JP2008282403A - 医療情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療業務の担当者に対して業務量を簡単に把握させることができる医療情報管理装置を提供する。
【解決手段】本発明の医療情報管理装置10において、タスク情報記憶部140は、複数の医療業務において発生するタスクの実施完了または未実施の進捗情報を記憶する。タスク件数計数部126は、各医療業務について未実施のタスクの件数を計数し、表示制御部128は、計数されたタスク件数を医療業務ごとに表示装置に表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、医療情報管理装置に関し、特に医療業務において発生するタスクに関する情報を管理する技術に関する。
従来、注射行為に関して発行されたオーダをもとに、注射作業予定データの一覧表示を行う医療情報システムが提案されている(たとえば特許文献1参照)。このような一覧表示が行われることで、作業担当者は、注射作業の予定を確認することができ、円滑な医療行為を行うことができる。
特開2004−348717号公報
医療機関では、様々な種類のオーダが発行され、その都度、オーダに応じた様々な作業(タスク)が発生する。発生したタスクは、医師や看護師などに割り当てられる。内視鏡検査を例にとると、医師には、発行された内視鏡検査オーダに対して、検査の実行、検査後のレポート作成などのタスクが割り当てられ、看護師には検査前の処置や、検査の補助、検査後の処置などのタスクが割り当てられる。小さい病院では、担当者が、一日の全タスクを把握することも可能かもしれないが、大きな病院では、それは困難である。またタスクの進捗状況は変化し、予定されていたタスクが終了することもあれば、新たなタスクが発生することもある。そのため、医療業務の担当者に対して、業務量を簡単に把握させることができる技術の開発が強く求められている。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、医療機関の担当者に医療業務のタスクの情報を効率よく提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の医療情報管理装置は、医療業務の情報を管理する医療情報管理装置であって、複数の医療業務において発生するタスクの実施完了または未実施の進捗情報を記憶する記憶部と、各医療業務について未実施のタスクの件数を計数するタスク件数計数部と、計数されたタスク件数を医療業務ごとに表示装置に表示させる表示制御部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
図1は、本発明の実施形態にかかる医療情報管理システム1の全体構成を示す。医療情報管理システム1は、医療情報管理装置10と、複数のクライアント端末装置12a、12b、12cを備える。医療情報管理装置10および複数のクライアント端末装置12a、12b、12cは、ネットワーク14により通信可能に接続されている。本実施形態の医療情報管理システム1において、医療情報管理装置10は医療業務の情報を管理する。具体的に医療情報管理装置10は、複数の医療業務において発生する仕事(タスク)が実施完了したか、または未だ実施されていないかのタスク進捗情報を管理し、未実施のタスクの件数を、医師や看護師、または受付や医事科などの業務担当者に提示する。なお医事科とは、病院などの医療機関において診療報酬の計算を行う部署である。また受付業務は、医療機関によっては看護師により兼任されることもある。クライアント端末装置12は、入力装置および表示装置を有して構成される。
クライアント端末装置12は、医療行為に関するオーダや、医療業務において発生するタスクを入力し、また医療情報管理装置10によるタスク管理情報を表示するために利用される。クライアント端末装置12は、検査室やナースステーション、または受付スペースなどに配置され、オーダやタスクの入力は、医師や看護師、または受付などの入力担当者により行われる。医療情報管理装置10は、オーダが発行されると、そのオーダに関連して発生するタスクを生成して登録するようにしてもよい。たとえば内視鏡検査のオーダが発行されると、「検査の前処置」、「検査の実行」、「検査の補助」、「検査レポートの作成」、「検査の後処置」といったタスクが自動的に生成されてもよい。このうち「検査の実行」、「検査レポートの作成」などのタスクは、医師に対して割り当てられ、「検査の前処置」、「検査の補助」、「検査の後処置」などのタスクは、看護師に対して割り当てられる。
医療情報管理装置10は、タスクの進捗情報を管理して、個々の担当者に対して、未実施のタスクの件数を提示する。一つの使用形態として、医師が病院に出勤すると、クライアント端末装置12から医療情報管理装置10に未実施タスクの件数を問い合わせる。医療情報管理装置10は、今日予定されている未実施タスクの件数をクライアント端末装置12に返し、医師は、未実施タスクの件数を確認する。未実施タスクの件数は、今日の仕事量を示すものである。内視鏡検査でいえば、「検査の実行」、「検査レポートの作成」のタスクが医師に割り当てられており、それぞれのタスクの件数が提示されることで、医師は、今日の業務量を把握できる。これらの未実施タスクの件数提示は、クライアント端末装置12の表示装置にて一画面で表示され、これにより医師は、複数種類の業務量を一目で確認できる。
また業務中、残りの未実施タスクの件数を確認するために、医療情報管理システム1が利用されてもよい。通常、内視鏡検査医は検査や検査レポートの作成だけでなく、他の種類の業務も抱えていることが多い。内視鏡検査では、内視鏡検査医が、内視鏡で体内組織を採取することがあり、その採取組織は病理診断の専門医に回される。その診断結果が戻ってくるのは、当日のときもあれば数日後のときもある。内視鏡検査医は、病理診断の結果が戻ってくると、病理診断のレポートを作成しなければならない。このタスクは、病理診断の結果が戻ってきたときに発生し、したがって、出勤直後に確認したときには存在しなかったタスクが、その後に発生している可能性もある。また、予定されていたタスクを完了することで、未実施タスクの残り件数は減っていく。このように、タスクの進捗状況は、刻々と変化していく。そこで、医師は、業務中に医療情報管理装置10に未実施のタスク件数を問い合わせることで、残りの未実施タスクの件数を確認したり、また新たなタスクの発生を確認することができる。一画面に未実施タスクの件数を画面表示することで、医師は、瞬時に残りの仕事量を把握できる。
以上は、医師について使用形態であるが、看護師や受付など、医療業務に従事する各担当者に対して、同様に未実施タスクの件数を提示することで、各担当者は残りの仕事量を瞬時に把握できる。なお、たとえば看護師については、個人ではなく、グループ単位で未実施タスクの件数が提示されてもよい。これは、医療機関における業務形態によって自由に設定することが可能であり、医療機関ごとに、担当者単位とするか、または担当グループ単位とするかが決定されてもよい。
図2は、内視鏡検査医による内視鏡検査の業務フローを示す。内視鏡検査のオーダが発行されると、内視鏡検査医は、そのオーダをもとに内視鏡検査を行う(S10)。ここでは、内視鏡検査オーダに対して、「検査の実行」というタスクが発生し、また検査後の「検査レポート作成」というタスクも発生している。内視鏡検査が終了すると、内視鏡検査のレポートを作成する(S12)。このレポート作成は、医局に設けられたクライアント端末装置12より行われる。作成されたレポートは、医療情報管理装置10にネットワーク14を通じて送信される。検査レポートには電子署名が必要とされ、レポートに電子署名がされていなければ(S14のN)、医療情報管理装置10からレポートが不完全であることが通知される。このとき、「無署名検査レポートへの署名」というタスクが発生する。この通知をうけて、医師は電子署名を行い(S16)、レポートを医療情報管理装置10に再送信する。電子署名が既に行われていれば(S14のY)、「無署名検査レポートへの署名」というタスクは発生せず、医師は、再署名を行う必要はない。
内視鏡検査中に体内組織を採取し、採取組織が生検材料として病理診断医に送られている場合(S18のY)、内視鏡検査医のもとに、当日または数日後に病理診断結果が送られてくる(S20)。この診断結果を取得すると、「病理診断レポートの作成」というタスクが発生し、医師は、病理診断レポートを作成する(S22)。作成されたレポートは、医療情報管理装置10にネットワーク14を通じて送信される。検査レポートと同様に、病理診断レポートにも電子署名が必要とされ、レポートに電子署名がされていなければ(S24のN)、医療情報管理装置10からレポートが不完全であることが通知される。このとき、「無署名病理診断レポートへの署名」というタスクが発生する。医師は、電子署名を行い(S26)、レポートを医療情報管理装置10に再送信する。電子署名が既に行われていれば(S24のY)、「無署名病理診断レポートへの署名」というタスクは発生せず、医師は、再署名を行う必要はない。なお内視鏡検査時に体内組織を採取しなかった場合には(S18のN)、S20〜S26のフローはスキップされる。
また、医師は、内視鏡検査が終わると、患者に請求する診療報酬請求コードを生成して、医事科に送信する。医事科では、生成された診療報酬請求コードの妥当性を検証し、適切でない場合には、修正するように、医師に指示する。これらの情報の送受信は、クライアント端末装置12間で行われる。診療報酬請求コードに不備がある場合(S28のY)、「診療報酬請求コードの修正」というタスクが発生する。医師は、診療報酬請求コードを見直し、訂正したものを医事科に再送信する(S30)。なお、診療報酬請求コードに不備がなければ(S28のN)、「診療報酬請求コードの修正」というタスクは発生しない。なお、診療報酬請求のコード化は、金額そのものであってもよく、また、保険点数という代替値であってもよい。報酬制度は国によって異なり、それぞれの国で定められたように算出されればよい。
なお、図2に示した内視鏡検査医による検査業務フローは例示であり、たとえば、S12における検査レポートは、S22における病理診断レポートと統合されてもよい。この場合、S20において病理診断結果を取得した後、病理診断についての見解とともに、内視鏡検査レポートが作成されてもよい。これは、たとえば国ごと、または医療機関ごとの制度にしたがって実行されればよいが、いずれの場合であっても、検査に対するレポートを作成するというタスクが発生する点では同じである。
図3は、本実施形態の医療情報管理装置10の構成を示す。医療情報管理装置10は、受付部100、認証部110、認証情報保持部112、書込制御部120、検索処理部124、タスク件数計数部126、表示制御部128、計数期間保持部130、検索業務保持部132、画面テンプレート保持部134およびタスク情報記憶部140を備える。タスク情報記憶部140は、複数の医療業務において発生するタスクの実施完了または未実施の進捗情報を記憶する。受付部100は、ID受付部102、タスク情報処理部104および指定期間受付部106を有する。
医療情報管理装置10の機能は、CPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現され、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者に理解されるところである。
タスク情報処理部104は、タスクに関する情報(タスク情報)を受け付ける。タスク情報は、ネットワーク14に接続されたクライアント端末装置12から送信されてもよく、また医療情報管理装置10の入力装置から入力されてもよい。タスク情報の1つは、発生したタスクを特定する情報と、そのタスクに付随する情報を含んだ「発生タスク情報」である。なおタスク情報処理部104は、発行オーダを受け付けると、それを複数のタスクに展開して、複数の発生タスク情報を生成してもよい。この場合は、タスク情報処理部104が、発行されたオーダをもとに、発生タスク情報を自ら生成する。このときタスク情報処理部104は、発行されたオーダに対して必ず発生する第1タスクの情報と、状況に応じて発生する第2タスクの情報とを生成する機能をもつ。第2タスクの情報は、第1タスクの実施結果に応じて生成される。タスク特定情報は、医療業務の種類と、タスクIDとから構成されてもよい。また付随情報は、発生したタスクを実行する担当者または担当グループの識別情報、実施予定日(時)を含んでもよい。たとえば、発生タスク情報は、以下のように構成される。
医療業務 :内視鏡検査
タスクID:0001
実施予定日:5月1日
担当者 :ドクターA
なお、内視鏡検査や検査レポートの作成などの業務については、実施予定日が付随して設定されるが、検査後に発生する業務、たとえば病理診断レポートの作成業務などについては、実施予定日が必ずしも付随して設定されなくてもよい。
別のタスク情報として、タスクの進捗を示すタスク進捗情報がある。発生したタスクの初期ステータスは「未実施」であり、タスクの実施が完了すると、「実施完了」を示すタスク進捗情報が医療情報管理装置10に送信される。したがって、タスク進捗情報は、以下のように構成されてもよい。
医療業務 :内視鏡検査
タスクID:0001
ステータス:実施完了
なお「未実施」のステータスは、発生タスク情報に含まれてもよいが、発生直後のタスクは常に「未実施」であるため、タスク情報処理部104は、発生タスク情報をオーダをもとに自ら生成し、またはクライアント端末装置12から発生タスク情報を受け付けることで、ステータスが未実施であることを特定してもよい。
タスク情報処理部104は、タスク情報を受け付けると、書込制御部120によりタスク情報記憶部140に書き込ませる。タスク情報記憶部140は、タスク情報をデータベースにより保持し、たとえば医療業務ごとの格納テーブルを関連づけたリレーショナルデータベースにより保持してもよい。これによりタスク情報記憶部140は、医療業務およびタスクIDで特定される1つのタスクに対して、実施予定日、担当者または担当グループの識別情報、ステータスを関連づけて保持することができる。このようにタスク情報記憶部140が、タスク情報を保持することで、医療情報管理装置10が、ユーザに対してタスクの進捗状況を提示することが可能となる。
ID受付部102は、ユーザからIDおよびパスワードを受け付ける。認証情報保持部112は、医療機関に所属するユーザまたはグループのIDおよびパスワードを保持し、認証部110は、認証情報保持部112で保持されるIDおよびパスワードを参照して、ID受付部102で受け付けたIDおよびパスワードの妥当性を認証する。認証部110が、入力されたIDおよびパスワードを適切に認証すると、検索処理部124に、そのユーザまたはユーザの所属するグループについてのタスク情報を検出するように指示する。
検索業務保持部132は、担当者または担当グループごとに、未実施タスクの件数を計数する医療業務を保持する。たとえば検索業務保持部132は、内視鏡検査医に対して、検索対象となる業務として内視鏡検査、検査レポートの作成などの医療業務を保持する。また、内視鏡検査科の看護師に対しては、検索対象となる業務として、内視鏡検査の前処置、検査中の補助、後処置などの医療業務を保持する。たとえば、小規模の医療機関においては、内視鏡検査科の看護師であっても、医療機関の受付業務を担当することがあり、その場合には、看護師に対して受付業務も対応付けて保持するようにしてもよい。このように、担当者または担当グループと、検索対象となる医療業務との対応は、医療機関ごとに適宜定められてよい。
検索処理部124は、タスク情報記憶部140に記憶されたタスク情報を参照して、認証部110で認証されたユーザIDが対応付けられている医療業務のタスクを検索する。具体的に検索処理部124は、タスク情報記憶部140から、検索業務保持部132に保持されている医療業務について、ユーザIDで特定される担当者または担当グループが紐付けられているタスクを抽出して、タスクテーブルを生成する。
図4は、それぞれ担当者IDを0001、0002、0003とする3名の医師から構成される内視鏡検査医グループ(グループ名をDとする)に対して生成されるタスクテーブルを示す。タスクテーブルでは、「検査の実行」、「検査レポートの作成」、「無署名検査レポートへの署名」、「病理診断レポートの作成」、「無署名病理診断レポートへの署名」、「診療報酬請求コードの修正」というタスクに対して、その進捗状況が対応付けられる。図4の例では、説明の便宜上、タスクテーブルが、検査予定日を5月2日、5月1日とする検査に対して作成されているが、実際には、それ以前の、すなわち4月30日以前の検査に対して発生するタスクも、検索対象に含まれる。
図4において、「検査の実行」、「検査レポートの作成」、「無署名検査レポートへの署名」、「病理診断レポートの作成」、「無署名病理診断レポートへの署名」、「診療報酬請求コードの修正」は、それぞれ内視鏡医が担当する医療業務を示す。各医療業務において、たとえば「内視鏡検査オーダ」を単位とするタスクが発生する。図2を参照して、このうち、「検査の実行」、「検査レポートの作成」のタスクについては、内視鏡検査において必須であり、それ以外のタスクについては、検査などの状況に応じて発生する。
図4において、レコードの「1」は、そのタスクが実施済みであることを示し、「0」は、未実施であることを示す。また「NULL」は、そのタスクが発生していないことを示す。
たとえば担当者ID0001に対して割り当てられた検査Aをみると、「検査の実行」、「検査レポートの作成」の各業務において発生したタスクは、実行済みであり、一方、「無署名検査レポートへの署名」、「診療報酬請求コードの修正」の各業務において発生したタスクは、未実施である。また「病理診断レポートの作成」、「無署名病理診断レポートへの署名」の各業務においては、タスクが発生していない。これは、検査Aが、以下のように進行していることを示す。
まず、この医師は内視鏡検査およびその検査レポートの作成を完了したが、検査レポートに署名していなかったため、署名をして、検査レポートを再提出しなければならない状態にある。また、内視鏡検査時に生検材料を採取せず、病理診断が行われなかったため、病理診断に付随したタスクは発生していない。また、診療報酬の請求コード化に誤りがあり、医事科からコードの修正を促されている状態にある。以上の状況が、タスクテーブルにおいて進捗情報として示され、後述するように医療情報管理システム1では、未実施のタスク件数が集計されて、担当者に提示されることになる。
図5は、それぞれ担当者IDを0001とする1名の医師に対して生成されるタスクテーブルを示す。一般に、医師は、一人で患者に対応することが多いため、医師に関していえば、個々の医師に対して、タスクテーブルを作成することが好ましい。一方、看護師はグループ単位で業務にあたることが多いため、個々のタスクテーブルを生成するよりも、グループ単位でのタスクテーブルを作成することが好ましいこともある。このような事情は医療機関ごとに異なるため、タスクテーブルを個人単位で作成するか、またはグループ単位で作成するかは、適宜設定できるようにすることが好ましい。
図4および図5において、検査予定日として示される日付は、「検査の実行」、「検査レポートの作成」業務におけるタスクの実施予定日である。すなわち、検査Aについては、内視鏡検査およびその検査レポートの作成が、5月1日に実施されることを予定されており、また検査Lについては、5月2日に実施されることが予定されている。本実施例では、それ以外のタスクについて実施予定日を定められていないが、実施完了を急ぐようなタスクについては、実施予定日が定められてもよい。
計数期間保持部130は、未実施タスクの件数を計数する期間を保持する。本実施例では、医師や看護師が、当日の未実施タスク件数を一目で確認できるように、当日の未実施タスクの件数を計数するように設定される。したがって計数期間保持部130は、未実施タスクの件数を計数する期間を、「今日」として保持する。なお、たとえば診療報酬の計算をする医事科に対する計数期間としては、たとえば「今日を含む過去全て」として、計数期間が保持されてもよい。このように計数期間保持部130は、担当者または担当グループの業務内容に応じて、未実施タスクを計数する期間を保持している。
なお、ユーザからの指定により、計数期間は変更されてもよい。指定期間受付部106は、ユーザから計数期間の指定を受け付けて、タスク件数計数部126に通知してもよい。計数期間保持部130は、初期設定された計数期間を保持するが、ユーザから計数期間が別途指定された場合には、タスク件数計数部126は、その指定された計数期間を設定値として利用することができる。たとえば医師は、明日以降の未実施タスクの件数を確認したいときには、入力装置から計数期間を指定すればよい。
タスク件数計数部126は、生成されたタスクテーブルをもとに、各医療業務について未実施のタスクの件数を計数する。担当者ID0001で特定される内視鏡医を例にとると、図5を参照して、タスク件数計数部126は、各医療業務についての未実施のタスク件数を以下のように計数する。図5において、未実施のタスクは、「0」で表現されており、タスク件数計数部126は、各医療業務について、「0」の個数をカウントする。
(検査の実行)5件
(検査レポートの作成)6件
(無署名検査レポートへの署名)2件
(病理診断レポートの作成)3件
(無署名病理診断レポートへの署名)0件
(診療報酬請求コードの修正)1件
表示制御部128は、ID受付部102で受け付けたユーザIDをもとに、画面テンプレート保持部134から表示用の画面テンプレートを読み出す。画面テンプレートは、担当者または担当グループごとに用意される表示フォームであり、担当する医療業務を示す文字または絵などが表示されることが好ましい。したがって、医師と看護師とでは異なる画面テンプレートが用意されており、また医師であっても、その専門ごとに異なる画面テンプレートが用意されている。
図6は、医師に対して用意される画面テンプレート200を示す。画面テンプレート200には、ユーザ名が表示される担当者表示欄202が設けられる。ユーザが、未実施タスクの計数期間を指定するための日付入力欄204a、204bが設けられ、ユーザにより日付入力欄204への入力がなされると、その指定した期間情報は、指定期間受付部106により受け付けられる。計数日表示欄206には、今日の日付が表示される。
未実施タスク表示欄208には、医療業務の内容を示すアイコン210、212、220、222、224、226が設けられ、タスク件数計数部126により計数された未実施タスクの件数は、各アイコンに対応付けて表示される。アイコン210は、検査業務を示し、アイコン212は、検査レポートの作成業務を示す。検査業務および検査レポートの作成業務は、今日(当日)実行するべき業務であり、この例では、2007年5月2日に実施される予定の業務である。
アイコン220は、無署名検査レポートへの署名業務を示す。アイコン222は、病理診断レポートの作成業務を示し、アイコン224は、無署名病理診断レポートへの署名業務を示す。またアイコン226は、診療報酬請求コードの修正業務を示す。
図7は、看護師に対して用意される画面テンプレート200を示す。未実施タスク表示欄230には、医療業務を示すためのアイコン232、234、236、240、250が設けられ、タスク件数計数部126により計数された未実施タスクの件数は、各アイコンに対応付けて表示される。アイコン232は、検査における前処置業務を示し、アイコン234は、検査中の補助業務を示し、アイコン236は、検査後の後処置業務を示す。これらの業務は、今日(当日)実行するべき業務であり、この例では、2007年5月2日に実施される予定の業務である。
アイコン240は、検査予定日が5月2日以降に設定された検査について、患者に事前連絡を行う業務を示す。アイコン250は、既に検査を行った患者に対して、検査後の状態を確認するために患者に連絡する業務を示す。
図8は、医師ABCに対して未実施のタスクの件数を表示した状態を示す。医師ABCの識別番号は「0001」である。表示制御部128は、画面テンプレート保持部134から医師用の画面テンプレート(図6参照)を取得し、タスク件数計数部126により計数された未実施タスクの件数を画面テンプレートに埋め込んで、表示画面を生成する。この表示画面は、表示装置にて全体表示されるような大きさに形成され、タスク件数は医療業務ごとに表示されることが好ましい。医師ABCは、クライアント端末装置12に設けられた表示装置にて、自身の未実施タスクの件数を確認できる。たとえばユーザは、この確認作業を、出勤直後に行ってもよく、また業務中に行ってもよい。表示装置には、最新のタスクの残り状態が表示されることが好ましく、ユーザは、1画面で未実施タスクの件数を見ることで、容易に残りの業務量を把握することが可能となる。
図9は、未実施タスク件数を表示するためのフローを示す。ID受付部102がユーザからIDおよびパスワードを受け付けると、認証部110により入力IDおよびパスワードが認証される。認証部110による認証が正常であることを示すと、検索処理部124が、検索業務保持部132から、ユーザIDに対して検索対象として設定されている業務を取得する(S100)。検索処理部124は、ユーザIDに紐付けられている検索対象業務のタスク進捗状況をタスク情報記憶部140から取得して、タスクテーブルを生成する(S102)。
タスク件数計数部126は、設定された計数期間を計数期間保持部130から取得する(S104)。指定期間受付部106において、ユーザから指定された計数期間が受け付けられた場合、タスク件数計数部126は、その計数期間を取得する。タスク件数計数部126は、設定された計数期間にしたがって、未実施タスクの件数を計数する(S106)。表示制御部128は、ユーザIDに対応する画面テンプレートを取得し(S108)、画面テンプレート中に未実施タスク件数を埋め込んで、表示装置に表示させる(S110)。
図10は、未実施タスク件数の表示中にタスクが発生したときの表示更新フローを示す。タスク情報処理部104が発生タスク情報を生成または受け付けると(S130)、書込制御部120が、タスク情報記憶部140に、その発生タスク情報を書き込む。なおS130において、クライアント端末装置12からオーダが入力されると、タスク情報処理部104は、発行されたオーダを受け付けて、そのオーダに対して必ず発生するタスク情報を生成してもよい。タスク情報処理部104は、オーダと、そのオーダに対して必ず発生するタスクを関連づけたテーブルを保持し、そのテーブルを用いて発生タスク情報を生成する。たとえば、タスク情報処理部104は、内視鏡検査オーダを受け付けると、「検査の実行」、「検査レポートの作成」の発生タスク情報を生成する。なお、この発生タスク情報に含まれるステータスは、「未実施」に設定される。検索処理部124は、タスク情報記憶部140に書き込まれた発生タスク情報を加味してタスクテーブルを更新する(S132)。タスク件数計数部126は、設定された計数期間を計数期間保持部130から取得し(S134)、設定された計数期間にしたがって、未実施タスクの件数を計数する(S136)。表示制御部128は、画面テンプレート中に未実施タスク件数を埋め込んで、表示装置に表示させる(S138)。
なおS130において、タスク情報処理部104は、タスクの実施結果に応じて、新たなタスクの情報を生成してもよい。図2を参照して、タスク情報処理部104は、作成されたレポートを受信すると、電子署名がされているか否かを判定する(図2のS14)。このとき、電子署名がされていなければ(図2のS14のN)、タスク情報処理部104は、「無署名検査レポートへの署名」に関する発生タスク情報を生成する。このようにタスク情報処理部104が、オーダに対して必ず発生するタスクの実施結果に応じて、新たなタスク情報を生成してもよい。書込制御部120は、タスク情報記憶部140に発生タスク情報を書き込む。
図11は、未実施タスク件数の表示中にタスクが完了したときの表示更新フローを示す。タスク情報処理部104がタスク進捗情報を受け付けると(S150)、書込制御部120が、タスク情報記憶部140に、そのタスク進捗情報を書き込む。検索処理部124は、そのタスク進捗情報を加味してタスクテーブルを更新する(S152)。タスク件数計数部126は、設定された計数期間を計数期間保持部130から取得し(S154)、設定された計数期間にしたがって、未実施タスクの件数を計数する(S156)。表示制御部128は、画面テンプレート中に未実施タスク件数を埋め込んで、表示装置に表示させる(S158)。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そうした例をあげる。たとえば、未実施タスクの件数は、図8に示すようにアイコンとともに表示したが、たとえば業務内容を示すテキストの近傍に表示されるようにしてもよい。
また実施形態では、未実施のタスク件数のみを表示することとしたが、実施済みのタスク件数を同時に表示することも可能である。未実施のタスク件数と、実施済みのタスク件数を同時に表示することで、担当者は、今日の仕事の成果と、これからの予定を確認でき、一日の進捗状況を瞬時に直観的に把握することができる。
看護師に対して未実施のタスク件数を表示することで、看護師は、たとえば検査室の薬剤が十分であるか判断することも可能となる。このように医療情報管理装置10は、未実施のタスク件数を確認させることで、業務状況を把握させるだけでなく、円滑な業務進行にも役立つといった有用性も実現することが可能である。
医療情報管理システム1は、ユーザに対して更に有用な機能を提供することができる。たとえば、医療情報管理装置10は、タイムキャプチャ機能をユーザに提供してもよい。このタイムキャプチャ機能では、患者の行動や、患者に施される医療行為の時刻を容易にキャプチャすることができ、患者に関する行動記録を容易に作成できる。
図12は、患者名を入力するための入力画面を示す。ここでは、患者の氏名を入力することで、患者の行動記録表を作成、表示することができる。なお、氏名ではなく、患者コードなどの患者を特定するための情報により、患者の行動記録表が表示されるようにしてもよい。
図13は、患者の行動記録表300を示す。行動記録表は、たとえば看護師などにより作成される。看護師は、入力装置を用いてタイムキャプチャボタン302を押下することで、そのときの時刻を行動記録表300に書き込むことができる。タイムキャプチャボタン302には、次に予定されているスケジュール名が表示され、ここでは患者が「検査室への入室」待ちの状態にある様子が示されている。看護師は、患者の入室を確認すると、タイムキャプチャボタン302を押下し、医療情報管理装置10は、押下されたときの時刻を行動記録表300に記録する。この時刻が記録されると、タイムキャプチャボタン302には、「検査開始」待ちの状態にあることが示され、検査が開始されると、検査室にいる看護師が、タイムキャプチャボタン302を押下する。このように、医療情報管理装置10にタイムキャプチャ機能をもたせることで、患者の行動記録を容易に作成することが可能となる。
図17は、医療情報管理装置10の変形例を示す。医療情報管理装置10は、受付部100、抽出部150、時間記録部152、クロック154、表示制御部128および患者行動記録部160を備える。受付部100は、患者ID受付部107および時間記録指示受付部108を有する。患者行動記録部160は、医療機関における患者の行動、患者に対して行われるタスクの開始または終了を示すスケジュール名に、その実行時刻を関連づけて記録したスケジュールデータを保持する。
患者ID受付部107が、患者を特定する識別情報を受け付けると、抽出部150は、患者ID受付部107において受け付けた患者のスケジュールデータを患者行動記録部160から抽出する。スケジュールデータは、医療機関における患者の行動や、患者に対して行われるタスクの開始および終了を示す一連のスケジュール名を複数含んでおり、表示制御部128に引き渡される。なおスケジュールデータにおいて、既に実行されたスケジュール名に対しては、その実行時刻が対応付けられている。
表示制御部128は、表示装置において、スケジュールデータに含まれる複数のスケジュール名を実行順に表示させるとともに、既に実行されたスケジュール名に対してはその実行時刻を対応付けて表示させ、さらに、次に実行されるべきスケジュール名を表示するタイムキャプチャボタン302を表示させる。これにより、行動記録表300が生成される。タイムキャプチャボタン302が押下されると、時間記録指示受付部108が、その押下操作を受け付け、時間記録部152に通知する。時間記録部152は、押下操作がなされた時刻をクロック154から受け取り、その時刻を、タイムキャプチャボタン302に表示されているスケジュール名に対応付けて、患者行動記録部160に記録する。これにより患者行動記録部160は、タイムキャプチャボタン302が押下された際に、そのスケジュール名に、ボタンの押下時刻を関連づけて記録することができる。これにより、簡易な操作で、患者の行動記録表300を作成することが可能となる。
また医療情報管理装置10は、レポート作成支援機能をユーザに提供してもよい。このレポート作成支援機能では、ユーザが単語を選択することで、半自動的にレポートが作成されることになる。
図14は、表示装置に表示される用語選択画面を示す。表示画面の左欄には、予め用意された用語が並べられる。左欄のいずれかの用語を選択すると、選択された用語に関する用語選択画面400が表示される。ここでは、用語「polyps」が選択され、「number」や「size」など、ポリープに関連して入力されるべき用語の選択肢を用意した用語選択画面400が表示されている。図中、ユーザにより複数の選択肢が選択された状態が示される。これらの選択肢の少なくとも一部は階層的に構成され、そのような用語を選択すると、さらにその下階層に用意されている選択肢が表示されるようになっている。これらの選択肢を適宜選択することで、レポートに必要な文章が半自動的に作成される。
図15は、作成されたレポート文を示す。レポート文402において、アンダーラインを付した箇所は、ユーザにより語群から選択された用語である。医療情報管理装置10は、レポート文402を作成するための文章モデルを予め用意し、ユーザに、その文章モデル中のブランク箇所に当てはめる用語を語群から選択させることで、レポート文402が完成される。このようなレポート作成支援機能を備えることで、医療情報管理装置10は、有用な業務環境をユーザに提供することができる。
なお、既述したように、語群は階層的に構成されている。そのためユーザは、下階層に存在する用語を選択したいときには、階層構造にしたがって、その用語に到達しなければいけない。よく使用する用語であれば、ユーザは記憶しておくことも可能であるが、稀にしか使用しない用語については、必ずしも容易なことではない。そこで医療情報管理装置10は、所望の用語への到達ルートをユーザに提供する機能をもつ。
図16は、所望の用語への到達ルートを示す。ここでは、ユーザが検索フィールド406に、レポート文に含めたい用語を入力する。ここでは、「H.Pylori antibody test」との入力がなされている。医療情報管理装置10は、その用語までのルートを検索し、検索されたルート選択肢をルート提示画面404に表示する。ここでは、左欄に用意された3つの用語「cytology」、「polyps」、「tumor」から、「H.Pylori antibody test」までのルートの選択肢が提示されている。
たとえば、ルート提示画面404の真ん中に提示された「polyps」から始まるルートを選択すると、用語選択画面400の「maneuvers」中に含まれる「cytology」が選択され、さらにその下層にある「H.Pylori antibody test」が選択される。このように、入力したい用語までのルートをユーザに提示することで、ユーザは、所望の用語を容易に選択できるようになる。これにより、用語の選択を完了するまでの時間を短縮でき、レポート文を短時間で作成できるようになる。
本発明の実施形態にかかる医療情報管理システムの全体構成を示す図である。 内視鏡検査医による内視鏡検査の業務フローを示す図である。 本実施形態の医療情報管理装置の構成を示す図である。 内視鏡検査医グループに対して生成されるタスクテーブルを示す図である。 医師に対して生成されるタスクテーブルを示す図である。 医師に対して用意される画面テンプレートを示す図である。 看護師に対して用意される画面テンプレートを示す図である。 未実施のタスクの件数を表示した状態を示す図である。 未実施タスク件数を表示するためのフローを示す図である。 未実施タスク件数の表示中にタスクが発生したときの表示更新フローを示す図である。 未実施タスク件数の表示中にタスクが完了したときの表示更新フローを示す図である。 患者名を入力するための入力画面を示す図である。 患者の行動記録表を示す図である。 表示装置に表示される用語選択画面を示す図である。 作成されたレポート文を示す図である。 所望の用語への到達ルートを示す図である。 医療情報管理装置の変形例を示す図である。
符号の説明
1・・・医療情報管理システム、10・・・医療情報管理装置、12・・・クライアント端末装置、14・・・ネットワーク、100・・・受付部、102・・・ID受付部、104・・・タスク情報処理部、106・・・指定期間受付部、107・・・患者ID受付部、108・・・時間記録指示受付部、110・・・認証部、112・・・認証情報保持部、120・・・書込制御部、124・・・検索処理部、126・・・タスク件数計数部、128・・・表示制御部、130・・・計数期間保持部、132・・・検索業務保持部、134・・・画面テンプレート保持部、140・・・タスク情報記憶部、150・・・抽出部、152・・・時間記録部、154・・・クロック、160・・・患者行動記録部。

Claims (9)

  1. 医療業務の情報を管理する医療情報管理装置であって、
    複数の医療業務において発生するタスクの実施完了または未実施の進捗情報を記憶する記憶部と、
    各医療業務について未実施のタスクの件数を計数するタスク件数計数部と、
    計数されたタスク件数を医療業務ごとに表示装置に表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする医療情報管理装置。
  2. 前記記憶部は、各タスクまたは各医療業務に対して、担当者または担当グループの識別情報を対応付けて記憶しており、
    担当者または担当グループを特定する識別情報を取得する識別情報受付部と、
    前記識別情報受付部において取得した識別情報が対応付けられている医療業務のタスクを検索する検索処理部とをさらに備え、
    前記タスク件数計数部は、前記検索処理部により検索された未実施のタスクを計数することを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理装置。
  3. 前記記憶部は、所定の医療業務におけるタスクに対して、その実施予定日を対応付けて記憶しており、
    前記タスク件数計数部による計数を行う期間を保持する計数期間保持部をさらに備え、
    前記タスク件数計数部は、前記計数期間保持部に保持されている期間に、実施予定日が含まれている未実施のタスクを計数することを特徴とする請求項2に記載の医療情報管理装置。
  4. 前記記憶部は、所定の医療業務におけるタスクに対して、その実施予定日を対応付けて記憶しており、
    指定された期間情報を受け付ける指定期間受付部をさらに備え、
    前記タスク件数計数部は、前記指定期間受付部にて受け付けた期間に、実施予定日が含まれている未実施のタスクを計数することを特徴とする請求項2に記載の医療情報管理装置。
  5. 担当者または担当グループごとの画面テンプレートを保持する画面テンプレート保持部をさらに備え、
    前記表示制御部は、識別情報をもとに、画面テンプレートを選択することを特徴とする請求項2に記載の医療情報管理装置。
  6. 発行されるオーダに対して必ず発生する第1タスクの情報と、状況に応じて発生する第2タスクの情報とを生成するタスク情報処理部をさらに有し、
    前記タスク件数計数部は、第1タスクおよび第2タスクのうち未実施のものの件数を計数し、
    前記表示制御部は、計数されたタスク件数を表示装置に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の医療情報管理装置。
  7. 前記タスク情報処理部は、第1タスクの実施結果に応じて、第2タスクの情報を生成することを特徴とする請求項6に記載の医療情報管理装置。
  8. 医療機関における患者の行動、患者に対して行われるタスクの開始または終了を示すスケジュール名に、その実行時刻を関連づけて記録する患者行動記録部をさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の医療情報管理装置。
  9. 患者を特定する識別情報を受け付ける患者識別情報受付部と、
    前記患者識別情報受付部において受け付けた識別情報で特定される患者のスケジュールデータを前記患者行動記録部から抽出する抽出部と、を備え、
    前記表示制御部は、表示装置において、前記スケジュールデータに含まれる複数のスケジュール名を実行順に表示させるとともに、既に実行されたスケジュール名に対してはその実行時刻を対応付けて表示させ、さらに、次に実行されるべきスケジュール名を表示するボタンを表示させ、
    前記患者行動記録部は、前記ボタンが押下された際に、そのスケジュール名に、ボタンの押下時刻を関連づけて記録することを特徴とする請求項8に記載の医療情報管理装置。
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