JP2020004244A - 診療支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】改訂があった診療プロセスの見落としを防止する診療支援装置を提供する。【解決手段】診療支援装置12は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部62と、表示画面において、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部63と、を備え、ステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読管理部63は、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示する。【選択図】図8

Description

本発明は、診療支援装置に関する。
医療分野では、医師や検査技師等の医療スタッフが円滑に診察及び検査等を進めるために、診療等の過程及び結果を、医療スタッフ間または診療科間等で共有する統合的な診療支援装置が使用されている。診療支援装置は、例えば、診療等の過程及び結果を複数の患者について一覧にしたリストを表示する等して、医療スタッフに提供することによって診療を支援する(特許文献1)。また、診療支援装置は、例えば、各患者の診療等の過程及び結果を、各患者について時系列に配列した、いわゆるタイムラインを表示することによって、その患者の診療過程及び結果をわかりやすく表示することで、診療を支援する場合がある(特許文献2)。
この他、医療分野以外の分野においては、複数人で文書を共有して閲覧等する場合に、グループに対して重要度または緊急度等を設定すること、及び、グループ内の1人が閲覧した場合に既読扱いにすること等が知られている(特許文献3)。
特開2016−143205号公報 特開2013−149267号公報 特開2007−188239号公報
診療支援装置は上記のように患者及び診療過程等に関するリストやタイムライン画面を表示する。しかし、患者及び診療過程等に関するリストにおいては、患者数が多い、または診療等の項目が多い等の場合に、新規な画像及びレポートがあっても、医療スタッフがこれらを見落としてしまう場合がある。また、タイムラインにおいては、複数の検査等が同時期に行われた場合、または検査項目が多い場合に、医療スタッフが新規な画像及びレポート等を見落としてしまう場合がある。こうした見落としが、あるいは、見逃し(一時的な見落とし)による治療の遅れが、結果的に、患者の病状等を左右する場合があるので、可能な限り、見落としを防ぐ支援が必要である。
このため、特許文献1の診療支援装置は、患者及び診療過程等に関するリストにおいて、新規な項目であって未だ閲覧等していない未読の項目に対して「未読」を表すマークを付すこと等により、見落としの低減を図っている。また、特許文献2の診療支援装置は、タイムラインにおいて、未読の画像等に「未」のマークを付すことにより、見落としの低減を図っている。
一方、画像またはレポート等を閲覧等した後に、その内容が改訂される場合がある。医療分野においては、画像またはレポート等の改訂は、例えば、元の画像の取得時とは異なる条件で撮影等した画像の追加もしくは置き換え等、または、医師等による所見の追加もしくは変更等であり、治療の方針に影響する。このため、一般的な文書等における誤りの訂正または内容の追加等を目的とした改訂と比較して、医療分野における画像またはレポート等の改訂は特に重要な意味を持つ。したがって、改定された画像またはレポート等を改めて「未読」として扱うこともできるが、医療分野においては、改訂されたことを「未読」とは区別して表示等することが望ましい。
そこで、本発明は、画像またはレポート等の診療プロセスに改訂があったことについて注意を喚起することにより、その見落としを防止する診療支援装置を提供することを目的とする。
本発明の診療支援装置は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部と、表示画面において、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部と、を備え、ステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読管理部は、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示する。
未読管理部は、表示画面を閲覧する者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、表示画面を閲覧する者以外の者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、を異なる表示態様で表示することが好ましい。
未読管理部は、表示画面を閲覧する者が属するグループに属する者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、表示画面を閲覧する者が属しないグループに属する者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、を異なる表示態様で表示することが好ましい。
未読管理部は、表示画面を閲覧する者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、表示画面を閲覧する者が属するグループに属し、かつ、表示画面を閲覧する者以外の者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、表示画面を閲覧する者が属しないグループに属する者が依頼した診療プロセスについてのステータスと、を異なる表示態様で表示することが好ましい。
未読管理部は、重要であることを示す設定をした特定の診療プロセスについてのステータスと、設定がなされていない診療プロセスについてのステータスと、を異なる表示態様で表示することが好ましい。
未読管理部は、診療プロセスに付す特定のマークの有無によってステータスを表示することが好ましい。
表示画面は、患者ごとに、ステータスが未読または改訂である診療プロセスの数を表示する未読数表示欄を備えることが好ましい。
未読管理部は、連携する他の装置またはシステムからステータスの一部または全部を取得することが好ましい。
未読管理部は、ステータスが未読または改訂である診療プロセスの依頼者もしくは依頼者以外の者のいずれかが、ステータスが未読または改訂である診療プロセスを閲覧した場合に、ステータスを既読に変更することが好ましい。
未読管理部は、ステータスが未読または改訂である診療プロセスを、特定の者が閲覧した場合に、ステータスを既読に変更することが好ましい。
未読管理部は、ステータスが未読または改訂である診療プロセスについて、ステータスを既読にする操作入力を受けた場合に、ステータスを既読に変更することが好ましい。
表示画面生成部が、特定の1名の患者について、診療プロセスを時系列に表示するタイムライン表示画面を生成または編集する場合、未読管理部は、タイムライン表示画面において、診療プロセスについてのステータスを表示することが好ましい。
表示画面生成部が、特定の1名の患者について、診療プロセスを1画面に並べて表示するレイアウト画面を生成または編集する場合、未読管理部は、レイアウト画面において、診療プロセスについてのステータスを表示することが好ましい。
表示部に表示画面を表示していない場合に、ステータスの未読もしくは改訂への変更を通知する通知部を備えることが好ましい。
ステータスが既読になった場合に、ステータスが既読になった診療プロセスの内容を、電子カルテに書き込むカルテ書込部を備えることが好ましい。
本発明の診療支援装置は、診療プロセスに改訂があったことについて注意を喚起することによって、改訂があった診療プロセスの見落としを低減できる。
診療支援システムの構成を示す説明図である。 診療支援システムが有するクライアント端末を示す説明図である。 クライアント端末の構成を示すブロック図である。 クライアント端末の機能を示すブロック図である。 診療支援装置の構成を示すブロック図である。 診療支援装置の機能を示すブロック図である。 初期画面である。 クリニカルフロー画面である。 クリニカルフロー画面の一部拡大図である。 クリニカルフロー画面の一部拡大図である。 未読等のステータスを示すバッジの例である。 バッジの表示態様を示す説明図である。 クリニカルフロー画面における未読管理欄の拡大図である。 クリニカルフロー画面における未読管理欄の拡大図である。 タイムライン画面である。 レイアウト画面である。 レイアウト画面における内視鏡画像欄の拡大図である。 未読データ一覧画面である。 通知部を有する診療支援装置である。 通知態様を示す模式図である。 カルテ書込部を有する診療支援装置である。
[第1実施形態]
図1に示すように、診療支援システム10は、病院等の医療施設において診療支援を行うコンピュータシステムであり、クライアント端末11と、診療支援装置12と、サーバ群13と、を備える。これらの診療支援システム10を構成する各要素は、医療施設内に施設されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク14を用いて相互に通信可能に接続している。
クライアント端末11は、診療支援装置12からサービスの提供(診療支援装置12の機能の提供)を受けるための端末であり、医師、検査技師、または看護師等の医療スタッフが直接的に操作するコンピュータ(タブレット端末等である場合を含む)等である。クライアント端末11は、内科もしくは外科等の診療科、放射線検査科もしくは臨床検査科等の各種検査科、ナースセンター、または、その他の必要箇所に設置する。また、クライアント端末11は、医療スタッフごとに設けることができ、また、複数の医療スタッフの共用とすることができる。したがって、図2に示すように、診療支援システム10は、複数のクライアント端末11を含む。例えば、グループG1は医師A1及び医師A2が属する「内科」であり、医師A1と医師A2はそれぞれにクライアント端末11を保有する。同様に、例えば、グループG2は医師B1が属する「外科」であり、グループG2には少なくとも1台のクライアント端末11がある。また、例えば、グループG19は技師N1が属する「放射線科」であり、グループG19には少なくとも1台のクライアント端末11がある。
診療支援装置12は、例えばクライアント端末11からの要求に応じて、クライアント端末11に診療データ(例えば画像等自体)及び/または診療データの所在を示す情報(例えば画像等に対するリンク)等を含む表示画面を提供する。診療データとは、診察、検査もしくは手術等において取得もしくは作成した画像、レポート、検査結果、その他診療の過程で、もしくは診療の結果として得られるデータ、またはこれらの所在を示す情報(いわゆるリンク(エイリアス)等)である。診療支援装置12は、表示画面において使用する診療データをサーバ群13から取得する。
診療支援装置12がクライアント端末11に提供する表示画面とは、クライアント端末11が、クライアント端末11の表示部36(図3参照)の画面を形成するために使用するデータをいう。また、診療支援装置12がクライアント端末11に提供する表示画面には、クライアント端末11が画面全体の表示を構成する全画面表示用のデータだけでなく、画面の一部に係る表示を構成するデータを含む。例えば、本実施形態においては、診療支援装置12は、表示部36の画面の一部において一般的なウィンドウ形式で表示可能な表示画面をクライアント端末11に提供する。
診療支援装置12がクライアント端末11に提供する表示画面は、具体的には、クリニカルフロー画面81(図8参照)、タイムライン画面201(図15参照)、レイアウト画面301(図16参照)、及び、未読データ一覧画面401(図18参照)等である。クリニカルフロー画面81は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と、診療プロセスの一部または全部と、を対応付けて表示する表示画面である。患者の識別情報とは、例えば、患者の氏名、生年月日、年齢、もしくは性別等、または、患者に付与した固有の番号及び/または記号等のID(Identification Data)である(以下、患者IDという)。診療プロセスとは、既に行った診療及び将来行う予定の診療の過程または結果をいう。したがって、診療プロセスは、既に取得等した診療データのみならず、取得等する予定の診療データを含む場合がある。取得等する予定の診療データは、例えば、特定検査のオーダの有無、その予定日時、または、取得予定の診療データの種別等に関する情報、等である。また、本実施形態においては、1つの診療プロセスが複数の項目(検査結果等の項目)を含む場合に、診療プロセスという場合には、診療プロセスの全体(複数の項目の集合体)ではなく、診療プロセスを構成する各項目のいずれかをいう。タイムライン画面201は、特定の1名の患者について、その患者の診療プロセスの一部または全部を1画面に時系列に表示する表示画面である。レイアウト画面301は、特定の1名の患者について、その患者の診療プロセスの一部または全部を、縦横に並べて(例えばタイル状に並べて)表示する表示画面である。未読データ一覧画面401は、医療スタッフが内容を確認していない診療データ、及び/または、将来取得等する診療データのリストを表示する表示画面である。
診療支援装置12は、例えば、XML(Extensible Markup Language)データ等のマークアップ言語を用いた記述形式で、表示画面をクライアント端末11に提供する。クライアント端末11は、XML形式の表示画面を、ウェブブラウザを用いて表示する。なお、診療支援装置12は、XMLの代わりに、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等の他の形式で表示画面をクライアント端末11に提供できる。
サーバ群13は、診療支援装置12からの要求に応じた診療データを検索し、要求に該当する診療データを診療支援装置12に提供する。サーバ群13は、電子カルテサーバ21、画像サーバ22、レポートサーバ23、等を含む。
電子カルテサーバ21は、電子カルテを格納するカルテデータベース21Aを有する。電子カルテは、1または複数の診療データの集合体である。具体的には、電子カルテは、例えば、診察記録、検体検査の結果、患者のバイタルサイン、検査等のオーダ、治療記録、または、会計データ等の診療データを含む。電子カルテは、クライアント端末11を用いて入力及び閲覧できる。
なお、診察記録とは、問診もしくは触診の内容及び結果、または病名等の記録である。検体とは患者から採取した血液または組織等であり、検体検査とは、血液検査または生化学検査等である。バイタルサインとは、患者の脈拍、血圧、または体温等の患者の状態を示すデータである。検査等のオーダとは、検体検査等の検査、各種モダリティを用いた撮影、レポートの作成、処置もしくは手術、または投薬等の依頼である。治療記録とは、処置、手術、投薬、または、処方箋等の記録である。会計データとは、受診料、薬料、または、入院費等に関するデータである。
画像サーバ22は、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバであり、検査画像が格納される画像データベース22Aを有する。検査画像とは、CT(Computed tomography)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査、X線検査、超音波検査、または内視鏡検査等の各種画像検査で得られる画像である。
これらの検査画像は、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に準拠したフォーマットで記録する。検査画像は、クライアント端末11を用いて閲覧できる。
レポートサーバ23は、読影レポートを格納するレポートデータベース23Aを有する。読影レポート(以下、単にレポートという)とは、画像検査で得た検査画像の読影結果をまとめた報告書である。検査画像の読影は読影医が行う。レポートは、クライアント端末11を用いて、作成及び/または閲覧できる。
上記の電子カルテ、検査画像、及び、レポートには、それぞれ、患者IDが付帯する。また、電子カルテには、患者IDの他、診療データ毎に、診療データを入力等した医療スタッフを識別する情報が付帯する。検査画像には、患者IDの他、検査を実施した医療スタッフ(具体的には検査技師)を識別する情報が付帯する。レポートには、作成した医療スタッフ(具体的には読影医)を識別する情報が付帯する。医療スタッフを識別する情報とは、医療スタッフの氏名等、または、各医療スタッフに付与した固有の番号及び/または記号等のIDである(以下、医療スタッフIDという)。
クライアント端末11、診療支援装置12、及び、サーバ群13を構成する各サーバ21〜23は、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、またはワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステムプログラムと、サーバプログラムまたはクライアントプログラム等のアプリケーションプログラムをインストールして構成する。すなわち、クライアント端末11、診療支援装置12、及び、サーバ群13を構成する各サーバ21〜23の基本的な構成は同じであり、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ストレージ、通信部等、及び、これらを接続する接続回路を備える。通信部は、ネットワーク14と接続するための通信用のインターフェース(LANボード等)である。接続回路は、例えば、システムバス及び/またはデータバス等を提供するマザーボードである。
図3に示すように、クライアント端末11は、CPU31、メモリ32、ストレージ33、通信部34、及び、接続回路35の他に、表示部36及び操作部37を備える。表示部36は、例えば液晶等を用いたディスプレイであり、少なくとも診療支援装置12が提供する表示画面を表示する画面を有する。操作部37は、例えば、マウス等のポインティングデバイス、及び/または、キーボード等の入力デバイスである。表示部36及び操作部37は、いわゆるタッチパネルを構成することができる。
クライアント端末11は、ストレージ33に、オペレーティングシステムプログラム等の他、作動プログラム39を記憶する。作動プログラム39は、クライアント端末11を用いて診療支援装置12の機能の提供を受けるためのアプリケーションプログラムである。本実施形態においては、作動プログラム39は、ウェブブラウザのプログラムである。但し、作動プログラム39は、診療支援装置12の機能の提供を受けるための専用のアプリケーションプログラムとすることができる。なお、作動プログラム39には、診療支援装置12が提供する表示画面の一部または全部を制御するための1または複数のガジェットエンジンを含む場合がある。ガジェットエンジンとは、ウェブブラウザ等に付随して動作することにより、各種機能を発揮するサブプログラムである。
クライアント端末11において作動プログラム39を起動すると、図4に示すように、クライアント端末11のCPU31は、メモリ32と協働してGUI(Graphical User Interface)制御部41及び要求発行部42として機能する。
GUI制御部41は、診療支援装置12が提供する表示画面を表示部36においてウェブブラウザ上に表示する。GUI制御部41は、ポインタによるボタンのクリック操作等、操作部37を用いて入力する操作指示に応じて、クライアント端末11を制御する。
要求発行部42は、操作部37の操作指示に応じて、診療支援装置12に対する各種処理の要求(以下、処理要求という)を発行する。要求発行部42が発行する処理要求は、例えば、表示画面の配信要求、または、表示画面の編集要求等である。要求発行部42は、処理要求を、通信部34及びネットワーク14を介して診療支援装置12に送信する。
表示画面の配信要求は、診療支援装置12に、特定の構成を有する表示画面の配信を要求する。例えば、表示画面の配信要求によって、クリニカルフロー画面81、タイムライン画面201、レイアウト画面301、及び、未読データ一覧画面401等のうちいずれかを指定して配信を受けることができる。
表示画面の編集要求は、診療支援装置12から特定の構成を有する表示画面の配信を受けた後、診療支援装置12にその表示画面に表示する診療データ等の内容について編集を要求する。例えば、クリニカルフロー画面81の配信を受けた場合、表示する患者のリストの指定もしくは変更、診療プロセスの表示対象期間の指定もしくは変更、表示対象とする診療プロセスの指定もしくは変更、または、表示内容の並べ替え(ソート)等の要求が表示画面の編集要求である。
なお、表示画面の配信要求及び/または編集要求等は、医療スタッフID、及び、当該クライアント端末11のネットワーク上のアドレス等の情報を含む。医療スタッフIDは、診療支援システム10(あるいは診療支援装置12)へのログイン画面(図示しない)において入力する。
図5に示すように、診療支援装置12は、CPU51、メモリ52、ストレージ53、通信部54、及び、接続回路55を備える。診療支援装置12は、必要に応じてクライアント端末11と同様に表示部及び/または操作部を備えることができ、また、必要に応じて表示部及び/または操作部を取り付けることができるが、本実施形態においては、診療支援装置12は表示部及び操作部を有しない。
診療支援装置12は、ストレージ53に、オペレーティングシステム等の他、作動プログラム59を記憶する。作動プログラム59は、診療支援装置12を構成するコンピュータを、診療支援装置12として機能させるためのアプリケーションプログラムである。作動プログラム59が起動すると、図6に示すように、診療支援装置12のCPU51はメモリ52と協働して、要求受付部61、表示画面生成部62、及び、未読管理部63等として機能する。
要求受付部61は、クライアント端末11から表示画面の配信要求及び編集要求等の各種処理要求を受け付ける。要求受付部61が各種処理要求を受け付けると、要求受付部61は、対応する処理を実行する各部に、要求があった処理の内容に応じて、処理の指示を入力する。例えば、クライアント端末11から表示画面の配信要求があった場合、要求受付部61は、該当する表示画面の生成指示を表示画面生成部62に入力する。同様に、クライアント端末11から表示画面の編集要求があった場合、要求受付部61は、該当する表示画面の編集指示を表示画面生成部62に入力する。なお、診療支援装置12へのログインの要求も要求受付部61が受け付け、ログイン処理部(図示しない)が医療スタッフID及びパスワードの確認等のログイン処理を実行する。
表示画面生成部62は、クリニカルフロー画面81等の各種表示画面を生成または編集する。本実施形態においては、表示制御部66は、新たな表示画面の配信要求があった場合に、その表示画面を表すXMLデータを生成し、かつ、表示画面の編集要求があった場合には、その要求内容に応じて先に作成したXMLデータを編集する。表示画面生成部62は、必要に応じてサーバ群13にアクセスし、表示画面の生成または編集に使用する診療プロセス等に関する情報を取得する。なお、表示画面生成部62は、サーバ群13へのアクセス頻度を低減するために、サーバ群13から取得した診療プロセス等に関する情報の一部または全部を保持しておくことができる。なお、ログイン処理部がログイン処理を正常に完了した場合、表示画面生成部62は、ログイン後最初に表示する初期画面71(図7参照)を生成する。また、初期画面71の作成または編集する際には、表示画面生成部62は、初期画面71の生成または編集に必要な情報を、サーバ群13、クライアント端末11、または、その他の診療支援システム10と連携する装置もしくはシステムから取得する。
未読管理部63は、表示画面生成部62が生成または編集する表示画面が含む診療プロセスのステータスを管理する。診療プロセスのステータスとは、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含む管理情報である。未読(未読であることを含む管理情報)とは、医療スタッフが、診療プロセスに対して閲覧、編集、コメントの挿入、承認処理等(以下、閲覧等という)の実施すべき所定の処理を未だ実施していない状態をいう。既読(既読であることを含む管理情報)とは、医療スタッフが、診療プロセスに対して閲覧等の実施すべき所定の処理を既に実施した状態をいう。未読及び既読の両方の情報を含む管理情報とは、実質的には未読または既読の管理情報である。未読と既読は互いに択一的な状態を表すので、未読であることは同時に既読でないこと表し、既読であることは同時に未読でないことを表すからである。
また、未読管理部63は、診療プロセスのステータスの1つとして、未読、既読、またはこれらの両方に加えて、「改訂」のステータスを管理する。「改訂」とは、未読または既読であった診療プロセスの内容に変更があったことを表すステータスである。例えば、検査画像の改訂とは、既に取得等した検査画像に新たに取得等した検査画像を追加すること、または、既に取得等した検査画像の一部または全部を新たに取得等した検査画像に差し替えること、等をいう。レポートについて改訂とは、既にあるレポートに所見等の情報を追加すること、または、既にあるレポートの内容を変更すること、等をいう。
さらに、未読管理部63は、診療プロセスのステータスの1つとして、上記に加えて、「重要」のステータスを管理する。「重要」とは、医療スタッフが、自身または他の医療スタッフに対して当該診療プロセスへの注意を喚起する設定(例えば、重要フラグの設定)をした診療プロセスを示すステータスである。未読管理部63は、「重要」ステータスを、未読、既読、及び、改訂に対して互いに択一的であるステータスとして、または、未読、既読、及び、改訂のステータスと併存し得るスタータスとして管理できる。未読等に対して互いに択一的であるとは、1つの診療プロセスに対して、未読、既読、改訂、または重要のいずれか1つを設定及び管理することをいう。未読等と併存し得るとは、ある診療プロセスを、未読かつ重要で管理する等、未読、既読、または改訂と、重要と、を重複して設定及び管理することをいう。
未読管理部63は、表示画面生成部62が生成または編集する表示画面において、上記ステータスを表示する。これにより、未読管理部63は、医療スタッフによる診療プロセスの見落としを低減できる。例えば、未読管理部63は、表示画面生成部62が生成または編集する表示画面において、対象となる診療プロセスの表示部分に、未読または既読等のステータスを表す所定のマーク(例えば所定の形態の「バッジ(badge)」)を付す。すなわち、未読管理部63は、表示画面において、診療プロセスに付す特定のマークの有無または形態によって未読等のステータスを表示する。マークによる表示は、視覚的に分かりやすく、特に見落としの低減という目的を達成しやすい。マークの形態とは、マークの形状(サイズの違いを含む)、色、もしくは模様等、またはこれらの組み合わせである。
本実施形態においては、表示画面生成部62は表示画面を表すXMLデータを生成または編集するので、未読管理部63は、表示画面生成部62が生成または編集するXMLデータを、未読管理部63が編集し、または、表示画面生成部62に編集させる(表示画面の生成と同時に編集させる場合を含む)ことによって、マークを付す診療プロセス、付するマークの色及び形態を指定し、または、既に付してあるマークを剥奪する診療プロセス(もしくはマークを付さない診療プロセス)を指定する。これにより、未読管理部63は、表示画面生成部62が生成等した表示画面において、未読等のステータスを表示する。
特に、診療プロセスのステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読管理部63は、未読及び既読を表す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示する。これにより、未読管理部63は、クライアント端末11の使用者に対して、未読及び既読と区別して、診療プロセスに改定があった旨の情報を提供する。
また、本実施形態においては、未読管理部63は、例えば、未読等については未読等を示すマークを付し、かつ、重要であることを示す設定がある診療プロセスについては重要であることを示すマークを追加的に付すことにより、未読等と、重要のステータスを併存し得る状態で表示する。これにより、未読管理部63は、重要であることを示す設定をした特定の診療プロセスについてのステータスと、重要であることを示す設定がなされていない診療プロセスについてのステータスと、を区別し、表示画面において、それぞれ異なる表示態様で表示する。この結果、未読管理部63は、重要であることを示す設定がなされた診療プロセスの見落としを低減できる。
未読管理部63は、未読、既読、もしくは、改訂、及び/または、重要の各ステータスを、例えば、サーバ群13等、診療支援装置12と連携する装置またはシステムから取得する。また、未読管理部63は、クライアント端末11の操作情報を取得することによって、クライアント端末11から直接的に未読、既読、もしくは、改訂、及び/または、重要の各ステータスを取得できる。
表示画面生成部62は、上記のように生成または編集した表示画面を通信部54を介してクライアント端末11に配信する。これにより、クライアント端末11は、表示画面生成部62から提供を受けた表示画面を表示部36に表示する。なお、未読管理部63が、表示画面において未読等のマークを表示するために、表示画面生成部62が生成または編集した表示画面を未読管理部63がさらに編集する場合、未読管理部63が、クライアント端末11に対して表示画面を提供することができる。
なお、未読管理部63は、表示画面に表示する未読、既読、もしくは、改訂、及び/または、重要の各ステータスの件数を管理する。また、未読管理部63は、必要に応じて各ステータスの件数を表示画面に表示する。本実施形態においては、未読の件数、及び、改訂の件数の合計を未読件数として管理し、かつ、表示画面において表示する。
また、未読管理部63は、未読、既読、もしくは、改訂、及び/または、重要の各ステータスを、診療プロセスの依頼者ごとに区別して管理でき、かつ、依頼者ごとに区別し得る表示態様で表示画面に表示できる。診療プロセスの依頼者ごとの区別には、医療スタッフ各人を区別することの他、医療スタッフが属するグループ(診療科等)ごとに区別することを含む。本実施形態においては、未読、既読、もしくは、改訂、及び/または、重要の各ステータスを、依頼者で区別して管理し、かつ、依頼者ごとに区別し得る表示態様で表示画面に表示する。さらに、本実施形態においては、診療プロセスの依頼者を、「自分」、「自科」、「他科」の3種類に区別する。「自分」とは、診療プロセスの依頼者がクライアント端末11の使用者本人である場合を表す。クライアント端末11の使用者とは、クライアント端末11を用い、そのクライアント端末11において表示画面を閲覧する者である。「自科」とは、診療プロセスの依頼者が、クライアント端末11の使用者が属するグループに所属し、かつ、クライアント端末11の使用者以外の医療スタッフである場合を表す。「他科」とは、診療プロセスの依頼者が、クライアント端末11の使用者が属しないグループに属する医療スタッフである場合を表す。
すなわち、未読管理部63は、「自分」と、「自科」及び「他科」と、を区別して未読等のステータスを管理する。この点において、未読管理部63は、表示画面を閲覧する者(自分)が依頼した診療プロセスについてのステータスと、表示画面を閲覧する者以外の者(自科及び/または他科の医療スタッフ)が依頼した診療プロセスについてのステータスと、をそれぞれ区別し、かつ、これらを異なる表示態様で表示画面において表示する。これにより、医療スタッフは、自分が閲覧等すべき診療プロセスを、他と区別して明瞭に認識できる。その結果、医療スタッフは、自分が閲覧等すべき診療プロセスの見落としを低減できる。
同様に、未読管理部63は、「自分」及び「自科」と、「他科」と、を区別して未読等のステータスを管理する。この点において、未読管理部63は、表示画面を閲覧する者(自分)が属するグループに属する者(自科に属する医療スタッフ(自分を含む))が依頼した診療プロセスについての未読等のステータスと、表示画面を閲覧する者が属しないグループに属する者(他科に属する医療スタッフ)が依頼した診療プロセスについての未読等のステータスと、をそれぞれ区別し、かつ、これらを異なる表示態様で表示画面において表示する。これにより、医療スタッフは、自分を含め自科の医療スタッフが閲覧等すべき診療プロセスを、他と区別して明瞭に認識できる。その結果、医療スタッフは、同グループの医療スタッフのタスクを効率的に支援または管理でき、グループ単位で、診療プロセスの見落としを低減できる。また、必要に応じて、他科に連絡等をすることで、他科の医療スタッフによる見落とし低減も支援し得る。クライアント端末の使用者が病院等の医療施設の管理者(責任者)である場合には、施設全体として、診療プロセスの見落としがないように管理をすることができる。
そして、未読管理部63は、「自分」と、「自科」と、「他科」と、を区別して未読等のステータスを管理する。この点において、未読管理部63は、表示画面を閲覧する者(自分)が依頼した診療プロセスについての未読等のステータスと、表示画面を閲覧する者が属するグループに属し、かつ、表示画面を閲覧する者以外の者(自科の医療スタッフ(自分を除く))外来した診療プロセスについての未読等のステータスと、表示画面を閲覧する者が属しないグループに属する者(他科の医療スタッフ)が依頼した診療プロセスについての未読等のステータスと、をそれぞれ区別し、かつ、これらを異なる表示態様で表示画面において表示する。これにより、「自分」、「自科」、「他科」を区別した状態で、未読等のステータスが明らかであるから、自分が閲覧等すべき診療プロセスまの見落としを低減でき、グループ単位で診療プロセスの見落としを低減でき、かつ、他科の医療スタッフによる見落とし低減も支援し得る。
上記のように構成する診療支援システム10は、次のように動作する。まず、医療スタッフがクライアント端末11を用いて診療支援システム10にログインした場合、画面生成部62は、医療スタッフ毎にした設定等に基づいて、図7に示す初期画面71を生成し、クライアント端末11に提供する。これにより、クライアント端末11は、初期画面71を表示部36の画面に表示する。
初期画面71は、例えば、スケジュール表示欄72、メール表示欄73、リスト表示欄74の3つの表示欄を有する。スケジュール表示欄72及びメール表示欄73の表示内容は、クライアント端末11の作動プログラム39の一部であるガジェットエンジンが、クライアント端末11その他の装置またはシステムから情報を得て生成する。また、リスト表示欄74は、本実施形態においては、クリニカルフロー画面81の少なくとも一部を表示する。このため、表示画面生成部62は、内容を含まないスケジュール表示欄72及びメール表示欄73と、クリニカルフロー画面81の内容を含むリスト表示欄74と、を含む初期画面71を生成する。クライアント端末11はガジェットエンジンを用いてスケジュール表示欄72及びメール表示欄73の内容を補充した初期画面71を表示部36の画面に表示する。
なお、表示すべき内容の全部がリスト表示欄74内に収まらない場合、リスト表示欄74に、または、リスト表示欄74の近傍に、リスト表示欄74の表示内容を遷移(いわゆるスクロール)するスクロールバー78及びスクロールバー79を表示する。スクロールバー78は、リスト表示欄74の表示内容を左右方向に遷移し、非表示部分を表示する場合に操作するGUIである。スクロールバー79は、リスト表示欄74の表示内容を上下方向に遷移することにより、非表示部分を表示する場合に操作するGUIである。こうしたGUIの表示及び制御はGUI制御部41が行う。
上記の初期画面71において、例えば、ポインタ(図示しない)等のGUIを用いて所定のメニュー等の操作をした場合に、要求発行部42は表示画面の配信要求を発行する。こうしたGUI等の操作に基づいて要求発行部42が表示画面の配信要求を発行する動作は、表示画面配信要求ステップを構成する。本実施形態においては、リスト表示欄74に一部を表示したクリニカルフロー画面81の全体を表示するために、クリニカルフロー画面81を表示するための操作を実行する。これにより、要求発行部42は、クリニカルフロー画面81の配信要求を発行する。
要求発行部42が表示画面の配信要求を発行した場合、診療支援装置12においては要求受付部61がその表示画面の配信要求を受け、表示画面生成部62がその表示画面の配信要求に係る表示画面を生成する。表示画面生成部62が、表示画面の配信要求に係る表示画面を生成する動作は、表示画面生成ステップを構成する。本実施形態においては、表示画面生成部62は、サーバ群13等から適宜取得等した診療プロセス等に係る情報を用いて、クリニカルフロー画面81を生成する。
上記のように、表示画面生成部62が配信要求に係る表示画面を生成する場合、その表示画面の生成の前に、表示画面の生成と同時に(表示画面の生成と並行して)、または、表示画面の生成後において、未読管理部63は、その表示画面に表示する診療プロセスの未読等に関するステータスを、サーバ群13等から適宜取得する。そして、未読管理部63は、表示画面生成部62が生成した表示画面を編集し、または、表示画面生成部62にさらに編集させる。これにより、未読管理部63は、未読等に係るステータスを表示画面において表示する。本実施形態においては、表示画面生成部62は、クリニカルフロー画面81を生成するので、未読管理部63は、クリニカルフロー画面81に表示する診療プロセスの未読等に係るステータスを取得等し、かつ、その未読等に係るステータスをクリニカルフロー画面81に表示する。未読管理部63が、診療プロセスの未読等に関するステータスを取得等する動作は、ステータス取得ステップを構成する。また、表示画面生成部62が生成する表示画面において、診療プロセスの未読等に関するステータスを表示する未読管理部63の動作は、ステータス表示ステップを構成する。
その後、クライアント端末11のGUI制御部41は、上記のように生成した表示画面の配信を受け、これを表示部36の画面に、初期画面71の代わりに表示し、または、初期画面71を残しつつ重畳して別のウィンドウ等で表示する。
図8に示すように、本実施形態において生成等するクリニカルフロー画面81は、例えば、患者列C01、未読数管理列C02、生体検査列C03、放射線列C04、内視鏡列C05、病理列C06、及び、心エコー列C07等を有するクリニカルフロー表示欄82を備える。患者列C01は、所定条件を満たす複数名の患者に係るリストを構成する。所定条件とは、例えば、担当がログインユーザである医療スタッフであること、または、担当がログインユーザである医療スタッフが属するグループ(診療科等)であること、等である。未読数管理列C02は、診療プロセスの未読件数を表示する欄の集合体である。生体検査列C03、放射線列C04、内視鏡列C05、病理列C06、及び、心エコー列C07等(患者列C01及び未読数管理列C02以外の列)は、それぞれ、その表示名である各検査等の過程または結果を表示する欄の集合体である。生体検査列C03、放射線列C04、内視鏡列C05、病理列C06、及び、心エコー列C07等(患者列C01及び未読数管理列C02以外の列)の各列は、診療プロセスを表示する診療プロセス列を構成する。なお、クリニカルフロー表示欄82は、初期画面71におけるリスト表示欄74と同様に、スクロール操作等により、非表示部分を表示することができる。
また、図9及び図10に示すように、クリニカルフロー表示欄82は、先頭の行に、各列の表示項目を示す項目表示行L01を有する。項目表示行L01の各欄の項目名等を、ポインタ等によりクリックすることにより、降順、昇順、その他指定した条件にしたがって、行単位で表示内容の並べ替えが可能である。行単位での並べ替えとは、行方向の対応付けを維持した表示順序の変更をいう。例えば、患者列C01かつ項目表示行L01において「患者」をクリックすると、要求発行部42は表示画面の編集要求を発行する。そして、表示画面生成部62は、患者IDの順序等の所定条件にしたがってクリニカルフロー画面81を編集してクライアント端末11に提供する。これにより、クリニカルフロー表示欄82の表示内容が、患者ID順等に並び替わる。また、並べ替えの基準とした項目表示行L01の各項目には、並べ替え行ったことを示すマーク(例えば「▲」マーク)を表示する。
クリニカルフロー表示欄82のうち、2行目以降の各行は、各患者の識別情報と、その患者の診療プロセスと、を対応付けた、いわゆるクリニカルフローを構成する。図9及び図10においては、L02行に示す「山羊 太郎」とL03行に示す「山羊 二郎」の2名の患者について、それぞれのクリニカルフローを例示している。また、各患者のクリニカルフローに含む診療プロセスは、各診療プロセスが含む項目ごと(例えば診療データごと)に管理及び表示する。例えば、診療プロセスの1つである放射線画像検査(放射線列C04)については、CTの「画像」、CTの「レポート」、MRIの「画像」、及び、MRIの「レポート」についてそれぞれ別個に未読等のステータスを管理及び表示する。各患者の診療プロセス欄(例えばL02行かつC04列の欄)においては、「画像」または「レポート」の表示があるものについては、その診療データを既に取得等したことを示す。そして、「画像」または「レポート」の表示をしないことをもって、その「画像」また「レポート」が、未だ取得等していないこと、または、取得等の予定がないこと、を表す(例えば、L03行かつC04列の欄を参照)。他の診療プロセス欄についても同様である。
未読等のステータスは、診療プロセスの項目ごとに、スタータスの内容を示すマークである「バッジ」を付して表示する。図11に示すように、未読管理部63は、未読等のステータスを、診療データを新規に取得等したことによる本質的に新規な「未読」と、改訂があったことによって再び未読となったことを表す「改訂」と、「既読」と、「重要」とで、形状及び模様が異なるバッジを表示に使用する。本明細書において、単に未読という場合には上記の新規な未読を意味する。本実施形態においては、「未読」の項目には丸形状(「○」)のバッジを付す。また、「改訂」があった項目にはペンを模した模様を含む四角形状(「□」)のバッジを付す。「重要」の項目には、エクスクラメーションマーク(「!」)の模様を含む三角形状(「△」)のバッジを付す。そして、「既読」の項目には、これらのいずれをも付さないことにより、または、これらのバッジを剥奪することにより、既読であることを表示する。
また、未読等のステータスは、診療プロセスの依頼者に応じて、ステータスの内容を示すマークである「バッジ」の色が異なる。これにより、「自分」、「自科」、「他科」の依頼者の別を、バッジの色によって表示する。例えば、「自分」を表す色はオレンジ色であり、「自科」を表す色は青色であり、「他科」を表す色は緑色である。
例えば、L02行かつC04列の欄(図10参照)においては、CTのレポートの項目に、オレンジ色かつ丸形状のバッジが付してある。このため、当該患者(「山羊太郎」)のCTのレポートは、クライアント端末11の使用者である自分が依頼者であり、かつ、新規に追加された未読のレポートであることが明らかである。また、同欄において、MRIのレポートの項目には、オレンジ色かつ四角形状のバッジが付してある。このため、当該患者のMRIのレポートは、クライアント端末11の使用者である自分が依頼者であり、改訂があったために未読となったことにより、改訂のマークが付してあることが明らかである。なお、同欄において、CTの検査画像(「画像」)と、MRIの検査画像は、いずれのマークも付されていないため、既読であり、その後改訂がないことがわかる。他の欄についても同様である。
なお、図12に示すように、例えば、MRIのレポートが、クライアント端末11の使用者である自分が依頼したレポートであり、改定があったために未読となり、かつ、レポートの作成者である医療スタッフがその改訂内容について「重要」である旨設定した場合には、改訂があったことを示す緑色四角形のバッジと、重要であることを示す緑色三角形のバッジと、の両方を付す。これにより、改訂があったこと、及び、その内容が重要であることが明らかである。
上記のように、診療支援装置12は、未読管理部63によって、診療プロセスについて未読等のステータスを管理する。そして、クリニカルフロー画面81等の表示画面において未読等のステータスを表示する。このため、クリニカルフロー画面81等の表示画面において、各診療プロセスの未読等のステータスが明らかであるから、未読である診療プロセスの見落としを低減できる。
そして、診療支援装置12は、特に、新規に取得等されたことによる「未読」と、「改訂」と、を明瞭に区別して管理及び表示する。他分野の一般的な文書等における誤りの訂正または内容の追加等を目的とした改訂と比較すると、診療プロセスについての改訂は、その後の治療の方針等に直接的に関わる可能性が高く、特に重要な意味を持つ。このため、診療プロセスに改訂があった場合、その旨を、他のステータスと区別して管理及び表示することで、上記のような特に重要性が高い改訂された情報の見落としを低減できる。
上記第1実施形態の未読等のステータスの管理及び表示は、少なくとも、クライアント端末11の使用者である自分と、他者(自科に属する自分以外の医療スタッフまたは他科の医療スタッフ)とが、共通に閲覧等する表示画面を画面に表示する場合に特に有用である。クリニカルフロー画面81等の表示画面に、自分が依頼した診療プロセスの他に、他者が依頼した診療プロセスを表示するからである。
第1実施形態においては、表示画面の1つであるクリニカルフロー画面81は、例えば、L02行かつC02列の欄(図9参照)等、各患者の未読数管理列C02の欄(以下、未読数表示欄という)がある。未読数表示欄を設ける場合、スクロール等してクリニカルフローの全体を確認しなくても、未読または改訂の状態にある診療プロセスの有無を直ちに認識し得るので、未読または改訂の状態にある診療プロセスの見落としをさらに低減しやすい。未読数表示欄は、例えば、患者ごとに、ステータスが未読または改訂である診療プロセスの数(件数)を表示する。本実施形態においては、未読数表示欄を3行に区切っており、例えば図13に示すように、第1行S1に「自分」の未読または改訂の件数を表示し、第2行S2に「自科」の未読または改訂の件数を表示し、かつ、第3行S3に「他科」の未読または改訂の件数を表示する。また、これら各行S1〜S3は、表示件数が1件以上ある場合に、バッジと同様の色を付す。例えば、第1行S1の表示する件数が1件以上ある場合には、「自分」の未読または改訂を表すバッジと同様に、第1行S1をオレンジ色に着色する。これにより、スクロール等してクリニカルフローの全体を確認しなくても、「自分」、「自科」、「他科」を区別し、かつ、これら各カテゴリーの未読または改訂の状態にある診療プロセスの有無を直ちに認識できるので、未読または改訂の状態にある診療プロセスの見落としを特に低減しやすい。なお、表示件数が0件である場合、図14に示すように、各行S1〜S3は着色しない。着色する行を相対的に目立たせるためである。
なお、上記第1実施形態においては、未読等のステータスに基づいてバッジの形状を変え、かつ、依頼者のカテゴリーに基づいてバッジの色を変えているが(図11参照)、未読等のステータスに基づいてバッジの色を変え、かつ、依頼者のカテゴリーに基づいてバッジの形状を変えてもよい。また、未読等のステータス及び依頼者のカテゴリーの組み合わせごとに、バッジの形態を変えてもよい。もちろん、既読のステータスを表示するバッジを設けてもよい。この他、各区分が区別し得る態様であれば、バッジの形態は任意である。未読数表示欄の表示色の設定も同様である。
上記第1実施形態においては、未読等のステータスをバッジ(図11参照)を用いて表示画面に表示するが、診療プロセスにバッジを付す代わりに、または、バッジを付した上でさらに、診療プロセス自体の表示態様を変更して、未読等のステータスを表示してもよい。例えば、「画像」の文字のフォントの種類、フォントサイズ、フォントの色、背景の色を、未読等のステータスに応じて変えることにより、未読等のステータスを表示してもよい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態においては、クリニカルフロー画面81において診療プロセスの未読等のステータスを表示しているが、図15に示すように、表示画面生成部62が、タイムライン画面201を生成または編集する場合、第1実施形態のクリニカルフロー画面81と同様に、未読管理部63はタイムライン画面201において診療プロセスについての未読等のステータスを表示できる。
タイムライン画面201は、日時等の時間要素と、診療プロセスと、を対応付けて表示する。例えば、図15においては、「18/06/12」(2018年6月12日)の欄にCTによる検査があったことが表示する。この場合、未読管理部63は、CTの検査画像を示す「画像」またはレポートを示す「レポ」の表示に、例えば、第1実施形態のクリニカルフロー画面81と同様のバッジ(図11参照)を付すことにより、タイムライン画面201において未読等のステータスを表示する。図15においては、CTのレポート(「レポ」)に、「改訂」を示す緑色四角形のバッジを付している。
上記のように、タイムライン画面201において、診療プロセスの未読等のステータスを表示する場合、その診療プロセスを行った日時等または将来行う予定の日時等と、未読等のステータスを関連付けて把握することができる。例えば、同種の診療プロセスを複数回行う場合に、各回の診療プロセスを区別して、未読等のステータスを把握できることが有益である。また、診療プロセスが最初に実施されてから、ある程度の時間が経過した後に改訂があった場合、メール等によって通知を受けるにしても、他の表示画面において過去の診療プロセスに改訂があったことを視覚的に知得することは容易でないが、タイムライン画面201において改訂のステータスを表示すれば、過去の診療プロセスについての改訂も容易かつ確実に把握できる。
[第3実施形態]
図16に示すように、表示画面生成部62が、レイアウト画面301を生成または編集する場合、第1実施形態のクリニカルフロー画面81と同様に、未読管理部63はレイアウト画面301において診療プロセスについての未読等のステータスを表示できる。図16においては、未読管理部63は、レイアウト画面301の一部を構成する内視鏡画像欄302に、その内視鏡の検査画像に「改訂」のステータスを表示している。より具体的には、図17に示すように、内視鏡画像欄302に、改訂その他の未読等に関するステータスを表示するステータス表示欄303を設ける。そして、ステータス表示欄303に、改訂その他未読等に関するステータスを、「改訂」等の文字、「改訂」等を示すバッジ、及び/または、ステータス表示欄303の着色等により表示する。バッジの形態及び着色する色等については第1実施形態と同様である。
上記のように、レイアウト画面301において未読等のステータスを表示する場合、患者の診療プロセスの概要を一覧しつつ、かつ、未読等のステータスを把握できる。特に、レイアウト画面301において「改訂」のステータスを表示する場合、他の診療プロセスの過程または結果と、「改訂」があった診療プロセスの内容と、を相互にかつ容易に比較できる。したがって、「改訂」の内容を的確に把握しつつ、特に迅速に診断等の業務を進めることができる。
[第4実施形態]
図18に示すように、表示画面生成部62は、表示画面生成部62が、未読データ一覧画面401を生成または編集する場合、第1実施形態のクリニカルフロー画面81と同様に、未読管理部63は未読データ一覧画面401において診療プロセスについての未読等のステータスを表示できる。図18においては、未読等のステータスを表示するステータス欄402を設け、ステータス欄402に、「未読」または「改訂」の文字を表示することにより、対応するデータについて「未読」または「改訂」のステータスを表示する。また、例えば、行ごとに、第1実施形態の凡例(図11参照)と同様の色をつけることにより、依頼者を区別する。なお、図18において、データ種別は、診療プロセスの項目である。
上記のように、未読データ一覧画面401を生成及び表示することで、診療支援システム10がある病院等の施設全体において、未読等の管理をし、かつ、未読等の診療プロセスの見落としを低減できる。未読または改訂の診療プロセスが一覧できるからである。また、未読と改訂を区別して表示する未読データ一覧画面401は、特に重要な「改訂」の状態にある診療プロセスを優先的に処理する等の配慮が可能である。したがって、未読と改訂を区別しない一覧表示をする場合と比較すれば、重大な見落としを、より確実に低減できる。
なお、表示画面生成部62及び未読管理部63は、新規な「未読」の状態にある診療プロセスだけを一覧表示する未読一覧表示画面を生成及び編集できる。同様に、表示画面生成部62及び未読管理部63は、「改訂」の状態にある診療プロセスだけを一覧表示できる。その他のステータスについても同様である。
上記第1実施形態等においては、クリニカルフロー画面81等の表示画面を初期画面71を経由して生成及び表示等しているが、クリニカルフロー画面81等の表示画面は、診療支援装置12と連携する他の装置またはシステムから間接的に生成等することができる。例えば、クライアント端末11から直接に電子カルテサーバ21を操作等できるので、電子カルテサーバ21の操作の過程で、クリニカルフロー画面81を呼び出すことができる。
上記第1実施形態等のクリニカルフロー画面81、タイムライン画面201、レイアウト画面301、または未読データ一覧画面401等の表示画面においては、患者、診療プロセス、または、診療プロセスが含む項目等を任意に検索、並べ替え、または取捨選択等できる。
<既読化の条件>
上記第1実施形態等における未読等のステータスは、原則として、診療支援システム10にログインし得る医療スタッフであれば誰でも変更することができる。すなわち、未読管理部63は、ステータスが未読または改訂である診療プロセスの依頼者もしくは依頼者以外の者のいずれかが、ステータスが未読または改訂である診療プロセスを閲覧した場合に、ステータスを既読に変更する。例えば、「未読」または「改訂」の状態にある診療プロセスを、その診療プロセスの依頼者が閲覧等した場合に、未読管理部63は、その診療プロセスのステータスを「既読」に変更する。また、「未読」または「改訂」の状態にある診療プロセスを、その診療プロセスの依頼者以外の者が閲覧等した場合においても、未読管理部63は、その診療プロセスのステータスを「既読」に変更する。このように、医療スタッフの誰もが、未読または改訂の診療プロセスを既読に変更し得ることとしているのは、病院等の医療施設全体として、未読または改訂の状態にある診療プロセスの見落としを低減できるからである。
但し、未読管理部63は、未読等のステータスが未読または改訂である診療プロセスを、特定の者(既読対象者)が閲覧した場合に、ステータスを既読に変更することができる。例えば、未読または改訂の診療プロセスを既読のステータスに変更できる者を、その診療プロセスの依頼者本人が閲覧した場合に限ってもよい。また、未読または改訂の診療プロセスを既読のステータスに変更できる者を、その診療プロセスの依頼者本人(「自分」)またはその診療プロセスの依頼者本人が属するグループに属する者(「自科」)に限ってもよい。このように、既読化し得る者を特定の者に限る場合、未読または改訂の診療プロセスを閲覧等すべき者が閲覧等しない限り既読にならない。したがって、未読または改訂の診療プロセスを閲覧等すべき者が確実にその診療プロセスを閲覧等させることができる。また、未読または改訂の診療プロセスを閲覧等すべき者以外の者が、その診療プロセスを閲覧等したことで既読となり、閲覧等すべき者がこれを見落とすといったミスを防止できる。
また、未読管理部63が、複数の医療スタッフが閲覧等した場合に、未読または改訂の診療プロセスを、既読に変更ができるようにしてもよい。特に、特定の複数の医療スタッフが閲覧等した場合に、未読または改訂の診療プロセスを、既読に変更できるようにしてもよい。これは、複数の医療スタッフが、未読または改訂の診療プロセスを閲覧等すべきである場合に有用である。例えば、一時的な担当医(例えば研修医)の他に、主治医に対して閲覧等(承認)等を求める必要がある場合に有用である。
上記第1実施形態等においては、ステータスが未読または改訂である診療プロセスを医療スタッフが閲覧等した場合、明示的な既読化する操作を行わなくても、未読管理部63が、自動的に、閲覧等した診療プロセスのステータスを既読に変更する。見落としを防ぐことができれば、明示的な既読化の操作を実行しなくてよいので、操作負担が少なく、利便性が高いからである。但し、未読管理部63は、ステータスが未読または改訂である診療プロセスについて、ステータスを既読にする操作入力を受けた場合に、ステータスを既読に変更することができる。明示的な操作によって初めて既読化するようにすると、閲覧等しなくてよい者が誤って未読または改訂の診療プロセスを閲覧等した場合でも、既読化しないので、閲覧等すべき者が見落とすことなく、確実に未読または改訂の診療プロセスを閲覧等できる。既読化するための明示的な操作とは、クライアント端末11におけるメニューの選択、ボタン等のクリック、または、その他の操作である。
なお、未読管理部63は、既読となった診療プロセスのステータスを、未読または改訂に変更する(戻す)操作を受け付けることができる。既読のステータスを、未読または改訂のステータスに戻す操作は、クライアント端末11におけるメニューの選択、ボタン等のクリック、または、その他の操作である。このように、一度既読となったステータスを、未読または改訂に変更できるようにする場合、閲覧等しなくてもよい者が誤って診療プロセスを既読化した場合でも、元に戻せるので、閲覧等すべき者が見落とすことなく、確実に未読または改訂の診療プロセスを閲覧等できる。
上記第1実施形態等の診療支援装置12は、図19に示すように、クライアント端末11が表示部36に、表示画面生成部62が生成する表示画面を表示していない場合に、ステータスの未読もしくは改訂への変更を通知する通知部501を備えることが好ましい。ステータスの未読への変更とは、検査画像またはレポート等の取得等によってステータスが付与されていない診療プロセスが未読のステータスで登録されることをいう。通知部501は、診療プロセスのステータスが未読または改訂に変更したことを示す情報を、未読管理部63から取得する。通知部501は作動プログラム59の1つの機能であり、CPU51とメモリ52が協働して通知部501として機能する。
例えば、図20に示すように、クリニカルフロー画面81等の表示画面を最小化等しており、クライアント端末11が表示部36にいわゆるデスクトップ画面503を表示しているとする。この場合に、通知部501が、特定の診療プロセスについて、ステータスが未読または改訂に変更されたこと旨の情報を取得すると、通知部501は、デスクトップ画面503(クライアント端末11が表示している画面)に、ポップアップメッセージ504等を表示することで、クライアント端末11の使用者に、特定の診療プロセスのステータスが未読または改訂に変更となった旨を通知する。特定の診療プロセスとは、例えば、依頼者が当該クライアント端末11の使用者である診療プロセス、または、自科の医療スタッフが依頼者である診療プロセス等である。
上記のように、特定の診療プロセスのステータスが未読または改訂になった場合に通知をすると、クリニカルフロー画面81等の診療支援装置12が提供する表示画面を表示していない場合であっても、新たに未読または改訂のステータスとなった特定の診療プロセスの存在を知ることができる。その結果、その診療プロセスの見落としを低減できる。
なお、通知部501は、設定により、ポップアップメッセージ504等における通知の内容を変更できる。例えば、通知内容の一部を省略し、または、伏せ字とすることができる。ポップアップメッセージ504で通知をする場合、通知部501は、患者の個人情報に係る部分を省略等する場合、クライアント端末11がある場所で別の患者の診察等する場合に有用である。
上記第1実施形態等の診療支援装置12は、図21に示すように、診療プロセスのステータスが既読になった場合に、ステータスが既読になった診療プロセスの内容を、電子カルテに自動的に書き込むカルテ書込部601を備えることが好ましい。カルテ書込部601は、診療プロセスのステータスが既読になったことを示す情報を、未読管理部63から取得する。カルテ書込部601は作動プログラム59の1つの機能であり、CPU51とメモリ52が協働してカルテ書込部601として機能する。このように、ステータスが既読になった診療プロセスの内容を、自動的に電子カルテに書き込む場合、電子カルテの作成が容易になる。また、カルテ書込部601が既読となった診療プロセスの内容を電子カルテに自動的に書き込む場合、カルテ書込部601は、医療スタッフのコメントを入力を受け付けることができる。この場合、電子カルテの作成がより容易になる。
上記第1実施形態等の診療支援システム10は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部62と、表示画面において、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部63と、を備え、ステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読管理部63は、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示する。
また、上記第1実施形態等の診療支援装置12の作動プログラム59は、CPU51を、またはCPU51及びメモリ52を、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部62と、表示画面において、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部63と、して機能させ、かつ、ステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読管理部63は、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示するプログラムである。
上記第1実施形態の診療支援装置12の作動方法は、表示画面生成部62が、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部62と、表示画面において、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部63と、を備える診療支援装置12の作動方法であって、未読管理部63が、ステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示するステップを備える。
上記第1実施形態等の診療支援システム10の作動方法は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部62と、表示画面において、診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部63と、を備える診療支援システム10の作動方法であって、未読管理部63が、ステータスが未読または既読である診療プロセスに改訂があった場合に、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった診療プロセスのステータスを表示するステップを備える。
上記第1実施形態等において、GUI制御部41、要求発行部42、要求受付部61、表示画面生成部62、未読管理部63、通知部501、及び、カルテ書込部601等といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA (Field Programmable Gate Array) などの製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、各種の処理を実行するために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントやサーバなどのコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)などに代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた形態の電気回路(circuitry)である。
10 診療支援システム
11 クライアント端末
12 診療支援装置
13 サーバ群
14 ネットワーク
21 電子カルテサーバ
21A カルテデータベース
22 画像サーバ
22A 画像データベース
23 レポートサーバ
23A レポートデータベース
32 メモリ
33 ストレージ
34 通信部
35 接続回路
36 表示部
37 操作部
39 作動プログラム
41 GUI制御部
42 要求発行部
52 メモリ
53 ストレージ
54 通信部
55 接続回路
59 作動プログラム
61 要求受付部
62 表示画面生成部
62 画面生成部
63 未読管理部
66 表示制御部
71 初期画面
72 スケジュール表示欄
73 メール表示欄
74 リスト表示欄
78 スクロールバー
79 スクロールバー
81 クリニカルフロー画面
82 クリニカルフロー表示欄
201 タイムライン画面
301 レイアウト画面
302 内視鏡画像欄
303 ステータス表示欄
401 未読データ一覧画面
402 ステータス欄
501 通知部
503 デスクトップ画面
504 ポップアップメッセージ
601 カルテ書込部
A1 医師
A2 医師
B1 医師
C01 患者列
C02 未読数管理列
C03 生体検査列
C04 放射線列
C04 放射線欄
C05 内視鏡列
C06 病理列
C07 心エコー列
G1 グループ
G19 グループ
G2 グループ
L01 項目表示行
N1 技師
S1 第1行
S2 第2行
S3 第3行

Claims (15)

  1. 複数名の患者について、前記患者ごとに、前記患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する表示画面生成部と、
    前記表示画面において、前記診療プロセスが未読であること、既読であること、または、これらの両方の情報を含むステータスを表示する未読管理部と、
    を備え、
    前記ステータスが未読または既読である前記診療プロセスに改訂があった場合に、前記未読管理部は、未読及び既読を示す表示態様とは異なる表示態様によって、改訂があった前記診療プロセスの前記ステータスを表示する診療支援装置。
  2. 前記未読管理部は、前記表示画面を閲覧する者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、前記表示画面を閲覧する者以外の者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、を異なる表示態様で表示する請求項1に記載の診療支援装置。
  3. 前記未読管理部は、前記表示画面を閲覧する者が属するグループに属する者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、前記表示画面を閲覧する者が属しないグループに属する者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、を異なる表示態様で表示する請求項1または2に記載の診療支援装置。
  4. 前記未読管理部は、前記表示画面を閲覧する者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、前記表示画面を閲覧する者が属するグループに属し、かつ、前記表示画面を閲覧する者以外の者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、前記表示画面を閲覧する者が属しないグループに属する者が依頼した前記診療プロセスについての前記ステータスと、を異なる表示態様で表示する請求項1に記載の診療支援装置。
  5. 前記未読管理部は、重要であることを示す設定をした特定の前記診療プロセスについての前記ステータスと、前記設定がなされていない前記診療プロセスについての前記ステータスと、を異なる表示態様で表示する請求項1〜4のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  6. 前記未読管理部は、前記診療プロセスに付す特定のマークの有無によって前記ステータスを表示する請求項1〜5のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  7. 前記表示画面は、患者ごとに、前記ステータスが未読または改訂である前記診療プロセスの数を表示する未読数表示欄を備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  8. 前記未読管理部は、連携する他の装置またはシステムから前記ステータスの一部または全部を取得する請求項1〜7のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  9. 前記未読管理部は、前記ステータスが未読または改訂である前記診療プロセスの依頼者もしくは依頼者以外の者のいずれかが、前記ステータスが未読または改訂である前記診療プロセスを閲覧した場合に、前記ステータスを既読に変更する請求項1〜8のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  10. 前記未読管理部は、前記ステータスが未読または改訂である前記診療プロセスを、特定の者が閲覧した場合に、前記ステータスを既読に変更する請求項1〜8のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  11. 前記未読管理部は、前記ステータスが未読または改訂である前記診療プロセスについて、前記ステータスを既読にする操作入力を受けた場合に、前記ステータスを既読に変更する請求項1〜10のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  12. 前記表示画面生成部が、特定の1名の患者について、前記診療プロセスを時系列に表示するタイムライン表示画面を生成または編集する場合、
    前記未読管理部は、前記タイムライン表示画面において、前記診療プロセスについての前記ステータスを表示する請求項1〜11のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  13. 前記表示画面生成部が、特定の1名の患者について、前記診療プロセスを1画面に並べて表示するレイアウト画面を生成または編集する場合、
    前記未読管理部は、前記レイアウト画面において、前記診療プロセスについての前記ステータスを表示する請求項1〜12のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  14. 表示部に前記表示画面を表示していない場合に、前記ステータスの未読もしくは改訂への変更を通知する通知部を備える請求項1〜13のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  15. 前記ステータスが既読になった場合に、前記ステータスが既読になった前記診療プロセスの内容を、電子カルテに書き込むカルテ書込部を備える請求項1〜14のいずれか1項に記載の診療支援装置。
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