケット側固定部20は、図4に示すように、第1のR部21と第2のR部22とを有しており、配線体30が第1のR部21と前記第2のR部22との間に配索されている。本実施形態のスライドドア用給電装置100では、配線体30は、スライドドア50が全開のときに第1のR部21に巻きつき、全閉のときには第2のR部22に巻きつく。
上記のように構成された本実施形態のスライドドア用給電装置100では、スライドドア50の開閉に伴って配線体30が、図5に示すような軌跡を描く。すなわち、スライドドア50が全閉のとき、ブラケット51は符号51aで示す最前方の位置にあり、配線体30は、符号30aで示すように、余長巻取り部10から直線状に伸びて第2のR部22に巻きついている。
スライドドア50を全閉の状態から全開の方向に向けて移動させていくと、ブラケット51は符号51i、51jの位置へと移動していく。それに伴い、配線体30も符号30i、30jへと移動していく。ブラケット51が余長巻取り部10に接近していくブラケット51iの位置では、配線体30が余長巻取り部10に巻き取られて徐々に短くなっていく。これにより、配線体30は余長巻取り部10とブラケット51iの間で直線状態を維持することができる。
また、ブラケット51が余長巻取り部10に最接近する位置を通過した後のブラケット51jの位置では、ブラケット51が余長巻取り部10から離れていくため、配線体30が余長巻取り部10から引き出されて徐々に長くなっていく。ここでも、配線体30は余長巻取り部10とブラケット51jの間で直線状態を維持することができる。
スライドドア50が全開になると、ブラケット51は符号51bで示す最後方の位置にあり、配線体30は、符号30bで示すように、余長巻取り部10から直線状に伸びて第1のR部21に巻きついている。このように、本実施形態のスライドドア用給電装置100では、スライドドア50が全閉、全開、あるいはその中間位置にあっても、配線体30を常に直線状に維持することが可能となることから、配線体30がガイドレール収納部43から外部に露出する恐れはなくなる。
ブラケット側固定部20から先のスライドドア50側への配線体は、配線体30をさらに先まで延長して用いてもよいし、例えばコネクタを用いて別の配線体に接続するようにしてもよい。ブラケット側固定部20から先のスライドドア50側への配線体は、フラットケーブルであってもよいし、例えば丸線を用いてもよい。
本発明の別の実施形態に係るスライドドア用給電装置を、図6を用いて説明する。図6(a)に示すスライドドア用給電装置110は、ブラケット側固定部60の構造が図4に示すブラケット側固定部20のものと異なっている。ブラケット側固定部60の構造を図6(b)に示す。ブラケット側固定部60は、首振り部61と固定部62とを連結ピン63で連結した構造を有している。
首振り部61は、配線体30を把持しており、スライドドア50の開閉に伴って余長巻取り部10の方向に回転できるようになっている。固定部62は、ブラケット51に固定され、連結ピン63で首振り部61を回転可能に連結している。ブラケット側固定部60を上記のような構造とすることにより、首振り部61が余長巻取り部10との間の配線体30の長さを最小とするように余長巻取り部10の方向に回転することができる。
本実施形態のスライドドア用給電装置110において、スライドドア50を開閉させたときの配線体30の軌跡の例を図7に示す。同図において、スライドドア50が全閉のときには、ブラケット側固定部60の首振り部61が余長巻取り部10の方向を向いてほぼ縦向きに近い状態にある。そして、配線体30は、符号30aで示すように、首振り部61から余長巻取り部10まで直線状に伸びている。
スライドドア50を全閉の状態から全開の方向に向けて移動させていくと、首振り部61が左向きに回転しながら、配線体30も符号30i、30jへと移動していく。ブラケット51が余長巻取り部10に接近していくブラケット51iの位置では、配線体30の長さが最短となるよう首振り部61が左向きに回転しながら縦向きから横向きに向きを変えていく。この間、配線体30は余長巻取り部10とブラケット51iとの間で直線状態を保ちながら、余長巻取り部10に余長分を巻き取られていく。
また、ブラケット51が余長巻取り部10に最接近する位置を通過した後のブラケット51jの位置では、首振り部61がさらに左向きに回転しながら横向きから縦向きに向きを変えていき、配線体30が余長巻取り部10から引き出されて徐々に長くなっていく。そして、スライドドア50が全開になると、首振り部61がほぼ縦向きになって配線体30が余長巻取り部10からほぼ最大限引き出される。
本実施形態のスライドドア用給電装置110でも、スライドドア50の開閉状態にかかわらず、配線体30を直線状に保つことが可能となることから、配線体30がガイドレール収納部43から外部に露出する恐れはなくなる。これに加えて本実施形態では、配線体30が常に最短となるよう首振り部61が回転することから、先の実施形態のスライドドア用給電装置100に比べて、配線体30をさらに短くでき、余長巻取り部10を小型化できるといった効果も得られる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るスライドドア用給電装置の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるスライドドア用給電装置の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係るスライドドア用給電装置の平面図である。 スライドドア周辺の車両構造を示す平面図である。 余長巻取り部の展開斜視図である。 ブラケット側固定部の平面図である。 スライドドアの開閉に伴って配線体が描く軌跡を示す平面図である。 本発明の別の実施形態に係るスライドドア用給電装置の平面図である。 別の実施形態において、スライドドアの開閉に伴って配線体が描く軌跡を示す平面図である。 従来のスライドドア用給電装置の平面図である。
符号の説明
100、110 スライドドア用給電装置
10 余長巻取り部 11 アッパーカバー
12 サブアッパーカバー
13 ローター
14 ねじりバネ
15 ロアケース
16 引き出し部
16a 内側部材
16b 外側部材
20、60 ブラケット側固定部
21 第1のR部
22 第2のR部
30 配線体
40 車体
41 ガイドレール
42 ステップ
43 ガイドレール収納部
50 スライドドア
51 ブラケット 61 首振り部
62 固定部
63 連結ピン
201 ケーブルガイド
202 駒部材
203 車体
204 スライドドア

Claims (9)

  1. 車体のガイドレール収納部に収納されたガイドレールに沿って、ブラケットを移動させることで開閉可能に構成されたスライドドアに対し、前記車体から常時給電を行うスライドドア用給電装置であって、
    前記車体側から前記スライドドア側に給電する配線体と
    前記ガイドレール収納部内の所定の取付位置に取付けられ、前記スライドドアの開閉時に生じる前記配線体の余長分を巻取る余長巻取り部と、
    前記ブラケットの所定の取付位置に取付けられて前記配線体を把持しているブラケット側固定部と、を備える
    ことを特徴とするスライドドア用給電装置。
  2. 前記配線体として、少なくとも前記車体側固定部と前記ブラケット側固定部との間にフラットケーブルが配索されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドア用給電装置。
  3. 前記余長巻取り部は、前記ガイドレールの略中央位置に取付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスライドドア用給電装置。
  4. 前記余長巻取り部は、前記ガイドレールよりさらに前記車体の内側に取付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア用給電装置。
  5. 前記余長巻取り部が巻き取り可能な前記配線体の長さは、前記余長巻取り部から前記ブラケット側固定部までの前記配線体の長さの最大値と最小値との差に相当する長さ以上である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア用給電装置。
  6. 前記ブラケット側固定部は、
    前記配線体を把持して前記余長巻取り部との間で前記配線体の長さを最小とするように向きを変更する首振り部と、
    前記首振り部を回転可能に把持する固定部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア用給電装置。
  7. 前記フラットケーブルは、平角導体を所定の被膜で被覆して形成されたものである
    ことを特徴とする請求項2に記載のスライドドア用給電装置。
  8. 前記配線体は、少なくとも前記余長巻取り部と前記ブラケット側固定部との間でコルゲートチューブに収納されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスライドドア用給電装置。
  9. 前記余長巻取り部は、前記コルゲートチューブを前記配線体と一体に巻き取る
    ことを特徴とする請求項8に記載のスライドドア用給電装置。
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