JP2017021511A - 検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム - Google Patents

検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017021511A
JP2017021511A JP2015137596A JP2015137596A JP2017021511A JP 2017021511 A JP2017021511 A JP 2017021511A JP 2015137596 A JP2015137596 A JP 2015137596A JP 2015137596 A JP2015137596 A JP 2015137596A JP 2017021511 A JP2017021511 A JP 2017021511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
examination
medication
plan
information
medication plan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2015137596A
Other languages
English (en)
Inventor
亮 爲我井
Akira Tamegai
亮 爲我井
武者 義則
Yoshinori Musha
義則 武者
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015137596A priority Critical patent/JP2017021511A/ja
Publication of JP2017021511A publication Critical patent/JP2017021511A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】複数のレセプト情報を集約して検査・投薬の計画案を生成可能とし、これによって地域医療連携を推進することが可能な検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】検査・投薬計画生成装置1は、地域のレセプト情報120を集約し、各病名に適した検査・投薬計画案を生成する。また、電子カルテに入力された診療情報の記述に基づいて病名候補を算出し、病名候補に該当する検査・投薬計画案を読み出し、表示させる。また、検査・投薬計画案の生成に使用されたレセプト情報の提供元の医療施設への連絡先情報を取得し、取得した連絡先情報を検査・投薬計画案とともに表示したり、メール作成等の連絡処理へ移行できるようにすることで関係医療施設との連携を推進する。
【選択図】図2

Description

本発明は、検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラムに係り、詳細には、医療機関における検査・投薬計画案の生成支援に関する。
近年、医療業務を支援する仕組みとして電子カルテシステム等が利用されている。電子カルテシステムとは、診療録(カルテ)の情報や処方箋の情報、検査情報、レセプト情報、その他の医療業務に関する各種の情報を記録、保存、管理する仕組みであり、医療業務に携わる全ての医師、看護師、検査技師、薬剤師、事務員等が上述の各種の情報を共有可能となっている。
例えば、特許文献1には、カルテに記載される情報のうち、患者の主訴情報および診察情報と蓄積された過去の主訴情報および診察情報とをそれぞれ診察の期日毎に点数化する算出手段と、この点数に基づき主訴情報と診察情報の経時的な変化を一覧できる一覧表を作成する医療情報電子化システムについて開示されている。特許文献1の技術を用いることにより患者の過去の治療計画や投薬履歴を容易に参照することが可能となっている。
特許4801995号公報
しかしながら、ある患者の治療のために検査や投薬の計画を立てる際は、患者本人の治療履歴のみならず、より多くの患者の治療履歴や経過も参考にすることが望ましい。そして、実際に治療計画に沿って治療を行うためには、院外への紹介が必要な場合もあるが、他の病院の治療実施状況が共有されていなければ、担当医師の知識次第で検査・投薬の計画が変わったり、相談先や紹介先が変わってしまう。一方、近年では地域の医療機関が連携することが期待されている。そのために、例えば地域の医療施設での治療実績に関する情報を利用した検査・投薬計画の策定を容易化し、診察を支援することが望まれている。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、複数のレセプト情報を集約して検査・投薬の計画案を生成可能とし、これによって地域医療連携を推進することが可能な検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために第1の発明は、複数のレセプト情報を収集するレセプト情報収集部と、前記レセプト情報を集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成する計画生成部と、生成された検査・投薬計画案を記憶する検査・投薬計画案記憶部と、電子カルテ画面を表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を登録する電子カルテ処理部と、電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出する病名候補算出部と、算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を前記検査・投薬計画案記憶部から読み出し、表示させる表示部と、を備えることを特徴とする検査・投薬計画生成装置である。
第2の発明は、コンピュータの制御部が、複数のレセプト情報を収集するステップと、収集したレセプト情報を集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成するステップと、生成された検査・投薬計画案を記憶部に記憶するステップと、電子カルテ画面を表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を登録するステップと、電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出するステップと、算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を前記記憶部から読み出し、表示させるステップと、を含む処理を実行することを特徴とする検査・投薬計画生成方法である。
第3の発明は、コンピュータを、複数のレセプト情報を収集するレセプト情報収集手段、前記レセプト情報を集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成する計画生成手段、生成された検査・投薬計画案を記憶部に記憶する検査・投薬計画案記憶手段、電子カルテ画面を表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を登録する電子カルテ処理手段、電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出する病名候補算出手段、算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を前記記憶部から読み出し、表示させる表示手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明により、複数のレセプト情報を集約して検査・投薬の計画案を生成可能とし、これによって地域医療連携を推進することが可能な検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラムを提供できる。
検査・投薬計画生成装置1のハードウェア構成を示す図 検査・投薬計画生成装置1の機能構成を示す図 レセプト情報の集約方法について説明する図 計画生成部22の詳細を説明する図 (a)病名判定点数テーブル40の一例、(b)病名候補の集計結果 検査・投薬計画生成処理の流れを説明するフローチャート 図6のステップS104の履歴特徴抽出処理における、対象とする病名以外の病気・症状についての治療のために行われた検査及び投薬からの影響の除去について説明する図(最過去検査61との比較) 図6のステップS104の履歴特徴抽出処理における、対象とする病名以外の病気・症状についての治療のために行われた検査及び投薬からの影響の除去について説明する図(最新検査62との比較) 検査・投薬計画表示処理の流れを説明するフローチャート 検査・投薬計画表示画面50の一例(院内可能検査・投薬計画表示中) 詳細情報50qを表示中の検査・投薬計画表示画面50の一例 検査・投薬計画表示画面51の一例(他院紹介予定検査・投薬計画表示中) 詳細情報51qを表示中の検査・投薬計画表示画面51の一例 編集処理の流れを説明するフローチャート 編集中の検査・投薬計画表示画面52の例
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して本発明に係る検査・投薬計画生成装置1の構成について説明する。
検査・投薬計画生成装置1は、検査・投薬計画案を生成する処理を行うコンピュータであり、例えば病院等の医療施設で使用される。図1に示すように、検査・投薬計画生成装置1は、ネットワーク110を介してレセプト情報データベース120に通信接続される。レセプト情報データベース120は地域の医療施設から集められたレセプト情報を蓄積記憶している。
検査・投薬計画生成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)101、主メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース(通信I/F)104、表示メモリ105、表示装置107、マウス108等の外部機器とのインタフェース(I/F)106、キーボード109等の入力装置を備え、各部はバス113を介して接続されている。
CPU101は、主メモリ102または記憶装置103等に格納されるプログラムを主メモリ102のRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス113を介して接続された各部を駆動制御し、検査・投薬計画生成装置1が行う各種処理を実現する。
またCPU101は、地域のレセプト情報を収集し、これに基づいて検査・投薬計画案を生成したり表示したりする検査・投薬計画案の生成処理及び表示処理(図6、図9参照)を実行する。検査・投薬計画案の生成処理及び表示処理の詳細については後述する。
主メモリ102は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。ROMはコンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。また、RAMは、ROM、記憶装置103等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、CPU101が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶装置103は、HDD(ハードディスクドライブ)や他の記録媒体へのデータの読み書きを行う記憶装置であり、CPU101が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、アプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、CPU101により必要に応じて読み出されて主メモリ102のRAMに移され、各種の手段として実行される。
通信I/F104は、通信制御装置、通信ポート等を有し、検査・投薬計画生成装置1とネットワーク110との通信を媒介する。また通信I/F104は、ネットワーク110を介して地域のレセプト情報を蓄積記憶したレセプト情報データベース120や他のコンピュータ等との通信制御を行う。
I/F106は、周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器とのデータの送受信を行う。例えば、マウス108やスタイラスペン等のポインティングデバイスをI/F106を介して接続させるようにしてもよい。
表示メモリ105は、CPU101から入力される表示データを一時的に蓄積するバッファである。蓄積された表示データは所定のタイミングで表示装置107に出力される。
表示装置107は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路で構成され、表示メモリ105を介してCPU101に接続される。表示装置107はCPU101の制御により表示メモリ105に蓄積された表示データを表示する。
入力装置109は、例えば、キーボード等の入力装置であり、操作者によって入力される各種の指示や情報をCPU101に出力する。操作者は、表示装置107、入力装置109、及びマウス108等の外部機器を使用して対話的に検査・投薬計画生成装置1を操作する。
ネットワーク110は、例えば、施設内の専用の通信回線で接続されたLAN(Local Area Network)や、より広域に通信接続されたWAN(Wide
Area Network)、またはインターネット等の公衆の通信回線を含む。ネットワーク110における通信接続は有線、無線を問わない。
レセプト情報データベース120は、複数の医療施設からレセプト情報を収集し、蓄積して記憶するデータベースである。図1では、レセプト情報データベース120はネットワーク110を介して検査・投薬計画生成装置1に接続される構成であるが、検査・投薬計画生成装置1内の例えば記憶装置103に設けるようにしてもよい。
検査・投薬計画生成装置1は、更に、PACS(医用画像管理システム;Picture Archiving and Communication Systems)やHIS(病院情報システム;Hospital Information System)、RIS(放射線科情報システム;Radiology
Information System)等の医療業務に関する各種の情報システムとネットワーク110を介して通信接続される構成としてもよい。
次に、図2を参照して検査・投薬計画生成装置1の機能構成について説明する。
検査・投薬計画生成装置1は、レセプト情報データベース120からレセプト情報を収集するレセプト情報収集部21、計画生成部22、検査・投薬計画案記憶部23、電子カルテ処理部24、病名候補算出部25、検査・投薬計画取得部26、表示部27を有する。
レセプト情報収集部21は、複数の医療施設からレセプト情報を収集する処理を行う。なお、地域の医療連携を目的とする場合にはレセプト情報の収集範囲は地域内の医療施設とすることが好ましいが、本発明において地域の範囲は任意であり、また別の地域の医療施設のレセプト情報を利用する場合にも本発明を適用可能である。
レセプト情報収集部21は、例えば、複数の医療施設から収集された複数のレセプト情報が蓄積記憶されたレセプト情報データベース120へアクセスし、複数のレセプト情報を収集する。レセプト情報は、通常、図3(a)に示すように各医療施設のフォーマットでそれぞれ生成されるが、各病院のレセプト情報31は少なくとも病院情報、患者情報、病名情報、投薬歴情報、及び検査歴情報等の所定の情報が含まれた所定の形式で電子化され、図3(b)に示すような電子データ32としてレセプト情報データベース120に記憶されるものとする。
なお、レセプト情報を扱う際は個人情報保護の観点から患者名等の個人情報を伏せ、患者毎に識別情報を付与して取り扱うことが望ましい。一方、個人に適した検査・投薬の計画をたてるために患者の性別や年齢等の情報を利用してもよい。また、レセプト情報の収集方法は上述したようにネットワークを介して取得する例に限定されるものではなく任意である。例えばレセプト情報収集部21は、電子メディアに記録されたレセプト情報を読み取ることにより複数のレセプト情報を収集するようにしてもよい。
計画生成部22は、レセプト情報収集部21によって収集した各レセプト情報の電子データ32から、患者情報、病名情報、検査歴情報、投薬歴情報、病院情報等の検査・投薬計画案の生成に必要な項目を抽出し、これらを一連の情報として関連付け、患者毎に集約する。以下、患者毎に集約されたレセプト情報をそれぞれ集約レセプト情報33と呼ぶ。
図3(c)は、地域から収集され、集約された集約レセプト情報33の一例である。レセプト情報収集部21は、各患者についての集約レセプト情報33を記憶装置103に保存する。
計画生成部22は、記憶装置103に保存された複数の集約レセプト情報33から病名候補に関連するレセプト情報を抽出し、患者毎に分類し、分類された各患者のレセプト情報を比較することで各病名候補についての検査・投薬履歴の特徴を抽出し、抽出した検査・投薬履歴の特徴に基づいて前記検査・投薬計画案を生成する。検査・投薬計画案は各病名についてそれぞれ1または複数生成され、検査・投薬計画案記憶部23に格納される。
具体的には、計画生成部22は例えば図4に示すように、レセプト抽出部221、患者名分類部222、履歴特徴抽出部223、簡易化処理部224、検査振り分け部225、及び表示用データ構造生成部226を備えることが望ましい。
レセプト抽出部221は、各患者の集約レセプト情報33から処理対象とする特定の病名についてレセプト情報を抽出し、主メモリ102に保存する。
患者名分類部222は、主メモリ102に保存した病名別のレセプト情報を更に患者毎に分類する。患者毎に分類された特定病名のレセプト情報を「特定検査・投薬履歴」と呼ぶ。患者名分類部222は特定検査・投薬履歴を主メモリ102に保存する。特定検査・投薬履歴は、ある特定の病名の治療のために行われた検査及び投薬の履歴である。
履歴特徴抽出部223は、患者名分類部222により主メモリ102に保存された患者毎の特定検査・投薬履歴を比較して、特徴を抽出する。抽出した特徴を履歴特徴データと呼ぶ。具体的には、履歴特徴抽出部223は、まず主メモリ102に保存された患者毎の「特定検査・投薬履歴」に所定の初期ポイントを加点する。更に、履歴特徴抽出部223は、特定検査・投薬履歴が他の病気・症状の治療のために行われた検査及び投薬から影響を受けている場合には、その影響の大きさに応じてポイントを減算する。また、履歴特徴抽出部223は、ある患者の特定検査・投薬履歴と他の患者の特定検査・投薬履歴とを比較し、類似度に応じたポイントを加算する。このように、ある特定病名についての各患者の検査・投薬履歴を他の病気・症状のための治療からの影響の有無や他の患者の特定検査・投薬履歴との類似度等を考慮してポイント数を加減算し、ポイント数が高い検査・投薬履歴をその病気についての履歴特徴データとする。なお、抽出する履歴特徴データは1パターンのみではなく、最終的なポイント数が高いものから複数パターン選択されることが望ましい。
簡易化処理部224は、履歴特徴抽出部223によって抽出された各履歴特徴データを簡易化する。簡易化処理では、例えば繰り返しの検査や投薬の箇所を1回分の検査や投薬にまとめ、繰り返しフラグを付与する。簡易化処理部224は、繰り返しの検査や投薬が1回分にまとめられた履歴特徴データ(繰り返し削除済み特定検査・投薬履歴)を主メモリ102に保存する。また、簡易化処理部224は、繰り返し削除済み特定検査・投薬履歴の中から、投薬量、検査時の造影剤の有無、投薬期間、検査間隔等の詳細情報を分離し、「簡易特定検査・投薬履歴」と「詳細特定検査・投薬履歴」とに分けて主メモリ102に保存する。また、簡易化処理部224は、記憶装置103等に予め記憶されている各薬品の副作用等の備考情報を詳細特定検査・投薬履歴の薬品名と紐づけて主メモリ102に保存する。なお、これらの簡易化処理は履歴特徴データの抽出前に行ってもよい。
検査振り分け部225は、記憶装置103に予め保存されている院内で可能な検査名称の一覧と、主メモリ102に保存された簡易特定検査・投薬履歴とを比較し、簡易特定検査・投薬履歴に含まれる全ての検査が院内で可能な検査であれば「院内可能検査・投薬計画案」に振り分け、院内でできない検査が含まれていれば「他院紹介予定検査・投薬計画案」に振り分けて、主メモリ102に保存する。
表示用データ構造生成部226は、主メモリ102に保存されている各検査・投薬計画案を、例えば時系列のフローチャートの形式で表示されるように表示用のデータ構造を生成する。具体的には、各検査及び各投薬の名称をそれぞれ枠内に表記して時系列に並べて表示する。また各検査や投薬の枠にアウトライン(図10の「+」マーク50h、50p)を付与し、各検査、投薬名称に紐づけられている詳細特定検査・投薬履歴の内容を表示可能な構造に編集する。また、繰り返しフラグを参照して、フローチャートのどの箇所が繰り返し箇所か分かる状態に編集する。更に、参照元となった加点済みの特定検査・投薬履歴に紐づけられている病院名を参考病院名として表示可能なように編集する。表示用データ構造生成部226は、上述したように編集した検査・投薬計画案の表示用データを表示メモリ105に保存する。
図2の説明に戻る。
電子カルテ処理部24は、電子カルテ画面を表示装置107に表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を電子カルテ情報データベース20に登録する。
病名候補算出部25は、電子カルテ画面に入力された診療情報から病名候補を算出する。具体的には、入力された診療情報の記述のうち記憶装置103に予め保存されている病名判定点数テーブル40(図5参照)に含まれる症状または病名と一致する記述を抽出し、各記述に対して病名判定点数テーブル40で割り振られている点数を加算し、点数の大きいものを病名候補とする。病名候補は1または複数算出される。
図5に示すように、病名判定点数テーブル40には、病名や症状に関する記述について、各病名に該当する可能性の大きさを示す点数が設定されている。例えば、電子カルテに登録される語句「気管支喘息の疑い」に対して、病名「気管支喘息」と診断される可能性の大きさは「10点」が与えられる。また語句「喘息」に対しては病名「気管支喘息」と診断される可能性が「5点」、病名「気管支炎」と診断される可能性が「5点」のように点数が付与されている。同様に、語句「息苦しさ」、「咳」、「熱」等に対してそれぞれ病名と点数が付与されている。
更に、病名候補算出部25は、記憶装置103に予め保存してあるレセプト病名一覧(不図示)を参照し、算出された病名候補をレセプト上で使用されている病名に変換する。レセプト病名一覧は、レセプトに記述される病名と病院内で使用している病名や症例を表す語句とを紐づけたものである。
検査・投薬計画取得部26は、病名候補算出部25により算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を、検査・投薬計画案記憶部23から読み出す。検査・投薬計画案記憶部23には、上述したように各病名に対する検査・投薬計画案が1または複数記憶されている。
表示部27は、検査・投薬計画取得部26により取得した検査・投薬計画案を表示装置107に表示させる。例えば、図10〜図13に示すような検査・投薬計画表示画面50、51が表示される。検査・投薬計画表示画面50、51については後述する。
次に、図6を参照して、検査・投薬計画生成装置1のCPU101が実行する検査・投薬計画生成処理について説明する。
図6は、検査・投薬計画生成処理の流れを説明するフローチャートである。検査・投薬計画生成装置1は検査・投薬計画生成処理の各ステップを実行するためのプログラムを記憶装置103等に保持している。検査・投薬計画生成装置1のCPU101は、このプログラムに従って検査・投薬計画生成処理を実行する。
検査・投薬計画生成装置1のCPU101は、地域のレセプト情報をネットワーク110を介して、或いは電子メディア媒体を介して収集する(ステップS101)。レセプト情報は電子データとして保存されており、収集方法は任意とする。
CPU101は、取得した複数のレセプト情報の各々から患者情報、病名情報、検査・投薬履歴情報、病院情報等の項目を抽出し、患者情報に病名、検査・投薬履歴、病院名を一連の情報として関連付けて集約した集約レセプト情報33を生成し、記憶装置103に保存する。
CPU101は、ある病名を「特定病名」に設定し、検査・投薬計画案の生成を開始する。CPU101は、ステップS101で記憶装置103に保存した各患者の集約レセプト情報33のうち、特定病名に関する集約レセプト情報33を抽出し、主メモリ102に保存する(ステップS102)。
次に、CPU101はステップS102で主メモリ102に保存した特定病名の集約レセプト情報33を患者毎に分類し、患者毎の特定検査・投薬履歴として主メモリ102に保存する(ステップS103)。
次に、CPU101は特定病名についての各患者の特定検査・投薬履歴から共通する特徴を抽出する(ステップS104)。
具体的には、まずCPU101は主メモリ102に保存した各患者の特定検査・投薬履歴に対し、所定の初期ポイントを加点する。
次にCPU101は、患者毎にレセプト情報に含まれる全ての病気、症状に対する検査・投薬の一覧を作成し、患者毎の全検査・投薬履歴として主メモリ102に保存する。全検査・投薬履歴は、病名を問わず、ある患者が受けた全ての検査・投薬の履歴である。
そしてCPU101は、主メモリ102に保存した特定検査・投薬履歴から、特定病名以外の病気・症状についての治療のために行われた検査及び投薬からの影響を除去する。例えば、図7に示すように、ある患者の全検査・投薬履歴が「検査A→検査B→投薬C→投薬D→検査E」、その患者の特定検査・投薬履歴が「検査B→投薬D→検査E」である場合、全検査・投薬履歴のうち特定検査・投薬履歴に含まれない検査または投薬は(検査Aと投薬C)は特定病名以外の病気治療のための検査及び投薬と考える。CPU101は主メモリ102に保存した特定検査・投薬履歴の最過去検査61である「検査B」の検査日と別の病気の治療のために受けた検査A及び投薬Cの検査日(投薬日)とを比較する。検査日(投薬日)の比較は、検査A実施から検査B実施までの経過日数及び検査B実施から投薬C実施までの経過日数をカウントする。これらの経過日数のいずれかが予め設定した日数内であった場合、一連の特定検査は検査A及び投薬Cの影響を受けている恐れがあり副作用等を考慮して本来実施したい内容の代替手段を用いている可能性があると判断する。その場合、CPU101は特定検査・投薬履歴から所定の点数を減点する。上述の経過日数や減点する点数の大きさは、ユーザが任意に設定可能とする。
更に、図8に示すように、CPU101は主メモリ102に保存した特定検査・投薬履歴の最新検査62である「検査E」の検査日と別の病気のための検査A及び投薬Cの検査日(投薬日)とを比較する。検査日(投薬日)の比較は、検査A実施から検査B実施までの経過日数、及び投薬C実施から検査E実施までの経過日数をカウントする。これらの経過日数が予め設定した日数内であった場合、一連の特定検査は検査A及び投薬Cの影響を受けている恐れがあり、副作用等を考慮して本来実施したい内容の代替手段を用いている可能性があると判断する。そのためこの場合は、CPU101は特定検査・投薬履歴から所定の点数を減点する。
このように特定検査・投薬履歴が他の病気の治療のために行われた検査または投薬の履歴から影響を受けると予想される期間内にある場合は、各特定検査・投薬履歴に付与したポイント数から所定のポイント数を減点する。
CPU101は、各患者について特定検査・投薬履歴の減点処理を行い、その結果を主メモリ102に保存する。
更に、CPU101は、主メモリ102に保存した複数の患者の特定検査・投薬履歴をそれぞれ比較し、検査や投薬の組み合わせ、処方している薬品名、処方量等の各項目についてそれぞれ比較し、類似度を判断する。類似性がある項目について、該当の特定検査・投薬履歴に対して予め付与したポイント数を加点する。そして各項目の加点結果を合算し、点数の多いものが特定病名についての特徴的な検査・投薬履歴であるとし、ポイント数の大きい順に並べ替えて主メモリ102に保存する。以上のようにして、特定検査・投薬履歴の履歴特徴が抽出される。
次に、CPU101は主メモリ102に保存した加点済みの特定検査・投薬履歴の中でポイント数の高いものを1つまたは複数選択し、表示対象とする。CPU101は選択した各特定検査・投薬履歴についてそれぞれ検査、投薬を繰り返し行っている箇所を抽出する。そして抽出した繰り返し箇所を1回分を残し、2回目以降を削除する。更に、繰り返し箇所に繰り返しフラグを付与し、繰り返し削除済み特定検査・投薬履歴として主メモリ102に保存する(ステップS105)。
CPU101は、ステップS105にて主メモリ102に保存した繰り返し削除済み特定検査・投薬履歴のデータを更に簡易化する(ステップS106)。簡易化処理では、繰り返し削除済み特定検査・投薬履歴のデータから投薬量、検査時の造影剤の有無、投薬期間、検査間隔等の詳細情報を分離し、「簡易特定検査・投薬履歴」と「詳細特定検査・投薬履歴」とに分けて主メモリ102に保存する。また、CPU101は記憶装置103に保存された各薬品の副作用等の備考情報を取得し、上述の「詳細特定検査・投薬履歴」の薬品名と紐づけて主メモリ102に保存する。
CPU101は、検査の振り分け処理を行う(ステップS107)。検査振り分け処理において、CPU101は記憶装置103に記憶されている院内で実施可能な検査名称の一覧(不図示)と主メモリ102に記憶されている簡易特定検査・投薬履歴に含まれる検査とを比較し、全ての検査が院内で可能な検査であるか否かを判断する。主メモリ102に記憶されている簡易特定検査・投薬履歴に含まれる全ての検査が院内で実施可能であれば、院内可能検査・投薬計画案として主メモリ102に保存する。院内で実施できない検査が含まれていれば、他院紹介予定検査・投薬計画案として主メモリ102に保存する。
その後、CPU101は院内可能検査・投薬計画案及び他院紹介予定検査・投薬計画案についてそれぞれ表示用のデータ構造を生成する(ステップS108)。表示用のデータ構造は、例えば検査及び投薬を時系列に示したフローチャート等とする。
すなわち、CPU101は検査・投薬計画案に含まれる検査、投薬の各ステップにアウトラインを付与し、該当する検査、投薬の「詳細特定検査・投薬履歴」の内容を紐づけて、表示/非表示の切り替えが可能な構造に編集する。また、繰り返しフラグが付加された検査・投薬の部分については、どの箇所が繰り返し箇所か分かる状態に編集する。
更に、元となった加点済みの特定検査・投薬履歴に紐づけられている病院名を参考病院名として表示できるように編集し、表示メモリ105に保存する。CPU101は参考病院名と一致する記憶装置103に保存した病院名ごとの連絡先を連絡先情報としてボタンアクションに割り振り、表示メモリ105に保存する。
以上の処理(ステップS102〜ステップS108)が終了し、ある病名について検査・投薬計画案が生成されると、CPU101は同一の病名について別の検査・投薬計画案を生成する(ステップS109;「同一病名候補で別の履歴特徴データについて」→ステップS105)。CPU101はステップS104で算出した履歴特徴データのうち、次に点数が大きい履歴特徴データについての簡易化処理、検査振り分け処理、表示用データ構造生成処理を繰り返す(ステップS105〜ステップS108)。
所定の回数分、特定病名について別の検査・投薬計画案の生成を繰り返すと、次にCPU101は別の病名を「特定病名」に設定し、ステップS102以降の処理を繰り返し実行する(ステップS109;「別の病名」→ステップS102)。つまり、特定病名として別の病名を設定し、特定病名に関するレセプトを抽出して患者名毎に分類し、各患者の特定検査・投薬履歴の類似性等から特定病名についてのいくつかの履歴特徴データを抽出し、抽出したいくつかの履歴特徴データについて、繰り返し抽出処理、簡易化処理、検査振り分け処理、表示用データ構造生成処理を行って検査・投薬計画案を生成する(ステップS102〜ステップS108)。
各病名について、それぞれ検査・投薬計画案が1または複数ずつ生成されると、繰り返し処理を終了し(ステップS109;「繰り返し終了」)、生成した検査・投薬計画案を検査・投薬計画案記憶部23に記憶して一連の検査・投薬計画生成処理を終了する。ステップS109における各繰り返し回数はユーザが任意に設定可能である。
検査・投薬計画案記憶部23に記憶された各病気についての検査・投薬計画案(院内/他院)は、図9に示す検査・投薬計画表示処理において読み出され、表示される。
次に、図9を参照しながら検査・投薬計画表示処理の流れを説明する。
図9は、検査・投薬計画表示処理の流れを説明するフローチャートである。検査・投薬計画生成装置1は検査・投薬計画表示処理の各ステップを実行するためのプログラムを記憶装置103等に保持している。検査・投薬計画生成装置1のCPU101は、このプログラムに従って検査・投薬計画表示処理を実行する。
なお、検査・投薬計画表示処理の開始前に、図6に示す検査・投薬計画生成処理によって各病名に対する検査・投薬計画案が生成され、記憶装置103(検査・投薬計画案記憶部23)に記憶されているものとする。
まず、CPU101は電子カルテ画面を表示装置105に表示し、診察結果等の診療情報の入力を受け付ける(ステップS201)。電子カルテ画面は、症状及び病名等が入力可能なものとし、表示形態等は任意である。医師等の操作者は、入力装置109を用いて電子カルテ上に診察結果等を入力する。CPU101は入力された内容を表示メモリ105に保存する。CPU101は、表示メモリ105に保存されたデータをテキストデータとして表示装置106に出力する。
CPU101は表示メモリ105に保存された、操作者により入力された診療情報から記憶装置103に予め設定されている症状及び病名に関する語句を抽出し、主メモリ102に保存する(ステップS202)。
CPU101は図5に示す病名判定点数テーブル40を用いて、入力された診療情報に含まれる症状及び病名に関する語句に該当する各病名候補の点数を加算する。そして、点数の高い病名候補から順に並べ替え、その結果を病名候補として主メモリ102に保存する(ステップS203)。
CPU101は、ステップS203で求めた病名候補を予め記憶装置103に記憶されているレセプト病名に変換する(ステップS204)。そしてCPU101はステップS204で変換されたレセプト病名の病名候補に該当する検査投薬計画案を検査投薬計画案記憶部23から取得し、表示装置106に表示する(ステップS205、ステップS206)。
図10は、検査・投薬計画表示画面50の表示例である。
図10に示すように、例えば検査・投薬計画表示画面50には、どの検査・投薬計画案を表示するかを選択するための操作部として「院内/他院」タブ50a、50bが画面上部に設けられる。また、病名を選択するための操作部として「病名」タブ50cが画面左部に設けられる。検査・投薬計画表示欄50dには、「病名」タブ50cで選択された病名についての検査・投薬計画案のうち、「院内/他院」タブ50a、50bで選択された検査・投薬計画案が、例えばフローチャートの形式で表示される。
図10の例では、ある病名についての検査・投薬計画案として、院内で実施可能なものと他院紹介予定のものとが「院内/他院」タブ50a、50bで切り替え表示可能となっている。院内可能検査タブ50aが選択されると、院内で実施可能な検査・投薬検査計画案50dが検査・投薬計画表示画面50内に表示される。また表示されている検査・投薬計画案50dに含まれる検査または投薬の参照元となったレセプト情報の提供元の施設名等が参考病院名リスト50eとして表示される。
検査・投薬計画案50dのフローチャートは、図10に示すように、例えば「投薬薬品名A」ステップ50g→「A検査」ステップ50i→「B検査」ステップ50j→「投薬薬品名B」ステップ50k→「C検査」ステップ50lのように各検査・投薬ステップの内容と順序が時系列に示される。また繰り返しフラグが付与された箇所には、矢印50nのように繰り返しを示すマーク(矢印等)が表示される。また、各ステップにはそれぞれ実施日程50mを表示するようにしてもよい。また各ステップに付与されたアウトラインマーク(「+」マーク)50hがクリックされると、CPU101は関連する詳細情報を読み出し、表示する。例えば、図10の「投薬薬品名B」ステップ50kの詳細情報を表示するためには、操作者はそのステップの近傍の「+」マーク50pをクリックする。すると、CPU101は「投薬薬品名B」ステップ50kに紐づけられた詳細情報50qを読み出し、図11に示すように表示する。詳細情報表示中はアウトラインマークが「−」マーク50p’に変わる。詳細情報50qには、例えば、投薬量、投薬期間、副作用等の注意事項等が表示される。再度、アウトラインマーク50p’がクリックされると、CPU101は詳細情報を非表示とし、アウトラインマークを「+」マーク50pに戻す。
参考病院名リスト50eは、院内実施可能な検査・投薬計画案に含まれる検査または投薬について、参照元となったレセプト情報の提供元の施設名が一覧表示される。また、各施設名とともに連絡先ボタン50fが表示される。連絡先ボタン50fがクリックされると、CPU101はクリックされた病院の連絡先を表示したり、担当医へのメール作成画面へ遷移したり、IP電話の通話処理等に移行したりする等の連絡処理を実施する。
検査投薬計画案記憶部23に病名候補についての他院紹介予定の検査・投薬計画案が記憶されている場合は、図10〜図12に示すように他院紹介予定タブ50bが表示される。他院紹介予定タブ50bが選択されると、図12に示す検査・投薬計画表示画面51を表示する。検査・投薬計画表示画面51には他院紹介予定の検査等を含む検査・投薬検査計画案51dが検査・投薬表示欄に表示される。また、参考病院名リスト51eに紹介先の病院が表示される。
他院紹介予定の検査・投薬計画案51dも、院内可能検査・投薬計画案50dと同様にフローチャートの形式で表示される。また、各ステップのアウトラインマーク(「+」マーク)51pが押下されるとその検査や投薬に紐づけられている詳細情報51qが表示される(図13参照)。
参考病院名リスト51eには、検査・投薬計画案に含まれる検査または投薬のうち紹介予定の病院の名称と紹介ボタン51fが表示される。
紹介ボタン51fが押下されると、CPU101が紹介状生成処理を開始する。紹介状生成処理では、CPU101は該当する病院への紹介状作成画面を表示し、記憶装置103に記憶されている病院名毎の紹介状テンプレートデータ群から該当する病院の紹介状テンプレートデータを読み出して表示装置107に表示する。図13に示すように、「A検査」51iを選択した状態で紹介ボタンがクリックされた場合には、CPU101は該当の検査を選択した紹介先病院に依頼する形式の紹介状を生成して表示する。検査は複数選択可能とする。
なお、参考病院名リスト51e、51eに表示される病院や施設は、当該検査・投薬計画生成装置1が設置される医療施設または患者宅からの距離または交通の便の順に並べ替えて表示されるようにしてもよい。また検査を指定すると、指定された検査を実施可能な病院の紹介ボタン51fのみ活性化するようにしてもよい。
以上説明したように、検査・投薬計画生成装置1は、複数のレセプト情報を収集して集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成する。また、電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出し、病名候補に該当する1または複数の検査・投薬計画案を読み出し、表示させる。また、検査・投薬計画生成装置1は、検査・投薬計画案の生成に使用されたレセプト情報の提供元の医療施設への連絡先情報を取得し、取得した連絡先情報を検査・投薬計画案とともに表示する。
これにより、検査・投薬計画生成装置1では、地域の医療施設から収集したレセプト情報を集約して各病気に適した検査・投薬計画案を生成し、提示できる。また関係医療施設への連絡を円滑に行えるようにすることで、地域医療連携を推進することが可能となる。
また、院内で実施可能な検査からなる院内可能検査・投薬計画案と、他院に紹介可能な検査を含む他院紹介予定検査・投薬計画案とをそれぞれ生成し、院内可能検査・投薬計画案と他院紹介予定検査・投薬計画案とをタブ等で簡単に切り替えて表示させることができる。
また、電子カルテに入力された診療情報から複数の病名候補が算出される場合には、病名を切り替えるための操作部(「病名」タブ)を設け、「病名」タブで選択された病名に適した検査・投薬計画案を切り替えて表示できる。このため、簡単な操作で各病名候補に適した検査・投薬計画案を確認し、比較できるようになる。
また、検査・投薬計画案は、時系列のフローチャート等の形式で概要が表示され、繰り返しの検査・投薬がまとめられて表示されるため、一見して見やすいものとなる。また、各検査や投薬の詳細情報は簡易な操作で表示・非表示を切り替えることができる。
[第2の実施の形態]
次に、図14、図15を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態の検査・投薬計画生成装置1は、第1の実施の形態の検査・投薬計画生成装置1の機能に加え、更に検査・投薬計画案の編集機能を有する。
図14は、検査・投薬計画案の編集処理の流れを説明するフローチャートであり、図15は編集中の検査・投薬計画表示画面52の例を示す図である。
検査・投薬計画表示画面52が表示された状態でマウス等によって画面上がクリック操作されると(ステップS301;Yes)、CPU101はクリックされた箇所に応じた処理を行う。例えば、投薬薬品名ステップ50g、50k等がクリック操作された場合は(ステップS302;Yes)、キーボード109等の入力装置を介して薬品名を入力・編集できる(ステップS303)。編集後、保存ボタン52tがクリックされると(ステップS304;Yes)、CPU101は変更後の薬品名を反映した検査・投薬計画案を検査・投薬計画案記憶部23に記憶する。保存された検査・投薬計画案は、選択操作によって再表示可能となる。
また例えば、検査名ステップ50i、50j、50lのいずれかがクリック操作された場合は(ステップS306;Yes)、キーボード109等の入力装置を介して検査名を入力・編集できる(ステップS307)。編集後、保存ボタン52tがクリックされると(ステップS304;Yes)、CPU101は変更後の検査名を反映した検査・投薬計画案を検査・投薬計画案記憶部23に記憶する。
また例えば、日付項目50mがクリック操作された場合は(ステップS308;Yes)、キーボード109等の入力装置を介して日付を入力・編集できる(ステップS309)。編集後、保存ボタン52tがクリックされると(ステップS304;Yes)、CPU101は変更後の日付を反映した検査・投薬計画案を検査・投薬計画案記憶部23に記憶する。
また例えば、検査・投薬計画案を示すフローチャート50dの一部がクリック操作された場合は(ステップS310;Yes)、クリックした箇所に投薬ステップまたは検査ステップ等の新規処理52rを挿入できる(ステップS311)。編集後、保存ボタン52tがクリックされると(ステップS304;Yes)、CPU101は変更内容を反映した検査・投薬計画案を検査・投薬計画案記憶部23に記憶する。
また例えば、詳細情報項目50qがクリック操作された場合は(ステップS312;Yes)、キーボード等の入力装置を介して詳細情報の内容を入力・編集できる(ステップS313)。編集後、保存ボタン52tがクリックされると(ステップS304;Yes)、CPU101は変更後の詳細情報を反映した検査・投薬計画案を検査・投薬計画案記憶部23に記憶する。
また例えば、タブ50a、50bがクリック操作された場合は(ステップS314;Yes)、CPU101は表示メモリ105に保存されている他の検査・投薬計画案に切り替え表示する(ステップS315)。
また例えば、「病名」タブ50cがクリック操作された場合は(ステップS316;Yes)、CPU101は表示メモリ105に保存されている他の病名についての検査・投薬計画案に切り替え表示する(ステップS317)。
また参考病院一覧50eの連絡ボタン50fがクリック操作された場合は(ステップS318;Yes)、CPU101は連絡処理へ移行する(ステップS319)。連絡処理ではCPU101は、クリックされた連絡先に関する情報を記憶装置103から読み出す。連絡先としてメールアドレスが登録されている場合はメールの自動生成を行う。また、IP電話等の連絡先が登録されている場合は電話アプリを利用して通話の開始等を可能とする。
また他院紹介可能検査・投薬計画が表示されている場合は、図12に示すように参考病院一覧50eに紹介ボタン51fが表示される。紹介ボタン51fがクリック操作された場合は(ステップS320;Yes)、CPU101は紹介状生成処理へ移行する(ステップS321)。紹介状生成処理ではCPU101は、保存されている病院名毎の紹介状テンプレートデータを読み出して表示し、紹介状作成を簡易化する。図15に示すように、例えば「B検査」が選択された状態で紹介ボタンを選択した場合は、CPU101は選択された病院名の紹介状テンプレートデータを読み出して該当のB検査を依頼する形式の紹介状を自動生成する。検査は複数選択可能である。
また、例えば検査ステップ50i、50j、50lや投薬ステップ50g、50kがクリックされた状態(選択された状態)で、キーボードからの入力指示によって削除が指示されると、選択された検査または投薬を削除する。このときCPU101は図15に示すように「削除」を示すマーク52sを選択されたステップ上に表示してもよい。保存ボタン52tがクリックされると(ステップS304;Yes)、CPU101は編集後の検査・投薬計画案(選択検査、投薬を削除した検査・投薬計画案)を表示メモリ105に保存する(ステップS305)。
以上の処理により、検査・投薬計画表示画面上で検査・投薬計画案の編集を行うことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、検査・投薬計画表示画面の画面構成や計画案を示すフローチャートの表示形態等は本発明を説明するための一例であり、各種の変更例を含むものとする。その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1・・・・・・・・・・検査・投薬計画生成装置
101・・・・・・・・CPU
102・・・・・・・・主メモリ
103・・・・・・・・記憶装置
104・・・・・・・・通信I/F
105・・・・・・・・表示メモリ
106・・・・・・・・I/F
107・・・・・・・・表示装置
108・・・・・・・・マウス
109・・・・・・・・キーボード
110・・・・・・・・ネットワーク
113・・・・・・・・システムバス
120・・・・・・・・レセプト情報データベース
20・・・・・・・・・電子カルテ情報データベース
21・・・・・・・・・レセプト情報収集部
22・・・・・・・・・計画生成部
23・・・・・・・・・検査・投薬計画案記憶部
24・・・・・・・・・電子カルテ処理部
25・・・・・・・・・病名候補算出部
26・・・・・・・・・検査・投薬計画取得部
27・・・・・・・・・表示部
33・・・・・・・・・集約レセプト情報
40・・・・・・・・・病名判定点数テーブル
50、51、52・・・検査・投薬計画表示画面

Claims (12)

  1. 複数のレセプト情報を収集するレセプト情報収集部と、
    前記レセプト情報を集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成する計画生成部と、
    生成された検査・投薬計画案を記憶する検査・投薬計画案記憶部と、
    電子カルテ画面を表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を登録する電子カルテ処理部と、
    電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出する病名候補算出部と、
    算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を前記検査・投薬計画案記憶部から読み出し、表示させる表示部と、
    を備えることを特徴とする検査・投薬計画生成装置。
  2. 前記計画生成部は、院内で実施可能な検査からなる院内可能検査・投薬計画案と、他院に紹介可能な検査を含む他院紹介予定検査・投薬計画案とを生成し、
    前記院内可能検査・投薬計画案と前記他院紹介予定検査・投薬計画案とを切り替えて表示するための第1操作部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の検査・投薬計画生成装置。
  3. 前記病名候補算出部により複数の病名候補が算出されている場合に、各病名候補に対する検査・投薬計画案を切り替えて表示するための第2操作部を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検査・投薬計画生成装置。
  4. 前記検査・投薬計画案の生成に使用されたレセプト情報の提供元の医療施設への連絡先情報を取得する連絡先取得部を備え、
    前記表示部は、取得した連絡先情報を前記検査・投薬計画案とともに表示することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の検査・投薬計画生成装置。
  5. 前記医療施設への連絡先は、当該検査・投薬計画生成装置を設置する医療施設または患者宅からの距離または交通の便の順に並べ替えて表示されることを特徴とする請求項4に記載の検査・投薬計画生成装置。
  6. 前記計画生成部は、繰り返しの検査または投薬を1回にまとめた形式で前記検査・投薬計画案の表示用データを生成することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の検査・投薬計画生成装置。
  7. 前記検査・投薬計画案記憶部は、前記検査・投薬計画案に含まれる各検査または各投薬について関連する詳細情報を紐づけて記憶し、
    前記表示部において、前記検査・投薬計画案に含まれる検査または投薬が指定されると紐づけて記憶された前記詳細情報を読み出し、表示することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の検査・投薬計画生成装置。
  8. 前記計画生成部は、複数のレセプト情報から病名候補に関連するレセプト情報を抽出し、患者毎に分類し、分類された各患者のレセプト情報を比較することで各病名候補についての検査・投薬履歴の特徴を抽出し、抽出した検査・投薬履歴の特徴に基づいて前記検査・投薬計画案を生成することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の検査・投薬計画生成装置。
  9. 前記計画生成部は、対象とする病名以外の病気・症状についての治療のために行われた検査及び投薬からの影響を取り除いて前記検査・投薬計画案を生成することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の検査・投薬計画生成装置。
  10. 前記表示部に表示された検査・投薬計画案に対して検査・投薬の内容及び順序の編集を受け付ける編集処理部を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の検査・投薬計画生成装置。
  11. コンピュータの制御部が、
    複数のレセプト情報を収集するステップと、
    収集したレセプト情報を集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成するステップと、
    生成された検査・投薬計画案を記憶部に記憶するステップと、
    電子カルテ画面を表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を登録するステップと、
    電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出するステップと、算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を前記記憶部から読み出し、表示させるステップと、
    を含む処理を実行することを特徴とする検査・投薬計画生成方法。
  12. コンピュータを、
    複数のレセプト情報を収集するレセプト情報収集手段、
    前記レセプト情報を集約し、集約したレセプト情報に基づいて各病名に適した検査・投薬計画案を生成する計画生成手段、
    生成された検査・投薬計画案を記憶部に記憶する検査・投薬計画案記憶手段、
    電子カルテ画面を表示するとともに電子カルテへの診療情報の入力を受け付け、入力された診療情報を登録する電子カルテ処理手段、
    電子カルテに入力された診療情報から病名候補を算出する病名候補算出手段、
    算出された病名候補に該当する検査・投薬計画案を前記記憶部から読み出し、表示させる表示手段、
    として機能させるためのプログラム。





JP2015137596A 2015-07-09 2015-07-09 検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム Ceased JP2017021511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015137596A JP2017021511A (ja) 2015-07-09 2015-07-09 検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015137596A JP2017021511A (ja) 2015-07-09 2015-07-09 検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017021511A true JP2017021511A (ja) 2017-01-26

Family

ID=57888196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015137596A Ceased JP2017021511A (ja) 2015-07-09 2015-07-09 検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017021511A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124764A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 セコム株式会社 診療情報処理システム及び診療情報処理プログラム
JP2019079515A (ja) * 2018-10-17 2019-05-23 株式会社リピートリンク 施術支援装置、施術支援システム、施術支援方法、プログラム
JP2021047933A (ja) * 2021-01-04 2021-03-25 TXP Medical株式会社 診療情報管理システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175725A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Mhi Laboratory:Kk 疾病別診療報酬明細書分析システム
JP2004091187A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Omron Corp 診療用物品の在庫管理支援装置、在庫管理支援サーバ、在庫管理支援システム、在庫管理支援プログラム、および在庫管理支援サーバプログラム
US20040193022A1 (en) * 2003-03-24 2004-09-30 Fujitsu Limited Diagnostic support system and diagnostic support program
JP2005037979A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Hitachi Ltd レセプト情報提供方法およびシステム
JP2006072533A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toshiba Corp 治療方針決定支援システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175725A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Mhi Laboratory:Kk 疾病別診療報酬明細書分析システム
JP2004091187A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Omron Corp 診療用物品の在庫管理支援装置、在庫管理支援サーバ、在庫管理支援システム、在庫管理支援プログラム、および在庫管理支援サーバプログラム
US20040193022A1 (en) * 2003-03-24 2004-09-30 Fujitsu Limited Diagnostic support system and diagnostic support program
JP2004288047A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fujitsu Ltd 診療支援システム及び診療支援プログラム
JP2005037979A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Hitachi Ltd レセプト情報提供方法およびシステム
JP2006072533A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toshiba Corp 治療方針決定支援システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124764A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 セコム株式会社 診療情報処理システム及び診療情報処理プログラム
JP2019079515A (ja) * 2018-10-17 2019-05-23 株式会社リピートリンク 施術支援装置、施術支援システム、施術支援方法、プログラム
JP2021047933A (ja) * 2021-01-04 2021-03-25 TXP Medical株式会社 診療情報管理システム
JP7179268B2 (ja) 2021-01-04 2022-11-29 TXP Medical株式会社 診療情報管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zargaran et al. The electronic Trauma Health Record: design and usability of a novel tablet-based tool for trauma care and injury surveillance in low resource settings
Alpert The electronic medical record in 2016: Advantages and disadvantages
JP5443704B2 (ja) 医療情報管理装置
Lee Features of computerized clinical decision support systems supportive of nursing practice: a literature review
Davidson et al. Where's the beef? The promise and the reality of clinical documentation
JP2017021511A (ja) 検査・投薬計画生成装置、検査・投薬計画生成方法、及びプログラム
JP4990410B1 (ja) 医療費解析システム
JP2020004244A (ja) 診療支援装置
US20160378922A1 (en) Methods and apparatuses for electronically documenting a visit of a patient
JP2016157320A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP6675182B2 (ja) 複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステム
JP2016021189A (ja) 情報表示装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2023138684A (ja) 診療支援装置、その作動方法及び作動プログラム、並びに診療支援システム
JP5155823B2 (ja) 案内状作成システム
JP7198959B1 (ja) 情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置
JP2016035698A (ja) 検査又は治療方法選択支援プログラム、検査又は治療方法選択支援方法、および情報処理装置
JP5361683B2 (ja) 医療情報処理装置およびプログラム
JP5375177B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法
JP6968704B2 (ja) 情報管理システム及び情報管理方法
WO2022081731A9 (en) Automatically pre-constructing a clinical consultation note during a patient intake/admission process
JP2018173902A (ja) コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法
JP2010267041A (ja) 医療データ管理システム
JP2011210187A (ja) 医療介護インシデント情報管理プログラム、該装置及び該方法
Salahuddin et al. Hospital information systems (HIS) in the examination rooms and wards: Doctors perceived positive impact on quality of care and patient safety
JP5953411B1 (ja) 医療費解析システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160509

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171030

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20171030

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20190827