JP2007220989A - 基板処理方法、基板処理装置、その制御プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

基板処理方法、基板処理装置、その制御プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】処理部の数を増やすことなく、処理時間の短縮及びスループットの向上を図れるようにした基板処理方法及びその装置を提供すること。
【解決手段】ウエハWを水平状態に回転可能に保持するスピンチャック10と、スピンチャックによって保持されたウエハの表面にレジストを滴下するレジストノズル20と、ウエハの裏面に洗浄液を供給する裏面洗浄ノズル30と、スピンチャックの回転制御,レジストノズルのレジストの滴下・停止及び裏面洗浄ノズルの洗浄液の供給・停止を司ると共に、レジストの種類,粘度等による目標膜厚等を予め記憶するCPU50と、を具備する。CPUからの制御信号に基づいて、レジストを滴下したウエハを回転させてウエハ表面にレジストが広げられた後であって、レジスト膜が乾燥する前に、裏面洗浄ノズルからウエハの裏面に洗浄液を供給するように形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、基板処理方法、基板処理装置、その制御プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体に関するもので、更に詳細には、例えば半導体ウエハに例えばレジストを塗布し、ウエハ表面にレジスト膜を形成すると共に、ウエハの裏面に付着したレジストを除去する基板処理方法、その装置、その制御プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体に関するものである。
一般に、半導体デバイスの製造においては、半導体ウエハ(以下にウエハという)の上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や電極パターンを形成するために、フォトリソグラフィ技術が利用されている。このフォトリソグラフィ技術においては、ウエハにフォトレジストを塗布し、これにより形成されたレジスト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パターンを現像処理することによりレジスト膜に回路パターンが形成されている。
このようなフォトリソグラフィ工程において、レジスト塗布に関しては、例えば、レジストを滴下したウエハを回転させ、その遠心力によりウエハ表面にレジスト膜を塗布する回転塗布が一般的に行われている。このレジスト塗布処理として、一般に、レジストを滴下したウエハを回転させ、その遠心力によりウエハ表面にレジスト膜を形成した後に、ウエハを高速回転してレジストを振り切り乾燥し、その後、ウエハの裏面に洗浄液を供給してウエハ裏面に付着するレジストを除去する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のレジスト塗布処理は、具体的には、例えば、図5に示すような処理手順で行われている。すなわち、まず、ウエハの中心部上方に溶剤ノズルを移動した後(ステップ5−1)、溶剤ノズルから溶剤を供給する(ステップ5−2)。次に、レジストノズルをウエハの中心部上方に移動し(ステップ5−3)、ウエハを回転させて溶剤を振り切った後(ステップ5−4)、ウエハを高速回転(例えば、2500rpm)した状態でレジストノズルからレジストを供給(滴下)し、その遠心力によりウエハ表面にレジスト膜を形成する(ステップ5−5)。その後、ウエハを低速回転(例えば、100rpm)にして、レジスト膜の表面慣らし・膜厚補正を行う(ステップ5−6)。その後、ウエハを再び高速回転(例えば、1500rpm)してレジストを振り切り乾燥する(ステップ5−7)。その後、ウエハの裏面に洗浄液を供給してウエハ裏面に付着するレジストを除去し(ステップ5−8)、その後、ウエハを高速回転(例えば、2000rpm)して、洗浄液を振り切り除去する(ステップ5−9)。
特許第2948501号公報(特許請求の範囲、図5)
しかしながら、従来のこの種のレジスト塗布処理方法のように、ウエハに塗布されたレジストが乾燥した後に、ウエハ裏面から洗浄液を供給してレジストを除去し、その後洗浄液を除去する方法においては、プロセス性能上の大きな問題はないが、多くの処理時間を要し、スループットが低下するという問題があった。この問題を解決するには、各工程の処理時間を削減することが考えられるが、削減可能な時間にも限りがあるため、結局は処理部(モジュール)の数を増やす必要があり、必然的に装置コストの上昇が避けられないという問題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、処理部(モジュール)の数を増やすことなく、処理時間の短縮及びスループットの向上を図れるようにした基板処理方法、その装置、その制御プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1記載の基板処理方法は、被処理基板の表面に塗布膜を形成する処理を行う基板処理方法において、 塗布液を滴下した被処理基板を回転させて被処理基板表面に塗布液を広げて塗布膜を形成する塗布工程と、 上記被処理基板を回転させて被処理基板に塗布された塗布膜を乾燥する塗布膜乾燥工程と、 回転する上記被処理基板の裏面に洗浄液を供給して被処理基板の裏面に付着する塗布液を除去する裏面洗浄工程と、 上記被処理基板を回転させて被処理基板に供給された洗浄液を除去する洗浄液乾燥工程と、を有し、 上記裏面洗浄工程を、上記被処理基板表面に上記塗布液が広げられた後であって、塗布膜が乾燥する前に開始する、ことを特徴とする。
この発明において、上記塗布工程とは、被処理基板に塗布液を滴下(供給)し、塗布液の供給停止後に塗布膜乾燥工程を開始するまでの間をいう。また、上記塗布膜乾燥工程とは、被処理基板上の塗布液が凡そ乾燥するまで、換言すると、塗布膜の膜厚の変動が無くなるまでの工程をいう。この塗布膜乾燥工程は、塗布液の種類や被処理基板の大きさ,回転数によって異なるが、塗布膜の乾燥に必要な時間は、最も膜乾燥が速い条件下、例えば塗布液がレジスト,被処理基板が300mmウエハであって、回転数が1800rpmの場合のレジスト膜の乾燥に必要な時間は15秒程度である。また、最も膜乾燥が遅い乾燥時間は、例えば、回転数が1000rpmの場合で35秒程度である。また、裏面洗浄工程の洗浄時間は、洗浄液の種類によって多少異なるが、一般に5〜10秒である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の基板処理方法において、上記裏面洗浄工程の開始時点が、被処理基板表面に塗布される塗布膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内に達する前である、ことを特徴とする。
このように構成することにより、より短時間での塗布処理が可能である。すなわち、塗布膜の目標膜厚に対するずれが、0.2%以内に達した時点では、被処理基板の裏面あるいはベベル部の膜の溶解性が低下し、容易に洗浄を行うことが難しい状態となる(洗浄にも時間を要す)。しかし、一方、塗布膜厚が目標膜厚の0.2%以内に達する以前に裏面洗浄を開始すれば、基板裏面、ベベル部の膜の溶解性もさほど低下しておらず、比較的容易に、かつ膜乾燥と平行して洗浄処理を行うことが可能である。ここで、ベベル部とは、被処理基板の周縁端部の上下角となる部分を面取りした部分で、側端面と、該側端面に連なる側端上部面及び側端下部面とで形成される部分をいう。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の基板処理方法において、上記裏面洗浄工程の開始時点を、塗布膜の乾燥時間が15〜30秒である場合に対応させて、被処理基板に塗布液を滴下した時点から10〜25秒以内とする、ことを特徴とする。
このように構成することにより、塗布膜が乾燥する時間の5秒未満の塗布膜の膜厚が落ち着いた状態における洗浄液の供給を避けて、裏面洗浄工程を開始することができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理方法において、上記裏面洗浄工程における洗浄液の供給を、被処理基板の周縁から40mm以内の領域に行う、ことを特徴とする。
このように構成することにより、塗布膜の膜厚変動が調整可能な領域である被処理基板の周縁部の裏面洗浄を行うことができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理方法において、上記裏面洗浄工程における洗浄液の温度を、塗布処理部の雰囲気温度より1.0〜5.0℃低い温度とする、ことを特徴とする。
このように構成することにより、塗布膜乾燥工程中に塗布液中の揮発成分が蒸発する際の気化熱による被処理基板の温度低下に対応させて、被処理基板と洗浄液の温度差を少なくすることができる。また、被処理基板を介して塗布膜の厚い膜厚部分を冷却して薄くすることができる。
また、請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理方法において、上記洗浄液乾燥工程は、上記塗布膜乾燥工程及び裏面洗浄工程における被処理基板の回転数と同じ回転数で行う、ことを特徴とする。
このように構成することにより、洗浄液乾燥処理を、塗布膜乾燥工程及び裏面洗浄工程における被処理基板の回転数と同じ回転数で行うことができ、塗布乾燥処理と同時に裏面洗浄処理及び洗浄液乾燥処理を同時に行うことができる。
また、請求項7記載の発明は、請求項1記載の基板処理方法を具現化するもので、 被処理基板を水平状態に回転可能に保持する保持手段と、 上記保持手段によって保持された被処理基板の表面に塗布液を滴下する塗布液供給手段と、 上記被処理基板の裏面に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、 上記保持手段の回転制御,上記塗布液供給手段の塗布液の滴下・停止及び上記洗浄液供給手段の洗浄液の供給・停止を司ると共に、塗布液の種類,粘度等による目標膜厚等を予め記憶する制御手段と、を具備し、 上記制御手段からの制御信号に基づいて、上記塗布液を滴下した被処理基板を回転させて被処理基板表面に塗布液が広げられた後であって、塗布膜が乾燥する前に、上記洗浄液供給手段から被処理基板の裏面に洗浄液を供給するように形成してなる、ことを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、請求項2記載の基板処理方法を具現化するもので、請求項7記載の基板処理装置において、上記洗浄液供給段から洗浄液を供給する開始時点が、被処理基板表面に塗布される塗布膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内に達する前である、ことを特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、請求項3記載の基板処理方法を具現化するもので、請求項7又は8記載の基板処理装置において、上記洗浄液供給手段から洗浄液を供給する開始時点を、塗布膜の乾燥時間が15〜30秒である場合に対応させて、被処理基板に塗布液を滴下した時点から10〜25秒以内とする、ことを特徴とする。
また、請求項10記載の発明は、請求項4記載の基板処理方法を具現化するもので、請求項7ないし9のいずれかに記載の基板処理装置において、 上記保持手段を収容し、かつ、底部には強制排気手段に接続する排気口を有する容器と、 上記容器内に配設され、被処理基板の外周を包囲し、被処理基板付近の気流を制御すべく、少なくとも被処理基板と対向する側を該被処理基板と略同じ高さに位置させ、被処理基板から離れるに従って漸次下方に向けて厚みが増大する気流制御板と、を更に具備し、 洗浄液供給手段から上記被処理基板の周縁から40mm以内の領域に洗浄液を供給可能に形成してなる、ことを特徴とする。
また、請求項11記載の発明は、請求項5記載の基板処理方法を具現化するもので、 請求項7ないし10のいずれかに記載の基板処理装置において、 上記保持手段を収容する処理室内の温度を検出し、その検出温度を制御手段に伝達する温度検出手段と、 上記制御手段からの制御信号に基づいて洗浄液の温度を調整する温度調整手段と、を更に具備し、 上記制御手段からの制御信号に基づいて被処理基板の裏面に供給する洗浄液の温度を、処理雰囲気温度より1.0〜5.0℃低い温度に設定可能に形成してなる、ことを特徴とする。
また、請求項12記載の発明は、請求項6記載の基板処理方法を具現化するもので、請求項7ないし11のいずれかに記載の基板処理装置において、上記制御手段からの制御信号に基づいて、洗浄液乾燥時における被処理基板の回転数と、塗布膜乾燥時及び裏面洗浄時における被処理基板の回転数とを同じ回転数とするように形成してなる、ことを特徴とする。
また、請求項13記載の発明は、請求項1ないし6記載の基板処理方法を実行するもので、コンピュータ上で動作し、実行時に請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法が行われるように、コンピュータに基板処理装置を制御させる、ことを特徴とする。
加えて、請求項14記載の発明は、請求項1ないし6記載の基板処理方法を実行するもので、 コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、 上記制御プログラムは、実行時に請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法が行われるように、コンピュータに基板処理装置を制御させる、ことを特徴とする。
この発明は、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1,7,13,14記載の発明によれば、裏面洗浄工程を、被処理基板表面に塗布液が広げられた後であって、塗布膜が乾燥する前に開始することにより、塗布膜乾燥工程と裏面洗浄工程とを同時並列的に行うことができるので、処理部を増やすことなく、処理時間の短縮が図れると共に、スループットの向上が図れる。
(2)請求項2,3,8,9,13,14記載の発明によれば、洗浄液の供給によって塗布膜の膜厚変動を抑制することができるので、上記(1)に加えて、更に塗布膜の膜厚制御性能を維持させることができる。
(3)請求項4,10,13,14記載の発明によれば、塗布膜の膜厚変動が調整可能な領域である被処理基板の周縁部の裏面洗浄を行うことができるので、上記(1),(2)に加えて、更に塗布膜の膜厚制御性能を維持させることができる。
(4)請求項5,11,13,14記載の発明によれば、被処理基板と洗浄液の温度差を少なくすることができると共に、被処理基板を介して塗布膜の厚い膜厚部分を冷却して薄くすることができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更に塗布膜の膜厚制御の精度を維持させることができる。
(5)請求項6,12,13,14記載の発明によれば、洗浄液乾燥処理を、塗布膜乾燥工程及び裏面洗浄工程における被処理基板の回転数と同じ回転数で行うことができ、塗布乾燥処理と同時に裏面洗浄処理及び洗浄液乾燥処理を同時に行うことができる。したがって、上記(1)〜(4)に加えて、更にスループットの向上を図ることができる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る基板処理装置を半導体ウエハのレジスト塗布装置に適用した場合について説明する。
図1は、上記レジスト塗布装置の第1実施形態を示す概略断面図である。
上記レジスト塗布装置は、被処理基板である半導体ウエハW(以下にウエハWという)を水平状態に保持して回転させる回転保持手段であるスピンチャック10と、ウエハWの表面に塗布液例えばレジスト液を滴下する塗布液供給手段であるレジストノズル20と、ウエハWの表面に溶剤液例えばシンナーを供給する溶剤供給手段である溶剤ノズル21と、ウエハWの裏面に洗浄液である溶剤例えばシクロヘキサノン(C6H10O)を供給する洗浄液供給手段である裏面洗浄ノズル30と、スピンチャック10を収容すべく、スピンチャック10の下方及び側方を包囲する容器であるカップ40と、を具備している。なお、上記スピンチャック10,レジストノズル20,溶剤ノズル21及びカップ40は図示しない筐体内に配設されている。
上記スピンチャック10は、カップ40の円盤状の底部41を昇降可能に貫通する回転軸11を介してモータ12に連結されている。モータ12は、制御手段であるコンピュータ50に電気的に接続されており、コンピュータ50からの制御信号に基づいて所定の回転数で回転するようになっている。また、スピンチャック10は図示しない昇降手段によって昇降可能に形成されている。このスピンチャック10は、スピンチャック10の上方に移動される水平のX−Y方向,垂直のZ方向及び水平回転可能な搬送アーム(図示せず)からウエハWを受け取ってウエハWを吸着保持し、レジスト塗布が終了した後、上昇してスピンチャック10の上方に移動される搬送アームにウエハWを受け渡すように構成されている。
上記カップ40は、スピンチャック10の下方を包囲するカップ下部42と、スピンチャック10の側方を包囲するカップ上部43とで構成されている。また、カップ下部42に設けられた底部41に設けられた複数(図面では2個の場合を示す)の排気口44には、それぞれ排気管路45が接続されており、これら排気管路45はマニホールド46を介して主排気管路48に接続されている。主排気管路48には、カップ側に開閉弁V4が介設され、その下流側には、強制排気手段である排気ポンプ47が介設されている。
また、カップ40内には、ウエハWの外周を包囲し、ウエハ付近の気流を制御すべく、少なくともウエハWと対向する側をウエハWと略同じ高さに位置させ、ウエハWから離れるに従って漸次下方に向けて厚みが増大する気流制御板60が配設されている。この場合、気流制御板60の断面形状は、三角形とされ、三角形の気流制御板60のウエハW近傍の頂部61の内角θは、略18°〜35°、より好ましくは20°とされている。また、気流制御板60の表面60aとウエハWの表面Waとは、ほぼ同一の高さであっても差し支えないが、好ましくは、気流制御板60の表面60aをウエハWの表面Waより若干高い位置、例えば、ウエハWの表面Waに対して気流制御板60の表面60aの高さ寸法hを、略0.5mm〜1.0mm程度高くする方がよい。これにより、ウエハWの周縁と気流制御板60との間には所定の隙間が設けられている。また、ウエハWの周縁から外側に流れる気体Kを気流制御板60の表面60a上を通過させ、ウエハWの周縁から外側に流れる液体(溶剤液,レジスト液)を気流制御板60の裏面60b上を通過させることができる。すなわち、気流制御板60は気液分離板として機能させることができる。また、この気流制御板60には、円周方向に適宜間隔をおいて複数の通気孔62がウエハWの周縁から所定寸法離間して鉛直状に貫通して設けられている。
上記のように構成される気流制御板60を設けることにより、排気ポンプ47を駆動して強制排気すると、処理部内に流れるダウンフローの気流が気流制御板60の表面に連続的に流通し、ウエハWの周縁から離れた位置に設けられた通気孔62から下方に流通する。また、通気孔62を流れる気体により負圧が生じるので、ウエハWの周縁と気流制御板60との隙間を流れる気体及び液体(溶剤液,レジスト液)等は気流制御板60の裏面60b側に沿って流れる。したがって、レジストノズル20からウエハWに滴下(供給)され、ウエハWの回転によってレジスト膜を形成する際に飛散するレジストのウエハ裏面への付着量を少なくすることができると共に、レジストの付着をウエハWの周縁部側すなわちウエハWの周縁から40mm以内の領域に抑えることができる。
上記レジストノズル20は、開閉弁V1を介設したレジスト供給管路22を介してレジスト供給源23に接続されている。また、溶剤ノズル21は、開閉弁V2を介設した溶剤供給管路24を介して溶剤液供給源25に接続されている。
上記レジストノズル20と溶剤ノズル21は、ブロック状のノズルヘッド26に取り付けられており、ノズルヘッド26に連結するノズル移動アーム27をノズル移動機構28によってウエハWの中心部上方とカップ40の外部待機位置とに移動可能に構成されている。
また、裏面洗浄ノズル30は、カップ40の底部41の中心部に関して対向する2箇所(図面では1箇所を示す)の位置に配設されている。この場合、裏面洗浄ノズル30は、洗浄液供給管路31を介して洗浄液供給源である洗浄液貯留タンク32に接続されている。この場合、洗浄液供給管路31におけるカップ40側には、CPU50からの制御信号に基づいて開閉動作する開閉弁V3が介設されている。なお、洗浄液貯留タンク32内に貯留された洗浄液は圧送用不活性ガス例えば窒素(N2ガス)の加圧によって供給されるようになっている。
また、洗浄液供給管路31の一部には、該洗浄液供給管路31内を流れる洗浄液{シクロヘキサノン(C6H10O)}を処理部雰囲気の温度に応じて温度調整する温度調整手段である温度調整器70が配設されている。この温度調整器70は、図1に示すように、洗浄液供給管路31を気水密に包囲する温調室71の両端部に2箇所に設けられた供給口72と排出口73に接続する循環路74を介して熱媒体例えば水を循環供給することで、洗浄液を所定温度例えば処理部雰囲気温度(23℃)より1.0〜5.0℃低い温度(22〜18.0℃)に温度調整するように構成されている。この場合、温度調整器70は、処理部の温度を検出する温度検出手段である温度センサ80と電気的に接続するコンピュータ50からの制御信号に基づいて洗浄液の温度を調整している。
また、上記裏面洗浄ノズル30は、図2に示すように、ウエハWの周縁部の側端面からウエハWの中心側に向かって40mm以内の領域に洗浄液を噴射(供給)し得るように構成されている。
このように、洗浄液をウエハWの周縁から40mm以内の領域に供給することにより、レジスト膜の膜厚変動が調整可能な領域であるウエハWの周縁部の裏面洗浄を行うことができる。
なお、上記開閉弁V1〜V4,ノズル移動機構28及び排気ポンプ47は、上記コンピュータ50に電気的に接続されており、コンピュータ50からの制御信号に基づいて開閉制御,駆動制御されるようになっている。
また、コンピュータ50は、上述したように、スピンチャック10の回転制御,レジストノズル20のレジストの滴下・停止及び裏面洗浄ノズル30の洗浄液の供給・停止等を司る以外に、レジストの種類,粘度等による目標膜厚等の情報が予め記憶部に記憶されている。
更に、コンピュータ50はプログラム格納部を有しており、このプログラム格納部には後述するようなレジスト塗布装置の作用、つまり上記記憶部から情報を呼び出してレジスト塗布処理を実行するように命令が組まれた、例えばソフトウェアからなるプログラムが格納されている。このプログラムは、例えばハードディスク,コンパクトディスク,マグネットオプティカルディスク,メモリーカードなどの読み出し可能な記憶媒体に格納された状態のものであってもよく、更に、適宜の装置から例えば専用回線を介して伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
次に、この発明に係る基板処理装置を適用したレジスト塗布装置の動作態様について、図3及び図4に示すフローチャートと従来のレジスト塗布処理の手順を示す図5を参照して説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態は、ウエハWが300mmで、レジストの乾燥時間が15秒の場合について説明する。
図3に示すように従来のレジスト塗布処理と同様に、まず、ウエハWの中心部上方に溶剤ノズル21を移動した後(ステップ3−1)、溶剤ノズル21から溶剤を供給する(ステップ3−2)。次に、レジストノズル20をウエハWの中心部上方に移動し(ステップ3−3)、ウエハWを回転(例えば、1000rpm)させて溶剤を振り切った後(ステップ3−4)、ウエハWを高速回転(例えば、2500rpm)した状態でレジストノズル20からレジストを供給(滴下)し、その遠心力によりウエハ表面にレジスト膜を形成する(ステップ3−5)。その後、ウエハを低速回転(例えば、100rpm)にして、レジスト膜の表面慣らし・膜厚補正を行う(ステップ3−6)。これにより、ウエハ表面にレジスト液が広げられる。その後、ウエハWを再び高速回転(例えば、1500rpm)してレジストを振り切り乾燥を開始し(ステップ3−7)、ウエハ表面に塗布されるレジスト膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内望ましくは0.1%以内に達する前、例えばレジスト膜の乾燥時間が15秒である場合には、ウエハWにレジスト液を供給(滴下)した時点から10秒以内、好ましくはレジスト膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内望ましくは0.1%以内に達する直前(乾燥時間の5秒前)に裏面洗浄ノズル30から洗浄液をウエハWの裏面の周縁から40mmの領域内に供給してウエハ裏面に付着するレジストを除去する(ステップ3−8)。このとき、洗浄液の温度は処理部の雰囲気温度(23℃)より1.0〜5.0℃低い22〜18.0℃に温度調整されている。その後、ウエハを高速回転(例えば、2000rpm)して、洗浄液を振り切り除去してレジスト塗布処理は終了する(ステップ3−9)。
上記レジスト塗布処理における各工程の処理時間とウエハWの回転数の関係は、表1のようになり、レジスト膜乾燥工程にかかる時間15秒の間に裏面洗浄工程(処理時間:10秒)を並列処理でき、表3に示したレジスト膜乾燥工程後に裏面洗浄工程を行う従来のレジスト塗布処理方法に比べて10秒の処理時間を短縮できる。
Figure 2007220989
<第2実施形態>
第2実施形態は、ウエハWが300mmで、レジストの乾燥時間が30秒の場合について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態と同様に、まず、ウエハWの中心部上方に溶剤ノズル21を移動した後(ステップ4−1)、溶剤ノズル21から溶剤を供給する(ステップ4−2)。次に、レジストノズル20をウエハWの中心部上方に移動し(ステップ4−3)、ウエハWを回転(例えば、1000rpm)させて溶剤を振り切った後(ステップ4−4)、ウエハWを高速回転(例えば、2500rpm)した状態でレジストノズル20からレジストを供給(滴下)し、その遠心力によりウエハ表面にレジスト膜を形成する(ステップ4−5)。その後、ウエハを低速回転(例えば、100rpm)にして、レジスト膜の表面慣らし・膜厚補正を行う(ステップ4−6)。これにより、ウエハ表面にレジスト液が広げられる。その後、ウエハWを再び高速回転(例えば、1500rpm)してレジストを振り切り乾燥を開始し(ステップ4−7)、ウエハ表面に塗布されるレジスト膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内望ましくは0.1%以内に達する前、例えばレジスト膜の乾燥時間が30秒である場合には、乾燥時間が比較的長いため、レジスト膜乾燥工程開始後の速い段階で裏面洗浄を開始してもレジスト膜の膜厚変動に与える影響が少ないので、ウエハWにレジスト液を供給(滴下)した時点から10秒後に、裏面洗浄ノズル30から洗浄液をウエハWの裏面の周縁から40mmの領域内に供給してウエハ裏面に付着するレジストを除去する(ステップ4−8)。このとき、洗浄液の温度は処理部の雰囲気温度(23℃)より1.0〜5.0℃低い22〜18.0℃に温度調整されている。{裏面洗浄工程を終了した後、ウエハWの回転数を維持したまま(1500rpm)、洗浄液を振り切り除去してレジスト塗布処理は終了する(ステップ4−9)。
上記レジスト塗布処理における各工程の処理時間とウエハWの回転数は、表2のようになり、レジスト膜乾燥工程にかかる時間30秒の間に裏面洗浄工程(処理時間:10秒)と裏面乾燥工程(処理時間:10秒)を並列処理でき、表3に示したレジスト膜乾燥工程後に裏面洗浄工程と裏面乾燥工程を行う従来のレジスト塗布処理方法に比べて20秒の処理時間を短縮できる。
Figure 2007220989
Figure 2007220989
<その他の実施形態>
上記実施形態では、ウエハWが300mmでレジスト膜の乾燥時間が15秒と30秒の場合について説明したが、この発明は、一般に使用されているレジストの膜乾燥時間が15〜30秒のいずれの場合にも適用でき、また、300mm以外のウエハ例えば200mmウエハにおいても、各工程時のウエハWの回転数は異なっても、同様に適用できる。
また、上記実施形態では、塗布液がレジストであって、溶剤を供給した後にレジストを滴下(供給)してレジスト膜を形成する場合について説明したが、この発明は、溶剤を用いない塗布液の塗布においても適用でき、また、レジスト以外の塗布液例えばSOG(Spin On Glass)液や層間絶縁膜用の液においても同様に適用できる。
この発明に係る基板処理装置を適用したレジスト塗布装置の一例を示す概略断面図である。 この発明における裏面洗浄液ノズルと気流制御板を示す拡大断面図である。 この発明に係る基板処理方法の第1実施形態の工程を示すフローチャートである。 この発明に係る基板処理方法の第2実施形態の工程を示すフローチャートである。 従来の基板処理方法の工程を示すフローチャートである。
符号の説明
10 スピンチャック(保持手段)
12 モータ
20 レジストノズル(塗布液供給手段)
21 溶剤ノズル
28 ノズル移動機構
30 裏面洗浄ノズル(洗浄液供給手段)
40 カップ(容器)
47 排気ポンプ(強制排気手段)
50 コンピュータ(制御手段)
60 気流制御板
62 通気孔
70 温度調整器(温度調整手段)
80 温度センサ(温度検出手段)
V1〜V4 開閉弁
W 半導体ウエハ(被処理基板)
L 洗浄液
R レジスト(塗布液)

Claims (14)

  1. 被処理基板の表面に塗布膜を形成する処理を行う基板処理方法において、
    塗布液を滴下した被処理基板を回転させて被処理基板表面に塗布液を広げて塗布膜を形成する塗布工程と、
    上記被処理基板を回転させて被処理基板に塗布された塗布膜を乾燥する塗布膜乾燥工程と、
    回転する上記被処理基板の裏面に洗浄液を供給して被処理基板の裏面に付着する塗布液を除去する裏面洗浄工程と、
    上記被処理基板を回転させて被処理基板に供給された洗浄液を除去する洗浄液乾燥工程と、を有し、
    上記裏面洗浄工程を、上記被処理基板表面に上記塗布液が広げられた後であって、塗布膜が乾燥する前に開始する、
    ことを特徴とする基板処理方法。
  2. 請求項1記載の基板処理方法において、
    上記裏面洗浄工程の開始時点が、被処理基板表面に塗布される塗布膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内に達する前である、ことを特徴とする基板処理方法。
  3. 請求項1又は2記載の基板処理方法において、
    上記裏面洗浄工程の開始時点を、塗布膜の乾燥時間が15〜30秒である場合に対応させて、被処理基板に塗布液を滴下した時点から10〜25秒以内とする、ことを特徴とする基板処理方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理方法において、
    上記裏面洗浄工程における洗浄液の供給を、被処理基板の周縁から40mm以内の領域に行う、ことを特徴とする基板処理方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理方法において、
    上記裏面洗浄工程における洗浄液の温度を、塗布処理部の雰囲気温度より1.0〜5.0℃低い温度とする、ことを特徴とする基板処理方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理方法において、
    上記洗浄液乾燥工程は、上記塗布膜乾燥工程及び裏面洗浄工程における被処理基板の回転数と同じ回転数で行う、ことを特徴とする基板処理方法。
  7. 被処理基板を水平状態に回転可能に保持する保持手段と、
    上記保持手段によって保持された被処理基板の表面に塗布液を滴下する塗布液供給手段と、
    上記被処理基板の裏面に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    上記保持手段の回転制御,上記塗布液供給手段の塗布液の滴下・停止及び上記洗浄液供給手段の洗浄液の供給・停止を司ると共に、塗布液の種類,粘度等による目標膜厚等を予め記憶する制御手段と、を具備し、
    上記制御手段からの制御信号に基づいて、上記塗布液を滴下した被処理基板を回転させて被処理基板表面に塗布液が広げられた後であって、塗布膜が乾燥する前に、上記洗浄液供給手段から被処理基板の裏面に洗浄液を供給するように形成してなる、
    ことを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項7記載の基板処理装置において、
    上記洗浄液供給段から洗浄液を供給する開始時点が、被処理基板表面に塗布される塗布膜の目標膜厚に対するずれが0.2%以内に達する前である、ことを特徴とする基板処理装置。
  9. 請求項7又は8記載の基板処理装置において、
    上記洗浄液供給手段から洗浄液を供給する開始時点を、塗布膜の乾燥時間が15〜30秒である場合に対応させて、被処理基板に塗布液を滴下した時点から10〜25秒以内とする、ことを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項7ないし9のいずれかに記載の基板処理装置において、
    上記保持手段を収容し、かつ、底部には強制排気手段に接続する排気口を有する容器と、
    上記容器内に配設され、被処理基板の外周を包囲し、被処理基板付近の気流を制御すべく、少なくとも被処理基板と対向する側を該被処理基板と略同じ高さに位置させ、被処理基板から離れるに従って漸次下方に向けて厚みが増大する気流制御板と、を更に具備し、
    洗浄液供給手段から上記被処理基板の周縁から40mm以内の領域に洗浄液を供給可能に形成してなる、ことを特徴とする基板処理装置。
  11. 請求項7ないし10のいずれかに記載の基板処理装置において、
    上記保持手段を収容する処理室内の温度を検出し、その検出温度を制御手段に伝達する温度検出手段と、
    上記制御手段からの制御信号に基づいて洗浄液の温度を調整する温度調整手段と、を更に具備し、
    上記制御手段からの制御信号に基づいて被処理基板の裏面に供給する洗浄液の温度を、処理雰囲気温度より1.0〜5.0℃低い温度に設定可能に形成してなる、ことを特徴とする基板処理装置。
  12. 請求項7ないし11のいずれかに記載の基板処理装置において、
    上記制御手段からの制御信号に基づいて、洗浄液乾燥時における被処理基板の回転数と、塗布膜乾燥時及び裏面洗浄時における被処理基板の回転数とを同じ回転数とするように形成してなる、ことを特徴とする基板処理装置。
  13. コンピュータ上で動作し、実行時に請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法が行われるように、コンピュータに基板処理装置を制御させる、ことを特徴とする基板処理用制御プログラム。
  14. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    上記制御プログラムは、実行時に請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法が行われるように、コンピュータに基板処理装置を制御させる、ことを特徴とするコンピュータ読取可能な基板処理用記憶媒体。
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