JP2008282988A - 半導体装置 - Google Patents

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伸雄 糸井
Yoshiyuki Mizuno
佳之 水野
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Abstract

【課題】第1導電型の半導体層と、前記半導体層上に絶縁膜を介して形成されたポリシリコン抵抗と、前記半導体層の主表面であって前記ポリシリコン抵抗の下部に対応する位置に形成された第2導電型の不純物拡散領域とを有する、アナログのRGB信号を増幅する半導体装置を提供する。
【解決手段】増幅回路16を構成する増幅器1において、帰還抵抗Rfは、n型のエピタキシャル層3上にシリコン酸化膜5を介して形成されたポリシリコン抵抗6と、ポリシリコン抵抗6の下部に対応する位置に形成されたp型の不純物拡散領域7とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、アナログのRGB信号を増幅する半導体装置に関する。
アナログのRBG信号は、高電圧に増幅されてブラウン管に印加される。RGB信号は、増幅器を構成する帰還抵抗の抵抗値に応じて増幅される。この抵抗値は、例えば200kΩの大きさが必要である。
関連した技術文献としては、例えば以下の特許文献が挙げられる。
特開平06−230740号公報
バイポーラタイプの半導体回路では、耐圧が高く寄生容量が小さい抵抗素子としてポリシリコン抵抗が用いられる。
図4は、従来技術に係る半導体集積回路において、帰還抵抗Rfの平面図(a)及びそのx−xにおける断面図(b)を示す。
p型のシリコン基板2上には、n型のエピタキシャル層3が形成される。エピタキシャル層3は、素子分離層4により、周辺領域と電気的に分離される。そして、エピタキシャル層3上には、シリコン酸化膜5を介して、ポリシリコン抵抗6が形成される。
前記の通り、帰還抵抗Rfは、200kΩ程度の高抵抗である必要がある。このため、平面図(a)に示すように、ポリシリコン抵抗6は、表面積が大きくなるように高密度に形成される。ところが、シリコン酸化膜5を介してポリシリコン抵抗6とエピタキシャル層3との間に、寄生容量C1が発生する。
この寄生容量C1は、シリコン酸化膜5の厚さに反比例し、シリコン酸化膜5の比誘電率に比例して大きくなる。
また、この寄生容量C1は、ポリシリコン抵抗6の表面積に比例して大きくなる。つまり、図5に示すように、寄生容量C1は、ポリシリコン抵抗6の各部において並列接続して分布的に発生し、その総計が前記寄生容量C1の容量値となる。
かかる寄生容量は、RGB信号の伝達速度を遅延させる。しかし、RGB信号は、MHzレベルの高周波を含む信号である。このため、RGB信号は、前記寄生容量の影響を受けやすい。特に、前記寄生容量が、帰還信号の位相を180deg変化させる程度に大きくなると、RGB信号の周波数特性は大きく劣化する。
上記に鑑み、本発明に係る半導体装置は、第1導電型の半導体層と、前記半導体層上に絶縁膜を介して形成されたポリシリコン抵抗と、前記半導体層の主表面であって前記ポリシリコン抵抗の下部に対応する位置に形成された第2導電型の不純物拡散領域とを有することを特徴とする。
本発明に係る半導体装置では、帰還抵抗の寄生容量が抑制される。
以下、アナログのRGB信号を増幅する半導体装置を例にして具体的に説明する。
はじめに、カラーCRTにおけるコンポジットビデオ信号の信号処理について説明する。
図1は、カラーCRTにおける信号処理のブロック図を示す。コンポジットビデオ信号はY/C分離回路11に入力され、輝度信号Y及び色信号Cに変換される。輝度信号Yは、輪郭強調回路12でプリシュート及びオーバーシュートが付されるように波形成形がなされる。さらに、輝度信号Yは、不図示のコンデンサ等によりクランプされ、マトリクス回路15に入力される。色信号Cは、色複調回路13に入力され、色差信号R−Y,B−Yに復調される。色差信号R−Y,B−Yは、遅延回路14に入力され、輝度信号Yと位相が合うように遅延され、マトリクス回路15に入力される。そして、マトリクス回路15は、入力された輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yに基づき、色信号R,色信号G及び色信号Bをそれぞれ生成する。なお、以下では、色信号R,色信号G及び色信号Bを総称してRGB信号と記す。RGB信号は、増幅回路16で増幅され、CRT17に入力される。そして、CRT17において、入力されるRGB信号に応じて、電子ビームが蛍光面に照射される。
つづいて、前記増幅回路16について具体的に説明する。
図2は、RGB信号を増幅する半導体装置の回路図を示す。増幅器1は、前記マトリクス回路15より反転入力端子−にRBG信号が入力抵抗Rinを介して入力され、非反転入力端子+に基準電圧Vrefが入力される。また、増幅器1は、反転入力端子−と出力端子outとが帰還抵抗Rfにより接続されている。かかる構成において、RGB信号は、帰還抵抗Rfの抵抗値に応じて反転増幅され、出力端子outから出力される。そして、出力端子outから出力された信号は、前記CRT17に入力される。
つづいて、本実施形態に係る帰還抵抗Rfの構造について具体的に説明する。
図3は、前記帰還抵抗Rfの平面図(a)及びそのx−xにおける断面図(b)を示す。
p型のシリコン基板2上には、n型のエピタキシャル層3が成長される。なお、エピタキシャル層3が、本発明の半導体層に相当する。エピタキシャル層3は、素子分離層4により、周辺領域と電気的に分離される。素子分離層4は、p型の不純物拡散層により形成されてもよく、また、シリコン酸化膜等の電気的に絶縁性の高い誘電体により形成されてもよい。エピタキシャル層3上には、熱酸化によりシリコン酸化膜5が形成される。なお、平面図(a)では、シリコン酸化膜5の表示を省略している。そして、シリコン酸化膜5上にはポリシリコンが堆積され、このポリシリコンが平面図(a)のようにパターニングされて、ポリシリコン抵抗6が形成される。ポリシリコン抵抗6は、180〜200kΩ程度の高抵抗である必要があり、平面図(a)に示すように、表面積が大きくなるように高密度で形成される。
本実施形態では、エピタキシャル層3の主表面であってポリシリコン抵抗6の下部に対応する位置に、p型の不純物拡散領域7が形成されている。この不純物拡散領域7は、不図示の周辺領域におけるバイポーラ回路の形成と同一工程のイオン注入で形成されるとよい。
かかる構成において、本実施形態では、ポリシリコン抵抗6と不純物拡散領域7との間に発生する寄生容量C1、及び不純物拡散領域7とエピタキシャル層3との間に発生する寄生容量C2が発生する。
寄生容量C1は、シリコン酸化膜5の比誘電率及びポリシリコン抵抗6の表面積に比例し、シリコン酸化膜5の厚さに反比例して大きくなる。
寄生容量C2は、不純物拡散領域7とエピタキシャル層3とのpn接合部に形成される空乏層により発生する。この容量値は、前記pn接合部の表面積及びエピタキシャル層3の比誘電率に比例し、前記空乏層の厚さに反比例して大きくなる。
そして、寄生容量C1及びC2は、各部において直列に接続されるように構成される。したがって、寄生容量C2が小さければ、それに応じて合成容量C3は小さくなる。例えば、寄生容量C1が5.16×10−17F/μmとし、これに直列接続される寄生容量C2が2.00×10−17F/μmとすると、寄生容量C1及びC2からなる合成容量C3は0.64×10−17F/μm程度となり、寄生容量C1の12%程度まで小さくなる。特に、不純物拡散領域7が素子分離層4と接続されない程度に広く形成されると、pn接合部の表面積が大きくなり、合成容量C3を小さくできる。
以上、本実施形態に係る帰還抵抗Rfでは、不純物拡散領域7が形成されることでポリシリコン抵抗6とエピタキシャル層3との間に発生する寄生容量が小さくなる。
また、不純物拡散領域7は、他の領域に形成されるバイポーラ回路の形成と同一工程にて形成されるため、製造工程の増加を抑制できる。
また、帰還抵抗Rfは、バイポーラ回路と電気的に絶縁された領域において局所的に形成される。したがって、不純物拡散領域7の形成による回路の動作に影響は発生しない。
尚、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、シリコン基板2がp型の導電型である場合について説明した。しかし、本発明はこれに限定されず、シリコン基板2がn型の導電型であってもよい。この場合、各層は、導電型が上記実施形態と逆導電型となるように構成される。
また、上記実施形態では、ポリシリコン抵抗6と不純物拡散領域7とによる寄生容量C1には、不純物拡散領域7とエピタキシャル層3とによる寄生容量C2のみが直列接合されていた。しかし、本発明はこれに限定されず、不純物拡散領域7内にさらにn型の不純物拡散層を形成し、これによる寄生容量C3を寄生容量C1及びC2と直列接続させてもよい。
また、上記実施形態では、RGB信号が信号処理される半導体集積回路装置が開示された。しかし、本発明はこれに限定されず、他の信号にも同様に適用される。
また、上記実施形態では、不純物拡散領域7は、帰還抵抗Rfにおけるポリシリコン抵抗6にのみ形成されていた。しかし、本発明はこれに限定されず、他の抵抗素子が形成される部分にも同一工程で形成されてもよい。
また、上記実施形態では、ポリシリコン抵抗6と不純物拡散領域7との間には、熱拡散によるシリコン酸化膜5が形成されていた。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば、CVDにより堆積されたシリコン酸化膜はもちろん、他の誘電体であっても同様に適用される。
また、上記実施形態では、不純物拡散領域7は、イオン注入により形成されていた。しかし、本発明はこれに限定されず、例えばp型のポリシリコン層が埋め込まれた形成されてもよい。
コンポジットビデオ信号の信号処理のブロック図を示す。 実施形態に係る半導体装置の回路図を示す。 実施形態に係る半導体装置の平面図及び断面図を示す。 従来技術に係る半導体装置の平面図及び断面図を示す。 従来技術に係る半導体装置に発生する寄生容量の等価図を示す。
符号の説明
1 増幅器
2 シリコン基板
3 エピタキシャル層
4 素子分離層
5 シリコン酸化膜
6 ポリシリコン抵抗
7 不純物拡散領域
11 Y/C分離回路
12 輪郭強調回路
13 色復調回路
14 遅延回路
15 マトリクス回路
16 増幅回路
17 CRT回路
Y 輝度信号
C 色信号
R−Y 色差信号
B−Y 色差信号
Rf 帰還抵抗
Rin 入力抵抗
− 非反転入力端子
+ 反転入力端子
out 出力端子

Claims (4)

  1. 第1導電型の半導体層と、
    前記半導体層上に絶縁膜を介して形成されたポリシリコン抵抗と、
    前記半導体層の主表面であって前記ポリシリコン抵抗の下部に形成された第2導電型の不純物拡散領域と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ポリシリコン抵抗は、
    入力端子からの信号を増幅して出力端子に出力する増幅器において、前記入力端子と前記出力端子とを接続する帰還抵抗に用いることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ポリシリコン抵抗は、バイポーラ回路と電気的に接続され、
    前記半導体層は、前記ポリシリコン抵抗が形成される領域と、前記バイポーラ回路が形成される領域とが電気的に分離されており、
    前記不純物拡散領域は、前記ポリシリコン抵抗が形成される領域にのみ形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記ポリシリコン抵抗が形成される領域と、前記バイポーラ回路が形成される領域とは、pn接合又は誘電体により電気的に分離されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
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