JP2003007669A - 基板の処理装置 - Google Patents

基板の処理装置

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JP2003007669A JP2001191918A JP2001191918A JP2003007669A JP 2003007669 A JP2003007669 A JP 2003007669A JP 2001191918 A JP2001191918 A JP 2001191918A JP 2001191918 A JP2001191918 A JP 2001191918A JP 2003007669 A JP2003007669 A JP 2003007669A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハの回転を伴うウェハ裏面の乾燥処理に
おいて,ウェハの回転を低速に抑えつつ,ウェハ裏面の
乾燥を適切に行う。 【解決手段】 カップ65の内側であって,ウェハWの
下方に,ウェハWの裏面に対して気体を吹き出すノズル
69を設ける。ノズル69には,当該ノズル69をレー
ル68に沿って移動させる駆動部70を設け,ノズル6
9がウェハWの径方向に移動できるようにする。ウェハ
Wの裏面に洗浄液が供給され,ウェハWの裏面洗浄が行
われた後に,ウェハWを低速回転させ,ノズル69をウ
ェハWの中心部側から外縁部側に移動させながら,ウェ
ハWの裏面に気体を吹き出す。これによりウェハWの裏
面に付着していた洗浄液が外縁部側に押し流され,ウェ
ハWの裏面から除去されて,ウェハWの裏面が適切に乾
燥される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程では,基板である例え
ば半導体ウェハ(以下「ウェハ」とする)上にレジスト
膜を形成するレジスト塗布処理が行われる。
【0003】レジスト塗布処理は,通常,レジスト塗布
装置で行われ,レジスト塗布装置は,ウェハを保持し,
回転させるスピンチャック,ウェハにレジスト液を塗布
するレジスト吐出ノズル,ウェハの裏面に洗浄液を供給
してウェハの裏面を洗浄処理する裏面洗浄ノズル等を有
している。
【0004】そして,レジスト塗布処理の際には,スピ
ンチャックによってウェハを回転させ,その回転された
ウェハの中心にレジスト液が供給される。供給されたレ
ジスト液は,遠心力によってウェハ表面に拡散され,レ
ジスト液がウェハ表面全面に塗布される。ウェハ上にレ
ジスト液が塗布されると,ウェハを回転させた状態で,
裏面洗浄ノズルからウェハの裏面に洗浄液,例えばシン
ナー等が供給され,ウェハの裏面が洗浄される。そし
て,当該裏面洗浄が終了すると,例えばウェハを高速回
転させ,ウェハ裏面に残留した洗浄液を振り切り,又は
蒸発させることによってウェハ裏面の乾燥処理が行われ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うにウェハの回転を伴うレジスト塗布方法では,ウェハ
にレジスト液が塗布された際に,遠心力や表面張力の作
用によってウェハの外縁部のレジスト液が盛り上がる現
象が起きる。かかるレジスト液の盛り上がりを解消する
ために,例えば塗布直後のウェハを高速回転させて,盛
り上がった部分を飛散させることが考えられる。しか
し,このレジスト液の飛散処理により,ウェハ上のレジ
スト液は減少し,レジスト液の粘性はさらに低下する。
このような状態で,裏面洗浄,乾燥処理の際にウェハを
高速回転すると,今度はウェハ上のレジスト液は飛散す
ることなくウェハ外縁部側に移動し,当該外縁部が再び
盛り上がることが予想される。それ故,塗布直後の高速
回転によってレジスト液の盛り上がりが解消された後,
すなわち裏面洗浄,乾燥処理の際には,ウェハの回転速
度を低速に抑える必要がある。
【0006】しかしながら,乾燥処理の回転を低速に抑
え過ぎると,今度はウェハの乾燥が十分に行われず,ウ
ェハの裏面に洗浄液や汚れが残ってしまうことが懸念さ
れる。ウェハの裏面に洗浄液等が残留することは,ウェ
ハの裏面と接触する装置等の汚染を引き起こし,また後
々にパーティクルの原因にも成りかねない。
【0007】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,ウェハ等の基板を低速回転させて乾燥しても,
基板の裏面の乾燥処理が適切に行われる基板の処理装置
を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,基板を処理する処理装置であって,基板を保持し,
回転させる回転保持部と,基板の裏面に対して気体を吹
き出すノズルと,前記ノズルを,前記回転保持部に保持
された基板の径方向に移動させる駆動部とを有すること
を特徴とする基板の処理装置が提供される。
【0009】このように,基板を回転させる回転保持部
と,基板の裏面に気体を吹き出すノズルと,当該ノズル
を基板の径方向に移動させる駆動部とを備えているの
で,前記回転保持部によって基板を回転させた状態で,
前記ノズルを基板の中央部側から外縁部側に移動をさせ
ながら前記基板の裏面に気体を吹き出すことができる。
これによって,例えば前記基板の裏面に付着した洗浄液
を中心部側から外縁部側,すなわち遠心力が働く方向に
押し流し,当該洗浄液を基板の端部から飛散させて,基
板の乾燥処理を促進させることができる。したがって,
基板の回転速度を低く抑えた場合でも,基板の裏面に付
着した洗浄液が好適に取り除かれ,基板の乾燥処理が適
切に行われる。
【0010】請求項2の発明によれば,基板を処理する
処理装置であって,基板を保持し,回転させる回転保持
部と,基板の裏面に対して気体を吹き出すノズルとを有
し,前記ノズルは,前記回転保持部に保持された基板の
外縁部側と,前記基板の中心部側に配置されることを特
徴とする基板の処理装置が提供される。
【0011】このように,前記ノズルを前記基板の外縁
部側と中心部側に設けることによって,基板の中心部側
に付着している洗浄液を,遠心力の作用する方向の基板
の外縁部側に流し,さらに,当該洗浄液を基板の外縁部
側から基板の端部に流して,当該洗浄液を基板の端部か
ら飛散させることができる。これにより,洗浄液の除去
が促進され,例え基板の回転速度が低速に維持されても
基板の乾燥処理が適切に行われる。
【0012】前記ノズルの吹出口は,平面から見て前記
基板の外方側に向けられていてもよい。このように,前
記ノズルの吹出口を前記基板の外方側に向けることによ
って,基板の裏面に付着した洗浄液を基板の外方側に流
すことができる。したがって,洗浄液を遠心力の働く方
向に流すことができ,洗浄液の飛散を促進させ,基板の
乾燥処理を好適に行うことができる。
【0013】前記ノズルの吹出口は,平面から見て前記
基板の周方向に向けられていてもよい。このように,前
記ノズルの吹出口を前記基板の周方向に向けることによ
って,基板の裏面に付着した洗浄液を,基板に働く遠心
力と前記気体の圧力とにより基板の外方側に流すことが
できる。したがって,基板が低速回転で,遠心力が小さ
い場合であっても,洗浄液が基板の外方側に流され,洗
浄液の振り切りが好適に行われる。この結果,基板の乾
燥処理が好適に行われる。
【0014】前記基板の処理装置は,前記ノズルを水平
方向に回動する回動駆動部を有していてもよいし,前記
ノズルを上下方向に回動する回動駆動部を有していても
よい。このように,前記ノズルを回動させる回動駆動部
を備えているので,基板の裏面洗浄後の乾燥処理時に,
前記ノズルを回動させながら,前記基板の裏面に気体を
吹き出すことができる。これにより,基板の裏面に付着
した洗浄液を,より効果的に基板の外方向に流すことが
でき,基板の乾燥処理がより適切に行われる。
【0015】請求項7の発明によれば,基板を処理する
処理装置であって,基板を保持し,回転させる回転保持
部と,前記回転保持部に保持された基板の裏面であっ
て,当該基板の半径上に気体を吹き出すノズルとを有す
ることを特徴とする基板の処理装置が提供される。
【0016】このように,前記基板の半径上に前記気体
を吹き出すノズルを備えることにより,回転された基板
の半径上に前記気体を吹き出すことができる。これによ
って,前記基板の特定の半径上に前記気体による,いわ
ゆるエアカーテンが形成され,基板の裏面に付着した洗
浄液が,基板の回転によって次々と当該エアカーテンに
衝突し,当該基板の裏面から飛散される。それ故,基板
の裏面から洗浄液が好適に除去され,基板の乾燥処理が
促進される。したがって,基板の回転速度が低速であっ
ても,基板の乾燥が好適に行われる。
【0017】前記ノズルは,前記基板の半径と同程度の
長さを有し,前記ノズルは,前記基板の半径上に位置す
る複数の吹出口を有していてもよい。かかる場合,前記
基板の半径上に前記気体を吹き出すことができる。した
がって,前記基板の特定の半径上に,いわゆるエアカー
テンを形成し,基板の裏面に付着した洗浄液を飛散し
て,基板の乾燥処理を好適に行うことができる。
【0018】前記吹出口は,当該吹出口の径が前記基板
の中心部側から外縁部側に行くにつれて次第に大きくな
るように形成されていてもよい。この場合基板の外縁部
に行くにつれてより多くの気体を吹き出すことができ
る。基板の外縁部に行くにつれて,一つの吹出口の担当
面積が大きくなるので,このように,基板の外縁部によ
り多くの気体を吹き出すことによって,基板の外縁部に
付着した洗浄液も好適に除去することができる。
【0019】前記ノズルは,前記基板の半径と同程度の
長さを有し,前記ノズルは,前記基板の半径上に位置す
るスリット状の吹出口を有するようにしてもよい。こう
することにより,前記基板の半径上に前記気体を吹き出
すことができる。これにより,前記吹出口と基板の裏面
との間であって前記基板の半径上に,いわゆるエアカー
テンが形成される。さらに前記気体がスリット状に吹き
出されるので,基板の裏面に付着した洗浄液は,漏れな
く前記エアカーテンに衝突し,当該洗浄液をより好適に
飛散させることができる。
【0020】前記ノズルを,前記基板の中心部側から外
縁部側に行くにつれ,前記基板の回転方向側に凹に湾曲
させた場合には,平面から見て当該湾曲状に気体が吹き
出される。したがって,基板上に,当該湾曲形状のエア
カーテンが形成され,回転された基板の裏面に付着した
洗浄液は,当該エアカーテンに衝突し,その後遠心力に
よって当該エアカーテンの形状に沿って基板の外方側に
流される。これにより,洗浄液が基板の端部から好適に
飛散され,基板の乾燥が適切に行われる。
【0021】前記ノズルの吹出口は,前記基板の裏面に
対して1mm〜5mmの位置に設けるようにしてもよ
い。このように,ノズルを前記基板の裏面に近接して設
けることによって,より強い圧力の気体を吹き出すこと
ができ,基板の裏面に付着した洗浄液をより効果的に除
去することができる。
【0022】前記基板の処理装置は,前記気体の温度を
調節する温度調節部を有するようにしてもよい。このよ
うに,温度調節部を備えることによって,基板の裏面に
吹き出す気体の温度を,例えば許容されるより高い温度
に設定し,洗浄液の蒸発を促進させ,基板の乾燥処理を
迅速に行うことができる。
【0023】前記基板の処理装置は,前記基板の裏面に
洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと,前記基板の裏面
に前記洗浄液よりも揮発性の高い液体を供給する液体供
給ノズルとを有するようにしてもよい。これによって,
基板の裏面に洗浄液供給ノズルから洗浄液を供給した後
に,前記洗浄液よりも揮発性の高い気体を液体供給ノズ
ルから当該基板の裏面に供給することができる。これに
より,洗浄液で濡れた基板の裏面を前記液体で置換する
ことができる。そして,置換された液体は,揮発性の高
い液体であるため,容易に揮発し,基板が迅速に乾燥さ
れる。したがって,基板の乾燥処理が適切に行われる。
【0024】請求項15の発明によれば,基板を処理す
る処理装置であって,基板を保持し,回転させる回転保
持部と,基板の裏面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズ
ルと,前記基板の裏面に前記洗浄液よりも揮発性の高い
液体を供給する液体供給ノズルとを有することを特徴と
する基板の処理装置が提供される。
【0025】このように,基板を回転させる回転保持部
と,基板の裏面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズル
と,前記洗浄液より揮発し易い液体を供給する液体供給
ノズルとを備えることによって,基板を回転させなが
ら,前記基板の裏面に洗浄液を供給し,前記基板の裏面
を洗浄し,その後,当該基板の裏面に前記液体を供給し
て前記基板の裏面に残存している洗浄液を当該液体に置
換することができる。前記液体に置換されると,前記液
体は,勢い蒸発され,それに伴い基板の裏面が乾燥され
る。したがって,基板の回転を低速にし,遠心力を低下
させた場合においても,基板の乾燥処理が適切に行われ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本実施の形態にかかるレ
ジスト塗布装置が搭載された塗布現像処理システム1の
構成の概略を示す平面図であり,図2は,塗布現像処理
システム1の正面図であり,図3は,塗布現像処理シス
テム1の背面図である。
【0027】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0028】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(X方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0029】ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせ
を行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送
体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処
理装置群G3に属するエクステンション装置32に対し
てもアクセスできるように構成されている。
【0030】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該塗布現像処理システム1においては,
4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されており,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は塗布現像処理システム
1の正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセッ
トステーション2に隣接して配置され,第4の処理装置
群G4は,インターフェイス部4に隣接して配置されてい
る。さらにオプションとして破線で示した第5の処理装
置群G5を背面側に別途配置可能となっている。前記主搬
送装置13は,これらの処理装置群G1,G2,G3,G4,G5
に配置されている後述する各種処理装置に対して,ウェ
ハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の数や配置
は,ウェハWに施される処理の種類によって異なり,処
理装置群の数は,1つ以上であれば任意に選択可能であ
る。
【0031】第1の処理装置群G1では,例えば図2に示
すように,本実施の形態にかかる基板の処理装置として
のレジスト塗布装置17と,露光後にウェハWを現像処
理する現像処理装置18とが下から順に2段に配置され
ている。処理装置群G2にも同様に,レジスト塗布装置1
9と,現像処理装置20とが下から順に2段に配置され
ている。
【0032】第3の処理装置群G3では,例えば図3に示
すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWの受け渡しを行うため
のエクステンション装置32,レジスト液中の溶剤を蒸
発させるためのプリベーキング装置33,34,現像処
理後の加熱処理を行うポストベーキング装置35が下か
ら順に例えば6段に積み重ねられている。
【0033】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,露光後の加熱処理を行う
ポストエクスポージャーベーキング装置44,45,ポ
ストベーキング装置46が下から順に例えば7段に積み
重ねられている。
【0034】インターフェイス部4の中央部には,図1
に示すように例えばウェハ搬送体50が設けられてい
る。このウェハ搬送体50はX方向(図1中の上下方
向),Z方向(垂直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心
とする回転方向)の回転が自在にできるように構成され
ており,第4の処理装置群G4に属するエクステンション
・クーリング装置41,エクステンション装置42,周
辺露光装置51及び図示しない露光装置に対してアクセ
スして,各々に対してウェハWを搬送できるように構成
されている。
【0035】次に,上述したレジスト塗布装置17の構
成について説明する。図4は,レジスト塗布装置17の
構成の概略を示す縦断面の説明図である。
【0036】レジスト塗布装置17は,図4に示すよう
にケーシング17aを有し,当該ケーシング17a内に
回転保持部としてのスピンチャック60を有する。スピ
ンチャック60の上面は,水平に形成されており,当該
上面には,例えばウェハWを吸着するための図示しない
吸引口が設けられている。これにより,スピンチャック
60は,ウェハWを水平に吸着保持することができる。
【0037】スピンチャック60は,当該スピンチャッ
ク60を所定の速度で回転させるための回転機構61を
有している。回転機構61は,例えばスピンチャッ60
の下方に設けられた例えばモータ等を備えた駆動部62
と,当該駆動部62に電力を供給する電源63と,電源
63の電圧を調節する制御部64とを有している。制御
部64が電源63を調節し,駆動部62への供給電力を
操作することによって,スピンチャック60の回転速度
を所定の回転速度に制御することができる。したがっ
て,スピンチャック60上のウェハWを,レジスト塗布
処理の各工程毎に定められた所定の回転速度で回転でき
る。
【0038】スピンチャック60の外方には,ウェハW
から飛散したレジスト液,洗浄液等を受け止め,回収す
るカップ65が設けられている。カップ65は,上面が
開口した略円筒形状を有し,スピンチャック60上のウ
ェハWの外方と下方とを囲むように形成されている。カ
ップ65の下面65aには,回収したレジスト液等を排
液する排液管66とカップ65内の雰囲気を排気する排
気管67とが設けられている。
【0039】カップ65の下面65a上であって,スピ
ンチャック60に保持されたウェハWの下方には,例え
ばウェハWの中心から径方向に沿ってレール68が設け
られている。レール68上には,ウェハWの裏面に気
体,例えばエア,不活性気体,窒素ガス等を吹き出すノ
ズル69が設けられており,ノズル69は,レール68
上を移動できる。レール68には,ノズル69を移動さ
せるための,例えばモータ等を備えた駆動部70が設け
られている。駆動部70は,駆動部70の電源等を制御
する制御部71によって制御されている。したがって,
制御部70により制御された駆動部70によって,ノズ
ル69は,所定のタイミング,所定の速度でウェハWの
中心部付近の下方から外縁部の下方まで移動することが
できる。
【0040】ノズル69の吹出口69aは,上方向から
ウェハWの外方向側に傾けた方向に向けられており,吹
出口69aから吹き出された気体は,ウェハWの裏面に
沿ってウェハWの外方向側に流れるようになっている。
吹出口69aは,ウェハWの裏面に近接されて設けられ
ており,ウェハWとの距離が,例えば1mm〜5mm程
度に設定されている。また,ノズル69には,供給管7
2が接続されており,図示しない気体供給装置において
所定の圧力に加圧された気体が供給管72を介してノズ
ル69から吹き出される。
【0041】カップ65の内側であって,ウェハWの下
方には,ウェハWの裏面に洗浄液を供給する裏面洗浄ノ
ズル73が設けられている。裏面洗浄ノズル73は,ウ
ェハWの中央部側の裏面に向けて設けられており,図示
しない洗浄液供給源からの洗浄液がウェハWの裏面に所
定のタイミングで供給されるようになっている。
【0042】ウェハWにレジスト液を吐出するレジスト
吐出ノズル74と,レジスト液の溶剤を吐出する溶剤吐
出ノズル75は,カップ65の上方において,例えばホ
ルダ76に保持されている。ホルダ76は,図示しない
アームによって保持されており,当該アームは,例えば
カップ65の外方からカップ65内のウェハWの中心部
上方まで移動できる。したがって,レジスト吐出ノズル
74及び溶剤吐出ノズル75は,ウェハWの中心部上方
まで移動し,ウェハWの中心にレジスト液又は溶剤を吐
出することができる。なお,レジスト吐出ノズル74
は,図示しないレジスト液供給装置に,溶剤吐出ノズル
75は,図示しない溶剤供給装置にそれぞれ接続されて
おり,レジスト吐出ノズル74及び溶剤吐出ノズル75
からは,所定量のレジスト液又は溶剤が所定のタイミン
グで吐出される。
【0043】ケーシング17aの上面には,温度及び湿
度が調節され,清浄化された気体をカップ65内に供給
するダクト77が接続されており,ウェハWのレジスト
塗布処理時に当該気体を供給し,カップ65内を所定の
雰囲気に維持すると共に,カップ65内をパージするこ
とができる。
【0044】次に,以上のように構成されているレジス
ト塗布装置17の作用について,塗布現像処理システム
1で行われるフォトリソグラフィー工程のプロセスと共
に説明する。
【0045】先ず,ウェハ搬送体7によりカセットCか
ら未処理のウェハWが1枚取り出され,第3の処理装置
群G3に属するエクステンション装置32に搬送される。
次いでウェハWは,主搬送装置13によってアドヒージ
ョン装置31に搬入され,ウェハW上にレジスト液の密
着性を向上させる,例えばHMDSが塗布される。次にウェ
ハWは,クーリング装置30に搬送され,所定の温度に
冷却される。そして,所定温度に冷却されたウェハW
は,主搬送装置13によって,例えばレジスト塗布装置
17に搬送される。
【0046】レジスト塗布装置17においてレジスト塗
布処理が終了したウェハWは,主搬送装置13によって
プリベーキング装置33,エクステンション・クーリン
グ装置41に順次搬送され,さらにウェハ搬送体50に
よって周辺露光装置51,露光装置(図示せず)に順次
搬送され,各装置で所定の処理が施される。そして露光
処理の終了したウェハWは,ウェハ搬送体50によりエ
クステンション装置42に搬送され,その後,主搬送装
置13によってポストエクスポージャーベーキング装置
44,クーリング装置43,現像処理装置18,ポスト
ベーキング装置46及びクーリング装置30に順次搬送
され,各装置において所定の処理が施される。その後,
ウェハWは,エクステンション装置32を介してカセッ
トCに戻され,一連の塗布現像処理が終了する。
【0047】次に,上述のレジスト塗布処理のプロセス
について説明する。先ず前処理の終了したウェハWが,
主搬送装置13によってレジスト塗布装置17内に搬入
され,スピンチャック60上に吸着保持される。
【0048】次いで,カップ65の外方で待機していた
ホルダ76がウェハWの中心上方まで移動し,溶剤吐出
ノズル75がウェハWの中心部上方に位置される。溶剤
吐出ノズル75がウェハWの上方に位置されると,回転
機構61によってウェハWが,例えば1000rpmで
回転され始め,溶剤吐出ノズル75からは,所定量のレ
ジスト液の溶剤がウェハWの中心部に向けて吐出され
る。ウェハWの中心部に吐出された溶剤は,遠心力によ
ってウェハW表面に拡散され,ウェハWの濡れ性が向上
される。
【0049】溶剤の供給が終了すると,レジスト吐出ノ
ズル74がウェハWの中心部上方に移動される。そし
て,ウェハWの回転速度が,例えば3000rpmに上
昇され,レジスト吐出ノズル74からウェハWの中心部
に向かって所定量のレジスト液が吐出される。ウェハW
の中心に供給されたレジスト液は,遠心力によってウェ
ハW表面に拡散され,ウェハW上にレジスト液の液盛り
が形成される。
【0050】ウェハWに所定量のレジスト液が供給さ
れ,ウェハW上に液盛りが形成されると,レジスト液の
吐出が停止され,ウェハWの回転速度が一旦,例えば5
00rpmに減速される。これによって,ウェハW上の
レジスト液の挙動が安定する。次いで,ウェハWの回転
速度が,例えば2500rpmに上昇され,ウェハW上
の余分なレジスト液が振り切られて,レジスト液の膜厚
が調節される。このとき,ウェハWの外縁部では,表面
張力等によってレジスト液の盛り上がりが発生する。ま
た,この膜厚調節工程では,ウェハWの回転によってレ
ジスト液中に含まれていた溶剤の蒸発が促進され,レジ
スト液がウェハW上で固まり始める。
【0051】膜厚調節工程が終了すると,ウェハWの回
転速度が,例えば4000rpmに上昇され,ウェハW
が高速回転される。これによってウェハWの外縁部で固
まり始めていたレジスト液が,強い遠心力によって飛散
し,ウェハW外縁部の前記盛り上がり部分が除去され
る。
【0052】ウェハWの高速回転が終了すると,ウェハ
Wの回転速度が,例えば500rpmに減速され,裏面
洗浄ノズル73からウェハWの裏面に洗浄液,例えば純
水が供給される。この純水の供給によって,ウェハWの
裏面に付着したレジスト液等が洗浄される。
【0053】ウェハWの裏面洗浄が終了すると,ウェハ
Wの裏面に付着した洗浄液を除去し,乾燥させる乾燥処
理が行われる。この乾燥処理では,ウェハW上のレジス
ト液が外縁部側に移動し,ウェハWの外縁部側が再び盛
り上がることを防止するため,ウェハWが低速回転,例
えば500rpmで回転される。一方,ノズル69から
は,気体,例えば清浄なエアがウェハWの裏面に向けて
吹き出される。さらに,ノズル69は,当該エアを吹き
出しながら,駆動部70によりレール68上をウェハW
の中心部側から外縁部側に移動する。ノズル69の速度
は,制御部71によって制御され,ノズル69は,例え
ば25mm/s程度の低速度で移動される。このノズル
69の移動によって,エアの吹き付けられる部分がウェ
ハWの中心部側から外縁部側に次第に移動し,ウェハW
の裏面に残存していた洗浄液が,当該エアの圧力と遠心
力によってウェハWの外縁部側に押し流され,最終的に
は,ウェハWの端部から飛散される。なお,ノズル69
からエアを吹き出させながら,ノズル69を複数回レー
ル68上を往復させてもよい。
【0054】当該乾燥処理が所定時間行われ,ウェハW
の裏面が乾燥されると,ウェハWの回転が停止される。
その後,ウェハWは,スピンチャック60から主搬送装
置13に受け渡され,レジスト塗布装置17から搬出さ
れる。これにより,一連のレジスト塗布処理が終了す
る。
【0055】以上の実施の形態によれば,カップ65の
下面65a上に,ウェハWの裏面に気体を吹き出すノズ
ル69を設け,さらにノズル69をウェハWの径方向に
移動させる駆動部70を設けたので,ウェハWの乾燥処
理時に,ウェハWを回転させ,ノズル69からエアを吹
き出させつつ,ノズル69をウェハWの中心部側から外
縁部側に移動させることができる。これにより,ウェハ
Wの裏面に付着していた洗浄液が,遠心力とエアの吹き
出し圧力によってウェハWの外縁部側に流され,洗浄液
がウェハWの裏面から効果的に除去される。この結果,
ウェハWが十分に乾燥され,この実施の形態のようにウ
ェハWの回転を低速回転した場合でも,ウェハWの乾燥
処理が好適に行われる。
【0056】ノズル69の吹出口69aをウェハWの外
方側に向けて設けたので,エアの吹き出し方向が遠心力
の働く方向と同方向となり,ウェハW裏面の洗浄液がよ
り効果的に飛散され,ウェハWの乾燥処理が促進され
る。
【0057】ノズル69をウェハWの裏面に近接させて
設けたので,ウェハWの裏面により強いエアを吹き出す
ことができ,ウェハW裏面に残存する洗浄液の飛散をよ
り促進することができる。
【0058】以上の実施の形態では,ウェハWの裏面に
は,気体が一様に吹き出されていたが,ウェハWの外縁
部に行くにつれ,より多量の気体が吹き出されるように
してもよい。かかる気体の吹出方法を実現するために,
例えば図5に示したノズル69の供給管72では,気体
の流量を調節する調節弁80が設けられている。調節弁
80の開閉度は,弁制御部81によって制御される。そ
して,弁制御部81は,ノズル69がウェハWの外縁部
側に移動している時に,調節弁80を徐々に開放してい
く。こうすることによって,ウェハWの外縁部に行くに
つれ,気体の吹出量が多くなる。この結果,面積の大き
いウェハWの外縁部においても,十分な気体が吹き出さ
れ,洗浄液の除去がより確実に行われる。
【0059】前記実施の形態において記載したノズル6
9は,吹出口69aがウェハWの外方側に向けられて設
けられていたが,図6に示すようにウェハWの周方向側
に向けられていてもよい。このように,ノズル69をウ
ェハWの周方向側に向けて設けることによって,回転さ
れたウェハWの周方向に対して気体が吹き出される。こ
の気体の吹き出しによっても,ウェハW上の洗浄液が移
動され,遠心力と相まって当該洗浄液がウェハWの外方
から飛散される。特に,ノズル69の吹出口69aを,
ウェハWの回転方向と逆方向の周方向に向けたときに
は,ウェハWに対する気流速度が大きくなり,より強い
気流で洗浄液を飛散させることができる。
【0060】また,ノズル69を水平方向に回動できる
ようにしてもよい。図7は,その一例を示すものであ
り,例えばノズル69を基台90上に取り付ける。基台
90には,基台90を回転させる,例えばモータ等を備
えた回動駆動部91が設けられる。そして,ノズル69
からウェハWの裏面に気体が吹き出され始めると,図8
に示すように回動駆動部91によって基台90が所定角
度θ内において回転され,これに伴ってノズル69が回
動される。こうすることにより,気体がウェハW裏面の
より広範囲に吹き出され,ウェハW裏面がより迅速に乾
燥される。
【0061】ノズル69は,上下方向に回動してもよ
い。例えば図9に示すように,ノズル69には,ノズル
69を上下に回動させる回動駆動部100が設けられて
いる。そして,ウェハWの裏面に気体を吹き出す際に,
ノズル69を上下方向に回動させる。この回動により,
気体がより広範囲に渡って吹き出され,ウェハWの裏面
の洗浄液が効率的に飛散され,ウェハWの乾燥処理が好
適に行われる。
【0062】ノズル69から吹き出される気体の温度を
調節してもよい。図10は,かかる例を実現するレジス
ト塗布装置17内の構成を示しており,ノズル69に接
続された供給管72には,気体の温度を調節する温度調
節部110が設けられる。そして,供給管72内を通過
する気体は,温度調節部110で所定温度,例えば常温
よりも高い25〜35℃に温められ,ノズル69に供給
される。このように,気体の温度を例えば高い温度に設
定することによって,温度の高い気体がウェハWの裏面
に吹き出され,ウェハW裏面に付着した洗浄液の蒸発を
促すことができる。したがって,ウェハWがより迅速に
乾燥される。
【0063】なお,以上の実施の形態では,ノズル69
は,単数であったが複数であってもよい。例えば,ノズ
ルを2箇所に設け,一つをウェハWの中心部側に配置
し,もう一つをウェハWの外縁部側に配置してもよい。
【0064】図11はその一例を示すものであり,ノズ
ル120が,カップ65の下面65a上であって,ウェ
ハWの中心部側に設けられ,ノズル121が,カップ6
5の下面65a上であって,ウェハWの外縁部側に設け
られている。そして,ウェハWの乾燥処理時に,ノズル
120及びノズル121から,気体がウェハWの裏面に
対して吹き出される。これにより,ウェハWの裏面の中
心部側に残存していた洗浄液がノズル120からの気体
によってウェハWの外縁部まで流され,さらにノズル1
21によってウェハWの端部まで流される。この結果,
ウェハW裏面に付着していた洗浄液がウェハWの端部ま
で押し流され,ウェハWの端部から飛散される。したが
って,ウェハWの乾燥処理が好適に行われる。また,ウ
ェハWの外縁部側に直接気体が吹き出されるため,面積
の広いウェハWの外縁部にも十分な気体が吹き付けら
れ,ウェハWの乾燥が好適に行われる。
【0065】なお,ノズル121からの気体の流量を,
ノズル120からの気体の流量よりも多く設定してもよ
い。こうすることにより,面積の広いウェハW外縁部へ
の気体の吹き出しが十分に行われ,ウェハW外縁部にお
ける洗浄液の除去が十分に行われるため,ウェハWの乾
燥処理が適切に行われる。
【0066】以上の実施の形態では,ウェハWの裏面の
ある一点に向かって気体を吹き出すノズルを用いたが,
ウェハWの半径上に気体を吹き出すノズルを用いてもよ
い。以下,かかる構成を採用した例を第2の実施の形態
として説明する。
【0067】図12に示すように,カップ130の内側
であって,カップ130の下面130a上には,スピン
チャック131上のウェハWの半径に向けて気体を吹き
出すノズル132が設けられる。ノズル132は,ウェ
ハWの半径とほぼ同じ長さに形成され,当該ノズル13
2には,図13に示すように円形状で同一径を有する複
数の吹出口133がウェハWの半径方向に沿うように設
けられる。
【0068】例えば,ノズル132には,図12に示す
ようにノズル132内に気体を供給する供給管134が
接続される。ノズル132内には,供給管134と接続
された通気管135が設けられている。通気管135
は,各吹出口133に連通しており,通気管135内を
通過した気体は,各吹出口133から一様な流量で吹き
出される。
【0069】そして,ウェハWの乾燥処理が開始される
と,図13に示すように供給管134から気体,例えば
清浄なエアがノズル132内に供給され,当該エアが,
通気管135を通過し,各吹出口133から回転された
ウェハWの裏面に向けて吹き出される。各吹出口133
からウェハWの裏面に向けて吹き出されたエアは,ノズ
ル132とウェハWの裏面との間であって,ウェハWの
半径上に,いわゆるエアカーテンを形成する。そして,
ウェハWの裏面に付着していた洗浄液が,ウェハWの回
転によって前記エアカーテンに衝突し,飛散される。こ
れにより,ウェハW裏面に付着していた洗浄液が除去さ
れ,ウェハWの乾燥が促進できる。
【0070】以上の第2の実施の形態では,ノズル13
2に同一径を有する吹出口133を設けたが,吹出口の
径がウェハWの外縁部に行くにつれ,次第に大きくなる
ようにしてもよい。このように,ウェハWの外縁部側の
径を大きくすることによって,ウェハWの外縁部により
多くの気体が吹き出される。この結果,面積の広いウェ
ハWの外縁部にも十分に気体が吹き付けられ,洗浄液の
飛散,ウェハWの乾燥を効果的に行うことができる。
【0071】第2の実施の形態におけるノズル132
は,ウェハWの外方向に行くにつれ,ウェハWの回転方
向側に湾曲する形状であってもよい。図14は,その一
例を示すノズル140の平面図である。ノズル140
は,例えばウェハWの回転方向が時計回りの場合,ウェ
ハWの外方に行くにつれ,次第に時計回り側に曲がるよ
うに形成される。ノズル140には,湾曲した形状に沿
って複数の吹出口141が設けられる。そして,ウェハ
Wの乾燥処理時には,回転されたウェハWの裏面に対し
て,平面から見て湾曲状にエアが吹き出され,ウェハW
の裏面の半径上に湾曲状のいわゆるエアカーテンが形成
される。ウェハWの裏面に付着していた洗浄液は,ウェ
ハWの回転によって当該エアカーテンに衝突し,遠心力
によってウェハWの外縁部側に押し流される。こうして
前記エアカーテンに沿うようにしてウェハWの外縁部ま
で流された洗浄液は,ウェハWの端部から飛散される。
このように,ノズル140を湾曲形状にすることによ
り,洗浄液がスムーズに押し流されて,ウェハWの端部
から飛散されるため,ウェハWの乾燥処理が促進され
る。
【0072】また,前記の実施の形態では,ノズル13
2に複数の円形状の吹出口133を設けていたが,スリ
ット状の吹出口を設けてもよい。図15は,その一例を
示すノズル150の平面図である。ノズル150をウェ
ハWの半径とほぼ同じ長さに形成し,ノズル150のウ
ェハWの半径に対向する位置にスリット状の吹出口15
1を形成する。そして,ウェハWの乾燥処理の際には,
当該スリット状の吹出口151から,例えば洗浄なエア
が吹き出され,ウェハWの裏面における半径上に,いわ
ゆるエアカーテンが形成される。これにより,ウェハW
の裏面に付着していた洗浄液が飛散される。この結果,
ウェハWがより迅速に乾燥され,ウェハWの乾燥処理が
効果的に行われる。
【0073】なお,このスリット状の吹出口151を有
するノズル150は,図16に示すように,上述したノ
ズル140と同様にウェハWの外方向に行くにつれ,ウ
ェハWの回転方向側に湾曲する形状を有していてもよ
い。
【0074】以上の実施の形態において,ウェハWの裏
面に対して洗浄液よりも揮発性の高い液体を供給する液
体供給ノズルを設けるようにしてもよい。以下,かかる
構成を採用した例を第3の実施の形態として説明する。
【0075】図17に示すように,レジスト塗布装置1
60のカップ161内であって,ウェハWの下方には,
ウェハWの裏面に洗浄液,例えばシンナーを供給する洗
浄液供給ノズル162,ウェハWの裏面に洗浄液よりも
揮発性の高い液体,例えばアルコールを供給する液体供
給ノズル163及びウェハWの裏面に気体を吹き出すノ
ズル164が設けられる。液体供給ノズル163は,例
えば図示しない液体供給源に連通しており,液体供給ノ
ズル163には,当該液体供給源から所定のタイミング
で前記液体が供給される。なお,他の構成は,前記実施
の形態と同様であり,説明を省略する。
【0076】そして,前記実施の形態と同様に,ウェハ
Wにレジスト液が塗布され,ウェハWの高速回転が終了
すると,ウェハWの回転速度が低下され,洗浄液供給ノ
ズル162からウェハWの裏面に洗浄液が供給される。
所定時間洗浄液が供給されると,この洗浄処理が終了さ
れ,次いで液体供給ノズル163からウェハWの裏面
に,例えばアルコールが供給される。このアルコールの
供給によって,ウェハWに裏面に付着していた洗浄液が
アルコールに置換される。ウェハWの裏面に供給された
アルコールは,その揮発性により急速に蒸発する。その
後,さらにノズル164からウェハWの裏面に気体,例
えば清浄なエアが吹き出され,ウェハWの裏面のアルコ
ールや残存する洗浄液が蒸発すると同時に,ウェハWの
外方に押し流される。このように,洗浄液の供給直後
に,洗浄液よりも揮発性の高いアルコールを供給するこ
とによって,ウェハWの裏面が揮発しやすいアルコール
に置換され,ウェハWの裏面をより速く乾燥させること
ができる。また,アルコールへの置換後に,エアを吹き
出すため,ウェハWの乾燥を更に促進させることができ
る。
【0077】なお,かかる第3の実施の形態では,アル
コールの供給後にエアを吹き出す工程を設けたが,洗浄
液の供給後は,アルコール等の揮発性の高い液体のみを
供給するようにしてもよい。かかる場合でも,ウェハW
裏面が揮発性の高い液体に置換され,残った洗浄液もよ
り早く蒸発するため,ウェハWの乾燥が促進される。し
たがって,ウェハWの回転が低速回転であってもウェハ
Wの乾燥処理が好適に行われる。
【0078】以上の実施の形態におけるノズル69,1
20,121,132,140,150及び164は,
スピンチャック60の片側にのみ設けられていたが,他
の位置,例えば前記片側のスピンチャック60を挟んだ
反対側にも設けてもよい。さらに,ノズル69,12
0,121,132,140,150及び164は,ウ
ェハWの下方の複数箇所に設けられてもよい。
【0079】以上の実施の形態は,本発明をレジスト塗
布装置に適用したものであったが,本発明は,他の処理
装置,例えば現像処理装置等にも適用できる。また,本
発明は,ウェハW以外の基板例えばLCD基板の処理装
置にも適用される。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば,基板の乾燥処理を低速
回転で行った場合でも,基板が適切に乾燥されるので,
基板に接触する装置等の汚れやパーティクルの発生が防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるレジスト塗布装置が搭載さ
れた塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図で
ある。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】レジスト塗布装置の構成の概略を示す縦断面の
説明図である。
【図5】ノズルから吹き出される気体の流量を調節した
場合のカップ内の構成を示す縦断面の説明図である。
【図6】ノズルをウェハWの周方向に向けた場合のカッ
プ内の構成を示す横断面の説明図である。
【図7】ノズルに回動駆動部を設けた場合のノズルの斜
視図である。
【図8】図7の場合のカップ内の構成を示す横断面の説
明図である。
【図9】ノズルを上下方向に回動させる場合のカップ内
の構成を示す縦断面の説明図である。
【図10】ノズルから吹き出される気体の温度を調節す
る温度調節部を設けた場合のカップ内の縦断面の説明図
である。
【図11】ノズルを2箇所に設けた場合のカップ内の構
成を示す縦断面の説明図である。
【図12】ウェハと同程度の長さを有するノズルを設け
た場合のカップ内の構成を示す縦断面の説明図である。
【図13】図12のノズルからウェハに気体を吹き出す
様子を示す斜視図である。
【図14】図12のノズルを湾曲形状にした場合のカッ
プ内の平面図である。
【図15】図12のノズルの吹出口をスリット形状にし
た場合のカップ内の平面図である。
【図16】図15のノズルを湾曲形状にした場合のカッ
プ内の平面図である。
【図17】第3の実施の形態にかかるレジスト塗布装置
の構成を示す縦断面の説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 17 レジスト塗布装置 60 スピンチャック 65 カップ 68 レール 69 ノズル 70 駆動部 73 裏面洗浄ノズル W ウェハ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA18 AB16 EA05 EA10 5F046 JA02 JA07 JA09 JA13 JA15 JA24

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する処理装置であって,基板
    を保持し,回転させる回転保持部と,基板の裏面に対し
    て気体を吹き出すノズルと,前記ノズルを,前記回転保
    持部に保持された基板の径方向に移動させる駆動部とを
    有することを特徴とする,基板の処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を処理する処理装置であって,基板
    を保持し,回転させる回転保持部と,基板の裏面に対し
    て気体を吹き出すノズルとを有し,前記ノズルは,前記
    回転保持部に保持された基板の外縁部側と,前記基板の
    中心部側に配置されることを特徴とする,基板の処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルの吹出口は,平面から見て前
    記基板の外方側に向けられていることを特徴とする,請
    求項1又は2のいずれかに記載の基板の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルの吹出口は,平面から見て前
    記基板の周方向に向けられていることを特徴とする,請
    求項1又は2のいずれかに記載の基板の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズルを水平方向に回動する回動駆
    動部を有することを特徴とする,請求項1,2,3又は
    4のいずれかに記載の基板の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ノズルを上下方向に回動する回動駆
    動部を有することを特徴とする,請求項1,2,3又は
    4のいずれかに記載の基板の処理装置。
  7. 【請求項7】 基板を処理する処理装置であって,基板
    を保持し,回転させる回転保持部と,前記回転保持部に
    保持された基板の裏面であって,当該基板の半径上に気
    体を吹き出すノズルとを有することを特徴とする,基板
    の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ノズルは,前記基板の半径と同程度
    の長さを有し,前記ノズルは,前記基板の半径上に位置
    する複数の吹出口を有することを特徴とする,請求項7
    に記載の基板の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記吹出口は,当該吹出口の径が前記基
    板の中心側から外縁部側に行くにつれて次第に大きくな
    るように形成されていることを特徴とする,請求項8に
    記載の基板の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ノズルは,前記基板の半径と同程
    度の長さを有し,前記ノズルは,前記基板の半径上に位
    置するスリット状の吹出口を有することを特徴とする,
    請求項7に記載の基板の処理装置。
  11. 【請求項11】 前記ノズルは,前記基板の中心部側か
    ら外縁部側に行くにつれ,前記基板の回転方向側に凹に
    湾曲していることを特徴とする,請求項7,8,9又は
    10のいずれかに記載の基板の処理装置。
  12. 【請求項12】 前記ノズルの吹出口は,前記基板の裏
    面に対して1〜5mmの位置に設けられていることを特
    徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7,8,
    9,10又は11のいずれかに記載の基板の処理装置。
  13. 【請求項13】 前記気体の温度を調節する温度調節部
    を有することを特徴とする,請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8,9,10,11又は12のいずれかに
    記載の基板の処理装置。
  14. 【請求項14】 前記基板の裏面に洗浄液を供給する洗
    浄液供給ノズルと,前記基板の裏面に前記洗浄液よりも
    揮発性の高い液体を供給する液体供給ノズルとを有する
    ことを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10,11,12又は13のいずれかに記
    載の基板の処理装置。
  15. 【請求項15】 基板を処理する処理装置であって,基
    板を保持し,回転させる回転保持部と,基板の裏面に洗
    浄液を供給する洗浄液供給ノズルと,前記基板の裏面に
    前記洗浄液よりも揮発性の高い液体を供給する液体供給
    ノズルとを有することを特徴とする,基板の処理装置。
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