JP2008288488A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上に供給された塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができ、かつ、塗布液の種類にかかわらず同一の除去液を使用することができる基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】塗布ユニットCOVは、基板Wの上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、基板Wの回転数を低下させるとともに除去液の供給を開始する。このため、レジストカバー膜として基板の上面に徐々に定着しつつも流動性が残る塗布液の周縁部分を、除去液の物理的な浸食により除去することができる。したがって、塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができる。また、物理的な浸食作用を利用するため、反射防止膜やレジスト膜用の除去液と同一の除去液を使用することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板等の基板の表面に塗布液を供給することにより基板の表面に塗布膜を形成する基板処理装置および基板処理方法に関する。
基板の製造工程では、基板の表面に塗布液を供給することにより、基板の表面に反射防止膜、レジスト膜、レジストカバー膜等の塗布膜を形成する基板処理装置が使用されている。このような基板処理装置では、基板の周縁部において塗布膜が保持部等の部材と接触して発塵することを防止するために、塗布処理後の基板の周縁部に除去液を供給し、塗布膜の周縁部分を除去する処理が行われる。
図12は、従来の基板処理装置において、基板W上に形成された塗布膜CVの周縁部分を除去する処理の一例を示した図である。図12の基板処理装置200は、基板Wの上面側から除去液を吐出するいわゆるEBR(Edge Bead Remover)ノズル210を備えており、EBRノズル210を揺動させつつEBRノズル210から除去液を吐出することにより、基板Wの上面に形成された塗布膜CVの周縁部分を除去する。
また、図13は、基板W上に形成された塗布膜CVの周縁部分を除去する処理の他の例を示した図である。図13の基板処理装置300は、基板Wの下面側から除去液を吐出するいわゆるバックリンスノズル310を備えており、バックリンスノズル310から吐出された除去液を基板Wの上面まで回り込ませることにより、基板Wの上面に形成された塗布膜CVの周縁部を除去する。
このような従来の基板処理装置については、例えば特許文献1,2に開示されている。
特許第3126878号公報 特開平2−51219号公報
図12に示した従来の基板処理装置200では、塗布膜CVの膜端位置を制御するために、EBRノズル210の位置と基板Wの保持位置とをいずれも高精度に位置決めする必要があった。このため、塗布膜CVの膜端位置を制御することが困難であり、結果として基板W上の有効部分(電子パターンが形成される部分)を制限することとなっていた。一方、図13の基板処理装置300は、バックリンスノズル310をEBRノズル210のように高精度に位置決めする必要はないため、塗布膜CVの膜端位置を制御することに関しては有利であった。
しかしながら、従来の基板処理装置300では、基板の上面に塗布された塗布液から溶媒成分が気化し、塗布液が基板W上に塗布膜CVとして完全に定着した後にバックリンスノズル310からの除去液の吐出が行われていた。すなわち、基板W上において一旦硬化した塗布膜CVの周縁部分を、除去液により溶解させて除去していた。このため、塗布膜CVの周縁部分を除去する処理に時間が掛かり、塗布膜の膜端位置を短時間に精度よく制御することが困難であった。
特に、近年では、光学系と基板との間に液体を介在させた状態で露光処理を行う液浸露光処理が提案されている。液浸露光処理では、レジスト膜と液体とが直接接触することを防止するために、レジスト膜の上部に撥水性の高いレジストカバー膜が形成される。このようなレジストカバー膜を形成する工程においては、レジストカバー膜の剥がれを防止するために、レジストカバー膜の膜端位置をより精度よく制御することが要求される。また、レジストカバー膜は、反射防止膜やレジスト膜とは膜質が大きく異なるため、反射防止膜やレジスト膜と同一の除去液では効率よく除去することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、基板上に供給された塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができ、かつ、塗布液の種類にかかわらず同一の除去液を使用することができる基板処理装置および基板処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、基板の表面に塗布液を供給することにより基板の表面に塗布膜を形成する基板処理装置であって、基板を水平姿勢に保持しつつ鉛直軸周りに回転させる保持部と、前記保持部に保持された基板の上面に塗布液を供給する塗布液供給部と、前記保持部に保持された基板の下面に向けて除去液を吐出し、基板の下面および端面を介して基板の上面側に除去液を回り込ませることにより、基板の上面の周縁部に除去液を供給する除去液供給部と、前記保持部、前記塗布液供給部、および前記除去液供給部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記塗布液供給部により基板の上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、前記除去液供給部による除去液の供給を開始させることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の基板処理装置であって、前記制御部は、前記塗布液供給部による塗布液の供給後、前記保持部により基板を第1の回転数で回転させ、前記除去液供給部による除去液の吐出前に、基板の回転数を第1の回転数より低い第2の回転数に低下させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の基板処理装置であって、前記制御部は、前記除去液供給部による除去液の供給を開始させた後、所定時間が経過すると、前記保持部による基板の回転数を前記第2の回転数よりも高い第3の回転数に上昇させることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の基板処理装置であって、前記塗布液供給部は、液浸露光処理においてレジスト膜を保護するためのレジストカバー膜を形成する塗布液を供給することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、基板の表面に塗布液を塗布することにより基板の表面に塗布膜を形成する基板処理方法であって、水平姿勢に保持された基板の上面に塗布液を供給する第1の工程と、前記第1の工程において基板の上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、基板の下面に向けて除去液を吐出し、基板の下面および端面を介して基板の上面側に除去液を回り込ませることにより、基板の上面の周縁部に除去液を供給する第2の工程と、を備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の基板処理方法であって、前記第1の工程における塗布液の供給後、鉛直軸周りに基板を第1の回転数で回転させ、前記第2の工程における除去液の吐出前に、基板の回転数を前記第1の回転数より低い第2の回転数に低下させることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の基板処理方法であって、前記第2の工程の後、前記除去液の吐出を継続しつつ、基板の回転数を前記第2の回転数よりも高い第3の回転数に上昇させる第3の工程を更に備えることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項5から請求項7までのいずれかに記載の基板処理方法であって、前記第1の工程では、液浸露光処理においてレジスト膜を保護するためのレジストカバー膜を形成する塗布液を供給することを特徴とする。
請求項1〜4に記載の発明によれば、基板処理装置は、塗布液供給部により基板の上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、除去液供給部による除去液の供給を開始させる。このため、塗布膜として基板の上面に徐々に定着しつつも流動性が残る塗布液の周縁部分を、除去液の物理的な浸食により除去することができる。したがって、塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができる。また、物理的な浸食作用を利用するため、塗布液の種類にかかわらず同一の除去液を使用することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、基板処理装置は、除去液供給部による除去液の吐出前に、基板の回転数を第1の回転数より低い第2の回転数に低下させる。このため、基板を低速回転させることにより除去液にはたらく遠心力と表面張力とのバランスを調整し、除去液を基板の表面側に適切に回り込ませることができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、基板処理装置は、除去液供給部による除去液の供給を開始させた後、所定時間が経過すると、保持部による基板の回転数を第2の回転数よりも高い第3の回転数に上昇させる。このため、除去液により基板の下面および端面を洗浄し、基板の下面および端面に塗布液の成分が残存することを防止することができる。
また、請求項5〜8に記載の発明によれば、水平姿勢に保持された基板の上面に塗布液を供給した後、塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、基板の下面に向けて除去液を吐出し、基板の下面および端面を介して基板の上面側に除去液を回り込ませることにより、基板の上面の周縁部に除去液を供給する。このため、塗布膜として基板の上面に徐々に定着しつつも流動性が残る塗布液の周縁部分を、除去液の物理的な浸食により除去することができる。したがって、塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができる。また、物理的な浸食作用を利用するため、塗布液の種類にかかわらず同一の除去液を使用することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、塗布液の供給後、鉛直軸周りに基板を第1の回転数で回転させ、除去液の吐出前に、基板の回転数を前記第1の回転数より低い第2の回転数に低下させる。このため、基板を低速回転させることにより除去液にはたらく遠心力と表面張力とのバランスを調整し、除去液を基板の表面側に適切に回り込ませることができる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、除去液の供給後、除去液の吐出を継続しつつ、基板の回転数を第2の回転数よりも高い第3の回転数に上昇させる。このため、除去液により基板の下面および端面を洗浄し、基板の下面および端面に塗布液の成分が残存することを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る基板処理装置500について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照される図1〜図3には、各部の位置関係や動作方向を明確化するために、共通のXYZ直交座標系が付されている。
<1.基板処理装置の全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置500の全体構成を示した平面図である。この基板処理装置500は、液浸露光処理の前後において、半導体基板W(以下、単に「基板W」という。)に塗布処理、熱処理、現像処理等の一連の処理を行うための装置である。図1に示したように、基板処理装置500は、主として、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、現像処理ブロック12、レジストカバー膜用処理ブロック13、レジストカバー膜除去ブロック14、洗浄/乾燥処理ブロック15、およびインターフェースブロック16をこの順に並設した構成となっている。
インターフェースブロック16の+Y側には、この基板処理装置500とは別体の露光装置17が接続される。露光装置17は、基板Wに対して液浸露光処理を行う機能を有している。
インデクサブロック9には、各ブロックの動作を制御するメインコントローラ(制御部)91と、複数のキャリア載置台92と、インデクサロボットIRとが設けられている。インデクサロボットIRは、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドIRH1,IRH2を上下に有している。
反射防止膜用処理ブロック10には、反射防止膜用熱処理部100,101と、反射防止膜用塗布処理部30と、第2のセンターロボットCR2とが設けられている。反射防止膜用熱処理部100,101と反射防止膜用塗布処理部30とは、第2のセンターロボットCR2を挟んで互いに対向配置されている。第2のセンターロボットCR2は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH1,CRH2を上下に有している。
インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間には、雰囲気遮断用の隔壁20が設けられている。また、隔壁20の一部分には、インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS1,PASS2が上下に近接して設けられている。上段の基板載置部PASS1は、基板Wをインデクサブロック9から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に使用され、下段の基板載置部PASS2は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からインデクサブロック9へ搬送する際に使用される。
レジスト膜用処理ブロック11には、レジスト膜用熱処理部110,111と、レジスト膜用塗布処理部40と、第3のセンターロボットCR3とが設けられている。レジスト膜用熱処理部110,111とレジスト膜用塗布処理部40とは、第3のセンターロボットCR3を挟んで互いに対向配置されている。第3のセンターロボットCR3は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH3,CRH4を上下に有している。
反射防止膜用処理ブロック10とレジスト膜用処理ブロック11との間には、雰囲気遮断用の隔壁21が設けられている。また、隔壁21の一部分には、反射防止膜用処理ブロック10とレジスト膜用処理ブロック11との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS3,PASS4が上下に近接して設けられている。上段の基板載置部PASS3は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に使用され、下段の基板載置部PASS4は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に使用される。
現像処理ブロック12には、現像用熱処理部120,121と、現像処理部50と、第4のセンターロボットCR4とが設けられている。現像用熱処理部120,121と現像処理部50とは、第4のセンターロボットCR4を挟んで互いに対向配置されている。第4のセンターロボットCR4は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH5,CRH6を上下に有している。
レジスト膜用処理ブロック11と現像処理ブロック12との間には、雰囲気遮断用の隔壁22が設けられている。また、隔壁22の一部分には、レジスト膜用処理ブロック11と現像処理ブロック12との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS5,PASS6が上下に近接して設けられている。上段の基板載置部PASS5は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11から現像処理ブロック12へ搬送する際に使用され、下段の基板載置部PASS6は、基板Wを現像処理ブロック12からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に使用される。
レジストカバー膜用処理ブロック13には、レジストカバー膜用熱処理部130,131と、レジストカバー膜用塗布処理部60と、第5のセンターロボットCR5とが設けられている。レジストカバー膜用熱処理部130,131とレジストカバー膜用塗布処理部60とは、第5のセンターロボットCR5を挟んで互いに対向配置されている。第5のセンターロボットCR5は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH7,CRH8を上下に有している。
現像処理ブロック12とレジストカバー膜用処理ブロック13との間には、雰囲気遮断用の隔壁23が設けられている。また、隔壁23の一部分には、現像処理ブロック12とレジストカバー膜用処理ブロック13との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS7,PASS8が上下に近接して設けられている。上段の基板載置部PASS7は、基板Wを現像処理ブロック12からレジストカバー膜用処理ブロック13へ搬送する際に使用され、下段の基板載置部PASS8は、基板Wをレジストカバー膜用処理ブロック13から現像処理ブロック12へ搬送する際に使用される。
レジストカバー膜除去ブロック14には、レジストカバー膜除去用処理部70a,70bと、第6のセンターロボットCR6とが設けられている。レジストカバー膜除去用処理部70a,70bは、第6のセンターロボットCR6を挟んで互いに対向配置されている。第6のセンターロボットCR6は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH9,CRH10を上下に有している。
レジストカバー膜用処理ブロック13とレジストカバー膜除去ブロック14との間には、雰囲気遮断用の隔壁24が設けられている。また、隔壁24の一部分には、レジストカバー膜用処理ブロック13とレジストカバー膜除去ブロック14との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS9,PASS10が上下に近接して設けられている。上段の基板載置部PASS9は、基板Wをレジストカバー膜用処理ブロック13からレジストカバー膜除去ブロック14へ搬送する際に使用され、下段の基板載置部PASS10は、基板Wをレジストカバー膜除去ブロック14からレジストカバー膜用処理ブロック13へ搬送する際に使用される。
洗浄/乾燥処理ブロック15には、露光後ベーク用熱処理部150,151と、洗浄/乾燥処理部80と、第7のセンターロボットCR7とが設けられている。露光後ベーク用熱処理部151は、インターフェースブロック16に隣接し、後述するように基板載置部PASS13,PASS14を有している。露光後ベーク用熱処理部150,151と洗浄/乾燥処理部80とは、第7のセンターロボットCR7を挟んで互いに対向配置されている。また、第7のセンターロボットCR7は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH11,CRH12を上下に有している。
レジストカバー膜除去ブロック14と洗浄/乾燥処理ブロック15との間には、雰囲気遮断用の隔壁25が設けられている。また、隔壁25の一部分には、レジストカバー膜除去ブロック14と洗浄/乾燥処理ブロック15との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS11,PASS12が上下に近接して設けられている。上段の基板載置部PASS11は、基板Wをレジストカバー膜除去ブロック14から洗浄/乾燥処理ブロック15へ搬送する際に使用され、下段の基板載置部PASS12は、基板Wを洗浄/乾燥処理ブロック15からレジストカバー膜除去ブロック14へ搬送する際に使用される。
インターフェースブロック16には、第8のセンターロボットCR8と、送りバッファ部SBFと、インターフェース用搬送機構IFRと、エッジ露光部EEWとが設けられている。また、エッジ露光部EEWの下側には、後述する基板載置部PASS15,PASS16および戻りバッファ部RBFが設けられている。第8のセンターロボットCR8は、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドCRH13,CRH14を上下に有している、また、インターフェース用搬送機構IFRは、基板Wの受け渡しを行う2つのハンドH1,H2を上下に有している。
図2は、図1の基板処理装置500を+X側から見た側面図である。
反射防止膜用処理ブロック10の反射防止膜用塗布処理部30(図1参照)には、3個の塗布ユニットBARCが上下に積層配置されている。各塗布ユニットBARCは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック31と、スピンチャック31上に保持された基板Wに反射防止膜の塗布液を供給する供給ノズル32と、基板周縁部に形成された反射防止膜を除去するための除去ノズル(図示省略)とを備える。
レジスト膜用処理ブロック11のレジスト膜用塗布処理部40(図1参照)には、3個の塗布ユニットRESが上下に積層配置されている。各塗布ユニットRESは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック41と、スピンチャック41上に保持された基板Wにレジスト膜の塗布液を供給する供給ノズル42と、基板周縁部に形成されたレジスト膜を除去するための除去ノズル(図示省略)とを備える。
現像処理ブロック12の現像処理部50(図1参照)には、5個の現像処理ユニットDEVが上下に積層配置されている。各現像処理ユニットDEVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック51と、スピンチャック51上に保持された基板Wに現像液を供給する供給ノズル52とを備える。
レジストカバー膜用処理ブロック13のレジストカバー膜用塗布処理部60(図1参照)には、3個の塗布ユニットCOVが上下に積層配置されている。各塗布ユニットCOVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック61と、スピンチャック61上に保持された基板Wにレジストカバー膜の塗布液を供給する供給ノズル62と、基板周縁部に形成されたレジストカバー膜を除去するための除去ノズル63(図6参照)とを備える。
レジストカバー膜除去ブロック14のレジストカバー膜除去用処理部70b(図1参照)には、3個の除去ユニットREMが上下に積層配置されている。各除去ユニットREMは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック71と、スピンチャック71上に保持された基板Wにレジストカバー膜を溶解させる除去液(例えばフッ素樹脂)を供給する供給ノズル72とを備える。
洗浄/乾燥処理ブロック15の洗浄/乾燥処理部80(図1参照)には、3個の洗浄/乾燥処理ユニットSDが積層配置される。
インターフェースブロック16には、2個のエッジ露光部EEWと、基板載置部PASS15,PASS16と、戻りバッファ部RBFとが上下に積層配置されているとともに、第8のセンターロボットCR8(図1参照)およびインターフェース用搬送機構IFRが配置されている。各エッジ露光部EEWは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック98と、スピンチャック98上に保持された基板Wの周縁を露光する光照射器99とを備える。
図3は、図1の基板処理装置500を−X側から見た側面図である。
反射防止膜用処理ブロック10の反射防止膜用熱処理部100,101には、それぞれ、2個の加熱ユニット(ホットプレート)HPと2個の冷却ユニット(クーリングプレート)CPとが上下に積層配置されている。また、反射防止膜用熱処理部100,101の最上部には、冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置されている。
レジスト膜用処理ブロック11のレジスト膜用熱処理部110,111には、それぞれ、2個の加熱ユニットHPと2個の冷却ユニットCPとが上下に積層配置されている。また、レジスト膜用熱処理部110,111の最上部には、冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置されている。
現像処理ブロック12の現像用熱処理部120,121には、それぞれ、2個の加熱ユニットHPと2個の冷却ユニットCPとが上下に積層配置されている。また、現像用熱処理部120,121の最上部には、冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置されている。
レジストカバー膜用処理ブロック13のレジストカバー膜用熱処理部130,131には、それぞれ、2個の加熱ユニットHPと2個の冷却ユニットCPとが上下に積層配置されている。また、レジストカバー膜用熱処理部130,131の最上部には、冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置されている。
レジストカバー膜除去ブロック14のレジストカバー膜除去用処理部70aには、3個の除去ユニットREMが上下に積層配置されている。
洗浄/乾燥処理ブロック15の露光後ベーク用熱処理部150,151には、それぞれ、2個の加熱ユニットHPと2個の冷却ユニットCPとが上下に積層配置されている。また、露光後ベーク用熱処理部151には、基板載置部PASS13,14も配置されている。また、露光後ベーク用熱処理部150,151の最上部には、冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置されている。
なお、塗布ユニットBARC,RES,COV、洗浄/乾燥処理ユニットSD、除去ユニットREM、現像処理ユニットDEV、加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPの数は、各ブロックの処理速度に応じて適宜に変更されてもよい。
<2.基板処理装置の全体動作>
続いて、基板処理装置500の全体的な動作の概略について、図1〜図3および図4のフローチャートを参照しつつ説明する。この基板処理装置500において基板Wの処理を行うときには、まず、インデクサブロック9のキャリア載置台92上に、複数枚の基板Wが多段に収納されたキャリアCが搬入される(ステップS1)。
キャリア載置台92上にキャリアCが載置されると、インデクサロボットIRは、上側のハンドIRH1を用いてキャリアC内に収納された未処理の基板Wを取り出す。そして、インデクサロボットIRは、X軸方向に移動しつつθ方向に回転し、未処理の基板Wを基板載置部PASS1に載置する。
反射防止膜用処理ブロック10の第2のセンターロボットCR2は、基板載置部PASS1に載置された基板Wを受け取り、反射防止膜用塗布処理部30の塗布ユニットBARCへ当該基板Wを搬送する。塗布ユニットBARCでは、露光処理時に発生する定在波やハレーションを減少させるための反射防止膜が基板Wの上面に塗布形成される(ステップS2)。また、基板Wの周縁部から所定幅の領域に形成された反射防止膜は、塗布ユニットBARC内の除去ノズルから吐出される除去液により除去される。
その後、第2のセンターロボットCR2は、反射防止膜用塗布処理部30から基板Wを取り出し、当該基板Wを反射防止膜用熱処理部100,101に搬入する。反射防止膜用熱処理部100,101では、基板Wに対して所定の熱処理(加熱処理および冷却処理)が行われる(ステップS3)。また、反射防止膜用熱処理部100,101における熱処理が終了すると、第2のセンターロボットCR2は、反射防止膜用熱処理部100,101から基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS3に載置する。
レジスト膜用処理ブロック11の第3のセンターロボットCR3は、基板載置部PASS3に載置された基板Wを受け取り、レジスト膜用塗布処理部40の塗布ユニットRESへ当該基板Wを搬送する。塗布ユニットRESでは、基板Wの上面の反射防止膜の上部に、レジスト膜が塗布形成される(ステップS4)。また、基板Wの周縁部から所定幅の領域に形成されたレジスト膜は、塗布ユニットRES内の除去ノズルから吐出される除去液により除去される。
その後、第3のセンターロボットCR3は、レジスト膜用塗布処理部40から基板Wを取り出し、当該基板Wをレジスト膜用熱処理部110,111に搬入する。レジスト膜用熱処理部110,111では、基板Wに対して所定の熱処理(加熱処理および冷却処理)が行われる(ステップS5)。また、レジスト膜用熱処理部110,111における熱処理が終了すると、第3のセンターロボットCR3は、レジスト膜用熱処理部110,111から基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS5に載置する。
現像処理ブロック12の第4のセンターロボットCR4は、基板載置部PASS5に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS7に載置する。
レジストカバー膜用処理ブロック13の第5のセンターロボットCR5は、基板載置部PASS7に載置された基板Wを受け取り、レジストカバー膜用塗布処理部60の塗布ユニットCOVへ当該基板Wを搬送する。塗布ユニットCOVでは、基板Wの上面のレジスト膜の上部に、レジストカバー膜が塗布形成される。(ステップS6)。また、基板Wの周縁部から所定幅の領域に形成されたレジストカバー膜は、塗布ユニットCOV内の除去ノズルから吐出される除去液により除去される。
その後、第5のセンターロボットCR5は、レジストカバー膜用塗布処理部60から基板Wを取り出し、当該基板Wをレジストカバー膜用熱処理部130,131に搬入する。レジストカバー膜用熱処理部130,131では、基板Wに対して所定の熱処理(加熱処理および冷却処理)が行われる(ステップS7)。また、レジストカバー膜用熱処理部130,131における熱処理が終了すると、第5のセンターロボットCR5は、レジストカバー膜用熱処理部130,131から基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS9に載置する。
図5は、上記のステップS2〜S7において基板Wの上面に形成された反射防止膜CVB、レジスト膜CVR、およびレジストカバー膜CVTの積層構造を示した縦断面図である。図5に示したように、基板Wの上面には、反射防止膜CVB、レジスト膜CVR、およびレジストカバー膜CVTが下から順に塗布形成される。各塗布膜の周縁部は除去液により除去され、これにより各塗布膜の膜端位置が規定される。
図5に示したように、レジストカバー膜CVTの膜端位置は、反射防止膜CVBの膜端位置よりも内周側であり、かつ、レジスト膜CVRの膜端位置よりも外周側とされる。すなわち、レジストカバー膜CVTの周縁部の除去領域は、反射防止膜CVBの周縁部の除去領域よりも広く、かつ、レジスト膜CVRの周縁部の除去領域よりも狭くなるように制御される。したがって、レジスト膜CVRの上部はレジストカバー膜CVTにより完全に覆われ、かつ、レジストカバー膜CVTと基板Wの上面との直接的な接触は排除される。これにより、露光装置17における露光処理時に、液浸露光用の液体からレジスト膜CVRが保護されるとともに、レジストカバー膜CVTの膜端付近の剥がれが防止される。なお、レジストカバー膜CVTの膜端位置の制御については、後述する<3.塗布ユニットCOVの構成および動作>において詳細に説明する。
図1〜図4に戻り、基板処理装置500の動作説明を続ける。レジストカバー膜除去ブロック14の第6のセンターロボットCR6は、基板載置部PASS9に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS11に載置する。また、洗浄/乾燥処理ブロック15の第7のセンターロボットCR7は、基板載置部PASS11に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS13に載置する。更に、インターフェースブロック16の第8のセンターロボットCR8は、基板載置部PASS13に載置された基板Wを受け取り、当該基板WをPASS15に載置する。なお、インターフェースブロック16において基板Wがエッジ露光部EEWに搬入され、基板Wの周縁部に露光処理が行われてもよい。
インターフェースブロック16のインターフェース用搬送機構IFRは、基板載置部PASS15に載置された基板Wを露光装置17の基板搬入部17aに搬入する(ステップS8)。なお、露光装置17が基板Wを受け入れられない場合には、基板Wは送りバッファ部SBFに一時的に収納保管される。露光装置17では、基板Wに対して液浸露光処理が行われ、基板Wの上面に所定の電子パターンが露光される。
その後、インターフェースブロック16のインターフェース用搬送機構IFRは、露光装置17の基板搬出部17bから露光処理後の基板Wを取り出し(ステップS9)、洗浄/乾燥処理ブロック15の洗浄/乾燥処理部80に当該基板Wを搬入する。なお、洗浄/乾燥処理部80が基板Wを受け入れられない場合には、基板Wは戻りバッファ部RBFに一時的に収納保管される。洗浄/乾燥処理部80の洗浄/乾燥処理ユニットSDでは、露光処理後の基板Wに対して、洗浄処理および乾燥処理が行われる(ステップS10)。
洗浄/乾燥処理部80における洗浄処理および乾燥処理が終了すると、インターフェースブロック16のインターフェース用搬送機構IFRは、洗浄/乾燥処理部80から基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS16に載置する。
インターフェースブロック16の第8のセンターロボットCR8は、基板載置部PASS16に載置された基板Wを受け取り、洗浄/乾燥処理ブロック15の露光後ベーク用熱処理部150,151へ当該基板Wを搬送する。露光後ベーク用熱処理部150,151では、露光処理後の基板Wに対して所定の熱処理(加熱処理および冷却処理)が行われる(ステップS11)。また、露光後ベーク用熱処理部150,151における熱処理が終了すると、インターフェースブロック16の第8のセンターロボットCR8は、露光後ベーク用熱処理部150,151から基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS14に載置する。また、洗浄/乾燥処理ブロック15の第7のセンターロボットCR7は、基板載置部PASS14に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS12に載置する。
レジストカバー膜除去ブロック14の第6のセンターロボットCR6は、基板載置部PASS12に載置された基板Wを受け取り、レジストカバー膜除去用処理部70a,70bの除去ユニットREMへ当該基板を搬入する。除去ユニットREMでは、所定の除去液により基板Wの上面からレジストカバー膜が除去される(ステップS12)。
その後、第6のセンターロボットCR6は、レジストカバー膜除去用処理部70a,70bから基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS10に載置する。また、レジストカバー膜用処理ブロック13の第5のセンターロボットCR5は、基板載置部PASS10に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS8に載置する。
更に、現像処理ブロック12の第4のセンターロボットCR4は、基板載置部PASS8に載置された基板Wを受け取り、現像処理部50の現像処理ユニットDEVへ当該基板Wを搬入する。現像処理ユニットDEVでは、基板Wの上面に現像液が供給されることにより、現像処理が行われる(ステップS13)。
その後、第4のセンターロボットCR4は、現像処理部50から基板Wを取り出し、当該基板Wを現像用熱処理部120,121に搬入する。現像用熱処理部120,121では、基板Wに対して所定の熱処理(加熱処理および冷却処理)が行われる(ステップS14)。また、現像用熱処理部120,121における熱処理が終了すると、第4のセンターロボットCR4は、現像用熱処理部120,121から基板Wを取り出し、当該基板Wを基板載置部PASS6に載置する。
レジスト膜用処理ブロック11の第3のセンターロボットCR3は、基板載置部PASS6に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS4に載置する。また、反射防止膜用処理ブロック10の第2のセンターロボットCR2は、基板載置部PASS4に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wを基板載置部PASS2に載置する。更に、インデクサブロック9のインデクサロボットIRは、基板載置部PASS2に載置された基板Wを受け取り、当該基板Wをキャリア載置台92上のキャリアCに収納する。その後、キャリア載置台92上からキャリアCが搬出され(ステップS15)、基板処理装置500における一連の基板処理が終了する。
<3.塗布ユニットCOVの構成および動作>
続いて、上記のレジストカバー膜用塗布処理部60に設けられた塗布ユニットCOVのより詳細な構成および動作について、図6〜図11を参照しつつ説明する。図6は、塗布ユニットCOVの構成を示した側面図である。図6に示したように、塗布ユニットCOVは、基板Wを水平姿勢に保持しつつ回転させるスピンチャック61と、基板Wの上面にレジストカバー膜の塗布液を供給する供給ノズル62と、基板Wの下面側から除去液を供給する除去ノズル63とを有している。
スピンチャック61は、回転駆動機構61aによって回転される回転軸61bの上端に固定されている。スピンチャック61には、スピンチャック61の上面側に連通する吸気路(図示省略)が形成されている。基板Wをスピンチャック61上に載置した状態で吸気路の内部を排気すると、基板Wはスピンチャック61上に水平姿勢で吸着保持される。また、スピンチャック61上に基板Wを保持した状態で回転駆動機構61aを動作させると、スピンチャック61および基板Wは、基板Wの中心を通る鉛直軸周りに回転する。
供給ノズル62は、スピンチャック61の上方に配置されている。供給ノズル62には塗布液供給配管62aが接続されており、塗布液供給配管62aの上流側には、レジストカバー膜の塗布液を供給する塗布液供給源62bが接続されている。また、塗布液供給配管62aの経路途中にはバルブ62cが介挿されている。このため、バルブ62cを開放すると、塗布液供給源62bから塗布液供給配管62aを介して供給ノズル62へ塗布液が供給され、供給ノズル62からスピンチャック61に保持された基板Wの上面へ向けてレジストカバー膜の塗布液が吐出される。
除去ノズル63は、スピンチャック61の側方に配置されている。除去ノズル63は、スピンチャック61上に保持された基板Wの下面に対向し、その吐出方向は、鉛直上方よりもやや外周側を向いている。除去ノズル63には、除去液供給配管63aが接続されており、除去液供給配管63aの上流側には、除去液を供給する除去液供給源63bが接続されている。また、除去液供給配管63aの経路途中にはバルブ63cが介挿されている。このため、バルブ63cを開放すると、除去液供給源63bから除去液供給配管63aを介して除去ノズル63へ除去液が供給され、除去ノズル63からスピンチャック61に保持された基板Wの下面へ向けて除去液が吐出される。なお、除去液としては、例えば、レジストカバー膜を溶解する性質を有するアルコール系の有機溶剤を使用すればよい。
また、塗布ユニットCOVは、ユニット内の各部の動作を制御するユニットコントローラ64を有している。ユニットコントローラ64は、上記の回転駆動機構61aと電気的に接続されており、回転駆動機構61aに制御信号を与えることにより、回転駆動機構61aのオンオフおよび回転数(回転速度)を制御することができる。また、ユニットコントローラ64は、上記のバルブ62c,63cと電気的に接続されており、これらのバルブ62c,63cに制御信号を与えることにより、各バルブ62c,63cの開閉動作を制御することができる。
図7は、この塗布ユニットCOVにおけるレジストカバー膜の形成処理の流れを示したフローチャートである。また、図8は、処理中における基板Wの回転数の経時変化を示したグラフである。以下では、図7および図8を参照しつつ、塗布ユニットCOVにおけるレジストカバー膜の形成処理について説明する。
塗布ユニットCOVにおいて基板Wの表面にレジストカバー膜を形成するときには、まず、第5のセンターロボットCR5(図1参照)により基板Wを塗布ユニットCOV内に搬入し、当該基板Wをスピンチャック61上に載置する(ステップS21)。基板Wは、その中心が回転軸61bの回転中心と一致するようにスピンチャック61上に載置され、吸気路の吸引圧によりスピンチャック61上に固定的に保持される。
スピンチャック61上に基板Wが保持されると、塗布ユニットCOVは、回転駆動機構61aを動作させることにより、基板Wを回転させる。また、塗布ユニットCOVは、バルブ62cを開放し、供給ノズル62から基板Wの上面に向けてレジストカバー膜の塗布液を吐出する(ステップS22)。そして、基板Wの上面に所定量の塗布液を供給した後、塗布ユニットCOVは、供給ノズル62からの塗布液の吐出を停止し、基板Wの回転のみを継続する(ステップS23)。なお、このときの基板Wの回転数をr1とする。
図9は、上記のステップS22〜S23における基板Wの上面の様子を示した状態図である。基板Wの上面に供給された塗布液は、基板Wの回転による遠心力を受けて基板Wの上面全体に広がる。基板Wの回転を継続すると、基板Wの上面における塗布液の液面は僅かな勾配を有する状態(塗布液の厚みに微小な差がある状態)となり、これにより、図9の基板W(2),W(3)のように、基板Wの上面に形成された塗布液の液面に光干渉縞Iが発生する。光干渉縞Iは、複数色の円環状の縞として塗布液の液面に順次に発生し、各色の光干渉縞Iは、基板Wの回転中心から外側へ向けて広がる。その後、仮に、回転数r1のまま基板Wの回転を継続させると、やがて基板W上の塗布液の厚みは完全に均一化され、図9の基板W(4)のように、基板W上の塗布液の液面から光干渉縞Iは消失する。すなわち、塗布液の液面における色の変化が無くなる。このような光干渉縞Iが発生している状態と、光干渉縞Iが消失した状態との境界は、目視観察により明確に特定することができる。
基板Wの上面に光干渉縞Iが発生している間は、基板W上の塗布液中には、溶媒成分が比較的多量に残存している。このため、基板W上の塗布液は、レジストカバー膜として基板Wの上面に徐々に定着しつつも、塗布液としての流動性が残り、液体により容易に浸食可能な軟質の状態となっている。一方、基板Wの上面から光干渉縞Iが消失した時には、塗布液中の溶媒成分の大部分は揮発され、塗布液は乾燥硬化されて容易に浸食されない状態となる。
本実施形態の塗布ユニットCOVは、基板W上の塗布液の液面に上記のような光干渉縞Iが発生している間に(光干渉縞Iが消失する前に)、基板Wの回転数をr1からr2まで低下させる(ステップS24)。そして、塗布ユニットCOVは、基板Wを回転数r2で低速回転させつつ、除去ノズル63から除去液を吐出させることにより、第1のバックリンス処理を行う(ステップS25)。除去ノズル63から吐出された除去液は、図10に示したように、基板Wの下面に供給され、その表面張力および遠心力により、基板Wの下面および端面を伝って基板Wの上面側に回り込む。
基板Wの上面側に回り込んだ除去液は、基板Wの上面側においてレジストカバー膜CVTとして定着しつつある塗布液の周縁部分を除去する。基板W上の塗布液中には溶媒成分がある程度残存しているため、塗布液の周縁部分は除去液により容易に浸食されて除去される。このように、本実施形態の塗布ユニットCOVは、塗布液の液面から光干渉縞Iが消失する前に基板Wの回転数を低下させて除去液の供給を開始する。このため、塗布ユニットCOVは、レジストカバー膜として定着しつつある塗布液の周縁部分を、除去液による溶解作用だけではなく、除去液の物理的な浸食の作用により除去する。このため、塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができる。
但し、レジストカバー膜CVTの膜端形状を良好化するためには、基板W上の塗布液の流動性がある程度低下した後に、除去液の供給を開始することが望ましい。例えば、塗布ユニットCOVは、基板Wの上面に塗布液を供給した後、塗布液の表面から光干渉縞Iが消失するまでの時間の2/3の時間が経過した後に、除去液の供給を開始することが望ましい。
除去ノズル63からの除去液の吐出を開始した後、所定時間が経過すると、次に、塗布ユニットCOVは、r1よりも低くr2よりも高い回転数r3まで基板Wの回転数を上昇させる(ステップS26)。そして、塗布ユニットCOVは、基板Wを回転数r3で回転させつつ、除去ノズル63からの除去液の吐出を継続することにより、第2のバックリンス処理を行う(ステップS27)。除去ノズル63から吐出された除去液は、基板Wの回転数を上昇させたことにより、図11に示したように、基板Wの上面側まで回り込むことなく基板Wの下面および端面を伝って外周側へ振り切られる。これにより、基板Wの下面および端面は、除去液により洗浄され、塗布液の成分が基板の下面および端面に残存することが防止される。なお、除去液が基板Wの上面側まで回り込むことなく塗布液の成分が基板の下面および端面に残存することを防止できる限り、必ずしも回転数r3はr1よりも低くする必要はなく、r2よりも高い適宜の回転数に設定可能である。
その後、塗布ユニットCOVは、除去ノズル63からの除去液の吐出を停止させるとともに基板Wの回転数を更に上昇させ、r1よりも高い回転数r4で基板Wを高速回転させる。これにより、塗布ユニットCOVは、基板Wの表面に残存する除去液を振り切り乾燥させる、すなわちスピンドライを行う(ステップS28)。そして、所定時間が経過した後、塗布ユニットCOVは、基板Wの回転を停止させることによりスピンドライを終了させる(ステップS29)。その後、基板Wは、第5のセンターロボットCR5により塗布ユニットCOVから搬出され(ステップS30)、塗布ユニットCOVにおける1枚の基板Wに対するレジストカバー膜CVTの形成処理が終了する。
以上のように、本実施形態の基板処理装置500に含まれる塗布ユニットCOVは、基板Wの上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、基板Wの回転数を低下させるとともに除去液の供給を開始する。このため、レジストカバー膜CVTとして基板の上面に徐々に定着しつつも流動性が残る塗布液の周縁部分を、除去液の物理的な浸食により除去することができる。したがって、塗布液の周縁部分を短時間に精度よく除去することができる。また、物理的な浸食作用を利用するため、反射防止膜やレジスト膜用の除去液と同一の除去液を使用することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではない。上記の例では、複数の処理部を有する基板処理装置500について説明したが、本発明の基板処理装置は、塗布ユニットの機能のみを有する独立した基板処理装置であってもよい。また、上記の3.では、レジストカバー膜CVTを形成する場合について説明したが、本発明の塗布液はレジストカバー膜用の塗布液に限定されるものではなく、反射防止膜用の塗布液や、レジスト膜用の塗布液や、その他の塗布液であってもよい。
また、上記の例では、半導体基板Wを処理対象としていたが、本発明の基板処理装置および基板処理方法は、液晶表示装置用ガラス基板やフォトマスク用ガラス基板等の他の基板を処理対象とするものであってもよい。
基板処理装置の平面図である。 基板処理装置を+X側から見た側面図である。 基板処理装置を−X側から見た側面図である。 基板処理装置の全体的な動作の流れを示したフローチャートである。 反射防止膜、レジスト膜、およびレジストカバー膜の積層構造を示した縦断面図である。 レジストカバー膜用塗布処理部に設けられた塗布ユニットの構成を示した側面図である。 レジストカバー膜の形成処理の流れを示したフローチャートである。 処理中における基板の回転数の経時変化を示したグラフである。 塗布液が供給された基板の上面の様子を示した状態図である。 第1のバックリンス処理の様子を示した縦断面図である。 第2のバックリンス処理の様子を示した縦断面図である。 塗布膜の周縁部分を除去する処理の従来の一例を示した図である。 塗布膜の周縁部分を除去する処理の従来の他の例を示した図である。
符号の説明
9 インデクサブロック
10 反射防止膜用処理ブロック
11 レジスト膜用処理ブロック
12 現像処理ブロック
13 レジストカバー膜用処理ブロック
14 レジストカバー膜除去ブロック
15 洗浄/乾燥処理ブロック
16 インターフェースブロック
17 露光装置
60 レジストカバー膜用塗布処理部
61 スピンチャック
62 供給ノズル
63 除去ノズル
64 ユニットコントローラ
500 基板処理装置
COV 塗布ユニット
CVB 反射防止膜
CVR レジスト膜
CVT レジストカバー膜
I 光干渉縞
W 基板

Claims (8)

  1. 基板の表面に塗布液を供給することにより基板の表面に塗布膜を形成する基板処理装置であって、
    基板を水平姿勢に保持しつつ鉛直軸周りに回転させる保持部と、
    前記保持部に保持された基板の上面に塗布液を供給する塗布液供給部と、
    前記保持部に保持された基板の下面に向けて除去液を吐出し、基板の下面および端面を介して基板の上面側に除去液を回り込ませることにより、基板の上面の周縁部に除去液を供給する除去液供給部と、
    前記保持部、前記塗布液供給部、および前記除去液供給部の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記塗布液供給部により基板の上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、前記除去液供給部による除去液の供給を開始させることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記制御部は、前記塗布液供給部による塗布液の供給後、前記保持部により基板を第1の回転数で回転させ、前記除去液供給部による除去液の吐出前に、基板の回転数を第1の回転数より低い第2の回転数に低下させることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記制御部は、前記除去液供給部による除去液の供給を開始させた後、所定時間が経過すると、前記保持部による基板の回転数を前記第2の回転数よりも高い第3の回転数に上昇させることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記塗布液供給部は、液浸露光処理においてレジスト膜を保護するためのレジストカバー膜を形成する塗布液を供給することを特徴とする基板処理装置。
  5. 基板の表面に塗布液を塗布することにより基板の表面に塗布膜を形成する基板処理方法であって、
    水平姿勢に保持された基板の上面に塗布液を供給する第1の工程と、
    前記第1の工程において基板の上面に塗布された塗布液の液面から光干渉縞が消失する前に、基板の下面に向けて除去液を吐出し、基板の下面および端面を介して基板の上面側に除去液を回り込ませることにより、基板の上面の周縁部に除去液を供給する第2の工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  6. 請求項5に記載の基板処理方法であって、
    前記第1の工程における塗布液の供給後、鉛直軸周りに基板を第1の回転数で回転させ、
    前記第2の工程における除去液の吐出前に、基板の回転数を前記第1の回転数より低い第2の回転数に低下させることを特徴とする基板処理方法。
  7. 請求項6に記載の基板処理方法であって、
    前記第2の工程の後、前記除去液の吐出を継続しつつ、基板の回転数を前記第2の回転数よりも高い第3の回転数に上昇させる第3の工程を更に備えることを特徴とする基板処理方法。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれかに記載の基板処理方法であって、
    前記第1の工程では、液浸露光処理においてレジスト膜を保護するためのレジストカバー膜を形成する塗布液を供給することを特徴とする基板処理方法。
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