JP2003196388A - 検査案内システム - Google Patents

検査案内システム

Info

Publication number
JP2003196388A
JP2003196388A JP2001399271A JP2001399271A JP2003196388A JP 2003196388 A JP2003196388 A JP 2003196388A JP 2001399271 A JP2001399271 A JP 2001399271A JP 2001399271 A JP2001399271 A JP 2001399271A JP 2003196388 A JP2003196388 A JP 2003196388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
examination
patient
information
inspection
medical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001399271A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kitayama
健児 北山
Kazuhiro Yanagiura
一博 柳浦
Hajime Shinoda
一 篠田
Rie Ueda
理絵 上田
Kazuko Hayashi
和子 林
Toshiko Matsubara
勤子 松原
Isato Yoshimura
勇人 吉村
Yoshiaki Morita
嘉昭 森田
Haruhiko Hino
晴彦 樋野
Takatoshi Yamanaka
隆敏 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001399271A priority Critical patent/JP2003196388A/ja
Publication of JP2003196388A publication Critical patent/JP2003196388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者やスタッフにとって使い勝手のよい検査
案内システムを提供する。 【解決手段】 検査案内システム10は、病院の、医師
や技師や看護婦や事務員などといったスタッフが、検査
の実施依頼や結果報告などといった様々な検査実施情報
を入力して記録するオーダリングシステム20から、検
査の予定や実施状況などにかかわる進捗情報を取得して
各種のデータベース11に更新登録する情報更新部12
と、各種のデータベース11に登録されている進捗情報
を情報検索部13に検索させ、その進捗情報が表す検査
の予定や実施状況などを検査の実施場所と合わせて表示
する表示部としての端末コンピュータ14とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機関で実施さ
れる検査の案内を行う検査案内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院などといった医療機関で患者
が複数の検査を受ける場合には、医療機関のスタッフが
指示する場所や順番に従って患者が各検査の実施場所を
移動して検査を受けることが多い。また、例えば大規模
な医療機関などでは、検査の予定表を印刷し、その予定
表に記された順番に従って患者が受診する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スタッフが順
番などを指示する場合には、スタッフの手間であるし、
患者が指示を取り違える可能性がある。また、近年の医
療紛争により患者が医療機関に不信感を持つことが多い
ことや、患者とのコミュニケーション不足が指摘されて
いることに鑑みて、患者に対して検査順序や検査内容を
事前に伝達しておくことの必要性などが重視されてきて
いるが、スタッフが順番などを指示する場合には、その
ような現状に対する対処が不十分となる可能性がある。
【0004】一方、予定表に従って患者が移動して検査
を受ける場合には、スタッフの手間は軽減され、患者に
対する事前確認なども可能ではあるが、逆に、患者にと
っては負担であるし、検査間の移動が患者任せとなっ
て、検査の順番を間違える等という事故が生じる恐れも
ある。
【0005】更に、スタッフが指示する場合であって
も、予定表に従う場合であっても、検査の進捗状況に応
じて検査の順番を適宜に変更することは困難であり、検
査の効率化を図りにくい。
【0006】このような現状に対し、近年、医療の分野
で導入が進んでいる医療情報システムを応用することが
考えられている。この医療情報システムは、従来手書き
をしていた診療録(カルテ)や処方箋や検査依頼などを
電子的に記録し、その電子的な記録を、LAN(Loc
al Area Network)などといった通信網
を介して医療機関内の各所の端末から検索して参照する
ものである。
【0007】しかし、このような医療情報システムは、
医療機関のスタッフによる使用を前提として設計され構
築されているものであるため、セキュリティや使い勝手
などの面で不十分なシステムになるという問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、患者やスタッ
フにとって使い勝手のよい検査案内システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の検査案内システムは、医療機関で実施される諸種の
診療行為について、患者の受診予定および受診結果を含
む諸情報が電子的に記録された医療情報システムから、
患者に対する検査について、検査が予定されている状態
を含む進捗状態を表す進捗情報を取得する進捗情報取得
部と、進捗情報取得部によって取得された進捗情報が表
す検査の進捗状態を、上記医療機関内でその検査が実施
される場所と併せて表示する表示部とを備えたことを特
徴とする。
【0010】本発明の検査案内システムは、典型的に
は、上記表示部が、患者用の表示形態と、医療機関のス
タッフ用の表示形態とを有するものであることを特徴と
する。
【0011】本発明の検査案内システムによれば、検査
の進捗状態が検査の実施場所と併せて表示されるので、
患者にとっては、次に受診するべき検査と移動するべき
場所を容易に把握することができるので、検査場所を効
率的に移動することや、検査の順番の間違いを回避する
ことができる。また、、医療機関のスタッフにとって
は、患者を誘導するべき場所や、患者が実際に受けよう
としている検査順番などを容易にチェックすることがで
きるとともに、例えば特定の場所に多数の患者が集中し
ていることなどを知ることもできるので、患者に検査順
番の変更を指示することもできる。また、本発明の検査
案内システムは、医療情報システムとは独立の専用シス
テムであって、医療情報システムから必要な情報を取得
して利用するものであるので、医療情報システムのセキ
ュリティも確保することができるし、医療情報システム
におけるデータ構成や表示形態などに拘束されない自由
な表示形態などを採用することができて使い勝手がよ
い。
【0012】このように、本発明の検査案内システム
は、患者とスタッフとの双方にとって使い勝手のよいシ
ステムである。
【0013】本発明の検査案内システムは、上記記進捗
情報取得部が、上記進捗情報として、少なくとも受付前
と受付後実施前と実施後会計前と会計後とを相互に区別
して表す進捗情報を取得するものであることが好適であ
る。
【0014】進捗情報が、受付前と受付後実施前と実施
後とを相互に区別して表すものである場合には、その進
捗情報から、患者が検査を待っている状態などを把握す
ることができるので、検査順番の変更等の参考として役
立つ。また、進捗情報が、実施前と実施後会計前と会計
後とを相互に区別して表すものである場合には、その進
捗情報から、患者が検査を終えて会計を待っている状態
や、会計を終えて帰ってしまった状態などを把握するこ
とができるので、検査後に患者を捜す必要が生じた場合
などに役立つ。
【0015】本発明の検査案内システムは、上記表示部
が、検査の実施場所を表した地図を表示するものである
ことも好適である。
【0016】患者はその地図を参照して移動先や現在地
などを容易に把握することができる。
【0017】また、本発明の検査案内システムは、「患
者の居場所が入力される居場所入力部を備え、かつ上記
表示部が、居場所入力部によって入力された居場所も表
示するものである」ということも好適である。この好適
な検査案内システムによれば、患者が検査の実施場所を
移動する途中で所用のためにどこかに立ち寄る場合など
に、患者からスタッフに居場所を伝えることができる。
【0018】また、本発明の検査案内システムは、「検
査順番が指示される順番指示部を備え、上記表示部が、
順番指示部によって指示された検査順番も表示するもの
である」ということも好適である。この好適な検査案内
システムによれば、例えばある検査が混んでいる場合
に、順番指示部によって患者や他の検査のスタッフに検
査順番の変更を伝えることができる。
【0019】さらに、本発明の検査案内システムは、上
記表示部が、患者に対して予定されている検査について
その患者の待ち時間も表示するものであることが好適で
ある。
【0020】その待ち時間を参照することにより、例え
ば患者は時間を有効に活用することができ、スタッフは
検査順番の変更などを検討することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明するに当たり、本発明の検査案内システムの一実施
形態を概括的に説明し、その後、その検査案内システム
の詳細な構成や詳細な動作などを説明する。
【0022】図1は、本発明の検査案内システムの一実
施形態を示す図である。
【0023】この図1には、本発明の一実施形態として
検査案内システム10が示されており、医療情報システ
ムの一例としてのオーダリングシステム20も示されて
いる。ここに例示されている検査案内システム10およ
びオーダリングシステム20は、複数の診療科や業務部
門を有する病院に設けられているものとして以下説明す
る。
【0024】この図1に示すオーダリングシステム20
には、システムの端末として機能する複数のクライアン
トマシンが備えられている。例えば放射線部門には放射
線システムクライアント21が備えられ、検査部門には
検査システムクライアント22が備えられ、医事会計部
門には医事会計システムクライアント23が備えられて
いる。
【0025】病院の、医師や技師や看護婦や事務員など
といったスタッフは、これらのクライアントマシンを操
作して、検査の実施依頼や結果報告などといった様々な
検査実施情報をオーダリングシステム20に入力し、ま
た、会計の実施に関する様々な会計実施情報をオーダリ
ングシステム20に入力する。そして、これら検査実施
情報や会計実施情報は、部門インタフェース24を介し
てオーダリングデータベース25に記録される。
【0026】一方、検査案内システム10には、後述す
る各種のデータベース11と、情報更新部12と、情報
検索部13と、端末コンピュータ14が備えられてい
る。この図1には、1台の端末コンピュータ14が代表
として例示されているが、検査案内システム10には、
複数台の端末コンピュータ14が備えられており、各診
療科や業務部門などに設置されている。
【0027】情報更新部12は、オーダリングデータベ
ース25から、検査について、予約、受付、実施、会計
などといった進捗状態を表す情報などを取得し、取得し
た情報に基づいてデータベース11の内容を更新する。
この情報更新部12は、本発明にいう進捗情報取得部の
一例に相当する。
【0028】端末コンピュータ14は、病院のスタッフ
や来院患者に操作されるものであり、操作を受けて、検
査の受診内容(予定や進捗状態)について情報検索部1
3に検索を指示する。指示を受けた情報検索部13は、
各種のデータベース11から必要な情報を検索して端末
コンピュータ14に送る。端末コンピュータ14は、検
索された情報を受け取って表示する。従って端末コンピ
ュータ14は、本発明にいう表示部の一例に相当する。
また、端末コンピュータ14は、本発明にいう居場所入
力部の一例および順番指示部の一例も兼ねており、病院
のスタッフや来院患者による操作を受けて居場所や検査
順番を情報更新部12に送る。情報更新部12は、居場
所や検査順番を受け取って各種のデータベース11の内
容を更新する。なお、本実施形態では、端末コンピュー
タ14に、患者用の表示形態で検査の受診内容を表示す
る機能と、スタッフ用の表示形態で検査の受診内容を表
示する機能が組み込まれている。以下では、患者用の表
示形態で検査の受診内容を表示する機能のことを患者イ
ンフォメーション機能と称し、スタッフ用の表示形態で
検査の受診内容を表示する機能のことを診療部門インフ
ォメーション機能と称する。
【0029】図2は、患者インフォメーション機能によ
って表示される患者用表示画面を示す図である。
【0030】この図2に示す患者用表示画面30には、
上方に患者情報欄31が設けられており、この患者情報
欄31には、患者インフォメーション機能を起動した患
者について患者IDと患者名と性別と年齢が表示され
る。
【0031】また、この患者用表示画面30には、中央
左側に検査一覧表示部32が設けられており、この検査
一覧表示部32には、予約によって実施時間が決まって
いる既定検査の一覧32aと、実施時間が決まっていな
い未定検査の一覧32bが表示される。これらの一覧3
2a,32bには、この患者用表示画面30が表示され
た当日に実施される検査が記載される。
【0032】既定検査の一覧32aには表示項目とし
て、予約時間321と、検査内容322と、検査場所3
23と、進捗状態324が含まれている。ここで、検査
内容322とは、検査の種類を表した名称のことであっ
て、検査結果を表すものではない。また、進捗状態32
4は、本発明にいう進捗情報の一例であって、本実施形
態では、検査の受付前であることを示す文字列「未実
施」、検査の受付が済んで実施前であることを示す文字
列「受付済」、検査が済んで会計前であることを示す文
字列「実施済」、および、会計が済んだことを表す文字
列「会計済」のうちのいずれかの文字列によって進捗状
態が表現されている。
【0033】また、未定検査の一覧32bには表示項目
として、所要時間325が含まれており、既定検査の一
覧32aと同様に、検査内容322と、検査場所323
と、進捗状態324も含まれている。ここで、所要時間
325は、検査の待ち時間を表しており、検査内容32
2が表す検査の種類毎に所定の計算式に基づいて計算さ
れたものである。
【0034】患者は、これらの一覧32a、32bを参
照することにより、自分に予定されている検査と、その
検査の進捗状況を容易に確認することができ、次に受け
るべき検査と、その検査の実施場所を容易に認識するこ
とができる。また、予約時間321や所要時間325を
参照することにより、時間の有効活用を図ることもでき
る。
【0035】更に、この図2に示す患者用表示画面30
には、中央右側にマップ表示部33が設けられており、
このマップ表示部33には、病院内の地図が表示され
る。また、上述した検査場所323の文字列がマウスで
クリックされると地図上の対応箇所が強調表示される機
能も備えられている。このような地図を参照することに
より患者は検査場所や現在地などを容易に知ることがで
きる。
【0036】更にまた、この患者用表示画面30には、
右側上方に、印刷アイコン34a、居場所設定アイコン
34b、コメント入力アイコン34cが設けられてお
り、印刷アイコン34aがクリックされると、検査一覧
表示部32に表示されている一覧やマップ表示部33に
表示されている地図がプリンタで印刷される。また、居
場所設定アイコン34bがクリックされると、本発明に
いう居場所入力部の一例に相当する機能が起動され、患
者によって自分の居場所が入力されて設定される。設定
された居場所は居場所表示欄35に表示される。居場所
設定の詳細については後述する。また、コメント入力ア
イコン34cがクリックされると、患者がコメントを入
力するための機能が起動されて、例えば「売店に立ち寄
ります」などといったコメントが入力される。コメント
入力の詳細についても後述する。
【0037】患者によって入力される居場所やコメント
は、後述するスタッフ用表示画面を介してスタッフに伝
達されるので、患者からスタッフに居場所やコメントを
伝えることができ、スタッフに患者の居場所などを知る
手がかりを与えることができる。
【0038】図3は、診療部門インフォメーション機能
によって表示されるスタッフ用表示画面を示す図であ
る。
【0039】この図3に示すスタッフ用表示画面40に
は、上方に、利用者情報欄41と、患者情報欄42が設
けられており、利用者情報欄41には、診療部門インフ
ォメーション機能を起動した利用者(スタッフ)の氏名
と利用者IDが表示される。また、患者情報欄42に
は、スタッフが選んだ患者について患者IDと患者名と
性別と年齢が表示される。
【0040】また、このスタッフ用表示画面40の中央
には、上述した患者用表示画面30と同様に、既定検査
の一覧43aと未定検査の一覧43bが表示される。こ
れらの一覧43a、43bには、スタッフが選んだ検査
日に実施される検査が記載される。また、スタッフ用表
示画面40に表示されるこれらの一覧43a、43bに
は、上述した患者用表示画面30に表示される一覧32
a、32bと同様に、表示項目として、予約時間431
と、検査内容432と、検査場所433と、進捗状態4
34と、所要時間435が含まれている。ここで、進捗
状態434は、上述した「未実施」、「受付済」、「実
施済」、および「会計済」という文字列のうちのいずれ
かの文字列によって進捗状態を表現するものであり、ス
タッフは、指定した患者がどの検査についてどの進捗状
態にあるのかを知ることができる。これにより、スタッ
フは、患者の移動順序をチェックすることや、患者に次
の検査場所を指示することができる。さらに、スタッフ
用表示画面40に表示されるこれらの一覧43a、43
bには、検査を依頼した診療科436と、依頼した医師
437と、検査が受け付けられた受付時間438と、検
査が実施された実施時間439も表示される。これらの
受付時間438、実施時間439を参照することによ
り、スタッフは患者の検査の進捗状況を詳細に把握する
ことができ、検査順番の変更などを検討することができ
る。さらにまた、これらの一覧43a、43bには、検
査の順番が入力される順番入力欄44が付属しており、
この順番入力欄44は、本発明にいう順番指示部の一例
に相当する。この順番入力欄44に入力された検査順番
は、順番確定ボタン45がクリックされると確定してシ
ステム内に記録される。このように確定した検査順番
は、検査案内システムを利用する他のスタッフが参照す
ることができ、これにより、順番の変更などが伝達され
ることとなり、検査の効率化にも寄与することとなる。
【0041】この図3に示すスタッフ用表示画面40に
は、下方に、コメント参照ボタン46が設けられてお
り、このコメント参照ボタン46がクリックされると、
上述した患者用表示画面30などを介して入力された患
者のコメントや、検査を行った医師により検査時などに
入力されたコメントなどが参照される。また、スタッフ
用表示画面40の上方には居場所表示欄47が設けられ
ており、この居場所表示欄47には、患者によって設定
された居場所が表示される。
【0042】さらに、この図3に示すスタッフ用表示画
面40には、上方に、検査日変更部48が設けられてお
り、スタッフが変更したい検査日を検査日入力欄48a
に入力して確定ボタン48bをクリックすることにより
検査日が変更され、その変更された検査日の検査が、上
述した一覧43a、43bに表示される。
【0043】以下、本実施形態の検査案内システム10
の詳細な構成について説明する。
【0044】図4は、検査案内システムの詳細な構成を
示す図である。
【0045】この図4には、図1に示す各種のデータベ
ース11の具体的な構成と、検査案内システム10に組
み込まれている機能の構成が示されている。この機能の
構成は、コンピュータシステムを検査案内システム10
として動作させる検査案内システムプログラムの構成も
表している。また、この図4には、図1にも示すオーダ
リングシステム20が示されている。ここに示すオーダ
リングシステム20は、電子カルテシステムの一部とし
て組み込まれたものであり、以下では、オーダリングシ
ステム20と電子カルテシステムとを特に区別せずに用
いる場合がある。オーダリングシステム20は、オーダ
依頼実施ジャーナルや医事会計ジャーナルや医事受付ジ
ャーナルやラベル出力ジャーナル等といった種々の電子
的なジャーナルを定期的に発行してジャーナル記憶部2
6に記憶させる。ここで、オーダ依頼実施ジャーナル
は、オーダの発行による検査の依頼状況やその検査の実
施状況を表すものであり、医事会計ジャーナルや医事受
付ジャーナルは、医事会計の状況を表すものである。オ
ーダリングシステム20が発行するジャーナルのことを
以下では電子カルテジャーナルと総称する。
【0046】検査案内システム10に備えられている各
種のデータベース11には、受診ナビデータベース11
1と、待ち時間データベース112と、ナビゲーション
マスタ113と、時間計算式マスタ114と、コメント
データベース115が含まれている。これらのデータベ
ースのデータ構造については後述するが、受診ナビデー
タベース111は、検査案内システム10で用いられる
情報の主な部分を保持するデータベースであり、待ち時
間データベース112は、患者の待ち時間を計算するた
めに用いられる統計データ等が蓄積されるデータベース
である。また、ナビゲーションマスタ113は、検査の
場所を指示するための情報が格納されたものであり、時
間計算式マスタ114は、待ち時間を計算するために用
いられる計算式が格納されたものであり、コメントデー
タベース115は、居場所やコメントが記憶されるデー
タベースである。本実施形態では、居場所もコメントの
一種としてコメントデータベース115に記憶される。
【0047】検査案内システム10の機能としては、図
1に示す情報更新部12の機能に対応する、受診ナビデ
ータベース更新機能121および居場所コメント入力機
能122と、図1に示す情報検索部13の機能に対応す
る、患者用検査順表示機能131、スタッフ用検査順表
示機能132、および待ち時間表示機能133が組み込
まれている。これらの機能の詳細についても後述する
が、受診ナビデータベース更新機能121は、検査案内
システム10に備えられている上述した各種のデータベ
ース11のうち、受診ナビデータベース111、待ち時
間データベース112、およびコメントデータベース1
15それぞれの記憶内容を、ジャーナル記憶部26に記
憶されている電子カルテジャーナルが更新されるたびに
自動更新するものである。また、居場所コメント入力機
能122は、上述した患者用表示画面30等を介した居
場所設定やコメント入力の機能を担うものである。更
に、患者用検査順表示機能131、スタッフ用検査順表
示機能132は、上述した患者用表示画面30、スタッ
フ用表示画面40に検査の一覧を表示するものであり、
待ち時間表示機能133は、患者用表示画面30、スタ
ッフ用表示画面40に、上述した所要時間を表示するも
のである。また、スタッフ用検査順表示機能132は、
上述した順番入力欄44を介して検査順番の入力を受け
付ける機能も含んでいる。
【0048】なお、上述した各種のデータベース11に
は含まれないが、検査案内システム10には、この検査
案内システム10にログインするためのIDやパスワー
ドなどが記憶されたユーザ情報データベース16も備え
られている。また、検査案内システム10には、ナビゲ
ーションマスタ113、時間計算式マスタ114、ユー
ザ情報データベース16のメンテナンスを行うマスタメ
ンテナンス機能15も備えられているが、このマスタメ
ンテナンス機能15は、一部のシステム管理者などだけ
が用いる機能であって、一般のスタッフや患者は関知し
ないものであるのでこれ以上の説明は省略する。
【0049】以下、上述した各種のデータベース11そ
れぞれのデータ構造を説明する。
【0050】図5は、受診ナビデータベースのデータ構
造を示す図である。
【0051】この図5に示すように、受診ナビデータベ
ース111には、検査内容D101、依頼科D102、
依頼医D103、患者のIDD104、氏名D105、
性別D106、年齢D107、検査の進捗状態D10
8、受付時間D109、実施時間D110、および検査
順番D111という各項目の情報が一覧表形式で記憶さ
れている。これらの項目のうち、検査内容D101から
検査の進捗状態D108までの各項目の情報は、上述し
た受診ナビデータベース更新機能121による自動更新
により、検査の依頼が行われるたびに新規登録され、検
査の進捗状態D108、受付時間D109、実施時間D
110という各項目の情報は、検査の受付や受診や会計
が行われるたびに更新され、あるいは登録される。ま
た、検査順番D111の情報は、上述したスタッフ用表
示画面40に設けられた順番入力欄44を介して入力さ
れる。
【0052】また、検査内容D101、患者のIDD1
04、氏名D105、性別D106、年齢D107、お
よび検査の進捗状態D108という各項目の情報は、上
述した患者用表示画面30およびスタッフ用表示画面4
0の双方に表示され、依頼科D102、依頼医D10
3、受付時間D109、実施時間D110、および検査
順番D111という各項目の情報は、スタッフ用表示画
面40のみに表示される。
【0053】図6は、待ち時間データベースのデータ構
造を示す図である。
【0054】この図6に示すように、待ち時間データベ
ース112には、検査内容D201、検査の受付を行っ
た患者の累計数を表す受付人数D202、検査が実施さ
れた患者の累計数を表す実施人数D203、各患者の待
ち時間のうち最小の待ち時間D204、および各患者の
待ち時間のうち最大の待ち時間D205という各項目の
情報が第1の一覧表112aに格納されて記憶されてい
る。また、待ち時間データベース112には、1種類の
検査に対して1つずつ第2の一覧表112bが用意され
ており、これらの第2の一覧表112bには、患者ID
D206と受付時刻D207という項目の情報が格納さ
れて記憶される。
【0055】第1の一覧表112aに格納された情報の
うち受付人数D202および実施人数D203それぞれ
の項目の情報と、第2の一覧表112bに格納される情
報は、上述した受診ナビデータベース更新機能121に
よる自動更新により、患者が検査の受付や受診を行うた
びに更新される。そして、第2の一覧表112bに記憶
されている情報や、後述する計算式などが用いられて各
患者の待ち時間が求められ、上述した最小の待ち時間D
204および最大の待ち時間D205が適宜に更新され
る。
【0056】図7は、ナビゲーションマスタのデータ構
造を示す図である。
【0057】この図7に示すように、ナビゲーションマ
スタ113には、検査内容D301と受付場所D302
との対応表113aと、院内マップの画像113bと、
居場所の選択入力に用いられる居場所名の一覧表113
cが記憶されている。ナビゲーションマスタ113に記
憶されるこれらの情報は、上述したマスタメンテナンス
機能15によって登録される。
【0058】図8は、時間計算式マスタのデータ構造を
示す図である。
【0059】この図8に示すように、時間計算式マスタ
114には、検査内容D401と計算式D402とが対
応表の形式で記憶されており、計算式D402は、検査
内容D401が表す検査における待ち時間(所要時間)
の計算方法を定義したものである。この計算式D402
に従って計算された待ち時間は、上述した待ち時間デー
タベース112における待ち時間の更新や、待ち時間表
示機能133による待ち時間(所要時間)の表示に用い
られる。
【0060】この計算式D402の具体的な内容として
は、例えば、待ち時間=実施時間−受付時間という計算
式や、待ち時間=実施時間−受付時間+所要時間という
計算式等が考えられる。また、本実施形態では、各検査
ごとの待ち時間を計算するが、一人の患者について予想
される複数の待ち時間の合計時間を計算することも利用
価値が高いので、本発明では、そのような合計時間を定
義した計算式が採用されて、その合計時間が表示されて
もよい。
【0061】図9は、コメントデータベースのデータ構
造を示す図である。
【0062】この図9に示すように、コメントデータベ
ース115には、患者IDD501、検査に対する医師
のコメントD502、患者によるコメントD503、患
者のコメントの履歴D504、および患者の居場所D5
05という各項目の情報が一覧表形式で記憶されてい
る。
【0063】医師のコメントD502は、検査時に医師
によってオーダリングシステムで入力されるものであ
り、上述した受診ナビデータベース更新機能121によ
ってジャーナルから取得されてこのコメントデータベー
ス115に記憶される。
【0064】また、患者によるコメントD503や居場
所D505は、上述した居場所コメント入力機能122
を介して患者によって入力される。
【0065】以上説明した各種のデータベースを前提と
した検査案内システム10の動作の詳細について以下説
明する。検査案内システム10の動作には、大別して、
受診ナビデータベース更新機能121による自動更新動
作と、図1に示す端末コンピュータ14を媒介とした操
作応答動作とに分類される。自動更新動作については、
各種のデータベースのデータ構造を説明する際に併せて
説明したので、重複説明は省略する。
【0066】以下、検査案内システム10の操作応答動
作について、フローチャートなどを参照して説明する。
【0067】図10は、検査案内システムの操作応答動
作を表すフローチャートである。
【0068】この操作応答動作は、スタッフや患者が端
末コンピュータからシステムを呼び出すと開始され、ま
ず、IDとパスワードによるユーザ認証が行われる(ス
テップS101)。ユーザ認証が不合格である場合(ス
テップS102:NO)には、この操作応答動作はその
まま終了し、ユーザ認証が合格である場合(ステップS
102:YES)には、ユーザが患者であるかスタッフ
であるかがIDなどに基づいて判定される(ステップS
103)。
【0069】このステップS103における判定で、ユ
ーザがスタッフであると判定された場合には、スタッフ
によって端末コンピュータが操作されて、患者と検査日
が指定される(ステップS104)。そして、図4に示
す受診ナビデータベース111から、指定された患者に
関する指定された検査日の情報が抽出され(ステップS
105)、待ち時間データベース112に蓄積された情
報や時間計算式マスタ114に記憶されている計算式に
基づいて待ち時間が計算され(ステップS106)、ナ
ビゲーションマスタ113に記憶されている検査場所が
取得される(ステップS107)。これらの、抽出、計
算、取得された情報に基づいて、図3に示すスタッフ用
表示画面40の表示やそのスタッフ用表示画面40を介
した操作への応答を行うスタッフ用画面処理(ステップ
S108)が実行され、その後、操作応答動作は終了す
る。
【0070】一方、上記ステップS103における判定
で、ユーザが患者であると判定された場合には、図4に
示す受診ナビデータベース111から、その患者に関す
る当日の情報が抽出される(ステップS109)。ま
た、上記と同様に、待ち時間が計算され(ステップS1
10)、検査場所が取得される(ステップS111)。
そして、これらの、抽出、計算、取得された情報に基づ
いて、図2に示す患者用表示画面30の表示やその患者
用表示画面30を介した操作への応答を行う患者用画面
処理(ステップS112)が実行され、その後、操作応
答動作は終了する。
【0071】以下、上記ステップS108のスタッフ用
画面処理と、上記ステップS112の患者用画面処理と
について説明する。
【0072】図11は、スタッフ用画面処理のフローチ
ャートである。
【0073】以下、この図11のフローチャートが表す
スタッフ用画面処理の説明を行うに当たり、適宜に図3
を参照して説明を行う。
【0074】このスタッフ用画面処理が開始されると、
先ず、スタッフ用表示画面40が表示され(ステップS
201)、そのスタッフ用表示画面40を介した入力操
作の待機状態となる(ステップS202)。
【0075】入力操作が行われると、先ず、その入力操
作が、順番入力欄44を介して検査順番の変更を指示す
るものであるか否かが判定される(ステップS20
3)。そして、検査順番の変更を指示する操作であると
判定された場合には、受診ナビデータベースに記憶され
ている検査順番の情報が更新され(ステップS20
4)、上記ステップS201に戻ってスタッフ用表示画
面40の表示も更新される。
【0076】上記ステップS203の判定で、入力操作
が、検査順番の変更を指示する操作ではないという否定
の判定が得られた場合には、次に、その入力操作が、検
査日変更部48を介して検査日の指定を変更するもので
あるか否かが判定される(ステップS205)。そし
て、検査日の指定を変更する操作であると判定された場
合には、受診ナビデータベースから、新たに指定された
検査日の分の情報が抽出され(ステップS206)、待
ち時間が改めて計算され(ステップS207)、ナビゲ
ーションマスタ113に記憶されている検査場所も改め
て取得される(ステップS208)。その後、上記ステ
ップS201に戻ってスタッフ用表示画面40の表示が
更新される。
【0077】上記ステップS205の判定で、入力操作
が、検査日の指定を変更する操作ではないという否定の
判定が得られた場合には、次に、その入力操作が、コメ
ント参照ボタン46のクリック操作であるか否かが判定
される(ステップS209)。そして、コメント参照ボ
タン46のクリック操作であると判定された場合には、
医師や患者によって入力されたコメントが記載されたコ
メント参照画面(図示省略)が表示されて、コメントが
参照される(ステップS210)。その後、コメントの
参照を終了する所定の操作を受けて(ステップS21
1)、スタッフ用表示画面40の表示(ステップS20
1)に戻る。
【0078】上記ステップS209の判定で、入力操作
はコメント参照ボタン46のクリック操作ではないとい
う否定の判定が得られた場合には、次に、その入力操作
が、スタッフ用表示画面40を閉じることを指示する所
定の閉じる操作であるか否かが判定される(ステップS
212)。そして、閉じる操作であると判定された場合
には、スタッフ用表示画面40が閉じられてスタッフ用
画面処理が終了し、図10に示すフローチャートに戻
る。
【0079】上記ステップS212の判定で、入力操作
は閉じる操作ではないという否定の判定が得られた場合
には、入力操作の待機状態(ステップS202)に戻っ
て、上記処理が繰り返される。
【0080】図12は、患者用画面処理のフローチャー
トである。
【0081】以下、この図12のフローチャートが表す
患者用画面処理の説明を行うに当たり、適宜に図2を参
照して説明を行う。
【0082】この患者用画面処理が開始されると、先
ず、患者用表示画面30が表示され(ステップS30
1)、その患者用表示画面30を介した入力操作の待機
状態となる(ステップS302)。
【0083】入力操作が行われると、先ず、その入力操
作が、居場所設定アイコン34bのクリック操作である
か否かが判定される(ステップS303)。そして、居
場所設定アイコン34bのクリック操作であると判定さ
れた場合には、居場所を選択入力するための居場所入力
画面が表示される(ステップS304)。
【0084】図13は、居場所入力画面を表す図であ
る。
【0085】この居場所入力画面50には、上方に、患
者情報欄51が設けられており、この患者情報欄51に
は、患者インフォメーション機能を起動した患者につい
て患者IDと患者名と性別と年齢が表示されている。
【0086】また、この居場所入力画面50の中央に
は、居場所として指定され得る病院内の場所の候補が列
挙された一覧表52が表示されており、この一覧表52
に示されている居場所の候補地の中から、1つの居場所
が選択されてクリックされると、その居場所が、居場所
入力画面50の上方に設けられた居場所表示欄53に表
示される。
【0087】このような居場所入力画面50を介して、
患者の居場所が患者自身によって入力される。
【0088】図12に戻って説明を続ける。
【0089】居場所入力画面50を介して患者の居場所
が選択入力されると(ステップS305)、コメントデ
ータベースに記憶されている居場所の情報が更新され
(ステップS306)、上記ステップS301に戻って
患者用表示画面30の表示も更新される。
【0090】上記ステップS303の判定で、入力操作
は居場所設定アイコン34bのクリック操作ではないと
いう否定の判定が得られた場合には、次に、その入力操
作が、コメント入力アイコン34cのクリック操作であ
るか否かが判定される(ステップS307)。そして、
コメント入力アイコン34cのクリック操作であると判
定された場合には、コメントを入力するためのコメント
入力画面が表示される(ステップS308)。
【0091】図14は、コメント入力画面を表す図であ
る。
【0092】このコメント入力画面60には、コメント
入力欄61と、コメント履歴欄62が設けられており、
コメント履歴欄62には、コメントデータベースに記憶
されている患者コメントの履歴が表示される。
【0093】患者は、コメント履歴欄62に表示されて
いる履歴の中から過去のコメントを選択するか、あるい
は、コメント入力欄61に新たなコメントを書き込むこ
とによってコメントを入力することができる。
【0094】図12に戻って説明を続ける。
【0095】患者によってコメントが入力されると(ス
テップS309)、コメントデータベースに記憶されて
いる患者コメントと履歴が更新され(ステップS31
0)、、上記ステップS301に戻って患者用表示画面
30が再度表示される。
【0096】上記ステップS307の判定で、入力操作
はコメント入力アイコン34cのクリック操作ではない
という否定の判定が得られた場合には、次に、その入力
操作が、印刷アイコン34aのクリック操作であるか否
かが判定される(ステップS311)。そして、印刷ア
イコン34aのクリック操作であると判定された場合に
は、患者用表示画面30に表示されている検査の一覧表
(予定表)がプリンタで印刷される(ステップS31
2)。
【0097】上記ステップS311の判定で、入力操作
は印刷アイコン34aのクリック操作ではないという否
定の判定が得られた場合には、次に、その入力操作が、
患者用表示画面30を閉じることを指示する所定の閉じ
る操作であるか否かが判定される(ステップS31
3)。そして、閉じる操作であると判定された場合に
は、患者用表示画面30が閉じられて患者用画面処理が
終了し、図10に示すフローチャートに戻る。
【0098】上記ステップS313の判定で、入力操作
は閉じる操作ではないという否定の判定が得られた場合
には、入力操作の待機状態(ステップS302)に戻っ
て、上記処理が繰り返される。
【0099】以上詳細に説明したように本実施形態の検
査案内システムが動作することにより、患者やスタッフ
にとって使い勝手のよいシステムが実現する。
【0100】なお、上記説明した実施形態では、オーダ
リングシステムから検査の情報が取得されるが、本発明
にいう進捗情報取得部は、進捗情報を、いわゆる電子カ
ルテシステムから取得するものであってもよく、他の医
療情報システムから取得するものであってもよい。
【0101】また、上記説明した実施形態では、指定さ
れた検査順番がスタッフ用表示画面だけに表示される
が、本発明にいう表示部は、患者用表示画面にも指定さ
れた検査順番を表示するものであってもよい。
【0102】以下、本発明の種々の形態について付記す
る。
【0103】(付記1) 医療機関で実施される諸種の
診療行為について、患者の受診予定および受診結果を含
む諸情報が電子的に記録された医療情報システムから、
患者に対する検査について、該検査が予定されている状
態を含む進捗状態を表す進捗情報を取得する進捗情報取
得部と、前記進捗情報取得部によって取得された進捗情
報が表す検査の進捗状態を、前記医療機関内で該検査が
実施される場所と併せて表示する表示部とを備えたこと
を特徴とする検査案内システム。
【0104】(付記2) 前記表示部が、前記患者用の
表示形態と、前記医療機関のスタッフ用の表示形態とを
有するものであることを特徴とする付記1記載の検査案
内システム。
【0105】(付記3) 前記進捗情報取得部が、前記
進捗情報として、少なくとも受付前と受付後実施前と実
施後とを相互に区別して表す進捗情報を取得するもので
あることを特徴とする付記1記載の検査案内システム。
【0106】(付記4) 前記進捗情報取得部が、前記
進捗情報として、少なくとも実施前と実施後会計前と会
計後とを相互に区別して表す進捗情報を取得するもので
あることを特徴とする付記1記載の検査案内システム。
【0107】(付記5) 前記進捗情報取得部が、前記
進捗情報として、少なくとも受付前と受付後実施前と実
施後会計前と会計後とを相互に区別して表す進捗情報を
取得するものであることを特徴とする付記1記載の検査
案内システム。
【0108】(付記6) 前記表示部が、検査の実施場
所を表した地図を表示するものであることを特徴とする
付記1記載の検査案内システム。
【0109】(付記7) 前記患者の居場所が入力され
る居場所入力部を備え、前記表示部が、前記居場所入力
部によって入力された居場所も表示するものであること
を特徴とする付記1記載の検査案内システム。
【0110】(付記8) 検査順番が指示される順番指
示部を備え、前記表示部が、前記順番指示部によって指
示された検査順番も表示するものであることを特徴とす
る付記1記載の検査案内システム。
【0111】(付記9) 前記表示部が、前記患者に対
して予定されている検査について該患者の待ち時間も表
示するものであることを特徴とする付記1記載の検査案
内システム。
【0112】(付記10) 医療機関で実施される諸種
の診療行為について、患者の受診予定および受診結果を
含む諸情報が電子的に記録された医療情報システムか
ら、患者に対する検査について、該検査が予定されてい
る状態を含む進捗状態を表す進捗情報を取得する進捗情
報取得部と、前記進捗情報取得部によって取得された進
捗情報が表す検査の進捗状態を、前記医療機関内で該検
査が実施される場所と併せて表示する表示部とを備えた
ことを特徴とする検査案内システムプログラム。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の検査案内
システムは、患者やスタッフにとって使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査案内システムの一実施形態を示す
図である。
【図2】患者インフォメーション機能によって表示され
る患者用表示画面を示す図である。
【図3】診療部門インフォメーション機能によって表示
されるスタッフ用表示画面を示す図である。
【図4】検査案内システムの詳細な構成を示す図であ
る。
【図5】受診ナビデータベースのデータ構造を示す図で
ある。
【図6】待ち時間データベースのデータ構造を示す図で
ある。
【図7】ナビゲーションマスタのデータ構造を示す図で
ある。
【図8】時間計算式マスタのデータ構造を示す図であ
る。
【図9】コメントデータベースのデータ構造を示す図で
ある。
【図10】検査案内システムの操作応答動作を表すフロ
ーチャートである。
【図11】スタッフ用画面処理のフローチャートであ
る。
【図12】患者用画面処理のフローチャートである。
【図13】居場所入力画面を表す図である。
【図14】コメント入力画面を表す図である。
【符号の説明】
10 検査案内システム 11 データベース 111 受診ナビデータベース 112 待ち時間データベース 113 ナビゲーションマスタ 114 時間計算式マスタ 115 コメントデータベース 12 情報更新部 121 受診ナビデータベース更新機能 122 居場所コメント入力機能 13 情報検索部 131 患者用検査順表示機能 132 スタッフ用検査順表示機能 133 待ち時間表示機能 14 端末コンピュータ 15 マスタメンテナンス機能 16 ユーザ情報データベース 20 オーダリングシステム 21 放射線システムクライアント 22 検査システムクライアント 23 医事会計システムクライアント 24 部門インタフェース 30 患者用表示画面 40 スタッフ用表示画面 50 居場所入力画面 60 コメント入力画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 一 石川県金沢市増泉3丁目4番30号 株式会 社富士通北陸システムズ内 (72)発明者 上田 理絵 石川県金沢市増泉3丁目4番30号 株式会 社富士通北陸システムズ内 (72)発明者 林 和子 石川県金沢市増泉3丁目4番30号 株式会 社富士通北陸システムズ内 (72)発明者 松原 勤子 石川県金沢市増泉3丁目4番30号 株式会 社富士通北陸システムズ内 (72)発明者 吉村 勇人 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内 (72)発明者 森田 嘉昭 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 樋野 晴彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山中 隆敏 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機関で実施される諸種の診療行為に
    ついて、患者の受診予定および受診結果を含む諸情報が
    電子的に記録された医療情報システムから、患者に対す
    る検査について、該検査が予定されている状態を含む進
    捗状態を表す進捗情報を取得する進捗情報取得部と、 前記進捗情報取得部によって取得された進捗情報が表す
    検査の進捗状態を、前記医療機関内で該検査が実施され
    る場所と併せて表示する表示部とを備えたことを特徴と
    する検査案内システム。
  2. 【請求項2】 前記進捗情報取得部が、前記進捗情報と
    して、少なくとも受付前と受付後実施前と実施後会計前
    と会計後とを相互に区別して表す進捗情報を取得するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の検査案内シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記患者の居場所が入力される居場所入
    力部を備え、 前記表示部が、前記居場所入力部によって入力された居
    場所も表示するものであることを特徴とする請求項1記
    載の検査案内システム。
  4. 【請求項4】 検査順番が指示される順番指示部を備
    え、 前記表示部が、前記順番指示部によって指示された検査
    順番も表示するものであることを特徴とする請求項1記
    載の検査案内システム。
  5. 【請求項5】 前記表示部が、前記患者に対して予定さ
    れている検査について該患者の待ち時間も表示するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の検査案内システ
    ム。
JP2001399271A 2001-12-28 2001-12-28 検査案内システム Pending JP2003196388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399271A JP2003196388A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 検査案内システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399271A JP2003196388A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 検査案内システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003196388A true JP2003196388A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27604372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001399271A Pending JP2003196388A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 検査案内システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003196388A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005092458A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hamamatsu Photonics Kk 検診管理システム
JP2005182239A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Ytb:Kk 電子化医療システム
JP2007213136A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Chugoku Electric Power Co Inc:The 待ち時間管理方法、待ち時間管理システム、及びプログラム
JP2011005293A (ja) * 2010-09-13 2011-01-13 Yuyama Manufacturing Co Ltd 医療支援システム
JP2011203872A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Canon It Solutions Inc 健診情報処理システム、健診情報処理装置、健診情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2014098946A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Knowledge Creation Technology Co Ltd 診療業務支援システムおよびプログラム
JP2016164747A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士通株式会社 予約支援プログラム、装置、及び方法
KR101893909B1 (ko) * 2017-09-29 2018-10-04 임동균 건설자재 시험 관리 시스템 및 시험방법
KR101893910B1 (ko) * 2017-09-29 2018-10-04 임동균 실시간 건설자재 시험 관리 시스템 및 시험방법

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005092458A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hamamatsu Photonics Kk 検診管理システム
JP2005182239A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Ytb:Kk 電子化医療システム
JP2007213136A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Chugoku Electric Power Co Inc:The 待ち時間管理方法、待ち時間管理システム、及びプログラム
JP2011203872A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Canon It Solutions Inc 健診情報処理システム、健診情報処理装置、健診情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2011005293A (ja) * 2010-09-13 2011-01-13 Yuyama Manufacturing Co Ltd 医療支援システム
JP2014098946A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Knowledge Creation Technology Co Ltd 診療業務支援システムおよびプログラム
JP2016164747A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士通株式会社 予約支援プログラム、装置、及び方法
KR101893909B1 (ko) * 2017-09-29 2018-10-04 임동균 건설자재 시험 관리 시스템 및 시험방법
KR101893910B1 (ko) * 2017-09-29 2018-10-04 임동균 실시간 건설자재 시험 관리 시스템 및 시험방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4781085B2 (ja) 手術予定表示システム
US20100017222A1 (en) Systems and Methods For Scheduling Healthcare Visits
JP5443704B2 (ja) 医療情報管理装置
JP6886181B2 (ja) 地域医療総合受付システム及びそのプログラム
CA2121245A1 (en) Health care management system
JPH05233731A (ja) 医療支援システム及びこの医療支援システムに用いる病院来訪歴記憶媒体
US20020147614A1 (en) Physician decision support system with improved diagnostic code capture
JP2007011971A (ja) ルート情報提供システム
US7957982B2 (en) Data management system
JP2005110944A (ja) 診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラム
JP2003196388A (ja) 検査案内システム
JP7112943B2 (ja) 医療施設用受付システム
JP2018022257A (ja) 医療業務支援装置、医療業務支援方法、及びプログラム
JP2006301760A (ja) 医療情報提供装置及び医療情報提供方法
JP2001350840A (ja) 医療情報供給方法およびそのシステム
JP2005122380A (ja) 患者紹介処理方法,地域医療連携サーバ,地域医療連携プログラム及び記録媒体
JP2006244458A (ja) 療養費代理システム
JP2000259740A (ja) 診療録電子記録装置、診療録電子記録システム、プログラム記憶媒体
JPH06259454A (ja) 医療総合情報システム
JP2019179349A (ja) 病床マップシミュレーションシステム
JP2008250553A (ja) 診療予約受付装置、診療予約受付プログラム、および、診療予約受付方法
JP6753909B2 (ja) 検査結果管理装置、検査結果管理方法及び検査結果管理システム
JP2008041084A (ja) 診察案内システム、および、その方法
JP2018195226A (ja) 医療情報管理装置及び医療情報表示システム
JP2018106335A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815