JP2019079515A - 施術支援装置、施術支援システム、施術支援方法、プログラム - Google Patents

施術支援装置、施術支援システム、施術支援方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】経験や知識が乏しい施術者でも、患者が不調を感じている部位を的確に把握することを可能とする施術支援システムを提供する。【解決手段】入力部と表示部を備える情報処理装置と、この情報処理装置と相互に通信可能に接続されたサーバを含む施術支援システムであって、情報処理装置は、人体を模式的に表す人体図と、人体図において人体の各部位を表す部位マークとを、サーバから取得するデータを用いて表示部に表示させる手段と、表示部に表示された人体図の各部位の中から患者の不調に対応する第1部位が入力部を用いて選択されたときに、当該選択された第1部位に関連する不調パターンの一覧を、サーバから取得するデータを用いて表示部に表示させる手段を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば整骨院・鍼灸院などに来院した患者に対する施術を支援するための技術に関する。
従来、整骨院等においては、来院した患者の捻挫、打撲、挫傷、脱臼等による痛みの部位を診察し、手技療法、ストレッチ等の施術を患者に施すことにより、患者の痛みの症状を軽減し治癒することが行われている。また、鍼灸院等においては、来院した患者の神経痛、リウマチ、腰痛症等による痛みの部位を診察し、手技療法、ストレッチ等の施術を患者に施すことにより、患者の痛みの症状を軽減し治癒することが行われている。
しかしながら、施術者は、患者が訴える主観的な症状をヒヤリングするのみでは、痛みの部位、及び痛みの原因となっている筋を的確に把握することが難しい場合がある。また、各施術者の知識や経験には差があり、例えば経験の浅い施術者が患者の症状を的確に把握して適切な施術を行うのは難しい。
なお、関連し得る先行技術の一例として、特開2002−288340号公報(特許文献1)には、医療の経験や知識の乏しい者であっても医療の知識を利用できるようにする技術として、症状及び処方のデータベースを用いて、コンピュータにより患者の症状に適した漢方薬の処方を行うことが記載されている。しかし、この先行技術は、漢方薬の的確な処方を実現するという点では有用であると考えられるが、整骨院等における上記の課題に対して有効な解決手段を示すものではない。
特開2002−288340号公報
本発明に係る具体的態様は、整骨院・鍼灸院等において、施術者の経験や知識の差に関わらず患者が不調を感じている部位を的確に把握することを可能とする技術を提供することを目的の1つとする。
[1]本発明に係る一態様の施術支援システムは、入力部と表示部を備える情報処理装置と、前記情報処理装置と相互に通信可能に接続されたサーバと、を含み、前記情報処理装置は、(a)人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを、前記サーバから取得するデータを用いて前記表示部に表示させる手段と、(b)前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された部位に関連する不調パターンの一覧を、前記サーバから取得するデータを用いて前記表示部に表示させる手段を備える、施術支援システムである。
[2]本発明に係る他の態様の施術支援装置は、入力部と表示部を備える情報処理装置を用いて構成される施術支援装置であって、(a)人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを前記表示部に表示させる手段と、(b)前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された部位に関連する不調パターンの一覧を前記表示部に表示させる手段を備える、施術支援装置である。
[3]本発明に係る他の態様の施術支援方法は、入力部、表示部及び制御部を備えた情報処理装置を用いる施術支援方法であって、(a)前記制御部が、人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを前記表示部に表示させるステップと、(b)前記制御部が、前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された部位に関連する不調パターンの一覧を前記表示部に表示させるステップを含む、施術支援方法である。
上記した何れかの構成によれば、部位マークにより人体の各部位が区分けされているので、例えばこの部位マークを重ねた人体図を患者にも見せながら確認することにより、患者の不調を感じる部位を容易かつ具体的に特定してその部位を選択することが可能となる。そして、選択された部位に関連する筋である不調パターンの一覧が表示されることで、例えばこの不調パターンの一覧を患者にも見せながら確認することにより、患者が不調を感じている筋を適格に把握することができる。従って、施術者の経験や知識の差に関わらず、患者が不調を感じている部位を的確に把握することが可能となる。
図1は、本実施形態の施術支援システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、不調部位選択画像の表示例を示す図である。 図3は、不調パターン表示画像の表示例を示す図である。 図4は、不調パターン確認画像の表示例を示す図である。 図5は、理学検査画像の表示例を示すである。 図6は、自覚筋リンク情報表示画像の表示例を示すである。 図7は、関連筋リンク情報画像の表示例を示すである。 図8は、関連動作リンク情報表示画像の表示例を示すである。 図9は、関連徒手検査リンク情報表示画像の表示例を示すである。 図10は、検査結果画像の表示例を示すである。 図11は、カルテ画像の表示例を示すである。 図12は、カルテ画像の表示例を示すである。 図13は、カルテ画像の表示例を示すである。 図14は、カルテ画像の表示例を示すである。 図15は、カルテ画像の表示例を示すである。 図16は、急性情報表示画像の表示例を示すである。 図17は、レセプト部位選択画像の表示例を示すである。 図18は、レセプト部位候補選択画像の表示例を示すである。 図19は、外力判断入力画像の表示例を示すである。 図20は、施術支援装置の機能構成を示すブロック図である。 図21は、施術支援システムにおける動作例を示すフローチャートである。 図22は、変形例のる施術支援装置の機能構成を示すブロック図である。
図1は、本実施形態の施術支援システム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、施術支援システム1は、施術支援装置10と、プリンター20と、クラウドサーバ30と、を含んで構成され、施術支援装置10とクラウドサーバ30とは無線又は有線の通信ネットワーク40を介して通信可能に接続されている。施術支援装置10とプリンター20とは、無線LAN(Local Area Network)又は通信ケーブルによって接続されている。施術支援装置10及びプリンター20は整骨院に設置され、クラウドサーバ30は施術支援システムを運営する事業者の事業所に設置されている。
施術支援装置10は、例えば可搬性を有するタブレット型の情報処理装置を用いて構成されている。なお、施術支援装置10は、例えばノート型のパーソナルコンピュータやデスクトップ型のパーソナルコンピュータなどを用いて構成されていてもよい。この施術支援装置10は、ハードウェアとして、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリ等)と、ディスプレイと、入出力インターフェース(タッチパネル、スピーカ等)と、通信インターフェースと、を備えている。施術支援装置10のメモリには、各種データ、プログラム等が記憶されている。
クラウドサーバ30は、ハードウェアとして、CPUと、メモリ、ハードディスク等の記憶装置と、通信インターフェースと、を備えている。クラウドサーバ30の記憶装置には、施術支援装置10において用いられる各種データのデータベース、施術支援装置10から送信される患者情報、カルテ情報、レセプト情報等の各種データのデータベース等が記憶されている。クラウドサーバ30の記憶装置には、以下に説明する各種画像を施術支援装置10のディスプレイに表示させるために必要なデータが相互に関連付けて格納されている。
図2は、整骨院に来院した患者が人体図の部位の中から不調を感じる部位を選択するための不調部位選択画像の一例を示す図である。図3は、患者の不調部位に関連する筋である不調パターンの一覧が表示される不調パターン表示画像の一例を示す図である。図4は、不調パターン表示画像での選択内容の確認を行うための不調パターン確認画像の一例を示す図である。図3に示す不調パターン表示画像D3において不調パターン300が選択された後に右上に表示されている保存ボタン31が選択されると、図4に示す不調パターン確認画像D4に遷移する。不調パターン確認画像D4により表示された不調パターン300の内容を確認し、患者が不調を感じている不調パターン300のみが表示されている場合には確定ボタン41を選択すると後述の図5に示す理学検査画面に遷移する。また、患者が不調を感じていない不調パターン300が含まれており修正したい場合には、キャンセルボタン42を選択すれば不調パターン表示画像D3に戻ることができる。また、不調パターン確認画像D4においては、優先順位ボタン43を用いて、不調パターン300の優先順位を指定することもできる。
図5は、不調パターンの理学検査(徒手検査)を支援する理学検査画像の一例を示す図であり、患者が不調を感じている不調パターン(自覚筋)、自覚筋に関連する筋(関連筋)、自覚筋に関連する動作(関連動作)、自覚筋に関連する徒手検査(関連徒手検査)の各情報510、520、530、540(例えば、各々、僧帽筋、胸鎖乳突筋、肩関節挙上、エデンテストが該当する。)が列毎に複数表示されている。この理学検査画像D5には、不調パターン確認画像D4において確定ボタン41が選択されることで遷移する。
図6は、自覚筋に関連する情報を表示する自覚筋リンク情報表示画像の一例を示す図である。図7は、関連筋に関連する情報を表示する関連筋リンク情報表示画像の一例を示す図である。図8は、関連動作に関連する情報を表示する関連動作リンク情報表示画像の一例を示す図である。図9は、関連徒手検査に関連する情報を表示する関連徒手検査リンク情報表示画像の一例を示す図である。
図10は、患者の検査結果を表示する検査結果画像の一例を示す図である。検査結果画像D10には、患者の不調部位毎に、日付、不調パターン、行った徒手検査、痛みの度合い、施した施術に関する情報等が表示される。図11〜図15は、カルテ画像の一例を示す図である。図11〜図15に示す各カルテ画像は、所定の操作によって表示が遷移する。図11のカルテ画像D11aには、日付毎及び不調部位毎に、行った徒手検査、患者の痛みの度合いの変化等が表示されている。カルテ画像D11aは、診断日(治療日)が表示され、左側欄には診断結果を示した診断人体図が表示され、右側欄には診断結果をレセプトの対象となる各部位毎に当てはめた置換人体図が表示されている。また図示の例では、理学判定に基づいて、左膝部が強調表示(相対的に濃色の表示)でレコメンドされている。
図12のカルテ画像D11bでは、左側欄に診断人体図が表示され、右側欄に診断内容や治療内容が表示され、かつ患者の痛みの度合いの変化がペインスケール111で表示されている。図示の例では、ペインスケール111は、表情により視覚的に痛みの度合いが認識可能な顔の画像である。図13のカルテ画像D11cでは、診断人体図が大きく表示されている(全画面表示)。同様に、図14のカルテ画像D11dでは、置換人体図が大きく表示されている(全画面表示)。図15のカルテ画像D11eでは、診断人体図の一覧が表示されている。一覧には、主訴、理学検査、ペインスケールの各カテゴリと、不調部位、筋肉の各カテゴリを基準に分類した複数パターンの人体図が表示されている。
図16は、診断の結果、急性(または亜急性)と判断された部位が表示される急性情報表示画像の一例を示す図である。図17は、急性と判断された部位の中からレセプト対象とする部位を施術者が手動で1つずつ選択するためのレセプト部位選択画像の一例を示す図である。図18は、レセプトの対象となる部位の組合せ候補の一覧の中から施術者がレセプト対象とする組合せ候補を選択するためのレセプト部位候補選択画像の一例を示す図である。図19は、負傷部位に対して加えられた外力が打撃、衝撃、墜落、牽引、圧迫、屈曲、捻転の何れであるかを入力するための外力判断入力画像の一例を示す図である。
施術支援装置10のメモリに記憶されるプログラムとしては、上述した各種画像を表示するためのプログラム、クラウドサーバ30との間でデータを授受するためのプログラム、レセプト対象となる部位の組合せ候補を生成するためのプログラム、レセプトを生成するためのプログラム等が存在する。これらのプログラムは施術支援システム1を運営する業者等が指定するサーバからダウンロードし、インストールすることができる。施術支援装置10のCPUが記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、図20に示す各機能ブロックが施術支援装置10に実現される。
人体図表示部11は、人体を模式的に表す人体図を部位ごとに区分して画像を含んだ不調部位選択画像D2(図2参照)を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。図2に例示する不調部位選択画像D2では、人体図として、人体を正面から見た図が左側に表示され、人体を背面から見た図が右側に表示されている。それぞれの人体図は、頚部・頭部・顔面部、体幹・脊柱、肩・背部、腕・手、腱部・臀部、脚部・足部に区分されている。また、これらの区分された各部位を把握しやすいように、各部位にそれぞれ対応付けた輪郭マーク(部位マーク)22が人体図に重ねて表されている。各部位の輪郭マーク22は、例えば、部位ごとに異なる色で表示されている。
施術者又は患者は、各部位の輪郭マーク22を参照しながら、人体図における複数の部位の中から、患者の不調を感じる箇所に対応した1つまたは複数の部位をタップ又はクリックすることにより選択する。1つまたは複数の部位が選択されたことを検知した人体図表示部11は、選択済みであることが識別できるように、選択された部位に対応する輪郭マーク22の内部を着色して表示させる。
なお、図2に示す人体図の部位の区分けの仕方は一例であり、区分する部位の数を増やしてもよいし、減らしてもよい。また、選択された部位の輪郭マーク22の内部に着色して表示する代わりに、例えば、部位の内部に何らかの選択済みマーク(例えば*印など)をつけてもよいし、部位の内部に網掛けなどの模様を付してもよい。
不調パターン提示部12は、不調部位選択画像D2に表示された人体図の部位の中から患者が不調を感じる1つまたは複数の部位が選択され、不調部位選択画像D2の右上に表示されたパターン選択ボタン21が選択されたことを検知すると、選択された不調部位に関連する1つまたは複数の不調パターンを示す不調パターン表示画像D3(図3参照)を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。
この不調パターン表示画像D3の左側には不調部位選択画像D2で表示されていた人体図が縮小して表示されており、不調パターン提示部12は、その人体図の着色されている部位のうち、ポインター32が指している部位に関連する不調パターンの一覧を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。ポインター32の指す部位はタップ等によって適宜変更することができる。
患者または施術者は、表示された不調パターンの一覧の中から、患者が不調を感じている不調パターンを1つまたは複数選択することができる。各不調パターンには、それぞれの筋の名称(例えば「僧帽筋(右)」など)が併せて表示されている。また、各不調パターンには、その筋に対応して痛みなどの不調を感じる可能性のある範囲が人体図の部分図に重ねて着色して示されており、この着色表示は、痛みなどの不調を感じる中心となる箇所をより濃くしたグラデーションで表現されている。このような筋に対応した範囲の着色表示により、患者の不調を感じる部位をより特定しやすくなる。
自覚筋関連情報提示部13は、不調パターン表示画像D3から不調パターンが選択されると、その不調パターンに関連する関連筋情報、動作情報、徒手検査情報等を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。図5の理学検査画像D5に示すように、選択された不調パターンである自覚筋の情報と、その自覚筋に関連する筋である関連筋の情報と、自覚筋に関連する動作の情報と、自覚筋に関連する徒手検査の情報が表示される。
図5に例示する理学検査画像D5では、最も左側の第1列目の領域R1に自覚筋の情報が4種類表示され、第2列目の領域R2に関連筋の情報が複数種類表示され、第3列目の領域R3に関連動作の情報が複数種類表示され、第4列目の領域R4に関連徒手検査の情報が複数種類表示されている。ここで、「関連筋の情報」とは、患者が選択した不調パターン、すなわち患者自らが自覚している自覚筋に関連し、さらに不調を生じる可能性がある筋に関する情報である。「関連動作の情報」とは、その動作の際に自覚筋を使う動作に関する情報である。「関連徒手検査の情報」とは、自覚筋に不具合があるかどうかを判定するために施術者が行うべき徒手検査に関する情報である。
理学検査画像D5(図5参照)、自覚筋リンク情報表示画像D6(図6参照)、関連筋リンク情報表示画像D7(図7参照)、関連動作リンク情報表示画像D8(図8参照)、及び関連徒手検査リンク情報表示画像D9(図9参照)として表示されている各情報には、リンクマーク51が対応付けて表示されている。本実施形態では、各情報の表示領域の右上にリンクマーク51が表示されている。
リンク情報提示部14は、リンクマーク51が選択された場合、そのリンクマーク51に対応付けられている各情報に関連する情報を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。詳細には、例えば、第1列目の領域R1に表示された自覚筋の情報に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合、リンク情報提示部14は、例えば図6の自覚筋リンク情報表示画像D6に示すように、自覚筋に関連する関連筋の情報と、自覚筋に関連する動作の情報と、自覚筋に関連する徒手検査の情報と、を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。
図6に示す自覚筋リンク情報表示画像D6は、自覚筋の1つとして「僧帽筋」の情報が表示されている状態のときに、その僧帽筋に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合の表示例である。この自覚筋リンク情報表示画像D6では、「僧帽筋」に関連する関連筋の情報が第2例目の領域R2に表示され、「僧帽筋」に関連する動作の情報が第3列目の領域R3に表示され、「僧帽筋」を使用する動作が含まれる徒手検査の情報が第4列目の領域R4に表示されている。
また、第2列目の領域R2に表示された「関連筋」の情報に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合、リンク情報提示部14は、例えば図7の関連筋リンク情報表示画像D7に示すように、その関連筋に関連する動作の情報と、その関連筋に関連する徒手検査の情報と、その関連筋に関連する筋の情報と、を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。
図7に示す関連筋リンク情報表示画像D7は、第2列目の領域R2に表示されている「胸鎖乳突筋」に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合の表示例である。この関連筋リンク情報表示画像D7では、「胸鎖乳突筋」に関連する関連筋の情報が第2例目の領域R2に表示され、「胸鎖乳突筋」に関連する動作の情報が第3列目の領域R3に表示され、「胸鎖乳突筋」を使用する動作が含まれる徒手検査の情報が第4列目の領域R4に表示されている。
また、第3列目の領域R3に表示された動作の情報に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合、リンク情報提示部14は、例えば図8の関連動作リンク情報表示画像D8に示すように、その動作に関連する筋の情報と、その動作に関連する徒手検査の情報と、を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。
図8に示す関連動作リンク情報表示画像D8は、第3列目の領域R3に表示されている動作「頚部側屈」に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合の表示例である。この関連動作リンク情報表示画像D8では、「頚部側屈」の際に使用される関連筋の情報が第2例目の領域R2に表示され、「頚部側屈」が含まれる徒手検査の情報が第4列目に表示されている。
また、第4列目の領域R4に表示された徒手検査の情報に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合、リンク情報提示部14は、例えば図9の関連徒手検査リンク情報表示画像D9に示すように、その徒手検査に関連する筋の情報と、その徒手検査に関連する動作の情報と、を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。
図9に示す関連徒手検査リンク情報表示画像D9は、第4列目の領域R4に表示されている「スパーリングテスト」に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合の表示例である。この関連徒手検査リンク情報表示画像D9では、「スパーリングテスト」により検査可能な筋の情報が第1列目の領域R1及び第2例目の領域R2に表示され、「スパーリングテスト」に含まれる動作の情報が第3列目の領域R3に表示されている。この関連徒手検査リンク情報表示画像D9において、第1列目の領域R1及び第2例目の領域R2の中から不調パターンを選択することができる。
このように、施術者は、理学検査画像D5、及び理学検査画像D5から遷移した各種画像(自覚筋リンク情報表示画像D6、関連筋リンク情報表示画像D7、関連動作リンク情報表示画像D8、及び関連徒手検査リンク情報表示画像D9)に表示された各情報に対応付けられているリンクマーク51を適宜選択することで、そのリンクマーク51に対応付けられている情報に関連する各種情報を一覧で参照することができるため、施術者の経験や知識の差によらず、より的確な検査、診断及び施術を行うことが可能となる。
急性情報提示部15は、患者が不調を訴えた部位の中から急性と考えられる部位(急性部位)の候補を判定し、例えば図16の急性情報表示画像D12に示すように、1つまたは複数の急性部位の候補を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。ここで、「急性部位」とは、患者に不調の自覚症状があり、かつ動作テストや徒手検査などの理学検査により陽性と判定された部位をいう。
図16に示す急性情報表示画像D12の例では、急性部位の候補は、その部位に対応付けられた輪郭マーク123の内部が相対的に濃色とした強調表示で示されている。
急性情報表示画像D12の所定ボタンを選択すると、図17に示すレセプト部位選択画像D13に遷移する。各急性部位の候補に対してそれぞれ輪郭マーク132が重ねて表されている。施術者は、レセプト部位選択画像D13に示された急性部位の候補の中から、自己の判断でレセプトの対象とする急性部位をタップ、クリック等の操作を行うことにより選択することができる。図示の例では、選択された急性部位に対応する輪郭マーク132の内部が相対的に濃色とした強調表示で示されている。なお、レセプト部位選択画像D13に表示された所定ボタンが選択された場合には、図18に示すレセプト部位候補選択画像D14に遷移する。
レセプト候補提示部16は、選択された1つまたは複数の急性部位の候補中から、予め設定されたルールに基づいてレセプト対象となる急性部位の組合せを判定し、例えばレセプト部位候補選択画像D14に示すように、レセプト対象となる部位の組合せ候補の一覧を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。図18に示す表示例では、急性部位は、人体の正面図においては隣接して8個存在し、背面図においては2個存在する。ここで、例えば、隣接する2つの部位についてはレセプト対象とすることができないという基準(取り決め)があるとすると、レセプト候補提示部16は、例えば、右足部から順に1つおきの部位をレセプト対象となる組合せ候補として表示させるとともに、腰付近の1つの部位をレセプト対象となる組み合わせ候補として表示させる。施術者は、レセプト部位候補選択画像D14に表示された組合せ候補の中から、1つの組合せ候補をレセプト対象として選択することができる。
なお、急性部位が1つのみであり、レセプト対象となる部位が1つしか存在しない場合には、レセプト候補提示部16はレセプト対象となる部位の組合せ候補としてその1つの急性部位のみ施術支援装置10のディスプレイに表示させる。また、レセプト対象となる組合せ候補が複数存在する場合には、レセプト候補提示部16は、請求可能な診療報酬額が大きくなる順にレセプト対象となる組合せ候補を配列して表示させるようにしてもよいし、請求可能な診療報酬額が最も大きい組合せ候補が何れであるが判るように表示させてもよい。レセプト部位候補選択画像D14において所定ボタンを選択すると、図17に示すレセプト部位選択画像D13に遷移する。
レセプト生成部17は、レセプト部位選択画像D13においてレセプト対象とする急性部位が選択された場合、その選択された急性部位を診療報酬の請求対象とするレセプト情報を生成する。また、レセプト部位候補選択画像D14においてレセプト対象となる組合せ候補の中から1つの組合せ候補が選択された場合、レセプト生成部17は、選択された組合せ候補に含まれる急性部位を診療報酬の請求対象とするレセプト情報を生成する。そして、レセプト生成部17は、生成したレセプト情報を印刷するためのデータをプリンター20に出力する。プリンター20は、施術支援装置10のレセプト生成部17から受信したデータに基づいてレセプトを印刷する。また、レセプト生成部17は、レセプト情報を診療報酬の支払機関の情報処理装置(図示略)へ送信するとともに、クラウドサーバ30へ送信する。
(動作)
次に、図21に示すフローチャートを参照して、接骨院に患者が来院した際に施術支援システム1において行われる動作例を説明する。なお、施術に先立ち、例えばその日の開院前に施術支援装置10からクラウドサーバ30へ接続し、患者認証が行われているものとする。このようにすることで、例えばクラウドサーバ30を運営する企業等が会員として認める患者の施術支援装置10にのみ、その動作に必要なデータを提供し、会員以外のもの(例えば、脱会した者等)にはデータを提供しないようにすることができる。
施術者等の操作に応じて、施術支援装置10の人体図表示部11は、施術支援装置10のディスプレイに不調部位選択画像D2(図2参照)を表示させる(ステップS1)。
施術者は、患者に対して問診を行いながら、不調部位選択画像D2に表示されている人体図の部位の中から、患者に自身が不調を感じている部位(不調部位)に対応する輪郭マーク22を選択させる。なお、不調部位に対応する輪郭マーク22の選択は、患者から不調部位を聞き取った施術者が行ってもよい。ディスプレイに対するタップ等の操作により不調部位に対応する輪郭マーク22が選択されると、人体図表示部11は、選択された部位の輪郭マーク22の内部を着色して表示する。例えば、輪郭マーク22の表示色を同じ色に輪郭マーク22内を変化させる。
不調部位に対応する輪郭マーク22が1つ以上選択され、施術者により不調部位選択画像D2に表示されているボタン21が選択されると、不調パターン提示部12は、選択された輪郭マーク22に対応する不調部位に関連する1つまたは複数の不調パターンを表示するためのデータをクラウドサーバ30から取得し、図3に示すような不調パターン表示画像D3を施術支援装置10のディスプレイに表示させる(ステップS2)。例えば、いずれか1つの不調部位に対応する不調パターンが表示されるとともに、その左側に、現在選択されている不調部位を示すポインター32が人体図とともに表示される。
患者または施術者は、不調パターン表示画像D3に表示された不調パターンの一覧の中から患者が不調を感じる不調パターンを選択する。不調パターンが選択されると、施術者は、不調パターン表示画像D3の右上に表示されたボタン31を押下する。ボタン31が押下されると、不調パターン提示部12は、図4に示すような不調パターン確認画像D4を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。
不調パターン確認画像D4に表示された不調パターンを確認し、患者が不調を感じている不調パターンが表示されていることを確認できた場合には、施術者は、不調パターン確認画像D4上の確定ボタン41を押下する。確定ボタン41が押下されると、自覚筋関連情報提示部13は、不調パターンに関連する関連筋情報、動作情報、徒手検査情報等を表示するためのデータをクラウドサーバ30から取得し、これらの情報を含んだ理学検査画像D5(図5参照)を施術支援装置10のディスプレイに表示させる(ステップS3)。
この理学検査画像D5を参照しつつ、施術者は、患者に対して各部位に対応した徒手検査を行う(ステップS4)。施術者は、動作テストや徒手検査などの理学検査による検査結果が陽性か陰性かを確認し、図10に示すような検査結果画像D10を用いて検査結果を入力する。検査結果の入力が完了すると、施術者は、検査結果画像D10の所定ボタンを押下する。それにより、施術支援装置10は、入力された検査結果のデータをクラウドサーバ30に送信する。クラウドサーバ30は、施術支援装置10から受信した検査結果のデータを記憶装置に保存する。
施術者は、患者の診察が終了した後に、レセプトを生成するために、図16に示す急性情報画像D12を表示させる操作を行う。これにより、急性情報提示部15は、患者の急性部位の候補を判定し、急性部位の候補に対応する輪郭マーク123を含んだ急性情報画像D12を施術支援装置10のディスプレイに表示させる(ステップS5)。
施術者は、この急性情報画像D12において、負傷日入力欄に急性部位の負傷日を入力した後、レセプト部位選択ボタンを押下する。レセプト部位選択ボタンが押下されると、施術支援装置10の急性情報提示部15は、レセプト部位選択画像D13(図17参照)をディスプレイに表示させる。
施術者は、レセプト部位選択画像D13に表示された急性部位の候補の中から、レセプトの対象とする急性部位に対応する輪郭マーク123を選択する。これにより、レセプト生成部17は、その選択された輪郭マーク123に対応する急性部位に基づいてレセプト情報を生成する(ステップS6)。生成されたレセプト情報は、適宜プリンター20により印刷される。また、レセプト情報は、クラウドサーバ30へ送信され、クラウドサーバ30において記憶される。
なお、レセプトの対象となる組合せ候補からレセプト対象とする急性部位を自動的に選択させる場合には、施術者はレセプト部位選択画像D13に表示された自動選択ボタンを選択する。自動選択ボタンが押下されると、レセプト候補提示部16は、レセプト部位候補選択画像D14を施術支援装置10のディスプレイに表示させる。施術者は、表示された組合せ候補の一覧の中から1つの組合せ候補を選択する。これにより、レセプト生成部17は、選択された組合せ候補に含まれる急性部位に基づいて診療報酬を請求するためのレセプト情報を生成する。
以上説明したように、施術支援装置10において図2に示す不調部位選択画像D2が表示されるため、整骨院に来院した患者は、不調部位選択画像D2に提示された部位の中から自己の不調部位を選択することで、自己の不調部位を施術者に的確に伝達することができる。また、施術者は患者との言葉によるコミュニケーションによって患者の不調部位を的確に把握できない場合にも、不調部位選択画像D2を利用することで、患者が不調を感じている部位を適格に把握することができる。
また、不調部位選択画像D2に表示された部位の中から患者が不調を感じている部位が選択された場合、不調パターン表示画像D3が表示されるため、患者は不調パターン表示画像D3に表示された不調パターンの一覧を見て、自己が不調を感じている筋が何れであるかを視覚的に確認することができる。また、施術者の経験や知識の差によらず、患者が不調を感じている筋を適格に把握することができる。
また、理学検査画像D5には、患者が選択した不調パターン(自覚筋)に関連する関連筋、関連動作及び関連徒手検査が表示されるため、施術者は、患者の自覚筋に関連する情報を容易に把握することができる。
また、各情報に対応付けられたリンクマーク51が選択された場合、その情報に関連する筋の情報、動作の情報、徒手検査の情報等が一覧で表示されるため、施術者は、知識や経験が低くても、各情報の関連情報を参照して適切な検査を行い施術に役立てることができる。
また、施術者は、不調部位選択画像D2、不調パターン表示画像D3、理学検査画像D5等に提示された情報を参照しながら、患者とコニュニケーションを図ることができ、よりよい治療に役立てることができる。
また、施術者がレセプト部位選択画像D13に表示されたレセプト対象となる急性部位の中から、施術者がレセプト対象とする部位を選択することで、レセプトを容易に作成することができる。また、レセプト部位候補選択画像D14に表示されたレセプトの対象となる部位の組合せ候補の一覧の中から施術者が何れかの組合せ候補を選択することで、レセプトを容易に作成することができる。
なお、レセプト部位選択画像D13及びレセプト部位候補選択画像D14ともに、施術者による入力が必要となるが、施術支援装置10がレセプト対象とする部位を一定のルールに従って自動選択することで、レセプト対象とする部位の選択を完全に自動化するようにしてもよい。
例えば、図22に示すように、施術支援装置10の機能ブロックとして、レセプト部位自動選択部18を設けてもよい。この機能ブロックは施術支援装置10のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。レセプト部位自動選択部18は、急性部位の候補の中から、一定のルールに従ってレセプト対象とする急性部位を選択する。「一定のルール」としては、例えば、患者の急性部位が隣接して3つ以上存在する場合、レセプト対象とする部位として、相互に部位が隣接しないように最も多くの部位を選択するといったルールが考えられる。また、メモリに予め設定できるデータとして「レセプト生成モード」を設けて、この「完全自動」モードと、図17に示すレセプト部位選択画像D13で施術者が1つずつ部位を選択する「手動」モードと、図18に示すレセプト部位候補選択画像D14で施術者が何れかの組合せ候補を選択する「自動」モードと、の何れかを「レセプト生成モード」として設定しておいてもよい。
また、患者情報、カルテ情報およびレセプト情報はクラウドサーバ30で一括管理されるため、患者を担当する施術者が変更される場合等にスムーズに引き継ぎを行うことができる。
また、施術支援システム1を教育ツールとしても利用することができる。カルテ画像D11においてどの患者にどのような施術を行ったのか等が確認できるため、教育を受ける者の理解が深まる。また、施術支援システム1は、レセプト生成の機能を除いて、接骨院のみならず整体院でも利用することができる。
なお、本発明は上述した各実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上述した実施形態で説明した画像のレイアウトは一例に過ぎず、文字や図形の表示位置は任意に変更することができる。また、上述した実施形態では、不調パターン、関連筋、動作、徒手検査等の情報を画像に表示したが、これらの情報を画像に表示せずに、例えば音声ガイダンスにより提示してもよい。
また、上記した実施形態では、患者情報、カルテ情報およびレセプト情報はクラウドサーバ30に記憶されていたが、これら情報の一部または全部は、整骨院等の院内に設置されて施術支援装置10と相互に通信可能に接続される院内サーバ(図示略)に記憶されてもよいし、クラウドサーバ30と院内サーバの双方に記憶されてもよい。
また、上記した実施形態では、クラウドサーバ30から都度取得したデータを用いて施術支援装置10における各種画像を表示していたが、予め画像表示に必要なデータを施術支援装置10に記憶させておき、施術中は施術支援装置10をクラウドサーバ30に接続することなくスタンドアロンで使用できるようにしてもよい。
また、上記した実施形態では、汎用的なタブレット型などの情報処理装置にプログラムをインストールすることによって施術支援装置が構成されていたが、予めプログラムを組み込んだ専用装置として施術支援装置が構成されていてもよい。
また、本発明の適用対象は上記した整骨院に限定されることなく、整骨、接骨、整体、マッサージ、鍼灸などボディワーク全般を適用対象とすることができる。
1:施術支援システム
10:施術支援装置
11:人体図表示部
12:不調パターン提示部
13:自覚筋関連情報提示部
14:リンク情報提示部
15:急性情報提示部
16:レセプト候補提示部
17:レセプト生成部
18:レセプト部位自動選択部
20:プリンター
30:サーバ
40:通信ネットワーク
D2:不調部位選択画像
D3:不調パターン表示画像
D4:不調パターン確認画像
D5:理学検査画像
D6:自覚筋リンク情報表示画像
D7:関連筋リンク情報表示画像
D8:関連動作リンク情報表示画像
D9:関連徒手検査リンク情報表示画像
D10:検査結果画像
D11a、D11b、D11c、D11d、D11e:カルテ画像
D12:急性情報表示画像
D13:レセプト部位選択画像
D14:レセプト部位候補選択画像
D15:外力判断入力画像
R1:第1列目の領域
R2:第2列目の領域
R3:第3列目の領域
R4:第4列目の領域
本発明に係る具体的態様は、整骨院・鍼灸院等において、施術者の経験や知識の差に拘わらず患者が不調を感じている部位を的確に把握することを可能とする技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る他の具体的態様は、レセプトを容易に生成することを可能とする技術を提供することを目的の1つとする。
[1]本発明に係る一態様の施術支援システムは、入力部と表示部を備える情報処理装置と、前記情報処理装置と相互に通信可能に接続されたサーバと、を含み、前記情報処理装置は、前記入力部を用いての理学検査の結果の入力を受けて患者の1つ以上の急性部位の候補を求め、当該候補の中から、隣接する前記急性部位が存在しないという条件を満たす当該急性部位の組合せ候補の一覧を前記表示部に表示させる手段と、前記組合せ候補の一覧の中から何れかが前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された組合せ候補に含まれる前記急性部位に基づいて診療報酬を請求するための情報を含む電子情報であるレセプト情報を生成する手段と、を備える、施術支援システムである。
[2]本発明に係る一態様の施術支援システムは、入力部と表示部を備える情報処理装置と、前記情報処理装置と相互に通信可能に接続されたサーバと、を含み、前記情報処理装置は、前記入力部を用いての理学検査の結果の入力を受けて患者の1つ以上の急性部位の候補を求め、当該候補の中から所定の基準に従ってレセプト対象とする前記急性部位を自動選択し、当該自動選択した急性部位に基づいて診療報酬を請求するための情報を含む電子情報であるレセプト情報を生成する手段と、を備え、前記所定の基準は、選択される前記急性部位の中に他の前記急性部位と隣接するものが存在しないようにするという条件下で当該選択される前記急性部位の数が最も多くなるようにするという基準である、施術支援システムである。
[3]本発明に係る一態様の施術支援装置は、入力部と表示部を備える情報処理装置を用いて構成される施術支援装置であって、前記入力部を用いての理学検査の結果の入力を受けて患者の1つ以上の急性部位の候補を求め、当該候補の中から、隣接する前記急性部位が存在しないという条件を満たす当該急性部位の組合せ候補の一覧を前記表示部に表示させる手段と、前記組合せ候補の一覧の中から何れかが前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された組合せ候補に含まれる前記急性部位に基づいて診療報酬を請求するための情報を含む電子情報であるレセプト情報を生成する手段と、を備える、施術支援装置である。
[4]本発明に係る一態様の施術支援装置は、入力部と表示部を備える情報処理装置を用いて構成される施術支援装置であって、前記入力部を用いての理学検査の結果の入力を受けて患者の1つ以上の急性部位の候補を求め、当該候補の中から所定の基準に従ってレセプト対象とする前記急性部位を自動選択し、当該自動選択した急性部位に基づいて診療報酬を請求するための情報を含む電子情報であるレセプト情報を生成する手段と、を備え、前記所定の基準は、選択される前記急性部位の中に他の前記急性部位と隣接するものが存在しないようにするという条件下で当該選択される前記急性部位の数が最も多くなるようにするという基準である、施術支援装置である。
[5]本発明に係る一態様の施術支援方法は、入力部、表示部及び制御部を備えた情報処理装置を用いる施術支援方法であって、前記制御部が、前記制御部が、前記入力部を用いての理学検査の結果の入力を受けて患者の1つ以上の急性部位の候補を求め、当該候補の中から、隣接する前記急性部位が存在しないという条件を満たす当該急性部位の組合せ候補の一覧を前記表示部に表示させるステップと、前記制御部が、前記組合せ候補の一覧の中から何れかが前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された組合せ候補に含まれる前記急性部位に基づいて診療報酬を請求するための情報を含む電子情報であるレセプト情報を生成するステップと、を含む、施術支援方法である。
[6]本発明に係る一態様の施術支援方法は、入力部、表示部及び制御部を備えた情報処理装置を用いる施術支援方法であって、前記制御部が、前記入力部を用いた理学検査の結果の入力を受けて患者の1つ以上の急性部位の候補を求め、当該候補の中から所定の基準に従ってレセプト対象とする前記急性部位を自動選択し、当該自動選択した急性部位に基づいて診療報酬を請求するための情報を含む電子情報であるレセプト情報を生成するステップと、を含み、前記所定の基準は、選択される前記急性部位の中に他の前記急性部位と隣接するものが存在しないようにするという条件下で当該選択される前記急性部位の数が最も多くなるようにするという基準である、施術支援方法である。
[7]本発明に係る一態様のプログラムは、上記の施術支援方法における各ステップを、入力部、表示部及び制御部を備えた情報処理装置において当該制御部に実行させるプログラムである。
上記した何れかの構成によれば、レセプトを容易に生成することができる。
図1は、本実施形態の施術支援システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、不調部位選択画像の表示例を示す図である。 図3は、不調パターン表示画像の表示例を示す図である。 図4は、不調パターン確認画像の表示例を示す図である。 図5は、理学検査画像の表示例を示すである。 図6は、自覚筋リンク情報表示画像の表示例を示すである。 図7は、関連筋リンク情報画像の表示例を示すである。 図8は、関連動作リンク情報表示画像の表示例を示すである。 図9は、関連徒手検査リンク情報表示画像の表示例を示すである。 図10は、検査結果画像の表示例を示すである。 図11は、カルテ画像の表示例を示すである。 図12は、カルテ画像の表示例を示すである。 図13は、カルテ画像の表示例を示すである。 図14は、カルテ画像の表示例を示すである。 図15は、カルテ画像の表示例を示すである。 図16は、急性情報表示画像の表示例を示すである。 図17は、レセプト部位選択画像の表示例を示すである。 図18は、レセプト部位候補選択画像の表示例を示すである。 図19は、外力判断入力画像の表示例を示すである。 図20は、施術支援装置の機能構成を示すブロック図である。 図21は、施術支援システムにおける動作例を示すフローチャートである。 図22は、変形例の施術支援装置の機能構成を示すブロック図である。

Claims (9)

  1. 入力部と表示部を備える情報処理装置と、
    前記情報処理装置と相互に通信可能に接続されたサーバと、
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを、前記サーバから取得するデータを用いて前記表示部に表示させる手段と、
    前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された部位に関連する不調パターンの一覧を、前記サーバから取得するデータを用いて前記表示部に表示させる手段と、を備える、
    施術支援システム。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記不調パターンの一覧の中から前記患者の不調に対応する前記不調パターンが前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された不調パターンに対応する自覚筋の情報と、前記自覚筋に関連する筋である関連筋の情報と、前記自覚筋に関連する動作の情報と、前記自覚筋に関連する理学検査の情報のうちの少なくとも1つの情報を、前記サーバから取得するデータを用いて前記表示部に表示させる手段を更に備える、
    請求項1に記載の施術支援システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記自覚筋の情報、前記関連筋の情報、前記動作の情報、前記理学検査の情報の少なくとも1つに対応付けられたリンクマークが前記入力部を用いて選択された場合に、その選択されたリンクマークに対応付けられた追加情報を表示する手段を更に備える、
    請求項2に記載の施術支援システム。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記理学検査の結果の入力を受けて前記患者の1つ以上の急性部位の候補を前記表示部に表示させる手段と、
    前記1つ以上の急性部位の候補の中から選択された急性部位に基づいてレセプト情報を生成する手段と、を更に備える、
    請求項2又は3に記載の施術支援システム。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記理学検査の結果の入力を受けて前記患者の1つ以上の急性部位の組合せ候補の一覧を前記表示部に表示させる手段と、
    前記組合せ候補の一覧の中から何れかが選択されたときに、当該選択された組合せ候補に基づいてレセプト情報を生成する手段と、を更に備える、
    請求項2又は3に記載の施術支援システム。
  6. 前記情報処理装置は、
    前記理学検査の結果の入力を受けて前記患者の1つ以上の急性部位の候補の中から所定の基準に従ってレセプト対象とする前記急性部位を選択し、当該選択した急性部位に基づいてレセプトを生成する手段と、を更に備える、
    請求項2又は3に記載の施術支援システム。
  7. 入力部と表示部を備える情報処理装置を用いて構成される施術支援装置であって、
    人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを前記表示部に表示させる手段と、
    前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する第1部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された第1部位に関連する不調パターンの一覧を前記表示部に表示させる手段と、
    を備える、施術支援装置。
  8. 入力部、表示部及び制御部を備えた情報処理装置を用いる施術支援方法であって、
    前記制御部が、人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを前記表示部に表示させるステップと、
    前記制御部が、前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する第1部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された第1部位に関連する不調パターンの一覧を前記表示部に表示させるステップと、
    を含む、施術支援方法。
  9. 入力部、表示部及び制御部を備えた情報処理装置において当該制御部に実行されるプログラムであって、
    人体を模式的に表す人体図と、前記人体図における前記人体の各部位を表す部位マークとを前記表示部に表示させるステップと、
    前記制御部が、前記表示部に表示された前記人体図の各部位の中から患者の不調に対応する第1部位が前記入力部を用いて選択されたときに、当該選択された第1部位に関連する不調パターンの一覧を前記表示部に表示させるステップと、
    を前記制御部に実行させる、プログラム。
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