JP5375177B2 - 情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法 - Google Patents

情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法 Download PDF

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Description

本開示技術は、情報を表示する情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法に関する。
近年、医療機関では、医師が診療の経過を記入していた紙のカルテを電子化して管理する電子カルテシステムが導入されている。電子カルテシステムでは、利用者(たとえば、医師)が患者の状況を迅速に把握することを目的として、過去の診療内容を要約したサマリ情報を表示する機能がある。
ところが、表示対象となるサマリ情報は、患者の処方歴、処置歴、注射歴、各種検査の結果など様々である。このため、一画面にすべてのサマリ情報を表示できない場合が多い。そこで、従来においては、表示画面に表示される情報の閲覧時における利用者の利便性の向上を図る技術が各種開示されている。
具体的には、たとえば、心電図の解析レポートにおいて、解析により得られた数値を単に並べるのではなく、解析結果から推定される症例を、その重症度が直感的に把握できるように表示する従来技術がある(たとえば、下記特許文献1参照。)。
なお、一般的に「患者」とは病人や怪我人のことを指すが、本明細書における説明では、妊産婦や健康診断の受診者などの健常者も含み、電子カルテシステムでのカルテデータ入力対象者を総称して説明の便宜上「患者」というものとする。
特開2007−20799号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の従来技術では、一画面に表示しきれない情報を表示させるためには、表示内容をスクロールさせるなどの画面操作が必要となる。特に、大量の情報を閲覧する場合には画面操作数が多くなり、利用者にとって非常に面倒な作業となっていたという問題がある。
また、必要とする情報が画面内に表示されていない場合、利用者が表示内容をスクロールさせて該情報を探すことになる。ところが、必要としている情報が、隠れている部分のどの位置にあるのかを利用者が把握していないことが多く、該情報を閲覧するまでに時間がかかる場合があるという問題がある。
本開示技術は、上述した従来技術による問題点を解消するため、一画面に表示しきれない情報群の一覧性を向上させることができる情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本開示技術は、表示対象となる情報群を取得し、取得された情報群の表示順序と、前記情報を表示するための表示領域の一画面に表示可能な表示数とに基づいて、前記情報群を、前記表示領域に表示する第1の情報と前記表示領域に表示しない第2の情報とに分類し、分類された第2の情報と当該第2の情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付け、画面内の前記表示領域に前記第1の情報を表示するとともに、前記画面内の前記表示領域とは異なる残余の領域に前記第2の情報と関連付けられたシンボルを表示することを特徴とする。
本開示技術によれば、一画面に表示しきれない第2の情報を直感的に認識できるシンボルとして、第1の情報とともに表示画面に表示することができる。
本情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法によれば、一画面に表示しきれない情報群の一覧性を向上させることができるという効果を奏する。
本表示手法の概要を示す説明図である。 情報表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 各種履歴DBの記憶内容の一例を示す説明図である。 サマリ情報群の一例を示す説明図である。 シンボルテーブルの一例を示す説明図である。 関連付け結果テーブルの一例を示す説明図である。 画面テンプレートの一例を示す説明図である。 病名テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 オーダ回数DBの記憶内容の一例を示す説明図である。 所属科テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 クリック回数DBの記憶内容の一例を示す説明図である。 重み付け係数テーブルの一例を示す説明図である。 優先度テーブルの一例を示す説明図である。 表示数テーブルの一例を示す説明図である。 電子カルテシステムの画面例を示す説明図である。 サマリ画面の一例を示す説明図である。 情報表示装置の情報表示処理手順の一例を示すフローチャートである。 表示順序決定処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報表示プログラム、情報表示装置、および情報表示方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(本表示手法の概要)
まず、本表示手法の概要について説明する。図1は、本表示手法の概要を示す説明図である。図1において、情報群A〜Dは、表示対象となる情報群であり、表示サイズが表示画面100の画面サイズより大きい情報群である。また、情報群A〜Dには、表示画面100に表示する際の表示順序が設定されている。ただし、情報群A〜Dの表示順序は、閲覧者の属性や各情報の内容などに応じて、その都度設定される。
また、表示画面100内のウィンドウ101,102は、情報A〜Dを表示するための表示領域である。情報群A〜Dは、表示順序が早い情報から順にウィンドウ101,102に表示される。ここでは、ウィンドウ101に情報Aが表示され、ウィンドウ102に情報Bが表示される。
一方、ウィンドウ101,102に表示されない情報C,Dについては、情報C,Dを簡略化してあらわすボタン103,104を表示画面100に表示する。すなわち、本表示手法では、情報群A〜Dのうち一画面に表示しきれない情報C,Dをボタン化して表示画面100に表示する。
これにより、情報群A〜Dの一覧性が向上し、情報群A〜D全体をユーザが直感的に把握できるようになる。また、ユーザの操作入力により、ボタン103,104をクリックすることで、非表示となっている情報C,Dをポップアップ表示することができる。
たとえば、ボタン103をクリックすることで、非表示となっている情報Cをウィンドウ106にポップアップ表示することができる。これにより、非表示の情報C,Dを表示させるために、表示内容をスクロールさせる面倒な画面操作が不要となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
(情報表示装置のハードウェア構成)
つぎに、実施の形態にかかる情報表示装置200のハードウェア構成について説明する。図2は、情報表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、情報表示装置200は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス220によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、情報表示装置200の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
インターフェース(以下、「I/F」と略する。)209は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、情報表示装置200内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(情報表示装置の機能的構成)
つぎに、情報表示装置200の機能的構成について説明する。図3は、情報表示装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、情報表示装置200は、受付部301と、取得部302と、分類部303と、関連付け部304と、決定部305と、作成部306と、算出部307と、設定部308と、表示部309と、を含む構成である。この制御部となる機能(受付部301〜表示部309)は、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F209により、その機能を実現する。
受付部301は、情報群の表示指示を受け付ける機能を有する。ここで、情報群とは、ディスプレイ208に表示される任意の情報群であり、特に、表示サイズがディスプレイ208の画面サイズよりも大きいものである。具体的には、たとえば、受付部301が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、情報群の表示指示を受け付けることにしてもよい。なお、受け付けた受付結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
取得部302は、表示対象となる情報群を取得する機能を有する。具体的には、たとえば、取得部302が、情報群の表示指示を受け付けた場合、データベースやライブラリからの抽出により、表示対象となる情報群を取得する。また、取得部302が、図2に示したI/F209を介して、外部のコンピュータ装置から情報群を取得してもよい。さらに、取得部302が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、情報群を取得してもよい。
以下において本明細書では、表示対象となる情報群として、電子カルテシステムにおける電子カルテに関するサマリ情報群を例に挙げて説明する。
ここで、電子カルテシステムとは、医療機関において、医師が診療の経過を記入していた紙のカルテを電子化して管理するシステムである。サマリ情報とは、患者の診療内容を要約した診療項目ごとの情報である。診療項目とは、患者に対して行なわれた診療内容に応じて区分される項目であり、たとえば、処方、処置、注射、検体検査、放射線検査などである。
具体的には、たとえば、取得部302が、患者の電子カルテに含まれる診療項目ごとに、患者に対して行なわれた診療内容のサマリ情報を取得する。より具体的には、たとえば、取得部302が、図4に示す各種履歴DB(データベース)にアクセスして、患者の患者IDに対応するレコードを抽出することにより、診療項目ごとのサマリ情報を取得することにしてもよい。
ここで、各種履歴DBの記憶内容について説明する。図4は、各種履歴DBの記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、各種履歴DBは、処方歴DB410と、処置歴DB420と、注射歴DB430と、検体検査DB440と、放射線検査DB450と、を含む構成である。
処方歴DB410は、患者ごとの処方歴を記憶するデータベースである。処置歴DB420は、患者ごとの処置歴を記憶するデータベースである。注射歴DB430は、患者ごとの注射歴を記憶するデータベースである。検体検査DB440は、患者ごとの検体検査の結果を記憶するデータベースである。放射線検査DB450は、患者ごとの放射線検査の結果を記憶するデータベースである。
ここで、処方歴DB410を例に挙げると、処方歴DB410は、患者ID、処方日、薬品名、用法および処方日数のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、患者ごとの処方歴がレコードとして記憶されている。患者IDとは、患者の識別子である。処方日とは、患者に対して医薬品を処方した年月日である。薬品名は、患者に対して処方した医薬品の名称である。用法とは、医薬品の使用方法である。処方日数とは、医薬品の投与日数である。
ここで、処方歴411を例に挙げると、患者P1に対して、『2008年2月10日』に『10日分』の『ムコスタ』および『バファリン』が処方されている。また、医薬品『ムコスタ』および『バファリン』の用法は、『1日1回3錠』である。
すなわち、取得部302が、各種履歴DBにアクセスして、患者の患者IDに対応するレコードを抽出することにより、診療項目ごとのサマリ情報を取得することができる。なお、患者IDは、予め指定されて、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
ここで、患者P1のサマリ情報について説明する。図5は、サマリ情報群の一例を示す説明図である。図5において、サマリ情報S1〜S5は、診療項目ごとに、患者P1に対して行なわれた診療内容を要約した情報である。サマリ情報S1を例に挙げると、患者P1に対して処方された医薬品が示されている。
具体的には、サマリ情報S1は、処方歴DB410から抽出された患者ID「P1」に対応するレコード群を羅列したものである。なお、取得されたサマリ情報は、たとえば、ファイル名が付与されて、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
分類部303は、取得されたサマリ情報群を、特定の表示領域に表示する第1のサマリ情報と、特定の表示領域に表示しない第2のサマリ情報と、に分類する機能を有する。ここで、特定の表示領域とは、たとえば、サマリ情報を表示するための画面内のウィンドウ(たとえば、図1に示したウィンドウ101,102)である。
具体的には、たとえば、分類部303が、サマリ情報群の表示順序と、一画面に表示可能なウィンドウの表示数とに基づいて、サマリ情報群を第1および第2のサマリ情報に分類する。ここで、ウィンドウの表示数は、たとえば、予め設定されて、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
より具体的には、たとえば、分類部303が、表示順序の早いものから順に、ウィンドウの表示数分のサマリ情報を第1のサマリ情報に分類し、残余のサマリ情報を第2のサマリ情報に分類する。分類された分類結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
決定部305は、サマリ情報群の表示順序を決定する機能を有する。具体的には、たとえば、決定部305が、閲覧者(たとえば、医師)やサマリ情報の属性に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定する。決定された決定結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。なお、サマリ情報群の表示順序の決定手法についての詳細な説明は後述する。
関連付け部304は、分類された第2のサマリ情報と当該第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付ける機能を有する。ここで、シンボルとは、第2のサマリ情報の属性(診療項目)をユーザが直感的に判断できるアイコンや文字列である。シンボルに関する情報は、たとえば、シンボルテーブル600(図6参照)に記憶されている。
図6は、シンボルテーブルの一例を示す説明図である。図6において、シンボルテーブル600は、診療項目、シンボルIDおよび表示内容のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、診療項目ごとのシンボルに関する情報がレコードとして記憶されている。
診療項目とは、サマリ情報の診療項目である。シンボルIDとは、シンボルの識別子である。表示内容とは、サマリ情報を簡略化した文字列をあらわす表示データである。なお、シンボルテーブル600は、ROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
具体的には、たとえば、まず、関連付け部304が、シンボルテーブル600を参照して、第2のサマリ情報の診療項目に対応するシンボルを特定する。このあと、関連付け部304が、第2のサマリ情報と、特定されたシンボルとを関連付ける。より具体的には、たとえば、関連付け部304が、第2のサマリ情報のファイル名と、特定されたシンボルとを関連付けることにしてもよい。
図7は、関連付け結果テーブルの一例を示す説明図である。図7において、関連付け結果テーブル700は、診療項目、シンボルID、表示内容およびファイル名のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、関連付け結果がレコードとして記憶されている。
診療項目とは、第2のサマリ情報に分類されたサマリ情報の診療項目である。シンボルIDとは、第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルの識別子である。表示内容とは、第2のサマリ情報を簡略化した文字列をあらわす表示データである。ファイル名とは、サマリ情報に付与されたファイル名である。なお、関連付け結果テーブル700は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
図3の説明に戻り、表示部309は、第1のサマリ情報と、第2のサマリ情報と関連付けられたシンボルとをディスプレイ208に表示する機能を有する。具体的には、たとえば、表示部309が、画面内の特定の表示領域に第1のサマリ情報を表示するとともに、画面内の特定の表示領域とは異なる残余の領域にシンボルを表示する。
作成部306は、患者の電子カルテを要約してあらわすサマリ画面を作成する機能を有する。具体的には、たとえば、作成部306が、画面テンプレートに第1のサマリ情報を埋め込むとともに、第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルを埋め込むことにより、サマリ画面を作成する。
ここで、サマリ画面を作成するために用いる画面テンプレートについて説明する。図8は、画面テンプレートの一例を示す説明図である。画面テンプレート800において、ウィンドウW1〜W3は、第1のサマリ情報を表示するための表示領域である。また、ボタンウィンドウBW1,BW2は、第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルを表示するための表示領域である。
さらに、ウィンドウW1〜W3およびボタンウィンドウBW1,BW2には優先順位が設定されている。ここでは、ウィンドウW1〜W3の優先順位が『W1→W2→W3』に設定され、ボタンウィンドウBW1,BW2の優先順位が『BW1→BW2』に設定されている。
すなわち、作成部306が、画面テンプレート800のウィンドウW1〜W3に第1のサマリ情報を埋め込むとともに、ボタンウィンドウBW1,BW2にシンボルを埋め込むことによりサマリ画面を作成する。このとき、表示順序の早いサマリ情報を優先順位の高いウィンドウW1〜W3、ボタンウィンドウBW1,BW2に埋め込むことになる。
またこの場合、表示部309が、作成されたサマリ画面をディスプレイ208に表示することになる。なお、サマリ画面の具体例については図17を用いて後述する。また、画面テンプレート800は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
また、受付部301は、サマリ画面が表示された結果、シンボルと関連付けられた第2のサマリ情報の表示指示を受け付ける機能を有する。具体的には、たとえば、受付部301が、キーボード210やマウス211を用いたユーザの操作入力により、ボタン化されたシンボルをクリックすることで第2の情報の表示指示を受け付ける。
また、表示部309は、第2のサマリ情報の表示指示を受け付けた場合、シンボルと関連付けられた第2の情報をディスプレイ208に表示する機能を有する。具体的には、たとえば、表示部309が、関連付け結果テーブル700を参照して、クリックされたシンボルM2と関連付けられているファイル名のサマリ情報S2を記憶装置から読み出す。そして、表示部309が、サマリ情報S2をサマリ画面内の任意の領域にポップアップ表示する。
(サマリ情報群の表示順序の決定手法)
つぎに、サマリ情報群の表示順序の決定手法について説明する。サマリ情報群の表示順序は、ユーザや各サマリ情報の属性に基づいて動的に決定する。ここでは、患者P1のサマリ情報群S1〜S5を例に挙げて、第1〜第4の決定手法について説明する。
(第1の決定手法)
決定部305は、サマリ情報S1〜S5ごとの属性に基づいて、サマリ情報S1〜S5群の表示順序を決定する。具体的には、たとえば、決定部305が、更新日時が最新のサマリ情報を早い順序に決定してもよく、また、データ量が多いサマリ情報を早い順序に決定してもよい。
これにより、更新日時が新しいサマリ情報やデータ量が多いサマリ情報を、ウィンドウW1〜W3に優先的に表示することができる。
(第2の決定手法)
決定部305は、患者P1の主病名に基づいて、サマリ情報群S1〜S5の表示順序を決定する。ここではまず、決定処理に用いる病名テーブルおよびオーダ回数DBの記憶内容について説明する。図9は、病名テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図9において、病名テーブル900は、患者ID、主病名、氏名、生年月日および性別のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、患者ごとの病名情報900−1〜900−nがレコードとして記憶されている。
患者IDとは、患者の識別子である。主病名とは、患者の病気や症状の名称である。氏名とは、患者の氏名である。生年月日とは、患者の生年月日である。性別とは、患者の性別である。ここで、病名情報900−1を例に挙げると、患者P1の主病名は「I1」、氏名は「吉田晋作」、生年月日は「1930年9月20日」、性別は「男」である。
図10は、オーダ回数DBの記憶内容の一例を示す説明図である。図10において、オーダ回数DB1000は、主病名、処方回数、処置回数、注射回数、検体検査回数および放射線検査回数のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、主病名ごとのオーダ情報1000−1〜1000−mがレコードとして記憶されている。
主病名とは、病気や症状の名称である。処方回数とは、患者に対して医薬品を処方したオーダ回数である。処置回数とは、患者に対して処置を行なったオーダ回数である。注射回数とは、患者に対して注射を行なったオーダ回数である。検体検査回数とは、患者に対して検体検査を行なったオーダ回数である。放射線検査回数とは、患者に対して放射線検査を行なったオーダ回数である。
ここで、オーダ情報1000−1を例に挙げると、主病名I1と診断された患者に対して行なわれた診療内容ごとのオーダ回数が記憶されている。具体的には、処方回数は200回、処置回数は20回、注射回数は50回、検体検査回数は100回、放射線検査回数は10回である。
なお、図9および図10に示したデータベース等は、たとえば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されていてもよく、また、外部のコンピュータ装置に記憶されていてもよい。より具体的には、たとえば、電子カルテシステムにおける各種情報を管理するサーバに記憶されていてもよい。
ここで、患者IDを「P1」とすると、決定部305が、まず、病名テーブル900を参照して、患者IDに対応する病名情報900−1を検索し、患者P1の主病名「I1」を特定する。このあと、決定部305が、オーダ回数DB1000を参照して、主病名に対応するオーダ情報1000−1を検索し、診療項目ごとのオーダ回数を特定する。ここでは、診療項目ごとのオーダ回数は、処方(200回)、処置(20回)、注射(50回)、検体検査(100回)、放射線検査(10回)となる。
そして、決定部305が、診療項目ごとのオーダ回数にしたがって、サマリ情報群S1〜S5の表示順序を決定する。ここでは、サマリ情報群S1〜S5の表示順序は『S1→S4→S3→S2→S5』となる。なお、オーダ回数が同一の診療項目が複数存在する場合は、それらサマリ情報の順序は任意に決定することにしてもよい。
これにより、診察対象となる患者と同一の病名の患者に対して行なわれた診療項目のオーダ回数が多いサマリ情報を、ウィンドウW1〜W3に優先的に表示することができる。
(第3の決定手法)
決定部305は、ユーザの属性に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定する。ユーザの属性とは、たとえば、サマリ画面を閲覧する医師が所属する診療科である。具体的には、たとえば、まず、決定部305が、図11に示す所属科テーブル1100を参照して、医師の医師IDに対応する診療科を特定する。
図11は、所属科テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図11において、所属科テーブル1100は、医師IDおよび所属科のフィールドを有している。各フィールドに情報を設定することで、医師の所属科がレコードとして記憶されている。
医師IDとは、医師の識別子である。所属科とは、医師が所属する診療科である。ここで、医師IDを「D2」とすると、決定部305が、所属科テーブル1100を参照して、医師D2の所属科「外科」を特定する。このあと、決定部305が、図12に示すクリック回数DB1200を参照して、所属科に対応するレコードを検索し、診療項目ごとのクリック回数を特定する。
図12は、クリック回数DBの記憶内容の一例を示す説明図である。図12において、クリック回数DB1200は、所属科、処方、処置、注射、検体検査および放射線検査のフィールを有している。各フィールドに情報を設定することで、診療項目ごとのクリック回数が所属科ごとにレコードとして記憶されている。
クリック回数とは、図16に示すカルテ画面1630において、最初にクリックした詳細ボタンB1〜B5の累積回数である。クリック回数DB1200を参照することにより、各診療科の医師が、患者の診察時にどの診療項目を重要視しているのかを推定することができる。すなわち、累積ボタン回数が多い情報ほど、最初に詳細を確認したい診療項目であり、最も重要視している診療項目であると推定することができる。
具体的には、たとえば、決定部305が、クリック回数DB1200を参照して、所属科「外科」に対応する診療項目ごとのクリック回数を特定する。ここでは、詳細ボタンB1のクリック回数は5回、詳細ボタンB2のクリック回数は10回、詳細ボタンB3のクリック回数は30回、詳細ボタンB4のクリック回数は0回、詳細ボタンB5のクリック回数は5回である。
そして、決定部305が、診療項目ごとのクリック回数にしたがって、サマリ情報群S1〜S5の表示順序を決定する。ここでは、サマリ情報群S1〜S5の表示順序は『S3→S2→S1→S5→S4』となる。なお、図11および図12に示したデータベース等は、たとえば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されていてもよく、また、外部のコンピュータ装置に記憶されていてもよい。
これにより、患者の診察時に閲覧者の医師と同じ診療科に所属する医師が重要視している診療項目のサマリ情報を、ウィンドウW1〜W3に優先的に表示することができる。
(第4の決定手法)
決定部305は、表示順序に関するサマリ情報ごとの優先度に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定する。算出部307は、サマリ情報群の表示順序に関する優先度をサマリ情報ごとに算出する。具体的には、たとえば、算出部307が、患者の主病名と関連付けられた診療項目ごとのオーダ回数と、医師が所属する診療科の診療項目ごとのクリック回数と、に基づいて、サマリ情報ごとの優先度を算出する。
ここで、優先度を算出する具体的な処理内容について説明する。まず、算出部307が、所属科テーブル1100を参照して、医師の医師IDに対応する診療科を特定する。このあと、算出部307が、医師が所属する診療科の診療項目ごとのクリック回数を正規化して、診療項目ごとの重み付け係数を算出する。
より具体的には、たとえば、算出部307が、診療項目ごとのクリック回数を総クリック回数で除算することにより、診療項目ごとの重み付け係数を算出することができる。ここでは、医師が所属する診療科を「外科」とする。図13は、重み付け係数テーブルの一例を示す説明図である。図13において、重み付け係数テーブル1300は、外科の診療項目ごとの重み付け係数を有している。
つぎに、算出部307が、病名テーブル900を参照して、患者IDに対応する主病名を特定する。そして、算出部307が、オーダ回数DB1000を参照して、主病名に対応する診療項目ごとのオーダ回数を特定する。このあと、算出部307が、診療項目ごとのオーダ回数と重み付け係数とを掛け合わせることにより、サマリ情報の表示順序に関する優先度を算出する。
具体的には、たとえば、算出部307が、下記式(1)を用いて、サマリ情報ごとの表示順序に関する優先度を算出することができる。ただし、OPは優先度、ONはオーダ回数、WCは重み付け係数である。
OP=ON×WC ・・・(1)
図14は、優先度テーブルの一例を示す説明図である。ただし、患者の主病名を「I1」とする。図14において、優先度テーブル1400は、サマリ情報S1〜S5ごとの表示順序に関する優先度を有している。この場合、決定部305が、優先度テーブル1400を参照して、サマリ情報S1〜S5の表示順序を決定することになる。
ここでは、サマリ情報群S1〜S5の表示順序は『S1→S2→S3→S5→S4』となる。なお、図13および図14に示した各種テーブルは、たとえば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
これにより、患者の主病名と、患者の診察時に各診療科の医師が重要視している診療項目とを考慮して、ウィンドウW1〜W3に優先的に表示するサマリ情報を決定することができる。
(ウィンドウの表示数)
つぎに、ディスプレイ208の画面解像度に基づいて、一画面に表示可能なウィンドウの表示数を設定する場合について説明する。設定部308は、一画面に表示可能な特定の表示領域の表示数を設定する機能を有する。具体的には、たとえば、設定部308が、図15に示す表示数テーブル1500を参照して、一画面に表示可能なウィンドウの表示数を設定する。
図15は、表示数テーブルの一例を示す説明図である。図15において、表示数テーブル1500は、画面解像度および表示可能数のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、画面解像度ごとのウィンドウの表示可能数がレコードとして記憶されている。
画面解像度とは、表示画面(たとえば、ディスプレイ208)の解像度である。表示可能数とは、一画面に表示可能なウィンドウの表示数である。ここで、ディスプレイ208の解像度を「2048×1536ピクセル」とする。なお、ディスプレイ208の解像度は、たとえば、ROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されている。
この場合、設定部308が、表示数テーブル1500を参照して、ディスプレイ208の解像度に対応する表示数「5」を特定し、一画面に表示可能なウィンドウの表示数を「5」に設定する。そして、分類部303が、サマリ情報群の表示順序と、設定されたウィンドウの表示数とに基づいて、サマリ情報群を第1および第2のサマリ情報に分類する。
また、画面テンプレートを用いてサマリ画面を作成する場合、設定されたウィンドウの表示数に対応する画面テンプレートを選択して、サマリ画面を作成することになる。なお、一画面に表示可能なウィンドウの表示数は、ディスプレイ208の解像度とウィンドウの表示サイズに基づいて算出することにしてもよい。
これにより、サマリ画面内のウィンドウの表示数を、ディスプレイ208の解像度に応じて適切に設定することが可能となり、サマリ画面の視認性を向上させることができる。
(電子カルテシステムの画面例)
つぎに、電子カルテシステムの画面例について説明する。ここでは、患者の診察時に医師が行なう一連の画面操作について説明する。図16は、電子カルテシステムの画面例を示す説明図である。
(1)入力画面1610において、医師が、キーボード210やマウス211を用いて、医師IDを入力する。医師IDの入力が完了すると、ディスプレイ208に入力画面1620が表示される。なお、入力された医師IDは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
(2)入力画面1620において、医師が、キーボード210やマウス211を用いて、これから診察を行なう患者の患者IDを入力する。患者IDの入力が完了すると、ディスプレイ208にカルテ画面1630が表示される。なお、入力された医師IDは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
(3)カルテ画面1630において、医師が、キーボード210やマウス211を用いて、サマリボタンB6をクリックすると、ディスプレイ208に電子カルテを要約したサマリ画面が表示される。なお、サマリ画面については図17を用いて後述する。
また、カルテ画面1630において、医師が、キーボード210やマウス211を用いて、詳細ボタンB1〜B5をクリックすると、ディスプレイ208に各診療項目の詳細画面(不図示)が表示される。なお、詳細画面とは、患者P1に対して行なわれた診療内容を詳細に表示する画面である。また、カルテ画面1630において、最初にクリックした詳細ボタンB1〜B5のクリック回数は、クリック回数DB1200に記憶される。
(サマリ画面)
つぎに、患者P1の電子カルテに関するサマリ画面について説明する。ただし、サマリ情報群S1〜S5の表示順序を『S1→S4→S5→S2→S3』とする。図17は、サマリ画面の一例を示す説明図である。
図17において、サマリ画面1700には、サマリ情報S1,S4,S5とともに、サマリ情報S2,S3を簡略化してあらわすシンボルM2,M3がボタン化(詳細ボタンB8,B7)されて表示されている。サマリ画面1700によれば、サマリ情報群S1〜S5全体を閲覧者(たとえば、医師)が直感的に把握できるようになり、患者の状況を迅速に把握することができる。
これにより、たとえば、多くの医師が在籍する大学病院などにおいて、主治医以外の医師であっても患者の状況を迅速かつ的確に把握することができる。特に、救急の患者などに対する迅速な対応が要求される医療現場においては、患者の生存率の向上につながる。
また、サマリ画面1700において、詳細ボタンB7,B8をクリックすると、シンボルM2,M3と関連付けられているサマリ情報S2,S3がポップアップ表示される。具体的には、たとえば、詳細ボタンB7がクリックされると、表示部309が、関連付け結果テーブル700を参照して、シンボルM3に対応するファイルを記憶装置から読み出して、ディスプレイ208に表示する。これにより、非表示のサマリ情報S2,S3を表示させるために、表示内容をスクロールさせる面倒な画面操作が不要となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
(情報表示装置の情報表示処理手順)
つぎに、実施の形態にかかる情報表示装置200の情報表示処理手順について説明する。図18は、情報表示装置の情報表示処理手順の一例を示すフローチャートである。図18のフローチャートにおいて、まず、受付部301により、医師IDの入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS1801)。
ここで、医師IDが入力されるのを待って(ステップS1801:No)、入力を受け付けた場合(ステップS1801:Yes)、受付部301により、患者IDの入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS1802)。そして、患者IDが入力されるのを待って(ステップS1802:No)、入力を受け付けた場合(ステップS1802:Yes)、表示部309により、患者IDに対応する電子カルテをディスプレイ208に表示する(ステップS1803)。
このあと、受付部301により、サマリ画面の表示指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1804)。ここで、サマリ画面の表示指示を受け付けるのを待って(ステップS1804:No)、受け付けた場合(ステップS1804:Yes)、取得部302により、患者IDに対応するレコードを各種履歴DBの中から抽出することにより、診療項目ごとのサマリ情報を取得する(ステップS1805)。
つぎに、決定部305により、取得されたサマリ情報群の表示順序を決定する表示順序決定処理を実行する(ステップS1806)。そして、分類部303により、決定されたサマリ情報群の表示順序と、一画面に表示可能なウィンドウの表示数とに基づいて、サマリ情報群を第1および第2のサマリ情報に分類する(ステップS1807)。
このあと、関連付け部304により、分類された第2のサマリ情報と当該第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付ける(ステップS1808)。そして、作成部306により、画面テンプレートに第1のサマリ情報を埋め込むとともに、第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルを埋め込むことによりサマリ画面を作成する(ステップS1809)。
つぎに、表示部309により、作成されたサマリ画面をディスプレイ208に表示する(ステップS1810)。このあと、受付部301により、シンボルと関連付けられた非表示の第2のサマリ情報の表示指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1811)。
ここで、非表示の第2のサマリ情報の表示指示を受け付けるのを待って(ステップS1811:No)、受け付けた場合(ステップS1811:Yes)、表示部309により、関連付け結果を参照して、シンボルと関連付けられた第2のサマリ情報を記憶装置から読み出す(ステップS1812)。
そして、表示部309により、読み出した第2のサマリ情報をディスプレイ208にポップアップ表示して(ステップS1813)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
なお、一画面に表示可能なウィンドウの表示数は、予め設定されて記憶装置に記憶されていてもよく、また、設定部308によってディスプレイ208の解像度に基づいて設定されたものであってもよい。
つぎに、図18に示したステップS1806における表示順序決定処理の具体的処理手順について説明する。ここでは、上述した第1〜第4の決定手法のうち第4の決定手法を例に挙げて、表示順序決定処理の具体的処理手順について説明する。
図19は、表示順序決定処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。図19のフローチャートにおいて、まず、算出部307により、所属科テーブル1100を参照して、医師IDに対応する診療科を特定する(ステップS1901)。
このあと、算出部307により、特定された診療科の診療項目ごとのクリック回数を正規化して、診療項目ごとの重み付け係数を算出する(ステップS1902)。つぎに、算出部307により、病名テーブル900を参照して、患者IDに対応する主病名を特定する(ステップS1903)。
そして、算出部307により、オーダ回数DB1000を参照して、特定された主病名に対応する診療項目ごとのオーダ回数を特定する(ステップS1904)。このあと、算出部307により、診療項目ごとのオーダ回数と重み付け係数とを掛け合わせることにより、サマリ情報群の表示順序に関する優先度をサマリ情報ごとに算出する(ステップS1905)。
最後に、決定部305により、算出されたサマリ情報ごとの優先度に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定して(ステップS1906)、図18に示したステップS1807に移行する。
以上説明したように、本開示技術は、表示対象となるサマリ情報群の表示順序と一画面に表示可能なウィンドウの表示数に基づいて、サマリ情報群を第1および第2のサマリ情報に分類する。そして、本開示技術は、第1のサマリ情報と、第2のサマリ情報を簡略化してあらわすシンボルと、を表示画面に表示する。これにより、一画面に表示しきれないサマリ情報群の一覧性を向上させることができる。
また、本開示技術は、シンボルと関連付けられた第2のサマリ情報の表示指示を受け付けると、非表示の第2のサマリ情報をポップアップ表示する。これにより、非表示のサマリ情報を表示させるために表示内容をスクロールさせるなどの面倒な画面操作が不要となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本開示技術は、サマリ情報ごとの更新日時や情報量に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定してもよい。これにより、更新日時が最近のサマリ情報やデータ量が多いサマリ情報を、サマリ画面に優先的に表示することができる。
また、本開示技術は、患者の主病名に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定してもよい。これにより、診察対象の患者と同一の病名の患者に対して行なわれた診療項目のオーダ回数が多いサマリ情報を、サマリ画面に優先的に表示することができる。
また、本開示技術は、医師が所属する診療科に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定してもよい。これにより、患者の診察時に各診療科の医師が重要視している診療項目のサマリ情報を、サマリ画面に優先的に表示することができる。
また、本開示技術は、患者の主病名と医師が所属する診療科に基づいて、表示順序に関するサマリ情報ごとの優先度を算出する。そして、本開示技術は、サマリ情報ごとの優先度に基づいて、サマリ情報群の表示順序を決定してもよい。これにより、患者の主病名と、患者の診察時に各診療科の医師が重要視している診療項目とを考慮して、ウィンドウW1〜W3に優先的に表示するサマリ情報を決定することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報表示方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本情報表示プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本情報表示プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
200 情報表示装置
301 受付部
302 取得部
303 分類部
304 関連付け部
305 決定部
306 作成部
307 算出部
308 設定部
309 表示部

Claims (6)

  1. コンピュータを、
    表示対象となる情報群を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された情報群について、前記情報群の更新日時が新しい順もしくはデータ量が多いのいずれか一方に基づいて、前記情報群の表示順序を決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された表示順序の早い情報から順に、前記情報を表示するための表示領域の一画面に表示可能な表示数分の情報を第1の情報に分類し、残余の情報を前記表示領域に表示しない第2の情報に分類する分類手段、
    前記分類手段によって分類された第2の情報と当該第2の情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付ける関連付け手段、
    画面内の前記表示領域に前記第1の情報を表示するとともに、前記画面内の前記表示領域とは異なる残余の領域に前記関連付け手段によって前記第2の情報と関連付けられたシンボルを表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
  2. コンピュータを、
    表示対象となる患者の識別情報を含む情報群を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された情報群について、前記患者の識別情報および前記患者の主病名を関連付けたテーブルに基づいて、前記情報群の表示順序を決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された表示順序の早い情報から順に、前記情報を表示するための表示領域の一画面に表示可能な表示数分の情報を第1の情報に分類し、残余の情報を前記表示領域に表示しない第2の情報に分類する分類手段、
    前記分類手段によって分類された第2の情報と当該第2の情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付ける関連付け手段、
    画面内の前記表示領域に前記第1の情報を表示するとともに、前記画面内の前記表示領域とは異なる残余の領域に前記関連付け手段によって前記第2の情報と関連付けられたシンボルを表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
  3. コンピュータを、
    表示対象となる情報群を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された情報群について、画面を閲覧する医師が所属する診療科に基づいて、前記情報群の表示順序を決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された表示順序の早い情報から順に、前記情報を表示するための表示領域の一画面に表示可能な表示数分の情報を第1の情報に分類し、残余の情報を前記表示領域に表示しない第2の情報に分類する分類手段、
    前記分類手段によって分類された第2の情報と当該第2の情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付ける関連付け手段、
    画面内の前記表示領域に前記第1の情報を表示するとともに、前記画面内の前記表示領域とは異なる残余の領域に前記関連付け手段によって前記第2の情報と関連付けられたシンボルを表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
  4. 前記コンピュータを、
    前記画面の解像度に基づいて、前記情報を表示するための表示領域の表示数を設定する設定手段として機能させ、
    前記分類手段は、
    前記決定手段によって決定された前記情報群の表示順序と、前記設定手段によって設定された表示領域の表示数とに基づいて、前記情報群を前記第1および第2の情報に分類することを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
  5. 表示対象となる情報群を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された情報群について、前記情報群の更新日時が新しい順もしくはデータ量が多い順のいずれか一方に基づいて、前記情報群の表示順序を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された表示順序の早い情報から順に、前記情報を表示するための表示領域の一画面に表示可能な表示数分の情報を第1の情報に分類し、残余の情報を前記表示領域に表示しない第2の情報に分類する分類手段と、
    前記分類手段によって分類された第2の情報と当該第2の情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付ける関連付け手段と、
    画面内の前記表示領域に前記第1の情報を表示するとともに、前記画面内の前記表示領域とは異なる残余の領域に前記関連付け手段によって前記第2の情報と関連付けられたシンボルを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  6. 制御手段および記憶手段を備えるコンピュータが、
    前記制御手段により、表示対象となる情報群を取得して、前記記憶手段に記憶する取得工程と、
    前記制御手段により、前記取得工程によって取得された情報群を、前記情報群の更新日時が新しい順もしくはデータ量が多い順のいずれか一方に基づいて、前記情報群の表示順序を決定して、前記記憶手段に記憶する決定工程と、
    前記制御手段により、前記決定工程によって決定された表示順序の早い情報から順に、前記情報を表示するための表示領域の一画面に表示可能な表示数分の情報を第1の情報に分類し、残余の情報を前記表示領域に表示しない第2の情報に分類して、前記記憶手段に記憶する分類工程と、
    前記制御手段により、前記分類工程によって分類された第2の情報と当該第2の情報を簡略化してあらわすシンボルとを関連付けて、前記記憶手段に記憶する関連付け工程と、
    前記制御手段により、画面内の前記表示領域に前記第1の情報を表示するとともに、前記画面内の前記表示領域とは異なる残余の領域に前記関連付け工程によって前記第2の情報と関連付けられたシンボルを表示する表示工程と、
    を実行することを特徴とする情報表示方法。
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