JP2000288458A - 塗布膜形成方法および塗布装置 - Google Patents

塗布膜形成方法および塗布装置

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JP2000288458A
JP2000288458A JP2000025678A JP2000025678A JP2000288458A JP 2000288458 A JP2000288458 A JP 2000288458A JP 2000025678 A JP2000025678 A JP 2000025678A JP 2000025678 A JP2000025678 A JP 2000025678A JP 2000288458 A JP2000288458 A JP 2000288458A
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solvent
coating
wafer
nozzle
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Kosuke Yoshihara
孝介 吉原
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高揮発性の溶剤を用いた場合であっても、塗
布液の塗布に先立ち溶剤により基板表面を濡らすいわゆ
るプリウエット処理を確実に行えるとともに、塗布膜の
膜厚の低下を抑えることができる塗布膜形成方法および
塗布装置を提供すること。 【解決手段】 シンナーノズル101をウエハWの中心
に位置させてシンナーを吐出した後、シンナーノズル1
01の位置とレジストノズル86位置とをレジストのズ
ル86がウエハWの中心に位置するようにシフトする一
方、このシフト時間(Te)の間、吐出したシンナーを
ウエハW上で放置し、このシフト時間(Te)の後、所
定の微少時間(Ts)の間に、ウエハWを低速度で回転
して、ウエハW上のシンナーを径方向に拡散し、この微
少時間(Ts)の後、レジストノズル86からレジスト
液をウエハWに吐出してレジスト膜を成膜する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶表示装置(LCD)基板等の基板の表面上に例えばレ
ジスト膜のような塗布膜を形成する塗布膜形成方法およ
び塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程においては、半導体ウ
エハの表面にレジスト膜を形成するレジスト塗布処理
と、レジスト塗布後の半導体ウエハに対して所定パター
ンの露光処理を行った後にそのパターンを現像する現像
処理とが行われている。このレジスト塗布処理において
は、半導体ウエハ表面にレジスト液を均一に塗布するた
めの方法としてスピンコーティング法等が多用されてい
る。
【0003】図17は、このスピンコーティング法を利
用した従来の塗布処理ユニットの概要を示すものであ
る。例えばスピンチャック141により真空吸着によっ
てウエハWを固定保持した状態で、図示しない回転駆動
手段によりスピンチャック141と共にウエハWを回転
させ、ウエハWの上方に配置されたレジストノズル14
2からウエハW表面の略中央にレジスト液を滴下する。
滴下されたレジスト液は、遠心力によってウエハWの径
方向外方に向かって広がり、その後レジスト液の滴下は
停止し、半導体ウエハを所定速度で回転させて、残余の
レジストを振り切るとともに乾燥させている。これによ
り、半導体ウエハ上に所定の膜厚を有するレジスト膜が
形成される。
【0004】最近では、製造コストの削減等の理由によ
りレジスト消費量を減らすことが要望されており、その
ため、各ウエハに対するレジスト液の滴下量を減らすこ
とが試みられている。このレジストの滴下量を減らす一
手法として、レジストの塗布に先立ってシンナー等の溶
剤でウエハの表面全体を濡らす、いわゆるプリウエット
処理がある。このプリウエット処理により、レジストが
拡散しやすくなり、結果として少量のレジスト液量で均
一なレジスト膜を形成することができ、レジストの消費
量を削減することができる。
【0005】このプリウエット処理を行うためのシンナ
ーノズルは、通常レジストノズルと同じノズルアームに
設けられており、そのため、まずシンナーノズルを半導
体ウエハの中央に配置してシンナーをウエハの略中央に
吐出した後、ノズルアームを駆動してシンナーノズルお
よびレジストノズルをシフトさせ、レジストノズルをウ
エハの略中央に位置させる一方、このシフト時間(例え
ば、約1秒)の間に、ウエハを回転してシンナーを径方
向に拡散している。すなわち、従来は、シンナー吐出
後、上記シフト時間に、シンナーの拡散も並行して行
い、その後に、レジスト液をウエハに吐出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なプリウエット処理を行う際、シンナー等の溶剤とし
て、酢酸ブチル等の揮発性の高い高揮発性シンナーを用
いることがあるが、この高揮発性シンナーは、その乾燥
が著しく速いため、上記のように、例えば1秒間に、両
ノズルのシフトとシンナーの拡散とを並行して行い、そ
の後、レジスト液をウエハに吐出する場合には、レジス
ト液を吐出した時点で、高揮発性シンナーの乾燥が既に
進行し、半導体ウエハ周辺部にレジスト液が到達した時
には、高揮発性シンナーが既に揮発してしまっているこ
とがある。
【0007】このような場合には、プリウエットの効果
を十分に発揮することができず、レジスト消費量の削減
を十分に図ることができない。加えて、高揮発性シンナ
ーの乾燥時における気化熱により半導体ウエハの温度、
特にウエハ周辺部の温度が低下し、この外周部の膜厚が
低下してしまう。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、高揮発性の溶剤を用いた場合であっても、塗
布液の塗布に先立ち溶剤により基板表面を濡らすいわゆ
るプリウエット処理を確実に行えるとともに、塗布膜の
膜厚の低下を抑えることができる塗布膜形成方法および
塗布装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点によれば、処理容器内に収容さ
れた基板の表面上に、塗布液を吐出して塗布膜を形成す
る塗布膜形成方法であって、溶剤吐出ノズルを基板上の
吐出位置に位置させて基板へ溶剤を吐出する工程と、こ
の溶剤吐出ノズルの位置と塗布液吐出ノズルの位置とを
基板上でシフトさせて塗布液吐出ノズルを基板上の吐出
位置に位置させる一方、このシフトの間、吐出した溶剤
を基板上で放置する工程と、基板を低速度で回転して、
基板上の溶剤を径方向に拡散する工程と、その後、基板
を高速度に切り換えて回転させながら、塗布液吐出ノズ
ルから塗布液を基板上に吐出して、基板上に塗布膜を形
成する工程とを具備することを特徴とする塗布膜形成方
法が提供される。
【0010】本発明の第2の観点によれば、処理容器内
に収容された基板の表面上に、塗布液を吐出して塗布膜
を形成する塗布膜形成方法であって、基板の回転を停止
している時に、溶剤吐出ノズルを基板の略中央に移動し
た後、この溶剤吐出ノズルから溶剤を基板上に吐出する
工程と、溶剤の吐出後、この溶剤吐出ノズルの位置と塗
布液吐出ノズルの位置とを基板上でシフトさせて塗布液
吐出ノズルを基板上の吐出位置に位置させる一方、この
シフト時間(Te)の間、吐出した溶剤を基板上で放置
する工程と、このシフト時間(Te)が終了後、所定の
微少時間(Ts)の間に、基板を低速度で回転して基板
上の溶剤を径方向に拡散する工程と、この微少時間(T
s)の後、基板を高速度に切り換えて回転させながら、
塗布液吐出ノズルから塗布液を基板上に吐出して、基板
上に塗布膜を形成する工程とを具備することを特徴とす
る塗布膜形成方法が提供される。この場合に、前記所定
の微少時間(Ts)は、前記シフト時間(Te)に比べ
て十分に短い時間に設定することが好ましい。
【0011】本発明の第3の観点によれば、基板の面上
に塗布液を吐出して塗布膜を形成する塗布膜形成方法で
あって、溶剤吐出ノズルを前記基板上の吐出位置に位置
させ、前記溶剤吐出ノズルから基板面上に溶剤を吐出す
る工程と、前記基板を回転させて前記基板面上に吐出さ
れた溶剤を拡散する工程と、塗布液吐出ノズルを前記基
板上の前記吐出位置に位置させ、前記溶剤が気化する前
に、前記基板を回転させながら前記塗布液吐出ノズルか
ら基板面上へ前記塗布液を吐出して塗布膜を形成する工
程とを具備することを特徴とする塗布膜形成方法が提供
される。
【0012】本発明の第4の観点によれば、処理容器内
に収容された基板の表面上に、塗布液を吐出して塗布膜
を形成する塗布装置であって、基板を速度可変で回転さ
せる回転手段と、塗布液の塗布に先立ってその表面を濡
らすための溶剤を吐出する溶剤吐出ノズルと、この溶剤
吐出ノズルに溶剤を供給するための溶剤供給部と、基板
に塗布液を吐出するための塗布液吐出ノズルと、この塗
布液吐出ノズルに塗布液を供給するための塗布液供給部
と、溶剤吐出ノズルおよび塗布液吐出ノズルを保持し、
移動させるためのノズルアームと、前記回転手段、前記
ノズルアーム、前記溶剤供給部、および前記塗布液供給
部を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前
記溶剤吐出ノズルを基板上の吐出位置に位置させて基板
へ溶剤を吐出させ、その後ノズルアームを制御して、前
記塗布液吐出ノズルを基板上の吐出位置に位置させると
ともに、その間に基板を回転停止させ、次いで回転手段
を制御して、基板を低速度で回転させて基板上の溶剤を
径方向に拡散させ、その後、基板を高速度に切り換えて
回転させながら、塗布液吐出ノズルから塗布液を基板上
に吐出させることを特徴とする塗布装置が提供される。
【0013】本発明の第5の観点によれば、基板を速度
可変で回転させる回転手段と、基板の面上に溶剤を吐出
する溶剤吐出ノズルと、前記溶剤吐出ノズルに溶剤を供
給する溶剤供給部と、前記基板の面上に塗布液を吐出す
る塗布液吐出ノズルと、前記塗布液吐出ノズルに塗布液
を供給する塗布液供給部と、前記溶剤吐出ノズルおよび
前記塗布液吐出ノズルを保持し、移動させるノズルアー
ムと、前記回転手段、前記ノズルアーム、前記溶剤供給
部および前記塗布液供給部を制御する制御手段とを具備
し、前記制御手段は、前記ノズルアームを制御して前記
溶剤吐出ノズルを基板上の吐出位置に位置させ、前記溶
剤供給部を制御して前記基板面上へ前記溶剤吐出ノズル
から前記溶剤を吐出させ、ノズルアームを制御して前記
塗布液吐出ノズルを基板上の前記吐出位置に位置させる
とともに、前記回転手段を制御して前記基板を回転させ
て前記溶剤を拡散させ、前記塗布液供給部を制御して、
前記溶剤が気化する前に前記基板面上へ前記塗布液吐出
ノズルから前記塗布液を吐出させ、前記回転手段を制御
して前記基板を回転させて前記塗布液を拡散させること
を特徴とする塗布装置が提供される。
【0014】本発明によれば、溶剤吐出ノズルを基板上
の吐出位置に位置させて基板へ溶剤を吐出させた後、溶
剤吐出ノズルの位置と塗布液吐出ノズルの位置とを基板
上でシフトさせた後に基板を回転させて溶剤を拡散させ
ること、また、これらのノズルのシフトが終了する直前
に基板を回転させて溶剤を拡散させること等により、塗
布液の吐出直前に溶剤を拡散するので、溶剤として高揮
発性シンナーを用いた場合であっても、塗布液の吐出時
点では溶剤の乾燥は殆ど進行しておらず、基板周辺部に
塗布液が到達した時にも、高揮発性シンナーは基板上を
十分に濡らしており、プリウエット処理の効果を十分に
発揮することができる。また、溶剤が基板から揮発して
しまう前に塗布液を塗布することができるので、溶剤の
気化熱による基板の温度、特に基板周辺部の温度の低下
が少なく、基板外周部の膜厚の低下を抑制することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について具体的に説明する。図1ないし
図3は、各々本発明の実施の形態が適用される半導体ウ
エハ(以下、「ウエハ」という)のレジスト塗布現像処
理システム1の全体構成の図であって、図1は平面、図
2は正面、図3は背面をそれぞれ示している。
【0016】この塗布現像処理システム1は、図1に示
すように、被処理基板としてウエハWをウエハカセット
CRで複数枚、例えば25枚単位で外部からシステムに
搬入したり、あるいはシステムから搬出したり、ウエハ
カセットCRに対してウエハWを搬入・搬出したりする
ためのカセットステーション10と、塗布現像工程の中
で1枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処
理ユニットを所定位置に多段配置してなる処理ステーシ
ョン11と、この処理ステーション11に隣接して設け
られる露光装置(図示せず)との間でウエハWを受け渡
しするためのインターフェイス部12とを一体に接続し
た構成を有している。
【0017】前記カセットステーション10では、図1
に示すように、カセット載置台20上の位置決め突起2
0aの位置に、複数個例えば4個までのウエハカセット
CRが、夫々のウエハ出入口を処理ステーション11側
に向けてX方向に一列に載置され、このカセット配列方
向(X方向)およびウエハカセットCR内に収納された
ウエハのウエハ配列方向(Z方向:垂直方向)に移動可
能なウエハ搬送体21が各ウエハカセットCRに選択的
にアクセスするようになっている。
【0018】さらにこのウエハ搬送体21は、θ方向に
回転自在に構成されており、後述するように処理ステー
ション11側の第3の処理ユニット群Gの多段ユニッ
ト部に属するアライメントユニット(ALIM)および
イクステンションユニット(EXT)にもアクセスでき
るようになっている。
【0019】前記処理ステーション11には、図1に示
すように、ウエハ搬送装置を備えた垂直搬送型の主ウエ
ハ搬送機構22が設けられ、その周りに全ての処理ユニ
ットが複数の組に亘って多段に配置されている。
【0020】主ウエハ搬送機構22は、図3に示すよう
に、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上
下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持
体49はモータ(図示せず)の回転軸に接続されてお
り、このモータの回転駆動力によって、前記回転軸を中
心としてウエハ搬送装置46と一体に回転し、それによ
りこのウエハ搬送装置46は、θ方向に回転自在となっ
ている。なお筒状支持体49は前記モータによって回転
される別の回転軸(図示せず)に接続するように構成し
てもよい。
【0021】ウエハ搬送装置46は、搬送基台47の前
後方向に移動自在な複数本の保持部材48を備え、これ
らの保持部材48によって各処理ユニット間でのウエハ
Wの受け渡しを実現している。
【0022】また、図1に示すように、この例では、5
つの処理ユニット群G、G、G 、G、Gが配
置可能な構成であり、第1および第2の処理ユニット群
、Gの多段ユニットは、システム正面(図1にお
いて手前)側に配置され、第3の処理ユニット群G
多段ユニットはカセットステーション10に隣接して配
置され、第4の処理ユニット群Gの多段ユニットはイ
ンターフェイス部12に隣接して配置され、第5の処理
ユニット群Gの多段ユニットは背面側に配置されるこ
とが可能である。
【0023】図2に示すように、第1の処理ユニット群
では、カップCP内でウエハWをスピンチャックに
載せて所定の処理を行う2台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えばレジスト塗布処理ユニット(COT)および
現像ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられて
いる。第2の処理ユニット群Gでも、2台のスピンナ
型処理ユニット、例えばレジスト塗布処理ユニット(C
OT)および現像ユニット(DEV)が下から順に2段
に重ねられている。これらレジスト塗布処理ユニット
(COT)は、レジスト液の排液が機械的にもメンテナ
ンスの上でも面倒であることから、このように下段に配
置するのが好ましい。しかし、必要に応じて適宜上段に
配置することももちろん可能である。
【0024】図3に示すように、第3の処理ユニット群
では、ウエハWを載置台SPに載せて所定の処理を
行うオーブン型の処理ユニット、例えば冷却処理を行う
クーリングユニット(COL)、レジストの定着性を高
めるためのいわゆる疎水化処理を行うアドヒージョンユ
ニット(AD)、位置合わせを行うアライメントユニッ
ト(ALIM)、イクステンションユニット(EX
T)、露光処理前の加熱処理を行うプリベーキングユニ
ット(PREBAKE)および露光処理後の加熱処理を
行うポストベーキングユニット(POBAKE)が、下
から順に例えば8段に重ねられている。
【0025】第4の処理ユニット群Gでも、オーブン
型の処理ユニット、例えばクーリングユニット(CO
L)、イクステンション・クーリングユニット(EXT
COL)、イクステンションユニット(EXT)、クー
リングユニット(COL)、プリベーキングユニット
(PREBAKE)およびポストベーキングユニット
(POBAKE)が下から順に、例えば8段に重ねられ
ている。
【0026】前記インターフェイス部12は、図1に示
すように、奥行方向(X方向)については、前記処理ス
テーション11と同じ寸法を有するが、幅方向について
はより小さなサイズに設定されている。そしてこのイン
ターフェイス部12の正面部には、可搬性のピックアッ
プカセットCRと、定置型のバッファカセットBRが2
段に配置され、他方、背面部には周辺露光装置23が配
置され、さらに、中央部には、ウエハ搬送体24が設け
られている。このウエハ搬送体24は、X方向、Z方向
に移動して両カセットCR、BRおよび周辺露光装置2
3にアクセスするようになっている。前記ウエハ搬送体
24は、θ方向にも回転自在となるように構成されてお
り、前記処理ステーション11側の第4の処理ユニット
群Gの多段ユニットに属するイクステンションユニッ
ト(EXT)や、さらには隣接する露光装置側のウエハ
受け渡し台(図示せず)にもアクセスできるようになっ
ている。
【0027】また前記塗布現像処理システム1では、図
1に示すように、既述の如く主ウエハ搬送機構22の背
面側にも破線で示した第5の処理ユニット群Gの多段
ユニットが配置できるようになっているが、この第5の
処理ユニット群Gの多段ユニットは、案内レール25
に沿って主ウエハ搬送機構22からみて、側方へシフト
できるように構成されている。したがって、この第5の
処理ユニット群Gの多段ユニットを図示の如く設けた
場合でも、前記案内レール25に沿ってスライドするこ
とにより、空間部が確保されるので、主ウエハ搬送機構
22に対して背後からメンテナンス作業が容易に行える
ようになっている。なお第5の処理ユニット群Gの多
段ユニットは、そのように案内レール25に沿った直線
状のスライドシフトに限らず、図1中の一点鎖線の往復
回動矢印で示したように、システム外方へと回動シフト
させるように構成しても、主ウエハ搬送機構22に対す
るメンテナンス作業のスペース確保が容易である。
【0028】このようなレジスト塗布現像処理システム
においては、カセットステーション10において、ウエ
ハ搬送体21によりウエハカセットCRから一枚のウエ
ハWが取り出され、処理ユニット群Gのイクステンシ
ョンユニット(EXT)に搬送される。そして、ウエハ
Wは、主ウエハ搬送機構22のウエハ搬送装置46によ
り、まず、アドヒージョン処理ユニット(AD)におい
て、レジストの定着性を高めるための疎水化処理(HM
DS処理)が施される。この処理は加熱を伴うため、そ
の後ウエハWは、ウエハ搬送装置46により、クーリン
グユニット(COL)に搬送されて冷却される。引き続
き、ウエハWは、ウエハ搬送装置46によりレジスト塗
布ユニット(COT)に搬送され、後述するようにして
塗布膜が形成される。
【0029】塗布処理終了後、ウエハWはプリベーキン
グユニット(PREBAKE)にてプリベーク処理さ
れ、その後クーリングユニット(COL)にて冷却され
る。冷却されたウエハWは、アライメントユニット(A
LIM)に搬送され、そこでアライメントされた後、処
理ユニット群Gのイクステンションユニット(EX
T)に搬送される。
【0030】その後、ウエハWはウエハ搬送体24によ
りインターフェース部12に搬送去れ、周辺露光装置2
3により周辺露光されて余分なレジストが除去された
後、インターフェース部12に隣接して設けられた図示
しない露光装置により所定のパターンに露光される。
【0031】露光後のウエハWは、再びインターフェー
ス部12に戻され、ウエハ搬送体24により、イクステ
ンションユニット(EXT)に搬送される。そして、ウ
エハWは、ウエハ搬送装置46により、いずれかのポス
トベーキングユニット(POBAKE)に搬送されてポ
ストエクスポージャーベーク処理が施され、次いで、ク
ーリングユニット(COL)により冷却される。
【0032】その後、ウエハWは現像ユニット(DE
V)に搬送され、そこで露光パターンを現像する。現像
終了後、ウエハWはいずれかのポストベーキングユニッ
ト(POBAKE)に搬送されてポストベーク処理が施
され、次いで、クーリングユニット(COL)により冷
却される。このような一連の処理が終了後、処理ユニッ
ト群Gのイクステンションユニット(EXT)を介し
てカセットステーション10に戻され、いずれかのカセ
ットCRに収容される。
【0033】次に、本実施形態に用いられるレジスト塗
布処理ユニット(COT)の第1の例について説明す
る。図4および図5は、第1の例のレジスト塗布処理ユ
ニット(COT)の全体構成を示す略断面図および略平
面図である。
【0034】このレジスト塗布処理ユニット(COT)
の中央部には環状のカップCPが配置され、カップCP
の内側にはスピンチャック52が配置されている。スピ
ンチャック52は真空吸着によってウエハWを固定保持
した状態で駆動モータ54によって回転駆動される。駆
動モータ54は、ユニット底板50に設けられた開口5
0aに昇降移動可能に配置され、たとえばアルミニウム
からなるキャップ状のフランジ部材58を介してたとえ
ばエアシリンダからなる昇降駆動手段60および昇降ガ
イド手段62と結合されている。駆動モータ54の側面
にはたとえばSUSからなる筒状の冷却ジャケット64
が取り付けられ、フランジ部材58は、この冷却ジャケ
ット64の上半部を覆うように取り付けられている。
【0035】レジスト塗布時、フランジ部材58の下端
58aは、開口50aの外周付近でユニット底板50に
密着し、これによってユニット内部が密閉される。スピ
ンチャック52と主ウエハ搬送機構22の保持部材48
との間でウエハWの受け渡しが行われる時は、昇降駆動
手段60が駆動モータ54ないしスピンチャック52を
上方へ持ち上げることでフランジ部材58の下端がユニ
ット底板50から浮くようになっている。
【0036】ウエハWの表面にレジスト液を吐出するた
めのレジストノズル86は、レジスト供給管88に接続
されており、このレジスト供給管88には、エアーオペ
バルブ130およびサックバックバルブ131が接続さ
れている。このレジストノズル86はレジストノズルス
キャンアーム92の先端部にノズルアーム100を介し
て着脱可能に取り付けられている。このレジストノズル
スキャンアーム92は、ユニット底板50の上に一方向
(Y方向)に敷設されたガイドレール94上で水平移動
可能な垂直支持部材96の上端部に取り付けられてお
り、図示しないY方向駆動機構によって垂直支持部材9
6と一体にY方向に移動するようになっている。
【0037】また、レジストノズルスキャンアーム92
は、レジストノズル待機部90でレジストノズル86を
選択的に取り付けるためにY方向と直角なX方向にも移
動可能であり、図示しないX方向駆動機構によってX方
向にも移動するようになっている。
【0038】さらに、レジストノズル待機部90でレジ
ストノズル86の吐出口が溶媒雰囲気室の口90aに挿
入され、中で溶媒の雰囲気に晒されることで、ノズル先
端のレジスト液が固化または劣化しないようになってい
る。また、複数本のレジストノズル86が設けられ、例
えばレジスト液の種類に応じてそれらのノズルが使い分
けられるようになっている。
【0039】レジストノズルスキャンアーム92の先端
部(ノズルアーム100)には、ウエハ表面へのレジス
ト液の吐出に先立ってウエハ表面にウエハ表面を濡らす
ための溶剤例えばシンナーを吐出するシンナーノズル1
01が取り付けられている。このシンナーノズル101
は図示しない溶剤供給管を介してシンナー供給部に接続
されている。シンナーノズル101とレジストノズル8
6はレジストノズルスキャンアーム92のY移動方向に
沿う直線上に各々の吐出口が位置するように取り付けら
れている。
【0040】ガイドレール94上には、レジストノズル
スキャンアーム92を支持する垂直支持部材86だけで
なく、リンスノズルスキャンアーム120を支持しY方
向に移動可能な垂直支持部材も設けられている。このリ
ンスノズルスキャンアーム120の先端部にはサイドリ
ンス用のリンスノズル122が取り付けられている。Y
方向駆動機構(図示せず)によってリンスノズルスキャ
ンアーム120およびリンスノズル122はカップCP
の側方に設定されたリンスノズル待機位置(実線の位
置)とスピンチャック52に設置されているウエハWの
周辺部の真上に設定されたリンス液吐出位置(点線の位
置)との間で並進または直線移動するようになってい
る。
【0041】図6は、レジスト塗布処理ユニット(CO
T)の制御系の構成を示す図である。塗布処理ユニット
のコントローラ133は、レジスト塗布処理ユニット
(COT)内の各部を制御するものであり、例えば、ウ
エハWを回転するための駆動モータ54、レジスト液の
供給と停止とを切り換えるエアーオペバルブ130、レ
ジスト液をサックバックするサックバックバルブ13
1、およびシンナーを供給または停止するためのシンナ
ー供給部132を制御するようになっている。
【0042】このように構成されたレジスト塗布処理ユ
ニット(COT)においては、以下に示す第1および第
2の塗布プロセスによりレジスト液の塗布が行われる。
ここでは、シンナーによりいわゆるプリウエットを行っ
て従来よりも少ないレジスト量でレジスト膜を形成す
る。
【0043】第1の塗布プロセスにおいては、まず、レ
ジスト塗布処理ユニット(COT)内のカップCPの真
上までウエハWが搬入され、その後、ウエハWは、スピ
ンチャック52によって真空吸着され、続いて表1に示
すようにレジスト塗布の一連の処理(ステップ1−1〜
1−14)が実行される。ここでは、ウエハWの裏面が
スピンチャックにより吸着された状態で、ウエハWの表
面にレジスト液が塗布される。
【0044】
【表1】
【0045】表1に示すように、ステップ1−1では、
ノズルアーム100の移動が開始され、図7の(a)に
示すように、シンナーノズル101の吐出口がウエハW
の中心に移動される。この時、ウエハWの回転は、停止
されている。
【0046】次に、ステップ1−2では、シンナーノズ
ル101からシンナー(酢酸ブチル等の揮発性の高い高
揮発性シンナー)がウエハWに吐出される。この時も、
ウエハWの回転は、停止されている。
【0047】ステップ1−3では、図7の(b)に示す
ように、ノズルアーム100が移動されて、レジストノ
ズル86の吐出口がウエハWの中心に位置し、シンナー
ノズル101がウエハWの中心から外れるように、これ
らノズル位置をシフトさせる。この際の所定のシフト時
間(Te)の間(ここでは1.0秒間)、吐出されたシ
ンナーは、ウエハW上に放置されている。
【0048】ステップ1−4では、前記ステップ1−3
におけるノズル位置のシフトの直後に所定の微少時間
(Ts)の間(ここでは0.1秒間)に、ウエハWが回
転され、ウエハ上のシンナーが径方向に拡散される。こ
の工程おけるウエハWの回転は、第1の速度として低回
転速度(ここでは1000rpm)で行われる。これに
より、レジスト液の塗布に先立ってシンナーでウエハW
表面の表面全体を濡らす、いわゆるプリウエット処理を
行う。ここで、シンナー拡散時のウエハWの回転は、後
のレジスト塗布時のウエハWの回転速度よりも低い回転
速度で行われるので、シンナーの乾燥はほとんど進行し
ない。
【0049】ステップ1−5では、ウエハWの回転速度
を第2の回転速度としての高速度(4000rpm)に
切り換える。この時、レジストノズル86からレジスト
液がウエハWに吐出させる。ウエハW上に供給されたレ
ジストは、遠心力によりウエハWの中心から周辺に向け
て拡散され、これによりウエハW上にレジスト膜が形成
される。
【0050】このように、第1の塗布プロセスでは、両
ノズル86,101のシフト時間(Te)(ここでは
1.0秒)の間、吐出したシンナーがウエハW上で放置
され、その後の微少時間(Ts)の間(ここでは0.1
秒)に、ウエハW上のシンナーが拡散され、このシンナ
ーの拡散後、即座に、レジスト液が吐出されているの
で、レジスト液の吐出直前(ここでは0.1秒前)にシ
ンナーを拡散していることとなる。これにより、レジス
ト液の吐出時点では、このように高揮発性シンナーを使
用した場合でもその乾燥は殆ど進行しておらず、特に、
ウエハW周辺部にレジスト液が到達した時にも、高揮発
性シンナーはウエハW上を十分に濡らしており、プリウ
エット処理を十分に行うことができる。また、高揮発性
シンナーの乾燥前にレジスト液を塗布することができる
ため、シンナーの気化熱によるウエハWの温度、特にウ
エハW周辺部の温度の低下が小さく、ウエハ外周部の膜
厚の低下を抑制することができる。
【0051】なお、上記微少時間(Ts)は、シンナー
の揮発を極力防止する観点からできる限り短いほうが良
く、この例のように0.1秒間程度に十分に短い時間に
設定するのが好ましいがシンナーの種類に応じて適宜調
節することが可能である。
【0052】ステップ1−6では、レジスト液の滴下終
了後に、1秒間、ウエハWの回転速度を減速させ、20
00rpmの回転速度にてウエハWを回転させる。この
減速により、塗布したレジスト液は、ウエハWの外周部
にも中央部と同様に溜まることになり、レジスト膜をウ
エハW全域にわたって均一で且つ所定の厚みに分布させ
ることができる。また、各ウエハWへのレジスト液の滴
下量を少なくした場合であっても、塗布した膜の膜厚を
均一でかつ所定の厚みに調整することができる。
【0053】ステップ1−7では、前記ステップ1−6
の減速工程の後、ウエハWの回転速度を加速して(30
00rpm)25秒間回転させ、残余のレジスト液を振
り切る。この時、ノズルアーム100がホームポジショ
ンに戻される。
【0054】ステップ1−8では、ウエハWの回転速度
を減速して(1500rpm)、この回転速度でウエハ
Wを5秒間回転させる。この時、サイドリンスノズル
(図示略)をウエハWの外縁より1mmだけ内側の位置
に移動させる。
【0055】ステップ1−9では、ウエハWの回転速度
を変えずに、ウエハWを回転させた状態で、1秒間、サ
イドリンスノズルからリンス液を吐出させて、ウエハW
の外縁部を洗浄する。
【0056】ステップ1−10では、ウエハWの回転速
度を変えずに、ウエハWを回転させた状態で、5秒間、
サイドリンスノズルおよびバックサイドリンスノズル
(図示略)からリンス液を吐出させ、ウエハWの外縁を
洗浄する。この際、サイドリンスノズルは、リンス液を
吐出しながら、ウエハWの外縁部より2mmだけ内側の
位置に移動する。また、バックサイドリンスノズルは、
ウエハWの裏面側の外縁部から2mm内側に位置され
る。
【0057】図8は、リンス液による洗浄前のウエハW
の外縁部の部分拡大図を示す。図8に示すように、レジ
スト液の拡散後にはウエハWの外縁部の裏側までレジス
ト液が回り込んだ状態となっている。さらに、ウエハW
の外縁部でのレジスト膜の膜厚はウエハWの中央部に塗
布されているレジスト膜の膜厚よりも厚く盛り上がった
状態となっている。ステップ1−9、1−10、後述す
るステップ1−11で、このウエハWの表面の外縁部の
盛り上がったレジスト膜は、サイドリンスノズル305
から吐出されるリンス液により除去される。また、ステ
ップ1−10で、ウエハWの裏面の外縁部の盛り上がっ
たレジスト膜は、バックサイドリンスノズル304から
吐出されるリンス液により除去される。
【0058】ステップ1−11では、サイドリンスノズ
ルからリンス液を吐出しながら、ウエハWの回転速度を
変えずにウエハWを回転させた状態で、1秒間、ウエハ
Wの外縁部を洗浄する。この際、サイドリンスノズル
は、ウエハWの外縁部から1mmだけ内側に戻される。
この間、バックサイドリンスノズルからのリンス液の吐
出は停止されている。
【0059】その後、ステップ1−12では、サイドリ
ンスノズルからのリンス液の吐出は停止される。この
際、ウエハWの回転速度は変化せず、1秒間、ウエハW
は回転する。
【0060】ステップ1−13では、ウエハWの回転速
度を加速させ、2000rpmの回転速度でウエハWを
5秒間回転させる。この間に、サイドリンスノズルはホ
ームポジションに戻される。このように、サイドリンス
ノズルをホームポジションに戻す前に、リンス液の吐出
を停止する段階を設けているため、サイドリンスノズル
からのリンス液が不用意にウエハWにかかるといったこ
とを効果的に防止することができる。また、このステッ
プ1−13においては、サイドリンスノズルのホームポ
ジションへの戻りと同時に、ウエハWの回転速度を加速
させることにより、バックサイドリンスおよびサイドリ
ンスのリンス液が振り切られる。
【0061】これらの工程が全て終了後、ステップ1−
14において、ウエハWの回転が減速され、停止され
て、塗布処理工程が終了する。
【0062】次に、上記のレジスト塗布処理ユニット
(COT)における第2の塗布プロセスについて説明す
る。前記第1の塗布プロセスでは、前記ステップ1−3
に示したように、前記レジスト液吐出ノズルの移動中に
ウエハWは回転させず、シンナーはウエハW上に放置さ
れた状態となっており、前記レジスト液吐出ノズルの移
動終了後、前記ステップ1−4に示すように、ウエハW
を低速で回転させてシンナーを拡散している。これに対
して、第2の塗布プロセスでは、前記塗布液吐出ノズル
の移動中にウエハWを低速で回転させるものであり、こ
の点が前記第1の塗布プロセスと相違する。以下、第2
の塗布プロセスについて表2を参照しながら説明する。
【0063】
【表2】
【0064】表2に示すように、ステップ2−1では、
第1の塗布プロセスのステップ1−1と同様に、ノズル
アーム100の移動が開始され、図7の(a)に示すよ
うに、シンナーノズル101の吐出口がウエハWの中心
に移動される。この時、ウエハWの回転は、停止されて
いる。
【0065】次に、ステップ2−2では、第1の塗布プ
ロセスのステップ1−2と同様に、シンナーノズル10
1からシンナー(酢酸ブチル等の揮発性の高い高揮発性
シンナー)がウエハWに吐出される。この時も、ウエハ
Wの回転は、停止されている。
【0066】ステップ2−3では、図7の(b)に示す
ように、ノズルアーム100を移動させて、レジストノ
ズル86の吐出口がウエハWの中心に位置し、シンナー
ノズル101がウエハWの中心から外れるように、これ
らノズル位置のシフトを開始する。この工程は、ウエハ
Wの回転を停止したままの状態で行い、ノズル位置のシ
フトに要する所定のシフト時間(Te、ここでは1.0
秒間)の途中までの大部分の時間(ここでは最初の0.
9秒間)でこの工程を行う。この工程の間、吐出された
シンナーは、ウエハW上放置されている。
【0067】次に、ノズル位置のシフトが終了する直
前、すなわち、シフト時間(Te、ここでは1.0秒
間)のうちの最後の微少時間(ここでは最後の0.1秒
間)において、ステップ2−4として、ウエハWが所定
の低速度(ここでは1000rpm)で回転され、ウエ
ハW上のシンナーが径方向に拡散されて、プリウエット
処理が行われる。このように、第2の塗布プロセスで
は、ノズルアームの移動と平行してシンナーの拡散も行
われるので、ノズルアームの移動が終了した後に溶剤の
拡散を行う第1の塗布プロセスと比較して、全体的な処
理時間を短縮することができる。
【0068】ステップ2−5では、前記第1の塗布プロ
セスと同様に、ウエハWを高速回転(4000rpm)
に切り換えて回転させながら、レジストノズル86から
レジスト液をウエハWに吐出させる。ウエハW上に供給
されたレジストは、遠心力によりウエハWの中心から周
辺に向けて拡散され、これによりウエハW上にレジスト
膜が形成される。
【0069】このように、第2の塗布プロセスでは、
1.0秒の両ノズル86,101のシフト時間(Te)
のうち、最後の0.1秒の間にシンナーが拡散され、こ
のシンナーの拡散後、即座にレジスト液が吐出される。
すなわち、レジスト液吐出の直前(0.1秒前)にシン
ナーの拡散が行われるので、高揮発性シンナーを使用し
た場合であっても、レジスト液を吐出する時点ではその
乾燥はほとんど進行していない。特に、ウエハW周辺部
にレジスト液が到達した時にも、高揮発性シンナーはウ
エハW上を十分に濡らしており、プリウエット処理を十
分に行うことができる。また、高揮発性シンナーの乾燥
前にレジスト液を塗布することができるため、シンナー
の気化熱によるウエハWの温度、特にウエハW周辺部の
温度の低下が小さく、ウエハ外周部の膜厚の低下を抑制
することができる。
【0070】なお、シンナーの拡散を行う時間は、シン
ナーの揮発を極力防止する観点からできる限り短いほう
が良く、この例のように0.1秒間程度に十分に短い時
間に設定するのが好ましいがシンナーの種類に応じて適
宜調節することが可能である。
【0071】ステップ2−6では、前記第1の塗布プロ
セスのステップ1−6と同様に、レジスト液の滴下終了
後に、ウエハWの回転速度を1秒間減速させ、2000
rpmの回転速度にてウエハWを回転させる。この減速
により、塗布したレジスト液は、ウエハWの外周部にも
中央部と同様に溜まることになり、レジスト膜をウエハ
W全域にわたって均一で且つ所定の厚みに分布させるこ
とができる。また、各ウエハWへのレジスト液の滴下量
を少なくした場合であっても、塗布した膜の膜厚を均一
でかつ所定の厚みに調整することができる。
【0072】ステップ2−7では、前記第1の塗布プロ
セスのステップ1−7と同様に、前記ステップ2−6の
減速工程の後、ウエハWの回転速度を3000rpmま
で加速して、ウエハWを25秒間回転させる。これによ
り、残余のレジスト液が振り切られる。この時、ノズル
アーム100がホームポジションに戻される。
【0073】ステップ2−8では、前記第1の塗布プロ
セスのステップ1−8と同様に、ウエハWの回転速度を
1500rpmまで減速させ、5秒間回転させる。この
時、サイドリンスノズル(図示略)をウエハWの外縁よ
り1mmだけ内側の位置に移動させる。
【0074】ステップ2−9では、前記第1の塗布プロ
セスのステップ1−9と同様に、ウエハWの回転速度を
変えずに、ウエハWを回転させた状態で、1秒間、サイ
ドリンスノズルからリンス液を吐出させて、ウエハWの
外縁部を洗浄する。
【0075】ステップ2−10では、前記第1の塗布プ
ロセスのステップ1−10と同様に、ウエハWの回転速
度を変えずに、ウエハWを回転させた状態で、5秒間、
サイドリンスノズルおよびバックサイドリンスノズル
(図示略)からリンス液を吐出させ、ウエハWの外縁部
を洗浄する。この際、サイドリンスノズルは、リンス液
を吐出しながら、ウエハWの外縁より2mmだけ内側の
位置に移動する。また、バックサイドリンスノズル(図
示略)は、ウエハWの裏面側の外縁から2mm内側に位
置される。
【0076】ステップ2−11では、前記第1の塗布プ
ロセスのステップ1−11と同様に、サイドリンスノズ
ルからリンス液を吐出しながら、ウエハWの回転速度を
変えずにウエハWを回転させた状態で、1秒間、ウエハ
Wの周辺部を洗浄する。この際、サイドリンスノズル
は、ウエハWの外縁から1mmだけ内側に戻される。こ
の間、バックサイドリンスノズルからのリンス液の吐出
は停止されている。
【0077】その後、ステップ2−12では、前記第1
の塗布プロセスのステップ1−12と同様に、サイドリ
ンスノズルからのリンス液の吐出が停止される。この
際、ウエハWの回転速度は変化させず、1秒間、ウエハ
Wは回転する。
【0078】ステップ2−13では、前記第1の塗布プ
ロセスのステップ1−13と同様に、ウエハWの回転速
度を加速させ、2000rpmの回転速度にてウエハW
を5秒間回転させる。この間に、サイドリンスノズルは
ホームポジションに戻される。このように、サイドリン
スノズルをホームポジションに戻す前に、リンス液の吐
出を停止する工程を設けているため、サイドリンスノズ
ルからのリンス液が不用意にウエハWにかかるといった
ことを効果的に防止することができる。また、このステ
ップ2−13においては、サイドリンスノズルのホーム
ポジションへの戻りと同時に、ウエハWの回転速度を加
速させることにより、バックサイドリンスおよびサイド
リンスのリンス液が振り切られる。
【0079】これらの工程が全て終了後、ステップ2−
14において、ウエハWの回転が減速され、停止され
て、塗布処理工程が終了する。
【0080】次に、レジスト塗布処理ユニット(CO
T)の第2の例について説明する。図9(a)、(b)
は、このレジスト塗布処理ユニットの略断面図であっ
て、図9(a)はウエハW上にシンナーを供給する工程
を行っている状態を、図9(b)はウエハW上に供給さ
れたシンナーを拡散させる工程を行っている状態を示し
ている。このレジスト塗布処理ユニットは、前記第1の
例のレジスト塗布処理ユニットとは大部分の構成が共通
するが、一部の構成が異なっている。以下、第1の例と
相違する部分を中心に説明し、共通する部分については
説明を省略する。
【0081】図9に示すように、このレジスト塗布処理
ユニットは、前記第1の例と同様の構成に加えて、ウエ
ハWの外縁部に向けてNガスを吹き付けるNガス供
給手段201がさらに配置された構造となっている。
【0082】このNガス供給手段201は、図9
(a)に示すようにシンナーがウエハW上に供給される
際には停止されており、図9(b)に示すようにウエハ
Wを回転させてシンナーを拡散させる際(前記第1の例
のレジスト塗布処理ユニットにおける第1の塗布プロセ
スのステップ1−4、および第2の塗布プロセスのステ
ップ2−4に対応)に作動され、ウエハWの外縁部へN
ガスを吹き付ける。これにより、特にシンナーの気化
の進行が著しいウエハWの周辺部において、ウエハWが
乾燥することを遅らせることができる。したがって、ウ
エハWの周辺部にレジスト液が到達したときにも、高揮
発性シンナーはウエハW上を十分に濡らしており、プリ
ウエット処理を十分に行うことができる。
【0083】次に、レジスト塗布処理ユニット(CO
T)の第3の例について説明する。図10は、このレジ
スト塗布処理ユニットの略断面図である。このレジスト
塗布処理ユニットは、前記第1の例のレジスト塗布処理
ユニットとは大部分の構成が共通するが、一部の構成が
異なっている。以下、第1の例と相違する部分を中心に
説明し、共通する部分については説明を省略する。
【0084】図10に示すように、このレジスト塗布処
理ユニットは、前記第1のレジスト塗布処理ユニットと
同様の構成に加えて、ウエハWを囲むように加熱手段2
02が配置されていて、前記加熱手段202はレジスト
塗布処理ユニット内の温度を例えば23℃としたとき
に、ウエハWの周辺部をこの温度よりも1〜2℃高く加
熱することができるように設定されている。この加熱手
段202は、少なくともシンナーの拡散時(前記第1の
例のレジスト塗布処理ユニットにおける第1の塗布プロ
セスのステップ1−4、および第2の塗布プロセスのス
テップ2−4に対応)に作動させ、ウエハW周辺部の加
熱を行う。
【0085】ウエハWの周辺部は、特にシンナーの揮発
が著しいため、シンナーの気化熱による温度低下が起こ
りやすく、これによりレジスト膜厚の面内均一性が低く
なるという傾向にある。これに対して、前記加熱手段2
02を配置し、シンナーの拡散時にウエハWの周辺部を
加熱することにより、このようなシンナーの気化による
温度低下を更に抑制することができ、レジスト膜厚の面
内均一性を向上させることができる。
【0086】次に、レジスト塗布処理ユニット(CO
T)の第4の例について説明する。図11は、このレジ
スト塗布処理ユニットの平面図である。また、図12
(a)、(b)は、それぞれこのレジスト塗布処理ユニ
ットの一部を示す模式図であって、図12(a)はウエ
ハW上にシンナーを供給している状態、図12(b)は
ウエハWのリンスを行っている状態を示している。この
レジスト塗布処理ユニットは、前記第1の例のレジスト
塗布処理ユニットとは大部分の構成が共通するが、一部
の構成が異なっている。以下、第1の例と相違する部分
を中心に説明し、共通する部分については説明を省略す
る。
【0087】図11、図12(a)、(b)に示すよう
に、このレジスト塗布処理ユニットのレジストノズル3
86およびサイドリンスノズル302は、それぞれレジ
ストノズルアーム300上に配置されていて、前記レジ
ストノズル386と前記サイドリンスノズル302との
間にはウエハWの略半径分の間隔が設けられている。ま
た、前記レジストノズルアーム300の前記レジストノ
ズル386とは反対側の端部にはシンナーノズル301
が取り付けられている。前記レジストノズルアーム30
0は、レジストノズルスキャンアーム392に取り付け
られている。
【0088】前記レジストノズルスキャンアーム392
は、ユニット底板50の上に一方向(Y方向)に敷設さ
れたガイドレール94上で水平移動可能な垂直支持部材
96の上端部に取り付けられており、図示しないY方向
駆動機構によって前記垂直支持部材96と一体にY方向
に移動するようになっている。すなわち、前記Y方向駆
動機構によって前記垂直支持部材96、前記レジストノ
ズルスキャンアームおよび前記レジストノズルアーム3
00は一体に移動し、これにより前記レジストノズル3
86、前記サイドリンスノズル302、および前記シン
ナーノズル301を連動してウエハW上を移動させるこ
とができる。
【0089】以上のように、このレジスト塗布処理ユニ
ットでは、前記レジストノズル386と、前記シンナー
ノズル301および前記リンスノズル302とを、ウエ
ハWの略半径分の間隔で配置するとともに、これらのノ
ズルを連動可能に構成しているのでノズルの移動時間を
短縮し、塗布処理動作の所要時間を短縮することができ
る。
【0090】また、このレジスト塗布処理ユニットのウ
エハWの裏面側には、バックサイドリンスノズル304
が配置されている。前記バックサイドリンスノズル30
4は、図示しない駆動手段により、ウエハWの背面下部
とウエハWの外側との間を移動可能に構成されている。
【0091】このレジスト塗布処理ユニットにおいて
は、以下に示す塗布プロセスによりレジスト液の塗布が
行われる。ここでは、ウエハWの裏面がスピンチャック
により吸着された状態で、表3に示すレジスト塗布の一
連の処理(ステップ3−1〜3−14)が実行され、こ
れによりウエハWの表面にレジスト液が塗布される。
【0092】
【表3】
【0093】表3に示すように、ステップ3−1では、
ノズルアーム300の移動が開始され、図12の(a)
に示すように、シンナーノズル301の吐出口がウエハ
Wの略中心に位置するように移動される。この時、ウエ
ハWの回転は、停止されている。バックサイドリンスノ
ズル304はホーム位置に位置している。
【0094】次に、ステップ3−2では、図12(a)
に示すように、シンナーノズル301からシンナー、例
えば酢酸ブチル等の揮発性の高い高揮発性シンナーがウ
エハWに吐出される。この時も、ウエハWの回転は、停
止されている。
【0095】ステップ3−3では、ノズルアーム300
とウエハWとの位置関係が図12(b)に示す状態とな
るようにノズルアーム300がシフトされ、これにより
レジストノズル86の吐出口がウエハWの略中心に移動
され、また、シンナーノズル301およびサイドリンス
ノズル302がウエハWの周辺部付近に移動される。具
体的には、サイドリンスノズル302はウエハ外縁から
1mm程度の内側に位置される。また、この工程におけ
るノズルアーム300のシフト時間(Te)の間(ここ
では1.0秒間)、前記ステップ3−2において吐出さ
れたシンナーはウエハW上に放置されている。
【0096】ステップ3−4では、前記ステップ3−3
におけるノズルアーム300のシフト直後に、所定の微
少時間(ここでは、0.1秒間)、ウエハWが所定の低
回転速度(ここでは1000rpm)で回転され、前記
ステップ3−2において吐出されたシンナーがウエハW
上に拡散される。これにより、レジスト液の塗布に先立
ってシンナーでウエハWの表面全体を濡らす、いわゆる
プリウエット処理を行う。
【0097】ステップ3−5では、ウエハWを高速回転
(4000rpm)に切り換えて回転させながら、ウエ
ハWの略中心に位置しているレジストノズル386から
レジスト液をウエハWに吐出させる。この工程でウエハ
W上に供給されたレジストは、遠心力によりウエハWの
中心から周辺に向けて拡散され、これによりウエハW上
にレジスト膜が形成される。
【0098】ステップ3−6では、レジスト液の滴下終
了後に、ウエハWの回転速度を1秒間だけ減速させ、2
000rpmの回転速度にてウエハWを回転させる。こ
の減速により、塗布したレジスト液は、ウエハWの外周
部にも中央部と同様に溜まることになり、レジスト膜を
ウエハW全域にわたって均一で且つ所定の厚みに分布さ
せることができ、各ウエハWへのレジスト液の滴下量を
少なくした場合であっても、塗布した膜の膜厚を均一で
かつ所定の厚みに調整することができる。
【0099】ステップ3−7では、前記ステップ3−6
の減速工程の後、ウエハWの回転速度を3000rpm
に加速して、ウエハWを25秒間回転させる。これによ
り、残余のレジスト液が振り切られる。この時、バック
サイドリンスノズル304が、ウエハWと図12(b)
に示す位置関係になるように移動される。
【0100】ステップ3−8では、ウエハWの回転速度
を1500rpmまで減速させて、2秒間回転させる。
さらに、予め前記ステップ3−3において図12(b)
に示す位置に配置されたサイドリンスノズル302から
ウエハWの外縁部に向けてリンス液が吐出される。この
時、バックサイドリンスノズル304は、予め前記ステ
ップ3−7において図12(b)に示す位置に配置済み
である。ここで、サイドリンスノズル302とレジスト
ノズル386とは、互いにウエハWの略半径分の間隔を
なすように配置され、レジストノズルアーム300によ
り連動して移動するように構成されているので、前記ス
テップ3におけるレジストノズルアーム300のシフト
により、レジストノズル386をウエハW中心のレジス
ト液吐出位置に配置すると同時に、サイドリンスノズル
301をウエハW周辺側のサイドリンス液吐出位置に配
置することができる。したがって、レジスト液の塗布お
よび拡散後、直ちにサイドリンスノズル301からリン
ス液を吐出することができ、サイドリンスノズル301
の移動時間を必要としないので、全体的な処理時間を短
縮することができる。
【0101】ステップ3−9では、ウエハWの回転速度
を変えずに、ウエハWを回転させた状態で、5秒間、サ
イドリンスノズル301およびバックサイドリンスノズ
ル304からリンス液を吐出させて、ウエハWの外縁部
を洗浄する。この際、サイドリンスノズル301は、ウ
エハWの外縁部から2mmだけ内側の位置に移動する。
また、バックサイドリンスノズル304は、ウエハWの
裏面側の外縁部から2mm内側の位置に移動される。
【0102】ステップ3−10では、サイドリンスノズ
ル301からリンス液を吐出させながら、ウエハWの回
転速度を変えずにウエハWを回転させた状態で、1秒
間、ウエハWの周辺部を洗浄する。この際、サイドリン
スノズル301は、ウエハWの外縁部から1mmだけ内
側の位置に戻される。この間、バックサイドリンスノズ
ル304からのリンス液の吐出は停止されている。
【0103】その後、ステップ3−11では、サイドリ
ンスノズルからのリンス液の吐出が停止される。この
際、ウエハWの回転速度は変化せず、1秒間、ウエハW
は回転する。また、ノズルアーム300はホーム位置に
向けて移動を開始する。
【0104】ステップ3−12では、ウエハWの回転速
度を加速させ、2000rpmの回転速度でウエハWを
5秒間回転させる。このようにウエハWの回転速度を加
速させることにより、バックサイドリンスおよびサイド
リンスのリンス液が振り切られる。
【0105】これらの工程が全て終了後、ステップ3−
13において、ウエハWの回転が減速され、停止され
て、塗布処理工程が終了する。
【0106】次に、レジスト液の消費量をさらに低減す
ることができる塗布プロセスについて説明する。ここで
は、ウエハWの裏面がスピンチャックにより吸着された
状態で、表4に示すレジスト塗布の一連の処理(ステッ
プ4−1〜4−14)が実行され、これによりウエハW
の表面にレジスト液が塗布される。
【0107】
【表4】
【0108】表4に示すように、ステップ4−1では、
ウエハWの回転を停止した状態でノズルアーム100の
移動が開始され、シンナーノズル101の吐出口がウエ
ハWの中心に移動される。
【0109】次に、ステップ4−2では、シンナーノズ
ル101からシンナー(酢酸ブチル等の揮発性の高い高
揮発性シンナー)がウエハWに吐出される。この時も、
ウエハWの回転は、停止されている。
【0110】ステップ4−3では、ノズルアーム100
が移動されて、レジストノズル86の吐出口がウエハW
の中心に位置し、シンナーノズル101がウエハWの中
心から外れるように、これらノズル位置をシフトさせ
る。この間、吐出されたシンナーは、ウエハW上に放置
されている。
【0111】ステップ4−4では、前記ステップ4−3
におけるノズル位置のシフトの直後に所定の微少時間の
間(ここでは0.1秒間)に、ウエハWが回転され、ウ
エハ上のシンナーが径方向に拡散される。この工程おけ
るウエハWの回転は低回転速度(ここでは1000rp
m)で行われ、プリウエット処理を行う。
【0112】次いで、ステップ4−5およびステップ4
−6でレジスト液の吐出を行う。このステップ4−5お
よびステップ4−6は、前述した第1の例のレジスト処
理システムにおける第1の塗布プロセスのステップ1−
5に対応し、このステップ1−5を2つに分割したもの
である。この塗布プロセスでは、まず、ステップ4−5
においてウエハWを比較的低速の一次回転速度50rp
mで0.5秒間回転させながらレジストノズルよりレジ
スト液を吐出し、次に、ステップ4−6においてウエハ
Wの回転速度を比較的高速の2000〜4000rpm
で1.0秒間回転させながらレジスト液の吐出を行う。
このようにレジスト液の吐出を行うことにより、さらに
少量のレジスト液で均一なレジスト膜を形成することが
できる。その理由は以下の通りである。
【0113】図13はウエハW表面にレジスト液を吐出
した当初のレジスト液Rの状態を示す略平面図、図14
は同略断面図である。図13に示すように、吐出された
当初のレジスト液RはウエハWの中央に溜まっていて
(以下、この吐出直後におけるレジスト液の溜まりをレ
ジスト液の核と称する)、このレジスト液の核は図14
に示すように中央部分が盛り上がった状態にある。
【0114】図14に示したようにレジスト液の核の中
央にレジスト液が偏って存在している状態で、直ちに高
速回転が加えられてレジスト液が拡散された場合、図1
5に示すようにレジスト液Rが星形に拡がってしまい、
ウエハW表面に均一なレジスト膜が形成できなくなる。
これは、レジスト液の核の外周側にレジスト液が少ない
状態で拡散しようとすることが原因である。このような
レジスト液が均一に拡散しない問題は、特に、少量のレ
ジスト液でレジスト膜を形成しようとした場合に生じや
すい。
【0115】一方、レジスト液吐出の初期段階でウエハ
Wを低速で回転させると、レジスト液の核の中央に存在
していたレジスト液は弱い遠心力によりレジスト液の核
の外周側へ移動する。図16に、この場合のレジスト液
の核の断面図を示す。図16に示すように、レジスト液
吐出の初期段階でウエハWを低速で回転させることによ
り、レジスト液の核の外周側に存在するレジスト液の量
が増大するので、その後にウエハWの回転速度を加速し
てレジスト液を拡げれば、レジスト液が星形に拡がるこ
とを防止することができる。
【0116】上記のようにしてレジスト液の吐出を行う
効果を確認するため、表4に示したステップ4−1から
ステップ4−4を行った後、表5に示す回転速度と所要
時間で上記ステップ4−5および上記ステップ4−6に
相当する工程を行い、その後表4に示したステップ4−
7からステップ4−15を行うことによりレジスト膜を
形成する実験を行い、得られたレジスト膜を評価(良=
○、不良=×)した。結果を表5に併せて示す。
【0117】
【表5】
【0118】また、プリウエット処理を行わない場合の
塗布プロセスと、前記第1の例のレジスト塗布処理シス
テムにおける第1の塗布プロセスおよび第2の塗布プロ
セスと、前記第1の塗布プロセスおよび第2の塗布プロ
セスと同等のプロセスとの、それぞれの塗布プロセスに
おいて、レジスト液を吐出する当初のウエハWの回転速
度を50rpmとし、次いでウエハWの回転速度を20
00〜4000rpmとし、表6に示したレジスト総吐
出量でレジスト塗布処理工程を行う実験を行い、得られ
たレジスト膜を評価(良=○、不良=×)した。結果を
表6に併せて示す。
【0119】
【表6】
【0120】表5および表6より、上記のようにしてレ
ジスト液の吐出を行うことにより、上記の効果が得られ
ることが確認された。また、表5および表6より、上記
の効果を得るためには前記ステップ4−5におけるウエ
ハWの回転速度を50〜100rpmとし、次いで前記
ステップ4−6におけるウエハWの回転速度を2000
〜4000rpmとすることが好ましいことが分かる。
また、前記ステップ4−5およびステップ4−6は全体
で1.5秒しかないので、レジスト液を基板W全体に有
効に拡げるためには、前記ステップ4−5の所要時間を
レジスト液を吐出する時間全体(ここでは1.5秒)の
1/3〜1/2とすることが好ましい。
【0121】次いで、ステップ4−7では、レジスト液
の滴下終了後に、1秒間、ウエハWの回転速度を減速さ
せ、2000rpmの回転速度にてウエハWを回転さ
せ、レジスト膜をウエハW全域にわたって均一で且つ所
定の厚みに分布させる。
【0122】ステップ4−8では、前記ステップ4−7
の減速工程の後、ウエハWの回転速度を加速して(30
00rpm)25秒間回転させ、残余のレジスト液を振
り切る。この時、ノズルアーム100がホームポジショ
ンに戻される。
【0123】ステップ4−9では、ウエハWの回転速度
を減速して(1500rpm)、この回転速度でウエハ
Wを5秒間回転させ、サイドリンスノズルをウエハWの
外縁より1mmだけ内側の位置に移動させる。
【0124】ステップ4−10では、ウエハWの回転速
度を変えずに、ウエハWを回転させた状態で、1秒間、
サイドリンスノズルからリンス液を吐出させて、ウエハ
Wの外縁部を洗浄する。
【0125】ステップ4−11では、ウエハWの回転速
度を変えずに、ウエハWを回転させた状態で、5秒間、
サイドリンスノズルおよびバックサイドリンスノズルか
らリンス液を吐出させ、ウエハWの外縁を洗浄する。こ
の際、サイドリンスノズルは、リンス液を吐出しなが
ら、ウエハWの外縁部より2mmだけ内側の位置に移動
する。また、バックサイドリンスノズルは、ウエハWの
裏面側の外縁部から2mm内側に位置される。
【0126】ステップ4−12では、サイドリンスノズ
ルからリンス液を吐出しながら、ウエハWの回転速度を
変えずにウエハWを回転させた状態で、1秒間、ウエハ
Wの外縁部を洗浄する。この際、サイドリンスノズル
は、ウエハWの外縁部から1mmだけ内側に戻される。
この間、バックサイドリンスノズルからのリンス液の吐
出は停止されている。
【0127】その後、ステップ4−13では、サイドリ
ンスノズルからのリンス液の吐出は停止される。この
際、ウエハWの回転速度は変化せず、1秒間、ウエハW
は回転する。
【0128】ステップ4−14では、ウエハWの回転速
度を加速させ、2000rpmの回転速度でウエハWを
5秒間回転させる。この間に、サイドリンスノズルはホ
ームポジションに戻される。また、このステップ4−1
4においては、サイドリンスノズルのホームポジション
への戻りと同時に、ウエハWの回転速度を加速させるこ
とにより、バックサイドリンスおよびサイドリンスのリ
ンス液が振り切られる。
【0129】これらの工程が全て終了後、ステップ4−
15において、ウエハWの回転が減速され、停止され
て、塗布処理工程が終了する。
【0130】なお、表4に示した塗布プロセスでは、前
記第1の例の塗布処理システムの第1の塗布プロセスに
適用した例を示したが、前述したいずれの塗布プロセス
においても、上記ステップ4−5および4−6に示した
ようにレジスト液の吐出を行うことによって、より少な
いレジスト液で良好なレジスト膜を形成することができ
る。
【0131】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、半導体ウエハにレジスト液を塗布する塗布装置に
ついて説明したが、半導体ウエハ以外の他の被処理基
板、例えばLCD基板にレジスト液を塗布する場合にも
本発明を適用することができる。また、塗布膜としても
レジスト膜に限らずポリイミド膜等、他の膜であっても
よい。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板へ溶剤を吐出させた後、ノズル位置を基板上でシフ
トさせて塗布液吐出ノズルを基板上の吐出位置に位置さ
せる一方、このシフトの間、吐出した溶剤を基板上で放
置し、次いで基板を低速度で回転して、基板上の溶剤を
径方向に拡散し、その後塗布液を吐出するので、塗布液
の吐出直前に溶剤を拡散することとなり、溶剤として高
揮発性シンナーを用いた場合であっても、塗布液の吐出
時点では溶剤の乾燥は殆ど進行しておらず、基板周辺部
に塗布液が到達した時にも、高揮発性シンナーは基板上
を十分に濡らしており、プリウエット処理の効果を十分
に発揮することができる。また、溶剤が基板から揮発し
てしまう前に塗布液を塗布することができるので、溶剤
の気化熱による基板の温度、特に基板周辺部の温度の低
下が少なく、基板外周部の膜厚の低下を抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体ウエハの塗
布現像処理システムの全体構成を示す平面図。
【図2】図1に示す塗布現像処理システムの正面図。
【図3】図1に示す塗布現像処理システムの背面図。
【図4】図1に示した塗布現像処理システムに装着した
レジスト塗布処理ユニットの全体構成を示す断面図。
【図5】図4に示したレジスト塗布処理ユニットの平面
図。
【図6】図4および図5に示したレジスト塗布処理ユニ
ットの制御系の構成を示す図。
【図7】シンナーノズルからシンナーを吐出している状
態、およびレジストノズルからレジスト液を吐出してい
る状態を示す模式図。
【図8】リンス液による洗浄前のウエハWの外縁部の部
分拡大図。
【図9】Nガス供給手段を備えたレジスト塗布処理ユ
ニットの部分的な略断面図。
【図10】加熱手段を備えたレジスト塗布処理ユニット
の部分的な略断面図。
【図11】別のレジスト塗布処理ユニットの全体構成を
示す平面図。
【図12】図11に示したレジスト塗布処理ユニットの
一部を示す模式図。
【図13】ウエハW表面にレジスト液を吐出した当初の
レジスト液の状態を示す略平面図。
【図14】図13の略断面図。
【図15】ウエハW上でレジスト液が星形に拡がった状
態を示す平面図。
【図16】レジスト液の核の断面図。
【図17】従来のレジスト塗布装置の概略構成図。
【符号の説明】
52……スピンチャック(回転手段) 86……レジストノズル(塗布液吐出ノズル) 88……レジスト供給管(塗布液供給管) 100……ノズルアーム 130……エアーオペバルブ 131……サックバックバルブ 132……シンナー供給部(溶剤供給部) 133……ユニットコントローラ(制御手段) W……半導体ウエハ(基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/16 502 G03F 7/16 502 H01L 21/027 H01L 21/30 564C Fターム(参考) 2H025 AA18 AB16 EA05 4D075 AA54 AA63 AA83 BB69X CA13 CA48 DA08 DB14 DC22 EA07 4F041 AA06 AB02 BA23 BA53 BA57 CA16 4F042 AA07 DA03 DF09 DF32 EB05 EB12 EB18 EB25 EB29 5F046 JA01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器内に収容された基板の表面上
    に、塗布液を吐出して塗布膜を形成する塗布膜形成方法
    であって、 溶剤吐出ノズルを基板上の吐出位置に位置させて基板へ
    溶剤を吐出する工程と、 この溶剤吐出ノズル位置と塗布液吐出ノズル位置とを基
    板上でシフトさせて塗布液吐出ノズルを基板上の吐出位
    置に位置させる一方、このシフトの間、吐出した溶剤を
    基板上で放置する工程と、 基板を低速度で回転して、基板上の溶剤を径方向に拡散
    する工程と、 その後、基板を高速度に切り換えて回転させながら、塗
    布液吐出ノズルから塗布液を基板上に吐出して、基板上
    に塗布膜を形成する工程とを具備することを特徴とする
    塗布膜形成方法。
  2. 【請求項2】 処理容器内に収容された基板の表面上
    に、塗布液を吐出して塗布膜を形成する塗布膜形成方法
    であって、 基板の回転を停止している時に、溶剤吐出ノズルを基板
    の略中央に移動した後、この溶剤吐出ノズルから溶剤を
    基板上に吐出する工程と、 溶剤の吐出後、この溶剤吐出ノズルの位置と塗布液吐出
    ノズルの位置とを基板上でシフトさせて塗布液吐出ノズ
    ルを基板上の略中央に位置させる一方、このシフト時間
    (Te)の間、吐出した溶剤を基板上で放置する工程
    と、 このシフト時間(Te)が終了後、所定の微少時間(T
    s)の間に、基板を低速度で回転して基板上の溶剤を径
    方向に拡散する工程と、 この微少時間(Ts)の後、基板を高速度に切り換えて
    回転させながら、塗布液吐出ノズルから塗布液を基板上
    に吐出して、基板上に塗布膜を形成する工程とを具備す
    ることを特徴とする塗布膜形成方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の微少時間(Ts)は、前記シ
    フト時間(Te)に比べて十分に短い時間に設定するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の塗布膜形成方法。
  4. 【請求項4】 基板の面上に塗布液を吐出して塗布膜を
    形成する塗布膜形成方法であって、溶剤吐出ノズルを前
    記基板上の吐出位置に位置させ、前記溶剤吐出ノズルか
    ら基板面上に溶剤を吐出する工程と、前記基板を回転さ
    せて前記基板面上に吐出された溶剤を拡散する工程と、
    塗布液吐出ノズルを前記基板上の前記吐出位置に位置さ
    せ、前記溶剤が気化する前に、前記基板を回転させなが
    ら前記塗布液吐出ノズルから基板面上へ前記塗布液を吐
    出して塗布膜を形成する工程とを具備することを特徴と
    する塗布膜形成方法。
  5. 【請求項5】 前記溶剤を拡散する工程は前記基板を第
    1の速度で回転させ、前記塗布膜を形成する工程では前
    記第1の速度よりも速い第2の速度で前記基板を回転さ
    せることを特徴とする請求項4に記載の塗布膜形成方
    法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記溶剤を吐出する工程の後で
    あって、前記溶剤を拡散するステップの前に、前記基板
    上の溶剤を放置する工程を具備し、前記基板を第1の速
    度で回転させる時間は、前記溶剤を放置する時間に比べ
    て十分に短い時間に設定されていることを特徴とする請
    求項5に記載の塗布膜形成方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記溶剤を吐出する工程の後で
    あって、前記溶剤を拡散するステップの前に、前記基板
    上の溶剤を放置する工程を具備することを特徴とする請
    求項4に記載の塗布膜形成方法。
  8. 【請求項8】 前記溶剤を拡散する工程の間に、前記塗
    布液吐出ノズルを前記吐出位置に移動させることを特徴
    とする請求項4に記載の塗布膜形成方法。
  9. 【請求項9】 前記溶剤を拡散する工程で、基板表面の
    外縁部に窒素ガスを吹き付けることを特徴とする請求項
    1から請求項8のいずれか1項に記載の塗布膜形成方
    法。
  10. 【請求項10】 前記溶剤を拡散する工程で、基板表面
    の外縁部を加熱することを特徴とする請求項1から請求
    項9のいずれか1項に記載の塗布膜形成方法。
  11. 【請求項11】 前記溶剤を拡散する工程で、基板表面
    の外縁部を処理室内の空気よりも1〜2℃高い温度に加
    熱することを特徴とする請求項10に記載の塗布膜形成
    方法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記塗布膜を形成する工程の
    後に、前記基板の外縁部へリンス液吐出ノズルからリン
    ス液を吐出する工程を具備し、前記塗布液吐出ノズルと
    前記リンス液吐出ノズルとは前記基板の略半径分の間隔
    をもちながら前記基板上を移動することを特徴とする請
    求項1から請求項11のいずれか1項に記載の塗布膜形
    成方法。
  13. 【請求項13】 前記塗布液吐出ノズルと前記リンス液
    吐出ノズルとは連動して前記基板上を移動することを特
    徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載
    の塗布膜形成方法。
  14. 【請求項14】 前記塗布膜を形成する工程は、前記基
    板を相対的に低い回転速度で回転させながら前記塗布液
    の吐出を開始し、その後、前記基板を相対的に高い回転
    速度で回転させながら前記塗布液の吐出を行うことを特
    徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載
    の塗布膜形成方法。
  15. 【請求項15】 処理容器内に収容された基板の表面上
    に、塗布液を吐出して塗布膜を形成する塗布装置であっ
    て、 基板を速度可変で回転させる回転手段と、 塗布液の塗布に先立ってその表面を濡らすための溶剤を
    吐出する溶剤吐出ノズルと、 この溶剤吐出ノズルに溶剤を供給するための溶剤供給部
    と、 基板に塗布液を吐出するための塗布液吐出ノズルと、 この塗布液吐出ノズルに塗布液を供給するための塗布液
    供給部と、 溶剤吐出ノズルおよび塗布液吐出ノズルを保持し、移動
    させるためのノズルアームと、 前記回転手段、前記ノズルアーム、前記溶剤供給部、お
    よび前記塗布液供給部を制御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、前記溶剤吐出ノズルを基板上の吐出位
    置に位置させて基板へ溶剤を吐出させ、その後ノズルア
    ームを制御して、前記塗布液吐出ノズルを基板上の吐出
    位置に位置させるとともに、その間に基板を回転停止さ
    せ、次いで回転手段を制御して、基板を低速度で回転さ
    せて基板上の溶剤を径方向に拡散させ、その後、基板を
    高速度に切り換えて回転させながら、塗布液吐出ノズル
    から塗布液を基板上に吐出させることを特徴とする塗布
    装置。
  16. 【請求項16】 基板を速度可変で回転させる回転手段
    と、 前記基板の面上に溶剤を吐出する溶剤吐出ノズルと、 前記溶剤吐出ノズルに溶剤を供給する溶剤供給部と、 前記基板の面上に塗布液を吐出する塗布液吐出ノズル
    と、 前記塗布液吐出ノズルに塗布液を供給する塗布液供給部
    と、 前記溶剤吐出ノズルおよび前記塗布液吐出ノズルを保持
    し、移動させるノズルアームと、 前記回転手段、前記ノズルアーム、前記溶剤供給部およ
    び前記塗布液供給部を制御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、 前記ノズルアームを制御して前記溶剤吐出ノズルを基板
    上の吐出位置に位置させ、 前記溶剤供給部を制御して前記基板面上へ前記溶剤吐出
    ノズルから前記溶剤を吐出させ、 ノズルアームを制御して前記塗布液吐出ノズルを基板上
    の前記吐出位置に位置させるとともに、前記回転手段を
    制御して前記基板を回転させて前記溶剤を拡散させ、 前記塗布液供給部を制御して、前記溶剤が気化する前に
    前記基板面上へ前記塗布液吐出ノズルから前記塗布液を
    吐出させ、 前記回転手段を制御して前記基板を回転させて前記塗布
    液を拡散させることを特徴とする塗布装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記基板を相対的に
    低速な第1の回転速度で回転させて前記溶剤を拡散さ
    せ、前記基板を相対的に高速な第2の回転速度で回転さ
    せて前記溶剤を拡散させることを特徴とする請求項16
    に記載の塗布処理装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記塗布液吐出ノズ
    ルを基板上の前記吐出位置に位置させた後に、前記回転
    手段を制御して前記基板を回転させて前記溶剤を拡散さ
    せることを特徴とする請求項16または請求項17に記
    載の塗布装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記塗布液吐出ノズ
    ルを基板上の前記吐出位置へ移動させながら、前記回転
    手段を制御して前記基板を回転させて前記溶剤を拡散さ
    せることを特徴とする請求項16または請求項17に記
    載の塗布装置。
  20. 【請求項20】 さらに、前記基板の外縁部に窒素ガス
    を吹き付ける窒素ガス供給手段を具備することを特徴と
    する請求項15から請求項19のいずれか1項に記載の
    塗布装置。
  21. 【請求項21】 さらに、前記基板の外縁部を加熱する
    加熱手段を具備することを特徴とする請求項15から請
    求項20のいずれか1項に記載の塗布装置。
  22. 【請求項22】 さらに、前記基板を収容する処理室を
    具備し、前記加熱手段は、前記基板の外縁部を処理室内
    の温度よりも1〜2℃高い温度に加熱することを特徴と
    する請求項21に記載の塗布装置。
  23. 【請求項23】 さらに、前記基板の外縁部へリンス液
    を供給するリンスノズルを具備し、前記溶剤吐出ノズル
    と前記リンスノズルとは前記基板の略半径分の間隔をな
    すように前記ノズルアームにより保持されることを特徴
    とする請求項15から請求項22のいずれか1項に記載
    の塗布装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は、前記基板を相対的に
    低い回転速度で回転させながら前記塗布液吐出ノズルか
    らの前記塗布液の吐出を開始し、次いで、前記基板を相
    対的に高い回転速度で回転させながら前記塗布液吐出ノ
    ズルからの前記塗布液の吐出を行うことを特徴とする請
    求項15から請求項23のいずれか1項に記載の塗布装
    置。
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